IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ アナロジック (チャイナ) セミコンダクター インク.の特許一覧 ▶ アナロジック インターナショナル エルエルシーの特許一覧

特許7158588タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ
<>
  • 特許-タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ 図1
  • 特許-タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ 図2
  • 特許-タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ 図3
  • 特許-タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ 図4
  • 特許-タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ 図5
  • 特許-タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ 図6
  • 特許-タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ 図7
  • 特許-タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ 図8
  • 特許-タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ 図9
  • 特許-タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ 図10
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-13
(45)【発行日】2022-10-21
(54)【発明の名称】タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/041 20060101AFI20221014BHJP
   G09G 3/20 20060101ALI20221014BHJP
【FI】
G06F3/041 510
G06F3/041 412
G09G3/20 691D
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2021534408
(86)(22)【出願日】2018-09-05
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-12-16
(86)【国際出願番号】 CN2018104153
(87)【国際公開番号】W WO2020037715
(87)【国際公開日】2020-02-27
【審査請求日】2021-03-11
(31)【優先権主張番号】201810967720.3
(32)【優先日】2018-08-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】521074689
【氏名又は名称】アナロジック (チャイナ) セミコンダクター インク.
(73)【特許権者】
【識別番号】521074690
【氏名又は名称】アナロジック インターナショナル エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】郭春成
【審査官】酒井 優一
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-198892(JP,A)
【文献】特開2009-129352(JP,A)
【文献】国際公開第2015/166687(WO,A1)
【文献】中国特許出願公開第107943350(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0285464(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/041
G09G 3/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を示すための検出結果を取得するステップと、
前記検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するステップと、
前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するステップと、を含み、
前記作動モードは、
タッチ機能を有しないように前記タッチスクリーンを制御するための表示専用モードと、
前記タッチ機能を有するように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチモードと、
前記表示専用モードから前記タッチモードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ移行モードと、
前記タッチモードから前記表示専用モードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ終了モードと、を含み、
表示専用モードにおいて、タッチスクリーンのタッチ同期信号は表示機能のみを提供し、タッチモードにおいて、前記タッチスクリーンのタッチ同期信号は表示機能とタッチ機能を時分割に処理することをサポートし、
前記検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するステップは、
前記フィードバック信号のある所定の時間帯の直前の時間帯である第1時間帯における、前記タッチスクリーンの前記作動モードを取得するステップと、
前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップと、を含み、
前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップは、
前記第1時間帯における前記作動モードが前記表示専用モードまたは前記タッチ終了モードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在しない場合、前記フィードバック信号が第1フィードバック状態であると決定するステップを含み、
前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、
前記第1フィードバック状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記表示専用モードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第1制御命令を生成するステップを含む、
タッチスクリーンの制御方法。
【請求項2】
前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップは、
前記第1時間帯における前記作動モードが前記表示専用モードまたは前記タッチ終了モードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在する場合、前記フィードバック信号が第1フィードバック状態から第2フィードバック状態への切り替えを示すための第1切り替え状態であると決定するステップを含み、
前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、
前記第1切り替え状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記タッチ移行モードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第2制御命令を生成するステップを含み、前記タッチ移行モードは、前記フィードバック信号が前記第1フィードバック状態から前記第2フィードバック状態に切り替えられた場合、前記タッチ機能を有するように前記タッチスクリーンを制御することを示す、
請求項に記載の方法。
【請求項3】
前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップは、
