(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-24
(45)【発行日】2022-11-01
(54)【発明の名称】販促支援システム、販促支援方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/02 20120101AFI20221025BHJP
【FI】
G06Q30/02 444
(21)【出願番号】P 2022035694
(22)【出願日】2022-03-08
【審査請求日】2022-05-18
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000003193
【氏名又は名称】凸版印刷株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100139686
【氏名又は名称】鈴木 史朗
(74)【代理人】
【識別番号】100169764
【氏名又は名称】清水 雄一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100147267
【氏名又は名称】大槻 真紀子
(72)【発明者】
【氏名】山岸 祥晃
(72)【発明者】
【氏名】津田 浩
(72)【発明者】
【氏名】奥田 竜吾
(72)【発明者】
【氏名】朴 嘉煕
【審査官】竹下 翔平
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-044508(JP,A)
【文献】特開2021-056643(JP,A)
【文献】特開2021-082219(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2021/0042801(US,A1)
【文献】ECzine編集部,凸版印刷、SNS情報を反映した電子棚札など新たなCXを創出するシステムを商業施設・店舗DX展に展示,ECzine,2021年12月01日,[online],<URL:https://eczine.jp/news/detail/10568>[検索日:2022年6月3日]
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
SNS(Social networking service)へ投稿された情報に基づき、話題になっている情報を示すトレンドタグ情報を取得するタグ情報取得部と、
前記トレンドタグ情報に関連がある商品の電子棚札に対して、前記トレンドタグ情報を表示する電子棚札制御部と、
商品の商品情報と、前記商品に関連がある情報を示す関連タグ情報とを対応付けて記憶する商品情報記憶部と、
取得された前記トレンドタグ情報と関連がある前記関連タグ情報が対応付けられた商品を、前記トレンドタグ情報を電子棚札に表示する商品として選定する選定部と、
を備える販促支援システム。
【請求項2】
前記タグ情報取得部は、所定の時間間隔で前記トレンドタグ情報を取得し、
前記電子棚札制御部は、新しく取得された前記トレンドタグ情報に関連がある商品の電子棚札に対して、新しく取得された前記トレンドタグ情報を表示する、
請求項1に記載の販促支援システム。
【請求項3】
前記電子棚札は、
表示している前記トレンドタグ情報に関連がある情報へアクセスするためのアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶部と、
前記アクセス情報を読み取る操作が行われた端末装置に対して、前記アクセス情報を送信する通信部と、
を備える請求項1又は請求項2に記載の販促支援システム。
【請求項4】
前記選定部は、前記商品情報記憶部に記憶されている商品のうち、チラシへの掲載対象である商品を優先的に選定する、
請求
項1に記載の販促支援システム。
【請求項5】
タグ情報取得部が、SNS(Social networking service)へ投稿された情報に基づき、話題になっている情報を示すトレンドタグ情報を取得するタグ情報取得過程と、
電子棚札制御部が、前記トレンドタグ情報に関連がある商品の電子棚札に対して、前記トレンドタグ情報を表示する電子棚札制御過程と、
商品情報記憶部が、商品の商品情報と、前記商品に関連がある情報を示す関連タグ情報とを対応付けて記憶する商品情報記憶過程と、
選定部が、取得された前記トレンドタグ情報と関連がある前記関連タグ情報が対応付けられた商品を、前記トレンドタグ情報を電子棚札に表示する商品として選定する選定過程と、
を含む販促支援方法。
【請求項6】
コンピュータを、
SNS(Social networking service)へ投稿された情報に基づき、話題になっている情報を示すトレンドタグ情報を取得するタグ情報取得手段と、
前記トレンドタグ情報に関連がある商品の電子棚札に対して、前記トレンドタグ情報を表示する電子棚札制御手段と、
商品の商品情報と、前記商品に関連がある情報を示す関連タグ情報とを対応付けて記憶する商品情報記憶手段と、
取得された前記トレンドタグ情報と関連がある前記関連タグ情報が対応付けられた商品を、前記トレンドタグ情報を電子棚札に表示する商品として選定する選定手段と、
として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、販促支援システム、販促支援方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、商品を販売する店舗において、各商品の商品情報を表示するために電子棚札を利用する店舗が増えている。また、SNS(Social Networking Service)や商品のレビューサイト等の発達に伴い、商品の利用者などによる商品の評価に関する情報の発信が活発化している。
【0003】
従来、電子棚札には、商品名、メーカー名、価格などの商品情報が表示される。これらの商品情報に加えて、商品の利用者から発信された情報も電子棚札に表示することで、商品の販売促進が期待される。このため、例えば、下記特許文献1には、電子棚札と対応付けられた商品について、SNSや商品のレビューサイトへの投稿から評価数を取得し、その評価数を電子棚札に表示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1の技術では、SNSや商品のレビューサイトへの投稿を利用することで顧客が商品を選別する際にかかる労力を低減することはできるが、商品の販売を促進して売り上げを拡大する効果までは期待できなかった。
【0006】
上述の課題を鑑み、本発明の目的は、SNSで話題になっている情報を電子棚札に表示して、商品の売上拡大に寄与することが可能な販促支援システム、販促支援方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係る販促支援システムは、SNS(Social networking service)へ投稿された情報に基づき、話題になっている情報を示すトレンドタグ情報を取得するタグ情報取得部と、前記トレンドタグ情報に関連がある商品の電子棚札に対して、前記トレンドタグ情報を表示する電子棚札制御部と、商品の商品情報と、前記商品に関連がある情報を示す関連タグ情報とを対応付けて記憶する商品情報記憶部と、取得された前記トレンドタグ情報と関連がある前記関連タグ情報が対応付けられた商品を、前記トレンドタグ情報を電子棚札に表示する商品として選定する選定部と、を備える。
【0008】
