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特許7155408電気空気圧式のモジュレータ用のリレー弁のカラーをガイドするためのガイドスリーブ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-07
(45)【発行日】2022-10-18
(54)【発明の名称】電気空気圧式のモジュレータ用のリレー弁のカラーをガイドするためのガイドスリーブ
(51)【国際特許分類】
   B60T 15/18 20060101AFI20221011BHJP
   F16K 27/00 20060101ALN20221011BHJP
【FI】
B60T15/18 A
F16K27/00 Z
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2021512620
(86)(22)【出願日】2019-08-05
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-12-16
(86)【国際出願番号】 EP2019070964
(87)【国際公開番号】W WO2020048706
(87)【国際公開日】2020-03-12
【審査請求日】2021-03-31
(31)【優先権主張番号】102018121718.8
(32)【優先日】2018-09-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】597007363
【氏名又は名称】クノル-ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【氏名又は名称原語表記】Knorr-Bremse Systeme fuer Nutzfahrzeuge GmbH
【住所又は居所原語表記】Moosacher Strasse 80, D-80809 Muenchen, Germany
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100098501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 拓
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100134315
【弁理士】
【氏名又は名称】永島 秀郎
(74)【代理人】
【識別番号】100135633
【弁理士】
【氏名又は名称】二宮 浩康
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】フリートベルト レーター
(72)【発明者】
【氏名】マーティン クラール
【審査官】前原 義明
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2016/0236667(US,A1)
【文献】欧州特許出願公開第02266854(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60T 15/00 - 17/22
F16K 27/00 - 27/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両(500)用のブレーキシステム(505)に用いられる電気空気圧式のモジュレータ(100)のためのリレー弁(105)のカラー(115)をガイドするためのガイドスリーブ(110)であって、前記ガイドスリーブ(110)は、下記の特徴、すなわち、
ガイド区分(155)であって、前記リレー弁(105)の前記カラー(115)の対応ガイド区分(235)に連結可能に成形されており、これにより、ガイド区分(155)に沿った前記カラー(115)のガイドを可能にする、ガイド区分(155)と、
前記ガイドスリーブ(110)を前記リレー弁(105)のハウジング(120)内において形状結合式に固定するように成形されている保持区分(160)と
を含み、
前記保持区分(160)の延在軸線は、前記ガイド区分(155)の延在軸線に対して斜めに延びるように配置されている、ガイドスリーブ(110)。
【請求項2】
前記保持区分(160)は、少なくとも1つの係止フックおよび/またはバヨネットを成形している、請求項1記載のガイドスリーブ(110)。
【請求項3】
前記ガイド区分(155)と前記保持区分(160)との間に成形された中間区分(205)を備えており、前記中間区分(205)は、円環状にまたは中空円錐台形状に成形されている、請求項1または2記載のガイドスリーブ(110)。
【請求項4】
前記保持区分(160)は、前記中間区分の下面の縁部区分から離反する方向に、かつ/または前記ガイド区分(155)は、前記中間区分(205)の、前記下面とは反対側に位置するように配置されている上面の中央領域から離反する方向に延在している、請求項記載のガイドスリーブ(110)。
【請求項5】
