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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-19
(45)【発行日】2022-10-27
(54)【発明の名称】業務処理装置及び業務処理方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/06 20120101AFI20221020BHJP
【FI】
G06Q10/06 302
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2020210827
(22)【出願日】2020-12-18
(65)【公開番号】P2021125247
(43)【公開日】2021-08-30
【審査請求日】2020-12-18
(31)【優先権主張番号】10-2020-0011514
(32)【優先日】2020-01-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 発信年月日:2019年12月20日に、連絡のため本願で具現された機能の一部のプログラムを作成し、「tasktalk.chat」にアップロード(公開)。
(73)【特許権者】
【識別番号】517245442
【氏名又は名称】デルタ ピーディーエス カンパニー,リミテッド
(73)【特許権者】
【識別番号】517245383
【氏名又は名称】チェ,ジェ ホ
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】弁理士法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チェ,ジェ ホ
【審査官】池田 聡史
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-113012(JP,A)
【文献】特開2018-151724(JP,A)
【文献】国際公開第2005/103971(WO,A1)
【文献】特開2009-271660(JP,A)
【文献】特開2018-072947(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0220999(US,A1)
【文献】伊藤直也,“Slackによるチームコミュニケーション 開発組織での活用法、BotkitでSlackアプリ開発”,WEB+DB PRESS,(株)技術評論社,2016年03月25日,第91巻,pp.114~123
【文献】“チームの共同作業を円滑に進められるチャットアプリ Slack”,日経Linux,日経BP社,2018年04月08日,第20巻, 第3号,p.29
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一つ以上の仕事を示し、メモリ及び前記メモリと電気的に連結されたプロセッサを含む業務処理装置において、
前記プロセッサは、
業務生成者を含むことのできる少なくとも2人のユーザが参与し、業務日程の開始日と締切日のうち1つ以上に対する情報を含み、前記業務日程内に遂行される複数の前記仕事の内容を含み、前記仕事により指示された業務の処理結果、該当仕事の担当者情報及び仕事の処理結果に対する担当者の決裁情報、確認情報等を全て含めて、1つの客体にカプセル化された業務客体である循環的業務処理客体を前記業務生成者の要請によって生成し、
前記業務生成者の指定により、前記ユーザのうち第1ユーザを前記循環的業務処理客体の担当者に設定し、前記第1ユーザが前記担当者として担当した1つの仕事が完了すると、前記業務生成者の確認があった後、前記ユーザのうち他の仕事を担当するように前記第1ユーザまたは前記業務生成者により指定された第2ユーザに前記担当者を変更し、
仕事別の前記担当者の情報を前記循環的業務処理客体に保存し、
前記プロセッサは、
前記仕事の開始と進行、完了により1つの前記循環的業務処理客体内で2以上の仕事が連鎖的に処理される過程において、前記第1ユーザが前記担当者に指定された以後に前記業務生成者が前記循環的業務処理客体の前記担当者に指定されると、前記循環的業務処理客体の前記業務日程を終了するかまたは前記循環的業務処理客体の前記業務日程に関する終了の可否を決定するユーザ信号の入力を受ける、ことを特徴とする業務処理装置。
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記担当者が前記循環的業務処理客体の前記担当者に指定された期間の間、前記循環的業務処理客体と関連して発生する報知信号を前記担当者に送信する、ことを特徴とする請求項1に記載の業務処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
1人以上の前記ユーザが参与し、前記循環的業務処理客体と関連するチャットルームを生成し、
前記報知信号を前記チャットルームを介して送信する、ことを特徴とする請求項2に記載の業務処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
1人以上の前記ユーザが参与するチャットルームを生成し、
ここで、前記チャットルームは、前記循環的業務処理客体と別に生成され、前記循環的業務処理客体は、前記チャットルーム内でチャットメッセージとして送信される、ことを特徴とする請求項2に記載の業務処理装置。
【請求項5】
前記チャットルーム内で前記循環的業務処理客体が送信された以降に発生した前記報知信号は、前記チャットルームを介して送信される、ことを特徴とする請求項4に記載の業務処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記循環的業務処理客体が前記チャットルームを介して前記チャットメッセージの1つに送信される場合、
前記チャットルームに参与する前記ユーザは、前記循環的業務処理客体にも参与する、ことを特徴とする請求項5に記載の業務処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記第1ユーザが担当した前記仕事が完了すると、前記第1ユーザから前記仕事の完了を知らせるか、前記担当者の変更を要請するユーザ信号を入力され、前記ユーザ信号に相応し、前記循環的業務処理客体の前記担当者を前記第2ユーザに変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の業務処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記担当者に指定されることができる1人以上の前記ユーザに対するユーザ情報を保存し、前記業務生成者又は前記ユーザのうち1人以上が前記担当者を指定する際に前記ユーザ情報を提供する、ことを特徴とする請求項1に記載の業務処理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記ユーザが前記担当者に指定されている状態であるか、又は前記循環的業務処理客体に参与中であるか否かに応じて、前記ユーザが前記仕事又は前記循環的業務処理客体へのアクセス権限を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の業務処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
前記第1ユーザが前記担当者に指定された以降に、前記業務生成者が前記循環的業務処理客体の前記担当者に指定されると、前記循環的業務処理客体の前記業務日程を終了する、ことを特徴とする請求項1に記載の業務処理装置。
【請求項11】
前記プロセッサは、
前記第1ユーザ及び前記第2ユーザを前記担当者に指定した後、