本発明の一態様に係る、販促支援方法は、タグ情報取得部が、SNS(Social networking service)へ投稿された情報に基づき、話題になっている情報を示すトレンドタグ情報を取得するタグ情報取得過程と、電子棚札制御部が、前記トレンドタグ情報に関連がある商品の電子棚札に対して、前記トレンドタグ情報を表示する電子棚札制御過程と、商品情報記憶部が、商品の商品情報と、前記商品に関連がある情報を示す関連タグ情報とを対応付けて記憶する商品情報記憶過程と、選定部が、取得された前記トレンドタグ情報と関連がある前記関連タグ情報が対応付けられた商品を、前記トレンドタグ情報を電子棚札に表示する商品として選定する選定過程と、を含む。
【0009】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、SNS(Social networking service)へ投稿された情報に基づき、話題になっている情報を示すトレンドタグ情報を取得するタグ情報取得手段と、前記トレンドタグ情報に関連がある商品の電子棚札に対して、前記トレンドタグ情報を表示する電子棚札制御手段と、商品の商品情報と、前記商品に関連がある情報を示す関連タグ情報とを対応付けて記憶する商品情報記憶手段と、取得された前記トレンドタグ情報と関連がある前記関連タグ情報が対応付けられた商品を、前記トレンドタグ情報を電子棚札に表示する商品として選定する選定手段と、として機能させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、SNSで話題になっている情報を電子棚札に表示して、商品の売上拡大に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本実施形態に係る販促支援システムの概略構成の一例を示す図である。
【
図2】本実施形態に係る商品情報管理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
【
図3】本実施形態に係る商品情報のデータ構成の一例を示す図である。
【
図4】本実施形態に係る電子チラシ管理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
【
図5】本実施形態に係る電子棚札管理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
【
図6】本実施形態に係る電子棚札の機能構成の一例を示すブロック図である。
【
図7】本実施形態に係る形態に係る電子棚札表示情報の一例を示す図である。
【
図8】本実施形態に係る形態に処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
【
図9】本実施形態に係る形態に処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
【0013】
<1.販促支援システムの概略構成>
図1を参照し、本実施形態に係る販促支援システムの概略構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る販促支援システムの概略構成の一例を示す図である。
図1に示すように、販促支援システム1は、商品情報提供者端末10、広告主端末20と、商品情報管理装置30と、電子チラシ管理装置40と、SNS(Social networking service)サーバ50と、検索エンジン60と、電子棚札管理装置70と、電子棚札80と、ユーザ端末90とを備える。
【0014】
(1)商品情報提供者端末10
商品情報提供者端末10は、商品に関する基礎的な情報である商品情報の提供者によって利用される端末装置である。商品情報の提供者は、例えば商品のメーカーである。
商品情報は、商品に関する情報である。商品情報は、例えば、商品マスタ、コンテンツデータなどを含む情報である。
商品マスタは、商品の詳細な情報である。例えば、商品マスタは、商品名、商品コード、分類、メーカー名、価格(原価や売価など)、商品規格などを含む情報である。商品マスタは、電子チラシへの掲載対象の商品だけではなく、店舗(例えば、リアルの小売り店)において取り扱いがある商品、過去に取り扱いがあった商品、これから取り扱う予定がある商品等についての商品の情報である。
コンテンツデータは、商品に関するコンテンツを示すデータである。例えば、コンテンツデータは、商品の画像データである。チラシには商品の価格のみではなく商品の外観画像が掲載されることが多いため、その商品の外観を表す画像データや、商品を利用した状態を表す画像データ等である。このコンテンツデータは、商品の画像データではなく、動画データや、ポスター画像等であってもよい。
商品情報提供者端末10は、ネットワークNWを介して、商品情報管理装置30と通信可能に接続される。商品情報の提供者は、商品情報提供者端末10に商品情報の管理画面を表示して商品情報を入力する。商品情報提供者端末10は、入力された商品情報を、ネットワークNWを介して商品情報管理装置30へ送信する。
【0015】
(2)広告主端末20
広告主端末20は、電子チラシの広告主によって利用される端末装置である。広告主は、例えば流通業者であってもよいし、商品を販売する店舗であってもよい。広告主は、電子チラシに掲載する情報の企画を示す電子チラシ企画や、電子棚札80に表示する情報の企画を示す電子棚札企画を作成する。
広告主端末20は、ネットワークNWを介して、商品情報管理装置30と通信可能に接続される。広告主は、広告主端末20に電子チラシ企画の管理画面や電子棚札企画の管理画面を表示し、各企画に関する情報を入力して各企画を作成することができる。広告主端末20は、作成された電子チラシ企画や電子棚札企画を、ネットワークNWを介して商品情報管理装置30へ送信する。
【0016】
(3)商品情報管理装置30
商品情報管理装置30は、商品に関する各種の情報を管理する装置である。商品に関する各種の情報は、商品情報、電子チラシ企画、電子棚札企画、タグ情報、アクセス情報などである。
【0017】
タグ情報は、ウェブ上の情報から取得され、関連する商品に対応付けられる情報である。タグ情報は、例えばハッシュタグである。ハッシュタグは、ハッシュタグであることを示す特定文字(例えば「#」)と文字列とを含む。ハッシュタグは、メッセージや画像などに対して付与されることができ、ユーザは、このハッシュタグを利用して情報を収集することができる。
タグ情報には、関連タグ情報とトレンドタグ情報がある。関連タグ情報は、電子チラシ企画のテーマや商品に関連がある情報を示すタグ情報である。関連タグ情報は、例えば、SNSやレビューサイトなどに投稿された情報から取得されたり、検索エンジンを用いてウェブ上を検索して取得されたりする。トレンドタグ情報は、ウェブ上で話題になっている情報を示すタグ情報である。トレンドタグ情報は、例えば、SNSに投稿された情報から取得される。アクセス情報は、電子棚札80に表示されているトレンドタグ情報に関連がある情報へアクセスするための情報である。
【0018】
商品情報管理装置30は、ネットワークNWを介して、商品情報提供者端末10と通信可能に接続されている。商品情報管理装置30は、商品情報提供者端末10から商品情報を受信し、受信した商品情報を記憶して管理する。
商品情報管理装置30は、ネットワークNWを介して、広告主端末20と通信可能に接続されている。商品情報管理装置30は、広告主端末20から電子チラシ企画や電子棚札企画を受信する。商品情報管理装置30は、受信した電子チラシ企画に基づき、電子チラシの企画対象(即ち電子チラシへ掲載される掲載対象)として選定されている商品の商品情報(商品画像含む)などを取得する。商品情報管理装置30は、受信した電子棚札企画に基づき、電子棚札に表示する商品の商品情報やトレンドタグ情報、アクセス情報などを取得する。
