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▶ 酒井 礼子の特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-04
(45)【発行日】2022-10-13
(54)【発明の名称】眼鏡にかけるためのオーバーグラス
(51)【国際特許分類】
   G02C 9/00 20060101AFI20221005BHJP
   G02C 7/10 20060101ALI20221005BHJP
【FI】
G02C9/00
G02C7/10
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019084423
(22)【出願日】2019-04-25
(65)【公開番号】P2020181101
(43)【公開日】2020-11-05
【審査請求日】2021-04-26
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】316004767
【氏名又は名称】酒井 礼子
(72)【発明者】
【氏名】酒井 礼子
【審査官】吉川 陽吾
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3079204(JP,U)
【文献】登録実用新案第3182275(JP,U)
【文献】特開平07-270727(JP,A)
【文献】特開2019-061265(JP,A)
【文献】米国特許第08210676(US,B1)
【文献】中国実用新案第202904131(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02C 9/00
G02C 7/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
眼鏡と重ね掛けするオーバーグラスであって、前記眼鏡のレンズ面に対向配置されるグラス部と、
前記グラス部の両側端部付近に近接して設けられた、
前記眼鏡のテンプル部に引っ掛ける、また絡ませる為に柔軟性がある、1対の掛合部を備えており、
前記掛合部は下縁部が上に向かって湾曲した第一湾曲部と、上縁部が下に向かって湾曲した第二湾曲部を持っており、前記掛合部は、前記第一湾曲部と前記第二湾曲部が交互に連 続する渦巻き又は波形状である事を特徴としているオーバーグラス。
【請求項2】
前記掛合部と前記グラス部とは平面状に形成されており、使用時に前記グラス部中央部に 折り曲げて、前記眼鏡の鼻掛部に引っ掛ける為の切り込みを備え、前記掛合部は前記グラス部に対して折り曲げる事ができ、
又前記グラス部は前記眼鏡のレンズ面に対向する面に粘着性を有する前記請求項1に記載のオーバーグラス。
【請求項3】
前記グラス部と前記掛合部は別々のパーツでできており、前記掛合部を前記グラス部にク リップする又は差し込む、又はネジで取り付けするように構成され、
前記掛合部は樹脂又は針金で構成されている前記請求項1に記載のオーバーグラス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に眼鏡に装着する為のオーバーグラス関する。
【背景技術】
【0002】
サングラスは太陽光の眩しさを軽減する為にあるが、通常単体で掛けるものであり、眼鏡をかけている場合は、度付きサングラスを掛けなおすか、撥ね上げ式のサングラスが付随された眼鏡を別に購入しなければいけない。
又、他の方法として眼鏡の上にもう一つサングラスをかけたり、シールをグラス部に貼るものがある。
いずれの場合も、費用が高価になる場合がある。
【0003】
しかし、眼鏡を掛けている者が、車を運転中に太陽光が眩しい時、眩しさを軽減するためには、サングラスをはね上げ式にした眼鏡や、度付きサングラスを最初から掛けておかなければ、運転している最中に眼鏡をかけ替えるのは危険である、という問題がある。
【0004】
又、パソコンを使用している時に、ブルーライト軽減する為のグラスもあるが、
市販されているものは、単体でかける仕様であり、眼鏡の上から無理に掛けるか、サイズが合わなければ掛ける事はできないという問題がある。
【0005】
又、眼鏡の上からサングラスを掛ける事は可能な場合もあるが、二つの眼鏡の荷重により、鼻に負担がかかり痛くなる、という問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2014-126869
【文献】特開2012-127999