前記第2ユーザが担当する前記仕事が開始される前に第3ユーザを担当者に指定するユーザ信号を前記業務生成者から受信する場合、前記第2ユーザに先だって前記第3ユーザを前記循環的業務処理客体の前記担当者に指定する、ことを特徴とする請求項1に記載の業務処理装置。
【請求項12】
1つ以上の仕事を示し、メモリ及び前記メモリと電気的に連結されたプロセッサを含む業務処理方法において、
業務生成者を含むことのできる2人以上のユーザが参与し、業務日程の開始日と締切日のうち1つ以上に対する情報を含み、前記業務日程内に遂行される複数の前記仕事の内容を含み、前記仕事により指示された業務の処理結果、該当仕事の担当者情報及び仕事の処理結果に対する担当者の決裁情報、確認情報等を全て含めて、1つの客体にカプセル化された業務客体である循環的業務処理客体を前記業務生成者の要請によって生成し、
前記業務生成者の指定により前記ユーザのうち第1ユーザを前記循環的業務処理客体の担当者に設定し、前記第1ユーザが前記担当者として担当した1つの前記仕事が完了すると、前記ユーザのうち他の前記仕事を担当するように前記第1ユーザまたは前記業務生成者により指定された第2ユーザに前記担当者を変更する段階とし、
仕事別の前記担当者の情報の変更を前記循環的業務処理客体に保存する段階と、を含み、
前記担当者を変更する段階は仕事の開始と進行、完了により1つの前記循環的業務処理客体内で2以上の仕事が連鎖的に処理される過程において、前記第1ユーザが前記担当者に指定された以後に前記業務生成者が前記循環的業務処理客体の前記担当者に指定されると、前記循環的業務処理客体の前記業務日程を終了するかまたは前記循環的業務処理客体の前記業務日程に関する終了の可否を決定するユーザ信号の入力を受ける、ことを特徴とする業務処理方法
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、業務処理技術に係り、より詳しくは、業務参与者グループを形成する2人以上のユーザが細部業務を担当して処理する業務処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
本発明は、2人以上の担当者が関与する業務処理等に関する技術であって、より詳細には、本発明は、担当者別の業務処理、業務確認、及び担当者変更の機能が提供される業務システムに関する。
【0003】
また、本発明は、下位業務の進行に応じて担当者を変更することができる業務管理システムを提供する技術に関する。
【0004】
特許文献1の統合業務支援システムの発明は、マルチブラウジングをサポートする統合業務支援システムを開示する。
【0005】
特許文献2は、個人別業務処理現況を電算化された情報で提供できる業務管理システムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】大韓民国登録特許第1263590号号公報
【文献】大韓民国特許出願第2010-0068003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の一実施例によれば、下位業務に対する担当者が変更された場合、現在の基準で担当者に指定されている、適したユーザに該当下位業務に対する報知やメッセージを提供することができる技術を提供する。
本発明の実施例によれば、該当循環的業務処理客体専用のユーザコミュニケーションチャネルが提供される業務処理方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施例の中、一つ以上の仕事を示し、メモリ及び前記メモリと電気的に連結されたプロセッサを含む業務処理装置において、前記プロセッサは、1つ以上のユーザが参与し、業務日程の開始日と締切日のうち1つ以上に対する情報を含み、前記業務日程内に遂行される1つ以上の前記仕事の内容を含む循環的業務処理客体を業務生成者の要請によって生成し、前記業務生成者の指定により、前記ユーザのうち第1ユーザを前記循環的業務処理客体の担当者に設定し、前記第1ユーザが前記担当者として担当した1つの仕事が完了すると、前記ユーザのうち他の仕事を担当するように指定された第2ユーザに前記担当者を変更し、仕事別の前記担当者の情報を前記循環的業務処理客体に保存する業務処理装置が提供される。
【0009】
また、実施例の中、1つ以上の仕事を示し、メモリ及び前記メモリと電気的に連結されたプロセッサにより遂行される業務処理方法において、1つ以上のユーザが参与し、業務日程の開始日と締切日に対する情報を含み、前記業務日程内に遂行される1つ以上の前記仕事の内容を含む前記循環的業務処理客体を業務生成者の要請によって生成するステップと、前記業務生成者の指定により前記ユーザのうち第1ユーザを前記循環的業務処理客体の担当者に設定し、前記第1ユーザが担当した仕事が完了すると、前記ユーザのうち指定された第2ユーザに前記担当者を変更するステップと、仕事別の前記担当者の情報を前記循環的業務処理客体に保存するステップとを含む業務処理方法が提供される。
【発明の効果】
【0010】
開示する技術は次の効果を有することができる。但し、特定の実施例が次の効果を全て含むか、又は次の効果のみを含むという意味ではないので、開示する技術の権利範囲は、これによって制限されるものと理解されてはならない。
【0011】
本発明は、共有ファイル又は共有フォルダーを通じて2人以上のユーザが業務に共同で関与する場合、或いは数人の担当者が1つの上位業務の処理のために2以上の下位業務を処理する場合、1つの下位業務の処理後、確認に続いて連続して次の業務を進めることができる。特に、本発明の実施例によれば、2人以上のユーザが2以上の下位業務を1つの客体内で処理と決裁を繰り返して進めることができる。また、下位業務が全て処理され、最初の指示者が呼び出されると、下位業務を含む上位業務が最終的に完了したものと判断し、業務の進行を終了することもできる。
【0012】
また、本発明の実施例によれば、下位業務に対する担当者が変更される場合、現在の基準で担当者に指定されている、適したユーザに該当下位業務に対する報知やメッセージを提供することができる。
【0013】
本発明の実施例で、下位業務は仕事と称してもよく、担当者が変更される種々の仕事を含む客体は、循環的業務処理客体と称してもよい。
【0014】
また、本発明の実施例で、循環的業務処理客体は、関連したチャットルーム生成することができ、該当循環的業務処理客体と関連した報知やメッセージは、該当チャットルームを介して送信することができる。即ち、本発明の実施例では、該当循環的業務処理客体専用のユーザコミュニケーションチャネルが提供される。
【0015】
また、循環的業務処理客体は、2以上の仕事や担当者情報等を含めて1つの客体に圧縮されたものであるので、チャットルーム内の1つのチャットメッセージとして送信が可能である。本発明の実施例によれば、チャットルームを介してチャットメッセージと循環的業務処理客体と関連した各種の報知が累積される場合、累積した未読数を算出してユーザに提供できる。
【0016】
また、本発明の実施例では、循環的業務処理客体を介した仕事の処理、処理された仕事の確認や評価、フィードバック等を入力したり出力するユーザインターフェースを提供することによって、ユーザの業務現況の把握にも便宜を提供することができる。
【0017】
また、本発明では、業務が担当者のグループ内で循環した後、最初の業務生成者に再回収又は復帰される構造を有するので、該当業務に対する後続処理や評価が、遅滞なく入力できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の一実施例による統合業務支援システムを示す図である。
図2】本発明の一実施例による業務処理装置のブロック構成図である。
図3】本発明の一実施例による業務処理装置内のプロセッサのブロック構成図である。
