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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-03
(45)【発行日】2022-10-12
(54)【発明の名称】作業車
(51)【国際特許分類】
   B60K 26/02 20060101AFI20221004BHJP
   G05G 5/06 20060101ALI20221004BHJP
   A01D 67/00 20060101ALI20221004BHJP
【FI】
B60K26/02
G05G5/06 C
A01D67/00 G
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019209028
(22)【出願日】2019-11-19
(65)【公開番号】P2021079833
(43)【公開日】2021-05-27
【審査請求日】2021-12-29
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100092794
【弁理士】
【氏名又は名称】松田 正道
(74)【代理人】
【識別番号】110000899
【氏名又は名称】特許業務法人新大阪国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】栗田 和幸
【審査官】中川 隆司
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-172562(JP,A)
【文献】特開平10-317999(JP,A)
【文献】特開2001-277891(JP,A)
【文献】特開2013-014150(JP,A)
【文献】実開昭59-049231(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60K 26/02
G05G 5/06
A01D 67/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクセルレバー(100)の増速方向への回動操作でエンジン(11)の回転数を作業に適した回転数に設定して作業を継続する作業車において、
前記アクセルレバー(100)のアクセルレバー軸(100a)を、レバーブラケット(101)に枢支する回動ブラケット(104)の軸スライド部(104a)に挿通して設け、
前記アクセルレバー軸(100a)に突設したガイドピン(100b)を、前記レバーブラケット(101)に設けるガイドプレート(101b)のガイド溝(102)に係合して前記アクセルレバー(100)の動きを規制し、
前記アクセルレバー(100)を増速方向へ回動するとき、前記ガイド溝(102)の第一回動停止位置(S1)で回動が一旦規制され、前記エンジン(11)の出力を作業に適した作業出力回転とし、前記第一回動停止位置(S1)から、軸スライド部(104a)に沿って前記アクセルレバー(100)をスライドさせることにより、規制を解除してさらに増速方向へ回動して最大回転位置(S2)にすることでエンジン出力を最大に設定可能にしたことを特徴とする作業車。
【請求項2】
記軸スライド部(104a)に前記アクセルレバー軸(100a)を圧縮バネ(106)で引き込み付勢して軸支し、該アクセルレバー軸(100a)を前記圧縮バネ(106)に抗して引き抜いて前記回動ブラケット(104)をさらに増速方向へ回動することでエンジン回転を最大出力に変速することを特徴とする請求項に記載の作業車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、農作業や土木作業に使用する作業車におけるエンジンの回転数を設定するアクセルレバーに関する。
【背景技術】
【0002】
作業車は、特許文献1に記載の如く、アクセルペダルやアクセルレバー等の回転設定具でエンジンの回転数を昇降制御できるように構成され、作業を継続する場合には、アクセルレバーでエンジンの回転数を所定の回転数に設定した状態で作業を行うようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2015-101301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業車で作業機を駆動しながら作業を開始する場合は、アクセルレバー等の回転設定具でエンジンの回転を高出力回転数に設定して作業機を駆動しながら走行するようにしているが、常時高出力回転数を維持する必要性は少なく、低出力回転数でも作業が行える場合がある。
【0005】
本発明は、エンジンの回転速度をアクセルレバーで設定して作業を行う作業車において、簡単な操作でエンジンの回転数を最適回転数に設定し、高出力回転が必要になった場合には、誤操作なく出力を上昇できるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0007】
