(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-27
(45)【発行日】2022-11-07
(54)【発明の名称】購読メッセージの処理方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04L 65/4061 20220101AFI20221028BHJP
H04L 67/562 20220101ALI20221028BHJP
【FI】
H04L65/4061
H04L67/562
(21)【出願番号】P 2021532982
(86)(22)【出願日】2018-12-13
(86)【国際出願番号】 CN2018120926
(87)【国際公開番号】W WO2020118633
(87)【国際公開日】2020-06-18
【審査請求日】2021-06-09
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【氏名又は名称】出口 智也
(74)【代理人】
【識別番号】100120385
【氏名又は名称】鈴木 健之
(72)【発明者】
【氏名】タン、ハイ
【審査官】宮島 郁美
(56)【参考文献】
【文献】特表2017-504854(JP,A)
【文献】特開2013-205874(JP,A)
【文献】国際公開第2018/096641(WO,A1)
【文献】特開2009-104254(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0219125(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第106603394(CN,A)
【文献】MQTT統合ネットワーク,電気学会研究会資料,システム研究会 ST-18-119~13,日本,2018年11月06日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 65/4061
H04L 67/562
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
購読メッセージの処理方法であって、
購読装置が通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを
リソース制約付き装置(RCD)から受信
し、前記通知メッセージの送信アドレスは通知サーバ(NS)装置のアドレスを示すことと、
前記購読装置が前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視することと、
前記購読装置は、目標リソースが変化したことを検知した場合
、前記NS装置に通知メッセージを送信
し、前記通知メッセージは前記RCDの購読する目標リソースが変化したことを示すことに用いられることと、を含
み、
前記NS装置は前記RCDの通知サーバであり、そして、前記購読装置からの通知メッセージを記憶し、前記RCDが動作状態にある場合、前記RCDに前記通知メッセージを転送するように構成されることを特徴とする購読メッセージの処理方法。
【請求項2】
前記購読装置が前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視する前に、更に、
前記購読装置が前記購読メッセージに含まれる装置識別子に基づいて、前記購読メッセージの送信側が前記目標リソースを購読する権限を有するかどうかを認証することと、
前記送信側が前記目標リソースを購読する権限を有する場合、前記購読装置が前記購読メッセージを記憶して、前記送信側に購読完了通知メッセージを送信することと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記購読装置が前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視する前に、更に、
前記購読メッセージの送信側が前記目標リソースを購読する権限を有する場合、前記購読装置が前記購読メッセージを記憶して、前記購読メッセージの送信側に購読完了通知メッセージを送信することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記購読装置が前記RCDから購読メッセージを受信することは、前記RCD又は前記NS装置から送信された購読メッセージを受信することを含むことを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
前記購読装置が
前記N
S装置に
前記通知メッセージを送信した後、更に、
前記購読装置が前記NS装置から送信された通知応答メッセージを受信することを含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
購読メッセージの処理方法であって、
NS装置が購読装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージはRCDの購読する目標リソースが変化したことを示すことに用いられることと、
前記NS装置が前記購読装置から送信された通知メッセージを記憶することと、
前記NS装置が
、前記RCDが動作状態にある場合、前記通知メッセージを前記RCDに送信することと、を含むことを特徴とする購読メッセージの処理方法。
【請求項7】
前記NS装置が購読装置から送信された通知メッセージを受信する前に、更に、
前記NS装置が前記RCDから送信された購読メッセージを受信し、前記購読メッセージは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含むことと、
前記NS装置が前記購読メッセージを購読装置に送信することと、を含むことを特徴とする請求項
6に記載の方法。