少なくとも1つの軸線方向リブ(220)を備えており、前記軸線方向リブ(220)は、前記中間区分(205)の、前記保持区分(160)に向けられた下面から離反する方向に延在しており、かつ/または前記ガイド区分(155)に対して平行に延びるように配置されている延在軸線を有している、請求項または記載のガイドスリーブ(110)。
【請求項6】
少なくとも1つの半径方向リブ(225)を備えており、前記半径方向リブ(225)は、前記中間区分(205)の、前記保持区分(160)に向けられた下面において、半径方向で前記ガイドスリーブ(110)のスリーブ貫通開口(230)と前記保持区分(160)との間において延在している、請求項からまでのいずれか1項記載のガイドスリーブ(110)。
【請求項7】
前記ガイド区分(155)は、外側スリーブと、前記外側スリーブによって取り囲まれた内側スリーブとを成形しており、前記内側スリーブは、前記ガイドスリーブ(110)のスリーブ貫通開口(230)を包囲している、請求項1からまでのいずれか1項記載のガイドスリーブ(110)。
【請求項8】
請求項1からまでのいずれか1項記載のガイドスリーブ(110)とカラー(115)とを備えたガイドスリーブ装置(125)であって、前記カラー(115)の内径が、前記ガイドスリーブ(110)のガイド区分(155)の内径と同じかまたは前記内径よりも小さい、ガイドスリーブ装置(125)。
【請求項9】
前記カラー(115)の対応ガイド区分(235)と前記ガイド区分(155)とは、前記対応ガイド区分(235)と前記ガイド区分(155)との間における間隙をシールするように成形されている、請求項記載のガイドスリーブ装置(125)。
【請求項10】
リレー弁(105)であって、ハウジング(120)と、前記ハウジング(120)内に配置可能なまたは配置された請求項または記載のガイドスリーブ装置(125)と、前記ハウジング(120)内に配置可能なまたは配置された、カラー(115)をガイドスリーブ(110)のガイド区分(155)に沿って移動させるためのリレーピストン(130)とを備えている、リレー弁(105)。
【請求項11】
リレー弁(105)を製造するための方法(600)であって、前記方法(600)は、下記のステップ、すなわち、
ハウジング(120)、リレーピストン(130)、および請求項または記載のガイドスリーブ装置(125)を準備するステップ(605)と、
前記リレーピストン(130)を前記ハウジング(120)内に挿入するステップ(610)と、
前記ガイドスリーブ装置(125)を前記ハウジング(120)内に導入するステップ(615)であって、前記ガイドスリーブ装置(125)を前記ハウジング(120)内に導入して、ガイドスリーブ(110)のガイド区分(155)がカラー(115)の対応ガイド区分(235)に連結され、かつ前記ガイドスリーブ(110)の保持区分(160)が前記ハウジング(120)内において形状結合式に固定されるようにする、ステップ(615)と
を含んでいる、方法(600)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用のブレーキシステムに用いられる電気空気圧式のモジュレータのためのリレー弁のカラーをガイドするためのガイドスリーブ、ガイドスリーブを備えたガイドスリーブ装置、ガイドスリーブ装置を備えたリレー弁、およびリレー弁を製造するための方法に関する。
【0002】
リレー弁のカラーが2つの中空シリンダに沿ってガイドされ、両中空シリンダがガイドスリーブと同様にプラスチック部品によって形成されている、リレー弁が存在している。シール要素およびカラーの組付け、および方向付けは、2部分から成るハウジングの1つのモジュールの上側から組付け工具によって行われる。ハウジング内におけるガイドスリーブの固定は、ハウジング内における固定リングを介して実現される。
【0003】
このような現状を背景として本発明の課題は、車両用のブレーキシステムに用いられる電気空気圧式のモジュレータのためのリレー弁のカラーをガイドするための改善されたガイドスリーブ、改善されたガイドスリーブを備えたガイドスリーブ装置、改善されたガイドスリーブ装置を備えたリレー弁、および改善されたリレー弁を製造するための方法を提供することである。
【0004】
この課題は、それぞれの独立請求項に記載された、車両用のブレーキシステムに用いられる電気空気圧式のモジュレータのためのリレー弁のカラーをガイドするためのガイドスリーブ、ガイドスリーブを備えたガイドスリーブ装置、ガイドスリーブ装置を備えたリレー弁、およびリレー弁を製造するための方法によって解決される。
【0005】
本発明によって得ることができる利点としては、次のことが挙げられる。すなわち、本発明によれば、リレーピストンによって可動のカラーをガイドするように、かつリレー弁のハウジング内において確実かつ簡単に固定されるように成形されている、リレー弁のためのガイドスリーブが得られる。本発明において提案されたガイドスリーブは、さらにリレー弁の一体のハウジングと共に使用するのに、かつこのようなハウジング内における組付けのために好適に成形されている。
【0006】