第1の本発明は、アクセルレバー(100)の増速方向への回動操作でエンジン(11)の回転数を作業に適した回転数に設定して作業を継続する作業車において、
前記アクセルレバー(100)のアクセルレバー軸(100a)を、レバーブラケット(101)に枢支する回動ブラケット(104)の軸スライド部(104a)に挿通して設け、
前記アクセルレバー軸(100a)に突設したガイドピン(100b)を、前記レバーブラケット(101)に設けるガイドプレート(101b)のガイド溝(102)に係合して前記アクセルレバー(100)の動きを規制し、
前記アクセルレバー(100)を増速方向へ回動するとき、前記ガイド溝(102)の第一回動停止位置(S1)で回動が一旦規制され、前記エンジン(11)の出力を作業に適した作業出力回転とし、前記第一回動停止位置(S1)から、軸スライド部(104a)に沿って前記アクセルレバー(100)をスライドさせることにより、規制を解除してさらに増速方向へ回動して最大回転位置(S2)にすることでエンジン出力を最大に設定可能にしたことを特徴とする作業車である。
第2の本発明は、前記軸スライド部(104a)に前記アクセルレバー軸(100a)を圧縮バネ(106)で引き込み付勢して軸支し、該アクセルレバー軸(100a)を前記圧縮バネ(106)に抗して引き抜いて前記回動ブラケット(104)をさらに増速方向へ回動することでエンジン回転を最大出力に変速することを特徴とする第1の本発明の作業車である。
本発明に関連する第1の発明は、アクセルレバー100の増速方向への回動操作でエンジン11の回転数を作業に適した回転数に設定して作業を継続する作業車において、アクセルレバー100の第一回動停止位置S1でエンジン11の出力を作業に適した作業出力回転とし、第一回動停止位置S1でアクセルレバー100のロックを解除してさらに増速方向へ回動して最大回転位置S2にすることでエンジン出力を最大に設定可能にしたことを特徴とする作業車とする。
【0008】
本発明に関連する第2の発明は、アクセルレバー100の第一回動停止位置S1でアクセルレバー軸100aをスライドしてロックを解除し増速方向へ回動することでエンジン11を最大出力まで変速可能にしたことを特徴とする本発明に関連する第の発明の作業車とする。
【0009】
本発明に関連する第3の発明は、レバーブラケット101に枢支する回動ブラケット104の軸スライド部104aにアクセルレバー軸100aを圧縮バネ106で引き込み付勢して軸支し、アクセルレバー軸100aを圧縮バネ106に抗して引き抜いて回動ブラケット104をさらに増速方向へ回動することでエンジン回転を最大出力に変速することを特徴とする本発明に関連する第の発明の作業車とする。
【0010】
本発明に関連する第4の発明は、アクセルレバー軸100aに設けるガイドピン100bをレバーブラケット101に設けるガイドプレート101bのガイド溝102に係合してアクセルレバー100の動きを規制する本発明に関連する第の発明の作業車とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明で、アクセルレバー100を第一回動停止位置S1まで回動して作業を開始するとエンジン11が作業に適した回転で通常の作業を支障なく行え、作業負荷が大きくて高出力を必要とする場合にはアクセルレバー100のロックを解除してさらに増速方向へ回動して最大回転位置S2でエンジン回転を最大出力にすることで乗り越えられるので、通常の作業では燃料消費を抑えながら作業負荷の増加に対応して作業を継続出来る。
本発明に関連する第1の発明で、アクセルレバー100を第一回動停止位置S1まで回動して作業を開始するとエンジン11が作業に適した回転で通常の作業を支障なく行え、作業負荷が大きくて高出力を必要とする場合にはアクセルレバー100のロックを解除してさらに増速方向へ回動して最大回転位置S2でエンジン回転を最大出力にすることで乗り越えられるので、通常の作業では燃料消費を抑えながら作業負荷の増加に対応して作業を継続出来る。
【0012】
本発明に関連する第2の発明で、本発明に関連する第の発明の効果に加えて、アクセルレバー100の第一回動停止位置S1でアクセルレバー軸100aを軸方向にスライドさせると増速方向への回動が可能でエンジン11の出力を最大出力に変えるので、無意識の操作でエンジンを最大出力にして無駄に燃料を消費することが無い。
【0013】
本発明に関連する第3の発明で、本発明に関連する第の発明の効果に加えて、アクセルレバー100を第一回動停止位置S1で圧縮バネ106に抗してアクセルレバー軸100aを引き抜く操作でロックが解除されるので、構成が簡略である。
【0014】
本発明に関連する第4の発明で、本発明に関連する第の発明の効果に加えて、アクセルレバー100のエンジン回転変速動作をガイドピン100bとガイドプレート101bのガイド溝102で規制して、簡単な構成で操作を誤ることなく確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明における実施の形態の乗用芝刈機の側面図である。
図2】本発明における実施の形態のコレクタを外した乗用芝刈機の左斜後方斜視図である。