前記第1時間帯における前記作動モードが前記タッチ移行モードまたは前記タッチモードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在する場合、第2フィードバック状態になるように前記フィードバック信号を制御するステップを含み、
前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、
前記第2フィードバック状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記タッチモードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第3制御命令を生成するステップを含む、
請求項に記載の方法。
【請求項4】
前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップは、
前記第1時間帯における前記作動モードが前記タッチモードまたは前記タッチ移行モードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在しない場合、前記フィードバック信号が第2フィードバック状態から第1フィードバック状態への切り替えを示すための第2切り替え状態になるように前記フィードバック信号を制御するステップを含み、
前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、
前記第2切り替え状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記タッチ終了モードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第4制御命令を生成するステップを含み、前記タッチ終了モードは、前記所定の時間帯が終了した後、前記作動モードを前記表示専用モードに切り替えることを示す、
請求項に記載の方法。
【請求項5】
前記第1フィードバック状態は、前記フィードバック信号が低電位である状態を示す、
請求項乃至請求項のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記第2フィードバック状態は、前記フィードバック信号が高電位である状態を示す、
請求項乃至請求項のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
タッチスクリーンのパネルへのタッチ操作が存在することを示すためのタッチ命令を検出するステップと、
前記タッチ命令に応じて、フィードバック信号を決定するステップと、
前記フィードバック信号に基づいて前記タッチスクリーンの作動モードを制御するためのタイミング制御チップに、前記フィードバック信号を送信するステップと、を含み、
前記作動モードは、
タッチ機能を有しないように前記タッチスクリーンを制御するための表示専用モードと、
前記タッチ機能を有するように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチモードと、
前記表示専用モードから前記タッチモードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ移行モードと、
前記タッチモードから前記表示専用モードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ終了モードと、を含み、
表示専用モードにおいて、タッチスクリーンのタッチ同期信号は表示機能のみを提供し、タッチモードにおいて、前記タッチスクリーンのタッチ同期信号は表示機能とタッチ機能を時分割に処理することをサポートし、
前記フィードバック信号の決定は、
前記フィードバック信号のある所定の時間帯の直前の時間帯である第1時間帯における、前記タッチスクリーンの前記作動モードを取得し、
前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するように行われ、
前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップは、
前記第1時間帯における前記作動モードが前記表示専用モードまたは前記タッチ終了モードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在しない場合、前記フィードバック信号が第1フィードバック状態であると決定するステップを含み、
前記作動モードの決定は、
前記第1フィードバック状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記表示専用モードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第1制御命令を生成するように行われる、
タッチスクリーンの制御方法。
【請求項8】
タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を示すための検出結果を取得するように構成された第1取得ユニットと、
前記検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するように構成された第1決定ユニットと、
前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するように構成された制御ユニットと、を含み、
前記作動モードは、
タッチ機能を有しないように前記タッチスクリーンを制御するための表示専用モードと、
前記タッチ機能を有するように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチモードと、
前記表示専用モードから前記タッチモードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ移行モードと、
前記タッチモードから前記表示専用モードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ終了モードと、を含み、
表示専用モードにおいて、タッチスクリーンのタッチ同期信号は表示機能のみを提供し、タッチモードにおいて、前記タッチスクリーンのタッチ同期信号は表示機能とタッチ機能を時分割に処理することをサポートし、
前記第1決定ユニットは、さらに、
前記フィードバック信号のある所定の時間帯の直前の時間帯である第1時間帯における、前記タッチスクリーンの前記作動モードを取得し、
前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するように構成され、
前記第1決定ユニットは、さらに、
前記第1時間帯における前記作動モードが前記表示専用モードまたは前記タッチ終了モードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在しない場合、前記フィードバック信号が第1フィードバック状態であると決定するように構成され、
前記制御ユニットは、さらに、
前記第1フィードバック状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記表示専用モードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第1制御命令を生成するように構成される、
タッチスクリーンの制御装置。
【請求項9】
タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を示すための検出結果を取得するように構成された第2取得ユニットと、
前記検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するように構成された第2決定ユニットと、
前記フィードバック信号に基づいて前記タッチスクリーンの作動モードを制御するためのタイミング制御チップに、前記フィードバック信号を送信するように構成された送信ユニットと、を含み、
前記作動モードは、
タッチ機能を有しないように前記タッチスクリーンを制御するための表示専用モードと、
前記タッチ機能を有するように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチモードと、
前記表示専用モードから前記タッチモードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ移行モードと、