図4】本発明の一実施例による業務処理方法を示すフローチャートである。
図5】本発明の別の実施例による業務処理方法を示す信号のフローチャートである。
図6】本発明の実施例による業務処理装置が含まれた統合業務支援システムで遂行される業務処理方法を示す信号のフローチャートである。
図7】本発明の実施例に係り、チャットルームを介して提供された循環的業務処理客体を例示した図である。
図8】本発明の実施例に係り、チャットルームを介して提供された循環的業務処理客体を例示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明に関する説明は、構造的又は機能的説明のための実施例に過ぎないので、本発明の権利範囲は、本文に説明する実施例により制限されるものと解釈されてはならない。即ち、実施例は、様々な変更が可能であり、様々な形態を有し得るので、本発明の権利範囲は、技術的思想を実現することができる均等物を含むものと理解されるべきである。また、本発明で提示する目的又は効果は、特定の実施例がこれを全て含むか、又はそのような効果のみを含むという意味ではないので、本発明の権利範囲は、これによって制限されるものと理解されてはならない。
【0020】
一方、本出願で叙述されている用語の意味は、次のように理解されるべきである。
【0021】
「第1」、「第2」などの用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するためのものであって、これらの用語により権利範囲が限定されてはならない。例えば、第1構成要素は第2構成要素と名付けられてもよく、同様に第2構成要素も第1構成要素と名付けられてもよい。
【0022】
ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いると言及する際には、その他の構成要素に直接的に連結されていてもよいが、中間に他の構成要素が存在してもよいと理解されるべきである。反面、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いると言及する際には、中間に他の構成要素が存在しないと理解されるべきである。一方、構成要素間の関係を説明する他の表現、即ち「~間に」と「直ぐに~間に」又は「~に隣り合う」と「~に直接隣り合う」なども同様に解釈されるべきである。
【0023】
単数の表現は、文脈上明らかに異なる意味ではない限り、複数の表現を含むものと理解されるべきであり、「含む」又は「有する」等の用語は、実施された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品、又はこれらを組み合わせたものが存在するということを指定しようとするものであり、一つ又はそれ以上の異なる特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品、又はこれらを組み合わせたものの存在又は付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
【0024】
各ステップにおいて、識別符号(例えば、a、b、c等)は、説明の便宜のために使用するものであって、識別符号は各段階の順序を説明するものではなく、各ステップは文脈上明らかに特定の順序を記載していない以上、明記された順序と異なって生じ得る。即ち、各ステップは、明記された順序と同一に生じることもあり、実質的に同時に行われることもあり、逆の順序通りに行われることもある。
【0025】
本発明は、コンピュータが読み取ることができる記録媒体にコンピュータが読み取ることができるコードとして実現化されることができ、コンピュータが読み取ることができる記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られるデータが保存される全ての種類の記録装置を含む。コンピュータが読み取ることができる記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ保存装置等がある。また、コンピュータの読み取ることができる記録媒体は、ネットワークで連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータの読み取ることができるコードが保存されて実行できる。
【0026】
ここで使用する全ての用語は、特に定義しない限り、本発明が属する分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有する。一般的に使用される辞書に定義されている用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致するものと解釈されなければならず、本出願で明らかに定義しない限り、理想的又は過度に形式的な意味を有するものと解釈されることはできない。
【0027】
図1は、本発明の一実施例による統合業務支援システム100を示す図である。
【0028】
図1を参照すると、統合業務支援システム100は、業務処理装置110及び1つ以上のユーザ端末120を含む。
【0029】
業務処理装置110は、メモリ及び該当メモリと電気的に連結されたプロセッサを含み、少なくとも1つのユーザ端末120とネットワークを介して連結できるコンピューティング装置に該当する。一実施例で、業務処理装置110は、ユーザ端末120と関連したユーザが構成員として含まれる少なくとも1つの構成員グループを管理することができる。
【0030】
ここで、ユーザには、1つ以上の業務生成者、1つの業務に含まれる1つ以上の下位業務、即ち、仕事を担当する担当者、並びにそれ以外のユーザが含まれ得る。本発明の実施例で、業務生成者、担当者、及び該当業務に対する関連性又はアクセス権限等を有するユーザを全て含めて業務参与者と称し得る。
【0031】
即ち、業務生成者の端末120aに相応する業務生成者と、担当者の端末120b、120cに相応する担当者と、その他のユーザとは、業務処理装置110に共同又は同時に接続して業務を指示するか、業務に対する指示を受領するか、業務を遂行する業務参与者であり得る。また、この過程で、業務参与者のうち誰かが共有フォルダーにファイルを共有する場合、業務参与者は本人が持つ権限の範囲内で、共有フォルダーと共有ファイルを共有することができる。
【0032】
そして、ユーザ端末120には、業務生成者のユーザ端末である業務生成者の端末120a、担当者のユーザ端末である担当者の端末120b、120c、並びにその他のユーザ又は業務関連者等のユーザ端末120d等が含まれ得る。
【0033】
一実施例で、業務処理装置110は、ユーザ端末120に設置された共有フォルダーのエージェントを介してユーザ端末120と連結されることができ、ここで、共有フォルダーのエージェントは、ユーザ端末120に設置されると、ユーザ端末120の承認下でユーザ端末120と業務処理装置110とが相互連動されるようにすることができるソフトウェアであるエージェントプログラムに該当する。
【0034】
ユーザ端末120は、業務処理装置110とネットワークを介して連結されることができるコンピューティング装置に該当し、例えば、デスクトップ、ノートパソコン、タブレットPC、又はスマートフォン等で実現化されたユーザ端末であり得る。
【0035】
一実施例で、業務指示者の端末120aはモバイル端末であってもよく、業務処理装置110とセルラー通信又はワイファイ通信を介して連結できる。別の一実施例で、業務処理者の端末120b、120cは、デスクトップ又はラップトップコンピュータであってもよく、業務処理装置110とインターネットを介して連結できる。
【0036】
図2は、本発明の一実施例による業務処理装置110のブロック構成図である。
【0037】
