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特許7152601送信タイミング決定方法およびデバイス、ならびにコンピュータ可読記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-03
(45)【発行日】2022-10-12
(54)【発明の名称】送信タイミング決定方法およびデバイス、ならびにコンピュータ可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 56/00 20090101AFI20221004BHJP
   H04W 16/26 20090101ALI20221004BHJP
   H04W 64/00 20090101ALI20221004BHJP
【FI】
H04W56/00 110
H04W16/26
H04W64/00 120
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2021517383
(86)(22)【出願日】2019-09-17
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-11
(86)【国際出願番号】 CN2019106259
(87)【国際公開番号】W WO2020063405
(87)【国際公開日】2020-04-02
【審査請求日】2021-04-08
(31)【優先権主張番号】201811142586.X
(32)【優先日】2018-09-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】500266829
【氏名又は名称】中興通訊股▲分▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100101454
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 卓二
(74)【代理人】
【識別番号】100132241
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 博史
(74)【代理人】
【識別番号】100135703
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 英隆
(72)【発明者】
【氏名】▲シン▼ 衛民
(72)【発明者】
【氏名】盧 有雄
(72)【発明者】
【氏名】畢 峰
【審査官】石田 信行
(56)【参考文献】
【文献】特表2018-528702(JP,A)
【文献】Qualcomm Incorporated,Network synchronization for multi-hop IAB [online],3GPP TSG RAN WG1 #94 R1-1809445,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_94/Docs/R1-1809445.zip>,2018年08月17日
【文献】Huawei, HiSilicon,On IAB node synchronization and timing alignment [online],3GPP TSG RAN WG1 #94 R1-1808087,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_94/Docs/R1-1808087.zip>,2018年08月10日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00 - 99/00
H04B 7/24 - 7/26
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ノードから、第2ノードの第1送信タイミングを調整するための第1タイミング調整情報を前記第2ノードに配信すること、または、全地球航法衛星システム(GNSS)タイミングを第2ノードの第1送信タイミングとして使用するように前記第2ノードに指示し、前記第1送信タイミングが前記第2ノードの下り送信タイミングであること、を含む、送信タイミング決定方法であって、
前記送信タイミング決定方法は、第1ノードから、全地球航法衛星システムGNSSタイミングと、エアインターフェースOTA/基地局タイミングとの少なくとも1つを含む同期タイプ指示情報であって、第1送信タイミングの調整方式を決定するための同期タイプ指示情報を第2ノードに配信し、前記第1ノードが前記第2ノードの親ノードであり、前記調整方式がGNSSタイミングまたはOTA/基地局タイミングであること、をさらに含み、
前記同期タイプ指示情報は、GNSSイネーブルフラグと、タイミング同期タイプ指示情報と、同期タイプ優先度指示情報とのうちの少なくとも1種を含み、
前記第1ノードから配信された同期タイプ指示情報にOTA/基地局タイミングが含まれている場合、前記送信タイミング決定方法は、前記第1タイミング調整情報または前記同期タイプ指示情報に担持されているOTA/基地局タイミングのモード指示情報を前記第2ノードに配信すること、をさらに含む、
送信タイミング決定方法。
【請求項2】
第2ノードが、第1ノードから送信された第1タイミング調整情報を受信し、前記第1タイミング調整情報に基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整すること、または、
第2ノードが、全地球航法衛星システム(GNSS)タイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとして使用し、前記第1送信タイミングが前記第2ノードの下り送信タイミングであること、を含む、送信タイミング決定方法であって、
前記第1タイミング調整情報は同期調整情報を含み、前記同期調整情報は、前記第1ノードから送信された信号の前記第2ノードにおける下り受信タイミングに対する第1調整量△T と、前記第2ノードの第2送信タイミングに対する第2調整量△T と、前記第2ノードの現在の第1送信タイミングに対する第3調整量△T とのうちの1種を含む、
送信タイミング決定方法。
【請求項3】
前記第2ノードが第1ノードから送信された第1タイミング調整情報を受信するまたは前記第2ノードがGNSSタイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとして使用する前に、
第2ノードが、第1ノードから送信された同期タイプ指示情報を受信し、GNSSタイミングのタイミング同期タイプを使用することに決定し、および/またはエアインターフェース(OTA)/基地局タイミングのタイミング同期タイプを使用することを決定することと、
前記タイミング同期タイプに基づいて対応する前記第1送信タイミングの調整方式を決定し、前記調整方式がGNSSタイミングまたはOTA/基地局タイミングであることと、をさらに含む、
請求項に記載の送信タイミング決定方法。
【請求項4】
前記同期タイプ指示情報は、GNSSイネーブルフラグと、タイミング同期タイプ指示情報と、同期タイプ優先度指示情報とのうちの少なくとも1種を含む、
請求項に記載の送信タイミング決定方法。
【請求項5】
前記タイミング同期タイプに基づいて対応する前記第1送信タイミングの調整方式を決定することは、
前記同期タイプ指示情報がGNSSタイミングのタイミング同期タイプを指示し、且つ前記第2ノード自体がGNSSタイミングをサポートすることを確定した場合、前記GNSSタイミングのタイミング同期タイプを使用することに決定し、前記GNSSタイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとすることと、
そうでなければ、前記OTA/基地局タイミングのタイミング同期タイプを使用することに決定し、第1ノードから送信された第1タイミング調整情報を受信し、前記第1タイミング調整情報に基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することと、を含む、
請求項に記載の送信タイミング決定方法。
【請求項6】
第2ノード自体のGNSS状態情報または能力情報を前記第1ノードに送信することをさらに含む、
請求項に記載の送信タイミング決定方法。
【請求項7】
前記第1ノードから送信されたOTA/基地局タイミングのモード指示情報を取得し、前記モード指示情報により指示されたOTA/基地局タイミングのモードは、
前記第1タイミング調整情報が同期調整情報のモード1と、
前記第1タイミング調整情報が時間調整情報のモード2と、
前記第1タイミング調整情報が時間調整情報のモード3と、
の少なくとも1つを含む、
請求項に記載の送信タイミング決定方法。
【請求項8】
前記モード指示情報がモード1を指示した場合、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、前記モード1に従って前記第1送信タイミングを調整することであり、前記モード1の調整は、
前記同期調整情報が第1調整量△Tである場合、前記第2ノードの下り受信タイミングTを△Tだけ繰り上げて前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Tであることと、
前記同期調整情報が第2調整量△Tである場合、現在の第2送信タイミングTを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Tであり、前記第2送信タイミングが、前記第2ノードが前記第1ノードに送信する送信タイミングであることと、
前記同期調整情報が第3調整量△Tである場合、現在の第1送信タイミングToldを△Tだけ調整して新たな前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがTold-△Tであることと、の1種を含む、
請求項に記載の送信タイミング決定方法。
【請求項9】
前記モード指示情報がモード2を指示した場合、前記時間調整情報は、時間繰り上げ量TAと、変化調整量△TAとのうちの1種を含み、前記変化調整量△TAは、前回の時間繰り上げ量TAに対する変化量であり、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、前記モード2に従って前記第1送信タイミングを調整することであり、前記モード2の調整は、
前記時間調整情報が時間繰り上げ量TAである場合、前記時間繰り上げ量TAに基づいて前記下り受信タイミングTを繰り上げて前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-TA-Ta_offsetであり、Ta_offsetがプリセットされたTAオフセットであることと、
前記時間調整情報が変化調整量△TAである場合、前記変化調整量△TAおよび前回の時間繰り上げ量TAoldに基づいて調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-TAold-△TA-Ta_offsetであり、Ta_offsetがプリセットされたTAオフセットであることと、の1種を含む、
請求項に記載の送信タイミング決定方法。
【請求項10】
前記モード指示情報がモード3を指示した場合、前記時間調整情報は、時間繰り上げ量TAと、変化調整量△TAとのうちの1種を含み、前記変化調整量△TAは、前回の時間繰り上げ量TAに対する変化量であり、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、前記モード3に従って前記第1送信タイミングを調整することであり、前記モード3の調整は、
前記時間調整情報が時間繰り上げ量TAである場合、前記時間繰り上げ量TAに基づいて前記下り受信タイミングTを繰り上げて前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-TA/2であることと、
前記時間調整情報が変化調整量△TAである場合、前記変化調整量△TAおよび前回の時間繰り上げ量TAoldに基づいて調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-(TAold+△TA)/2であることと、の1種を含む、
請求項に記載の送信タイミング決定方法。
【請求項11】
受信した前記同期タイプ指示情報を下位ノードまたは端末に配信し、前記下位ノードが前記第2ノードの子ノードであり、前記端末が前記第2ノードの下位デバイスであることをさらに含む、
請求項3~5のいずれか1項に記載の送信タイミング決定方法。
【請求項12】
プロセッサと、メモリと、通信ユニットと、通信バスとを備え、
前記通信バスは、前記プロセッサと、前記通信ユニットと、前記メモリとの間の無線通信接続を実現するように構成され、
前記プロセッサは、メモリに記憶されている1つまたは複数の第1プログラムを実行して請求項に記載の送信タイミング決定方法のステップを実現するように構成され、
前記プロセッサは、メモリに記憶されている1つまたは複数の第2プログラムを実現して請求項2~11のいずれか1項に記載の送信タイミング決定方法のステップを実現するように構成される、
通信デバイス。
【請求項13】
1つまたは複数の第1コンピュータプログラムおよび1つまたは複数の第2コンピュータプログラムが記憶され、
前記1つまたは複数の第1コンピュータプログラムは、1つまたは複数のプロセッサにより実行されて請求項に記載の送信タイミング決定方法のステップを実現することができ、
前記1つまたは複数の第2コンピュータプログラムは、1つまたは複数のプロセッサにより実行されて請求項2~11のいずれか1項に記載の送信タイミング決定方法のステップを実現することができる、
コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施例は、5G NR(New Radio)無線通信の技術分野に関するが、これに限定されない。
【背景技術】
【0002】