【文献】実用新案登録第3119546号(U3119546)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、普通の眼鏡をかけている者が太陽光の眩しさを軽減する場合、前記、特許文献1特開2014-126869の様に、グラス部にシールを貼るものがあるが、シールを貼る為に一度眼鏡を外さなければ、丁度良い位置に貼るのは難しく、運転中の場合には直ぐ装着できない。また気泡などが入ると視界が悪くなる。
【0008】
又、シールは一度使用したものは何度も使用できず、経済的でない。
【0009】
更に前記、特許文献2の特開2012-127999や実用新案登録第3119546号の様に一体型や眼鏡に最初からセットできる構造の眼鏡は、専用の物を購入しなければならず、普段使用している眼鏡には装着はできず、安価ではなく、デザインもあまり選べない。
【0010】
眼鏡の上から普通のサングラスやオーバーグラスを掛ける事は可能ではあるが、その場合は2重に眼鏡を掛ける事となり、鼻に荷重がかかり負担となる。
【0011】
更に、形状が合わなければ上から掛けられない場合もある。
【0012】
本発明の解決しようとする課題は、眼鏡を掛けている者が、眩しさを抑えたりブルーライトを軽減するために、普段使用している眼鏡からの掛け替えの煩わしさを排除し、
眼鏡の上からさらにオーバーグラスを掛けた場合の鼻への負担を軽減し、安価であり、
どの様な形状の眼鏡にも重ね掛ける事を可能にする為の発明である。
【課題を解決するための手段】
【0013】
眼鏡と重ね掛けするオーバーグラスであって、前記、眼鏡のレンズ面に対向配置されるグラス部と、前記、グラス部の両側端部付近に設けられたテンプル部に引っ掛けるの為の1対の掛合部を備えているオーバーグラスである。
【0014】
前記、掛合部は、下縁部が上に向かって湾曲した第一湾曲部を備えている請求項1記載のオーバーグラスである。
【0015】
前記、掛合部は、上縁部が下に向かって湾曲した第二湾曲部を備えている請求項1又は2の記載のオーバーグラスである。
【0016】
前記、掛合部は、前記、第一湾曲部と前記、第二湾曲部が交互に連続して備えている求項3記載のオーバーグラスである。
【0017】
前記、グラス部は前記、眼鏡のレンズ面に対向する面に粘着性を有する前記、請求項1~4のいずれかに記載のオーバーグラスである。
【0018】
前記、掛合部と前記、グラス部とは平面状に形成されており、使用時に前記、グラス部の中央部に折り曲げて鼻掛部に引っ掛ける為の切り込みを備え、又掛合部をグラス部に対して折り曲げる事ができる前記、請求項1~5のいずれかに記載のオーバーグラスである。
【0019】
前記、掛合部は、前記、グラス部に付随したひも状の物とその端に重しのついたものを備えている、請求項1~5のいずれかに記載のオーバーグラスである。
【0020】
前記、掛合部は、前記、グラス部に付随した針金状のものを備えている、請求項1~5のいずれかに記載のオーバーグラスである。
【0021】
前記、グラス部は、薄い樹脂と薄い金属が張り合わされて構成されている、請求項1~6のいずれかに記載のオーバーグラスである。
【発明の効果】
【0022】
本発明のオーバーグラスは、掛合部を眼鏡のテンプル部へ引っ掛ける、また絡ませる、という構造であるので、使用者が普段使用している眼鏡を掛けたままの状態で、サングラスや ブルーライト軽減効果のあるグラスを簡単に装着することができるという効果がある。
【0023】
本発明のオーバーグラスは、薄いシート状のグラス部と掛合部である為、柔軟性があり、異なった形状の眼鏡や、様々な位置のテンプル部であっても適合し、かけられる、という効果がある。
【0024】
さらに、グラス部は薄いシート状である為、折りたたんで収納し、手帳などに挟んだりして携帯できる、という効果がある。
【0025】
又、グラス部は薄いシート状であり、軽量であるので、眼鏡の上から掛けても鼻への負担が少ないという効果がある。
【0026】
本発明のオーバーグラスは、粘着性のある前面グラス部とテンプル部にかける掛合部により、眼鏡との密着性が増し、安定して固定される、という効果がある。
【0027】
前記、オーバーグラスの掛合部は、シート状のグラス部と一体成形のものではなく、グラス部に付随している紐状のものの端部に重しが付いている形状でも良く、その重しを眼鏡のテンプル部に上から引っ掛けるだけで、端部の重しのバランスで、眼鏡に装着できるという効果がある。
【0028】
又、前記、掛合部は、針金の様に自由に曲げる事ができるものでも良く、前記掛合部を眼鏡のテンプル部に巻き付け装着できるという効果がある。
【0029】
