IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 山口 博の特許一覧

<>
  • 特許-調理器具及び調理器具セット 図1
  • 特許-調理器具及び調理器具セット 図2
  • 特許-調理器具及び調理器具セット 図3
  • 特許-調理器具及び調理器具セット 図4
  • 特許-調理器具及び調理器具セット 図5
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-07
(45)【発行日】2022-10-18
(54)【発明の名称】調理器具及び調理器具セット
(51)【国際特許分類】
   A47J 43/04 20060101AFI20221011BHJP
   B26D 3/24 20060101ALI20221011BHJP
【FI】
A47J43/04
B26D3/24 A
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2018029934
(22)【出願日】2018-02-22
(65)【公開番号】P2018134416
(43)【公開日】2018-08-30
【審査請求日】2021-02-15
(31)【優先権主張番号】P 2017046693
(32)【優先日】2017-02-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
(73)【特許権者】
【識別番号】517086236
【氏名又は名称】山口 博
(72)【発明者】
【氏名】山口 博
【審査官】西尾 元宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-006003(JP,A)
【文献】特開2005-152431(JP,A)
【文献】特開2003-089094(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0102760(US,A1)
【文献】登録実用新案第3171539(JP,U)
【文献】特開2016-041108(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 43/04
B26B 1/00-11/00
23/00-29/06
B26D 3/00-3/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部開口部と下部開口部を有する所定の厚みを持つ枠体と、
前記枠体を横断するように固定して設けられ且つ被切断物を切断する切断刃を上下方向に持つ両刃カッターと、を備え、
前記枠体の前記上部開口部側には第1の容器が嵌合可能な第1の嵌合部が形成され、
前記枠体の前記下部開口部側には第2の容器が嵌合可能な第2の嵌合部が形成されていることを特徴とする調理器具。
【請求項2】
前記枠体は円筒形であって、この円筒形の枠体に前記両刃カッターを複数設けたことを特徴とする請求項1記載の調理器具。
【請求項3】
前記枠体において、前記第1の嵌合部の径を前記第2の嵌合部の径より小さくしたことを特徴とする請求項1記載の調理器具。
【請求項4】
請求項1記載の調理器具と、前記上部開口部を覆って前記被切断物が移動可能な第1の空間を有し前記第1の嵌合部に嵌合する第1の容器と、前記下部開口部を覆って前記被切断物が移動可能な第2の空間を有し前記第2の嵌合部に嵌合する第2の容器とを備えてなることを特徴とする調理器具セット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、野菜、果実等の被切断物をみじん切りするための調理器具及び調理器具セットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、野菜や果物等の被切断物をみじん切り等に切断する調理器具は、手動によるもの、電動によるものと各種存在するが、手動によるものは、被切断物を適当な大きさに切った上で容器内に入れ、その中で複数の刃を回転させることによりみじん切りするものが主流である。
すなわち、一般に使用されるみじん切り器は、手動であれ電動であれ基本的には被切断物に対し刃を動かすことにより被切断物をみじん切りにするものであり、その主流である複数の刃を回転させるみじん切り器においては、多数の構成部品からなり、その構造が複雑であり、被切断物を取り除くのにひと手間であり、また、その手入れも大変であった。さらに、切断の際、回転中心に大きな負荷がかかるため、強い力で回転させると、壊れやすいという問題があった(例えば、特許文献1、2)。
また、特許文献3には、上端を開口した被切断物収納ケースに本体ケースを着脱自在に取り付け、本体ケースには下端に切断刃を取り付けた作動杆を上下動させて被切断物をみじん切りするみじん切り装置も記載されているが、切断刃を下げるときしか被切断物を切断できず、みじん切りするのに手間と時間がかかるのみならず、その構造が複雑であり、被切断物を取り除くのにひと手間であり、また、その手入れも大変であるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2008-6003号公報