前記タッチモードから前記表示専用モードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ終了モードと、を含み、
表示専用モードにおいて、タッチスクリーンのタッチ同期信号は表示機能のみを提供し、タッチモードにおいて、前記タッチスクリーンのタッチ同期信号は表示機能とタッチ機能を時分割に処理することをサポートし、
前記フィードバック信号の決定は、
前記フィードバック信号のある所定の時間帯の直前の時間帯である第1時間帯における、前記タッチスクリーンの前記作動モードを取得し、
前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するように行われ、
前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップは、
前記第1時間帯における前記作動モードが前記表示専用モードまたは前記タッチ終了モードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在しない場合、前記フィードバック信号が第1フィードバック状態であると決定するステップを含み、
前記作動モードの決定は、
前記第1フィードバック状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記表示専用モードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第1制御命令を生成するように行われる、
タッチスクリーンの制御装置。
【請求項10】
タッチ操作の有無を検出し、検出結果を生成するように構成されたタッチパネルと、
前記検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するように構成されたドライバチップと、
前記フィードバック信号に基づいて、前記フィードバック信号に対応するタッチ同期信号を、前記タッチ同期信号に基づいて前記タッチスクリーンの作動モードを制御する前記ドライバチップに送信するように構成されたタイミング制御チップと、を含み、
前記作動モードは、
タッチ機能を有しないように前記タッチスクリーンを制御するための表示専用モードと、
前記タッチ機能を有するように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチモードと、
前記表示専用モードから前記タッチモードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ移行モードと、
前記タッチモードから前記表示専用モードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ終了モードと、を含み、
表示専用モードにおいて、タッチスクリーンのタッチ同期信号は表示機能のみを提供し、タッチモードにおいて、前記タッチスクリーンのタッチ同期信号は表示機能とタッチ機能を時分割に処理することをサポートし、
前記ドライバチップは、さらに、
前記フィードバック信号のある所定の時間帯の直前の時間帯である第1時間帯における、前記タッチスクリーンの前記作動モードを取得し、
前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するように構成され、
前記ドライバチップは、さらに、
前記第1時間帯における前記作動モードが前記表示専用モードまたは前記タッチ終了モードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在しない場合、前記フィードバック信号が第1フィードバック状態であると決定するように構成され、
前記タイミング制御チップは、さらに、
前記第1フィードバック状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記表示専用モードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第1制御命令を生成するように構成される、
タッチスクリーンの制御機器。
【請求項11】
記憶されたプログラムを含む記憶媒体であって、前記プログラムが請求項1乃至請求項のうちのいずれか1項に記載のタッチスクリーンの制御方法を実行する、記憶媒体。
【請求項12】
プログラムを実行するためのプロセッサであって、
前記プログラムは実行されると請求項1乃至請求項のうちのいずれか1項に記載のタッチスクリーンの制御方法を実現する、プロセッサ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2018年08月23日に中国特許局に出願された、出願番号が201810967720.3で、発明名称が「タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサ」である中国特許出願の優先権を主張し、その開示のすべてをここに援用する。
【0002】
本発明は、コンピュータ分野に関し、特に、タッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサに関する。
【背景技術】
【0003】
ノートパソコンやディスプレイの液晶ディスプレイ製品において、インセル型(In-Cell)タッチ技術の成熟に伴い、ますます多くの市場シェアを占めるようになってきた。
【0004】
インセル型タッチスクリーン、すなわちIn-Cell Touch液晶ディスプレイは、タッチスクリーンのタッチ電極を液晶ディスプレイの内部に内蔵することで、モジュール全体の厚みを減少し、タッチスクリーンの製造コストを低減することができる。
【0005】
タッチ電極を液晶ディスプレイの内部に内蔵したため、液晶ディスプレイがタッチ機能及び表示機能を有するが、実際の適用において液晶ディスプレイの回路がタッチ機能及び表示機能の同時利用をサポートするのには十分ではないため、タッチ機能と表示機能とを交互に行わなければならない。ここで、タッチ機能と表示機能との切り替え速度が速いほど、効果がタッチ機能と表示機能とを同時に使用する場合に接近する。
【0006】
しかしながら、インセル型タッチスクリーンは、タッチ操作の有無に関わらず、いずれもタッチ機能と表示機能との間で切り替えを行わなければならず、柔軟に制御することができない。
【0007】
上記の従来のタッチスクリーンの制御態様が柔軟性に欠ける課題について、いまだに有効な解決案が提示されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の実施例は、少なくとも従来のタッチスクリーンの制御態様が柔軟性に欠ける課題を解決するタッチスクリーンの制御方法、装置、機器、記憶媒体及びプロセッサを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施例の一態様によると、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を示すための検出結果を取得するステップと、前記検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するステップと、前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するステップと、を含むタッチスクリーンの制御方法を提供する。
【0010】
さらに、前記作動モードは、タッチ機能を有しないように前記タッチスクリーンを制御するための表示専用モードと、前記タッチ機能を有するように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチモードと、前記表示専用モードから前記タッチモードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ移行モードと、前記タッチモードから前記表示専用モードへ切り替えるように前記タッチスクリーンを制御するためのタッチ終了モードと、を含むことができる。
【0011】
さらに、前記検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するステップは、前記フィードバック信号のある所定の時間帯の直前の時間帯である第1時間帯における前記タッチスクリーンの前記作動モードを取得するステップと、前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップと、を含むことができる。
【0012】