又、前記オーバーグラスは掛合部が針金のように曲げれたり、渦巻き状であるものは、簡単に眼鏡のテンプル部に掛けれるだけでなく、掛合部をテンプル部に巻き付けるようにする事で簡単に外れて落ちないようにできる、という効果がある。
【0030】
本願発明のオーバーグラスは、薄いシート状のものと、掛合部も薄い樹脂又は紐や針金のような短く軽いパーツのみで構成されており、安価に製造でき、又1度購入すれば連続して使用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1】本発明のオーバーグラス実施例1を示す斜視図である。
図2】本発明のオーバーグラス実施例1の使用時の6面図を示す図である。
図3】本発明のオーバーグラス実施例1の使用前の6面図を示す図である。
図4】本発明のオーバーグラス実施例1の収納時の6面図を示す図である。
図5】本発明のオーバーグラス実施例1の装着状態の斜視図である。
図6】本発明のオーバーグラス実施例2を示す斜視図である。
図7】本発明のオーバーグラス実施例2の使用時の6面図を示す図である。
図8】本発明のオーバーグラス実施例2の使用前の6面図を示す図である。
図9】本発明のオーバーグラス実施例2の収納時の6面図を示す図である。
図10】本発明のオーバーグラス実施例2の装着状態の斜視図である。
図11】本発明のオーバーグラス実施例3を示す斜視図である。
図12】本発明のオーバーグラス実施例3の使用時の6面図を示す図である。
図13】本発明のオーバーグラス実施例3の使用前の6面図を示す図である。
図14】本発明のオーバーグラス実施例3の収納時の6面図を示す図である。
図15】本発明のオーバーグラス実施例3の装着状態の斜視図である。
図16】本発明のオーバーグラス実施例4を示す斜視図である。
図17】本発明のオーバーグラス実施例4の使用時の6面図を示す図である。
図18】本発明のオーバーグラス実施例4の使用前の6面図を示す図である。
図19】本発明のオーバーグラス実施例4の収納時の6面図を示す図である。
図20】本発明のオーバーグラス実施例4の装着状態の斜視図である。
図21】本発明のオーバーグラス実施例5を示す斜視図である。
図22】本発明のオーバーグラス実施例5の使用時の6面図を示す図である。
図23】本発明のオーバーグラス実施例5の使用前の6面図を示す図である。
図24】本発明のオーバーグラス実施例5の収納時の6面図を示す図である。
図25】本発明のオーバーグラス実施例5の装着状態の斜視図である。
図26】本発明のオーバーグラス実施例6を示す斜視図である。
図27】本発明のオーバーグラス実施例6の使用時の6面図を示す図である。
図28】本発明のオーバーグラス実施例6の使用前と収納時の6面図を示す図である。
図29】本発明のオーバーグラス実施例6の装着状態の斜視図である。
【符号の説明】
【0032】
1 グラス部
2 掛合部
【実施例1】
【0033】
図1を用いて実施例1のオーバーグラス1を説明する。
オーバーグラス1は眼鏡に装着する時の装着状態と販売時等の収納時の収納状態と眼鏡装着する前の装着前状態を有している。
【0034】
図1にオーバーグラス1の装着状態の斜視図を示す。
図2にオーバーグラス1の装着状態の6面図を示す。
図3にオーバーグラス1の使用前状態の6面図を示す。
図4にオーバーグラス1の収納状態の6面図を示す。
図5に実際に眼鏡に装着した状態を示す。
【0035】
図1のオーバーグラス1はグラス部11と、掛合部12を持っている。
グラス部11はフレーム部111とレンズ部112を持っている。
グラス部11は薄いシート状の樹脂で形成されており、両端の掛合部12も薄いシート状の樹脂で形成されており、下縁部が上に向かって湾曲した第一湾曲部をもっている。
使用前状態の図3はオーバーグラス1の11と12が平面状になっている。
【0036】
オーバーグラスを眼鏡に装着する時は、使用前状態の図3の11の部分を図5に示すように眼鏡のレンズの外面側に配置させたのち前記、12を眼鏡のテンプル側に折り曲げ、テンプル部に対して上方向から引っ掛ける事により眼鏡に装着する。
【0037】
眼鏡から取り外して次に装着するまでの収納状態は図4に示すように折りたたんでいる。
尚、11の部分を眼鏡の内面側に装着させた場合にも同様に効果がある。
又、112の部分に1次的に固定できるようなに粘着性を持たせても良い。
この場合眼鏡とオーバーグラスがより固定され安定して装着できる。
【実施例2】
【0038】
図6を用いて実施例2のオーバーグラス2を説明する。
オーバーグラス2は眼鏡に装着する時の装着状態と販売時等の収納時の収納状態と眼鏡装着する前の装着前状態を有している。
【0039】
図6にオーバーグラス2の装着状態の斜視図を示す。