【請求項8】
前記NS装置が前記購読メッセージを購読装置に送信した後、更に、
前記NS装置が前記購読装置から送信された購読完了通知メッセージを受信し、前記購読完了通知メッセージは前記NS装置が前記目標リソースを購読する権限を有することを示すことに用いられることと、
前記NS装置が前記購読完了通知メッセージを前記RCDに転送することと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記NS装置が購読装置から送信された通知メッセージを受信した後、更に、
前記NS装置が前記購読装置に通知応答メッセージを送信することを含むことを特徴とする請求項6~8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
購読メッセージの処理方法であって、
RCDが通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを送信することと、
前記RCDが前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージは前記購読リソース識別子に対応する目標リソースが変化したことを示すことに用いられることと、を含むことを特徴とする購読メッセージの処理方法。
【請求項11】
前記購読メッセージを送信することは、
前記NS装置が前記購読メッセージを購読装置に転送するように、前記RCDが前記NS装置に前記購読メッセージを送信し、又は、
前記RCDが前記購読装置に前記購読メッセージを送信することを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記RCDが前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信する前に、更に、
前記RCDが前記NS装置にクエリメッセージを送信し、前記クエリメッセージはRCD装置識別子を含むことを含み、
前記RCDが前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信することは、
前記RCDが前記NS装置が前記クエリメッセージに基づいて送信した前記通知メッセージを受信することを含むことを特徴とする請求項10又は11に記載の方法。
【請求項13】
前記RCDが前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信する前に、更に、
前記RCDが購読完了通知メッセージを受信し、前記購読完了通知メッセージは前記RCD又は前記NS装置が前記目標リソースを購読する権限を有することを示すことに用いられることを含むことを特徴とする請求項10又は11に記載の方法。
【請求項14】
前記方法は更に、
前記RCDがNS装置にリソース作成要求を送信し、前記リソース作成要求は前記RCDの決定するNS装置においてプロキシリソースを作成するように要求することに用いられることと、
前記RCDが前記NS装置から送信された第1応答メッセージを受信し、前記第1応答メッセージは通知メッセージの送信アドレスを含むことと、を含むことを特徴とする請求項10又は11に記載の方法。
【請求項15】
前記方法は更に、
前記RCDがプロキシリソースタイプ識別子を含むブロードキャストメッセージを送信することと、
前記RCDが複数のNS装置が前記ブロードキャストメッセージに基づいて送信した第2応答メッセージを受信することと、
前記RCDが前記第2応答メッセージに基づいて、前記複数のNS装置から目標NS装置を決定し、前記目標NS装置は前記NS装置であることと、を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記RCDが前記第2応答メッセージに基づいて、前記複数のNS装置から目標NS装置を決定することは、
前記RCDが各前記第2応答メッセージに含まれるNS装置の優先度に基づいて、優先度の最も高いNS装置を前記目標NS装置として決定することを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項17】
請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実現するように構成された購読メッセージの処理装置。
【請求項18】
請求項6~9のいずれか1項に記載の方法を実現するように構成された購読メッセージの処理装置。
【請求項19】
請求項10~16のいずれか1項に記載の方法を実現するように構成された購読メッセージの処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願はモノのインターネット技術分野に関し、特に購読メッセージの処理方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
モノのインターネット、スマートホームの技術及び産業の発展に伴い、スマートな家庭用電気製品は一般的な住民の生活に入っているが、スマートな家庭用電気製品装置は一般的装置(ND、Normal Device)及びリソース制約付き装置(RCD、Resource Constrained Device)に分けられる。一般的装置とは、処理速度、持続して動作し、ネットワークに接続する等の面で比較的高い機能を有する装置を指す。リソース制約付き装置とは、一般的装置と比べて、そのハードウェアリソースが相対的に欠乏するため、そのサービス処理機能と航続機能が比較的低いものを指し、リソース制約付き装置はネットワークにおいて周期的にスリープ状態に入り(電力を節約する)、又は大量のサービス要求をリアルタイムに処理できない恐れがある。
【0003】