さらに、前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップは、前記第1時間帯における前記作動モードが前記表示専用モードまたは前記タッチ終了モードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在しない場合、前記フィードバック信号が第1フィードバック状態であると決定するステップを含み、前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、前記第1フィードバック状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記表示専用モードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第1制御命令を生成するステップを含むことができる。
【0013】
さらに、前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップは、前記第1時間帯における前記作動モードが前記表示専用モードまたは前記タッチ終了モードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在する場合、前記フィードバック信号が、第1フィードバック状態から第2フィードバック状態へ切り替えられたことを示すための第1切り替え状態であると決定するステップを含み、前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、前記第1切り替え状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記タッチ移行モードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第2制御命令を生成するステップを含み、前記タッチ移行モードは、前記フィードバック信号が前記第1フィードバック状態から前記第2フィードバック状態に切り替えられた場合、前記タッチ機能を有するように前記タッチスクリーンを制御することを示すことができる。
【0014】
さらに、前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップは、前記第1時間帯における前記作動モードが前記タッチ移行モードまたは前記タッチモードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在する場合、第2フィードバック状態になるように前記フィードバック信号を制御するステップを含み、前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、前記第2フィードバック状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記タッチモードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第3制御命令を生成するステップを含むことができる。
【0015】
さらに、前記第1時間帯における前記作動モード及び前記検出結果に応じて前記フィードバック信号を決定するステップは、前記第1時間帯における前記作動モードが前記タッチモードまたは前記タッチ移行モードである場合であって、前記所定の時間帯に前記タッチ操作が存在しない場合、前記フィードバック信号が第2フィードバック状態から第1フィードバック状態へ切り替えられたことを示すための第2切り替え状態になるように前記フィードバック信号を制御するステップを含み、前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、前記第2切り替え状態に応じて、前記所定の時間帯における作動モードが前記タッチ終了モードであるように前記タッチスクリーンを制御するための第4制御命令を生成するステップを含み、前記タッチ終了モードは、前記所定の時間帯が終了した後、前記作動モードを前記表示専用モードに切り替えることを示すことができる。
【0016】
さらに、前記第1フィードバック状態は、前記フィードバック信号が低電位である状態を示すことができる。
【0017】
さらに、前記第2フィードバック状態は、前記フィードバック信号が高電位である状態を示すことができる。
【0018】
本発明の実施例の他の一態様によると、タッチスクリーンのパネルへのタッチ操作が存在することを示すためのタッチ命令を検出するステップと、前記タッチ命令に応じて、フィードバック信号を決定するステップと、前記フィードバック信号に基づいて前記タッチスクリーンの作動モードを制御するためのタイミング制御チップに、前記フィードバック信号を送信するステップと、を含むタッチスクリーンの制御方法を提供する。
【0019】
本発明の実施例の他の一態様によると、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を示すための検出結果を取得するように構成された第1取得ユニットと、前記検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するように構成された第1決定ユニットと、前記フィードバック信号に基づいて、前記タッチスクリーンの作動モードを制御するように構成された制御ユニットと、を含むタッチスクリーンの制御装置を提供する。
【0020】
本発明の実施例の他の一態様によると、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を示すための検出結果を取得するように構成された第2取得ユニットと、前記検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するように構成された第2決定ユニットと、前記フィードバック信号に基づいて前記タッチスクリーンの作動モードを制御するためのタイミング制御チップに、前記フィードバック信号を送信するように構成された送信ユニットと、を含むタッチスクリーンの制御装置を提供する。
【0021】
本発明の実施例の他の一態様によると、タッチ操作の有無を検出し、検出結果を生成するように構成されたタッチパネルと、前記検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するように構成されたドライバチップと、前記フィードバック信号に基づいて、前記ドライバチップへ前記フィードバック信号に対応するタッチ同期信号を送信するように構成されたタイミング制御チップと、含み、前記ドライバチップは、前記タッチ同期信号に基づいて前記タッチスクリーンの作動モードを制御するタッチスクリーンの制御機器を提供する。
【0022】
本発明の他の一態様によると、本発明の実施例において、記憶されたプログラムを含む記憶媒体であって、前記プログラムが実行されると前記記憶媒体が配置された機器に上記タッチスクリーンの制御方法を実行させる記憶媒体を提供する。
【0023】
本発明の他の一態様によると、本発明の実施例において、実行されると上記タッチスクリーンの制御方法を実現するプログラムを実行するためのプロセッサを提供する。
【0024】
本発明の実施例において、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を検出して検出結果を取得してから、検出結果に応じてフィードバック信号を決定し、その後、フィードバック信号によってタッチスクリーンの作動モードを制御することで、タッチスクリーンの作動モードを柔軟に制御する目的を実現して、タッチスクリーンを柔軟に制御する技術効果を実現し、従来のタッチスクリーンの制御態様が柔軟性に欠ける課題を解決する。
【0025】
ここで説明する図面は本発明を一層理解させるためのもので、本願の一部を構成し、本発明に示す実施例及びその説明は本発明を解釈するもので、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】インセル型タッチスクリーンの制御プロセスを示す図である。
図2】本発明の実施例に係るタッチスクリーンの制御機器を示す図である。
図3】本発明の実施例に係るタッチスクリーンの制御方法を示すフローチャートである。
図4】本発明の実施例に係る表示専用モードを示す図である。
図5】本発明の実施例に係るタッチ移行モードを示す図である。
図6】本発明の実施例に係るタッチモードを示す図である。
