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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-20
(45)【発行日】2022-10-28
(54)【発明の名称】車輪旋回制限器具
(51)【国際特許分類】
   B60B 33/02 20060101AFI20221021BHJP
   B62B 5/00 20060101ALI20221021BHJP
   B60B 33/00 20060101ALI20221021BHJP
   B62B 3/02 20060101ALI20221021BHJP
【FI】
B60B33/02
B62B5/00 Z
B60B33/00 U
B62B3/02 F
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2018201949
(22)【出願日】2018-10-26
(65)【公開番号】P2020066398
(43)【公開日】2020-04-30
【審査請求日】2021-08-12
(73)【特許権者】
【識別番号】000229759
【氏名又は名称】日本ファイリング株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】501055145
【氏名又は名称】株式会社ZMP
(74)【代理人】
【識別番号】110001737
【氏名又は名称】弁理士法人スズエ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】田嶋 譲太郎
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 崇嗣
(72)【発明者】
【氏名】笠置 泰孝
【審査官】岡崎 克彦
(56)【参考文献】
【文献】特開平09-066703(JP,A)
【文献】英国特許出願公開第02467574(GB,A)
【文献】特表平10-504252(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60B 33/00
B60B 33/02
B62B 3/02
B62B 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
直線状に延びた形状の第1の部分と、
前記第1の部分の長手方向の両端部分にそれぞれ設けられ、車両に左右対称に設けられた2つの車輪の外側への旋回を制限し、前記車輪を覆うフレームの内側部分と前記車輪との間にそれぞれ挿入されるように位置し、前記フレームに固定されない平板形状を含む第2の部分と、
前記車両に取り付けるための形状を含む取付部分と
を備えたことを特徴とする車輪旋回制限器具。
【請求項2】
前記第1の部分は、前記2つの車輪の間に長手方向が収まるように配置され、前記2つの車輪の内側への旋回を制限する形状であること
を特徴とする請求項1に記載の車輪旋回制限器具。
【請求項3】
前記取付部分は、取り付けるための部品を用いずに、前記車両に取り付ける形状であること
を特徴とする請求項1又は請求項に記載の車輪旋回制限器具。
【請求項4】
車両に左右対称に設けられ、それぞれが旋回する2つの車輪と、
前記2つの車輪の前記旋回を制限する車輪旋回制限器具とを備え、
前記車輪旋回制限器具は、
直線状に延びた形状の第1の部分と、
前記第1の部分の長手方向の両端部分にそれぞれ設けられ、前記2つの車輪の外側への旋回を制限し、前記車輪を覆うフレームの内側部分と前記車輪との間にそれぞれ挿入されるように位置し、前記フレームに固定されない平板形状を含む第2の部分と、
前記車両に取り付けるための形状を含む取付部分とを備えたこと
を特徴とする車両。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車輪の旋回を制限する器具に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、荷物を運搬するためのカゴ車などでは、進行方向を自在に変えられるように、四輪の全てが旋回するように設けられることがある。また、このようなカゴ車に対して、左右に振れるのを防止するために、車輪の旋回を固定するための牽引台車が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2006-142919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、車輪の旋回を制限するために、機器を設けたり、改造したりする場合、費用又は労力などのコストが掛かる。このようなコストは、車輪の旋回を制限する対象となる車両の数に比例して増大する。