RCDは他の装置の内容を購読する必要がある場合、RCDは他の装置に購読メッセージを送信することができる。他の装置は購読メッセージを受信した後、該要求メッセージをキャッシュして購読を完了し、且つ該RCDの購読するリソースを監視し、該RCDの購読するリソースが変化した場合、RCDに通知メッセージを送信する。
【0004】
しかしながら、RCDはスリープ状態に長時間又は周期的にあり、又は大量のサービス要求をリアルタイムに処理できない恐れがあり、このため、RCDが通知メッセージをタイムリーに受信できず、又は通知メッセージが抜けている恐れがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これに基づいて、RCDがスリープ状態に長時間又は周期的にあり、又は大量のサービス要求をリアルタイムに処理できないため、RCDが通知メッセージをタイムリーに受信できず、又は通知メッセージが抜けている恐れがあるという技術的課題に対して、購読メッセージの処理方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様では、本発明の実施例は購読メッセージの処理方法を提供し、前記方法は、
購読装置が通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを受信することと、
前記購読装置が前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視することと、
前記購読装置は、目標リソースが変化したことを検知した場合、通知サーバ(NS)装置が対応のRCDに前記通知メッセージを転送するように、前記通知メッセージの送信アドレスに基づいて前記NS装置に通知メッセージを送信することと、を含む。
【0007】
一実施例では、前記購読装置が前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視する前に、更に、
前記購読装置が前記購読メッセージに含まれる装置識別子に基づいて、前記購読メッセージの送信側が前記目標リソースを購読する権限を有するかどうかを認証することと、
前記送信側が前記目標リソースを購読する権限を有する場合、前記購読装置が前記購読メッセージを記憶して、前記送信側に購読完了通知メッセージを送信することと、を含む。
【0008】
一実施例では、前記送信側はRCD又は前記RCDに対応するNS装置である。
【0009】
一実施例では、前記購読装置が前記通知メッセージの送信アドレスに基づいて通知サーバ(NS)装置に通知メッセージを送信した後、更に、
前記購読装置が前記NS装置から送信された通知応答メッセージを受信することを含む。
【0010】
第2態様では、本発明の実施例は購読メッセージの処理方法を提供し、前記方法は、
NS装置が購読装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージはRCDの購読する目標リソースが変化したことを示すことに用いられることと、
前記NS装置が前記通知メッセージを対応のRCDに送信することと、を含む。
【0011】
一実施例では、前記NS装置が前記通知メッセージを対応のRCDに送信することは、
前記NS装置が前記RCDから送信されたクエリメッセージを受信し、前記クエリメッセージは前記RCD装置識別子を含むことと、
前記NS装置がRCD装置識別子とリソース識別子との対応関係に基づいて、前記RCD装置識別子に対応する目標リソース識別子を決定することと、
前記NS装置が前記目標リソース識別子を含む通知メッセージを前記RCDに送信することと、を含む。
【0012】
一実施例では、前記NS装置が前記RCDから送信されたクエリメッセージを受信することは、
前記NS装置は前記RCDが所定周期で送信した前記クエリメッセージを受信することを含む。
【0013】
一実施例では、前記NS装置が前記RCDから送信されたクエリメッセージを受信する前に、更に、
前記NS装置が通知メッセージリストをブロードキャストし、前記通知メッセージリストは前記RCDが前記通知メッセージを識別するのに供するための識別パラメータを含むことを含み、
前記NS装置が前記RCDから送信されたクエリメッセージを受信することは、
前記NS装置は前記RCDが前記通知メッセージリストをクエリしてから送信したクエリメッセージを受信することを含む。
【0014】
一実施例では、前記前記識別パラメータは目標リソース識別子、RCD装置識別子又は購読関係識別コードを含む。
【0015】
一実施例では、前記NS装置が購読装置から送信された通知メッセージを受信する前に、更に、
前記NS装置が前記RCDから送信された購読メッセージを受信し、前記購読メッセージは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含むことと、
前記NS装置が前記購読メッセージを購読装置に送信することと、を含む。
【0016】
一実施例では、前記NS装置が前記購読メッセージを購読装置に送信した後、更に、
前記NS装置が前記購読装置から送信された購読完了通知メッセージを受信し、前記購読完了通知メッセージは前記NS装置が前記目標リソースを購読する権限を有することを示すことに用いられることと、
前記NS装置が前記購読完了通知メッセージを対応のRCDに転送することと、を含む。
【0017】
一実施例では、前記方法は更に、
前記NS装置が前記RCDから送信されたリソース作成要求を受信し、前記リソース作成要求は前記RCDの決定するNS装置においてプロキシリソースを作成するように要求することに用いられることと、
前記NS装置が前記リソース作成要求に応じてプロキシリソースを作成することと、
前記NS装置が前記プロキシリソースの作成を完了した後、前記RCDに応答メッセージを送信し、前記応答メッセージは通知メッセージの送信アドレスを含むことと、を含む。
【0018】
一実施例では、前記NS装置が購読装置から送信された通知メッセージを受信した後、更に、