図7】本発明の実施例に係るタッチ終了モードを示す図である。
図8】本発明の実施例に係るタッチスクリーンの制御方法を示すフローチャートである。
図9】本発明の実施例に係るタッチスクリーンの制御装置を示す図である。
図10】本発明の実施例に係るタッチスクリーンの制御装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、当業者が本発明の技術案を一層簡単に理解するように、本発明の実施例の図面を参照しながら、本発明の実施例の技術案を明確且つ完全に説明するが、ここで説明する実施例が本発明の実施例の全部ではなく一部であることは言うまでもない。本発明の実施例に基づいて、当業者が創造性のある行為を必要とせずに得られる他の実施例はすべて本発明の保護範囲に含まれる。
【0028】
尚、本発明の明細書、特許請求の範囲及び図面に用いられた「第1」、「第2」等の用語は類似する対象を区別するためのもので、必ずしも特定の順又は前後順を限定するものではない。ここで説明する本発明の実施例を図示又は説明された順と異なる順でも実現できるように、このように使用される数値は適切な状況において交換可能である。尚、「含む」、「有する」及びそれらの変形用語は、非排他的に含むことをカバーするもので、例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は明確に例示されたステップ又はユニットに限定されず、明確に例示されていないか又はこれらのプロセス、方法、製品又は機器固有の他のステップ又はユニットを含むことも可能であることを表す。
【0029】
本発明の実施例によると、タッチスクリーンの制御方法の実施例を提供する。ここで、図面中のフローチャートに示すステップを例えば1組のコンピュータによって実行可能な命令をコンピュータシステムで実行することができ、また、フローチャートにロジック順が示されているが、場合によってはそれと異なる順で図示または説明されたステップを実行することができる。
【0030】
本発明による技術案は、インセル型タッチスクリーンを制御することができる。
なお、インセル型タッチスクリーンは主に、タイミング制御(TCON)チップとドライバ(Driver)チップとの協働に依存する。
【0031】
図1は、インセル型タッチスクリーンの制御プロセスを示す図である。図1に示すように、インセル型タッチスクリーンは、本来1フレームの正常なデータを表示するのに必要な時間内で、間隔をあけた表示処理ウィンドウとタッチ処理ウィンドウとに分割して、タッチ同期信号(Touch_SYNC)によって時分割処理の表示(D)やタッチ(T)機能を行わなければならない。
【0032】
なお、表示処理ウィンドウによって表示(D)機能を実現し、表示(D)機能に対応するタッチ同期信号は高電位である。また、タッチ処理ウィンドウによってタッチ(T)機能を実現し、タッチ(T)機能に対応するタッチ同期信号は低電位である。
【0033】
選択的に、タイミング制御(TCON)チップは、タッチ同期信号における表示(D)機能とタッチ(T)機能との切り替え周波数を単一方向に制御することができる。
【0034】
選択的に、表示とタッチ操作が同時に存在する場合、タイミング制御(TCON)チップとドライバ(Driver)チップは、正常な1フレームより短い時間内でデータ表示処理を完成する必要がある。これは、タイミング制御(TCON)チップとドライバ(Driver)チップの内部クロック周波数が通常の表示を超えなければならないことを意味する。
【0035】
しかし、タッチ操作の有無に関わらず、タイミング制御(TCON)チップとドライバ(Driver)チップの内部クロックはいずれも通常の表示を超えなければならない。
【0036】
図2は、本発明の実施例に係るタッチスクリーンの制御機器を示す図であり、図2に示すように、タッチパネル21と、ドライバチップ23と、タイミング制御チップ25と、を含む。
【0037】
ここで、タッチパネル21は、タッチ操作の有無を検出して検出結果を生成するものである。ドライバチップ23は、検出結果に応じてフィードバック信号27を決定するものである。タイミング制御チップ25は、フィードバック信号に基づいて、ドライバチップへフィードバック信号27に対応するタッチ同期信号29を返送する。ここで、ドライバチップ23はタッチ同期信号29に応じてタッチスクリーンの作動モードを制御する。
【0038】
本発明の上記実施例によれば、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を検出して検出結果を得て、当該検出結果をドライバチップに伝送し、ドライバチップにより検出結果に応じてフィードバック信号を決定して、タイミング制御チップがフィードバック信号に応答するように、当該フィードバック信号をタイミング制御チップへ伝送し、またドライバチップへ当該フィードバック情報に対応するタッチ同期信号を返送して、ドライバチップがタッチ同期信号の制御でタッチスクリーンの作動モードを制御することができ、タッチスクリーンの作動モードを柔軟に制御する目的を実現して、タッチスクリーンを柔軟に制御する技術効果を実現し、従来のタッチスクリーンの制御態様が柔軟性に欠ける課題を解決する。
【0039】
本発明の実施例によれば、タッチスクリーンの制御方法の実施例をさらに提供する。なお、このタッチスクリーンの制御方法は、上記タッチスクリーンの制御機器のハードウェア環境でタッチスクリーンの制御方法を実行することができる。
【0040】
図3は、本発明の実施例に係るタッチスクリーンの制御方法を示すフローチャートであり、図3に示すように、この方法は以下のステップS302、S304、S306を含む。
【0041】
ステップS302において、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を示す検出結果を取得する。
【0042】
ステップS304において、検出結果に応じて、フィードバック信号を決定する。
【0043】
ステップS306において、フィードバック信号に基づいて、タッチスクリーンの作動モードを制御する。
【0044】
本発明の実施例において、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を検出して検出結果を得てから、検出結果に応じてフィードバック信号を決定し、その後フィードバック信号によってタッチスクリーンの作動モードを制御して、タッチスクリーンの作動モードを柔軟に制御する目的を実現して、タッチスクリーンを柔軟に制御する技術効果を実現し、従来のタッチスクリーンの制御態様が柔軟性に欠ける課題を解決する。
【0045】
上記ステップS306において、タイミング制御チップによってフィードバック信号に基づいて当該フィードバック信号に対応するタッチ同期信号を生成することができ、当該タッチ同期信号に基づいて、タッチスクリーンの作動モードを制御し、作動モードの切り替えを実現することができる。
【0046】
選択可能な実施例として、作動モードは、タッチ機能を有しないようにタッチスクリーンを制御するための表示専用モードと、タッチ機能を有するようにタッチスクリーンを制御するためのタッチモードと、表示専用モードからタッチモードに切り替えるようにタッチスクリーンを制御するためのタッチ移行モードと、タッチモードから表示専用モードに切り替えるようにタッチスクリーンを制御するためのタッチ終了モードと、を含む。
【0047】
選択的に、表示専用モードは、タッチ機能を有しないようにタッチスクリーンを制御するため、表示専用モードにおいて、タッチスクリーンのタッチ同期信号(Touch_SYNC)は表示(D)機能のみを提供することができる。
【0048】
選択的に、タッチモードは、タッチ機能を有するようにタッチスクリーンを制御するため、タッチモードにおいて、タッチスクリーンのタッチ同期信号(Touch_SYNC)は表示(D)機能とタッチ(T)機能を時分割に処理することができる。
【0049】
選択可能な実施例として、検出結果に応じてフィードバック信号を決定するステップは、第1時間帯におけるタッチスクリーンの作動モードを取得するステップであって、第1時間帯はフィードバック信号のある所定の時間帯の直前の(1つ前の)時間帯であるステップと、第1時間帯における作動モードと検出結果に応じてフィードバック信号を決定するステップと、を含む。
【0050】
