(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-13
(45)【発行日】2022-10-21
(54)【発明の名称】アンテナ及び端末
(51)【国際特許分類】
H01Q 5/371 20150101AFI20221014BHJP
H01Q 1/38 20060101ALI20221014BHJP
H01Q 1/36 20060101ALI20221014BHJP
H01Q 9/04 20060101ALI20221014BHJP
H01Q 1/22 20060101ALI20221014BHJP
【FI】
H01Q5/371
H01Q1/38
H01Q1/36
H01Q9/04
H01Q1/22 Z
(21)【出願番号】P 2019550739
(86)(22)【出願日】2019-07-29
(86)【国際出願番号】 CN2019098199
(87)【国際公開番号】W WO2020220491
(87)【国際公開日】2020-11-05
【審査請求日】2019-09-13
(31)【優先権主張番号】201910354240.4
(32)【優先日】2019-04-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】曲 ▲海▼涛
【審査官】佐藤 当秀
(56)【参考文献】
【文献】中国実用新案第207800900(CN,U)
【文献】中国特許出願公開第1695268(CN,A)
【文献】特開2009-239386(JP,A)
【文献】特開2014-212534(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01Q 1/00- 1/52
H01Q 5/00- 9/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に適用するアンテナにおいて、
1つの前記アンテナは、接地領域、第1放射体、第2放射体及び前記第1放射体と前記第2放射体に接続される給電点を含み、
前記接地領域は、前記第1放射体と前記第2放射体にそれぞれ接続され、前記接地領域には接地点が形成され、
前記第1放射体と前記第2放射体の間にはギャップ結合が形成され、
前記第1放射体の動作周波数帯域は5G周波数帯域の3.3GHz-4.2GHzの周波数帯域であり、前記第1放射体は900MHzの帯域幅を支持し、前記第2放射体の動作周波数帯域は4G周波数帯域であり、
前記アンテナは、アンテナのメディアキャリアに備えられ、前記アンテナのメディアキャリアは、スピーカーボックスメディアキャリア、非金属メディアキャリア、非金属バックプレートのいずれか一つであることを特徴とするアンテナ。
【請求項2】
前記接地点は、複数個であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
【請求項3】
前記アンテナは、逆Fアンテナであることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
【請求項4】
前記アンテナは、LDSアンテナまたはFPCアンテナであることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
【請求項5】
アンテナを含む端末であって、
1つの前記アンテナは、接地領域、第1放射体、第2放射体及び前記第1放射体と前記第2放射体に接続される給電点を含み、
前記接地領域は、前記第1放射体と前記第2の放射体にそれぞれ接続され、前記接地領域には接地点が形成され、
前記第1放射体と前記第2放射体の間にはギャップ結合が形成され、
前記第1放射体の動作周波数帯域は5G周波数帯域の3.3GHz-4.2GHzの周波数帯域であり、前記第1放射体は900MHzの帯域幅を支持し、前記第2放射体の動作周波数帯域は4G周波数帯域であり、
前記端末は、アンテナのメディアキャリアを含み、前記アンテナは、前記アンテナのメディアキャリアに備えられ、前記アンテナのメディアキャリアは、スピーカーボックスメディアキャリア、非金属メディアキャリア、非金属バックプレートのいずれか一つであることを特徴とする端末。
【請求項6】
前記端末は、RFアセンブリ、及びアンテナPCBをさらに含み、
前記RFアセンブリとアンテナPCBは無線周波数同軸線によって接続され、
前記アンテナの前記給電点はアンテナのPCBの給電部に接続され、前記アンテナの前記接地点は前記アンテナのPCBの接地部に接続されることを特徴とする請求項5に記載の端末。
【請求項7】
前記アンテナのメディアキャリアは、前記アンテナPCBの上方に備えられ、前記アンテナのメディアキャリアと前記アンテナPCBとの間には、ギャップが存在することを特徴とする請求項6に記載の端末。
【請求項8】
前記アンテナの前記給電点とアンテナPCBの給電部は弾性シートによって接続され、
および/または、
前記アンテナの前記接地点と前記アンテナPCBの接地部は弾性シートによって接続されることを特徴とする請求項6に記載の端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は2019年4月29日に提出した中国専利出願201910354240.4号の優先権を主張し、上記中国専利出願全ての内容を本願に引用して参考とする。
本公開の実施例は、アンテナ技術分野に関するものであり、特にアンテナ及び端末に関するものである。