車両用のブレーキシステムに用いられる電気空気圧式のモジュレータのためのリレー弁のカラーをガイドするためのガイドスリーブは、ガイド区分と保持区分とを含んでいる。ガイド区分は、リレー弁のカラーの対応ガイド区分に接してまたはこの対応区分内に連結可能に成形されており、これにより、ガイド区分に沿ったカラーのガイドを可能にしている。保持区分は、ガイドスリーブをリレー弁のハウジング内において形状結合式に固定するように成形されている。
【0007】
カラーは、リレー弁の作動準備状態において、リレー弁の開口を閉鎖するように成形されかつ配置されていてよい。カラーに対するリレー弁のリレーピストンの移動によって、カラーはガイドスリーブのガイド区分に沿って移動することができ、これによって、リレー弁を開放することができる。そのためにカラーは、リレー弁の作動準備状態においてリレーピストンとガイドスリーブとの間に配置されていてよい。カラーとガイドスリーブとの間にはカラーばねが緊縮されていてよく、このカラーばねは、リレーピストンがカラーに対して間隔をおいて配置されている場合に、リレー弁の閉鎖を生ぜしめるように形成されている。さらにガイドスリーブ自体は、リレー弁の閉鎖のために働くことできる。保持区分は例えば、ガイドスリーブをリレー弁のハウジングのアンダカット内において形状結合式に固定するように成形されていてよい。そのために保持区分の外径は、ガイド区分の外径よりも大きくてよく、例えば倍以上大きくてよい。本発明によるガイドスリーブは、好ましくはガイドスリーブのダブル機能を可能にしており、一方ではカラーをガイドスリーブに沿ってセンタリングしてガイドすることができ、他方ではハウジング内におけるガイドスリーブの固定を可能にしている。
【0008】
例えば、保持区分は、少なくとも1つの係止フックおよび付加的にまたは代替的にバヨネットを成形していてよい。このような係止フックおよび付加的にまたは代替的にバヨネットは、ハウジング内に、例えばハウジングのアンダカット内に係止するまたはスナップ係合することができ、これによって、確実な結合を可能にする。係止フックおよび付加的にまたは代替的にバヨネットは、ガイドスリーブの組付け時におけるハウジング内へのガイドスリーブの導入方向とは逆向きにガイドスリーブが滑り出すことを阻止するように成形されていてよい。このように構成されていると、管形状のハウジング内における安定した固定を可能にする。係止フックは、持続的なまたは解離不能な結合を可能にし、これに対してバヨネットは、解離可能な結合を可能にする。
【0009】
一実施形態によれば、ガイド区分と保持区分とは、ガイドスリーブの、互いに反対に位置している2つの側に向かって延在している。ガイド区分と保持区分とは、ガイドスリーブの、互いに反対側に位置している2つの端部に一体成形されていてよい。このように構成されていると、ガイドスリーブの一方の側に向かってカラーおよびリレーピストンをガイドすることができ、反対に位置している側に向かってはリレー弁を保持区分によって閉鎖することができる。
【0010】
このとき、好ましくは、ガイドスリーブは一実施形態によれば、ガイド区分と保持区分との間に配置された中間区分を成形しており、この中間区分は、ほぼ円環状にまたは中空円錐台形状に成形されていてよい。中間区分は、ガイド区分を保持区分に結合するために働くことができる。中間区分は、ガイド区分の延在軸線に対してほぼ垂直に延在しているか、またはガイド区分から斜めに離反する方向に延在していてよい。これによって、管形状のハウジング内において、ハウジングまたはリレー弁を中間区分によって閉鎖することができる。中間区分が中空円錐台形状またはホッパの形状を成形している場合には、これによって、円錐台またはホッパの形の室を得ることができる。この室は、ガイドスリーブと、カラーとは反対に位置するように配置されたまたは配置可能な消音器との間において成形されていてよく、これによって、消音器を通って流出する前の空気が、室内において膨張することができる。
【0011】
例えば保持区分は、中間区分の下面に一体成形されていてよく、かつ付加的にまたは代替的にガイド区分は、中間区分の、下面とは反対側に位置している上面に一体成形されていてよい。保持区分は、中間区分の下面の縁部区分から離反する方向に延在していてよく、付加的にまたは代替的にガイド区分は、中間区分の上面のほぼ中央領域から離反する方向に延在していてよい。このように構成されていると、ハウジングの内壁におけるガイドスリーブの固定とカラーのセンタリングされたガイドとが可能になる。
【0012】
さらに好ましくは、ガイドスリーブは一実施形態によれば、少なくとも1つの軸線方向リブを有しており、この軸線方向リブは、中間区分の、保持区分に向けられた下面から離反する方向に延在しており、付加的にまたは代替的にガイド区分に対して平行に延びるように配置されている延在軸線を有している。この軸線方向リブは、ロッド形状に成形されていてよい。このような軸線方向リブは、消音器を備えたリレー弁の作動準備状態において消音器内に進入するように、または消音器内に押し込まれるように成形されていてよく、これによって、ガイドスリーブの安定性を高めることができ、付加的にまたは代替的に室内における空気の、ハウジングに向かう流れを低減することができる。ガイドスリーブはまた、このような軸線方向リブを複数有していてよく、これらの軸線方向リブは、リング形状に配置されていてよい。