本発明の上記実施例によれば、フィードバック信号のある時間帯を所定の時間帯とし、フィードバック信号の直前の時間帯を第1時間帯としてフィードバック信号を決定する場合、第1時間帯における作動モード及び所定の時間帯内のタッチ操作の有無の検出結果に応じて、所定の時間帯のフィードバック信号を決定することができ、さらに該フィードバック信号に基づいて所定の時間帯における作動モードを決定することができる。
【0051】
なお、ここでのフィードバック信号は2進数信号で、第1フィードバック状態と第2フィードバック状態を有することができる。ここで、第1フィードバック状態はフィードバック信号が低電位である状態を表し、第2フィードバック状態はフィードバック信号が高電位である状態を表し、所定の時間帯内において、フィードバック信号は、第1フィードバック状態と、第2フィードバック状態と、第1フィードバック状態から第2フィードバック状態に切り替える第1切り替え状態と、第2フィードバック状態から第1フィードバック状態に切り替える第2切り替え状態と、を含むことができる。
【0052】
選択的に、第1時間帯における作動モードが表示専用モードまたはタッチ終了モードである場合、第1時間帯が終了すると、フィードバック信号は第1フィードバック状態となり、すなわち所定の時間帯のフィードバック信号の初期状態が第1フィードバック状態であり、所定の時間帯においてタッチ操作が検出されないと、フィードバック信号は所定の時間帯内で常に第1フィードバック状態に維持されており、タッチスクリーンの所定の時間帯における作動モードは表示専用モードであることができる。
【0053】
選択可能な実施例として、第1時間帯における作動モードと検出結果に応じてフィードバック信号を決定するステップは、第1時間帯における作動モードが表示専用モードまたはタッチ終了モードである場合であって、所定の時間帯内にタッチ操作が存在しない場合、フィードバック信号が第1フィードバック状態であると決定するステップを含み、フィードバック信号に基づいて、タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、第1フィードバック状態に応じて第1制御命令を生成するステップを含む。ここで、第1制御命令は、所定の時間帯における作動モードが表示専用モードであるようにタッチスクリーンを制御するためのものである。
【0054】
選択的に、第1制御命令は、表示(D)機能のみを有するタッチ同期信号であることができる。
【0055】
図4は、本発明の実施例に係る表示専用モードを示す図であり、図4に示すように、タッチパネル(panel)へのタッチ(touch)操作の存在がずっと検出されないと、フィードバック信号(Touch_Process)はドライバ(Driver)チップによってプルダウンされる。タイミング制御(TCON)チップは、フィードバック信号(Touch_Process)が低いことを検出すると、タッチ同期信号(Touch_SYNC)をプルアップする。同時に、内部クロックを通常の表示の周波数に低減させる。ドライバ(Driver)チップもタッチ同期信号(Touch_SYNC)が高い状態に基づいて、内部クロックを通常の表示の周波数に低減させて、タッチスクリーンを表示専用モード(ICT Single Display Mode)で動作させる。
【0056】
選択的に、第1時間帯における作動モードが表示専用モードまたはタッチ終了モードである場合、第1時間帯が終了すると、フィードバック信号が第1フィードバック状態となり、すなわち所定の時間帯のフィードバック信号の初期状態が第1フィードバック状態であり、所定の時間帯でタッチ操作が検出されると、フィードバック信号が所定の時間帯内で第1フィードバック状態から第2フィードバック状態へ切り替えられ、フィードバック信号の第1切り替え状態を得て、タッチスクリーンの所定の時間帯での作動モードはタッチ移行モードであることができる。
【0057】
選択可能な実施例として、第1時間帯における作動モードと検出結果に応じてフィードバック信号を決定するステップは、第1時間帯における作動モードが表示専用モードまたはタッチ終了モードである場合であって、所定の時間帯内にタッチ操作が存在する場合、前記フィードバック信号が、第1フィードバック状態から第2フィードバック状態へ切り替えられたことを示すための第1切り替え状態であると決定するステップを含み、フィードバック信号に基づいて、タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、第1切り替え状態に応じて第2制御命令を生成するステップを含む。ここで、第2制御命令は、所定の時間帯における作動モードがタッチ移行モードであるようにタッチスクリーンを制御し、タッチ移行モードは、フィードバック信号が第1フィードバック状態から第2フィードバック状態に切り替えられた場合、タッチ機能を有するようにタッチスクリーンを制御することを示す。
【0058】
選択的に、第2制御命令は、タッチ(T)機能のみを有するタッチ同期信号であることができる。
【0059】
図5は、本発明の実施例に係るタッチ移行モードを示す図であり、図5に示すように、タッチパネル(panel)へのタッチ(touch)操作がずっと存在すると検出されると、フィードバック信号(Touch_Process)はドライバ(Driver)チップによってプルアップされる。タイミング制御(TCON)チップは、フィードバック信号(Touch_Process)が高いことを検出すると、タッチ同期信号(Touch_SYNC)をディスプレイ(Display)とタッチ(Touch)のデータ処理ウィンドウで切り替える。同時に、内部クロックが逓倍モードに調整される。ドライバ(Driver)チップもタッチ同期信号(Touch_SYNC)の状態に基づいて、時分割に表示データの受信とタッチデータの送信を行って、タッチスクリーンをタッチモード(ICT Touch Mode)で動作させる。
【0060】
選択的に、第1時間帯における作動モードがタッチ移行モードまたはタッチモードである場合、第1時間帯が終了すると、フィードバック信号は第2フィードバック状態となり、すなわち所定の時間帯のフィードバック信号の初期状態は第2フィードバック状態であり、所定の時間帯でタッチ操作が検出されると、フィードバック信号が所定の時間帯内で常に第2フィードバック状態に維持されており、タッチスクリーンの所定の時間帯における作動モードはタッチモードであることができる。
【0061】
選択可能な実施例として、第1時間帯における作動モードと検出結果に応じてフィードバック信号を決定するステップは、第1時間帯における作動モードがタッチ移行モードまたはタッチモードである場合であって、所定の時間帯内にタッチ操作が存在する場合、第2フィードバック状態になるようにフィードバック信号を制御するステップを含み、フィードバック信号に応じて、タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、第2フィードバック状態に応じて、所定の時間帯における作動モードがタッチモードであるようにタッチスクリーンを制御するための第3制御命令を生成するステップを含む。
【0062】
選択的に、第3制御命令は、表示(D)機能のみを有するタッチ同期信号から、表示(D)機能とタッチ(T)機能を時分割に処理するタッチ同期信号に切り替えるものであることができる。
【0063】
図6は、本発明の実施例に係るタッチモードを示す図であり、図6に示すように、実際の応用において、タッチ操作は任意の時間で発生可能である。タッチ操作の発生が検出された場合、タッチスクリーンがタッチ移行モード(ICT Entry Mode)で動作するように、直ちにタッチ(Touch)処理プロセスに切り替える必要がある。
【0064】
切り替えプロセスがスムーズに行われるように、切り替えプロセスを一定の時間T0内に表示する必要があり、T0の最小値は、以下の式を満たすべきである。

【0065】
ここで、Vertical_Activeは1フレームの行数で、Blockはタッチモードで表示処理ウィンドウに分割された数で、Horizontal_Line_Timeは1行の時間である。
【0066】
選択的に、第1時間帯における作動モードがタッチモードまたはタッチ移行モードである場合、第1時間帯が終了すると、フィードバック信号は第2フィードバック状態となり、すなわち所定の時間帯のフィードバック信号の初期状態は第2フィードバック状態であり、所定の時間帯でタッチ操作が検出されないと、フィードバック信号が所定の時間帯内で第2フィードバック状態から第1フィードバック状態に切り替えられ、フィードバック信号の第2切り替え状態を得て、タッチスクリーンの所定の時間帯における作動モードはタッチ終了モードであることができる。