商品情報管理装置30は、ネットワークNWを介して、電子チラシ管理装置40と通信可能に接続されている。商品情報管理装置30は、電子チラシ企画と取得された商品情報などを含む電子チラシ情報を電子チラシ管理装置40へ送信する。また、商品情報管理装置30は、電子チラシ管理装置からタグ情報やアクセス情報を受信し、受信したタグ情報やアクセス情報を記憶して管理する。
商品情報管理装置30は、ネットワークNWを介して、電子棚札管理装置70と通信可能に接続されている。商品情報管理装置30は、電子棚札企画と取得された商品情報、トレンドタグ情報、アクセス情報などを含む電子棚札情報を電子棚札管理装置70へ送信する。
【0019】
(4)電子チラシ管理装置40
電子チラシ管理装置40は、電子チラシに関する各種の情報を管理する装置である。電子チラシに関する各種の情報は、電子チラシ企画、商品情報、タグ情報、アクセス情報などである。
【0020】
電子チラシ管理装置40は、ネットワークNWを介して、商品情報管理装置30と通信可能に接続されている。電子チラシ管理装置40は、商品情報管理装置30から電子チラシ情報を受信し、受信した電子チラシ情報を記憶して管理する。電子チラシ管理装置40は、受信した電子チラシ情報に基づき、電子チラシ企画に対するテーマを選定し、テーマと商品とを対応付けて管理する。
電子チラシ管理装置40は、ネットワークNWを介して、SNSサーバ50と検索エンジン60と通信可能に接続されている。電子チラシ管理装置40は、選定したテーマに対応する関連タグ情報をSNSサーバ50や検索エンジン60から受信する。また、電子チラシ管理装置40は、トレンドタグ情報をSNSサーバ50から受信する。電子チラシ管理装置40は、受信したタグ情報を商品情報管理装置30へ送信する。
【0021】
電子チラシ管理装置40は、電子チラシにタグ情報を付与する機能を有する。電子チラシは種々あるが、例えば「商品Aについて○月は特売」のように、ある程度の期間において特別価格で販売される商品について掲載される電子チラシに対してタグ情報を付与する。本実施形態においては、電子チラシに対し、電子チラシに含まれる商品やサービス等に対して、テーマを示す文字列をハッシュタグとして付与することにより、テーマを元にして電子チラシを収集しやすくすることができる。商品を販売する場合、チラシは、商品に対する価格がいくらであるかを説明することが主に行われている。しかし本実施形態では、テーマを示すハッシュタグを付与することで、価格がいくらであるかという観点とは別に、どのようなテーマで品揃えをしているかをユーザ(消費者)に対してアピールすることが可能となっている。
【0022】
近年では、SNSを利用するユーザが増加傾向にあり、特に、10代や20代等の世代についても利用が拡大しているため、電子チラシをこのような世代のユーザにも簡単に検索して閲覧してもらうことができ、身近に感じてもらうことができる。これにより、価格訴求を主眼に置く方法とは別に、テーマを元に商品の訴求力を向上することができる。また、ハッシュタグとしてはテーマを表すことで、商品の方向性を把握してもらうことが可能である。
また、近年では、ユーザの店舗への来店が時間的に集中しないように、月間特売等のように、一定期間において継続的に低価格を設定するケースも増えている。そうすると、価格を訴求しようとしても、他の商品等との差が出しにくい場合があるため、価格面からの訴求は容易ではない傾向にある。また、ユーザが商品を購入する動機が価格である場合もあるが、価格ではない観点から購入するケースもある。例えば、SNS等において話題になっている情報を閲覧や視聴をし、自分の体験も活かし、商品を購入するユーザもいる。このようなユーザが商品を購入する動機は、あるアクションをするためであるともいえる。このようなユーザに対しては、アクションに関連するテーマがハッシュタグとして付与された電子チラシを提供することにより、ユーザが欲しい商品に応じた電子チラシを簡単に探してもらうことができる仕組みを提供できる。
電子チラシは文字列や静止画が用いられることが一般的であるが、電子チラシ管理装置40では、動画を含む電子チラシを生成することにより、動画も視聴してもらいながら商品をアピールすることができ、商品に対する理解を深めてもらうことができる。
電子チラシ管理装置40は、ユーザ個人の趣味や嗜好を考慮したテーマや商品を含む電子チラシを生成する機能も有する。例えば、ユーザは、自分専用の電子チラシを得ることができる。
【0023】
(5)SNSサーバ50
SNSサーバ50は、SNSを提供するサーバである。ここで用いられるSNSは、ユーザが端末装置を利用してコメントを発言(投稿)し、他のユーザから閲覧可能に公開されるものであればよい。SNSとしては、例えば、Twitter(登録商標)であってもよいし、Facebook(登録商標)や、Instagram(登録商標)であってもよい。SNSのサービスが異なる場合、SNSサーバ50についても、サービス毎に個別に設けられる。SNSサーバ50を運営する運営者と、電子チラシ管理装置40を運営する運営者とは、別の運営者であってもよい。
【0024】
SNSサーバ50は、ネットワークNWを介して、電子チラシ管理装置40と通信可能に接続されている。SNSサーバ50は、電子チラシ管理装置40からの検索要求に基づいてタグ情報を検索し、検索結果を電子チラシ管理装置40へ送信する。
【0025】
(6)検索エンジン60
検索エンジン60は、検索要求に基づいて、ネットワークNW(例えば、インターネット)において参照可能な情報(ウェブページ、ウェブサイト、画像ファイル、電子チラシなど)を検索する。
検索エンジン60は、ネットワークNWを介して、電子チラシ管理装置40と通信可能に接続されている。検索エンジン60は、電子チラシ管理装置40からの検索要求に基づいてタグ情報を検索し、検索結果を電子チラシ管理装置40へ送信する。
【0026】
(7)電子棚札管理装置70
電子棚札管理装置70は、電子棚札80に関する各種の情報を管理する装置である。電子棚札に関する各種の情報は、商品情報、トレンドタグ情報、アクセス情報などを含む電子棚札情報である。
【0027】
電子棚札管理装置70は、ネットワークNWを介して、商品情報管理装置30と通信可能に接続されている。電子棚札管理装置70は、商品情報管理装置30から電子棚札情報を受信し、受信した電子棚札情報を記憶して管理する。
電子棚札管理装置70は、ネットワークNWを介して、電子棚札80と通信可能に接続されている。電子棚札管理装置70は、電子棚札情報に基づき電子棚札80に表示する情報を示す電子棚札表示情報を生成する。電子棚札管理装置70は、生成した電子棚札表示情報と、アクセス情報を電子棚札80へ送信する。
【0028】
(8)電子棚札80
電子棚札80(80-1~80-n(nは自然数))は、電子棚札表示情報を表示する端末装置である。電子棚札80は、商品と対応付けられ、対応付けられた商品の商品情報やトレンドタグ情報を電子棚札表示情報として表示する。これにより、ユーザは、電子棚札80に表示されたトレンドタグ情報を確認することで、自身で調べることなく、現在トレンドに上がっている商品を把握することができる。また、トレンドタグ情報によって商品がトレンドに上がっていることをユーザに把握させることで、この商品に対するユーザの関心を高めることができる。これにより、トレンドタグ情報が電子棚札80に表示された商品の販売が促進され、売り上げの拡大につなげることができる。