【0013】
付加的にまたは代替的に、ガイドスリーブは少なくとも1つの半径方向リブを有していてよく、この半径方向リブは、中間区分の、保持区分に向けられた下面において、半径方向でガイドスリーブのスリーブ貫通開口と保持区分との間において延在していてよい。このような半径方向リブは、室内において発生する空気渦流を好適に低減することができる。ガイドスリーブはまた、このような半径方向リブを複数有していてもよく、これらの半径方向リブは、半径方向においてスリーブ貫通開口を中心にして延びるように配置されていてよい。
【0014】
ガイド区分は、外側スリーブと、外側スリーブによって取り囲まれた内側スリーブとを成形していてよく、内側スリーブは、ガイドスリーブのスリーブ貫通開口を包囲していてよい。このように構成されていると、外側スリーブおよび付加的にまたは代替的に内側スリーブを、カラーとの連結時にカラーの対応ガイド区分内に差し込むまたは導入することができる。対応ガイド区分は、ガイド区分と同様に成形されていてよい。
【0015】
好適な一実施形態によれば、ガイドスリーブは、一体にかつ付加的にまたは代替的に全体としてホッパ状に成形されている。このような一体的なガイドスリーブは、例えば射出成形によって簡単に製造可能であり、製造において僅かな材料およびコストしか必要としない。
【0016】
ガイドスリーブ装置は、上に記載された変化形態のうちの1つの変化形態のガイドスリーブと、カラーとを有しており、カラーの内径は、ガイドスリーブのガイド区分の内径と同じかまたはこの内径よりも小さい。このようなガイドスリーブ装置は、ガイド区分の内径とカラーの内径とが互いに合わせられていることに基づいて、組付け時に好適にただ1つの組付け工具およびただ1回の組付けステップによって一緒に、一方の側からハウジング内に組み込むことができる。このことは特に、リレー弁のハウジングも一体に成形されていて、ハウジングの収容室内に配置可能なリレー弁コンポーネントが、リレー弁の組付け時に相前後して一方の側から収容室内に積み重ねられる場合に好適である。カラーの対応ガイド区分とガイド区分とは、対応ガイド区分とガイド区分との間における間隙をシールするように成形されていてよい。このとき、対応ガイド区分の一端はシール要素を成形していることができ、このシール要素は、対応ガイド区分に接したまたは対応ガイド区分内におけるガイド区分の連結された状態において、ガイド区分に接触していてよく、かつ付加的にまたは代替的に、対応ガイド区分に接したまたは対応ガイド区分内におけるガイド区分の連結された状態において、緊密な接触部を形成していてよい。
【0017】
リレー弁は、ハウジングと、上に記載された変化形態のうちの1つの変化形態において成形されている、ハウジング内に配置可能なまたは配置されたガイドスリーブ装置と、カラーをガイドスリーブのガイド区分に沿って移動させるための、ハウジング内に配置可能なまたは配置されたリレーピストンとを有している。ハウジングは一体に成形されていてよい。リレーピストンおよびガイドスリーブ装置は、リレーピストンの収容室から除外されていてもまたはリレーピストンの収容室内に収容されてもよい。このようなリレー弁は、好ましくは極めて僅かな部材しか有しておらず、簡単に組付け可能である。
【0018】
リレー弁を製造するための方法は、準備のステップ、挿入のステップ、および導入のステップを含んでいる。準備のステップにおいて、ハウジング、リレーピストン、および上に記載された変化形態のうちの1つの変化形態において成形されているガイドスリーブ装置を準備する。挿入のステップにおいて、リレーピストンをハウジング内に挿入する。導入のステップにおいて、ガイドスリーブ装置をハウジング内に導入し、ガイドスリーブ装置を、ガイドスリーブのガイド区分がカラーの対応ガイド区分に連結され、かつガイドスリーブの保持区分がハウジング内において形状結合式に固定されるように、ハウジング内に導入する。
【0019】
次に本発明の実施例について、以下の記載において図面を参照しながら詳説する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】一実施例による、リレー弁のカラーをガイドするためのガイドスリーブを備えたリレー弁を備えた電気空気圧式のモジュレータを、側方から見て概略的に示す横断面図である。
図2】一実施例によるガイドスリーブ装置の一部を側方から見て示す横断面図である。
図3】一実施例によるガイドスリーブの下面を概略的に示す横断面図である。
図4】一実施例によるガイドスリーブ装置の一部を側方から見て示す横断面図である。
図5】一実施例によるガイドスリーブ装置を備えた電気空気圧式のモジュレータ100を備えた車両500を概略的に示す横断面図である。
図6】一実施例による、リレー弁を製造するための方法を示すフローチャートである。