【文献】特開2005-152431号公報
【文献】特開2003-089094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、電気のいらない調理器具を使用して、極めてシンプルな構造で、被切断物を容易且つ迅速にみじん切りし得るようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、上部開口部と下部開口部を有する所定の厚みを持つ枠体と、前記枠体を横断するように固定して設けられ且つ被切断物を切断する切断刃を上下方向に持つ両刃カッターとを備え、前記枠体の前記上部開口部側には第1の容器が嵌合可能な第1の嵌合部が形成され、前記枠体の前記下部開口部側には第2の容器が嵌合可能な第2の嵌合部が形成されている調理器具を提供して、上記課題を解決するものである。
【0006】
請求項2に記載の発明は、前記枠体は円筒形であって、この円筒形の枠体に前記両刃カッターを複数設けた調理器具を提供して、上記課題を解決するものである。
【0007】
請求項3に記載の発明は、前記枠体において、前記第1の嵌合部の径を前記第2の嵌合部の径より小さくした調理器具を提供して、上記課題を解決するものである。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の調理器具と、前記上部開口部を覆って前記被切断物が移動可能な第1の空間を有し前記第1の嵌合部に嵌合する第1の容器と、前記下部開口部を覆って前記被切断物が移動可能な第2の空間を有し前記第2の嵌合部に嵌合する第2の容器とを備えてなる調理器具セットを提供して、上記課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明の調理器具においては、上部開口部と下部開口部を有する枠体に上下方向に切断刃を有する両刃カッターを固定して設け、また、その枠体の上部開口部側と下部開口部側に第1の嵌合部と第2の嵌合部を設けたので、第1の嵌合部に第1の容器を嵌合させ、第2の嵌合部に第2の容器を嵌合させ、第1の容器または第2の容器に被切断物を入れて上下に振ることにより、被切断物が第1の容器と第2の容器の間を移動する際に両刃カッターで切断され、電気のいらない調理器具を使用して、極めてシンプルな構造で、被切断物を容易且つ迅速にみじん切りにすることができるという効果を奏する。
【0010】
請求項2に記載の発明の調理器具においては、円筒形の枠体に前記両刃カッターを複数設けられているので、被切断物が第1の容器と第2の容器の間を移動する際に、両刃カッターの刃の数に応じて被切断物が切断され、より迅速に被切断物をみじん切りにすることができるという効果を奏する。
【0011】
請求項3に記載の発明の調理器具においては、枠体における第1の嵌合部の径を第2の嵌合部の径より小さくしたので、さらに、第1の嵌合部に嵌合させる第1の容器を、第2の嵌合部に嵌合させる第2の容器より小さくすることができ、保管する際に第2の容器内に第1の容器を収納でき、場所を取らずに保管することができるという効果を奏する。
【0012】
請求項4に記載の発明の調理器具セットにおいては、第1の嵌合部に第1の容器を嵌合させ、第2の嵌合部に第2の容器を嵌合させて、第1の容器の第1の空間と第2の容器の第2の空間に被切断物(たとえば玉ねぎ)を閉じ込めることができ、この状態で本発明の調理器具を上下に振ることで、第1の空間内で移動して加速された被切断物が第2の空間に移る際に両刃カッターの刃によって切断され、次に、第2の空間内で移動して加速された被切断物が第1の空間に移る際に両刃カッターの刃によって更に被切断物が細かく切断され、これを繰り返すことによって、簡単かつ迅速に被切断物をみじん切りにすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の調理器具の一例を示す外観図(a)と断面図(b)である。
図2】両刃カッターの例を説明するための図である。
図3】本発明の調理器具と容器を組み合わせた調理器具セット断面図である。
図4】調理器具A1に補助調理器具を複数組み合わせた状態の断面図である。
図5】本発明の調理器具を複数組み合わせて用いる場合を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1は、本発明の調理器具の一例を示す外観図(a)と断面図(b)である。図において、A1は調理器具、1は枠体、1aは上部開口部、1bは下部開口部、2は両刃カッター、2a、2bは切断刃、3は第1の嵌合部、4は第2の嵌合部である。
図1に示すように調理器具A1は、枠体1と両刃カッター2から構成されている。
枠体1は、上部開口部1aと下部開口部1bを有し所定の厚みを持つ樹脂からなる円筒形の枠体である。この枠体1は、特にサイズは限定されるものではないが、本実施例では直径10cm、高さ3cm程度の円筒形をなし、その内側に上下方向に切断刃2a、2bを持つ両刃カッター2が枠体1を横断するように複数、平行に固定して設けられている。