【0029】
電子棚札80は、ネットワークNWを介して、電子棚札管理装置70と通信可能に接続されている。電子棚札80は、電子棚札表示情報とアクセス情報を電子棚札管理装置70から受信する。
電子棚札80は、NFC(Near Field Communication)による通信が可能な端末装置である。電子棚札80は、NFCによる情報の読み取りを要求してきた端末装置(例えばユーザ端末90)に対して、アクセス情報を送信する。
【0030】
(9)ユーザ端末90
ユーザ端末90(90-1~90-m(mは自然数))は、ユーザによって利用される端末装置である。このユーザは、ユーザ端末90を利用して電子チラシを閲覧することが可能である。本実施形態では、電子チラシがユーザ端末90において出力される例について説明するが、かかる例に限定されない。電子チラシは、表示画面やスピーカ等を有する機器であれば、ユーザ端末90に限られずに出力することができる。例えば、店舗、公共施設等において設置された表示装置や端末装置において電子チラシを出力するようにしてもよい。
ユーザ端末90は、電子チラシを表示するプログラムであるアプリケーションソフトウェア(以下、「アプリ」とも称される)を実行することにより電子チラシを表示画面に表示してもよいし、ウェブブラウザの機能によって電子チラシを表示画面に表示するようにしてもよい。
【0031】
また、ユーザは、NFCによる通信が可能なユーザ端末90を利用して、電子棚札80からアクセス情報を読み取ることができる。例えば、ユーザは、ユーザ端末90を電子棚札80にかざすことで、ユーザ端末90にアクセス情報を読み取らせる。ユーザ端末90は、読み取ったアクセス情報へアクセスすることで、トレンド情報を表示する。トレンド情報は、電子棚札80に表示されたトレンドタグ情報が示す話題となっている情報の詳細を示す情報(即ち、トレンドの詳細情報)である。
このように、ユーザは、ユーザ端末90を電子棚札80にかざすだけで、自身で調べることなく、現在トレンドに上がっている商品の詳細な情報を得ることができる。
【0032】
<2.商品情報管理装置の機能構成>
以上、本実施形態に係る販促支援システム1の構成について説明した。続いて、
図2を参照して、本実施形態に係る商品情報管理装置30の機能構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る商品情報管理装置30の機能構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、商品情報管理装置30は、通信部310と、記憶部320と、制御部330とを備える。
【0033】
(1)通信部310
通信部310は、各種情報の送受信を行う機能を有する。例えば、通信部310は、ネットワークNWを介して、商品情報提供者端末10と、広告主端末20と、電子チラシ管理装置40と、電子棚札管理装置70と通信を行う。
通信部310は、商品情報提供者端末10との通信において、商品情報を受信する。通信部310は、広告主端末20との通信において、電子チラシ企画や電子棚札企画を受信する。通信部310は、電子チラシ管理装置40との通信において、電子チラシ情報を送信し、タグ情報やアクセス情報を受信する。通信部310は、電子棚札管理装置70との通信において、電子棚札情報を送信する。
【0034】
(2)記憶部320
記憶部320は、各種情報を記憶する機能を有する。記憶部320は、商品情報管理装置30がハードウェアとして備える記憶媒体、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access read/write Memory)、ROM(Read Only Memory)、又はこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
図2に示すように、記憶部320は、商品情報記憶部321と、電子チラシ企画記憶部322と、タグ情報記憶部323と、電子棚札企画記憶部324とを備える。
【0035】
(2-1)商品情報記憶部321
商品情報記憶部321は、通信部310が商品情報提供者端末10から受信した商品情報を書き込んで、記憶する。商品情報記憶部321は、既に記憶している商品情報のうち電子チラシ企画への掲載対象として選定されている商品の商品情報に対して、通信部310が電子チラシ管理装置40から受信した関連タグ情報を対応付けて記憶する。
【0036】
ここで、
図3を参照して、商品情報のデータ構成の一例について説明する。
図3は、本実施形態に係る商品情報のデータ構成の一例を示す図である。
図3に示すように、商品情報は、商品コード、JANコード、商品名、メーカー名、価格などを含む情報である。商品情報のうち電子チラシ企画への掲載対象として選定されている商品の商品情報には、
図3に示すように関連タグ情報が対応付けられる。商品情報に対応付けられる関連タグ情報は、第1関連タグ情報、第2関連タグ情報のように複数の関連タグ情報が対応付けられてもよい。
【0037】
(2-2)電子チラシ企画記憶部322
電子チラシ企画記憶部322は、通信部310が広告主端末20から受信した電子チラシ企画を書き込んで、記憶する。
【0038】
(2-3)タグ情報記憶部323
タグ情報記憶部323は、通信部310が電子チラシ管理装置40から受信したタグ情報を書き込んで、記憶する。
【0039】
(2-4)電子棚札企画記憶部324
電子棚札企画記憶部324は、通信部310が広告主端末20から受信した電子棚札企画を書き込んで、記憶する。
【0040】
(3)制御部330
制御部330は、商品情報管理装置30の動作全般を制御する機能を有する。制御部330は、例えば、商品情報管理装置30がハードウェアとして備えるCPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることによって実現される。
図2に示すように、制御部330は、商品情報管理部331と、電子チラシ企画管理部332と、タグ情報管理部333と、電子棚札企画管理部334と、選定部335とを備える。
【0041】
(3-1)商品情報管理部331
商品情報管理部331は、商品情報を管理する機能を有する。商品情報管理部331は、商品情報の提供者から提供される消費者向けの商品情報を登録し、必要に応じて更新、削除などを行う。商品情報管理部331は、通信部310が関連タグ情報を受信した場合、商品情報に対してこの関連タグ情報を対応付ける。商品情報管理部331は、電子チラシ企画に基づき、電子チラシへの掲載対象として選定されている商品のうち、関連タグ情報と関連がある商品の商品情報に対して、関連タグ情報を対応付ける。
【0042】
(3-2)電子チラシ企画管理部332
電子チラシ企画管理部332は、電子チラシ企画を管理する機能を有する。電子チラシ企画管理部332は、広告主から提供される電子チラシ企画を登録する。電子チラシ企画管理部332は、電子チラシ企画に基づき、電子チラシへの掲載対象として選定されている商品の商品情報を商品情報記憶部321から取得する。電子チラシ企画管理部332は、電子チラシ企画と商品情報とを含む電子チラシ情報を、通信部310から電子チラシ管理装置40へ送信する。
【0043】
(3-3)タグ情報管理部333