図2を参照すると、業務処理装置110は、プロセッサ210、メモリ220、ユーザ入出力部230、及びネットワーク入出力部240を含むことができる。
【0038】
プロセッサ210は、本発明の実施例による循環的業務処理プロシージャを実行することができ、このような過程で読み取られるか作成されたものをメモリ220により管理することができ、メモリ220にある揮発性メモリと不揮発性メモリとの間の同期化時間をスケジューリングすることができる。
【0039】
プロセッサ210は、業務処理装置110の動作全般を制御することができ、メモリ220、ユーザ入出力部230、及びネットワーク入出力部240と電気的に連結され、これら間のデータの流れを制御することができる。プロセッサ210は、業務処理装置110のCPU(Central Processing Unit)で実現化されることができる。プロセッサ210のより具体的な動作内容については、以降の図3を参照として詳細に説明する。
【0040】
メモリ220は、SSD(Solid State Disk)又はHDD(Hard Disk Drive)のような不揮発性メモリで実現化され、業務処理装置110に必要なデータ全般を保存するのに使用される補助記憶装置を含むことができ、RAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリで実現化された主記憶装置を含むことができる。このように、メモリ220は揮発性及び不揮発性メモリで実現化されることができ、もし、不揮発性メモリで実現化されると、ハイパーリンクを介して連結されるように実現化されることができる。
【0041】
ユーザ入出力部230は、各種ユーザの信号が入力されるか、受信するための環境、及びユーザに特定の信号又は情報を出力するための環境を含む。例えば、マウス、トラックボール、タッチパッド、グラフィックタブレット、スキャナー、タッチスクリーン、キーボード、又はポインティング装置のようなアダプタを含む入力装置及びモニター又はタッチスクリーンのようなアダプタを含む出力装置を含むことができる。
【0042】
一実施例で、ユーザ入出力部230は、遠隔接続を介して接続されるコンピューティング装置に該当し得、そのような場合、業務処理装置110はサーバとしての役割を行うことができる。
【0043】
ネットワーク入出力部240は、ネットワークを介してユーザ端末120と連結するための環境を含む。例えば、LAN(Local Area Network)通信のためのアダプタを含むことができる。ユーザ端末120から通信ネットワークを介してユーザ信号が入力される場合、該当ユーザ信号は、ネットワーク入出力部240を介して業務処理装置110に入力され得る。
【0044】
図3は、本発明の一実施例による業務処理装置110内のプロセッサ210のブロック構成図である。
【0045】
本発明の実施例による業務処理装置110のプロセッサ210は、業務管理情報処理部310、業務日程生成部320、仕事管理部330、及び循環的業務処理客体管理部340を含むことができる。但し、本発明の実施例によるプロセッサ210が前記の構成部を同時に全て含まなければならないのではなく、それぞれの実施例にかかり、前記の構成部のうちの一部は省略されてもよく、前記の構成部のうちの全て又は一部を選択的に含んでもよい。
【0046】
まず、業務管理情報処理部310は、業務に参与するユーザ及び/又はユーザ端末120に対する情報、業務生成と関連した情報が入力されて保存することができる。また、業務日程や業務日程内に遂行される仕事に対する情報も、業務管理情報処理部310が保存できる。
【0047】
そして、業務管理情報処理部310は、担当者に指定され得る1つ以上のユーザに対するユーザ情報を保存し、業務生成者又はユーザのうち1人以上が担当者を指定する際、ユーザ情報を提供することができる。
【0048】
業務管理情報処理部310が管理するユーザ情報には、各ユーザ別権限の詳細内訳に対する情報が含まれ得る。即ち、担当者を含めて業務参与者に該当するユーザは、循環的業務処理客体及び/又はこれに含まれたそれぞれの仕事に対して互いに異なる権限を有し得る。
【0049】
例えば、ユーザが担当者に指定されている状態であるか、又は担当者ではないが、循環的業務処理客体に業務参与者として参与中であるか否か等に応じて、該当ユーザが仕事又は循環的業務処理客体に対して持つアクセス、閲覧、修正、削除等に対する権限が決定できる。一例として、担当者に指定されたユーザは、該当仕事に対して修正、削除、編集等の権限を有し得るが、担当者以外の業務参与者は、該当仕事に対して閲覧の権限のみを有し得る。また、担当者が指定したユーザは、例外として該当仕事に対する修正、編集等の権限を有するように設定できる。
【0050】
そして、循環的業務処理客体に対して権限を有するユーザであれば、循環的業務処理客体に関連して生成されたチャットルームに対しては、同じ内容の権限を有し得る。
【0051】
業務日程生成部320は、業務生成者の要請がある場合、業務生成者の要請に相応し、又は業務日程の生成と関連して予め設定されているところに応じて、業務日程を生成することができる。但し、業務日程の生成は、前記で説明した業務生成者の要請又は業務生成に関する設定と共に、業務日程の開始日及び/又は締切日のうち少なくとも1つに対する情報に基づいて遂行されてもよい。即ち、業務日程の開始日と締切日が全て確定されてこそ業務日程の生成が可能であるわけではなく、業務日程の開始日と締切日が全て確定された場合はもちろん、2つのうち1つ以上が一時的に未確定の状態でも、業務日程は生成可能である。
【0052】
そして、業務日程生成部320は、業務生成者の端末120aから業務内容、業務期間等に対する情報がさらに入力されて業務日程を生成するか、修正、アップデートできる。
【0053】
仕事管理部330は、業務日程に含まれる1つ以上の仕事に対する情報が入力されて保存することができる。また、各仕事を担当する担当者に対する情報も入力されて保存することができる。
【0054】
仕事管理部330は、業務日程内に遂行される仕事の名称と内容、該当仕事を担当する担当者の情報が入力されて保存することができ、処理される仕事の順序と処理期限に対する情報も入力されるか生成することができる。
【0055】
また、仕事の順序による担当者のリストと、担当者の設定順序も算出して保存することができる。仕事の種類や名称、内容等は予め決定されることもあり、又は業務日程の進行と共に、業務生成者等の権限のあるユーザにより後日追加、削除されるか、修正されることもある。
【0056】
例えば、仕事管理部330は、特定の業務日程内に3つの仕事が遂行されなければならない業務を処理するにあたって、3つの仕事、即ち、第1仕事、第2仕事、第3仕事に対する情報が予め入力されて保存することができる。また、仕事管理部330は、第1仕事を担当する担当者は第1ユーザ、第2仕事を担当する担当者は第2ユーザ、第3仕事を担当する担当者は第3ユーザに設定できる。
【0057】
ここで、担当者は、業務生成者が業務日程の生成時に予め設定してもよく、業務日程の進行に応じて、又は仕事の処理状況に応じて、業務生成者により後で指定されてもよい。また、担当者は、業務生成者が指定してもよく、権限を有する他のユーザが指定してもよい。例えば、現在の担当者が次の担当者を指定する方式で担当者が設定されることもある。
【0058】
このような場合、業務生成者又は現在の担当者は、次の仕事の内容や現在の業務参与者の業務処理現況等を考慮し、次の担当者を選択または指定できる。
【0059】