無線通信のニーズの1つの目標は、どこでもいつでも誰にも通信できることを追求することであり、無線ネットワークの良好な有効範囲を必要とする。従って、無線技術の1つの重要な課題は、有効範囲を確保するとともに、セル配置の柔軟性およびシステム容量を向上させることであるが、このような柔軟性は、一般的により多くのインフラの投資を必要とするため、コストを考慮した場合、無線中継(relay)は、有効範囲を拡張してシステム容量を向上させる1つの態様と考えられる。ここで、3GPP release10段階の中継(Relay)技術において、中継ノード(RN、Relay Node)は、無線を介して基地局と接続されてバックホール(backhaul)を実現し、且つ、「基地局」の身分で配下の端末にサービスを提供する。この2ホップのネットワークにおいて、RN自己干渉、複信方式等の要因の制限により、「RNから基地局までのバックホールリンク(backhaul link)」と「RNから端末までのアクセスリンク(Access link)」との間は時分割の方式により多重(TDM)され、空間分割多重(SDM)および周波数分割多重(FDM)がサポートされない。現在の第5世代(5G)無線通信システムの標準化議論では、アクセスとバックホールとを統合した(IAB、Integrated access and backhaul)技術が提出され、IABをサポートするノードはIAB nodeと呼ばれてもよく、IAB nodeはRelease 10 RNと異なり、IABは、マルチホップネットワークおよびより柔軟な多重方式(TDM/FDM/SDM)をサポートすることができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
一態様において、本発明は、第1ノードから、第2ノードの第1送信タイミングを調整するための第1タイミング調整情報を前記第2ノードに配信すること、または、全地球航法衛星システムGNSSタイミングを第2ノードの第1送信タイミングとして使用するように前記第2ノードに指示し、前記第1送信タイミングが前記第2ノードの下り送信タイミングであることを含む、送信タイミング決定方法を提供する。
【0004】
別の態様において、本発明は、第2ノードが、第1ノードから送信された第1タイミング調整情報を受信し、前記第1タイミング調整情報に基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整すること、または、第2ノードが、全地球航法衛星システムGNSSタイミングを第1送信タイミングとして使用し、前記第1送信タイミングが前記第2ノードの下り送信タイミングであることを含んでもよい、送信タイミング決定方法を提供する。
【0005】
別の態様において、本発明は、第1ノードを介して、第2ノードの第1送信タイミングを調整するための第1タイミング調整情報を前記第2ノードに配信するように構成され、および/または、第1ノードを介して、全地球航法衛星システムGNSSタイミングと、エアインターフェースOTA/基地局タイミングとの少なくとも1つを含む同期タイプ指示情報であって、第1送信タイミングの調整方式を決定するための同期タイプ指示情報を第2ノードに配信するように構成され、前記第1ノードが前記第2ノードの親ノードであり、前記第1送信タイミングが前記第2ノードの下り送信タイミングである送信モジュールを備えてもよい、送信タイミング決定デバイスをさらに提供する。
【0006】
別の態様において、本発明は、第1ノードから送信された第1タイミング調整情報を受信し、前記第1タイミング調整情報に基づいて第2ノードの第1送信タイミングを調整するように構成され、または、GNSSタイミングを第1送信タイミングとして使用するように構成され、前記第1送信タイミングが前記第2ノードの下り送信タイミングである受信モジュールを備えてもよい、送信タイミング決定デバイスをさらに提供する。
【0007】
別の態様において、本発明は、プロセッサと、メモリと、通信ユニットと、通信バスとを備えてもよく、前記通信バスが、前記プロセッサ、前記通信ユニット、および前記メモリの間の通信接続を実現するように構成され、前記プロセッサが、メモリに記憶されている1つまたは複数の第1プログラムを実行して本発明に記載の方法のステップを実現するように構成され、前記プロセッサが、さらに、メモリに記憶されている1つまたは複数の第2プログラムを実行して本発明に記載の方法のステップを実現するように構成される、通信デバイスをさらに提供する。
【0008】
別の態様において、本発明の実施例は、1つまたは複数の第1コンピュータプログラムおよび1つまたは複数の第2コンピュータプログラムが記憶され、前記1つまたは複数の第1コンピュータプログラムが、1つまたは複数のプロセッサにより実行されて本発明に記載の方法のステップを実現することができ、前記1つまたは複数の第2コンピュータプログラムが、1つまたは複数のプロセッサにより実行されて本発明に記載の方法のステップを実現することができる、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】IAB技術における典型的なマルチホップネットワークの構造模式図である。
図2】本発明の実施例の親ノード側に基づく送信タイミング決定方法のフローチャートである。
図3】本発明の実施例の子ノード側に基づく送信タイミング決定方法のフローチャートである。
図4】本発明の実施例の端末側に基づく送信タイミング決定方法のフローチャートである。
図5】本発明の実施例の送信タイミング決定デバイスの構造模式図である。
図6】本発明の実施例の送信タイミング決定デバイスの別の構造模式図である。
図7】本発明の実施例の端末の構造模式図である。
図8】本発明の実施例の通信デバイスの構造模式図である。
図9】本発明の実施例の送信タイミング決定方法の別のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の目的、技術案および利点をより明確にするために、以下、具体的な実施形態および図面を参照しながら本発明の実施例についてさらに詳細に説明する。ここで説明する具体的な実施例は、本発明を解釈するためのものに過ぎず、本発明を限定するものではないことが理解されるべきである。
【0011】
IAB技術におけるマルチホップネットワークは、典型的な構造が図1に示すとおりである。ここで、コアネットワークと直接接続(例えば、有線接続がある)されているノードはIAB donorまたはdonor node(ドナーノード)と呼ばれ、下りデータを取得するまたは上りデータをコアネットワークに送信することができる。IABノード(IAB node)は無線を介して関連するparent IAB node(親IABノード)に接続され、例えば、図において、IABノード2のparent IAB nodeはIABノード1であり、IABノード1のparent IAB nodeはドナーノードである。IAB nodeは、UEに類似する方式でparent IAB nodeにアクセスされる。
【0012】
IAB donorでもIAB nodeでも端末(UE)のアクセスをサポートし、異なるホップ数(hop)のIAB nodeがUEをサービスする時に互いに干渉することを回避するために、全てのIAB node(donor nodeを含む)間の相互同期を保持することは非常に重要であり、同期を保持する1つの簡単な方式は、OTA(over the air)の方式を用いて同期し、例えば、従来のTA(time advance)メカニズムで、基地局は、UEの上り送信タイミングを調整し、TA値は伝播遅延の2倍である。IAB nodeは、parentと同期する、即ち、下りタイミングが一致するようにしたい場合、自分の下り送信タイミングを繰り上げる必要があり、繰り上げる量はparent nodeが指示したTA値の半分であり、このように、従来のTAメカニズムにより、IAB nodeがchild nodeまたはUEとしてparent nodeと通信する時の送信タイミングを決定するとともに、IAB nodeが基地局としてその配下のchild nodeまたはUEをサービスする送信タイミングも決定する。しかし、FDMまたはSDMをサポートするシーンで、IAB nodeがparent nodeの下りデータおよびchild node(子ノード)またはUEの上りデータを同時に受信する必要があり、および/またはデータを同時にparent nodeおよびchild nodeまたはUEに送信する必要がある。FDMまたはSDMをサポートするために、従来のTAメカニズムに影響を及ぼし、例えば、TA値は伝播遅延の2倍でない可能性があり、この場合、従来のTA過程は、OTA同期とFDMまたはSDMのニーズとを同時に満たすことができない可能性があり、また、同期過程はIAB nodeがGNSS(Global Navigation Satellite System)タイミング能力を有するシーンを考慮する必要もある。
【0013】
従って、本発明は、送信タイミング決定方法およびデバイス、ならびにコンピュータ可読記憶媒体を特に提供し、関連技術の欠点および制限による問題のうちの1つまたは複数を基本的に回避する。
【0014】
図2は、本発明の実施例に係る親ノード側に基づく送信タイミング決定方法である。本実施例において、親ノードは第1ノードと呼ばれ、親ノードの下の子ノードは第2ノードと呼ばれ、親ノードまたは子ノードの下にそれぞれ設けられた端末UEは下位デバイスと呼ばれる。本実施例において、前記第2ノードは複数含んでもよい。該複数の第2ノードは全て親ノードに接続されてもよく、チェーン式の順次接続であってもよい。
【0015】
本実施例において、親ノードの一側の送信タイミング決定方法は、主に、双方向の送信タイミングを実現するための同期調整タイミングをその下位ノードまたは端末に送信する過程である。前記方法は、ステップS201およびステップS202を含んでもよい。
【0016】
ステップS201において、第1ノードは、自分の決定またはネットワーク構成に基づいて配信するタイミング同期タイプを決定する。
【0017】
例えば、前記タイミング同期タイプは、全地球航法衛星システムGNSSタイミングおよび/またはエアインターフェースOTA/基地局タイミングを含んでもよい。
【0018】
実際の適用において、全てのノードまたは端末がGNSSのタイミングタイプをサポートするわけではないが、全てのノードまたは端末はOTA/基地局のタイミングタイプをサポートし、2種のタイミングタイプのうち、GNSSタイミングのタイプは好ましいものであってもよい。この場合、第1ノードから配信された同期タイプ指示情報は、GNSSの最も高い優先度で送信されるか、または同期タイプがGNSSタイミングであることを指示し、第1ノードがGNSSをサポートしないか、または自分がGNSSを使用したくないか、またはネットワーク構成もしくは第1ノードの親ノードがGNSSを使用しないように構成されている場合、同期タイプ指示情報を送信する時にGNSSの最も高い優先度で送信せず、例えば、OTA/基地局タイミングタイプを最も高い優先度とするか、または同期タイプがOTA/基地局タイミングであることを指示するとともに、さらに同期タイプ指示情報を第2ノードまたは端末に知らせることにより、両者間のタイミングが正常であることを確保する。
【0019】
ステップS202において、第1ノードから第1タイミング調整情報を第2ノードに配信し、またはGNSSタイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとして使用するように第2ノードに指示する。
【0020】
本実施例において、前記第1タイミング調整情報は、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整するために用いられ、前記同期タイプ指示情報は、全地球航法衛星システムGNSSタイミングと、エアインターフェースOTA/基地局タイミングとの少なくとも1つを含み、前記同期タイプ指示情報は、第1送信タイミングの調整方式を決定するために用いられ、ここで、前記第1ノードは前記第2ノードの親ノードであり、前記第1送信タイミングは前記第2ノードの下り送信タイミングである。
【0021】
本実施例において、第1タイミング調整情報は、主に、第1ノードがOTA/基地局タイミングの方式を用いて調整する場合、第1タイミング調整情報が直接配信され、一方、GNSSタイミングの方式の場合、GNSSタイミングタイプが配信され、GNSSタイミングを第1送信タイミングとして使用するように第2ノードに直接指示する。
【0022】
さらに、同期タイプ指示情報を配信する方式で実現されてもよく、第1ノードが2種のタイミング方式(即ち、GNSSタイミングおよびOTA/基地局タイミング)をサポートする場合、第1ノードは同期タイプ指示情報を配信し、同期タイプ指示情報によりタイミングの方式を決定し、OTA/基地局タイミングの方式を使用して調整することに決定した場合、第1タイミング調整情報を直接配信し、GNSSタイミングタイプを使用したことに決定した場合、GNSSタイミングを第1送信タイミングとして使用するように第2ノードに直接指示する。
【0023】
実際の適用において、前記同期タイプ指示情報は、第1ノードで現在使用されているタイミング同期タイプを指示ためにも使用でき、第2ノードは、同期タイプ指示情報に基づいて第2ノードのタイミング同期タイプまたはモードを決定する。
【0024】
決定されたタイミング同期タイプまたはモードに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミング決定方法を決定し、ここで、前記第1ノードは前記第2ノードの親ノードであり、すなわち、第2ノードの上り送信タイミングまたは下り送信タイミングを制御するためのタイミング調整に使用される方法である。
【0025】
本実施例において、前記第1送信タイミングは前記第2ノードの下り送信タイミングであり、前記第2送信タイミングは前記第2ノードの上り送信タイミングである。
【0026】
前記タイミング同期タイプは、GNSSイネーブルフラグと、タイミング同期タイプ指示情報と、同期タイプ優先度指示情報という方式のうちの1種で前記同期タイプ指示情報に存在する。
【0027】