本発明の実施形態の目的は、車輪の旋回を制限するためのコストを軽減する車輪旋回制限器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の観点に従った車輪旋回制限器具は、直線状に延びた形状の第1の部分と、前記第1の部分の長手方向の両端部分にそれぞれ設けられ、車両に左右対称に設けられた2つの車輪の外側への旋回を制限し、前記車輪を覆うフレームの内側部分と前記車輪との間にそれぞれ挿入されるように位置し、前記フレームに固定されない平板形状を含む第2の部分と、前記車両に取り付けるための形状を含む取付部分とを備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明の実施形態によれば、車輪の旋回を制限するためのコストを軽減する車輪旋回制限器具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の第1の実施形態に係る車輪旋回制限器具の構成を示す構成図。
図2】第1の実施形態に係る車輪旋回制限器具が取り付けられたカゴ車の下側部分を後輪側から見た後面図。
図3】第1の実施形態に係る車輪旋回制限器具が取り付けられたカゴ車の後輪側部分を上から見た上面図。
図4】第1の実施形態に係る車輪旋回制限器具が用いられた構成の一例を示す構成図。
図5】本発明の第2の実施形態に係る車輪旋回制限器具の構成を示す構成図。
図6】第2の実施形態に係る車輪旋回制限器具が取り付けられたカゴ車の下側部分を後輪側から見た後面図。
図7】第2の実施形態に係る車輪旋回制限器具が取り付けられたカゴ車の後輪側部分を上から見た上面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車輪旋回制限器具10の構成を示す構成図である。図2は、本実施形態に係る車輪旋回制限器具10が取り付けられたカゴ車20の下側部分を後輪側から見た後面図である。図3は、本実施形態に係る車輪旋回制限器具10が取り付けられたカゴ車20の後輪側部分を上から見た上面図である。なお、図面における同一部分には同一符号を付して説明を適宜省略する。
【0009】
カゴ車20は、荷物を運搬するための車両である。カゴ車20は、車輪旋回制限器具10が取り付けられる対象である。なお、車輪旋回制限器具10は、カゴ車20に限らず、人又は貨物のいずれを運搬する車両でもよいし、何も運搬しない観賞などを目的とした車両でもよいし、その他の車両でもよい。
【0010】
カゴ車20は、4つのキャスター21及び台車22を備える。キャスター21は、台車22の下部の四隅にそれぞれ設けられる。台車22の前側に設けられた2つのキャスター21は、前輪となる。台車22の後側に設けられた2つのキャスター21は、後輪となる。前輪又は後輪となる2つのキャスター21は、台車22に左右対称に設けられる。キャスター21は、フレーム11及び車輪12を備える。フレーム11は、カゴ車20の進行方向の向きが変わるように、台車22の下部に旋回可能に取り付けられる。フレームの旋回動作の中心CTは、車輪12が回転する中心の真上から前方(又は、後方)に少しずらした位置にある。フレーム11は、車輪12の左右を上部から覆うような形状であり、車輪12の中心を回転可能に支持する。
【0011】
車輪旋回制限器具10は、2つの前輪又は2つの後輪の旋回を制限する器具である。以降では、主に2つの後輪の旋回を制限する場合について説明する。
車輪旋回制限器具10は、水平方向部材1、2つの外側旋回制限部材2、及び、2つの取付部材3を備える。各部材1~3は、例えば金属であるが、使用する用途、環境又は状況などに応じて、任意の材料を用いてよい。
【0012】
なお、車輪旋回制限器具10は、5つの部材1~3で構成されたものとして説明するが、全ての部材が一体に構成されてもよいし、任意の2つ以上の部材が一体に構成されてもよい。また、各部材は、ボルト、接着剤又は溶接など、どのように結合されてもよい。即ち、車輪旋回制限器具10は、各部材1~3に対応する部分が含まれた形状であれば、どのように構成されてもよい。
【0013】
水平方向部材1は、車輪旋回制限器具10の本体部分となり、直線状に延びた細長形状の部材である。水平方向部材1は、カゴ車20に取り付けられた状態では、旋回を制限する後輪の2つのキャスター21の間に位置し、長手方向が直進方向に対して垂直で水平方向になるように配置される。水平方向部材1の長手方向の長さは、2つのキャスター21の内側間の長さよりも僅かに短いが、ほぼ同じである。これにより、水平方向部材1の長手方向が2つのキャスター21の内側間に収まるように配置されると、キャスター21が内側に旋回する動作が制限される。
【0014】