そして、仕事管理部330は、第1仕事、第2仕事、第3仕事が処理される期間がそれぞれいつからいつまでであるかも予め設定できる。例えば、第1仕事の処理期間は2020年1月1日から2020年1月31日、第2仕事の処理期間は2020年2月1日から2020年2月28日、第3仕事の処理期間は2020年3月1日から2020年3月31日までに設定できる。この場合、2020年1月1日から2020年1月31日までは第1ユーザが、2020年2月1日から2020年2月28日までは第2ユーザが、2020年3月1日から2020年3月31日までは第3ユーザが担当者に設定される。
【0060】
或いは、例えば、第1仕事の処理期間は、2020年1月1日から2020年1月31日以前まで、第2仕事の処理期間は、第1仕事の終了時から2020年2月28日以前まで、第3仕事の処理期間は、第2仕事の終了時から2020年3月31日以前まで等の様々な方式で設定できる。
【0061】
循環的業務処理客体管理部340は、業務参与者に含まれるユーザ情報、業務日程情報、仕事情報、仕事別の担当者情報、処理された仕事の処理内訳に相応する業務結果物及び/又は処理予定の仕事の業務指示内容等に対する情報を含めて、1つの客体にカプセル化された循環的業務処理客体を生成することができる。
【0062】
即ち、本発明の実施例で、循環的業務処理客体とは、業務日程内に処理されるべきである1つ以上の仕事を含み、該当仕事により指示された業務の処理結果、該当仕事の担当者情報及び仕事の処理結果に対する担当者の決裁情報、確認情報等を全て含めて、1つの客体にカプセル化された業務客体の一種であり得る。各仕事別の業務処理の結果物、該当仕事の担当者情報及び仕事の処理結果に対する担当者の決裁情報、確認情報等は、循環的業務処理客体に時間順で蓄積されることができる。
【0063】
仕事の開始と進行、完了によって、1つの循環的業務処理客体内で2以上の仕事が連鎖的に処理されることができ、各仕事には担当者が指定され、仕事の進行に応じて該当循環的業務処理客体の担当者も変動される。また、2人以上の担当者を経て、即ち、ユーザグループ内で担当が循環した後、初めて業務日程を生成した業務生成者に担当が回ってくると、該当循環的業務処理客体は終了し得る。
【0064】
本発明の一実施例で、業務日程が生成され、該当業務日程内に処理されるべきである2以上の仕事が生成できる。また、該当仕事を含む循環的業務処理客体が生成できる。業務日程が開始されることにより、仕事は順次に又は連鎖的に進行されるが、各仕事の担当者は互いに異なって指定され得る。そして、各仕事の担当者が異なることにより、循環的業務処理客体の担当者も順次に又は連鎖的に変動され得る。現在進行中の仕事の担当者が該当循環的業務処理客体の担当者に指定されるためである。
【0065】
担当者は、該当仕事を直接遂行するか、他のユーザに遂行するよう指示し、該当仕事が完了するまで業務を進行して管理して責任を負うユーザを意味し得る。
【0066】
業務日程が開始されることにより、循環的業務処理客体に含まれた一番目の仕事が開始されて進行した後に完了すると、該当一番目の仕事の担当者により電子決裁等の方法で一番目の仕事の完了が確認され、次に遂行される二番目の仕事が開始されながら、循環的業務処理客体の担当者は、二番目の仕事の担当者に変更される。もちろん、一番目の仕事と二番目の仕事の担当者が同一であれば、この場合、循環的業務処理客体の担当者は変更されなくてもよい。
【0067】
二番目の仕事の開始に従って、二番目の仕事が進行された後に完了すると、二番目の仕事の担当者により電子決裁等の方法で二番目の仕事の完了が確認され、三番目の仕事が開始できる。また、これによって、循環的業務処理客体の担当者は、三番目の仕事の担当者に変更される。
【0068】
ここで、各仕事の電子決裁のためのユーザインターフェースが循環的業務処理客体を介して提供されることができる。このように、本発明の実施例による循環的業務処理客体は、業務日程内に処理される1つ以上の仕事を含み、各仕事の進行状況を業務参与者に提供できる。また、本発明の実施例による循環的業務処理客体は、順次に進行される仕事の処理結果、処理日程、仕事の処理や確認のためのユーザインターフェース、チャットルーム等の業務参与者間のコミュニケーションの手段を提供できる。
【0069】
業務日程内に処理される仕事が第1仕事、第2仕事、第3仕事として3つである場合を例に挙げて説明する。この場合、該当業務日程に対して、業務生成者は循環的業務処理客体の生成を要請することができる。業務日程が開始された後、第1仕事が進行中の間、該当循環的業務処理客体の担当者は第1ユーザに設定される。また、第1仕事に相応する仕事の内容に相応する業務処理が完了するまで第1仕事が進行される。
【0070】
また、第1仕事が終了すると、第2仕事が開始され、第2仕事が開始されることにより、該当循環的業務処理装置の担当者は第2ユーザに変更され得る。そして、第2仕事の終了後に第3仕事が開始されると、循環的業務処理装置の担当者は第3ユーザに変更される。
【0071】
第3仕事も処理が完了すると、該当循環的業務処理客体の担当者は再度業務生成者に変更される。このように業務生成者を含む業務参与者内で担当者が循環した後に再度業務生成者に循環的業務処理客体の担当が回ってくると、該当循環的業務処理客体は終了し得る。
【0072】
ここで、最後の仕事の担当者は、次の担当者を業務生成者に設定できる。或いは、最後の仕事の担当者が担当した仕事が正常に終了すると、自動で次の担当者は業務生成者に変更されるように業務処理装置110に設定されることができる。
【0073】
業務日程が進行され、仕事が処理されることにより、仕事の処理内容が蓄積され、担当者も変更される。このようなアップデート内訳は、いずれも循環的業務処理客体に保存され得る。
【0074】
即ち、第1仕事の指示内容とこれに相応する処理内容、及び第1担当者が誰であるかに対する情報、並びに第1仕事が完了した後に第2仕事、第3仕事が開始されて処理された後、担当者が第2ユーザ及び第3ユーザに変更された各仕事別のアップデート内訳と仕事別の担当者情報は、循環的業務処理客体に追加された後に再度カプセル化して1つの客体に加工されることができる。
【0075】
また、チャットルーム内で循環的業務処理客体が送信される場合、送信時点を基準に最も最近にアップデートされたバージョンの循環的業務処理客体が送信され得る。
【0076】
ここで、アップデートとは、各仕事の内容に相応し、循環的業務処理客体を介して共有されるファイル客体を追加、修正、変更するか、編集するか、一部の内容を追加すること等を含み得る。また、仕事別の担当者や業務日程に変動がある場合、このような部分を反映して担当者情報や業務日程情報を修正することも、循環的業務処理客体のアップデートに含まれ得る。
【0077】
また、ファイル客体自体を追加するために、既存のファイル客体にまた別のファイル客体を新たに生成してカプセル化すること、循環的業務処理客体を介して共有されるフォルダー客体内に新たなファイル客体を生成して追加することなども、アップデートに該当し得る。さらに、共有されたファイル客体及び/又はフォルダー客体に対する内容の追加、修正、編集、変更、ノートの追加、補完等がすべて仕事の処理及び循環的業務処理客体に対するアップデートに含まれ得る。
【0078】
図4は、本発明の一実施例による業務処理方法を示すフローチャートである。
【0079】
業務処理装置110は、初期の設定又は業務生成者の要請等により循環的業務処理客体を生成する(S410)。循環的業務処理客体の生成のために、業務日程の開始日や締切日、業務に参与するユーザである業務参与者に対する情報、業務日程内に処理される仕事に対する情報等が入力できる。
【0080】
また、業務処理装置110は、循環的業務処理客体の担当者を設定し、仕事の変更に相応して、担当者も変更することができる(S420)。仕事別の担当者は、業務生成者が一時に又は順次に決定することもでき、各担当者が次の仕事に対する担当者を正当な権限に基づいて選択、指定又は変更できる。
【0081】