つまり、第1ノードは、タイミング同期タイプを配信する時、以下の3種の場合を選択して送信する。1)GNSSイネーブルフラグの方式でプッシュし、このような方式は、一般的にGNSSを使用するかGNSSを使用しないかを指示し、1つの例示的な実施例において、GNSSを使用することを指示し、且つ第2ノードがGNSSをサポートすると、第2ノードはGNSSタイミングタイプを使用すべきであり、そうでなければ、第2ノードはOTA/基地局のタイプを選択して使用すべきである。または、2)対応するサポートのタイプを直接プッシュし、タイプに係る指示に応じて対応するものを選択すればよく、または、使用に対応するタイプを直接プッシュし、1つの例示的な実施例において、GNSSタイミングタイプを指示し、且つ第2ノードがGNSSをサポートすると、第2ノードはGNSSタイミングタイプを使用すべきであり、そうでなければ、第2ノードはOTA/基地局のタイプを選択して使用すべきである。または、3)優先度の方式でプッシュし、該優先度は、複数種のタイミング同期タイプの優先順位を指示し、その後、第2ノードは優先度の前後順序に従って自分もサポートする方式を選択し、第1ノードと送信タイミングを同期調整する。1つの例示的な実施例において、第2ノードは、タイミング同期タイプをその子ノードまたは端末に配信してもよく、該同期タイプ指示は、第1ノードから配信されたタイミング同期タイプ指示と同じであってもよい。
【0028】
本実施例において、第2ノードは、ある同期タイプをサポートするか否かの指示情報、例えば、GNSSタイミングをサポートするか否かの能力情報を第1ノードに送信することができ、または端末自体がそれを送信することができる。
【0029】
本実施例において、第1ノードから同期タイプ指示情報を配信した場合、第2ノードで同期タイプ指示情報を受信した後、第2ノードまたは端末自体が第1ノードを介して指示されたタイプをサポートしないこと、または指示されたタイプが使用不能であることを見出すと、第1ノードは、第2ノードまたは端末からのタイミング同期タイプを変更する要求メッセージを受信するこ とをさらに含み、該要求メッセージは、GNSS状態情報または能力情報の方式でプッシュされてもよい。あるいは、本実施例において、第2ノードで受信した同期タイプ指示情報がGNSSであり、開始時に第2ノードのGNSSタイミングが使用不能で、第2ノードがOTA同期タイミング方式を選択したが、第2ノードはその後、GNSSが信頼できるようになる、即ち、使用可能となることを見出した場合、第1ノードは、第2ノードまたは端末からのタイミング同期タイプを変更する要求メッセージを受信することをさらに含み、該要求メッセージは、GNSS状態情報または能力情報の方式でプッシュされてもよい。しかし、本実施例において、上記2種類の方式でプッシュすることに限定されなく、タイミング同期タイプを変更する必要があることを表すことができる方式であればよい。
【0030】
1つの例示的な実施例において、第1ノードは、要求メッセージに基づいて上記第2ノードのタイミング同期タイプを調整し、第2ノードまたは端末に応答メッセージをフィードバックし、第2ノードまたは端末はそれを知って調整し、最後に、両者は調整後のタイプで送信タイミングの同期調整を行い、送信タイミングを最終的に決定する。
【0031】
本実施例において、前記第1タイミング調整情報は同期調整情報を含んでもよく、前記同期調整情報は、前記第1ノードから送信された信号の前記第2ノードにおける下り受信タイミングに対する第1調整量△Tと、前記第2ノードの第2送信タイミングに対する第2調整量△Tと、前記第2ノードの現在の第1送信タイミングに対する第3調整量△Tとのうちの1種を含む。それに対応し、タイミング同期タイプによる第2ノードの前記第1送信タイミングに対する調整を配信する際、以下の3種の方式で調整することができる。
【0032】
方式1、前記同期調整情報が第1調整量△Tである場合、前記第1調整量に指示された数値に基づいて前記下り受信タイミングTを繰り上げて前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングはT-△Tである。
【0033】
方式2、前記同期調整情報が第2調整量△Tである場合、現在の第2送信タイミングTを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングはT-△Tである。
【0034】
方式3、前記同期調整情報が第3調整量△Tである場合、現在の第1送信タイミングToldを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングはT-△Tであり、または現在の第1送信タイミングの調整量△Ta,oldを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングの新たな調整量△Ta,new=△Ta,old+△Tを取得し、前記第1送信タイミングはT-△Ta,newである。
【0035】
本実施例に係る送信タイミング決定方法は、第2ノードまたは端末に配信された同期タイプ指示情報により、同期タイプ指示情報で第2ノードを制御して第2ノード自体の第1送信タイミングを調整する方式で、多端間の送信タイミングの同期タイミング調整を実現し、5G NRで、ノードが同時受信または同時送信を実現する時、ノード間の送信タイミングの調整メカニズムが互に影響しないことを確保でき、それと同時に、IABネットワークのデータ伝送効率および割り当てリソースの利用率も向上させ、さらにノードまたはUEのニーズをより良好に満たし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。本態様は実現しやすく、様々な異なるシーンに適用する。
【0036】
図3は、本発明の実施例に係る子ノード側に基づく送信タイミング決定方法である。本実施例において、親ノードは第1ノードと呼ばれ、親ノードの下の子ノードは第2ノードと呼ばれ、親ノードまたは子ノードの下にそれぞれ設けられた端末UEは下位デバイスと呼ばれる。本実施例において、前記第2ノードは複数含まれる。該複数の第2ノードはいずれも親ノードに接続されてもよいし、チェーン式の順次接続であってもよい。
【0037】
本実施例において、子ノードの一側の送信タイミング決定方法は、主に、第1ノード(親ノード)から配信された同期タイプ指示情報に基づいて自分の第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整し、およびその下位ノードまたは双方向の送信タイミングを実現するための同期調整タイミングを端末に送信する過程である。前記方法はステップS301およびステップS302を含んでもよい。
【0038】
ステップS301において、第2ノードは、第1ノードから配信された第1タイミング調整情報を受信するか、またはNSSタイミングを使用する。
【0039】
該ステップにおいて、同期タイプ指示情報を配信する方式によりタイミング同期タイプに係る指示を実現してもよく、1つの例示的な実施例において、第1ノードが前記GNSSタイミングおよびOTA/基地局タイミングという2種のタイプを同時にサポートする状況に基づいて送信され、前記同期タイプ指示情報は、前記第1ノードの現在の使用するタイミング同期タイプを決定するために用いられ、前記タイミング同期タイプは全地球航法衛星システムGNSSタイミングおよび/またはエアインターフェースOTA/基地局タイミングを含む。
【0040】
本実施例において、第1タイミング調整情報は、主に、第1ノードがOTA/基地局タイミングの方式で調整する場合、第1タイミング調整情報が直接配信され、GNSSタイミングの方式の場合、GNSSタイミングタイプが配信され、GNSSタイミングを第1送信タイミングとして使用するように第2ノードに直接指示する。
【0041】
さらに、同期タイプ指示情報を配信する方式で実現されてもよく、第1ノードが2種のタイミング方式(即ち、GNSSタイミングおよびOTA/基地局タイミング)をサポートする場合、第1ノードは同期タイプ指示情報を配信し、同期タイプ指示情報によりタイミングの方式を決定し、OTA/基地局タイミングの方式を使用して調整することに決定した場合、第1タイミング調整情報を直接配信し、GNSSタイミングタイプを使用したことに決定した場合、GNSSタイミングを第1送信タイミングとして使用するように第2ノードに直接指示する。
【0042】
さらに、第2ノードは、同期タイプ指示情報がGNSSタイミングを指示することを受信し、第2ノードがGNSSをサポートしないまたはGNSSが信頼できないと考えられる場合、第1ノードとインタラクティブネゴシエーションを行ってタイミング調整方式を再決定するようにする。
【0043】
実際の適用において、全てのノードまたは端末がGNSSのタイミングタイプをサポートするわけではないが、全てのノードまたは端末はOTA/基地局のタイミングタイプをサポートし、2種のタイプのうち、GNSSタイミングのタイプは好ましいものであってもよい。この場合、第1ノードから配信された同期タイプ指示情報は、基本的にGNSSの最も高い優先度で送信するか、または同期タイプがGNSSタイミングであることを指示し、第1ノードがGNSSをサポートしないか、または自分がGNSSを使用したくないか、またはネットワーク構成もしくは第1ノードの親ノードがGNSSを使用しないように構成されている場合、同期タイプ指示情報を送信する時にGNSSの最も高い優先度で送信せず、例えば、OTA/基地局タイミングタイプを最も高い優先度とするか、または同期タイプがOTA/基地局タイミングであることを指示するとともに、さらに同期タイプ指示情報を第2ノードまたは端末に知らせることにより、両者間のタイミングが正常であることを確保する。
【0044】
ステップS302において、前記第1タイミング調整情報に基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整するか、または、GNSSタイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとして使用することを決定する。
【0045】
前記第1送信タイミングは、前記第2ノードの下り送信タイミングである、前記第2送信タイミングは前記第2ノードの上り送信タイミングである。
【0046】
本実施例において、前記第2ノードが前記第1送信タイミングを調整する場合、さらにGNSSタイミングの方式により調整することができ、即ち、GNSSタイミングを第1送信タイミングとして直接使用する。第2ノードは、自分の決定またはネットワーク構成に基づいてGNSSタイミングを使用することを決定できる。
【0047】
本実施例において、前記第1タイミング調整情報の取得は以下のとおりであってもよい。第2ノードがまず第1ノードから配信された同期タイプ指示情報を受信した後、同期タイプ指示情報に基づいて対応する調整方式を決定し、調整方式がGNSSタイミングである場合、GNSSタイミングを第1送信タイミングとして直接使用し、調整方式がOTA/基地局タイミングである場合、第2ノードは第1ノードから配信された第1タイミング調整情報を受信し、第1タイミング調整情報に基づいて前記第1送信タイミングを調整する。
【0048】
本実施例において、前記第2ノードが第1ノードから送信された第1タイミング調整情報を受信するまたは前記第2ノードがGNSSタイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとして使用する前に、前記方法は、第2ノードが第1ノードから送信された同期タイプ指示情報を受信し、GNSSタイミングのタイミング同期タイプを使用することを決定するおよび/またはOTA/基地局タイミングのタイミング同期タイプを使用することを決定することと、前記タイミング同期タイプに基づいて対応する前記第1送信タイミングの調整方式を決定することと、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、前記調整方式で受信した前記第1タイミング調整情報に基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整するか、または使用するGNSSタイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとすることを含むこととをさらに含んでもよい。
【0049】
本実施例において、第1ノードから同期タイプ指示情報を配信した場合、前記タイミング同期タイプは、GNSSイネーブルフラグと、タイミング同期タイプ指示情報と、同期タイプ優先度指示情報という方式ののうちの1種として前記同期タイプ指示情報に存在する。
【0050】
つまり、第1ノードは、タイミング同期タイプを配信する時、以下の3種の場合を選択して送信する。1)GNSSイネーブルフラグの方式でプッシュするが、このような方式は、一般的にGNSSをサポートするかGNSSをサポートしないかだけを指示でき、サポートしない場合、第2ノードは、OTA/基地局のタイプを自動的に選択して使用する。または、2)対応するサポートのタイプを直接プッシュし、タイプに係る指示に応じて対応するものを選択すればよい。または、3)優先度の方式でプッシュし、該優先度は第1ノードのサポート方式を最も高い優先度とすることが好ましく、その後、第2ノードは優先度の前後順序に従って自分もサポートする方式を選択し、第1ノードと送信タイミングを同期調整する。
【0051】
本実施例において、前記第2ノードが第1ノードから送信された同期タイプ指示情報を受信し、全地球航法衛星システムGNSSタイミングのタイミング同期タイプを使用することに決定したおよび/またはエアインターフェースOTA/基地局タイミングのタイミング同期タイプを使用することに決定した後、前記タイミング同期タイプに基づいて対応する前記第1送信タイミングの調整方式を決定することと、前記調整方式に基づいて前記第1送信タイミングを調整することとをさらに含む。
【0052】
本実施例において、前記同期タイプ指示情報がGNSSタイミングを指示した場合、ステップS302の前に、前記方法は、前記第2ノード自体がGNSSタイミングをサポートするか否かを確定することと、サポートする場合、前記GNSSタイミングを前記第2ノードのその下り送信タイミングに対するタイミング同期タイプとすることと、サポートしない場合、前記タイミング同期タイプをOTA/基地局タイミングに調整するという要求を前記第1ノードに送信し、前記要求が自分のGNSS状態情報または能力情報を含むこととを含んでもよい。
【0053】
つまり、前記同期タイプ指示情報がGNSSタイミングのタイミング同期タイプを指示し、前記第2ノード自体がGNSSタイミングをサポートすることを確定した場合、前記GNSSタイミングのタイミング同期タイプを使用することに決定し、前記GNSSタイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとし、そうでなければ、前記OTA/基地局タイミングのタイミング同期タイプを使用することを決定する。第1ノードから送信された第1タイミング調整情報を受信し、前記第1タイミング調整情報に基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整する。
