(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-12
(45)【発行日】2022-10-20
(54)【発明の名称】ノズル清掃装置
(51)【国際特許分類】
B05C 11/10 20060101AFI20221013BHJP
B05C 11/00 20060101ALI20221013BHJP
B05C 5/00 20060101ALN20221013BHJP
【FI】
B05C11/10
B05C11/00
B05C5/00 101
(21)【出願番号】P 2018237803
(22)【出願日】2018-12-19
【審査請求日】2021-11-19
(73)【特許権者】
【識別番号】000227467
【氏名又は名称】日東精工株式会社
(72)【発明者】
【氏名】加藤 正樹
【審査官】磯部 洋一郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-224340(JP,A)
【文献】特開2011-079170(JP,A)
【文献】特開2003-033712(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2010/0315463(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B05C 11/10
B05C 11/00
B05C 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シート状の拭取部材を水平方向へ所定量繰り出す繰出ユニットと、前記拭取部材を挿通しかつ垂直方向へ付勢する拭取ユニットと、この拭取ユニットを固定し垂直方向へ摺動自在な摺動プレートを備えて成るガイドユニットと、前記摺動プレートを垂直方向へ付勢する第1付勢部材と、この第1付勢部材に付勢された前記摺動プレートを所定の高さ位置に留めるストッパを具備する本体プレートとを備え、
前記拭取ユニットは、前記摺動プレートに取り付けられたガイドブロックと、このガイドブロック内に配置され垂直方向へ移動自在なプッシャ部材と、このプッシャ部材を垂直方向へ付勢する第2付勢部材と、前記プッシャ部材に付勢された前記拭取部材を上方へ抜け出さないよう規制し前記ガイドブロックに配された切欠きプレートとを備えて成ることを特徴とするノズル清掃装置。
【請求項2】
前記摺動プレートは、前記プッシャ部材の下端を支持するとともに前記ガイドブロックに対して相対的に移動した当該プッシャ部材の相対移動距離を検知する変位センサを配置して成ることを特徴とする請求項1に記載のノズル清掃装置。
【請求項3】
前記拭取ユニットは、前記プッシャ部材を押し下げる押下部材を備え、
前記押下部材は、前記切欠きプレートの上端から常時突出して成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のノズル清掃装置。
【請求項4】
前記第1付勢部材は、前記第2付勢部材よりも高い付勢力に設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載のノズル清掃装置。
【請求項5】
前記ガイドユニットは、前記摺動プレートの高さ位置を常時監視する高さセンサを備え、
前記高さセンサは、前記摺動プレートの高さ位置が正規でなければ前記ノズルを搭載した塗布ロボットへ異常信号を発信して成ることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載のノズル清掃装置。
【請求項6】
前記拭取部材は、薄厚のステンレス鋼から成り、折れることなく巻き取り回収される曲げ特性を具備して成ることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載のノズル清掃装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズルの先端に残留した余分な溶剤を除去するノズル清掃装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のノズル清掃装置は、特許文献1に開示されるように、ノズルの先端に付着している余剰な溶剤を除去するものであり、前記ノズルの先端形状に沿うよう斜面を具備したスクレーパと、このスクレーパを固定して支持する昇降部材と、この昇降部材を垂直方向へ摺動自在にガイドするガイド部材と、前記昇降部材を上方へ付勢する付勢部材と、これらスクレーパおよび各部材を水平方向へ移動可能なスライドユニットとを備えて成る。
【0003】
また、前記ノズルは、前記スクレーパの移動方向に対して直交する方向へ移動可能であり、溶剤を塗布するワークの上空を移動可能に構成されている。
【0004】