そして、業務処理装置110は、業務の進行に応じて、仕事の変更情報及び/又は担当者情報、担当者変更履歴情報、担当者別の担当期間等に対する情報を循環的業務処理客体に保存することができる(S430)。
【0082】
図5は、本発明の別の実施例による業務処理方法を示すフローチャートである。
【0083】
業務処理装置110は、業務日程の開始日又は締切日のうち1つ以上の情報に基づいて業務日程を生成することができる(S510)。ここで、業務日程内に遂行される業務に参与する業務参与者の情報も、業務日程等に反映され得る。即ち、それぞれの業務日程別に業務参与者が異なって設定される場合、業務日程には業務参与者の情報がさらに含まれ得る。
【0084】
そして、業務処理装置110は、業務生成者等から業務日程内に処理されるべきである1つ以上の仕事に対する情報を入力されることができる(S520)。仕事に対する情報には、それぞれの仕事の名称、仕事の内容、該当仕事の遂行に参与するユーザ、仕事の総責任者である担当者、仕事の処理期限等に対する情報のうち1つ以上の情報が含まれ得る。
【0085】
一実施例では、仕事の内容は業務生成者が入力できる。或いは、別の実施例では、次の仕事の内容は、現在の仕事を担当した担当者が入力することもできる。即ち、業務生成者又は業務参与者に含まれるユーザが担当者を指定する際、担当者を指定する者が次回の仕事の内容を作成することができる。従って、業務処理装置110は、担当者を指定する業務生成者又はユーザから、次回の担当者が遂行する仕事の内容を入力されることになる。
【0086】
或いは、業務生成者が仕事の終了時毎に次の仕事の内容を作成し、該当仕事に対する担当者を指定することもできる。若しくは、更に遂行された仕事の名称と内容のみ作成し、担当者は変更しなくてもよい。
【0087】
そして、業務処理装置110は、1つ以上の仕事を含む循環的業務処理客体を生成することができる(S530)。循環的業務処理客体は業務日程内に進行される業務、即ち、1つ以上の仕事に対する処理者、担当者、業務生成者等を含む業務参与者情報、かつ仕事別の処理期間や担当者情報等を含めて1つの客体にカプセル化される。
【0088】
業務処理装置110は、仕事別の担当者情報に基づいて、1つ以上の仕事に対して担当者を設定することができる(S540)。この場合、該当仕事の進行時期が到来すると、循環的業務処理客体の担当者は、該当仕事の担当者に変更される。
【0089】
また、現在進行中の仕事が完了する場合、次の仕事を担当する他のユーザに循環的業務処理客体の担当者が変更できる(S550)。
【0090】
仕事の処理内容と仕事別の担当者情報、且つ仕事の進行に応じて、循環的業務処理客体の担当者が変更設定された履歴情報等は、循環的業務処理客体に保存できる(S560)。即ち、仕事の処理過程と処理結果が循環的業務処理客体に保存されるが、例えば、仕事別の担当者情報と担当者別の仕事の処理結果、仕事の処理結果物としてのテキスト、音声、イメージ、動画のような様々な形態のファイル客体やファイル経路等は、循環的業務処理客体に保存でき、仕事の処理結果に対する担当者の確認又は決裁内訳もやはり循環的業務処理客体に保存できる。
【0091】
また、循環的業務処理客体は、該当アップデートされた情報をリアルタイムで追加して再カプセル化できる。
【0092】
図6は、本発明の実施例による業務処理装置110が含まれた統合業務支援システムで遂行される業務処理方法を示す信号のフローチャートである。
【0093】
業務生成者の端末120aは、循環的業務処理装置の生成のために必要な情報を業務処理装置110に入力できる(S600)。循環的業務処理客体は、業務日程内で1つ以上の業務参与者により処理される1つ以上の仕事を含むので、業務生成者の端末120aが入力する情報には、業務日程関連情報、仕事に関する情報と業務参与者に対する情報のうち1つ以上の情報が含まれ得る。
【0094】
業務処理装置110は、業務生成者の端末120aの要請に相応し、循環的業務処理客体を生成することができる(S605)。即ち、業務処理装置110は1つ以上のユーザが参与し、業務日程の開始日と締切日のうち1つ以上に対する情報を含み、前記業務日程内に遂行される1つ以上の仕事の内容を含む循環的業務処理客体を業務生成者の要請によって生成することになる。
【0095】
そして、ここで、循環的業務処理客体を介して遂行される仕事の担当者は、第1ユーザであると仮定する。従って、業務日程が開始され、仕事が進行されると、該当循環的業務処理客体の担当者は第1ユーザに設定される。担当者は、業務生成者が指定し得る。
【0096】
即ち、業務処理装置110は、業務生成者の端末120aから第1ユーザを循環的業務処理客体の担当者に指定するためのユーザ信号を入力されることができる。また、業務処理装置110は、第2ユーザを第1ユーザの次の担当者に指定するためのユーザ信号もやはり入力されることができる。
【0097】
ここで、第2ユーザを担当者に指定するためのユーザ信号は、業務生成者の端末120a又は第1ユーザ端末120bから入力されることができる。もちろん、別の実施例では、担当者の指定に対する権限を有する第3ユーザから担当者の指定のためのユーザ信号を入力されることもできる。
【0098】
また、第2ユーザを担当者に指定する時期は、循環的業務処理客体の生成時、仕事の生成時、第1ユーザが担当者に設定される期間が終わる時点等、その時期に制限がない。
【0099】
第1ユーザが担当者に指定されると、担当者の端末である第1ユーザの端末120bに仕事と関連した報知信号が送信できる(S610)。第1ユーザが担当した仕事に対する報知信号は、該当仕事が進行中であるか、第1ユーザが担当者に指定されている間に第1ユーザの端末120bに送信できる。
【0100】
仕事と関連した報知信号は、同時に該当仕事が含まれた循環的業務処理客体と関連した報知信号であり得る。ここで、報知信号とは、特定のユーザが仕事の担当者に指定されたことを知らせる担当者指定の報知信号、担当した仕事又は循環的業務処理客体と関連し、他のユーザから受信されたメッセージまたはチャットメッセージ等であり得る。
【0101】
また、仕事又は循環的業務処理客体に対してアップデートが発生した場合、該当アップデートに対する情報、例えば、誰がどんな内容のアップデートをしたか等が報知信号としてユーザに提供できる。
【0102】
そして、仕事の遂行が周期的又は繰り返してノートを作成するか、特定のファイル客体を追加、修正又は補完する等ファイル客体をアップデートするものである場合、特にこのようなアップデートに周期や期限が存在する場合、アップデートの周期又はアップデートの期限が到来することを知らせるリマインダーもやはり、報知信号に含まれ得る。
【0103】
ここで、仕事と関連した報知信号は、チャットルームを介して送信できる。第1ユーザ又は第2ユーザが循環的業務処理客体の担当者に指定された期間の間、該当循環的業務処理客体と関連して発生する報知信号は、担当者の端末へ送信される。また、このような報知信号は、循環的業務処理客体の独立的又は従属的なチャットルームを介して送信できる。
【0104】
ここで、チャットルームは、該当担当者が参与しているチャットルームであって、循環的業務処理客体に関連して従属したチャットルームであってもよく、循環的業務処理客体と独立した別のチャットルームであってもよい。業務処理装置110は、1つ以上のユーザが参与し、循環的業務処理客体と関連したチャットルームを生成することができる。
【0105】
循環的業務処理客体と別に生成されたチャットルームを便宜上独立的チャットルームと称するようにする。業務処理装置110は、1つ以上のユーザが参与する独立的チャットルームを生成することができる。独立的チャットルームは、循環的業務処理客体と別に生成でき、循環的業務処理客体より先に生成されたものであることもある。本発明の実施例で、循環的業務処理客体は、独立的チャットルーム内でチャットメッセージとして送信できる。