【0054】
サポートしない場合、第1ノードは、タイミング同期タイプを配信する時、以下の3種の場合を選択して送信する。1)GNSSイネーブルフラグの方式でプッシュし、このような方式は、一般的にGNSSを使用するかまたはGNSSを使用しないかを指示し、1つの例示的な実施例において、GNSSを使用することを指示し、且つ第2ノードがGNSSをサポートすると、第2ノードはGNSSタイミングタイプを使用すべきであり、そうでなければ、第2ノードはOTA/基地局のタイプを選択して使用すべきである。または、2)対応するサポートのタイプを直接プッシュし、タイプに係る指示に応じて対応するものを選択すればよく、または、使用に対応するタイプを直接プッシュし、1つの例示的な実施例において、GNSSタイミングタイプを指示し、且つ第2ノードがGNSSをサポートすると、第2ノードはGNSSタイミングタイプを使用すべきであり、そうでなければ、第2ノードはOTA/基地局のタイプを選択して使用すべきである。または、3)優先度の方式でプッシュし、該優先度は、複数種のタイミング同期タイプの優先順位を指示し、その後、第2ノードは優先度の前後順序に従って自分もサポートする方式を選択し、第1ノードと送信タイミングを同期調整する。1つの例示的な実施例において、第2ノードは、タイミング同期タイプをその子ノードまたは端末に配信してもよく、該同期タイプ指示は、第1ノードから配信されたタイミング同期タイプ指示と同じであってもよい。
【0055】
本実施例において、第2ノードは、ある同期タイプをサポートするか否かの指示情報、例えば、GNSSタイミングをサポートするか否かの能力情報を第1ノードに送信することができ、または端末自体がそれを送信することができる。
【0056】
第2ノード自体がGNSSタイミングをサポートする場合、第2ノードの第1送信タイミングおよび第2送信タイミングに対する調整は、GNSSタイミングを直接第1送信タイミングまたは第2送信タイミングとする。または、前記GNSSタイミングのうちのタイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとする。
【0057】
本実施例において、前記タイミング同期タイプがOTA/基地局タイミングである場合、前記同期タイプ指示情報にはOTA/基地局タイミングのモード/タイプ/方式の情報がさらに含まれ、即ち、OTA/基地局タイミングは複数種のタイプを含んでもよい。
【0058】
本実施例において、システムまたは規格がOTA/基地局タイミングのみをサポートする場合、第1ノードは同期タイプ指示情報を送信せず、第2ノードは、OTA/基地局タイミングの方式をデフォルトで採用する。あるいは、システムまたは規格においてデフォルトのタイミング同期タイプを設け、同期タイプ指示情報が送信されていない場合、タイミング同期タイプがデフォルトのタイミング同期タイプであることを指示することに相当し、デフォルトのタイミング同期タイプはOTA/基地局タイミングまたはGNSSタイミングであってもよいし、あるOTA/基地局タイミングのモードであってもよい。
【0059】
決定された前記タイミング同期タイプがOTA/基地局タイミングであるか、またはOTA/基地局タイミングをデフォルトで使用する場合、前記同期タイプ指示情報に指示されたタイミング同期タイプにより決定された方式またはOTA/基地局タイミング方式で第1送信タイミングを調整することは、第1ノード(親ノード)から送信された時間調整情報を受信し、前記調整情報に基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整する。
【0060】
実際の適用において、ノードまたは端末は、GNSSタイミングおよびOTA/基地局タイミングという2種の方式において、送信タイミングを調整して決定する方式が異なるため、OTA/基地局タイミングの方式において、さらに上位ノード(親ノード)から送信タイミングを調整するための時間調整情報を受信し、前記調整情報に基づいて前記第2ノードまたは端末の第1送信タイミングを調整する必要がある。
【0061】
本実施例において、前記調整情報は、前記第1ノードから配信された前記第2ノードの下り送信タイミング調整を指示するための第1送信タイミング調整メッセージ(例えば、第1タイミング調整情報)を受信することにより取得される。
【0062】
本実施例において、複数種のOTA/基地局タイミングのモード/タイプ/方式を使用して第1送信タイミングを決定することができ、具体的にどちらを使用するかは、第1ノードから送信された同期タイプ指示情報から取得されてもよいし、調整メッセージから取得されてもよい。1つの例示的な実施例において、OTA/基地局タイミングのモード/タイプ/方式は以下を含んでもよい。
【0063】
1つのOTA/基地局タイミングのモード/タイプ/方式は以下のとおりである。前記第1送信タイミング調整メッセージは同期調整情報であり、前記同期調整情報は、前記第1ノードから送信された信号の前記第2ノードにおける下り受信タイミングに対する第1調整量△Tと、前記第2ノードの第2送信タイミング(例えば、第2ノードの上り送信タイミング)に対する第2調整量△Tと、前記第2ノードの現在の第1送信タイミングに対する第3調整量△Tとのうちの少なくとも1種を含み、または、第3調整量△Tは、前記第2ノードに対する現在の第1調整量△Tの変化量として理解されてもよい。
【0064】
本実施例において、前記方法は、前記第1ノードから送信されたOTA/基地局タイミングのモード指示情報を取得することをさらに含んでもよく、前記モード指示情報により指示されたOTA/基地局タイミングのモードは、
前記第1送信タイミング調整メッセージが同期調整情報のモード1と、
前記第1送信タイミング調整メッセージが時間調整情報のモード2と、
前記第1送信タイミング調整メッセージが時間調整情報のモード3と、
の少なくとも1つを含む。
【0065】
本実施例において、前記モード1、モード2およびモード3とは、以下の調整過程である。
【0066】
本実施例において、前記モード指示情報がモード1を指示し、且つ前記同期調整情報が第1調整量△Tである場合、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、前記第2ノードの下り受信タイミングTを△Tだけ繰り上げて前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Tであることを含む。
【0067】
または、前記調整モード指示情報がモード1を指示し、且つ前記同期調整情報が第2調整量△Tである場合、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、現在の第2送信タイミングTを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Tであり、前記第2送信タイミングが、前記第2ノードが前記第1ノードに送信する送信タイミングであることを含む。
【0068】
または、前記調整モード指示情報がモード1を指示し、且つ前記同期調整情報が第3調整量△Tである場合、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、現在の第1送信タイミングToldを△Tだけ調整して新たな前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがTold-△Tであることを含む。
【0069】
本実施例において、前記調整モード指示情報がモード2を指示した場合、前記時間調整情報は、時間繰り上げ量TAと、変化調整量△TAとのうちの1種を含み、前記変化調整量△TAは前回の時間繰り上げ量TAに対する変化量である。
【0070】
本実施例において、前記第1送信タイミング調整メッセージが同期調整情報である場合、その調整方式は以下の3種の方式をさらに含む。
【0071】
方式1、前記同期調整情報が第1調整量△Tである場合、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、前記第1調整量に指示された数値に基づいて前記下り受信タイミングTを繰り上げて前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Tであることを含む。
【0072】
方式2、前記同期調整情報が第2調整量△Tである場合、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、現在の第2送信タイミングTを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングはT-△Tであることを含む。
【0073】
方式3、前記同期調整情報が第3調整量△Tである場合、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、現在の第1送信タイミングToldを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Tであり、または現在の第1送信タイミングの調整量△Ta,oldを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングの新たな調整量△Ta,new=△Ta,old+△Tを取得し、前記第1送信タイミングはT-△Ta,newであることを含む。
【0074】
該モードで、第2ノードまたは端末は、従来の時間繰り上げ量TA調整情報を使用して自分の第2送信タイミング、即ち、上り送信タイミングを調整する。
【0075】
上記モードのほか、他のモードは、前記第1送信タイミング調整メッセージが時間繰り上げ量TA調整情報である場合、前記時間繰り上げ量TA調整情報が、時間繰り上げ量TAと、変化調整量△TAとのうちの1種を含み、前記変化調整量△TAが前回の(即ち、現在の)時間繰り上げ量TAに対する変化量であることをさらに含む。
【0076】
本実施例において、前記第1送信タイミング調整メッセージが時間繰り上げ量TA調整情報である場合、前記時間繰り上げ量TA調整情報は、時間繰り上げ量TAと、変化調整量△TAとのうちの1種を含み、前記変化調整量△TAは前回の時間繰り上げ量TAに対する変化量である。
【0077】
前記第1送信タイミング調整メッセージが時間繰り上げ量TA調整情報である場合、2種OTA/基地局タイミングのモード/タイプ/方式も含む。
【0078】
1つのOTA/基地局タイミングのモード/タイプ/方式は以下のとおりである。前記時間繰り上げ量TA調整情報が時間繰り上げ量TAである場合、即ち、前記調整モード指示情報がモード2を指示した場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、前記時間繰り上げ量TAにより指示された数値に基づいて前記下り受信タイミングTを繰り上げて前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-TA-Ta_offsetであり、Ta_offsetがプリセットされたTAオフセットであることを含み、前記時間調整情報が変化調整量△TAである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することは、前記変化調整量△TAおよび前回の時間繰り上げ量TAに基づいて前記第1送信タイミングを調整して取得し、前記第1送信タイミングがT-TAold-△TA-Ta_offsetであり、Ta_offsetがプリセットされたTAオフセットであることを含む。
【0079】
1つの例示的な実施例において、前記第1送信タイミングは前記第2送信タイミングに等しく、同様に、上記時間繰り上げ量TAメッセージに基づいて前記第2ノードの第2送信タイミングを調整する。
【0080】
1つのOTA/基地局タイミングのモード/タイプ/方式は以下のとおりである。前記時間調整情報が時間繰り上げ量TAである場合、即ち、前記調整モード指示情報がモード3を指示した場合、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、前記時間繰り上げ量TAにより指示された数値に基づいて前記下り受信タイミングTを繰り上げて前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-TA/2であることを含んでもよく、1つの例示的な実施例において、前記第2送信タイミングはT1-TA-Ta_offsetであり、Ta_offsetはプリセットされたTAオフセットである。
【0081】
前記時間繰り上げ量TA調整情報が変化調整量△TAである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することは以下を含む。
【0082】
前記変化調整量△TAおよび前回の時間繰り上げ量TAに基づいて前記第1送信タイミングを調整して取得し、前記第1送信タイミングはT-(TAold+△TA)/2である。1つの例示的な実施例において、前記第2送信タイミングはT-TAold-△TA-Ta_offsetであり、Ta_offsetはプリセットされたTAオフセットである。
【0083】
本実施例において、第2ノードまたは端末がOTA/基地局タイミングを採用することに決定した場合、前記第2ノードまたは端末は、どの同期タイミング方式で送信タイミングを調整するかをさらに決定する必要がある。
【0084】
1つの例示的な実施例において、前記第1ノードから送信された同期タイプ指示情報にはOTA/基地局タイミングのモード/タイプ/方式の指示情報がさらに含まれている場合、前記同期タイプ指示情報により指示されたモード/タイプ/方式に基づいて同期タイミング方式を選択して送信タイミングを調整し、即ち、上記OTA/基地局タイミングのモード/タイプ/方式の1種を選択する。
【0085】
または、前記第1送信タイミング調整メッセージは、同期タイミング方式の指示をさらに含み、前記指示されたタイミングモード/タイプ/方式は、上記OTA/基地局タイミングのモード/タイプ/方式の1種である。
【0086】
前記調整情報に基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することは、前記OTA/基地局タイミングを指示するモード/タイプ/方式から選択された同期方式に基づいて前記第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することを含む。