図7にオーバーグラス2の装着状態の6面図を示す。
図8にオーバーグラス2の使用前状態の6面図を示す。
図9にオーバーグラス2の収納状態の6面図を示す。
図10に実際に眼鏡に装着した状態を示す。
【0040】
図6のオーバーグラス2はグラス部21と、掛合部22を持っている。
グラス21はフレーム部211とレンズ部212を持っている。
グラス部21は薄いシート状の樹脂で形成されており、両端の掛合部22も薄いシート状の樹脂で形成されており、掛合部22は下縁部が上に向かって湾曲した第一湾曲部221と上縁部が下に向かって湾曲した第二湾曲部222を備えており、221と222は交互に連続している。
【0041】
使用前状態の図8はオーバーグラス2の21と22が平面状になっている。
【0042】
オーバーグラスを眼鏡に装着する時は、使用前状態の図8の21の部分を図10に示すように眼鏡のレンズの外面側に配置させたのち前記、22を眼鏡のテンプル側に折り曲げ、第一湾曲部221を上方向から眼鏡のテンプル部に引っ掛け、第2湾曲部222を下方向から引っ掛ける事により、眼鏡に装着する。
尚、221と222はどちらが21に近接する部分かであるか否かは関係ないものとする。
【0043】
眼鏡から取り外して次に装着するまでの収納状態は図9に示すように折りたたんでいる。
尚、21の部分を眼鏡の内面側に装着させた場合にも同様の効果がある。
【実施例3】
【0044】
図11を用いて実施例3のオーバーグラス3を説明する。
オーバーグラス3は眼鏡に装着する時の装着状態と販売時等の収納時の収納状態と眼鏡装着する前の装着前状態を有している。
【0045】
図11にオーバーグラス3の装着状態の斜視図を示す。
図12にオーバーグラス3の装着状態の6面図を示す。
図13にオーバーグラス3の使用前状態の6面図を示す。
図14にオーバーグラス3の収納状態の6面図を示す。
図15に実際に眼鏡に装着した状態を示す。
【0046】
図11のオーバーグラス3はグラス部31と、掛合部32を持っている。
グラス部31のフレーム部311とレンズ部312は印刷により区別されている。
グラス部31は薄いシート状の樹脂で形成されており、両端の掛合部32も薄いシート状の樹脂で形成されており、
掛合部32は下縁部が上に向かって湾曲した第一湾曲部321と上縁部が下に向かって湾曲した第二湾曲部322を備えており、321と322は交互に連続し渦巻き状になっている。
使用前状態の図13はオーバーグラスの3の31と32が平面状になっている。
【0047】
オーバーグラスを眼鏡に装着する時は、使用前状態の図13の31の部分を図15に示すように眼鏡のレンズの外面側に配置させたのち、前記、32を眼鏡のテンプル側に折り曲げ、
第一湾曲部321と第2湾曲部322を眼鏡のテンプル部に引っ掛けたり、絡めたりし、眼鏡に装着する。
【0048】
眼鏡から取り外して次に装着するまでの収納状態は図14に示すように折りたたんでいる。
尚、31の部分を眼鏡の内面側に装着させた場合にも同様の効果がある。
【実施例4】
【0049】
図16を用いて実施例4のオーバーグラス4を説明する。
オーバーグラス2は眼鏡に装着する時の装着状態と販売時等の収納時の収納状態と眼鏡装着する前の装着前状態を有している。
【0050】
図16にオーバーグラス4の装着状態の斜視図を示す。
図17にオーバーグラス4の装着状態の6面図を示す。
図18にオーバーグラス4の使用前状態の6面図を示す。
図19にオーバーグラス4の収納状態の6面図を示す。
図20に実際に眼鏡に装着した状態を示す。
【0051】
図16のオーバーグラス4はグラス部41と、掛合部42とを持っている。
グラス部41はレンズ部412と眼鏡のブリッジに引っ掛ける為の切り込み部413を持っている。
グラス部41は薄いシート状の樹脂で形成されており、両端の掛合部42も薄いシート状の樹脂で形成されており、
掛合部42は上縁部が上に向かって湾曲した第一湾曲部421と下縁部が下に向かって湾曲した第二湾曲部422を備えており、421と422は交互に連続し渦巻き状になっている。
使用前状態の図18はオーバーグラスの4の41と42が平面状になっている。
【0052】
オーバーグラスを眼鏡に装着する時は、使用前状態の図18の41の部分を図20に示すように眼鏡のレンズの外面側に配置させたのち、前記、42を眼鏡のテンプル側に折り曲げ、第一湾曲部421と第2湾曲部422を眼鏡のテンプル部に絡めて、眼鏡に装着する。
【0053】
眼鏡から取り外して次に装着するまでの収納状態は図19に示すように折りたたんでいる。
【0054】
尚、41の部分を眼鏡の内面側に装着させた場合にも同様の効果がある。