前記NS装置が前記購読装置に通知応答メッセージを送信することを含む。
【0019】
第3態様では、本発明の実施例は購読メッセージの処理方法を提供し、前記方法は、
RCDが通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを送信することと、
前記RCDが前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージは前記購読リソース識別子に対応する目標リソースが変化したことを示すことに用いられることと、を含む。
【0020】
一実施例では、購読メッセージを送信することは、
前記NS装置が前記購読メッセージを購読装置に転送するように、前記RCDが前記NS装置に前記購読メッセージを送信し、又は、
前記RCDが前記購読装置に前記購読メッセージを送信することを含む。
【0021】
一実施例では、前記RCDが前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信する前に、更に、
前記RCDが前記NS装置にクエリメッセージを送信し、前記クエリメッセージはRCD装置識別子を含むことを含み、
前記RCDが前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信することは、
前記RCDは前記NS装置が前記クエリメッセージに基づいて送信した前記通知メッセージを受信することを含む。
【0022】
一実施例では、前記RCDが前記NS装置にクエリメッセージを送信することは、
前記RCDが所定周期で前記NS装置に前記クエリメッセージを送信し、又は、
前記RCDが前記NS装置のブロードキャストする通知メッセージリストをクエリし、前記通知メッセージリストの中で前記RCDに必要な通知メッセージを示している場合、前記NS装置に前記クエリメッセージを送信し、前記通知メッセージリストは前記RCDが前記通知メッセージを識別するのに供するための識別パラメータを含むことを含む。
【0023】
一実施例では、前記識別パラメータは目標リソース識別子、RCD装置識別子又は購読関係識別コードを含む。
【0024】
一実施例では、前記RCDが前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信する前に、更に、
前記RCDが購読完了通知メッセージを受信し、前記購読完了通知メッセージはRCD又は前記RCDに対応するNS装置が前記目標リソースを購読する権限を有することを示すことに用いられることを含む。
【0025】
一実施例では、前記方法は更に、
前記RCDがNS装置にリソース作成要求を送信し、前記リソース作成要求はRCDの決定するNS装置においてプロキシリソースを作成するように要求することに用いられることと、
前記RCDが前記NS装置から送信された第1応答メッセージを受信し、前記第1応答メッセージは通知メッセージの送信アドレスを含むことと、を含む。
【0026】
一実施例では、前記方法は更に、
前記RCDがプロキシリソースタイプ識別子を含むブロードキャストメッセージを送信することと、
前記RCDは複数のNS装置が前記ブロードキャストメッセージに基づいて送信した第2応答メッセージを受信することと、
前記RCDが前記第2応答メッセージに基づいて、前記複数のNS装置から目標NS装置を決定することと、を含む。
【0027】
一実施例では、前記RCDが前記第2応答メッセージに基づいて、前記複数のNS装置から目標NS装置を決定することは、
前記RCDが各前記第2応答メッセージに含まれるNS装置の優先度に基づいて、優先度の最も高いNS装置を前記目標NS装置として決定することを含む。
【0028】
第4態様では、本発明の実施例は購読メッセージの処理装置を提供し、前記装置は、
購読装置が通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを受信するための第1受信モジュールと、
前記購読装置が前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視するための監視モジュールと、
前記購読装置は、目標リソースが変化したことを検知した場合、通知サーバ(NS)装置が対応のRCDに前記通知メッセージを転送するように、前記通知メッセージの送信アドレスに基づいて前記NS装置に通知メッセージを送信するための第1送信モジュールと、を備える。
【0029】
第5態様では、本発明の実施例は購読メッセージの処理装置を提供し、前記装置は、
購読装置から送信された通知メッセージを受信することに用いられ、前記通知メッセージはRCDの購読する目標リソースが変化したことを示すことに用いられる第2受信モジュールと、
前記通知メッセージを対応のRCDに送信することに用いられる第2送信モジュールと、を備える。
【0030】
第6態様では、本発明の実施例は購読メッセージの処理装置を提供し、前記装置は、
通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを送信することに用いられる第3送信モジュールと、
前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信することに用いられ、前記通知メッセージは前記購読リソース識別子に対応する目標リソースが変化したことを示すことに用いられる第3受信モジュールと、を備える。
【0031】
第7態様では、本発明の実施例はコンピュータ装置を提供し、メモリ及びプロセッサを備え、前記メモリにコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行するとき、
購読装置が通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを受信するステップ、