【0087】
例えば、同期タイミング方式の指示により同期調整情報の方式で送信タイミングを調整することを指示した場合、調整時に、同期調整情報における方式に基づいて1種を選択して調整し、さらに、同期タイミング方式の指示により、同期調整情報におけるいずれを選択して調整するかを直接指示することもできる。
【0088】
本実施例において、第2ノードまたは端末は、GNSSタイミングを第1送信タイミングとして使用する過程において、送信GNSSタイミングが信頼できない/使用不能である場合、タイミング同期タイプの変更を行う必要があり、具体的には、同時変更を行うように上位ノードに要求する必要があり、その変更ステップは以下を含む。
【0089】
前記GNSSタイミングが信頼できないことに決定した場合、前記第2ノードは、前記タイミング同期タイプをエアインターフェースOTA/基地局タイミングに調整するという要求を前記第1ノードに送信し、前記要求は自分のGNSS状態情報または能力情報を含む。
【0090】
調整後の前記OTA/基地局タイミングに基づいて前記第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを再調整する。好ましくは、前記第1送信タイミング調整メッセージが同期調整情報である場合、第1ノードは、前記要求を受信した後、前記第1送信タイミングを調整するためのタイミング調整情報を前記第2ノードに送信し、即ち、同期調整情報を第2ノードに送信し始める。
【0091】
あるいは、本実施例において、前記同期タイプ指示情報がGNSSタイミングのタイミング同期タイプを指示し、且つ前記GNSSタイミングが信頼できる/使用可能であると確定した場合、前記第2ノードは、前記タイミング同期タイプをGNSSタイミングに調整するという要求を前記第1ノードに送信し、前記要求は自分のGNSS状態情報または能力情報を含む。つまり、第2ノードで受信した同期タイプ指示情報がGNSSであり、開始時に第2ノードのGNSSタイミングが使用不能で、第2ノードがOTA/基地局タイミング方式を選択して第1送信タイミングを調整したが、第2ノードはその後、GNSSが信頼できるようになる、即ち、使用可能となることを見出した場合、第2ノードは、変更タイミング同期タイプの要求メッセージを前記第1ノードに送信し、該要求メッセージは、GNSS状態情報または能力情報の方式でプッシュされてもよく、例えば、GNSSタイミングに変更するように要求する。
【0092】
GNSSが前記第1送信タイミングに調整された場合、第2ノードは、第1ノードから送信されたタイミング調整情報に基づいて第1送信タイミングを調整しなくてもよく、即ち、GNSSタイミングを第1送信タイミングとして使用する。好ましくは、前記第1送信タイミング調整メッセージが同期調整情報である場合、第1ノードは前記要求を受信した後、前記第1送信タイミングを調整するためのタイミング調整情報を前記第2ノードに送信しなくてもよく、即ち、同期調整情報を第2ノードに送信することを停止する。
【0093】
本実施例において、前記第1ノードから前記同期タイプ指示情報を受信した後、受信した前記同期タイプ指示情報を下位ノードまたは端末に配信し、前記下位ノードが前記第2ノードの子ノードであり、前記端末が前記第2ノードの下位デバイスであることをさらに含む。
【0094】
いくつかの実施例において、前記第2ノードは、同期タイプ指示情報を配信する時、以下の方式で配信することができる。
【0095】
一方は、第1ノードから送信された同期タイプ指示情報を直接転送してもよい。
【0096】
他方は、第2ノード自体は同期タイプ指示情報を再生成して下位ノードまたは端末に送信し、同様に、ここでの下位ノードに送信される同期指示情報も、GNSSイネーブルフラグと、タイミング同期タイプ指示情報と、同期タイプ優先度指示情報とのうちの1種の方式で表される。
【0097】
また、ここでの下位ノードに送信される同期指示情報には、前記タイミング同期タイプがOTA/基地局タイミングである場合、前記同期タイプ指示情報にOTA/基地局タイミングのモード/タイプ/方式の指示情報がさらに含まれることをさらに含まれる。
【0098】
本実施例において、第2ノードは、第1ノードから配信された同期タイプ指示情報を受信し、同期タイプ指示情報により指示されたタイミング同期タイプに基づいて第2ノード自体の第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整し、第2ノードの下の子ノードまたは端末の上り送信タイミングを制御することにより、多端間の送信タイミングの同期タイミング調整を実現し、5G NRで、ノードが同時受信または同時送信を実現する時、ノード間の送信タイミングの調整メカニズムが互に影響しないことを確保でき、それと同時に、IABネットワークのデータ伝送効率および割り当てリソースの利用率も向上させ、さらにノードまたはUEのニーズをより良好に満たし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。本態様は実現しやすく、様々な異なるシーンに適用する。
【0099】
図4は、本発明の実施例に係る端末側に基づく送信タイミング決定方法であり、本実施例において、親ノードは第1ノードと呼ばれ、親ノードの下の子ノードは第2ノードと呼ばれ、親ノードまたは子ノードの下にそれぞれ設けられた端末UEは下位デバイスと呼ばれ、もちろん、本実施例において、前記端末は複数含んでもよい。該複数の端末はいずれも親ノードまたは子ノードに接続されてもよい。
【0100】
本実施例において、端末側の送信タイミング決定方法は、主に、第1ノード(親ノード)または第2ノード(子ノード)から配信された同期タイプ指示情報に基づいて自分の第2送信タイミングの同期調整タイミングを調整する過程である。図4に示すように、前記方法は、ステップS401およびS402を含んでもよい。
【0101】
ステップS401において、端末は、第1ノードまたは第2ノードから配信された同期タイプ指示情報を受信する。
【0102】
ここで、前記同期タイプ指示情報は、前記第1ノードまたは第2ノードの現在使用しているタイミング同期タイプを決定するために用いられ、前記タイミング同期タイプは、全地球航法衛星システムGNSSタイミングと、エアインターフェースOTA/基地局タイミングとを含む。
【0103】
実際の適用において、全ての端末がGNSSのタイミングタイプをサポートするわけではないが、全ての端末はOTA/基地局のタイミングタイプをサポートし、2種のタイミングタイプのうち、GNSSタイミングのタイプは好ましい。この場合、第1ノードまたは第2ノードから配信された同期タイプ指示情報は、基本的にGNSSの最も高い優先度で送信し、第1ノードまたは第2ノードが全てGNSSをサポートしない場合、同期タイプ指示情報を送信する時、優先度順の方式で送信するとともに、自体のサポート情報を端末に知らせることにより、両者間のタイミングが正常であることを確保する。
【0104】
ステップS402において、前記同期タイプ指示情報に指示されたタイミング同期タイプにより、自分の第2送信タイミングを調整する。
【0105】
本実施例において、前記第2送信タイミングは前記第2ノードの上り送信タイミングであり、前記タイミング同期タイプは、GNSSイネーブルフラグと、タイミング同期タイプ指示情報と、同期タイプ優先度指示情報という方式のうちの1種で前記同期タイプ指示情報に存在する。
【0106】
つまり、第1ノードは、タイミング同期タイプを配信する時、以下の3種の場合を選択して送信する。1)GNSSイネーブルフラグの方式でプッシュするが、このような方式は、一般的にGNSSをサポートするかGNSSをサポートしないかだけを指示でき、サポートしない場合、第2ノードは、OTA/基地局のタイプを自動的に選択して使用する。または、2)対応するサポートのタイプを直接プッシュし、タイプに係る指示に応じて対応するものを選択すればよい。または、3)優先度の方式でプッシュし、該優先度は第1ノードのサポート方式を最も高い優先度とすることが好ましく、その後、第2ノードは優先度の前後順序に従って自分もサポートする方式を選択し、第1ノードと送信タイミングを同期調整する。
【0107】
本実施例において、前記同期タイプ指示情報がGNSSタイミングを指示した場合、ステップS402の前に、前記方法は、前記端末自体がGNSSタイミングをサポートするか否かを決定することと、サポートする場合、前記GNSSタイミングを前記端末のその下り送信タイミングに対するタイミング同期タイプとすることと、サポートしない場合、前記タイミング同期タイプをOTA/基地局タイミングに調整するという要求を前記第1ノードまたは第2ノードに送信し、前記要求が自分のGNSS状態情報または能力情報を含むこととを含んでもよい。
【0108】
本実施例において、端末は、第1ノードまたは第2ノードから配信された同期タイプ指示情報を受信し、同期タイプ指示情報に指示されたタイミング同期タイプに基づいて端末自体の第2送信タイミングを調整することにより、多端間の送信タイミングの同期タイミング調整を実現し、5G NRで、ノードが同時受信または同時送信を実現する時、ノード間の送信タイミングの調整メカニズムが互に影響しないことを確保でき、それと同時に、IABネットワークのデータ伝送効率および割り当てリソースの利用率も向上させ、さらにノードまたはUEのニーズをより良好に満たし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。本態様は実現しやすく、様々な異なるシーンに適用する。
【0109】
以下、様々な適用シーンを参照しながら本発明の実施例に係る送信タイミング決定方法について詳細に説明し、図1に示すIABネットワーク構造を例として説明する。
【0110】
図1のネットワーク構造に基づき、IABネットワークでは、全てのIABノードの下り送信が同期できることを確保するために、1つの簡単な方式は、全てのIAB nodeに絶対的な時間を用いてタイミングさせ、例えば、衛星システムを利用してGNSSタイミングのようなタイミングを取得し、異なるIAB nodeはいずれも同じ下り送信フレーム、サブフレーム、slot、シンボルの番号および位置境界を導出することができる。なお、ここでの同期は、全てのIAB nodeのタイミングのフレーム境界、サブフレーム境界、slot境界またはシンボル境界が一致してもよいが、GNSSは各IABを全てサポートするわけではなく、また、様々な要因により、GNSSは失効になる可能性があり、例えば、悪天候で、衛星信号およびGNSSタイミングは取得できない可能性があり、この場合、依然として基地局でエアインターフェース(over the air)のインタラクションにより同期する可能性がある。そのため、GNSSタイミングを考慮し、1つのIABノードの同期または送信タイミング決定方法は、以下の例に示すとおりであってもよい。
【0111】
一例において、ネットワーク構造は、図1に示すように、コアネットワークと、コアネットワークに有線接続されたドナーノードと、ドナーノードに無線接続されたIABノード1と、IABノード2と、IABノード1、IABノード2の下に接続された端末UEとを備える。
【0112】
本実施例において、ドナーノードおよびIABノード2がGNSSをサポートし、IABノード1がGNSSをサポートしないと仮定し、ドナーノードは自分の決定またはネットワークの構成に基づいてGNSSタイミングを使用することに決定し、その制御過程は以下のとおりである。
【0113】
1)ドナーノードは同期タイプ指示情報をIABノード1に通知し、これらの情報は、GNSSイネーブルフラグ、または同期(ソース)タイプ(例えば、タイプがOTA/基地局、GNSSであってもよい)の指示、または同期優先度の指示であってもよい。且つ、ドナーノードがイネーブルGNSSを通知するまたはGNSSを使用する方法は、GNSSイネーブルフラグがtrueであるか、または同期タイプまたは最も高い優先度をGNSSとすることであってもよい。
【0114】
2)IABノード1は同期タイプ指示情報を取得し、ドナーノードがGNSSタイミングをイネーブルするまたは使用していることを見出したが、IABノード1はGNSSをサポートしないため、IABノード1は依然としてOTAの方式を用いてドナーノードと同期する必要がある。また、IABノード1はGNSSの状態または能力情報をドナーノードに送信することができ、GNSSをサポートするか否かまたはGNSSが使用可能であるか否かを指示し、このように、ドナーノードは、OTA過程を用いて同期するか否かを決定することができる。
【0115】
3)それと同時に、IABノード1は、同期タイプ指示情報を子ノードIABノード2に指示し、IABノード1は、ドナーノードから送信された同期タイプ指示情報を直接転送してもよいし、または自分が同期タイプ指示情報を生成して子ノードに送信してもよく、同様に、ここで、IABノード1がGNSSタイミングを使用できないが、子ノードに送信される同期指示情報におけるGNSSがイネーブルされたと仮定する。
【0116】
4)IABノード2は同期タイプ指示情報を取得し、IABノード1がGNSSタイミングをイネーブルし、且つIABノード2がGNSSタイミングをサポートすることを見出した場合、IABノード2はGNSSを下り送信タイミングとして使用し、OTA同期過程が不要となる。それと同様に、IABノード2は、GNSSの状態または能力情報をIABノード1に送信することができる。
【0117】
別の例において、依然として図1に示す(2つのIABノードのシーンは、他のホップ数のシーンに容易に拡張することができる)ように、ドナーノードがGNSSをイネーブルしないと仮定し、例えば、送信するタイプ指示情報が基地局のタイミングまたはOTA方式を用いて同期することを指示した場合、IABノード1がGNSSをサポートしてもOTAの方式を用いてドナーノードと同期し、同様に、IABノード2もOTA方式を用いてIABノード1と同期する。
【0118】