【0015】
枠体1は、従来の野菜スライサーなどに用いられる樹脂材料でよく、その厚さは両刃カッター2が固定部においてしっかり固定されるように所定の厚みを持たせることが好ましい。それは固定方法との兼ね合いで設定すればよく、枠体1に設けた穴や溝へ両刃カッター2を挿入、接着、融着等、または枠体1に設けた突起部分へ両刃カッター2をネジ留め等、従来の方法で固定すればよい。
【0016】
両刃カッター2の数は、1本でも複数本でもよく、適宜、複数本の両刃カッター2を平行に設けることで、短時間でみじん切りにすることができ、また、両刃カッター2が90度に交わる形で複数本、格子状に設けてもよい。両刃カッター2の材質は通常刃物に用いられる硬質の金属が好ましい。高価となるが、枠体1を金属で形成し両刃カッター2と枠体1とを金属で一体成型してもよい。逆に、コストを抑えるためには枠体1と一体成型した樹脂で構成することも可能である。
【0017】
枠体1の上部開口部1a側及び下部開口部1b側にはそれぞれ、図1に示すように、容器を嵌合させるための突条が設けられた第1の嵌合部3及び第2の嵌合部4が形成されている。第1嵌合部3と第2の嵌合部4の突条は、容器を螺合可能にするよう螺旋状に設けられている。この第1の嵌合部3と第2の嵌合部4は、螺旋状の突条に代えてL字状の突起を設ける等、容器を上下方向にしっかり固定できる構造としてもよい。また、第1の嵌合部3と第2の嵌合部4に突条を設けず、例えば、ペットボトル上部を切断した同径の容器を第1の嵌合部3と第2の嵌合部4に嵌め込むことができるようにし、嵌め込んだ容器をテープで第1の嵌合部3と第2の嵌合部4に留めることができるようにしてもよい。
【0018】
図2は、両刃カッターの例を説明するための図であり、図2(a)は図1に示す調理器具A1で用いた水平形状の両刃カッター2である。本発明の調理器具に使用する両刃カッターは、被切断物の硬さやカッター自体の切れ味に応じて各種選択することができ、その形状の事例としては、図2(a)に示す長方形状、同図(b)に示す曲線形状、同図(c)に示す傾斜形状、若しくは同図(d)に示すのこぎり刃形状等を挙げることができる。
【0019】
図3は、本発明の調理器具と容器を組み合わせた2種類の調理器具セットの断面図であり、図においてそれぞれ、SA1、SA2は調理器具セット、A1、A2は調理器具、5、15は第1の容器、5a、15aは第1の空間、6、16は第2の容器、6a、16aは第2の空間、1、11は枠体、1a、11aは上部開口部、1b、11bは下部開口部、2、12は両刃カッター、13は第1の嵌合部、14は第2の嵌合部である。
図3(a)に示す調理器具セットSA1は、調理器具A1に第1の容器5と第2の容器6を組み合わせ、水平な両刃カッター2を枠体1に固定したものである。そして枠体1の上部開口部1a側の第1の嵌合部3には第1の容器5を着脱自在に嵌合し、下部開口部1b側の第2の嵌合部4には第2の容器6を着脱自在に嵌合している。
図3(b)に示す調理器具セットSA2は、調理器具A2に第1の容器15と第2の容器16を組み合わせ、図2(c)に示す傾斜した両刃カッター12を枠体11に固定したものである。そして枠体11の上部開口部11a側の第1の嵌合部13には第1の容器15を着脱自在に嵌合し、下部開口部11b側の第2の嵌合部14には第2の容器16を着脱自在に嵌合している。
【0020】
図3(a)の調理器具セットSA1においては、第1の容器5と第2の容器6は、透明な樹脂からなり、第1の容器5は、被切断物が移動可能な第1の空間5aを有し、第2の容器6は、被切断物が移動可能な第2の空間6aを有している。第1の空間5aと第2の空間6aの高さ(深さ)は、高い方が被切断物をより確実に切断でき好ましいが、両刃カッター2の切れ味との関係で、デザインやコストを考慮して適宜選択することができる。第1の容器5と第2の容器6は同じ形状のものを示したが、枠体1の第1の嵌合部3と第2の嵌合部4に嵌合するものであればその形状は異なるものでもよい。第1の容器5と第2の容器6の底部分は、曲面状の方が、みじん切りにされた被切断物を取り除くのに適しており、手入れも簡単になる。
【0021】
図3(b)の調理器具セットSA2においても、第1の容器15と第2の容器16は、透明な樹脂からなり、第1の容器15は、被切断物が移動可能な第1の空間15aを有し、第2の容器16は、被切断物が移動可能な第2の空間16aを有している。調理器具セットSA2は、第1の容器15と第2の容器16の開放端部である嵌合部の厚みを厚くすることにより強度を増した調理器具セットとなっている。外観上は、図3(a)の調理器具セットSA1が中央部で細くなっているのに対して、図3(b)の調理器具セットSA2は、中央部が太くなっている。使用時の使いよさを考慮すると、調理器具セットの中央部を細くした方が使いやすいが、調理器具セットを上下に強く降った際に滑らないようにその表面に突起を設けたりゴム材等の滑り止めを設けたりすることで、デザインやコスト重視とした調理器具セットを形成することができる。