前記購読装置が前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視するステップ、
前記購読装置は、目標リソースが変化したことを検知した場合、通知サーバ(NS)装置が対応のRCDに前記通知メッセージを転送するように、前記通知メッセージの送信アドレスに基づいて前記NS装置に通知メッセージを送信するステップ、を実現する。
【0032】
又は、
NS装置は購読装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージはRCDの購読する目標リソースが変化したことを示すことに用いられるステップ、
前記NS装置は前記通知メッセージを対応のRCDに送信するステップ、を実現する。
【0033】
又は、
RCDは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを送信するステップ、
前記RCDは前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージは前記購読リソース識別子に対応する目標リソースが変化したことを示すことに用いられるステップ、を実現する。
【0034】
第8態様では、本発明の実施例はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
購読装置が通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを受信するステップ、
前記購読装置が前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視するステップ、
前記購読装置は、目標リソースが変化したことを検知した場合、通知サーバ(NS)装置が対応のRCDに前記通知メッセージを転送するように、前記通知メッセージの送信アドレスに基づいて前記NS装置に通知メッセージを送信するステップ、を実現する。
【0035】
又は、
NS装置は購読装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージはRCDの購読する目標リソースが変化したことを示すことに用いられるステップ、
前記NS装置は前記通知メッセージを対応のRCDに送信するステップ、を実現する。
【0036】
又は、
RCDは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを送信するステップ、
前記RCDは前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージは前記購読リソース識別子に対応する目標リソースが変化したことを示すことに用いられるステップ、を実現する。
【発明の効果】
【0037】
本願の実施例に係る購読メッセージの処理方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体であって、購読装置はまず通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを受信し、次に該購読メッセージにおける購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視し、且つ、目標リソースが変化した場合、NS装置に通知メッセージを送信し、それによりNS装置が対応のRCDに該通知メッセージを転送する。そうすると、RCDがスリープ状態に長時間又は周期的にあり、又は大量のサービス要求をリアルタイムに処理できない場合、購読装置は該RCDに必要なメッセージをNS装置によって転送することができ、それによりRCDはいかなるメッセージが抜けていることなく、メッセージをタイムリーに受信することができる。これにより、RCDがメッセージを取得する成功率を大幅に向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【
図1】
図1は一実施例に係る購読メッセージの処理方法の応用環境図である。
【
図1.1】
図1.1は一実施例に係るサーバの内部構造模式図である。
【
図2】
図2は一実施例に係る購読メッセージの処理方法の模式的なフローチャートである。
【
図3】
図3は一実施例に係る購読メッセージの処理方法の模式的なフローチャートである。
【
図4】
図4は一実施例に係る購読メッセージの処理方法の模式的なフローチャートである。
【
図5】
図5は一実施例に係る購読メッセージの処理方法の模式的なフローチャートである。
【
図6】
図6は一実施例に係る購読メッセージの処理方法の模式的なフローチャートである。
【
図7】
図7は一実施例に係る購読メッセージの処理方法の模式的なフローチャートである。
【
図8】
図8は一実施例に係る購読メッセージの処理方法の模式的なフローチャートである。
【
図9】
図9は一実施例に係る購読メッセージの処理方法の模式的なフローチャートである。
【
図10】
図10は一実施例に係る購読メッセージの処理方法の模式的なフローチャートである。
【
図11】
図11は一実施例に係る購読メッセージの処理方法の模式的なフローチャートである。
【
図11.1】
図11.1は一実施例に係る目標NS装置の決定方法の模式図である。
【
図11.2】
図11.2は一実施例に係る購読メッセージの処理方法におけるすべての過程を示す模式図である。
【
図12】
図12は一実施例に係る購読メッセージの処理装置の構造ブロック図である。
【
図13】
図13は一実施例に係る購読メッセージの処理装置の構造ブロック図である。
【
図14】
図14は一実施例に係る購読メッセージの処理装置の構造ブロック図である。
【
図15】
図15は一実施例に係るコンピュータの内部構造のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0039】
