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公報発行日 2022年10月27
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本発明の各観点によれば、細胞の培養環境を制御できる状態のまま、培地の状態の指標となるpH又は濁度を定量的に測定することが可能になる。これにより、定量的に培地の状態を判断でき、継代、培地交換等の処置を適切なタイミングで行うことが可能になる。
また、従来は、培地の色の確認は、作業者の目視又は採取した培養液の測定により行われていたため、連続的に行うことは困難であり、一定のタイミング毎に断続的に行われていた。そのため、継代のタイミングが遅れてしまうということもあった。本発明の各観点によれば、連続的に培地の状態を自動モニタリングすることが可能になる。
さらに、従来は、培地が収容されているシャーレをインキュベータ装置が取り出した後、培地交換等が不要であると判明した場合、シャーレを再度インキュベータ装置内部に入れていた。このように培地を収容するシャーレをインキュベータ装置に出し入れする際、培地に不純物が混入する等の不具合が生じる場合があった。本発明の各観点によれば、培養状態の確認のために培地を出し入れする必要がなく、不純物混入の機会を減らすことができる。
本発明の第2の観点によれば、遮光部に入射した光は吸光粒子に吸光され、遮光部から導光路に殆ど戻らないため、迷光の複雑な多重反射がほとんど発生せず、不所望な外光や迷光等のノイズ光に対する検出光の比が十分に高い光測定を行うことが可能となる。結果として、外光を遮るために筐体全体を遮光する必要がなくなる。これにより、細胞を目視で観察することとノイズ光の抑制を両立することが可能になる。
本発明の第3の観点によれば、インキュベータ装置内の光測定部で測定された測定データを、インキュベータ装置を開閉することなく取り出すことが可能になる。また、細胞の培養環境をリアルタイムに観測することが可能になる。
本発明の第4の観点によれば、各培地に対応する光源があるため、光源を移動させる必要がなく、再現性の高い測定が可能になる。また、一般的なマイクロプレートリーダーのような光源又はマイクロプレート等を移動させる構成を設ける場合よりも、装置を小型化することが可能になる。
本発明の第5の観点によれば、培地の吸光度及び濁度を同時に測定することが可能になる。また、白色LED光源が発する波長の光は細胞毒性が低く、また、光源自体が高温にはならないため、光測定による細胞の培養環境への影響を抑えることが可能になる。さらに、装置の小型化が可能になる。
本発明の第6の観点によれば、二酸化炭素濃度の制御が容易にできる細胞培養環境制御システムを提供することが可能になる。
本発明の第7の観点によれば、培地の交換、継代及び廃棄の要否を、定量的に判断可能な細胞培養環境制御システムを提供することが可能になる。
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