【0067】
選択可能な実施例として、第1時間帯における作動モードと検出結果に応じてフィードバック信号を決定するステップは、第1時間帯における作動モードがタッチモードまたはタッチ移行モードである場合であって、所定の時間帯内にタッチ操作が存在しない場合、フィードバック信号が第2フィードバック状態から第1フィードバック状態へ切り替えられたことを示すための第2切り替え状態になるようにフィードバック信号を制御するステップを含み、フィードバック信号に応じて、タッチスクリーンの作動モードを制御するステップは、第2切り替え状態に応じて、所定の時間帯における作動モードがタッチ終了モードであるようにタッチスクリーンを制御するための第4制御命令を生成するステップを含み、タッチ終了モードは、所定の時間帯が終了した後、作動モードを表示専用モードに切り替えることを示す。
【0068】
選択的に、第4制御命令は、タッチ(T)機能のみを有するタッチ同期信号から、表示(D)機能とタッチ(T)機能を時分割に処理するタッチ同期信号に切り替えるものであることができる。
【0069】
図7は、本発明の実施例に係るタッチ終了モードを示す図であり、図7に示すように、1時間区間内(すなわち所定の時間)において、タッチパネル(panel)へのタッチ操作が検出されないと、タッチモード(ICT Touch Mode)を直ちに終了せず、1フレームが終了した後、フレーム消去(Vertical Blanking)期間にてタッチモード(Touch Mode)を終了する。これにより、タイミング制御(TCON)チップとドライバ(Driver)チップに対する影響が最も小さく、スムーズに終了して、タッチスクリーンをタッチ終了モード(ICT Exit Mode)で動作させることができる。
【0070】
本発明の上記実施例によれば、チップ自動テスト態様の集積性、互換性、および柔軟性を改善するために、チップテスト回路基板を改善する態様でこれらの課題を解決することができる。本発明は、従来の態様の制限を鑑みて、ドライバ(Driver)チップのフィードバックメカニズムを設計してタッチ操作の有無を区別し、フィードバック情報に基づいて、異なる状況でクロックを最適化して消費電力の低減させる。
【0071】
本発明の技術案によれば、ドライバチップによるタイミング制御チップのフィードバック信号(Touch_Process)を追加して、タイミング制御(TCON)チップとドライバ(Driver)チップの内部クロックが最適な状態で作動でき、性能を両立させた上で、消費電力をより低減する。
【0072】
本発明の実施例によれば、タッチスクリーンの制御方法の実施例をさらに提供する。なお、このタッチスクリーンの制御方法は、上記タッチスクリーンの制御機器のハードウェア環境でタッチスクリーンの制御方法を実行することができる。
【0073】
図8は、本発明の実施例に係るタッチスクリーンの制御方法を示すフローチャートであり、図8に示すように、この方法は以下のステップS802、S804、S806を含む。
【0074】
ステップS802において、タッチスクリーンのパネルへのタッチ操作の有無を示すタッチ命令を検出する。
【0075】
ステップS804において、タッチ命令に応じて、フィードバック信号を決定する。
【0076】
ステップS806において、フィードバック信号をタイミング制御チップに送信する。ここで、タイミング制御チップは、フィードバック信号に基づいて、タッチスクリーンの作動モードを制御する。
【0077】
本発明の実施例において、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を検出して検出結果を得てから、検出結果に応じてフィードバック信号を決定し、フィードバック信号をタイミング制御チップに送信し、タイミング制御チップにより該フィードバック信号に基づいて、タッチスクリーンの作動モードを制御することで、タッチスクリーンの作動モードを柔軟に制御する目的を実現し、タッチスクリーンを柔軟に制御する技術効果を実現し、従来のタッチスクリーンの制御態様が柔軟性に欠ける課題を解決する。
【0078】
上記ステップS806において、タイミング制御チップは、フィードバック信号に基づいて、当該フィードバック信号に対応するタッチ同期信号を生成し、当該タッチ同期信号に基づいて、タッチスクリーンの作動モードを制御することができる。
【0079】
本発明の他の実施例によれば、記憶されたプログラムを含む記憶媒体をさらに提供し、プログラムが実行されると上記方法のいずれかを実行する。
【0080】
本発明の他の実施例によれば、プログラムを実行するプロセッサをさらに提供し、プログラムが実行されると上記方法のいずれかを実行する。
【0081】
本発明の実施例によれば、タッチスクリーンの制御装置の実施例をさらに提供する。なお、このタッチスクリーンの制御装置は、本発明の実施例におけるタッチスクリーンの制御方法を実行することができ、本発明の実施例におけるタッチスクリーンの制御方法を該タッチスクリーンの制御装置において実行することができる。
【0082】
図9は、本発明の実施例に係るタッチスクリーンの制御装置を示す図であり、図9に示すように、この装置は、第1取得ユニット91と、第1決定ユニット93と、制御ユニット95と、を含むことができる。
【0083】
ここで、第1取得ユニット91は、検出結果を取得するように構成され、検出結果は、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を示す。第1決定ユニット93は、検出結果に応じてフィードバック信号を決定するように構成される。制御ユニット95は、フィードバック信号に基づいて、タッチスクリーンの作動モードを制御するように構成される。
【0084】
なお、この実施例における第1取得ユニット91は本願実施例におけるステップS302を実行することができ、この実施例における第1決定ユニット93は本願実施例におけるステップS304を実行することができ、この実施例における制御ユニット95は本願実施例におけるステップS306を実行することができる。上記手段と対応するステップによる実例や適用状況は同様であり、上記実施例に開示された内容に限定されない。
【0085】
本発明の実施例において、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を検出して検出結果を得てから、検出結果に応じてフィードバック信号を決定し、その後フィードバック信号によってタッチスクリーンの作動モードを制御して、タッチスクリーンの作動モードを柔軟に制御する目的を実現して、タッチスクリーンを柔軟に制御する技術効果を実現し、従来のタッチスクリーンの制御態様が柔軟性に欠ける課題を解決する。
【0086】
選択可能な実施例として、作動モードは、タッチ機能を有しないようにタッチスクリーンを制御するように構成された表示専用モードと、タッチ機能を有するようにタッチスクリーンを制御するように構成されたタッチモードと、表示専用モードからタッチモードに切り替えるようにタッチスクリーンを制御するように構成されたタッチ移行モードと、タッチモードから表示専用モードに切り替えるようにタッチスクリーンを制御するように構成されたタッチ終了モードと、を含む。
【0087】
選択可能な実施例として、第1決定ユニットは、タッチスクリーンの、フィードバック信号のある所定の時間帯の直前の時間帯である第1時間帯における作動モードを取得するように構成された取得手段と、第1時間帯における作動モードと検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するように構成された第1決定手段と、を含む。
【0088】
選択可能な実施例として、第1決定手段は、第1時間帯における作動モードが表示専用モードまたはタッチ終了モードである場合であって、所定の時間帯内にタッチ操作が存在しない場合、フィードバック信号が第1フィードバック状態であると決定するように構成された第2決定手段を含み、制御ユニットは、第1フィードバック状態に応じて、第1制御命令を生成するように構成された第1生成手段を含む。ここで、第1制御命令は、所定の時間帯における作動モードが表示専用モードであるようにタッチスクリーンを制御するものである。
【0089】