【0022】
図4は、図1に示した調理器具A1に補助調理器具を組み合わせた状態の断面図であり、図において、B1は補助調理器具、21は枠体、22は両刃カッター、23は凸型嵌合部、24は凹型嵌合部である。補助調理器具B1においては、枠体21に凸型嵌合部23と凹型嵌合部24を設け、調理器具A1の枠体1の第1の嵌合部3に補助調理器具B1の凹型嵌合部24を着脱自在に嵌合させることにより、両刃カッター22が、両刃カッター2に対して、上部から見たときに垂直な方向に交差するように、固定して設けられている。凸型嵌合部23は、枠体1の第1の嵌合部3と同じ形状をしており、枠体1の第1の嵌合部3と同様に第1の容器5を嵌合させることができる。
【0023】
本発明の調理器具A1の使用について説明する。
まず、枠体1の第2の嵌合部4に第2の容器6を嵌合させ、第2容器5の中に玉ねぎ等の被切断物を挿入した後、枠体1の第1の嵌合部3に被切断物を挿入した第1容器5を嵌合させ、図3(a)に示す調理器具セットSA1とする。
その後、調理器具セットSA1を上下に振ることで、第1の容器5の第1の空間5a内で被切断物が移動して加速され、この加速された被切断物が第2の容器6の第2の空間6aに移る際に両刃カッター2の切断刃2aによって切断される。第2の容器6の第2の空間6a内に移った被切断物は、第2の空間6a内でも移動して加速され、この加速された被切断物が第1の容器5の第1の空間5aに移る際に両刃カッター2の切断刃2bによって更に細かく切断され、これを繰り返すことによって、被切断物を容易に素早くみじん切りにすることができる。
この場合、被切断物は複数入れることで互いに切断のための補助を行うためより切れ易く、更に、作りたいもの、混ぜたいものを同時に入れることで、切断と混合を同時に行うことができる。
【0024】
また、被切断物が人参等の硬めのものであるときは、第1の容器5(第1の空間5a)と第2容器6(第2の空間6a)内にその内径よりも若干小さい外径の円盤状の樹脂又は木片を補助具として挿入することにより、より容易に被切断物を切断することが可能となり、これまでみじん切りには適さなかった材料も被切断物としてみじん切りにすることができ料理のレパートリーも増やすことができる。
【0025】
さらに、図3(a)に示されるように、調理器具セットSA1において、第1の容器5と第2の容器6の内径より枠体1の内径を小さくすることで、前記円盤状の補助具を挿入した場合でも、枠体1がストッパーの役割を果たし、本調理器具の使用に際してその補助具が両刃カッター2(a)に接触することはなく傷つけることもなくなる。
【0026】
また、調理器具A1、A2において、枠体1、11の第1の嵌合部3、13や第2の嵌合部4、14は、枠体1、11の外周部に設けたが、枠体1、11の内周部に設けてもよい。
【0027】
本発明の調理器具の他の実施形態について説明する。
図5は、他の実施形態である調理器具に第1の容器と第2の容器を組み合わせた調理器具セットの断面図であり、図において、SA3は調理器具セット、A3は調理器具、31は枠体、32は両刃カッター、33は第1の嵌合部、34は第2の嵌合部、35は第1の容器、36は第2の容器、37は蓋である。
調理器具A3においては、枠体31の第1の嵌合部33の外径が第2の嵌合部34の外径より小さくなる構造とした。それに伴い、第1の容器35の内径は第2の容器36の内径より小さくなっており、図5(a)に示すように、第1の容器35が第1の嵌合部33に嵌合し、第2の容器36が第2の嵌合部34に嵌合する。
【0028】
図5(b)に示すように、第1の容器35は、第2の容器36に収納できるサイズとなっており、第2容器36に第1の容器35を収納し、第1の容器35と同一径の蓋37を第1の嵌合部33に嵌合させて保管することができ、コンパクトで衛生的に保管することができる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明の調理器具は、2つの容器(第1の容器と第2の容器)と組み合わせた調理器具セットとして用いられるが、流通上はそれぞれ用途やデザイン、コストを考慮して、調理器具と2つ容器を別々の部材として、販売することができる。また、被切断物の硬さに応じて、調理器具を両刃カッターの枚数や形状の異なる部材として、販売することもできる。
【符号の説明】
【0030】
1、11、21、31 枠体
1a、11a 上部開口部
1b、11b 下部開口部
2、12、22、32 両刃カッター
2a、2b 切断刃
3、13、33 第1の嵌合部
4、14、34 第2の嵌合部
5、15、35 第1の容器
5a、15a 第1の空間
6、16、36 第2の容器
6a、16a 第2の空間
23 凸型嵌合部
24 凹型嵌合部
37 蓋
A1、A2、A3 調理器具
SA1、SA2、SA3 調理器具セット
B1 補助調理具
図1
図2
図3
図4
図5