タグ情報管理部333は、タグ情報を管理する機能を有する。タグ情報管理部333は、通信部310が電子チラシ管理装置40から受信したタグ情報とアクセス情報を登録する。本実施形態では、電子チラシ管理装置40から所定の時間間隔でトレンドタグ情報と、このトレンドタグ情報に対応するアクセス情報とが送信されてくる。タグ情報管理部333は、通信部310がトレンドタグ情報とアクセス情報を受信する度に、タグ情報記憶部323に記憶されているトレンドタグ情報とアクセス情報を更新する。
【0044】
なお、本実施形態では、商品情報管理装置30のユーザによって、トレンドタグ情報の選定が行われる。具体的に、ユーザは、取得されたトレンドタグ情報を、ポジティブな内容を示すタグとネガティブな内容を示すタグとに分類する。タグ情報管理部333は、ユーザによる分類結果に基づき、トレンドタグ情報を分類して管理する。これにより、電子棚札80には、ポジティブな内容を示すトレンドタグ情報が表示され、ネガティブな内容を示すトレンドタグ情報は表示されなくなる。
【0045】
(3-4)電子棚札企画管理部334
電子棚札企画管理部334は、電子棚札企画を管理する機能を有する。電子棚札企画管理部334は、広告主から提供される電子棚札企画を登録する。電子棚札企画管理部334は、電子棚札企画に基づき、電子棚札企画が示す商品の商品情報を商品情報記憶部321から取得し、トレンドタグ情報とアクセス情報をタグ情報記憶部323から取得する。電子棚札企画管理部334は、電子棚札企画と、商品情報と、トレンドタグ情報と、アクセス情報とを含む電子棚札情報を、通信部310から電子棚札管理装置70へ送信する。
【0046】
本実施形態では、電子チラシ管理装置40から所定の時間間隔でトレンドタグ情報と、このトレンドタグ情報に対応するアクセス情報とが送信されてくる。電子棚札企画管理部334は、通信部310がトレンドタグ情報とアクセス情報を受信する度に、新しく受信したトレンドタグ情報とアクセス情報で更新した電子棚札情報を、通信部310から電子棚札管理装置70へ送信する。なお、電子棚札企画管理部334は、新しいトレンドタグ情報とアクセス情報が取得された際に、トレンドタグ情報の変更設定をしている商品のみを対象に、電子棚札情報の更新を行う。
【0047】
(3-5)選定部335
選定部335は、電子棚札80にトレンドタグ情報を表示する商品を選定する機能を有する。選定部335は、取得されたトレンドタグ情報と関連がある関連タグ情報が対応付けられた商品を、トレンドタグ情報を電子棚札80に表示する商品として選定する。
選定部335は、商品情報記憶部321に記憶されている商品のうち、電子チラシへの掲載対象である商品を優先的に、トレンドタグ情報を電子棚札80に表示する商品として選定する。ユーザが電子チラシを確認している場合、電子チラシに掲載されている商品に対する関心は既に高まっているものと推察されるが、トレンドタグ情報によって既に関心を持っている商品に対する関心をさらに高めることができる。このように、電子チラシへの掲載対象である商品について、トレンドタグ情報を優先的に表示することで、電子チラシへの掲載のみの場合と比較してさらなる販売促進の効果を得ることができる。
なお、選定部335は、電子チラシ企画記憶部322に記憶されている電子チラシ企画に基づき、電子チラシへの掲載対象である商品を把握可能である。
【0048】
<3.電子チラシ管理装置の機能構成>
以上、本実施形態に係る商品情報管理装置30の機能構成について説明した。続いて、
図4を参照して、本実施形態に係る電子チラシ管理装置40の機能構成について説明する。
図4は、本実施形態に係る電子チラシ管理装置40の機能構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、電子チラシ管理装置40は、通信部410と、記憶部420と、制御部430とを備える。
【0049】
(1)通信部410
通信部410は、各種情報の送受信を行う機能を有する。例えば、通信部410は、ネットワークNWを介して、商品情報管理装置30と、SNSサーバ50と、検索エンジン60と通信を行う。
通信部410は、商品情報管理装置30との通信において、電子チラシ情報を受信し、タグ情報を送信する。通信部410は、SNSサーバ50との通信において、関連タグ情報又はトレンドタグ情報を受信する。通信部410は、検索エンジン60との通信において、関連タグ情報を受信する。
【0050】
(2)記憶部420
記憶部420は、各種情報を記憶する機能を有する。記憶部420は、電子チラシ管理装置40がハードウェアとして備える記憶媒体、例えば、HDD、SSD、フラッシュメモリ、EEPROM、RAM、ROM、又はこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
図4に示すように、記憶部420は、電子チラシ情報記憶部421と、タグ情報記憶部422とを備える。
【0051】
(2-1)電子チラシ情報記憶部421
電子チラシ情報記憶部421は、通信部410が商品情報管理装置30から受信した電子チラシ情報を書き込んで、記憶する。
【0052】
(2-2)タグ情報記憶部422
タグ情報記憶部422は、通信部410がSNSサーバ50や検索エンジン60から受信したタグ情報を書き込んで、記憶する。
【0053】
(3)制御部430
制御部430は、電子チラシ管理装置40の動作全般を制御する機能を有する。制御部430は、例えば、電子チラシ管理装置40がハードウェアとして備えるCPUにプログラムを実行させることによって実現される。
図4に示すように、制御部430は、電子チラシ情報管理部431と、タグ情報取得部432とを備える。
【0054】
(3-1)電子チラシ情報管理部431
電子チラシ情報管理部431は、電子チラシ情報を管理する機能を有する。電子チラシ情報管理部431は、通信部410が商品情報管理装置30から受信する電子チラシ情報を登録する。
電子チラシ情報管理部431は、電子チラシ情報に含まれる電子チラシ企画に基づき、企画に対するテーマを選定する。例えば、電子チラシ情報管理部431は、52週カレンダー、マーケティング情報、SNSのトレンド情報などに基づき、電子チラシ企画に合わせたテーマを取得する。電子チラシ情報管理部431は、電子チラシ企画が示す商品の商品情報に対して、取得したテーマを対応付ける。例えば、電子チラシ情報管理部431は、言語分析による商品とテーマの距離計算から対応付けを行う。
【0055】
(3-2)タグ情報取得部432
タグ情報取得部432は、タグ情報を取得する機能を有する。タグ情報取得部432は、SNSへ投稿された情報やウェブ上で検索可能な情報に基づき、関連タグ情報を取得する。
【0056】
例えば、タグ情報取得部432は、SNSサーバ50にアクセスし、SNSサーバ50に記憶された情報をクローラ機能によってクロールすることで、関連タグ情報を取得する。具体的に、タグ情報取得部432は、商品やテーマに関するコメントや、商品とは直接関係はないが投稿される回数が多いコメントや商品のレビューに関するコメント等に含まれるキーワード、コメントを投稿する際に設定されたハッシュタグ等のデータを収集する。より具体的に、タグ情報取得部432は、直近の短期間において盛り上がっている話題のコメントや、多数の人のコメントに登場することで広く知られつつある話題のコメント、あるいはこれらのコメントに対するハッシュタグについて、SNSをクロールすることで収集する。
これにより、現状、巷でつぶやかれている内容に沿ったコメントに基づくキーワード、ハッシュタグ等を取得することができる。すなわち、単にキーワードを収集するのではなく、盛り上がっている話題に関するキーワード等を収集することができる。