【0021】
本発明の好適な実施例の以下における記載において、異なった図面において示されかつ類似の作用を有する要素のためには、同じまたは類似の符号が使用され、これらの要素について繰り返し記載することは省く。
【0022】
図1には、電気空気圧式のモジュレータ100が側方から見た横断面図で概略的に示されており、このモジュレータ100には、リレー弁105が設けられていて、このリレー弁105は、一実施例による、リレー弁105のカラー115をガイドするためのガイドスリーブ110を備えている。
【0023】
電気空気圧式のモジュレータ100は、車両用の電気空気圧式のブレーキシステムのために使用するように成形されており、かつここに示された作動準備状態において、車両のブレーキ動作時に、準備された空気圧的なブレーキ圧、つまり、圧縮空気を調整するように形成されている。
【0024】
電気空気圧式のモジュレータ100の一部である、本実施例によるリレー弁105は、単に例である。リレー弁105は、ハウジング120、ハウジング120内に配置可能なまたは配置されたガイドスリーブ装置125、およびハウジング120内に配置可能なまたは配置されたリレーピストン130を含んでいる。ガイドスリーブ装置125は、ガイドスリーブ110とカラー115とを含んでいる。本実施例によればリレー弁105は、作動準備状態において配置されており、この作動準備状態においてリレーピストン130およびガイドスリーブ装置125は、ハウジング120内に収容されている。カラー115は、本実施例によればリレーピストン130とガイドスリーブ110との間に配置されている。
【0025】
次に、電気空気圧式のモジュレータ100の機能の一例について記載する。
【0026】
一実施例によれば電気空気圧式のモジュレータ100は、車両のブレーキシステムの一部である。ブレーキシステムは、一実施例によればモジュレータ100の他に、圧縮空気を準備するためのリザーブ容器、電気制御信号を準備するための制御装置、空気圧的な制御信号を準備するためのフットブレーキ装置、および/または車両の車輪を制動するためのホイールブレーキ装置を含んでいる。モジュレータ100の機能は、一実施例によれば、ブレーキシステムとの関連において使用されている公知の電気空気圧式のモジュレータの機能に相当している。電気空気圧式のモジュレータ100は、本実施例によれば、制御装置からの電気制御信号を受信するための電気的な制御入力部、リザーブ容器からの圧縮空気を供給するためのリザーブ接続部135、空気圧的な制御信号に応答してリザーブ容器からの圧縮空気を供給するための空気圧的な制御入力部140、およびホイールブレーキ装置にブレーキ圧を出力するためのブレーキ出力部145を有している。ホイールブレーキ装置は、車両分野において汎用のブレーキに相応して構成されていてよく、例えばブレーキ圧によって作動可能なブレーキシリンダを含んでいてよい。電気制御信号は、一実施例によれば電気信号である。例えば電気制御信号は、要求された目標ブレーキ圧を示すことができる。この場合、制御装置は、例えばブレーキ制御器として構成されており、電気空気圧式のモジュレータ100は、例えば少なくとも1つの電磁弁を含んでおり、この電磁弁は、電気制御信号、または電気制御信号の受信に応答して生成される信号の使用下で作動可能である。本実施例によれば、リレーピストン130とガイドスリーブ装置125とは、互いに上下にハウジング120の収容室150内に収容されている。ブレーキ出力部145およびリザーブ接続部135は、収容室150内に開口している。リレー弁105は、リザーブ接続部135とブレーキ出力部145との間の流体接続部をリレーピストン130の移動によって開閉するように形成されかつ成形されている。収容室150は制御室区分を含んでおり、この制御室区分には、電気制御信号によって制御されて、供給された圧縮空気を供給することができ、これによって、リレーピストン130の切換運動を実施することができる。収容室150は、一実施例によればさらに作業室区分を含んでおり、この作業室区分は、ブレーキ出力部145に流体接続されており、この作業区分には、リレーピストン130の切換運動によって、リザーブ接続部135を介して供給された圧縮空気を供給することができ、これによって、ブレーキ圧をブレーキ出力部145において準備することができる。
【0027】
本発明によるガイドスリーブ110は、本実施例によれば、リレー弁105内にまたはリレー弁105に接して収容されている。ガイドスリーブ110は、リレー弁105のカラー115をガイドするように、かつ/またはハウジング120内において固定するように成形されている。そのためにガイドスリーブ110は、ガイド区分155および保持区分160を含んでいる。ガイド区分155は、リレー弁105のカラー115の対応ガイド区分に接してまたは対応ガイド区分内に連結可能に成形されており、これによって、ガイド区分155に沿ったカラー115のガイドを可能にする。カラーとガイド区分155との間には、本実施例によれば、カラーばねが緊縮されている。
【0028】