図3図2の乗用芝刈機のバンパーを外した右斜後方斜視図である。
図4】本発明における実施の形態の乗用芝刈機の背面図である。
図5】本発明における実施の形態のアクセルレバーの斜視図である。
図6】本発明における実施の形態のアクセルレバーの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
作業車として、乗用芝刈機の実施例で説明する。
【0018】
車体(走行車体)1の前部と後部の左右にそれぞれ前輪2,2と後輪3,3を備え、車体1の前部の下方であって前輪2,2の前方には刈刃4を有する芝草刈り取り用のモーア5が設けられ、所謂フロントモーアを構成している。前記車体1の前部上方のフロア6部にはステアリングコラム7を立設し、該ステアリングコラム7の上部には操舵用のハンドル8が設けられている。また該ハンドル8の後方には操縦席9を設ける。
【0019】
前記車体1のフレーム構成について詳述すると、前方側より前記フロア6や操縦席9等を支持するフロアフレーム10、エンジン11の動力を受けて走行用変速装置(例えばHST)やモーア5を駆動する伝動系を収容する伝動ケース12、該伝動ケース12の上部に固定された安全ガード用フレーム13、伝動ケース12の下端部に連結され前記エンジン11等を支持する左右一対のサイドフレーム14L,14R等からなる。
【0020】
フロアフレーム10は前側を平面視U状に形成され、前部には前記ステアリングコラム7を支持し、後部には前記操縦席9や各種レバー等の操作ボックスを支持すべく設けられ、左右の後端を前記安全ガード用フレーム13の左右側面13L,13Rに重合状態で連結する構成である。安全ガード用フレーム13の前記左右側面13L,13Rに、安全ガード15の左右支柱部15L、15Rを連結する構成とし、これら左右支柱部15L,15Rの上端を頭部フレーム15Hで連結している。安全ガード用フレーム13の左右各下部側にL型のケース連結部13aL,13aRを設け、それぞれを前記伝動ケース12の上面及び後面に固定連結することによって強固な剛体構造を得るよう構成している。
【0021】
前記伝動ケース12は、前記のように車体1のフレーム構造を構成する一部となっており、この伝動ケース12の左右各端部に前輪2,2への伝動無端帯やギヤ類を内装する走行伝動ケース12aL,12aRを伝動可能に装着する。
【0022】
前記伝動ケース12の下部には、左右のサイドフレーム14L,14Rを連結固定する。該サイドフレーム14L,14Rは後方に延出し、前後途中部にはエンジン搭載用斜板14E,14Eを構成し、前記エンジン11を防振的に支持できる構成である。そしてサイドフレーム14L,14Rの後端側においてその上方に位置して後車軸ケース16を設ける。該後車軸ケース16の内部には後輪デフ機構、左右車軸、減速ギヤ機構等が内装される。前記サイドフレーム14L,14Rの各後端同士は左右連結部材14Sによって連結固定されている。
【0023】
前記エンジン11の高さよりもやや高い位置に、上部フレーム17を構成するが、該上部フレーム17は平面視U型に成形され、湾曲部を後方とし左右の前端部を近傍のフレームに連結する。詳細には、前記安全ガード用フレーム13に下端が固定され垂直に立設せる左右一対の縦フレーム18L,18R同士を連結する横フレーム19に前記前端部は連結固定される。
【0024】
次いで、車体1のフレーム構造のうち後部の構成について説明する。前記左右のサイドフレーム14L,14Rの後端と前記上部フレーム17の間に2本の補強兼用の縦支柱20L,20Rを設ける。この縦支柱20L,20Rの上下間に適宜本数に横桟20H,20Hを固定して設けることによって梯子状を呈した補強を図っている。
【0025】
前記縦支柱20L,20Rの上下中央よりもやや高い位置に配置した横桟20Hに、後部パンバー21を設ける。
【0026】
図1に示すように、前記安全ガード15の後方で、前記上部フレーム17の上方に、昇降機構を介して刈り草を収容するコレクタ32を設けている。昇降機構は、平行リンクの昇降アーム33と、昇降シリンダ機構34とを備え、一端側は前記安全ガード15を支持する安全ガード用フレーム13L,13Rに、他端はコレクタ32を載置できるコレクタフレーム35に連結している。なお、前記モーア5による刈草は、図外ブロアの送風作用を受けて蛇腹ホース36、ダクト37を経由してコレクタ32に収容される構成としている。ダクト37はコレクタ32の受入口と対向し、コレクタ32昇降動作に支障ないよう下降時にダクト37出口とコレクタ32受入口とが合致し、上昇時にコレクタ32受入口からダクト37が容易に離反できるよう構成している。
【0027】
前記車体1の側面において、前記エンジン11の側面を覆うエンジンカバー40を配置し、車体1後部側には後部バンパー21の中央板金材22上方付近を覆うよう後部カバー41を設けている。この後部カバー41の存在によって、コレクタ32から下方に落下した刈草が該後部カバー41表面を滑り落ちて車体1後方に落下させることができる。車体1の左側面にバッテリーを収容するバッテリーケース42、車体1の右側面にラジエータ43を配置している。