また、タグ情報取得部432は、検索エンジン60にアクセスし、商品のECサイトに対して投稿された、商品に関するレビュー(評価)のコメントや、直近において検索するために使用されているハッシュタグについて検索エンジン60をクロールすることで、商品レビューに含まれるキーワードや、利用頻度の高いハッシュタグを関連タグ情報として取得する。
【0057】
タグ情報取得部432は、商品情報や、SNSサーバ50や、検索エンジン60等から得られた情報等を用いて、自然言語処理をすることで、現在流行しつつあることや、いまの時期においてよくつぶやかれる単語を中心に、キーワードやハッシュタグを選定する。この選定は、機械学習によって商品毎に、キーワードやハッシュタグに含まれる文字列(あるいは形態素)をクラスタリングすることで、特徴的な文字列を抽出してもよい。タグ情報取得部432は、この選定によって、電子チラシ情報管理部431によって選定されたテーマに関連する情報を示す関連タグ情報を取得する。
【0058】
また、タグ情報取得部432は、SNSサーバ50へアクセスし、関連タグ情報の取得と同様にして、取得時にSNS上で話題となっている情報を示すトレンドタグ情報を取得する。
タグ情報取得部432は、所定の時間間隔でトレンドタグ情報を取得する。所定の時間間隔には任意の時間(例えば15分)が設定されてよい。タグ情報取得部432は、この時間間隔が短いほど、よりリアルタイムで話題となっているトレンドタグ情報を取得することができる。
【0059】
なお、タグ情報取得部432は、SNSサーバ50や検索エンジン60からハッシュタグを直接取得してもよいし、SNSサーバ50や検索エンジン60から取得した情報を加工してハッシュタグを取得してもよい。例えば、キーワードを取得した場合、タグ情報取得部432は、取得したキーワードに対してハッシュタグであることを示す特定文字を付与して、ハッシュタグを取得する。また、コメントを構成する文章全体を取得した場合、タグ情報取得部432は、文章からキーワードを抽出し、抽出したキーワードに対してハッシュタグであることを示す特定文字を付与して、ハッシュタグを取得する。
【0060】
<4.電子棚札管理装置の機能構成>
以上、本実施形態に係る電子チラシ管理装置40の機能構成について説明した。続いて、
図5を参照して、本実施形態に係る電子棚札管理装置70の機能構成について説明する。
図5は、本実施形態に係る電子棚札管理装置70の機能構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、電子棚札管理装置70は、通信部710と、記憶部720と、制御部730とを備える。
【0061】
(1)通信部710
通信部710は、各種情報の送受信を行う機能を有する。例えば、通信部710は、ネットワークNWを介して、商品情報管理装置30と、電子棚札80と通信を行う。
通信部710は、商品情報管理装置30との通信において、電子棚札情報を受信する。通信部710は、電子棚札80との通信において、電子棚札表示情報とアクセス情報を送信する。
【0062】
(2)記憶部720
記憶部720は、各種情報を記憶する機能を有する。記憶部720は、電子棚札管理装置70がハードウェアとして備える記憶媒体、例えば、HDD、SSD、フラッシュメモリ、EEPROM、RAM、ROM、又はこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
図5に示すように、記憶部720は、電子棚札情報記憶部721と、電子棚札表示情報記憶部722とを備える。
【0063】
(2-1)電子棚札情報記憶部721
電子棚札情報記憶部721は、通信部710が商品情報管理装置30から受信した電子棚札情報を書き込んで、記憶する。
【0064】
(2-2)電子棚札表示情報記憶部722
電子棚札表示情報記憶部722は、後述する電子棚札表示情報生成部732によって生成される電子棚札表示情報を書き込んで、記憶する。
【0065】
(3)制御部730
制御部730は、電子棚札管理装置70の動作全般を制御する機能を有する。制御部730は、例えば、電子棚札管理装置70がハードウェアとして備えるCPUにプログラムを実行させることによって実現される。
図5に示すように、制御部730は、電子棚札情報管理部731と、電子棚札表示情報生成部732と、電子棚札制御部733とを備える。
【0066】
(3-1)電子棚札情報管理部731
電子棚札情報管理部731は、電子棚札情報を管理する機能を有する。電子棚札情報管理部731は、通信部710が商品情報管理装置30から受信する電子棚札情報を登録する。電子棚札情報管理部731は、通信部710がトレンドタグ情報とアクセス情報が更新された電子棚札情報を新しく受信した場合、既に登録されている電子棚札情報を新しく受信した電子棚札情報で更新する。
【0067】
(3-2)電子棚札表示情報生成部732
電子棚札表示情報生成部732は、電子棚札表示情報を生成する機能を有する。例えば、電子棚札表示情報生成部732は、電子棚札企画に基づき、電子棚札80に表示する画面のフォーマットに対して商品情報やトレンドタグ情報を配置した画面を、電子棚札表示情報として生成する。電子棚札表示情報生成部732は、電子棚札情報が更新された場合、更新された電子棚札情報に基づき電子棚札表示情報を更新する。
【0068】
(3-3)電子棚札制御部733
電子棚札制御部733は、電子棚札80における電子棚札表示情報の表示を制御する機能を有する。例えば、電子棚札制御部733は、電子棚札表示情報生成部732によって生成された電子棚札表示情報を通信部710から電子棚札80へ送信し、電子棚札80に表示させる。
これにより、電子棚札制御部733は、取得されたトレンドタグ情報に関連がある商品の電子棚札80に対して、商品情報とトレンドタグ情報を表示する。電子棚札80へ電子棚札表示情報を送信して表示することは、「配信」とも称される。
【0069】
電子棚札制御部733は、更新された電子棚札情報に基づき電子棚札表示情報が更新された場合、更新後の電子棚札表示情報を通信部710から電子棚札80へ送信し、電子棚札80に表示を更新させる。このようにして、電子棚札制御部733は、新しく取得されたトレンドタグ情報に関連がある商品の電子棚札80に対して、新しく取得されたトレンドタグ情報を表示する。
これにより、電子棚札制御部733は、時々刻々と変化していくトレンドに合わせて、最新のトレンドタグ情報を電子棚札80に表示することができる。また、ユーザは、電子棚札80に表示されたトレンドタグ情報を確認することで、最新のトレンドを把握することができる。
なお、電子棚札制御部733は、電子棚札表示情報とともに、当該電子棚札表示情報に含まれるトレンドタグ情報に対応するアクセス情報を、通信部710から電子棚札80へ送信する。
【0070】
<5.電子棚札の機能構成>
以上、本実施形態に係る電子棚札管理装置70の機能構成について説明した。続いて、
図6を参照して、本実施形態に係る電子棚札80の機能構成について説明する。
図6は、本実施形態に係る電子棚札80の機能構成の一例を示すブロック図である。
図6に示すように、電子棚札80は、通信部810と、記憶部820と、制御部830と、表示部840とを備える。
【0071】
(1)通信部810
通信部810は、各種情報の送受信を行う機能を有する。例えば、通信部810は、ネットワークNWを介して、電子棚札管理装置70と通信を行う。通信部810は、電子棚札管理装置70との通信において、電子棚札表示情報とアクセス情報を受信する。