保持区分160は、ガイドスリーブ110をリレー弁105のハウジング120内において形状結合式に固定するように成形されている。
【0029】
本実施例によれば、リレー弁105は作動準備状態において配置されており、この作動準備状態においてガイドスリーブ110のガイド区分155は、カラー115の対応ガイド区分に接してまたは対応ガイド区分内に連結されて配置されており、ガイドスリーブ110の保持区分160は、ハウジング120内において形状結合式に固定されている。本実施例によれば、リレー弁105は閉鎖状態において配置されており、この閉鎖状態においてリザーブ接続部135とブレーキ出力部145とは、互いに流体接続されていない。このとき、リレーピストン130は、カラー115に対して間隔をおいて配置されており、したがって、カラー115をガイド区分155に沿って移動させない。リレー弁105のリレーピストン130は、リレー弁105の開放を生ぜしめるために、カラー115をガイドスリーブ110のガイド区分155に沿って移動させるように成形されている。
【0030】
本実施例によれば、ガイドスリーブ110の、保持区分160に向けられた側に、消音器165が配置されている。一実施例によれば、消音器165は、リレー弁105の一部であり、かつ/または少なくとも部分的にハウジング120内に配置されている。
【0031】
図2には、一実施例によるガイドスリーブ装置125の一部が側方から見た横断面図で示されている。このガイドスリーブ装置125は、ガイドスリーブ110とカラー115とが互いに連結されている、図1に記載されたガイドスリーブ装置125であってよい。ハウジング120もまた、図1に記載されたハウジング120であってよく、消音器165は、図1に記載された消音器165であってよい。図2においては単に、横断面の2つの半部の一方の半部だけが示されている。図示されていない他方の半部は、ここに示された半部に相応して成形されていてよい。
【0032】
本実施例によれば、保持区分160は少なくとも1つの係止フックを成形しており、または代替的な実施例によればバヨネットを成形している。この係止フックは、本実施例によれば、ハウジング120のアンダカット内に係止されている。側部のスナップリブとも呼ぶことができる係止フックは、本実施例によれば、消音器165の半径方向の圧縮(Verpressung)を生ぜしめる、または言い換えれば消音器165への半径方向の外側圧力200を生ぜしめる。
【0033】
ガイド区分155と保持区分160とは、本実施例によれば、ガイドスリーブ110の互いに反対に位置している2つの側へと延在している。ガイド区分155の延在軸線は、リレーピストンの運動軸線に対して平行にかつ/またはハウジング120の内壁の延在軸線に対して平行に延びている。係止フックの形態の保持区分160の延在軸線は、ガイド区分155の延在軸線に対して斜めに延びるように配置されている。ガイド区分155と保持区分160との間においてガイドスリーブ110は、本実施例によれば中間区分205を成形しており、この中間区分205は、ほぼ円環状にまたは中空円錐台形状に成形されている。本実施例によれば、中間区分205は円環状に成形されており、図1には中間区分205の中空円錐台形状の構成が示されている。保持区分160は、本実施例によれば中間区分205の下面から延在しており、ガイド区分155は、中間区分205の、この下面とは反対側に位置するように配置された上面から延在している。保持区分160は、本実施例によれば、下面の外側の縁部区分から離れるように延在しており、かつ/またはガイド区分155は、上面のほぼ中央領域から離れるように延在している。上面と縁部区分との間に、中間区分205は本実施例によれば段部210を有しており、この段部210内にはシール要素215が収容されており、このシール要素215は、ガイドスリーブ110をハウジング120に対してシールするように成形されている。シール要素215は、本実施例によれば、環状に延びる段部210内に配置されているシールリングである。
【0034】
ガイドスリーブ110は、本実施例によれば少なくとも1つの軸線方向リブ220を有しており、この軸線方向リブ220は、中間区分205の、保持区分160に向けられた下面から離れるように延在している。軸線方向リブ220の延在軸線は、本実施例によればガイド区分155に対して平行に延びるように配置されている。軸線方向リブ220の延在長さは、本実施例によれば係止フックの延在長さより長い。軸線方向リブ220は、本実施例によれば中間区分205の半径の中央領域から離れるように延在しており、かつ/または消音器165内への軸線方向の嵌合を可能にしている。
【0035】
ガイドスリーブ110は、本実施例によれば少なくとも1つの半径方向リブ225を有しており、この半径方向リブ225は、中間区分205の下面において、半径方向でガイドスリーブ110のスリーブ貫通開口230と保持区分160との間において延在している。本実施例によれば、半径方向リブ225はスリーブ貫通開口230から斜めにまたはくさび形状に保持区分160に向かって延びている。一実施例によれば、軸線方向リブ220は半径方向リブ225に配置されている。