【背景技術】
【0002】
通信技術と端末技術が高速に発展することに従って、高速度、低遅延、高処理のデータ業務が緊急に求められている。
【0003】
関連技術において、技術者は、端末の外観の特徴、内部の部品の配置及びユーザーが端末を使用するとき把持可能な位置などの要素に基づいて、端末に使用されるアンテナの形状と大きさを総合的に考慮して、端末で適切な位置を探してアンテナを設置し、設置されたアンテナがより優れたアンテナの機能を提供するようにする。技術者は、端末に2つのアンテナを設置して、それぞれ4G周波数帯域と5G周波数帯域を実現する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記関連技術の2つのアンテナは、端末の比較的に大きなスペースを占めるので、端末の他の電子部品を設けることに影響を与えることができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本公開の実施例では、アンテナと端末を提供する。上記の技術方案は以下の通りである。
本公開の実施形態に係る第1方面において、端末に適用するアンテナを提供し、
上記アンテナは、接地領域、第1放射体、第2放射体及び前記第1放射体と前記第2放射体に接続される給電点を含み、
上記接地領域は、前記第1放射体と前記第2放射体にそれぞれ接続され、前記接地領域には接地点が形成され、
前記第1放射体と前記第2放射体の間には、ギャップ結合が形成され、
前記第1放射体の動作周波数帯域は5G周波数帯域であり、前記第2放射体の動作周波数帯域は4G周波数帯域である。
【0006】
オプションで、前記第1放射体の動作周波数帯域は、上記5G周波数帯域の中の3.3GHz-4.2GHzの周波数帯域である。
オプションで、前記接地点は複数個ある。
オプションで、前記アンテナは、逆Fアンテナである。
オプションで、前記アンテナは、LDS(Laser Direct Structuring、レーザー直接成形)アンテナまたはFPC(Flexible Printed Circuit、フレキシブルプリント回路基板)のアンテナである。
【0007】
本公開の実施例の第2方面において、アンテナを含む端末を提供し、
上記アンテナは、接地領域、第1放射体、第2放射体及び前記第1放射体と前記第2の放射体に接続される給電点を含み、
上記接地領域は、前記第1放射体と前記第2放射体にそれぞれ接続され、前記接地領域には接地点が形成され、
前記第1放射体と前記第2の放射体の間には、ギャップ結合が形成され、
前記第1放射体の動作周波数帯域は5G周波数帯域であり、前記第2放射体の動作周波数帯域は4G周波数帯域である。
【0008】
オプションで、前記端末は、RFアセンブリ、アンテナPCB(Printed Circuit Board、プリント回路基板)及びアンテナのメディアキャリアをさらに含み、
上記RFアセンブリとアンテナPCBは無線周波数同軸線によって接続され、
上記アンテナは、上記アンテナのメディアキャリアに備えられ、
上記アンテナの上記給電点はアンテナのPCB給電部に接続され、前記アンテナの前記接地点は前記アンテナのPCB接地部に接続される。
【0009】
オプションで、前記アンテナのメディアキャリアは、上記アンテナPCBの上方に備えられ、上記アンテナのメディアキャリアと前記アンテナPCBとの間には、ギャップが存在する。
オプションで、前記アンテナの前記給電点と前記アンテナのPCB給電部は弾性シートによって接続され、
および/または、
上記アンテナの上記接地点と上記アンテナのPCB接地部は弾性シートによって接続される。
オプションで、前記アンテナのメディアキャリアは、スピーカーボックスメディアキャリア、非金属メディアキャリア、非金属バックプレートのいずれか一つである。
【0010】
本公開の実施例の技術案によると、下記の有益な効果を含むことができる。
【0011】
第1放射体と第2放射体を1つのアンテナに集成させることで、1つのアンテナが5G周波数帯域と4Gの周波数帯域を同時に支持することができるので、アンテナが端末内部空間を占有するスペースを節約することができ、端末のその他の電子部品の取り付けへの影響を避けることができる。
【0012】
理解するのは、上記の一般的な説明と後述する詳細な説明は、単に例示的で解釈的なものであり、本開示を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0013】
ここの図面は、明細書に併合されて明細書の一部を構成し、本発明に合致する実施例を示し、明細書と一緒に本発明の原理を解釈する。
【
図1】一例示的な実施形態によるアンテナを示す例示図である。
【
図2】一例示的な実施形態による端末を示す例示図である。
【
図3】RFアセンブリとアンテナが接続される例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、例示的な実施例について詳細に説明し、その実例は図面に表わす。下記の説明において、図面に関する説明に対して別々のことを表わさない場合、異なる図面で表わす同じ数字は同一または類似するの要素を表わす。下記の例示的な実施例で説明している実施方式は、本開示と一致するすべての実施方式を代表するものではない。逆に、これらは添付されている請求の範囲に記載される本開示の一方面と一致する装置および方法の一例にすぎない。
【0015】