また、通信部810は、NFCによって、ユーザ端末90と通信を行う。通信部810は、ユーザ端末90との通信において、アクセス情報を送信する。具体的に、通信部810は、ユーザによってアクセス情報を読み取る操作が行われたユーザ端末90(端末装置)に対して、アクセス情報を送信する。アクセス情報を読み取る操作は、例えば、ユーザ端末90を電子棚札80にかざす操作である。
【0072】
(2)記憶部820
記憶部820は、各種情報を記憶する機能を有する。記憶部820は、電子棚札80がハードウェアとして備える記憶媒体、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM、RAM、ROM、又はこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
図6に示すように、記憶部820は、電子棚札表示情報記憶部821と、アクセス情報記憶部822とを備える。
【0073】
(2-1)電子棚札表示情報記憶部821
電子棚札表示情報記憶部821は、通信部810が電子棚札管理装置70から受信した電子棚札表示情報を書き込んで、記憶する。
【0074】
(2-2)アクセス情報記憶部822
アクセス情報記憶部822は、通信部810が電子棚札管理装置70から受信したアクセス情報を書き込んで、記憶する。
【0075】
(3)制御部830
制御部830は、電子棚札80の動作全般を制御する機能を有する。例えば、制御部830は、電子棚札80がハードウェアとして備えるCPUにプログラムを実行させることによって実現される。
図6に示すように、制御部830は、表示処理部831を備える。
【0076】
(3-1)表示処理部831
表示処理部831は、電子棚札80における表示を制御する機能を有する。例えば、表示処理部831は、電子棚札表示情報を表示部840へ表示する。
【0077】
(4)表示部840
表示部840は、電子棚札表示情報を表示する機能を有する。例えば、表示部840は、表示処理部831の制御に基づき入力される電子棚札表示情報を表示する。
表示部840は、例えば、電子棚札80がハードウェアとして備えるディスプレイによって実現される。当該ディスプレイは、例えば、電子ペーパーである。
【0078】
ここで、
図7を参照して、表示部840に表示される電子棚札表示情報について説明する。
図7は、本実施形態に係る形態に係る電子棚札表示情報の一例を示す図である。
図7に示す電子棚札80の表示部840には、電子棚札表示情報として商品情報とトレンドタグ情報が表示されている。表示部840には、商品情報の一例として、商品名と、メーカー名と、商品コードと、価格とが表示されている。具体的に、商品名として「サバの缶詰」、メーカー名として「XXXフーズ」、商品コードとしてJANコードを示すバーコード、価格として「本体価格YYY円」と「税込価格ZZZ円」が表示されている。
吹き出し841には、トレンドタグ情報が表示されている。トレンドタグ情報の一例として、「#うまい缶詰」と「#さばかんレシピ」が表示されている。
なお、トレンドタグ情報の表示は、吹き出し内に表示する例に限定されない。また、表示部840に表示される電子棚札表示情報のレイアウトは、
図7に示す例に限定されない。
【0079】
<6.処理の流れ>
以上、本実施形態に係る電子棚札80の機能構成について説明した。続いて、
図8及び
図9を参照して、本実施形態に係る処理の流れについて説明する。
図8及び
図9は、本実施形態に係る形態に処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図8は、商品情報の登録からタグ情報の取得までの処理を示している。
図9は、電子棚札企画の作成から電子棚札表示情報の表示までの処理を示している。
【0080】
(1)商品情報の登録からタグ情報の取得までの処理
図8に示すように、まず、商品情報提供者端末10は、商品情報を商品情報管理装置30へ送信する(ステップS101)。商品情報を受信した商品情報管理装置30は、商品情報を記憶する(ステップS102)。
【0081】
広告主端末20は、広告主からの入力に基づき電子チラシ企画を作成し、商品情報管理装置30へ送信する(ステップS103)。電子チラシ企画を受信した商品情報管理装置30は、電子チラシへの掲載対象として選定されている商品の商品情報を取得し、電子チラシ企画と商品情報を電子チラシ情報として電子チラシ管理装置40へ送信する(ステップS104)。
【0082】
電子チラシ情報を受信した電子チラシ管理装置40は、電子チラシ情報に含まれる電子チラシ企画に基づき、企画に対するテーマを選定する処理を行う(ステップS105)。
電子チラシ管理装置40は、SNSサーバ50にアクセスしてSNSサーバ50に記憶された情報をクロールし(ステップS106)、SNSサーバ50から関連タグ情報を取得する(ステップS107)。
電子チラシ管理装置40は、検索エンジン60にアクセスして検索エンジン60をクロールし(ステップS108)、検索エンジン60から関連タグ情報を取得する(ステップS109)。
電子チラシ管理装置40は、SNSサーバ50や検索エンジン60から取得した関連タグ情報の中から、選定した企画のテーマに関連する情報を示す関連タグ情報を選定して取得する(ステップS110)。
電子チラシ管理装置40は、取得した関連タグ情報を商品情報管理装置30へ送信する(ステップS111)。
関連タグ情報を受信した商品情報管理装置30は、電子チラシへの掲載対象として選定されている商品のうち、関連タグ情報と関連がある商品の商品情報に対して、関連タグ情報を対応付けて、記憶する(ステップS112)。
【0083】
電子チラシ管理装置40は、SNSサーバ50へアクセスしてSNSサーバ50に記憶された情報をクロールし(ステップS113)、SNSサーバ50からトレンドタグ情報を取得する(ステップS114)。
電子チラシ管理装置40は、取得したトレンドタグ情報を商品情報管理装置30へ送信する(ステップS115)。
トレンドタグ情報を受信した商品情報管理装置30は、トレンドタグ情報を記憶する(ステップS116)。
商品情報管理装置30は、取得したトレンドタグ情報をユーザが分類した結果に基づき、電子棚札80に表示するトレンドタグ情報を分類して管理するための処理を行う(ステップS117)。
販促支援システム1は、ステップS113からステップS117の処理を所定の時間間隔で繰り返し行う。
【0084】
(2)電子棚札企画の作成から電子棚札表示情報の表示までの処理
図9に示すように、まず、広告主端末20は、広告主からの入力に基づき電子棚札企画を作成し、商品情報管理装置30へ送信する(ステップS201)。電子棚札企画を受信した商品情報管理装置30は、電子棚札企画に基づき、商品情報と、トレンドタグ情報と、アクセス情報とを取得する処理を行う(ステップS202)。商品情報管理装置30は、電子棚札企画と、商品情報と、トレンドタグ情報と、アクセス情報とを含む電子棚札情報を電子棚札管理装置70へ送信する(ステップS203)。
【0085】
電子棚札情報を受信した電子棚札管理装置70は、電子棚札情報に基づき、電子棚札表示情報を生成する(ステップS204)。電子棚札管理装置70は、生成した電子棚札表示情報を電子棚札80へ送信する(ステップS205)。
電子棚札表示情報を受信した電子棚札80は、電子棚札表示情報を表示する(ステップS206)。
【0086】