なお、水平方向部材1は、長手方向の長さが調節できるように構成してもよい。これにより、任意のカゴ車20において、2つのキャスター21の間の長さに合うように、適切な長さにすることができる。また、水平方向部材1の形状は、キャスター21が内側に旋回する動作を制限するような形状であれば、直方体形状でもよいし、平板を組合せた形状でもよいし、その他のどのような形状でもよい。
【0015】
外側旋回制限部材2は、長方形状の平板をL字状(直角など)に折り曲げた形状であり、第1平面部分F1及び第2平面部分F2を含む。2つの外側旋回制限部材2は、水平方向部材1の長手方向の両端にそれぞれ設けられる。外側旋回制限部材2は、カゴ車20に取り付けられた状態において、2つの平面部分F1,F2が共に地面に対して垂直になる向きで、第1平面部分F1が直進方向に向くように設けられる。外側旋回制限部材2の直進方向を向いていない第2平面部分F2は、水平方向部材1の後面部分に貼り付けられるように固定される。第1平面部分F1と水平方向部材1の端部との間には、隙間が設けられる。車輪12よりも内側に位置するフレーム11の内側部分(車輪12の内側を覆う平板形状部分)がこの隙間に挿入された状態で、車輪旋回制限器具10がカゴ車20に取り付けられる。この状態では、第1平面部分F1は、車輪12とフレーム11の内側の平板形状部分との間に配置される。
【0016】
取付部材3は、長方形状の平板の長手方向の一方の端部が、台車22に取り付けるために折り曲げられた形状である。2つの取付部材3は、水平方向部材1に対して垂直になる向きで、水平方向部材1の長手方向の中央からそれぞれ等距離にある位置に結合される。取付部材3は、水平方向部材1を水平方向に安定に保つために、2つ以上が望ましいが、1つでもよい。
【0017】
例えば、取付部材3の台車22に取り付けるため形状は、台車22を構成する部分に引っ掛けられるようなフック状である。フック状は、鋭角に折り曲げられた形状、直角で折り曲げられた形状、又は、曲面状など、どのような形状でもよい。また、取付部材3は、フック状に限らず、台車22の一部に取り付けられる形状であれば、どのような形状でもよいが、カゴ車20に取り付けるための部品(ボルト等)を用いずに、取り付けられる形状が望ましい。例えば、フック状以外では、カゴ車20の突起部分若しくは棒状部分に掛ける輪状、又は、カゴ車20の隙間部分に挿入し、外れないように返しが設けられた形状などである。
【0018】
なお、取付部材3は、長手方向の長さ(高さ)が調節できるように構成してもよい。これにより、任意のカゴ車20において、取付部材3の長さを、カゴ車20に固定する箇所に合うように調節することができる。
次に、車輪旋回制限器具10の取り付け方について説明する。
【0019】
取付部材3の端部にあるフック状の部分を、カゴ車20の台車22を構成する構造部材(アングル材等)に引っ掛けることで、車輪旋回制限器具10の上部がカゴ車20に取り付けられる。取付部材3を引っ掛ける箇所は、カゴ車20のどの部分でもよいが、カゴ車20の耐久性の観点から、構造部材等の強固な部分であることが望ましい。
【0020】
取付部材3をカゴ車20に取り付けた後、2つのキャスター21が直進方向を向いた状態で、2つのキャスター21のそれぞれのフレーム11の内側部分が、水平方向部材1の両端とそれぞれの端部に設けられた外側旋回制限部材2の第1平面部分F1との間にあるそれぞれの隙間に挿入されるように、車輪旋回制限器具10の下部を配置する。即ち、第1平面部分F1は、フレーム11の内側部分と車輪12との間にそれぞれ挿入されるように位置する。このとき、水平方向部材1は、2つのキャスター21の間に位置する。
【0021】
水平方向部材1の端部と外側旋回制限部材2の第1平面部分F1との間の隙間に、キャスター21のフレーム11の内側部分が位置することで、フレーム11の内側部分の旋回動作がこの隙間の幅の範囲内に制限される。これにより、2つのキャスター21の内側への旋回及び外側への旋回が制限される。
【0022】
ここでは、キャスター21が直進方向を向いた状態で、車輪旋回制限器具10を取り付けたが、キャスター21が後進方向を向いた状態でもよい。即ち、キャスター21は、車輪旋回制限器具10の取り付け時に直進方向と平行に向いた状態であればよい。また、車輪旋回制限器具10は、カゴ車20に確実に固定されるようにするために、ボルト等で留められてもよい。
【0023】
なお、外側旋回制限部材2の第1平面部分F1は、車輪12よりも外側に位置するフレーム11の外側部分よりも外側に位置するようにしてもよい。この場合、水平方向部材1の端部とその端部にある外側旋回制限部材2の第1平面部分F1との間に、キャスター21の全体が挿入された状態になる。2つの外側旋回制限部材2のそれぞれの第1平面部分F1の間の長さは、直進方向を向いた状態の2つのキャスター21のそれぞれの外側部分の間の長さよりも僅かに長いがほぼ同じ長さにする。このようにすることで、前述の構成と同様に、2つのキャスター21の旋回が制限される。
【0024】