本公開の実施例では、端末に適用されるアンテナを提供する。上記アンテナは、5G周波数帯域と4Gの周波数帯域を同時に支持することができる。例えば、5G周波数帯域のうちN77周波数帯域とN78の周波数帯域を支持することができ、そして4G周波数帯域のうちB3周波数帯域またはB41の周波数帯域を支持することができる。したがって、端末機MIMO(Multi Input Multi Output、複数の入出力)アンテナの方案を設計に有利である。
【0016】
本公開の実施例において、4Gは第4代移動通信技術(the 4th Generation mobile communication technology)の略称であり、4G通信システムは、LTE(Long Term Evolution、ロングタームエボリューション)システムともすることができる。 5Gは第5代移動通信技術(the 5th Generation mobile communication technology)の略称であり、5G通信システムは、NR(New Radio、エンアル)システムまたは5G NRシステムともすることができる。
【0017】
本公開の実施例において、端末は、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス(例えば、携帯電話、タブレット)、車両用装置、ウェアラブル装置、計算装置、スマート家電やワイヤレスモデムに接続される他の処理装置、および各種形式のユーザーデバイス(User Equipment、UE)、移動局(Mobile Station、MS)、端末装置(terminal device)などであることができる。説明の便利の上、本開示の実施例では、上記の装置を総称して端末とする。
【0018】
図1は、一例示的な実施形態によるアンテナを示す例示図である。
図1に示されたように、前記アンテナ10は、接地領域11、第1放射体12、第2放射体13及び第1放射体12と第2放射体13に接続される給電ポイント14を含むことができる。
【0019】
給電ポイント14は、給電点ともすることができ、第1放射体12及び第2放射体13に無線周波数(RF)信号を供給することができる。
【0020】
接地領域11は、第1放射体12及び第2放射体13とそれぞれ接続される。接地領域11には接地点15が形成される。接地点15は、第1放射体12及び第2放射体13を接地させることができる。一実施形態において、接地点15の数は、1個であることができる。他の一実施例において、接地点15の数は、複数個であることができ、例えば、2つ、3つ、さらにより多い数であることができる。アンテナ10には、複数のアースポイント15を設置して、異なるオペレータのバージョンの周波数帯域の要求を満足させることができる。
【0021】
第1放射体12と第2放射体13との間には、ギャップが存在する。第1放射体12と第2放射体13との間には、ギャップ結合が形成されることができる。上記ギャップの形状と大きさは、第1放射体12と第2放射体13の動作周波数帯域に対して影響を与えることができるので、技術者は、第1放射体12と第2放射体13の動作周波数帯域の実際の設計要求に基づいて、ギャップの形状と大きさに対して対応的に設計することができる。
【0022】
第1放射体12の動作周波数帯域は5G周波数帯域であり、第2放射体13の動作周波数帯域は4G周波数帯域である。一実施例において、第1放射体12の動作周波数帯域は5Gの周波数帯域のうちN77周波数帯域とN78周波数帯域であり、すなわち、第1放射体12の動作周波数帯域は3.3GHz-4.2GHzの周波数帯域であり、これは900MHzの帯域幅を支持する。一実施形態において、第2放射体13の動作周波数帯域は4G周波数帯域の中でB3の周波数帯域、B41周波数帯域またはその他の周波数帯域である。もちろん、上記5G周波数帯域および4Gの周波数帯域の説明は、例示的で、解釈的なものであり、技術者は、実際の製品の必要に応じて、第1放射体12及び第2放射体13の動作周波数帯域に対して選択して設計することができる。
【0023】
オプションで、アンテナ10は、IFA(Inverted-F Antenna、逆Fアンテナ)である。
【0024】
オプションで、アンテナ10は、LDSのアンテナまたはFPCアンテナである。LDSアンテナはLDS技術により形成されたアンテナである。LDS技術は、アンテナを端末の非金属キャリアに直接的にレーザーする技術を指す。LDSアンテナは、性能が安定し、製造過程が短く、干渉防止能力が強く、端末の空間利用率が高いなどの特徴を持つ。FPCアンテナはFPC技術により形成されたアンテナである。FPCアンテナはケーブルによって接続され、一般的に接着剤を利用して端末非金属キャリアに接着され、機能が良く、自由に装着され、コストが低く、利得が高いなどの特徴を持つ。
【0025】
上記によれば、本開示の実施例で提供される技術方案において、第1放射体と第2放射体を1つのアンテナに集成させることで、1つのアンテナによって5G周波数帯域および4G周波数帯域を同時に支持することができようになるので、アンテナが端末内部空間を占有するスペースを節約することができ、端末の他の電子部品の取り付けへの影響を避けることができる。
【0026】
一方、本公開の実施例で提供されるアンテナは、占める面積が小さい。占める面積が約20*17mm2である。
【0027】