【0028】
次いで、前記フロア6への昇降を補助するステップ及び把持構造について説明する。前記モーア5は前記フロア6下方あって、前記モーア5の前記刈刃4を覆うモーアデッキ5aは、平面視において、その中央側はフロア6と重合しかつこのモーアデッキ5aの左右端部側はフロア6の投影面よりも外側にはみ出している。そして前記モーアデッキ5aの上面には、ステップ45を固定して設ける。すなわち、このステップ45は、帯板を側面視でL型に形成し、踏面45aには滑り止め用孔部45b,45b…を形成してあり、モーアデッキ5aの一側端部(図例では左側端部)の上面に、当該踏面45aを上面として取付け部材46によって固定している。この取付け部材46による装着によって、モーア5の左右前ゲージ輪47L,47Rのうち、左前ゲージ輪47Lの支持アーム48Lの基部側ブラケット49Lの外側にステップ45は配置される。なお、平面視において、ステップ45の位置は、前記フロアフレーム10及びフロア6の投影圏外に配置されるものである。フロア6への昇降の際には、このステップ45を左足又は右足で踏んで搭乗することにより2ステップで昇降動作を行うため、昇降高さを低くでき、昇降を容易とさせる。
【0029】
図例では、モーアデッキ5aの左側端部にステップ45を設けたが、右側端部に設けてもよく、両端部にそれぞれ設けてもよい。
【0030】
前記フロア6の上面の構成について、前記操縦席9の左・右側部に各種操作レバー等を支持する左側および右側の操作ボックス50L,50Rを設けている。右側の操作ボックス50Rに、3本の油圧操作レバー51,52、53を配設しており、いずれも前後に揺動させる形態であって、このうちモーア5を昇降するモーア昇降油圧操作レバーとしての油圧操作レバー51を前位置に設け、コレクタ32を昇降するコレクタ昇降油圧操作レバーとしての油圧操作レバー52とコレクタ32を後傾しつつ後部コレクタ蓋32aを開放する刈草排出油圧操作レバーとしての油圧操作レバー53を後位置に併設してなる。これら油圧操作レバー51,52、53はいずれも油圧バルブのスプールを連動すべく構成されている。
【0031】
また、右側の操作ボックス50Rには、エンジン11の回転数を設定するアクセルレバー100を設けている。
【0032】
アクセルレバー100は、図5,6に示す如く、右側の操作ボックス50R内に取り付けたレバーブラケット101のセンサプレート101cにセンサ105を取り付け、レバー支持プレート101aに回動ブラケット104を軸103で枢支し、この回動ブラケット104の軸スライド部104aにアクセルレバー100のアクセルレバー軸100aを挿通して圧縮バネ106とリング107でアクセルレバー100を引き込み付勢している。
【0033】
回動ブラケット104のアーム部104bをセンサ105側に伸ばしてセンサ105のセンサアーム105aと係合し、アクセルレバー100の先端を下方へ回動すると回動ブラケット104がセンサ105のセンサアーム105aを回して、センサ105からエンジン11の回転を上昇させる信号が出力される。
【0034】
また、アクセルレバー100のアクセルレバー軸100aに突設したガイドピン100bがガイドプレート101bのZ字状のガイド溝102に係合しているので、アクセルレバー100を回動すると第一回動停止位置S1でアクセルレバー100の回動が一端止められ、エンジン11の回転数が作業回転数に設定される。さらにエンジン11の回転を上昇させて最高回転数にするにはアクセルレバー100を引き上げて先端を下方に回動してガイドピン100bを最大回転位置S2にすることになる。
【0035】
アクセルレバー100の先端を上方へ回動すると、ガイドピン100bがガイド溝102を通って抵抗なく元に戻りエンジン11の回転をアイドリング回転にする。
【0036】
前記ステアリングコラム7周辺の構成について、フロアフレーム10の前端部から立設された支持部材60に、パイプ材からなる前部バンパー61を設ける。該前部バンパー61は、左右中間部を下方に折り曲げ左右両端部を後方に曲げた形状となし、ステアリングコラム7の上部前方及び側方を囲う形状となっている。前記支持部材60は、左右一対の湾曲起立板60a,60aの上端を連結すべく溶接によって一体化され、湾曲起立板60a,60aの各下端のコ型連結部60b,60bをフロアフレーム10の前端側から嵌合してボルトにより固定している。前記前部バンパー61の左右端部側であって、後方に向いて折り曲げられた箇所は把持部61aとなっている。
【0037】
前記前部バンパー61には前照灯62L,62Rを支持する支持部材として利用できる。
【符号の説明】
【0038】
S1 第一回動停止位置
S2 最大回転位置
11 エンジン
100 アクセルレバー
100a アクセルレバー軸
100b ガイドピン
101 レバーブラケット
101b ガイドプレート
102 ガイド溝
104 回動ブラケット
104a 軸スライド部
106 圧縮バネ
図1
図2
図3
図4
図5
図6