本実施例において、端末は、GNSSタイミングを用いて送信タイミングを調整する過程において、送信GNSSタイミングが信頼できなくなると、タイミング同期タイプの変更を行う必要がある。このような場合、端末は、同時変更を行うように上位ノードに要求する必要があり、その変更ステップは、前記GNSSタイミングが信頼できないことに決定した場合、前記端末が、前記タイミング同期タイプをエアインターフェースOTA/基地局タイミングに調整するという要求を前記第1ノードまたは前記第2ノード送信し、前記要求が自分のGNSS状態情報または能力情報を含むことと、調整後の前記OTA/基地局タイミングに基づいて前記第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを再調整することとを含んでもよく、これは以下の例で検討する。
【0119】
一例において、ネットワーク構造は、図1に示すように、ドナーノードおよびIABノード2がGNSSをサポートし、IABノード1がGNSSをサポートしないと仮定し、ドナーノードは、自分の決定またはネットワークの構成に基づいてGNSSタイミングを使用することに決定し、上記例に記載されたように、IABノード1は、OTAの方式を用いてドナーノードと同期し、送信タイミングを決定し、IABノード2はGNSSタイミングを使用する。
【0120】
しかし、様々な要因により、IABノード2のGNSSタイミングが信頼できなくなった場合、IABノード2は、OTA同期要求またはGNSS状態情報をIABノード1に送信する必要があり、OTA同期の使用を要求するために用いられる。あるいは、IABノード1は同期タイプ指示情報を変更し、GNSSを使用せず、例えば、同期タイプをOTA同期とする場合、IABノード2は、OTAの方式に従って同期して自分の下り送信タイミングを決定する必要がある。
【0121】
または、ネットワーク構造は図1に示すように、ドナーノード、IABノード1およびIABノード2が全てGNSSをサポートするが、IABノード1は、開始時にGNSSが使用不能で、ドナーノードは、自分の決定またはネットワークの構成に基づいてGNSSタイミングを使用することに決定し、上記例に記載されたように、IABノード1はOTAの方式を使用してドナーノードと同期して送信タイミングを決定し、IABノード2はGNSSタイミングを使用する。
【0122】
IABノード1のGNSSタイミングが信頼できたまたは使用可能になった場合、IABノード1は、GNSS状態情報をドナーノードに送信する必要があり、GNSSタイミングを使用することを要求するために用いられる。この場合、ドナーノードは、IABノード1とのOTA同期過程を停止することができ、IABノード1はGNSSを使用して自分の下り送信タイミングを決定する。
【0123】
本発明において、端末またはIABノードがOTA/基地局タイミングの方式で送信するタイミングの同期は、同期調整情報または時間調整情報を受信する方式で実現され、同期調整情報または時間調整情報は、以下の3つの調整モードが分けることができる。
【0124】
モード1、第1タイミング調整(繰り上げ)メッセージが、ノード下り送信の同期調整情報を指示し、例えば、親ノードから送信された信号の前記ノードのタイミング(下り受信タイミング)に対する調整量である調整量△Tを指示し、または、前記ノードの第2送信タイミングに対する調整量である調整量△Tを指示し、または、前記ノードの現在の第1送信タイミングに対する調整量であり、現在の第1タイミングの調整量に対する調整量とも言える調整量△Tを指示する。
【0125】
なお、同期調整情報が前記△T、△T、または△Tを一意に決定することができれば、△T、△T、または△Tを指示したことに相当し、例えば、△Tを例とし、調整情報が△Tの倍数または△T演算に基づいて得られた1つの値(例えば、△Tに複数のシンボル長を加算または減算した値)を指示すれば、または△Tの1つのインデックスを指示すれば、該インデックス(index or indicator)により、対応する△Tを取得することができ、これらの方式はいずれも△Tを指示したことに相当する。
【0126】
モード2、第1タイミング調整(繰り上げ)メッセージはTA調整(繰り上げ)情報であり、具体的には、TA調整(繰り上げ)情報が調整量TAを指示したか、または調整量△TAを指示した場合、第1タイミング調整量TA=TAold+△TAであると確定し、TAoldが調整メッセージを受信する前に使用される調整量である場合、第1タイミングはT-TA-TAoffsetであり、Tは、親ノードから送信された信号の前記ノードにおけるタイミング(下り受信タイミング)であり、上記△TはTA+TA_offsetであり、ここでのTa_offsetはプリセットされたTAオフセットである。
【0127】
モード3、第1タイミング調整(繰り上げ)メッセージはTA調整(繰り上げ)情報であり、具体的には、TA調整(繰り上げ)情報が調整量TAを指示したか、または調整量△TAを指示した場合、第1タイミング調整量TA=TAold+△TAであると確定し、TAoldが調整メッセージを受信する前に使用される調整量である場合、第1タイミングはT-TA/2であり、Tは、親ノードから送信された信号の前記ノードにおけるタイミング(下り受信タイミング)であり、上記△TはTA/2である。
【0128】
本実施例において、モード2を例として説明する。
【0129】
図1に示すように、IABノード1の下り送信タイミングが上り送信タイミングと同じであり、下り送信タイミングが、IABノード2に送信するまたはIABノード1のUEに接続する際に使用されるタイミングであり、上り送信タイミングが、親ノード(このシーンではドナーノードである)に送信するタイミングであると仮定する。この場合、上り送信TA過程で上り送信タイミングを決定することができるとともに、下り送信タイミングも決定する。
【0130】
ドナーノードは、TA調整情報をIABノード1に送信し、2種類を含み、一方のTA調整(繰り上げ)情報は調整量TAを直接指示し、即ち、直接指示された数値に基づいて下り受信タイミングを繰り上げ、他方は調整量△TAを指示し、即ち、以前のTA調整量に対して新たに追加した調整量を指示し、即ち、TA=TAold+△TAであり、TAoldは、調整メッセージを受信する前に使用される調整量であれば、第1タイミングである下り送信タイミングは第2送信タイミング(即ち、上り送信タイミング)に等しく、T-TA-TAoffsetであり、Tは親ノードから送信された信号の前記ノードにおけるタイミング(下り受信タイミング)であり、ここでのTa_offsetはプリセットされたTAオフセットであり、該値は、周波数バンドまたはキャリアの使用方式に関連する可能性があり、システムが予め定義した値であり、例えば、FDDキャリア(1対のキャリアを用いて上り、下りにそれぞれ対応する)の場合、値を0とし、TDDキャリア(時分割複信、1対のキャリアではない)の場合、一般的に0ではなく、キャリア周波数バンドプロトコルに基づいてプリセットされた値であり、一般的に、該値は該TDDキャリアの受信送信または送信受信の変換時間に対応する。即ち、最終的には、ここでの第1タイミングの調整量△TはTA+TA_offsetである。
【0131】
モード3は、図1に示すように、IABノード1の下り送信タイミングが上り送信タイミングと異なるが、依然として上り送信タイミング調整のTAシグナリングから下り送信タイミングを取得することができると仮定する。
【0132】
ドナーノードはIABノード1にTA調整情報を送信し、2種類を含み、一方のTA調整(繰り上げ)情報は調整量TAを直接指示し、即ち、直接指示された数値に基づいて下り受信タイミングを繰り上げ、他方は調整量△TAを指示し、即ち、以前のTA調整量に対して新たに追加した調整量を指示し、即ち、TA=TAold+△TAであり、TAoldは、調整メッセージを受信する前に使用される調整量であれば、上記例に記載されたように、第2送信タイミング(上り送信タイミング)は依然としてT-TA-TAoffsetであるが、第1タイミングである下り送信タイミングはT-TA/2であり、T1は親ノードから送信された信号の前記ノードにおけるタイミング(下り受信タイミング)であり、ここでのTA_offsetは上記例に記載されたとおりである。即ち、最終的に、ここでの第1タイミングの調整量△TはTA/2である。
【0133】
1つの例示的な実施例において、図1に示すように、IABノード1の下り送信タイミングは個別な調整およびメンテナンスを行い、TA調整シグナリングを使用せず、即ち、新たなシグナリングが必要となり、第2送信タイミングは依然として上記例の方法に従って調整されると仮定する。
【0134】
新たなシグナリングは、同期調整情報が、親ノードから送信された信号の前記ノードにおけるタイミング(下り受信タイミング)に対する調整量である調整量△Tを指示することであってもよいし、または、前記ノードの第2送信タイミングに対する調整量である調整量△Tを指示することであってもよいし、または、前記ノードの現在の第1送信タイミングに対する調整量であり、現在の第1タイミングの調整量に対する調整量とも言える調整量△Tを指示することであってもよい。
【0135】
方式1、前記同期調整情報が第1調整量△Tである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、前記第1調整量に指示された数値に基づいて前記下り受信タイミングを繰り上げて前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Tであることを含む。
【0136】
方式2、前記同期調整情報が第2調整量△Tである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、現在の第2送信タイミングを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Tであることを含む。
【0137】
方式3、前記同期調整情報が第3調整量△Tである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、現在の第1送信タイミングToldを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Tであること、または、現在の第1送信タイミングの調整量△Ta,oldを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングの新たな調整量△Ta,new=△Ta,old+△Tを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Ta,newであることを含む。
【0138】
なお、同期調整情報が前記△T、△T、または△Tを一意に決定することができれば、△T、△T、または△Tを指示したことに相当し、例えば、△Tを例とし、調整情報が△Tの倍数または△T演算に基づいて得られた1つの値(例えば、△Tに複数のシンボル長を加算または減算した値)を指示すれば、または△Tの1つのインデックスを指示すれば、該インデックス(index or indicator)により、対応する△Tを取得することができ、これらの方式はいずれも△Tを指示したことに相当する。
【0139】
あるいは、ドナーノードは、OTAの調整情報、即ち、同期調整情報をIABノード1に送信し、親ノードから送信された信号の前記ノードにおけるタイミング(下り受信タイミング)に対する調整量である調整量△Tを指示する。即ち、直接指示された数値に基づいて下り受信タイミングを△T1だけ繰り上げて第1送信タイミングを取得する。または、OTAの調整情報は、以前のOTA調整量に対する調整量を指示しただけであり、即ち、△Tは相対量に過ぎず、即ち、以前の調整量に対して新たに追加した調整量を指示し、この場合、現在使用している第1送信タイミングを△Tだけ調整すれば、以前の調整量を△Tだけ調整したと考えられる。あるいは、OTAの調整情報は、現在使用している上り送信タイミングに対する調整量またはオフセット△Tを指示し、即ち、現在の第2送信タイミング(上り送信タイミング)を△Tだけ調整して第1送信タイミングを取得する。
【0140】
1つの実施例において、原則に反しない場合、上記実施例における方法と組み合わせて使用することもでき、例えば、第1種のTA調整命令(TAの数値を直接指示する)を用いて初期の第1送信タイミングを決定し、例えば、第1種のTA調整命令は、一般的にアクセス過程で使用され、例えば、初期の第1送信タイミングの調整量△TはTA/2であり、その後、上記専用の第1タイミング調整情報を用いて第1送信タイミングをさらに調整することができ、第2種のTA調整命令を用いて第1送信タイミングをさらに調整することではなく、即ち、第1送信タイミングおよび第2送信タイミングの初期シグナリングが1つであるが、後続のトラッキング調整はそれぞれの調整シグナリングを使用する。
【0141】
本発明の実施例において、OTA/基地局タイミングの方式には、モード1、2、3の調整方式が存在し、各モードには、複数の調整方式がさらに存在し、従って、上記複数の調整方式またはモードで、ネットワークが複数種のOTA方式を選択して同期することができる場合、親ノードは、どの方式またはモードを使用するかを子ノードに指示する必要があり、例えば、親ノードは、そのOTAの同期モードが以上の実施例のうちの1種または他の種類を指示することができ、子ノードは、指示された種類に対応する下り送信タイミング決定方法に従って第1タイミングを決定する。即ち、本実施例は、親ノードがOTAまたは第1タイミング決定方式の情報を子ノードに送信することを説明するために用いられる。具体的には、同期タイプ指示情報に担持されて指示してもよいし、または第1タイミング調整情報を用いて指示してもよい。それと同様に、システムまたは規格に1種のOTA/基地局タイミングモードのみが存在する場合、第1ノードは、OTA/基地局タイミングモードの方式を指示する必要がなく、第2ノードは、システムまたは規格にそれのみが存在するOTA/基地局タイミングモードをデフォルトで採用する。あるいは、システムまたは規格において1種デフォルトのOTA/基地局タイミングモードを設け、モード指示情報を受信していない場合、デフォルトのOTA/基地局タイミングモードを使用し、デフォルトのOTA/基地局タイミングモードは上記モード1、2、3の調整方式のうちの1種であってもよい。
【0142】
本発明の実施例において、上記の送信タイミング決定方法は、以下の方式により実現されてもよく、即ち、直接同期タイプ指示情報を送信する方式で通知し、図9に示すように、ステップS901およびステップS902を含んでもよい。
【0143】
ステップS901において、第2ノードは、第1ノードから配信された同期タイプ指示情報を受信する。