【0106】
また、独立的チャットルームを介して送信された循環的業務処理客体と関連した報知信号が発生した場合、独立的チャットルーム内で循環的業務処理客体が送信された以降に発生した報知信号やメッセージもやはり、独立的チャットルームを介して送信可能である。
【0107】
循環的業務処理客体の報知信号の送信のための独立的チャットルームのアクセス経路やチャットルームの識別情報を循環的業務処理客体に保存できる。
【0108】
また、独立的チャットルームに参与するユーザには、それぞれのユーザによりまだ読み出していない報知信号の数、即ち、報知信号の未読数を各ユーザ別に算出して提供できる。ここで、循環的業務処理客体と関連した報知信号やメッセージは、例えば、該当ユーザが循環的業務処理客体の担当者に指定された場合に送信される担当者報知信号、循環的業務処理客体と関連して送信されたチャットメッセージや入力されたノート、業務の完了を確認しているか、完了した業務に対する確認を要請するユーザ信号等が含まれ得る。
【0109】
ここで、担当者は、仕事又は循環的業務処理客体又は独立的又は従属的チャットルームに参与するユーザグループ内にサブグループを生成することができる。即ち、サブグループとサブユーザがユーザグループ内に生成できる。サブグループに含まれるユーザは、サブユーザと称してもよい。即ち、ユーザのうち担当者が管理するサブグループに含まれ、該当担当者に従属されるサブユーザがユーザ又は担当者により指定可能である。
【0110】
サブユーザは、該当サブユーザが所属しているサブグループを管理する担当者が現在担当している仕事に関するノートを生成したり作成できる権限をさらに有し得る。
【0111】
また、サブユーザは、該当サブユーザが所属しているサブグループを管理する担当者又は他のサブユーザが現在担当している仕事に関して作成したノートを修正したり編集できる権限をさらに有し得る。
【0112】
また、業務処理装置110は、ユーザがまだ確認したり読み出していない報知信号やメッセージの数をユーザ別に算出し、各ユーザに提供できる。読み出していない報知信号等は、独立的チャットルームを介して送信されたが、まだユーザ端末120のディスプレイ部を介して出力されていない報知メッセージの数であることがあり、ユーザが該当チャットルームにアクセスして該当チャットルームをオープンする前まで累積した未確認メッセージの総合であり得る。
【0113】
ここで、ユーザには該当循環的業務処理客体の担当者であるユーザと担当者以外の業務参与者であるユーザとがあり得る。本発明の実施例では、担当者に提供する報知信号の未読数と、前記担当者を除いたユーザに提供する報知信号の未読数は、色相、大きさ、フォント、明るさのうち1つ以上を異なって表示して提供できる。
【0114】
従って、ユーザは、報知信号の未読数が提供される表示様式に応じて、累積した未確認メッセージが担当した仕事に関するものであるか、担当ではないが、参与中の仕事に関するものであるかを直観的に認知できる。
【0115】
担当者と担当者ではないユーザは、その他にも様々な権限の設定においても異なる部分があり得る。
【0116】
例えば、担当者は、現在担当している仕事に関してノートを生成したり修正することができる権限を有し得る。また、循環的業務処理客体に参与するユーザのうち、担当者を除いた残りのユーザは、担当者が生成したノートを照会できる権限を有し得る。即ち、修正編集の権限は、担当者以外には許容されないことがある。このように、担当者と一般ユーザ又は担当者を除いた業務参与者は、担当者とノートの作成やアクセスにおいても異なる権限を有し得る。
【0117】
一方、業務処理装置110は、循環的業務処理客体に関連して従属されるチャットルームも生成できる。従属的チャットルームを介しても、担当者及び業務参与者を含むユーザがチャットに参与できる。
【0118】
業務処理装置110は、チャットルームを介して提供されるユーザインターフェースを生成してユーザ端末に提供できる。ユーザインターフェースを介して、ユーザは循環的業務処理客体の生成、処理、循環的業務処理客体と関連したユーザ信号を入力することができ、ユーザインターフェースを介して循環的業務処理客体と関連した報知信号やメッセージ等を提供されることができる。
【0119】
ここで、該当循環的業務処理客体のユーザインターフェースを介して、業務処理装置110は、業務生成者から循環的業務処理客体の生成のためのユーザ信号を入力され得る。ここで、循環的業務処理客体は、ユーザのユーザインターフェース生成要請信号により生成できる。
【0120】
また、従属的チャットルームでも、循環的業務処理客体がチャットメッセージの一つに送信されることができる。このような場合、該当従属的チャットルームに参与するユーザは、循環的業務処理客体にも参与するように設定できる。即ち、従属的チャットルームの参与可否によって、循環的業務処理客体へのアクセス権限が制御でき、循環的業務処理客体の業務参与者には従属的チャットルームへのアクセス権限が許容できる。
【0121】
業務処理装置110は、従属的チャットルームに参与するユーザにそれぞれのユーザによりまだ読み出されていない報知信号の数をユーザ別に算出して、それぞれのユーザに報知信号の未読数を提供することができる。その際、業務処理装置110は、担当者に提供される報知信号の未読数と、該当担当者を除いた残りのユーザに提供する報知信号の未読数が、色相、大きさ、フォント、明るさのうち1つ以上が異なって表示できる。
【0122】
以降、第1ユーザが担当している仕事は、第1ユーザ及び/又は他の業務参与者のうち少なくとも一部により、指示内容に相応して適切に処理されることができ、仕事が処理または完了したことを第1ユーザの端末120bが確認することができる(S615)。
【0123】
第1ユーザ端末の確認又は決裁によって、該当仕事は終了することになり、業務処理装置110も、該当仕事の終了を認知することができる(S620)。また、業務日程内の次の仕事が開始され、仕事の変更に相応して循環的業務処理客体の担当者も変更される。
【0124】
図6を参照として説明する実施例で、担当者は第2ユーザに変更される。第1ユーザが担当者として担当している1つの仕事が完了すると、業務処理装置110は、ユーザのうち他の仕事を担当するように指定された第2ユーザに前記担当者を変更することができる。
【0125】
即ち、一番目の仕事が終了することにより、業務生成者又は第1ユーザは循環的業務処理客体の二番目の担当者を第2ユーザに変更されるように設定できる。
【0126】
業務処理装置110は、第1ユーザが担当している仕事が完了すると、循環的業務処理客体の担当者を第1ユーザから第2ユーザに変更できる。その際、第1ユーザが担当している仕事が完了すると、第1ユーザから該当仕事の完了を知らせるユーザ信号を入力されることができる。或いは、第1ユーザが担当している仕事が完了すると、第1ユーザから担当者の変更を要請するユーザ信号を入力されることができる。この場合、業務処理装置110は、第1ユーザのユーザ信号に相応して、循環的業務処理客体の担当者を変更することができる。
【0127】
そして、循環的業務処理客体の担当者が変更されると、業務処理装置110は、新たに変更された担当者である第2ユーザに担当者指定の報知信号を送信することができる。
【0128】
また、変更された担当者情報を業務処理装置110が循環的業務処理客体に保存することができる(S625)。
【0129】
循環的業務処理客体の二番目の仕事が開始され、担当者が第2ユーザに変更されると、該当仕事に対する報知信号等は第2ユーザ端末120cに送信されることができる(S630)。
【0130】