このように構成された従来のノズル清掃装置は、前記ノズルの先端から吐出され当該先端に残留した溶剤を取り除くため、前記スライドユニットを作動させて前記スクレーパおよび各部材をノズルの先端へ接近させるよう水平移動させる。これにより、前記スクレーパは、所定の位置に留まるノズルの先端に当接し、前記ノズルに付着した余剰な溶剤を掻き取り始める。この時、スクレーパは、所定の位置に留まるノズルによって下方へ押圧される形となるので、前記付勢部材を押圧して当該ノズルの先端を通過する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のノズル清掃装置は、水平移動させるスクレーパを当初はノズルから所定距離だけオフセットさせ離して配置しているので、当該スクレーパのオフセット分は幅広な機幅になるという問題があった。また、従来のノズル清掃装置は、ノズルに付着している余分な溶剤をスクレーパの水平移動によって除去するので、水平移動の完了までに除去された溶剤が当該スクレーパに付着し続ける。したがって、従来のノズル清掃装置は、一端除去した溶剤をスクレーパに付着させたまま水平移動するので、水平移動の後半に位置するノズルへ前記溶剤を付着させてしまい易くノズルから確実に溶剤を除去し難いという問題もあった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るノズル清掃装置は、シート状の拭取部材を水平方向へ所定量繰り出す繰出ユニットと、前記拭取部材を挿通しかつ垂直方向へ付勢する拭取ユニットと、この拭取ユニットを固定し垂直方向へ摺動自在な摺動プレートを備えて成るガイドユニットと、前記摺動プレートを垂直方向へ付勢する第1付勢部材と、この第1付勢部材に付勢された前記摺動プレートを所定の高さ位置に留めるストッパを具備する本体プレートとを備え、前記拭取ユニットは、前記摺動プレートに取り付けられたガイドブロックと、このガイドブロック内に配置され垂直方向へ移動自在なプッシャ部材と、このプッシャ部材を垂直方向へ付勢する第2付勢部材と、前記プッシャ部材に付勢された前記拭取部材を上方へ抜け出さないよう規制し前記ガイドブロックに配された切欠きプレートとを備えて成り、前記切欠きプレートは、その上方から進入したノズルに干渉しない溝幅の切欠き溝を備えて成ることを特徴とする。なお、前記摺動プレートは、前記プッシャ部材の下端を支持するとともに前記ガイドブロックに対して相対的に移動した当該プッシャ部材の相対移動距離を検知する変位センサを配置して成ることが好ましい。また、前記拭取ユニットは、前記プッシャ部材を押し下げる押下部材を備え、前記押下部材は、前記切欠きプレートの上端から常時突出して成ることが好ましい。さらに、前記第1付勢部材は、前記第2付勢部材よりも高い付勢力に設定されていることが好ましい。また、前記ガイドユニットは、前記摺動プレートの高さ位置を常時監視する高さセンサを備え、前記高さセンサは、前記摺動プレートの高さ位置が正規でなければ前記ノズルを搭載した塗布ロボットへ異常信号を発信して成ることが好ましい。さらに、前記拭取部材は、薄厚のステンレス鋼から成り、折れることなく巻き取り回収される曲げ特性を具備して成ることが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るノズル清掃装置は、プッシャ部材に付勢された拭取部材が切欠きプレートへ進入したノズルに接触しても前記第2付勢部材が下方へ撓むため、ノズルに過剰な負荷をかけ難く、さらに、前記拭取部材を繰出ユニットにより繰り出すことができるので、ノズルの先端が常に清浄な拭取部材の上面に接触することになる。したがって、本発明に係るノズル清掃装置は、ノズルの先端に付着していた溶剤を常に清浄な拭取部材によって除去できるという利点がある。また、本発明に係るノズル清掃装置は、清掃の際に下降するノズルによって下方へ押し付けられるプッシャ部材のガイドブロックに対する相対移動距離を計測する変位センサを備えるので、ノズルに付着した溶剤の除去のみならずノズルの高さ位置の検査なども同時に行えるという利点もある。さらに、本発明に係るノズル清掃装置は、上方から押圧することでプッシャ部材を押し下げるとともに第2付勢部材を撓ませる押下部材を具備し、当該押下部材を切欠きプレートから突出させているので、拭取部材を拭取ユニットへ挿通する作業あるいは取外す作業を容易に行えるという利点もある。また、本発明に係るノズル清掃装置は、第1付勢部材の付勢力を第2付勢部材の付勢力よりも高く設定しているので、ノズルが拭取部材を下方へ押し付けても第2付勢部材のみが撓む。よって、ノズルの清掃中に第1付勢部材の高い付勢力が発揮されないので当該ノズルに過剰な負荷がかかり難いという利点もある。加えて、本発明に係るノズル清掃装置は、高さセンサを具備するので、第1付勢部材が撓んで摺動プレートが所定よりも下方へ移動する異常な状態を検知でき、この検知した情報を塗布ロボットへ送ることができる。よって、本発明に係るノズル清掃装置は、塗布ロボットへノズルの移動停止または開始位置への復帰を促すことができるという利点もある。また、本発明に係るノズル清掃装置は、薄厚で折れることなく巻き取り可能なステンレス鋼の拭取部材を具備しているので、ノズルから除去した溶剤が付着する当該拭取部材を巻き取り回収できる。よって、本発明に係るノズル清掃装置は、拭取部材の回収スペースを低減でき、機幅を短くコンパクトな装置構成に設定できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明に係るノズル清掃装置を示す斜視図である。