【0144】
ここで、前記同期タイプ指示情報は、前記第1ノードの現在使用しているタイミング同期タイプを決定するために用いられ、前記タイミング同期タイプは、全地球航法衛星システムGNSSタイミングと、エアダウンロードOTA/基地局タイミングとを含む。
【0145】
実際の適用において、全てのノードまたは端末がGNSSのタイミングタイプをサポートするわけではないが、全てのノードまたは端末はOTA/基地局のタイミングタイプをサポートし、2種のタイミングタイプのうち、GNSSタイミングのタイプは好ましい。第1ノードから配信された同期タイプ指示情報は、基本的にGNSSの最も高い優先度で送信し、第1ノードが全てGNSSをサポートしない場合、同期タイプ指示情報を送信する時に優先度順の方式で送信するとともに、自体のサポート情報を第2ノードまたは端末に知らせることにより、両者間のタイミングが正常であることを確保する。
【0146】
ステップS902において、前記同期タイプ指示情報に指示されたタイミング同期タイプにより、第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整する。
【0147】
ここで、前記第1送信タイミングは前記第2ノードの下り送信タイミングであり、前記第2送信タイミングは前記第2ノードの上り送信タイミングである。
【0148】
前記タイミング同期タイプは、GNSSイネーブルフラグと、タイミング同期タイプ指示情報と、同期タイプ優先度指示情報という方式のうちの1種で前記同期タイプ指示情報に存在する。
【0149】
つまり、第1ノードは、タイミング同期タイプを配信する時、以下の3種の場合を選択して送信する。1)GNSSイネーブルフラグの方式でプッシュするが、このような方式は、一般的にGNSSをサポートするかGNSSをサポートしないかだけを指示でき、サポートしない場合、第2ノードは、OTA/基地局のタイプを自動的に選択して使用する。または、2)対応するサポートのタイプを直接プッシュし、タイプに係る指示に応じて対応するものを選択すればよい。または、3)優先度の方式でプッシュし、該優先度は第1ノードのサポート方式を最も高い優先度とすることが好ましく、その後、第2ノードは優先度の前後順序に従って自分もサポートする方式を選択し、第1ノードと送信タイミングを同期調整する。
【0150】
本実施例において、前記同期タイプ指示情報がGNSSタイミングを指示した場合、ステップS902の前に、前記第2ノード自体がGNSSタイミングをサポートするか否かを確定することと、サポートする場合、前記GNSSタイミングを前記第2ノードのその下り送信タイミングに対するタイミング同期タイプとすることと、サポートしない場合、前記タイミング同期タイプをOTA/基地局タイミングに調整するという要求を前記第1ノードに送信し、前記要求が自分のGNSS状態情報または能力情報を含むこととをさらに含んでもよい。
【0151】
第2ノード自体がGNSSタイミングをサポートする場合、第2ノードの第1送信タイミングおよび第2送信タイミングに対する調整は、直接GNSSタイミングを第1送信タイミングまたは第2送信タイミングとする。または、前記GNSSタイミングにおけるタイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとする。
【0152】
本実施例において、前記タイミング同期タイプがOTA/基地局タイミングである場合、前記同期タイプ指示情報に指示されたタイミング同期タイプに基づいて第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することは、親ノードから送信された時間繰り上げ量TAを受信し、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することを含む。
【0153】
実際の適用において、ノードまたは端末は、GNSSタイミングおよびOTA/基地局タイミングという2種の方式において、送信タイミングを調整して決定する方式が異なるため、OTA/基地局タイミングの方式において、さらに上位ノード(親ノード)から送信タイミングを調整するための時間繰り上げ量TAを受信し、前記TAに基づいて前記第2ノードまたは端末の第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整する必要がある。
【0154】
本実施例において、前記TAは、前記第1ノードから配信された前記第2ノードの下り送信タイミング調整を指示するための第1送信タイミング調整メッセージから取得される。
【0155】
本実施例において、受信した第1送信タイミング調整メッセージには、同期調整情報および時間繰り上げ量TA調整情報という2種の場合が含まれてもよい。
【0156】
前記第1送信タイミング調整メッセージが同期調整情報である場合、前記同期調整情報は、前記第1ノードから送信された信号の前記第2ノードにおける下り受信タイミングに対する第1調整量△Tと、前記第2ノードの第2送信タイミングに対する第2調整量△Tと、前記第2ノードの現在の第1送信タイミングに対する第3調整量△Tとのうちの1種を含む。
【0157】
前記第1送信タイミング調整メッセージが時間繰り上げ量TA調整情報である場合、前記時間繰り上げ量TA調整情報は、時間繰り上げ量TAと、変化調整量△TAとのうちの1種を含み、前記変化調整量△TAは前回の時間繰り上げ量TAに対する変化量である。
【0158】
本実施例において、前記第1送信タイミング調整メッセージが同期調整情報である場合、その調整方式は以下の方式をさらに含む。
【0159】
方式1、前記同期調整情報が第1調整量△Tである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、前記第1調整量に指示された数値に基づいて前記下り受信タイミングを繰り上げて前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Tであることを含む。
【0160】
方式2、前記同期調整情報が第2調整量△Tである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、現在の第2送信タイミングを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングはT-△Tであることを含む。
【0161】
方式3、前記同期調整情報が第3調整量△Tである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、現在の第2送信タイミングTを△Tだけ調整して前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-△Tであることを含む。
【0162】
本実施例において、前記第1送信タイミング調整メッセージが時間繰り上げ量TA調整情報である場合、前記時間繰り上げ量TA調整情報は、時間繰り上げ量TAと、変化調整量△TAとのうちの1種を含み、前記変化調整量△TAは前回の時間繰り上げ量TAに対する変化量である。
【0163】
前記第1送信タイミング調整メッセージが時間繰り上げ量TA調整情報である場合、2種の場合も含まれ、一方は第1送信タイミングと第2送信タイミングとが同じである場合であり、他方は第1送信タイミングと第2送信タイミングとが異なる場合である。
【0164】
前記第1送信タイミングが前記第2送信タイミングに等しく、前記時間繰り上げ量TA調整情報が時間繰り上げ量TAである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することは、
前記時間繰り上げ量TAにより指示された数値に基づいて前記下り受信タイミングTを繰り上げて前記第1送信タイミングを取得し、前記第1送信タイミングがT-TA-Ta_offsetであり、Ta_offsetはプリセットされたTAオフセットであることを含む。
【0165】
前記時間繰り上げ量TA調整情報が変化調整量△TAである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することは、
前記変化調整量△TAおよび前回の時間繰り上げ量TAに基づいて前記第1送信タイミングを調整して取得し、前記第1送信タイミングがT-TAold-△TA-Ta_offsetであり、Ta_offsetがプリセットされたTAオフセットであることを含む。
【0166】
前記第1送信タイミングが前記第2送信タイミングに等しくなく、前記時間繰り上げ量TA調整情報が時間繰り上げ量TAである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することは、
前記時間繰り上げ量TAにより指示された数値に基づいて前記下り受信タイミングTを繰り上げて前記第2送信タイミングを取得し、前記第2送信タイミングがT-TA-Ta_offsetであり、Ta_offsetがプリセットされたTAオフセットであり、前記第2送信タイミングがT-TA/2であることを含む。
【0167】
前記時間繰り上げ量TA調整情報が変化調整量△TAである場合、前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することは、
前記変化調整量△TAおよび前回の時間繰り上げ量TAに基づいて前記第2送信タイミングを調整して取得し、前記第2送信タイミングがT-TAold-△TA-Ta_offsetであり、Ta_offsetがプリセットされたTAオフセットであり、前記第2送信タイミングがT-(TAold+△TA)/2であることを含む。
【0168】
本実施例において、第2ノードまたは端末がOTA/基地局タイミングを採用することに決定した場合、前記第2ノードまたは端末は、どの同期タイミング方式を選択して送信タイミングを調整するかを決定する必要があることをさらに含み、具体的には、以下を含む。
【0169】
前記第1送信タイミング調整メッセージは同期タイミング方式の指示をさらに含み、前記指示タイミング方式は、前記同期調整情報を採用する同期方式および前記時間繰り上げ量TA調整情報を採用する同期方式を含む。
【0170】
前記TAに基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することは、前記同期タイミング方式の指示で選択した同期方式に基づいて前記第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整することを含む。
【0171】
例えば、同期タイミング方式の指示により同期調整情報の方式で送信タイミングを調整することを指示した場合、調整時に、同期調整情報における方式に基づいて1種を選択して調整し、さらに、同期タイミング方式の指示により同期調整情報におけるいずれを選択して調整するかを直接指示してもよい。
【0172】
本実施例において、第2ノードまたは端末は、GNSSタイミングを使用して送信タイミングを調整する過程において、送信GNSSタイミングが信頼できなくなれば、タイミング同期タイプの変更を行う必要があり、具体的には、同時変更を行うように上位ノードに要求する必要があり、その変更ステップは以下を含む。
【0173】
前記GNSSタイミングが信頼できないことに決定した場合、前記第2ノードは、前記タイミング同期タイプをエアダウンロードOTA/基地局タイミングに調整するという要求を前記第1ノードに送信し、前記要求は自分のGNSS状態情報または能力情報を含む。
【0174】
調整後の前記OTA/基地局タイミングに基づいて前記第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを再調整する。
【0175】
本実施例において、前記同期タイプ指示情報に指示されたタイミング同期タイプに基づいて第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整した後、受信した前記同期タイプ指示情報を下位ノードまたは端末に配信し、前記下位ノードは前記第2ノードの子ノードであり、前記端末は前記第2ノードの下位デバイスであることをさらに含む。
【0176】
いくつかの実施例において、前記第2ノードは同期タイプ指示情報を配信する時、以下の方式により配信することができる
【0177】
一方は、第1ノードから送信された同期タイプ指示情報を直接転送してもよい。
【0178】
他方は、第2ノード自体は同期タイプ指示情報を再生成して下位ノードまたは端末に送信し、同様に、ここでの下位ノードに送信される同期指示情報も、GNSSイネーブルフラグと、タイミング同期タイプ指示情報と、同期タイプ優先度指示情報とのうちの1種の方式で表される。
【0179】
さらに、第1ノードの一側の処理方式は以下のとおりである。
【0180】
第1ノードは、自分の決定またはネットワーク構成に基づいて使用するタイミング同期タイプを決定し、前記タイミング同期タイプは、全地球航法衛星システムGNSSタイミングと、エアダウンロードOTA/基地局タイミングとを含む。
【0181】
前記タイミング同期タイプが担持されている同期タイプ指示情報を第2ノードまたは端末に配信し、前記同期タイプ指示情報は、前記第2ノードの第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整するために用いられ、ここで、前記第1ノードは前記第2ノードの親ノードであり、前記タイミング同期タイプは、GNSSイネーブルフラグと、タイミング同期タイプ指示情報と、同期タイプ優先度指示情報という方式のうちの1種で前記同期タイプ指示情報に存在する。
【0182】
本発明の実施例は、送信タイミング決定デバイスを提供し、様々な基地局または端末に適用でき、特に、アクセスとバックホールとが一体化されたIABを有する基地局に適用でき、該デバイスは、主にIABノードの一端に適用されて送信タイミングを制御するための装置を制御し、図5に示すように、該デバイスは、送信モジュール51を備えてもよく、第1タイミング調整情報を第2ノードに配信するために用いられ、前記第1タイミング調整情報は、前記第2ノードの第1送信タイミングを調整するために用いられ、および/または、第1ノードは同期タイプ指示情報を第2ノードに配信し、前記同期タイプ指示情報は、全地球航法衛星システムGNSSタイミングと、エアインターフェースOTA/基地局タイミングとの少なくとも1つを含み、前記同期タイプ指示情報は、第1送信タイミングの調整方式を決定するために用いられ、ここで、前記第1ノードは前記第2ノードの親ノードであり、前記第1送信タイミングは、前記第2ノードの下り送信タイミングであり、具体的には、前記タイミング同期タイプは第1ノードが自分の決定またはネットワーク構成に基づいて決定され、該デバイスにおける各モジュールが実現するステップおよび具体的な過程は、上記各実施例に示す上り、下り送信タイミングの調整過程を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0183】