また、予め残した接地領域は、異なるオペレータの周波数スペクトルの要求に応じて、対応的に調節することができるので、アンテナの機能を最大限に活用することができる。
【0028】
図2は、一例示的な実施形態による端末を示す例示図である。
図2に示されたように、前記端末20は、上記
図1の実施例で提供されるアンテナ10を含む。上記端末20は、RF(Radio Frequency)アセンブリ21、アンテナPCB(図示しない)及びアンテナのメディアキャリア22をさらに含むことができる。
【0029】
RFアセンブリ21は、無線周波数チップとも呼ばれて、信号を発信および/または受信することができる。RFアセンブリ21は、端末20のPCBマザーボードに集成されることができる。又は、RFアセンブリ21は、端末20のPCBマザーボードに対して独立して備えられることができ、本開示の実施例は、これについて限定しない。
【0030】
図3に示すように、RFアセンブリ21とアンテナPCBとの間には、無線周波数同軸線によって接続される。無線周波数同軸線は、無線周波数信号を送信することができる。無線周波数同軸線は、無線周波数同軸ケーブルと称することができ、周波数帯域が広く、高速の伝送機能を有する。
【0031】
アンテナ10は、アンテナのメディアキャリア22に備えられる。アンテナのメディアキャリア22は、アンテナ10を支えることができる。アンテナ10は、LDS技術により、アンテナのメディアキャリア22に接着されるか、直接的にアンテナメディアキャリア22に接着されることができる。オプションで、アンテナのメディアキャリア22は、スピーカーボックス(speaker box)のメディアキャリア、非金属メディアキャリア、非金属バックプレートのいずれか一つであることができる。スピーカーボックスは、スピーカーが置かれるボックスであり、スピーカーボックスは非金属材料で形成される。アンテナ10は、上記のスピーカーボックスに備えられることができる。非金属メディアキャリアは端末20の内部の任意の非金属材料で製造された部品であることができ、例えば、プラスチックメディアキャリア、グラスメディアキャリアまたはセラミックメディアキャリア等であることができる。非金属バックプレートは、端末20の非金属材料で製造されたバックプレートであり、プラスチックバックプレート、グラスバックプレートまたはセラミックバックプレートなどであることができる。
【0032】
アンテナ10の給電ポイントは、アンテナのPCB給電部と接続され、アンテナ10の接地点は、アンテナPCBの接地部に接続される。例示的に、
図3に示すように、アンテナ10の給電ポイントとアンテナのPCB給電部は弾性シートによって接続され、アンテナ10の接地点とアンテナのPCB接地部は弾性シートによって接続される。
【0033】
オプションで、アンテナのメディアキャリア22は、アンテナPCBの上方に備えなることができ、アンテナのメディアキャリア22とアンテナPCBとの間にはギャップが存在する。オプションで、アンテナのメディアキャリア22とアンテナPCBとの間のギャップ距離は少なくとも0.5mmであり、これによりアンテナ10の動作機能を確保することができる。一方、アンテナのPCB面積は、アンテナのメディアキャリア22の面積とほぼ同じであることができる。
【0034】
一方、アンテナ10の動作機能を最大限に確保するために、端末20のバックプレートは、非金属材料で形成され、端末20の中間フレームは、金属材料または非金属材料で形成することができる。
【0035】
ただし、本公開の実施例において、アンテナ10が端末20の内部での設置位置については限定しない。例えば、
図2において、アンテナ10は、端末20の底部領域に備えられることができ、他の実施例では、アンテナ10は、端末20の上部領域またはその他の場所に備えられることができる。技術者は、端末20の全体機器の設計要件に応じて、アンテナ10の適切な位置を選択することができる。
【0036】
上記のように、本開示の実施例で提供される技術方案において、第1放射体と第2放射体を1つのアンテナに集成させることで、1つのアンテナが5G周波数帯域および4G周波数帯域を同時に支持することができますので、アンテナが端末内部空間を占有するスペースを節約することができ、端末の他の電子部品の取り付けへの影響を避けることができる。
【0037】
理解すべきことは、本文に記載されている「複数個」は、2つまたは2つ以上を指す。「および/または」は、関連対象の関連関係を説明し、これは3つの関係が存在する。例えば、Aおよび/またはBは、Aが単独で存在するか、AとBが同時に存在するか、Bが単独で存在する3つの状況を示すことができ、符号「/」は、前後の関連対象が「または」との関係を指す。
【0038】
当該分野の技術者が明細書を考慮して、開示された内容を実践した後、本開示の他の実施案を容易に考えることができる。本出願は、本開示の任意の変形、用途または適応性の変化をカバーし、これらの変形、用途または適応性の変化は、本開示の一般的な原理に応じて、本開示では開示されていない当該分野の公知常識や慣用技術手段を含む。明細書及び実施例は例示的なものであり、本開示の真の範囲と精神は添付されている請求範囲で示す。
【0039】
理解すべきことは、本開示は、上記の内容及び図面に示された構造に限定されず、その範囲を逸脱しない限り、各種の変更及び変更を行うことができる。本開示の範囲は、添付されている特許請求の範囲のみによって限定される。