【0036】
ガイド区分155は、本実施例によれば外側スリーブと、外側スリーブによって取り囲まれている内側スリーブとを成形しており、内側スリーブは、ガイドスリーブ110のスリーブ貫通開口230を包囲している。カラー115の内径は、本実施例によればガイドスリーブ110のガイド区分155の内径と同じであり、または代替的な実施例によればガイドスリーブ110のガイド区分155の内径よりも小さい。カラー115の対応ガイド区分235とガイド区分155とは、本実施例によれば、対応ガイド区分235とガイド区分155との間の間隙をシールするように成形されている。本実施例によれば対応ガイド区分235は、それぞれ内側スリーブの外壁および外側スリーブの外壁に接するようにまたは両外壁内において接触している。
【0037】
ガイドスリーブ110は、本実施例によれば一体にかつ/または全体としてホッパ状に成形されている。
【0038】
以下においてはガイドスリーブ装置125またはガイドスリーブ110の実施例を、再度より正確に表現を変えて記載する:
本発明によるガイドスリーブ110は、スナップ幾何学形状部を備えたガイドスリーブ110とも呼ぶことができる。ガイドスリーブ110の課題は、カラー115のガイドを形成することである。本実施例によればガイドスリーブ装置125は、互いに押し付けられるカラー内径とガイドスリーブ内径とを実現している。ガイドスリーブ装置125の組付けは、いまや好ましくは下側からハウジング120内に行うことができる。それというのは、組付け工具によってカラー115をガイドスリーブ110に沿って方向付けることができるからである(そのために図4における組付け工具も参照)。下からのこのような組付けは、上側領域において閉鎖されているハウジング120、本実施例によればコスト節約に寄与する一体のハウジング120のための基本前提条件である。
【0039】
ガイドスリーブ110の別の課題は、空気圧を受け止めること、および閉鎖された圧力領域を形成することである。ハウジング120内におけるガイドスリーブ110のスナップ幾何学形状部の係止によって、付加的な固定リングを好適に節約することができ、付加的に組付けコストが好適に極めて安くなる。一実施例によれば、係止フックはハウジング120内において解離不能に係止されている。さらに、許容不能な代替品を取り付けることができないという利点がある。それというのは、ガイドスリーブ110を破壊なしに除去することは不可能だからである。
【0040】
ガイドスリーブ110の別の課題は、空気抜き時に空気を消音器165にガイドすることである。この課題は、消音器165の織布の上に室240が形成されていて、この室240において空気が、消音器165からの流出前に膨張できることにより、ガイドスリーブ110によって解決される。この室240における半径方向リブ225の形態の側部のリブは、発生する空気渦流を低減するために働く。側部のスナップリブの形態の保持区分160は、編成品の半径方向の圧縮200を生ぜしめ、これによって、ハウジング120と消音器165との間の空気の通流が効果的に阻止される。付加的にさらに、ハウジング120の方向における空気流245を低減する、軸線方向リブ220の形態の軸線方向の圧縮リブが作用する。
【0041】
ガイドスリーブ装置125の組付けおよび/または方向付け(Ausrichtung)は、好ましくはハウジング120の下側からのただ1つの組付け工具によって可能である。これによって、リレー弁またはそれどころか電気空気圧式のモジュレータ全体は、好ましくは一体のハウジング120内に組み付けられて配置されているまたは組み付けることができる(図1も参照)。ハウジング120内においてガイドスリーブ110またはリレー弁全体を固定するための固定リングのような付加的な部材は、保持区分160のお陰で不要となり、好適である。保持区分160の斜めの成形形状に基づいて、本実施例によれば中間区分205の下面と消音器165との間に室240が形成されており、この室240は、スリーブ貫通開口230を通って消音器165に流入する空気流245の緩衝を可能にする。これによって、ガイドスリーブ110と消音器165との間の、孔を備えた付加的な緩衝プレートは不要である。しかしながら、代替的な実施例によれば、空気流245のさらに強力な緩衝を行うために、ガイドスリーブ110と消音器165との間に、孔を備えたこのような緩衝プレートが配置されている。さらに消音器165における保持区分160の圧縮作用に基づいて、織布の側部における迂回流を阻止するために、ハウジング120と消音器165との間の、消音器165の織布における付加的な円形圧縮(Kreis-Verpressung)は不要である。この課題もまた保持区分160によって解決されている。代替的な実施例によれば、消音器165の織布の付加的な圧縮が、ハウジング120における別の段部によって実現されている。
【0042】
