特許7165412IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

発光素子の発光膜の材料として有用な有機無機ペロブスカイト

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

のように、非特許文献1、2には、PEA-MAペロブスカイトからなる膜を発光素子に用い、その無機層の二次配列構造の積層数nを制御することで高い発光効率を得ようとしている。しかしながら、本発明者らが同様の手法で、PEA-MAペロブスカイトの発光効率の検討を行ったところ、無機層の積層数nのみをいくら制御しても、発光効率はある程度のところで頭打ちになり、発光効率を飛躍的に改善することは期待できないことが判明した。 そこで、本発明者らは、従来とは違う斬新な観点から有機無機ペロブスカイトの物性を制御して、その発光効率を改善することを目的として研究を進めた。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

鋭意検討を進めた結果、本発明者らは、有機無機ペロブスカイトを構成する無機成分の発光励起一重項エネルギー準位(ES)および発光励起三重項エネルギー準位(ET)、有機成分の発光励起三重項エネルギー準位(ET1)が所定の関係を満たすように有機無機ペロブスカイトを構成することにより、格段に高い発光効率が達成されるとの知見を得るに到った。本発明は、これらの知見に基づいて提案されたものであり、具体的に以・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の有機無機ペロブスカイトは、発光膜の材料として有用である。本発明の有機無機ペロブスカイトを用いて発光膜を形成した発光素子は、高い発光効率を実現しうる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の有機無機ペロブスカイトの発光メカニズムを説明するための模式図であり、(a)は本発明の有機無機ペロブスカイトの発光プロセスを示す模式図、(b)は本発明で規定する条件を満たさない有機無機ペロブスカイトの発光プロセスを示す模式図である。
【図2】 本発明のエレクトロルミネッセンス素子の層構成例を示す概略断面図である。
【図3】 PEA-FAペロブスカイトおよびNMA-FAペロブスカイトの光吸収スペクトルおよび発光スペクトルである。
【図4】 PEA-FAペロブスカイトおよびNMA-FAペロブスカイトのフォトルミネッセンス量子収率(PLQY)の励起光強度依存性を示すグラフである。
【図5】 PEA-FAペロブスカイトおよびNMA-FAペロブスカイトの30K、300Kで測定した発光の過渡減衰曲線である。
【図6】 PEA-FAペロブスカイトの100K、200K、300Kで測定した発光の過渡減衰曲線である。
【図7】 NMA-FAペロブスカイトの100K、200K、300Kで測定した発光の過渡減衰曲線である。
【図8】 PEA-FAペロブスカイトを用いたエレクトロルミネッセンス素子およびNMA-FAペロブスカイトを用いたエレクトロルミネッセンス素子の発光スペクトルである。
【図9】 PEA-FAペロブスカイトを用いたエレクトロルミネッセンス素子およびNMA-FAペロブスカイトを用いたエレクトロルミネッセンス素子の電流密度-電圧-輝度特性を示すグラフである。
【図10】 PEA-FAペロブスカイトを用いたエレクトロルミネッセンス素子およびNMA-FAペロブスカイトを用いたエレクトロルミネッセンス素子の電流密度-電圧-外部量子効率(EQE)特性を示すグラフである。
【図11】 PEA-MAペロブスカイトを用いたエレクトロルミネッセンス素子の電流密度-電圧-ランプ効率,輝度,外部量子効率(EQE)特性を示すグラフである。
【図12】 NMA-MAペロブスカイトを用いたエレクトロルミネッセンス素子の電流密度-電圧-ランプ効率,輝度,外部量子効率(EQE)特性を示すグラフである。

代表図 図1本件の代表的な図

1 基板 2 陽極 3 正孔注入層 4 正孔輸送層 5 発光層 6 電子輸送層 7 陰極

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