業務日程内で二番目に進行される仕事の担当者である第2ユーザは、該当仕事を処理するか、第2ユーザ及び/又は他の業務参与者のうち少なくとも一部が遂行した仕事の処理結果を確認することができ、二番目の仕事が完了したことを確認することができる(S635)。
【0131】
また、二番目の仕事も全て完了し、これ以上遂行される仕事が残っていなければ、第2ユーザは業務生成者を担当者に指定されるように要請でき、設定又は要請によって業務生成者が新たな担当者に指定される(S640)。
【0132】
業務処理装置110は、第1ユーザが担当者に指定された以降に業務生成者が再度循環的業務処理客体の担当者に指定されると、循環的業務処理客体の業務日程を終了することができる。但し、実施例に応じては、業務生成者の担当者の設定時から実際の業務日程の終了前まで仕事等に対する業務生成者の確認又は評価過程が追加できる。
【0133】
業務処理装置110は、循環的業務処理客体に担当者の変更とそれぞれの仕事別の担当者情報、又は仕事の処理結果等に対するアップデートされた内容を保存することができる(S645)。
【0134】
業務処理装置110は、業務生成者が再度該当循環的業務処理装置の担当者に指定されるか、仕事の処理が全て完了したことを知らせることができる(S650)。業務生成者の確認があった後、循環的業務処理客体の業務日程は終了できる(S655)。
【0135】
即ち、業務生成者の要請による循環的業務処理客体の生成及び業務日程の開始された後から、第1ユーザが担当者に指定された後に業務生成者が循環的業務処理客体の担当者に指定されると、業務処理装置110は業務生成者の端末120aから循環的業務処理客体の業務日程を最終的に終了するか、終了可否を決定するユーザ信号を入力されることができる。業務生成者の端末120aから業務日程を終了するためのユーザ信号が入力される場合、業務処理装置110は業務日程を最終的に終了できる。
【0136】
反面、業務日程を終了しない場合、即ち、業務生成者の端末120aから業務を終了せずに、さらに進行するというユーザ信号を入力されるか、業務を終了することを内容とするユーザ信号を入力できていない場合、業務処理装置110は業務日程を終了しないことがある。
【0137】
この場合、業務生成者は、次の担当者を再指定し、他の仕事がさらに遂行されるようにすることができ、業務の終了を延期し、業務進行期間を延長することができる。
【0138】
図7及び図8は、本発明の実施例に係り、チャットルーム700、800を介して提供される循環的業務処理客体を例示した図である。
【0139】
図7を参照すると、循環的業務処理客体に関連して生成された従属的チャットルームを示す。従って、ここで、チャットルーム700は、循環的業務処理客体に従属されたチャットルームであり得る。図7に示すチャットルームには、循環的業務処理客体の内容、即ち、生成された業務日程により処理される全体業務の業務名710、業務日程720、及び該当業務日程内に遂行されなければならない1つ以上の仕事の仕事内容730がチャットルーム700の上端に表示され得る。
【0140】
従属的チャットルーム700には、循環的業務処理客体の業務参与者のリスト740もやはりチャットルームに共に表示され得る。循環的業務処理客体の業務参与者は、従属的チャットルームに対しても、チャット参与者として同じ権限を維持することができる。
【0141】
チャットルーム700を介しては、チャットメッセージ750が送信でき、このようなチャットメッセージは、ユーザにより読み出される前まで未確認メッセージとして未読数の算出時にカウントされる。この場合、現在進行中の仕事を担当している循環的業務処理客体の担当者に表示される未読数と、担当者を除いた業務参与者又はチャット参与者に表示される未読数は、フォント、強調、色等が異なる様式で表示され得る。
【0142】
これ以外にも、チャットルーム700は、メッセージ入力窓770を介してチャットメッセージを入力し、仕事生成ボタン760を介してチャットルーム上で仕事を生成する機能を提供することができる。また、これ以外にも、ユーザはチャットルームを介して循環的業務処理客体、又はこれに含まれた仕事と関連したイメージや文書ファイルを送信または閲覧できるその他のインターフェース780、790を提供されることができる。
【0143】
図8を参照すると、循環的業務処理客体と関係なく生成された独立的チャットルーム800が図示される。
【0144】
独立的チャットルーム800にも循環的業務処理客体の業務参与者のリスト740がチャットルームに共に表示され得る。この場合、循環的業務処理客体が送信された独立的チャットルーム内のチャット参与者は、該当循環的業務処理客体に対する業務参与者と同じ権限を有し得る。
【0145】
チャットルーム800を介してチャットメッセージ810が送信でき、このようなチャットメッセージは、ユーザにより読み出される前まで未確認メッセージとして未読数の算出時にカウントされる。この場合、現在進行中の仕事を担当している循環的業務処理客体の担当者に表示される未読数と、担当者を除いた業務参与者又はチャット参与者に表示される未読数は、フォント、強調、色等が異なる様式で表示され得る。
【0146】
図8に示すチャットルーム800には循環的業務処理客体820が1つのチャットメッセージのように送信でき、該当業務日程内に遂行されなければならない1つ以上の仕事の仕事内容等の循環的業務処理客体と関連した情報がチャットメッセージのように表示され得る。
【0147】
また、循環的業務処理客体を介した業務進行の便宜のために、循環的業務処理客体専用のユーザインターフェース830がチャットルーム800を介して提供できる。ユーザインターフェース830を介して業務参与者は仕事の処理内容を確認又は閲覧するか、仕事により指示された内容を処理するために、ユーザインターフェース830を介してユーザ信号を入力することができる。
【0148】
また、ユーザインターフェース830を介してファイルをアップロードすることができ、仕事の処理や遂行が完了した場合、完了ボタンを介して該当仕事が完了したことを知らせるユーザ信号を入力することもできる。また、ノートやチャットメッセージを介して指示された内容を遂行するか、これに対するフィードバックを入力する際にも、ユーザインターフェース830を介して入力が可能である。
【0149】
これ以外にも、独立的チャットルーム800がメッセージ入力窓770を介してチャットメッセージを入力し、仕事生成ボタン760を介してチャットルーム上で仕事を生成する機能を提供することができることはもちろんである。
【0150】
前記では、本発明の好ましい実施例を参照として説明したが、該当技術分野の熟練した当業者は、下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から外れない範囲内で、本発明を様々に修正及び変更させることができるということを理解するはずだ。
【符号の説明】
【0151】
100 統合業務支援システム
110 業務処理装置
120 ユーザ端末
120a 業務生成者の端末
120b、120c 担当者の端末
210 プロセッサ
220 メモリ
230 ユーザ入出力部
240 ネットワーク入出力部
310 業務管理情報処理部
320 業務日程生成部
330 仕事管理部
340 循環的業務処理客体管理部
700、800 チャットルーム
710 業務名
720 業務日程
730 1つ以上の仕事
740 業務参与者のリスト
750 チャットメッセージ
760 仕事生成ボタン
770 メッセージ入力窓
780、790 インターフェース
810 チャットメッセージ
820 循環的業務処理客体
830 ユーザインターフェース


図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8