代替的な実施例によれば、ガイドスリーブ110の内径部もまたリブおよび/またはウェブによって補強されており、組付けのためには、スリットを備えた組付け工具が使用可能である。代替的な実施例によれば内径がガイドスリーブ110よりも小さいカラーが、階段形状の組付け工具によってセンタリング可能である。代替的な実施例によれば室240は、少なくとも部分的に、注型ハウジングの形態のハウジング120自体によって形成されている。
【0043】
図3には、一実施例によるガイドスリーブ110の下面が概略的に横断面図で示されている。本実施例は、図1または図2に記載されたガイドスリーブ110の実施例であってよい。
【0044】
本実施例によればガイドスリーブ110の下面は、複数の半径方向リブ225を有しており、これらの半径方向リブ225は、スリーブ貫通開口230を中心にして半径方向に配置されている。本実施例によれば下面は、8つの半径方向リブ225を有しており、これらの半径方向リブ225は、互いに均等な間隔をおいて配置されている。
【0045】
保持区分160は、本実施例によれば環状に中間区分の周縁部に配置されている、または保持区分160を成形する複数の係止フックが、環状に周縁部の環状の縁部区分に配置されている。一実施例によれば、20のこのような係止フックが保持区分160を成形している。一実施例によれば下面に複数の軸線方向リブも、一実施例によれば8つの軸線方向リブも配置されており、これらの軸線方向リブは、一実施例によれば互いに均等に間隔をおいてかつ/またはリング形状に配置されていて、これによって、一実施例によれば消音器内への軸線方向の円形圧縮を可能にする。
【0046】
図4には、一実施例によるガイドスリーブ装置125の一部が側方から見た横断面図で示されている。この横断面図は、図2に記載された部分であり、図4において本実施例によるガイドスリーブ装置125は、組付け工具400を用いたハウジング120への組付け中の様子が示されている。2つのガイド面405および/または1つの方向付けは、本実施例によれば1つの軸線上に配置されている。
【0047】
図5には、車両500が概略的に横断面図で示されており、この車両には、一実施例によるガイドスリーブ装置125およびリレーピストン130を備えた電気空気圧式のモジュレータ100が設けられている。この電気空気圧式のモジュレータ100は、先行する図において示されたガイドスリーブ装置125を備えた、図1に記載されたモジュレータ100であってよい。
【0048】
モジュレータ100は、本実施例によれば、電気空気圧式のブレーキシステム505内にまたは接して連結されて配置されている。ブレーキシステム505は、本実施例によればモジュレータ100の他に、圧縮空気を準備するためのリザーブ容器510、電気制御信号を準備するための制御装置512、空気制御信号を準備するためのフットブレーキ装置515、および/または車両500の車輪を制動するためのホイールブレーキ装置520を含んでいる。
【0049】
図6には、一実施例による、リレー弁を製造するための方法600のフローチャートが示されている。リレー弁は、図1に記載されたリレー弁であってよい。
【0050】
方法600は、準備のステップ605、挿入のステップ610、および導入のステップ615を含んでいる。
【0051】
準備のステップ605において、ハウジング、リレーピストン、およびガイドスリーブ装置が準備される。挿入のステップ610において、リレーピストンはハウジング内に挿入される。導入のステップ615において、ガイドスリーブ装置はハウジング内に導入され、ガイドスリーブ装置は、ガイドスリーブのガイド区分がカラーの対応ガイド区分に接して連結され、ガイドスリーブの保持区分がハウジング内において形状結合式に固定されるようにハウジング内に導入される。
【0052】
本実施例によれば、導入のステップ615は挿入のステップ610の後で実施される。
【0053】
実施例が、第1の特徴と第2の特徴との間において「および/または」という接続詞を含んでいる場合には、このことは、一実施形態による実施例は、第1の特徴と第2の特徴とを共に有しており、別の実施形態によれば、第1の特徴だけまたは第2の特徴だけを有していると理解すべきである。
【符号の説明】
【0054】
100 電気空気圧式のモジュレータ
105 リレー弁
110 ガイドスリーブ
115 カラー
120 ハウジング
125 ガイドスリーブ装置
130 リレーピストン
135 リザーブ接続部
140 空気圧的な制御入力部
145 ブレーキ出力部
150 収容室
155 ガイド区分
160 保持区分
165 消音器
200 外側圧力
205 中間区分
210 段部
215 シール要素
220 軸線方向リブ
225 半径方向リブ
230 スリーブ貫通開口
235 対応ガイド区分
240 室
245 空気流
400 組付け工具
405 ガイド面
500 車両
505 ブレーキシステム
510 リザーブ容器
512 制御装置
515 フットブレーキ装置
520 ホイールブレーキ装置
600 リレー弁を製造するための方法
605 準備のステップ
610 挿入のステップ
615 導入のステップ
図1
図2
図3
図4
図5
図6