特許7152298IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

保護システムに関し、特に、電気自動車(EV車)、ハイブリット車(HV車)、プラグインハイブリット車(PHV車)等で使用される高電圧用途のバッテリからモータへ流れる電流経路の電流値を計測する際に用いられるシャント抵抗器を、所定条件に基づき、パイロスイッチにて切断した際発生するエネルギーを抑制することができる保護システム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、パイロスイッチ200によって、シャント抵抗器100の母材102を切断し、バッテリBの配線を切断すると、バッテリBの配線や部品の持つインダクタンスに蓄積されたエネルギーによって高電圧が発生し、もって、火花が生じて、バッテリBや周辺デバイスの破壊・焼損に至る場合があるという問題があった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。

請求項1に係る発明によれば、パイロスイッチ(200)にてシャント抵抗器(100)が切断されることによって発生するエネルギーを抑制する抑制部(2)をシャント抵抗器(100)と負荷部(例えば、モータM)との間に接続している。これにより、シャント抵抗器(100)が切断されると、バッテリ(B)の配線や部品の持つインダクタンスに蓄積されたエネルギーによって発生した負荷部(例えば、モータM)側の高電圧を抑制することができる。

しかして、本発明によれば、パイロスイッチを用いて、バッテリの配線を切断した際発生するエネルギーを、抑制することができる。
さらに、本発明によれば、監視部(11)にて、閾値検出部(10)から出力される電流がヒータ点火部(201)に流れるか否かを監視しているから、閾値検出部(10)の出力と、パイロスイッチ(200)のヒータ点火部(201)との配線に断線が生じているか否かを確認することができる。これにより、従来のように、断線が生じていることに気付かず、パイロスイッチ(200)が動作しないという問題を解決することができ、もって、バッテリ(B)の配線をより安全に切断することができる。そしてさらに、監視内容を、CAN通信部(12)に出力しているから、このCAN通信部(12)にて、車両の各部を制御する車両ECUに監視内容を送信するようにすれば、車両ECUにて断線が発生していることを早期に検出することができ、もって、不具合が生じていることを早期に報知することができる。

また、請求項2に係る発明によれば、抑制部(2)をダイオード(20)で構成することにより、ダイオード(20)のカソード側(20a)を、シャント抵抗器(100)と負荷部(例えば、モータM)との間に接続し、アノード側(20b)を、負荷部(例えば、モータM)に接続するだけで良いため、簡易な回路構成で構成できる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の一システムを示す概念ブロック図である。
【図2】 (a)は同システムの一部を示し、特に、パイロスイッチが動作した後の状態を示す概念ブロック図、(b)は、同システムの一部を示し、特に、パイロスイッチが動作した後に発生するエネルギーを抑制する方法を説明する概念ブロック図である。
【図3】 同システムの一使用例を示すフローチャート図である。
【図4】 従来のシステムを示し、(a)はパイロスイッチが動作する前の状態を示し、(b)はパイロスイッチが動作した後の状態を示す概念ブロック図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 電流検出センサ 2 抑制部 10 閾値検出部 11 監視部 12 CAN通信部 20 ダイオード 20a カソード側 20b アノード側 100 シャント抵抗器 200 パイロスイッチ B バッテリ M モータ(負荷部)

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