又、前期オーバーグラスのグラス部と掛合部は一体の薄い樹脂で形成されており、グラス部のフレーム部とレンズ部は区別されておらず、又、印刷により描画されたもので良い。
【実施例5】
【0055】
図21を用いて実施例5のオーバーグラス5を説明する。
オーバーグラス5は眼鏡に装着する時の装着状態と販売時等の収納時の収納状態と眼鏡装着する前の装着前状態を有している。
【0056】
図21はオーバーグラス5の装着状態の斜視図を示す。
図22にオーバーグラス5の装着状態の6面図を示す。
図23にオーバーグラス5の使用前状態の6面図を示す。
図24にオーバーグラス5の収納状態の6面図を示す。
図25に実際に眼鏡に装着した状態を示す。
【0057】
図21のオーバーグラスはグラス部51と、掛合部52を持っている。
グラス部51はフレーム部511とレンズ部512を持っている。
グラス部51は薄いシート状の樹脂に薄い金属が張り合わされて形成されており、両端の掛合部52も薄いシート状の樹脂に薄い金属が張り合わされて形成されており、
掛合部52は上縁部が上に向かって湾曲した第一湾曲部521と下縁部が下に向かって湾曲した第二湾曲部522とを備えている。
使用前状態の図23はオーバーグラス5の51と52が平面状になっている。
【0058】
オーバーグラスを眼鏡に装着する時は、使用前状態の図23の51の部分を図25に示すように眼鏡のレンズの外面側に配置させたのち、前記、掛合部52を眼鏡のテンプル側に折り曲げ、第一湾曲部521と第2湾曲部522の間に眼鏡のテンプル部を押し込み、掛合部を引っ掛けて眼鏡に装着する。
【0059】
眼鏡から取り外して次に装着するまでの収納状態は図24に示すように折りたたんでいる。
尚、51の部分を眼鏡の内面側に装着させた場合にも同様の効果がある。
【実施例6】
【0060】
図26を用いて実施例6のオーバーグラス6を説明する。
オーバーグラス6は眼鏡に装着する時の装着状態と販売時等の収納時の収納状態と眼鏡装着する前の装着前状態を有している。
図26はオーバーグラス6の装着状態の斜視図を示す。
図27にオーバーグラス6の装着状態の6面図を示す。
図28にオーバーグラス6の使用前状態の6面図を示す。
尚、収納状態の6面図も同じである為省略する。
図29に実際に眼鏡に装着した状態を示す。
【0061】
図26のオーバーグラスはグラス部61と、掛合部62を持っている。
グラス部61はフレーム部611とレンズ部612を持っている。
グラス部61に別の素材、掛合部62が付随している。
グラス部61は薄いシート状の樹脂で形成されており、両端の掛合部62はひも状の623と重し部624を備えている。
使用前状態と収納状態は図28に示すようにグラス部61に対して掛合部62がぶらんとしている。
【0062】
オーバーグラスを眼鏡に装着する時は、使用前状態の図28のグラス部61を図29に示すように眼鏡のレンズの外面側に配置させたのち、前記、掛合部62を眼鏡のテンプル部に引っ掛けて、又は絡めて眼鏡に装着する。
【0063】
尚、61の部分を眼鏡の内面側に装着させた場合にも同様の効果がある。
又、623の部分は針金のような曲げ自由のものでも同様の効果がある。
【0064】
又、グラス部に1時的に固定できるようなに粘着性を持たせても良い。この場合眼鏡とオーバーグラスがより固定され安定して装着できる。
【0065】
尚、請求項1-6のオーバーグラスの厚みについては、限定していない。
又、前期オーバーグラスのグラス部と掛合部は薄い樹脂と樹脂又は薄い金属を貼り合わせたものでも良い。
【0066】
又、前期オーバーグラスのグラス部と掛合部は細い金属または樹脂でフレームが形成されているものに、レンズ部が付随されているものでも良い。
【0067】
又、前記オーバーグラスのグラス部と掛合部は樹脂成形により成形されたものでもよい。
前期、オーバーグラスのグラス部と掛合部は別々のパーツでできており、掛合部を前面グラス部にクリップ、又は差し込む、又はネジで取り付けるようにしても良い。
【0068】
尚、図1~29は分かりやすくする為に厚みを厚く表示している。
【0069】
更に、偏光又は減光、ブルーライト軽減の機能のあるフィルムを貼るか又はコーティングを施し、単なるサングラスだけでは得られない効果を不随する事ができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
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図15
図16
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