選択可能な実施例として、第1決定手段は、第1時間帯における作動モードが表示専用モードまたはタッチ終了モードである場合であって、所定の時間帯内にタッチ操作が存在する場合、フィードバック信号が第1切り替え状態であると決定するように構成された第3決定手段を含む。ここで、第1切り替え状態はフィードバック信号が第1フィードバック状態から第2フィードバック状態に切り替えられたことを示す。制御ユニットは、第1切り替え状態に応じて、第2制御命令を生成するように構成された第2生成手段を含む。ここで、第2制御命令は、所定の時間帯における作動モードがタッチ移行モードであるようにタッチスクリーンを制御するものであり、タッチ移行モードはフィードバック信号が第1フィードバック状態から第2フィードバック状態に切り替えられた場合に、タッチ機能を有するようにタッチスクリーンを制御することを示す。
【0090】
選択可能な実施例として、第1決定手段は、第1時間帯における作動モードがタッチ移行モードまたはタッチモードである場合であって、所定の時間帯内にタッチ操作が存在する場合、第2フィードバック状態になるようにフィードバック信号を制御するように構成された第4決定手段を含み、制御ユニットは、第2フィードバック状態に応じて、第3制御命令を生成するように構成された第3生成手段を含む。ここで、第3制御命令は所定の時間帯における作動モードがタッチモードであるようにタッチスクリーンを制御するものである。
【0091】
選択可能な実施例として、第1決定手段は、第1時間帯における作動モードがタッチモードまたはタッチ移行モードである場合であって、所定の時間帯内にタッチ操作が存在しない場合、第2切り替え状態になるようにフィードバック信号を制御するように構成された第5決定手段を含む。ここで、第2切り替え状態はフィードバック信号が第2フィードバック状態から第1フィードバック状態に切り替えられたことを示す。制御ユニットは、第2切り替え状態に応じて、第4制御命令を生成するように構成された第4生成手段を含む。ここで、第4制御命令は、所定の時間帯における作動モードがタッチ終了モードであるようにタッチスクリーンを制御するものであり、タッチ終了モードは所定の時間帯が終了した後、作動モードを表示専用モードに切り替えることを示す。
【0092】
選択可能な実施例として、第1フィードバック状態は、フィードバック信号が低電位である状態を示す。
【0093】
選択可能な実施例として、第2フィードバック状態は、フィードバック信号が高電位である状態を示す。
【0094】
本発明の実施例によれば、タッチスクリーンの制御装置の実施例をさらに提供する。なお、このタッチスクリーンの制御装置は、本発明の実施例におけるタッチスクリーンの制御方法を実行することができ、本発明の実施例におけるタッチスクリーンの制御方法を該タッチスクリーンの制御装置において実行することができる。
【0095】
図10は、本発明の実施例に係るタッチスクリーンの制御装置を示す図であり、図10に示すように、この装置は、第2取得ユニット101と、第2決定ユニット103と、送信ユニット105と、を含むことができる。
【0096】
ここで、第2取得ユニット101は、検出結果を取得するように構成され、検出結果は、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を示す。第2決定ユニット103は、検出結果に応じて、フィードバック信号を決定するように構成される。送信ユニット105は、フィードバック信号をタイミング制御チップに送信するように構成される。ここで、タイミング制御チップは、フィードバック信号に基づいて、タッチスクリーンの作動モードを制御する。
【0097】
なお、この実施例における第2取得ユニット101は本願実施例におけるステップS802を実行することができ、この実施例における第2決定ユニット103は本願実施例におけるステップS804を実行することができ、この実施例における送信ユニット105は本願実施例におけるステップS806を実行することができる。上記手段と対応するステップによる実例や適用状況は同様であり、上記実施例に開示された内容に限定されない。
【0098】
本発明の実施例において、タッチスクリーンのタッチパネルへのタッチ操作の有無を検出して検出結果を得てから、検出結果に応じてフィードバック信号を決定し、フィードバック信号をタイミング制御チップに送信し、タイミング制御チップにより該フィードバック信号に基づいてタッチスクリーンの作動モードを制御することで、タッチスクリーンの作動モードを柔軟に制御する目的を実現し、タッチスクリーンを柔軟に制御する技術効果を実現し、従来のタッチスクリーンの制御態様が柔軟性に欠ける課題を解決する。
【0099】
上記本発明の実施例の番号は説明のためのものであり、実施例の優劣を示すものではない。
【0100】
本発明の上記実施例において、各実施例の説明は重要視するものがあって、ある実施例で詳しく説明していない部分については他の実施例の関連部分の説明を参照することができる。
【0101】
本願によるいくつかの実施例において、開示した技術内容を他の方式で実現できることは理解できることである。ここで、以上で説明した装置実施例は例示したものであって、例えば、上記ユニットの区画はロジック機能の区画であることができるが、実際に実現する時は他の区画方式であることもできる。例えば、複数のユニット又は部品を組合せるか、又は他の1つのシステムに集積するか、又は部分の特徴を省略又は実行しないこともできる。そして、示した又は検討した相互結合又は直接結合又は通信接続はインターフェース、ユニット又は手段を介した間接的な結合又は通信接続であることができ、電気的又は他の形態のものであることもできる。
【0102】
上述した分離部品として説明したユニットは、物理的に分離したものであることができれば物理的に分離していないものであることもでき、ユニットとして表す部品は物理ユニットであることができれば物理ユニットではないこともでき、つまり、1つの箇所に位置することができれば、複数のユニットに分布されることもできる。実際の必要に応じて、その中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例の技術案を実現する目的を実現することができる。
【0103】
そして、本発明の各実施例における各機能ユニットを1つの処理ユニットに集積することができ、各ユニットが物理的に独立したものであることもでき、二つ又はその以上のユニットを1つのユニットに集積することもできる。上記集積されたユニットをハードウェアの形態で実現できれば、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現することもできる。
【0104】
上記集積されたユニットをソフトウェア機能ユニットの形態で実現して独立製品として販売したり使用したりする場合、コンピューター読取可能な記憶媒体に記憶することができる。従って、本発明の技術案の実質又は従来技術に対する貢献のある部分又は該技術案の全部又は一部をソフトウェア製品の形態で実現することができ、このようなコンピューターソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピューター機器(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク機器等)に本発明の各実施例で説明した方法のステップの全部又は一部を実行させる命令を含むことができる。上述した記憶媒体は、USB、読み出し専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、ポータブルHDD、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶可能な様々な媒体を含む。
【0105】
以上は、本発明の好適な実施形態に過ぎず、当業者であれば本発明の原理を離脱せずに様々な改善や修正が可能であって、このような改善や修正は本発明の保護範囲中に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0106】
本発明の実施例による技術案は、タッチスクリーンに対する制御プロセスに適用されることができる。本発明の実施例によれば、従来のタッチスクリーンの制御態様が柔軟性に欠ける課題を解決し、タッチスクリーンの作動モードを柔軟に制御することができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10