【
図2】
図1のノズル清掃装置の内部構造を説明するための断面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係るノズル清掃装置1は、
図1および
図2に示すように、シート状の拭取部材5を所定量繰り出す繰出ユニットと、前記拭取部材を挿通可能な拭取ユニット10と、この拭取ユニット10を垂直方向へ摺動自在なガイドユニット20と、このガイドユニット20を上方へ付勢する第1付勢部材6と、この第1付勢部材6により上方へ付勢されたガイドユニット20を所定の高さ位置に留めるストッパ7とを具備して成り、多関節アーム(図示せず)に配されたノズル8から溶剤を吐出してワーク(図示せず)へ塗布する塗布ロボットに隣設されて成る。
【0011】
前記拭取部材5は、ステンレス鋼またはリボン鋼であり、薄厚で所定の幅寸法に設定されており、折れ曲がらない曲げ特性を備え所定の巻き取り半径によって巻き取ることができる。また、この拭取部材5は、拭取ユニット10に挿通されており、図示しない繰出ユニットに係合しており、当該繰出ユニットの作動を受けて拭取ユニット10内を順次通過する。
【0012】
前記繰出ユニットは、前記拭取部材5の一端を固定あるいは挟持して駆動する駆動源の一例であるACサーボモータを備えており、ノズル8の位置に応じて前記ACサーボモータを回転駆動するよう構成されている。
【0013】
前記塗布ロボットは、多関節アームと、溶剤を充填されたノズル8と、このノズル8に接続され当該ノズル8から吐出する溶剤の量および時間等を制御するコントロールユニット(図示せず)と、このコントロールユニットを接続して成るとともに多関節アームの移動位置を制御するロボットコントローラとから構成される。
【0014】
前記ノズル8は、その先端にバルブが搭載されており、このバルブの開閉動作を前記コントロールユニットにより制御されている。また、ノズル8は、溶剤を吐出する先端が小径に寸法設定されており、狭い箇所への溶剤の塗布を可能にする。
【0015】
前記ガイドユニット20は、垂直方向へ延びる本体プレート9に固定されたガイドレール21と、このガイドレール21に沿って垂直方向に摺動自在な摺動ブロック22,22と、この摺動ブロック22,22に固定され一体に摺動する摺動プレート23と、この摺動プレート23に固定された固定台24と、この固定台24に固定された変位センサ25と、摺動プレート23にねじ止めされたドグ26と、このドグ26の存在の有無に基づき信号を発するとともに本体プレート9に連結されて成る高さセンサ27とから構成される。
【0016】
前記変位センサ25は、その一端を拭取ユニット10の下部に位置するよう固定台24に配置されており、これが検出した変位量は後記相対移動距離として前記ロボットコントローラへ送信されて処理される。
【0017】
前記拭取ユニット10は、摺動プレート23に固定されたガイドブロック11と、このガイドブロック11の内部に抜けないようかつ垂直方向へ移動自在に配されたプッシャ部材12と、このプッシャ部材12を上方へ常時付勢する第2付勢部材13と、前記プッシャ部材12に付勢される拭取部材5をガイドブロック11から上方へ浮き上がらないよう規制する切欠きプレート14と、この切欠きプレート14の上面から常時突出するようプッシャ部材12の付勢力を受ける押下部材15,15とを備える。
【0018】
前記ガイドブロック11は、拭取部材5の幅寸法よりも若干広いガイド溝11aと、第2付勢部材13の下端に当接する段付き穴11bとを備えて成り、段付き穴11bから前記プッシャ部材12を下方へ突出させ、第2付勢部材13の撓みによって当該プッシャ部材12をガイドブロック11に対して相対移動可能にして成る。
【0019】
前記プッシャ部材12は、ガイドブロック11の上部に位置し第2付勢部材13により上方へ押される大径軸部と、この大径軸部から小径に設定されガイドブロック11の下面から突出する小径軸部とを備える。
【0020】
また、前記プッシャ部材12の小径軸部の端部は、変位センサ25の接触子が当接し嵌り込むよう形成されている。これにより、変位センサ25は、プッシャ部材12の前記相対移動距離を計測することができる。
【0021】