本実施例において、前記第2ノードは、タイミング同期タイプに基づいてその第2送信タイミングを調整することもでき、該第2送信タイミングは第2ノードの上りデータの送信タイミングである。
【0184】
本実施例において、IABノード一端が上位ノードdonorから配信された同期タイプ指示情報を受信すると、同期タイプ指示情報に基づいて自分の上り、下り送信タイミングを調整する必要があり、これに対し、本発明において、別の送信タイミング決定デバイスの構造をさらに提供し、該デバイスは子ノードに基づいて構築された装置であり、図6に示すように、該デバイスは、受信モジュール61を備え、第1ノードから送信された第1タイミング調整情報を受信し、前記第1タイミング調整情報に基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整するように構成され、または第2ノードがGNSSタイミングを第1送信タイミングとして使用するように構成され、前記第1送信タイミングは、前記第2ノードの下り送信タイミングである。該装置におけるモジュールが実現するステップおよび具体過程は、上記各実施例に示す上り、下り送信タイミングの決定過程を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0185】
本実施例において、前記第2ノードは第1ノードから送信された第1タイミング調整情報を受信するまたは前記第2ノードがGNSSタイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとして使用する前に、
第2ノードが第1ノードから送信された同期タイプ指示情報を受信し、GNSSタイミングのタイミング同期タイプを使用することに決定し、および/またはOTA/基地局タイミングのタイミング同期タイプを使用することを決定することと、
前記タイミング同期タイプに基づいて対応する前記第1送信タイミングの調整方式を決定することと、をさらに含む。
【0186】
前記第2ノードの第1送信タイミングを調整することは、
前記調整方式で受信した前記第1タイミング調整情報に基づいて前記第2ノードの第1送信タイミングを調整し、または使用するGNSSタイミングを前記第2ノードの第1送信タイミングとすることを含む。
【0187】
本実施例において、第2ノードは、同期タイプ指示情報を受信することによりタイミング同期タイプを取得することもできる。
【0188】
さらに、タイミング同期タイプを取得した後、さらに前記第2ノード自体がGNSSタイミングをサポートするか否かを確定する必要がある。
【0189】
サポートする場合、前記GNSSタイミングを前記第2ノードのその下り送信タイミングに対するタイミング同期タイプとする。
【0190】
サポートしない場合、前記タイミング同期タイプをOTA/基地局タイミングに調整するという要求を前記第1ノードに送信し、前記要求は自分のGNSS状態情報または能力情報を含む。
【0191】
OTA/基地局でタイミングする場合、対応する調整量に基づいて異なる調整方式を選択する必要があり、具体的には、以下のモードに示すとおりである。
【0192】
モード1、第1タイミング調整(繰り上げ)メッセージはノード下り送信の同期調整情報を指示し、具体的には、以下のとおりである。
【0193】
親ノードから送信された信号の前記ノードにおけるタイミング(下り受信タイミング)に対する調整量である調整量△Tを指示した。
【0194】
または、前記ノードの第2送信タイミングに対する調整量である調整量△Tを指示した。
【0195】
または、前記ノード現在の第1送信タイミングに対する調整量であり、現在の第1タイミングの調整量に対する調整量とも言える調整量△Tを指示した。
【0196】
モード2、第1タイミング調整(繰り上げ)メッセージはTA調整(繰り上げ)情報であり、具体的には、以下のとおりである。
【0197】
TA調整(繰り上げ)情報は調整量TAを指示したか、または調整量△TAを指示した場合、第1タイミング調整量TA=TAold+△TAであると確定し、TAoldは調整メッセージを受信する前に使用される調整量である場合、第1タイミングはT-TA-TAoffsetであり、Tは、親ノードから送信された信号の前記ノードにおけるタイミング(下り受信タイミング)であり、上記△TはTA+TA_offsetであり、ここでのTa_offsetはプリセットされたTAオフセットである。
【0198】
モード3、第1タイミング調整(繰り上げ)メッセージはTA調整(繰り上げ)情報であり、具体的には、以下のとおりである。
【0199】
TA調整(繰り上げ)情報は調整量TAを指示したか、または調整量△TAを指示した場合、第1タイミング調整量TA=TAold+△TAであると確定し、TAoldは調整メッセージを受信する前に使用される調整量である場合、第1タイミングはT-TA/2であり、Tは、親ノードから送信された信号の前記ノードにおけるタイミング(下り受信タイミング)であり、上記△TはTA/2である。
【0200】
さらに、本実施例は、第2ノードまたは第1ノードと協働する別の端末を提供し、図7に示すように、該端末は、第1ノードまたは第2ノードから配信された同期タイプ指示情報を受信するように構成され、前記同期タイプ指示情報が、前記第1ノードまたは第2ノードの現在使用しているタイミング同期タイプを決定するために用いられ、前記タイミング同期タイプが、全地球航法衛星システムGNSSタイミングと、エアインターフェースOTA/基地局タイミングとを含む第2受信モジュール71と、前記同期タイプ指示情報に指示されたタイミング同期タイプにより自分の第2送信タイミングを調整するように構成される第2同期タイミングモジュール72とを備える。該端末における各モジュールが実現するステップおよび具体的な過程は、上記各実施例に示す上り、下り送信タイミングの決定過程を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0201】
本実施例に係る装置において、第1ノードから配信された同期タイプ指示情報を受信し、同期タイプ指示情報に指示されたタイミング同期タイプに基づいて第2ノード自体の第1送信タイミングおよび/または第2送信タイミングを調整し、および第2ノードの下の子ノードまたは端末の上り送信タイミングを制御することにより、多端間の送信タイミングの同期タイミング調整を実現し、5G NRで、ノードが同時受信または同時送信を実現する時、ノード間の送信タイミングの調整メカニズムが互に影響しないことも確保でき、それと同時に、IABネットワークのデータ伝送効率および割り当てリソースの利用率も向上させ、さらにノードまたはUEのニーズをより良好に満たし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。本態様は実現しやすく、様々な異なるシーンに適用する。
【0202】
本発明の実施例は通信デバイスを提供し、図8に示すように、該デバイスは、プロセッサ211と、メモリ212と、通信ユニット213と、通信バス214とを備える。
【0203】
通信バス214は、プロセッサ2111と、通信ユニット213と、メモリ212との間の通信接続を実現するために用いられる。
【0204】
一実例において、前記プロセッサ211は、メモリに記憶されている1つまたは複数の第1プログラムを実行して上記各実施例における送信タイミング決定方法のステップを実現するために用いられる。
【0205】
別の実例において、前記プロセッサ211は、メモリに記憶されている1つまたは複数の第2プログラムを実行して上記各実施例における送信タイミング決定方法のステップを実現するために用いられる。
【0206】
別の実例において、前記プロセッサ211は、メモリに記憶されている1つまたは複数の第3プログラムを実行して上記各実施例における送信タイミング決定方法のステップを実現するために用いられる。
【0207】
本実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、該コンピュータ可読記憶媒体は、情報(例えば、コンピュータ可読命令、データ構造、コンピュータプログラムモジュールまたは他のデータ)を記憶するための任意の方法または技術で実施される揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不能な媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体は、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、ROM(Read-Only Memory、読み出し専用メモリ)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable read only memory、電気的消去書込み可能な読み出し専用メモリ)、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD-ROM(Compact Disc Read-Only Memory、光ディスク読み出し専用メモリ)、デジタル多機能ディスク(DVD)または他の光ディスクメモリ、磁気カートリッジ、磁気テープ、磁気ディスクメモリまたは他の磁気記憶装置、またはあるいは、所望の情報を記憶するために用いられてコンピュータによりアクセス可能な任意の他の媒体を含んでもよいが、これらに限定されない。
【0208】
一例において、本実施例におけるコンピュータ可読記憶媒体は、1つまたは複数の第1コンピュータプログラムを記憶するために使用でき、該1つまたは複数の第1コンピュータプログラムは1つまたは複数のプロセッサにより実行されて上記各実施例における送信タイミング決定方法のステップを実現することができる。
【0209】
別の例において、本実施例におけるコンピュータ可読記憶媒体は、1つまたは複数の第2コンピュータプログラムを記憶するために使用でき、該1つまたは複数の第2コンピュータプログラムは、1つまたは複数のプロセッサにより実行されて上記各実施例における送信タイミング決定方法のステップを実現することができる。
【0210】
別の例において、本実施例におけるコンピュータ可読記憶媒体は、1つまたは複数の第3コンピュータプログラムを記憶するために使用でき、該1つまたは複数の第3コンピュータプログラムは、1つまたは複数のプロセッサにより実行されて上記各実施例における送信タイミング決定方法のステップを実現することができる。
【0211】
本実施例は、第1コンピュータプログラム(または、コンピュータソフトウェアと呼ばれる)をさらに提供し、該第1コンピュータプログラムはコンピュータ可読媒体に分布されてもよく、計算可能装置により実行されて上記各実施例に示す送信タイミング決定方法の少なくとも1つのステップを実現することができ、且つ、ある場合、上記実施例で説明された順序で示されたまたは説明された少なくとも1つのステップを実行することができる。
【0212】
本実施例は、第2コンピュータプログラム(または、コンピュータソフトウェアと呼ばれる)をさらに提供し、該第2コンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体に分布されてもよく、計算可能装置により実行されて上記各実施例に示す送信タイミング決定方法の少なくとも1つのステップを実現することができ、且つ、ある場合、上記実施例で説明された順序で示されたまたは説明された少なくとも1つのステップを実行することができる。
【0213】
本実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、コンピュータ可読装置を備え、該コンピュータ可読装置に上記第1コンピュータプログラムまたは第2コンピュータプログラムまたは第3コンピュータプログラムが記憶されている。本実施例において、該コンピュータ可読装置は、上記コンピュータ可読記憶媒体を含んでもよい。
【0214】
これから分かるように、当業者であれば、上記開示された方法における全てまたは一部のステップ、システム、装置における機能モジュール/ユニットは、ソフトウェア(計算装置実行可能プログラムコードで実現できる)、ファームウェア、ハードウェアおよびその適当な組み合わせとして実施できることが理解されるべきである。ハードウェアの実施形態において、上記説明に言及された機能モジュール/ユニットの間での区分は、必ずしも物理コンポーネントの区分に対応するとは限らない。例えば、1つの物理コンポーネントは複数の機能を有してもよいし、または1つの機能もしくはステップは、複数の物理コンポーネントにより協働して実行されてもよい。いくつかの物理コンポーネントまたは全ての物理コンポーネントは、中央プロセッサ、デジタル信号プロセッサまたはマイクロプロセッサのようなプロセッサにより実行されるソフトウェアとして実施されてもよいし、ハードウェアとして実施されてもよいし、特定用途向け集積回路のような集積回路として実施されてもよい。
【0215】
また、当業者に周知のように、通信媒体は、通常、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、またはキャリアもしくは他の伝送メカニズムのような変調データ信号内の他データを含み、且つ、任意の情報伝達媒体を含んでもよい。従って、本発明は任意の特定のハードウェアとソフトウェアとの組み合わせに限定されない。
【0216】
以上の内容は、例示的な実施形態を参照しながら本発明の実施例についてさらに詳細に説明したものであり、本発明の具体的な実施はこれらの説明に限定されるものと認定できない。当業者にとって、本開示の思想から逸脱しない前提で、いくつかの簡単な導出または置換を行うことができ、いずれも本開示の保護範囲に属すると見なすべきである
図1
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