図4を参照して、車輪旋回制限器具10を用いる場合の一例について説明する。但し、以降に説明する場合に限らず、どのような場面で、車輪旋回制限器具10を用いてもよい。
カゴ車20は、荷物を積載するためのカゴ部23を備える。牽引台車30は、カゴ車20を牽引する台車である。牽引台車30は、内部に実装された制御部により、走行の操作が行われる。例えば、牽引台車30は、先に歩く人に追従するように制御される。
【0025】
車輪旋回制限器具10は、カゴ車20の4つの旋回可能なキャスター21のうち後輪の2つのキャスター21に取り付けられる。これにより、カゴ車20の2つの後輪の向きは、常にほぼ直進方向を向くように固定される。
このように、カゴ車20が牽引される場合、後輪が常に直進方向を向くように旋回を制限することで、カゴ車20が曲がるときに、カゴ車20の後部が遠心力により大きく外側に膨らむことを防止する。特に、カゴ車20の牽引操作が、人ではなく、コンピュータ制御等で行われる場合、車輪旋回制限器具10を取り付けることで、カゴ車20の予期しない挙動を抑制することができる。
【0026】
本実施形態によれば、水平方向部材1により、キャスター21の内側への旋回を制限し、外側旋回制限部材2により、キャスター21の外側への旋回を制限することで、カゴ車20が前方又は後方のいずれの方向に進むときでも、車輪旋回制限器具10が取り付けられたキャスター21の旋回を、直進方向を向くように確実に制限することができる。
【0027】
また、取付部材3をカゴ車20の一部に取り付け、水平方向部材1及び外側旋回制限部材2を適切な位置に配置するだけで、車輪旋回制限器具10の取り付け作業が完了する。取付部材3がフック状等であれば、カゴ車20に取り付けるための部品(ボルト等)を用いずに、全て手作業で、車輪旋回制限器具10を取り付けることができる。仮に、さらにボルト等で、車輪旋回制限器具10をカゴ車20に固定したとしても、車輪旋回制限器具10の取り付け作業は容易に行うことができる。同様に、車輪旋回制限器具10の取り外し作業も容易に行うことができる。
さらに、外側旋回制限部材2の一部をキャスター21のフレーム11内に挿入する形状とすることで、カゴ車20の走行時に、車輪旋回制限器具10がカゴ車20から外れるのを抑制することができる。
【0028】
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る車輪旋回制限器具10Aの構成を示す構成図である。図6は、本実施形態に係る車輪旋回制限器具10Aが取り付けられたカゴ車20の下側部分を後輪側から見た後面図である。図7は、本実施形態に係る車輪旋回制限器具10Aが取り付けられたカゴ車20の後輪側部分を上から見た上面図である。
【0029】
車輪旋回制限器具10Aは、第1の実施形態に係る車輪旋回制限器具10において、水平方向部材1を水平方向部材1Aに代えたものである。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
水平方向部材1Aは、車輪旋回制限器具10Aを後輪の2つのキャスター21に取り付けた状態において、2つのキャスター21のフレーム11の後側に位置する。即ち、水平方向部材1Aは、2つのキャスター21の内側への旋回を制限しない位置に配置される。図5から図7では、取付部材3は、第1の実施形態と同様に、水平方向部材1Aの後方側に設けられた構成を示したが、水平方向部材1Aの前方側に設けてもよい。
【0030】
水平方向部材1Aは、外側旋回制限部材2が第1の実施形態と同様の効果が得られるように、外側旋回制限部材2を適切に設けられる形状であれば、どのような形状でもよい。例えば、水平方向部材1Aの長手方向の長さは、2つのキャスター21のそれぞれのフレーム11の内側部分の間の長さよりも長くてもよい。その他の点は、第1の実施形態に係る水平方向部材1と同様である。
【0031】
本実施形態によれば、カゴ車20が前進方向に牽引される場合、キャスター21の旋回を制限し、第1の実施形態よりも車輪旋回制限器具10Aを取り付け易くすることができる。
【0032】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、構成要素を削除、付加又は変更等をしてもよい。また、複数の実施形態について構成要素を組合せ又は交換等をすることで、新たな実施形態としてもよい。このような実施形態が上述した実施形態と直接的に異なるものであっても、本発明と同様の趣旨のものは、本発明の実施形態として説明したものとして、その説明を省略している。
【符号の説明】
【0033】
1…水平方向部材、2…外側旋回制限部材、3…取付部材、10…車輪旋回制限器具、F1,F2…平面部分。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7