前記切欠きプレート14は、ガイドブロック11の上面にねじ止めされており、前記ガイド溝11aへ挿通された拭取部材5を上方へ抜け出さないよう規制して成る。また、切欠きプレート14は、押下部材15,15を上方へ突出可能にする取付穴と、拭取部材5の繰出し方向へU字状に延びる切欠き溝14aとを備える。
【0022】
前記押下部材15,15は、切欠きプレート14から上方へ抜け出さないよう形成されており、これを図示しない作業者などにより下方へ押し付けることで前記プッシャ部材12を下方へ移動させ第2付勢部材13を撓ますことができる。
【0023】
前記第1付勢部材6は、前記本体プレート9の下部に配置され、垂直方向に撓むよう構成されている。また、第1付勢部材6は、その上端を前記摺動プレート23の下面に当接させて常時摺動プレート23を上方へ押し上げて成る。
【0024】
前記ストッパ7は、本体プレート9の上部に配置され、第1付勢部材6の付勢力を受ける摺動プレート23を所定高さ以上に上昇しないよう規制するよう構成され、常時は摺動プレート23の上面に当接している。
【0025】
また、
図1および
図2に示す組み付けられた通常状態の前記第1付勢部材6の付勢力は、前記第2付勢部材13の付勢力よりも2倍程度高くなるよう設定されている。これにより、前記拭取部材5をガイド溝12aから抜き取ったり逆に挿通したりするために前記押下部材15,15を下方へ押し付け、前記第2付勢部材13のみを撓ませることができる。よって、第1付勢部材6を撓ませずに済むので、ガイドブロック11の高さ位置を通常状態に保った状態で拭取部材5の抜き取りまたは挿通を安定して行うことができる。
【0026】
ここで上述したノズル清掃装置1の作用について説明する。前記塗布ロボットは、ノズル8を予め定められたポイントへ順次移動させつつ当該ノズル8から溶剤を吐出してワークに塗布する。ワークへの溶剤の塗布を終えた塗布ロボットは、ノズル8をワークから離反させた後、多関節アームを作動してノズル8を
図1または
図2に示す拭取ユニット10の上空へ移動する。
【0027】
さらに、塗布ロボットは、多関節アームを作動してノズル8の先端を前記切欠き溝14aへ進入させてプッシャ部材12により付勢された拭取部材5へ当接させる。これを受け、前記操出ユニットが作動して前記拭取部材5を所定量繰り出す。この時、塗布ロボットは、前記第2付勢部材13のみを若干撓ます程度となるようノズル8を下降させており、ノズル8には過剰な負荷がかかっていない。
【0028】
このように、ノズル清掃装置1は、第2付勢部材13のみの撓みによりノズル8の先端に当接しており、ノズル8に付着した溶剤を確実に除去できるのみならず、清掃時のノズル8の高さ位置を前記変位センサ25によって毎回検査することができる。
【0029】
なお、塗布ロボットは、ノズル8を清掃する高さ位置まで当該ノズル8を下降させた後、前記変位センサ25に計測された相対移動距離と予め設定された許容範囲とを前記ロボットコントローラにより比較し、ノズル8の先端の高さ位置の合否を判定する。これにより、ノズル清掃装置1は、前記相対移動距離が前記許容範囲を超えている場合、ノズル8の取り付けが緩んだか、ノズル8の先端部が欠損したか、ノズル8の先端の摩耗が進行しているかなど異常である旨を外部へ通知することもできる。
【0030】
また、ノズル清掃装置1は、点検時など、多関節アームからノズル8を一端取り外し、再度取り付け直されることにより、ノズル8の取り付け高さ位置が正規のよりも低くなっている場合には、ノズル8を清掃する高さ位置まで下降させると前記第2付勢部材13が撓み切って前記第1付勢部材6を撓ませ摺動プレート23を下方へ押下げることが考えられる。しかし、この場合、ドグ26が摺動プレート23とともに下方へ移動するので、高さセンサ27の検出範囲から外れることで、高さセンサ27は、塗布ロボットへ異常信号を発信する。よって、塗布ロボットは、高さセンサ27から発せられた異常信号を処理してノズル8の下降動作を即座に中断するとともに当該ノズル8を上方へ復帰させることができる。これにより、変位センサ25の計測可能な変位量の範囲内において、ノズル8の下降を中断でき高価な変位センサ25を破損させ難い。
【0031】
なお、上述した本発明に係るノズル清掃装置1は、溶剤を1つのワークへ塗布し終える度にノズル8の清掃およびノズル8の高さ位置の検査を毎回実施しているが、このように清掃、検査を毎回実施させなくてもよい。例えば、日常点検のように、清掃および検査を稼働前の朝1回実施するものや、休憩空けなどスポット的に実施ものであってもよく、実施頻度は都度変更してもよい。
【符号の説明】
【0032】
1 … ノズル清掃装置
6 … 第1付勢部材
7 … ストッパ
9 … 本体プレート
10 … 拭取ユニット
11 … ガイドブロック
12 … プッシャ部材
13 … 第2付勢部材
14 … 切欠きプレート
20 … ガイドユニット
23 … 摺動プレート
25 … 変位センサ
27 … 高さセンサ