ユーザ端末90は、電子棚札80に対して、ユーザ操作に基づくアクセス情報の読み取りを行う(ステップS207)。電子棚札80は、アクセス情報の読み取りを行ったユーザ端末90に対して、アクセス情報を送信する(ステップS208)。アクセス情報を受信したユーザ端末90は、アクセス情報にアクセスし、トレンド情報を表示する(ステップS209)。
【0087】
商品情報管理装置30は、電子チラシ管理装置40から新しいトレンドタグ情報とアクセス情報を受信すると、タグ情報記憶部323に記憶されているトレンドタグ情報とアクセス情報を更新する(ステップS210)。
商品情報管理装置30は、タグ情報記憶部323に記憶されているトレンドタグ情報とアクセス情報の更新に伴い、電子棚札情報に含まれる対応するトレンドタグ情報とアクセス情報を更新する(ステップS211)。
商品情報管理装置30は、更新した電子棚札情報を電子棚札管理装置70へ送信する(ステップS212)。
【0088】
更新された電子棚札情報を受信した電子棚札管理装置70は、更新された電子棚札情報に基づき、電子棚札表示情報を更新する(ステップS213)。電子棚札管理装置70は、更新した電子棚札表示情報を電子棚札80へ送信する(ステップS214)。
更新された電子棚札表示情報を受信した電子棚札80は、更新された電子棚札表示情報を表示する(ステップS215)。
【0089】
ユーザ端末90は、アクセス情報も更新された電子棚札80に対して、ユーザ操作に基づくアクセス情報の読み取りを行う(ステップS216)。電子棚札80は、アクセス情報の読み取りを行ったユーザ端末90に対して、更新されたアクセス情報を送信する(ステップS217)。更新されたアクセス情報を受信したユーザ端末90は、更新されたアクセス情報にアクセスし、更新されたトレンド情報を表示する(ステップS218)。
【0090】
以上説明したように、本実施形態に係る販促支援システム1は、SNSで話題になっている情報を示すトレンドタグ情報を取得し、取得したトレンドタグ情報と関連のある商品の電子棚札へこのトレンドタグ情報を表示する。
一般的に、商品の販売において、世間で話題になっている商品については顧客の関心が高く、販売が促進されて売り上げが拡大する傾向にある。本実施形態に係る販促支援システム1では、トレンドタグ情報を関連のある商品の電子棚札へ表示することで、その商品に対する顧客の関心を高めることができる。
これにより、トレンドタグ情報が電子棚札に表示された商品の販売が促進され、売り上げが拡大される。
【0091】
よって、本実施形態に係る販促支援システム1は、SNSで話題になっている情報を電子棚札に表示して、商品の売上拡大に寄与することを可能とする。
【0092】
<7.変形例>
以上、本発明の実施形態について説明した。続いて、本発明の実施形態の変形例について説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で本発明の実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで本発明の実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本発明の実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本発明の実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
【0093】
上述の実施形態では、電子チラシ企画が商品情報管理装置30から電子チラシ管理装置40へ送信される例について説明したが、かかる例に限定されない。電子チラシ企画は、広告主端末20から電子チラシ管理装置40へ送信されてもよい。この場合、広告主端末20と電子チラシ管理装置40はネットワークNWを介して通信可能に接続され、広告主が広告主端末20を操作して作成した電子チラシ企画が広告主端末20から電子チラシ管理装置40へ送信される。電子チラシ管理装置40は、受信した電子チラシ企画に基づき、企画の対象となっている商品に関する商品情報の照会要求を商品情報管理装置30へ送信し、商品情報を取得する。
【0094】
上述の実施形態では、電子棚札80がアクセス情報記憶部822にアクセス情報を記憶しており、ユーザがNFCによる通信が可能なユーザ端末90を利用して、電子棚札80からアクセス情報を読み取る例について説明したが、かかる例に限定されない。
電子棚札80は、アクセス情報を有する二次元コードを表示してもよい。二次元コードは、例えばQR(Quick Response)コード(登録商標)である。この場合、ユーザは、撮像装置を備えるユーザ端末90を利用して、電子棚札80からアクセス情報を読み取ることができる。例えば、ユーザは、ユーザ端末90の撮像装置で電子棚札80に表示された二次元コードを撮像することで、ユーザ端末90にアクセス情報を読み取らせる。ユーザ端末90は、読み取ったアクセス情報へアクセスすることで、トレンド情報を表示する。
このように、ユーザは、電子棚札80に表示された二次元コードをユーザ端末90で撮像するだけで、自身で調べることなく、現在トレンドに上がっている商品の詳細な情報を得ることができる。
【0095】
電子棚札80は、レール型の電子棚札であってもよい。この場合、電子棚札80のディスプレイは、液晶ディスプレイであってもよい。
【0096】
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、上述した実施形態における販促支援システム1の一部又は全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
【0097】
以上、図面を参照してこの発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
【符号の説明】
【0098】
1…販促支援システム、10…商品情報提供者端末、20…広告主端末、30…商品情報管理装置、40…電子チラシ管理装置、50…SNSサーバ、60…検索エンジン、70…電子棚札管理装置、80…電子棚札、90…ユーザ端末、310…通信部、320…記憶部、321…商品情報記憶部、322…電子チラシ企画記憶部、323…タグ情報記憶部、324…電子棚札企画記憶部、330…制御部、331…商品情報管理部、332…電子チラシ企画管理部、333…タグ情報管理部、334…電子棚札企画管理部、335…選定部、410…通信部、420…記憶部、421…電子チラシ情報記憶部、422…タグ情報記憶部、430…制御部、431…電子チラシ情報管理部、432…タグ情報取得部、710…通信部、720…記憶部、721…電子棚札情報記憶部、722…電子棚札表示情報記憶部、730…制御部、731…電子棚札情報管理部、732…電子棚札表示情報生成部、733…電子棚札制御部、810…通信部、820…記憶部、821…電子棚札表示情報記憶部、822…アクセス情報記憶部、830…制御部、831…表示処理部、840…表示部、NW…ネットワーク
【要約】
【課題】SNSで話題になっている情報を電子棚札に表示して、商品の売上拡大に寄与することが可能な販促支援システム、販促支援方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】SNS(Social networking service)へ投稿された情報に基づき、話題になっている情報を示すトレンドタグ情報を取得するタグ情報取得部と、前記トレンドタグ情報に関連がある商品の電子棚札に対して、前記トレンドタグ情報を表示する電子棚札制御部と、を備える販促支援システム。
【選択図】
図1