本願の目的、技術案及び利点をより明確にするために、以下に図面を参照しながら実施例によって本願を更に詳しく説明する。理解されるように、ここで説明される具体的な実施例は本願を解釈するためのものであって、本願を制限するためのものではない。
【0040】
本願に係る購読メッセージの処理方法は
図1に示される応用環境に適用でき、該応用環境はリソース制約付き装置(RCD、Resource Constrained Device)、通知サーバ(NS、Notification Sever)及び購読装置を含み、RCD、NS装置及び購読装置は互いに通信することができ、その通信方式は無線通信、例えばWIFi、赤外線通信又は3G、4G、5G等であってもよく、本実施例はこれを制限しない。RCDはリソースが制限されるスマートな家庭用電気製品、例えば照明器具、エアコン等であってもよく、スマートデバイス例えば携帯電話又はPAD等であってもよい。NS装置は同じRCDで同じタイプであり、リソースが制限されていない装置であってもよく、サーバ等であってもよく、本願の実施例はNS装置の具体的なタイプを制限しない。購読装置はサーバであってもよく、他の処理装置であってもよく、本実施例はこれを制限しない。
図1.1に示すように、上記サーバはシステムバスによって接続されるプロセッサ、メモリ、ネットワークインターフェース及びデータベースを備えてもよい。該サーバのプロセッサは計算及び制御機能を提供することに用いられる。該サーバのメモリは不揮発性記憶媒体、内部メモリを含む。該不揮発性記憶媒体にオペレーティングシステム、コンピュータプログラム及びデータベースが記憶される。該内部メモリは不揮発性記憶媒体におけるオペレーティングシステム及びコンピュータプログラムの実行に環境を提供する。該サーバのデータベースは購読メッセージの処理方法におけるデータを記憶することに用いられる。該サーバのネットワークインターフェースはネットワーク接続によって外部の他の装置と通信することに用いられる。該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、購読メッセージの処理方法を実現する。
【0041】
本願の実施例は購読メッセージの処理方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体を提供し、RCDがスリープ状態に長時間又は周期的にあり、又は大量のサービス要求をリアルタイムに処理できないため、RCDが通知メッセージをタイムリーに受信できず、又は通知メッセージが抜けているという技術的課題を解決することを目的とする。以下、図面を参照しながら実施例によって、本願の技術案及び本願の技術案が上記技術的課題をどのように解決するかについて具体的に詳しく説明する。下記いくつかの具体的な実施例は互いに組み合わせられてもよく、同様又は類似の概念又は過程はいくつかの実施例において詳しく説明しない可能性がある。なお、本願の実施例に係る購読メッセージの処理方法は異なる実行主体で各実施例を説明し、
図2と
図3における実行主体は購読装置であり、
図4~
図8における実行主体はNS装置であり、
図9~
図11における実行主体はRCDである。各実施例の実行主体は更に購読メッセージの処理装置であってもよく、該装置はソフトウェア、ハードウェア又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせでリソース更新の一部又は全部を実現してもよい。
【0042】
本発明の実施例の目的、技術案及び利点をより明確にするために、以下に本発明の実施例の図面を参照しながら、本発明の実施例の技術案を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明される実施例は本発明の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者が進歩性のある労働を必要とせずに取得する他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【0043】
以下、実行主体が購読装置である各実施例について説明する。
【0044】
一実施例では、
図2は購読メッセージの処理方法を提供し、本実施例に係るのは購読装置がNS装置によって対応のRCDに通知メッセージを送信する具体的な過程である。
図2に示すように、該方法は以下のS101~S103を含む。
【0045】
S101、購読装置は通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを受信する。
【0046】
購読メッセージはRCDが他の装置から必要なリソースを購読することに用いられ、該購読メッセージは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含んでもよく、購読メッセージ送信側の装置識別子、購読メッセージ受信側の識別子、該購読メッセージの操作タイプ等を含んでもよい。通知メッセージのアドレスは、RCDの購読するリソースが変化した時に、購読装置が該リソース装置にフィードバックした通知メッセージのアドレスを示す。購読リソース識別子は購読する必要のあるリソースの身元識別子であり、該識別子は他のリソースと区分することに用いられる。実際の応用では、購読装置は通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを受信し、購読装置はRCDから送信された購読メッセージを受信してもよく、NS装置から送信された購読メッセージを受信してもよい。購読装置が購読メッセージを受信する方式は無線通信による受信、例えばWIFi、赤外線通信又は3G、4G、5G等であってもよく、本実施例はこれを制限しない。
【0047】
S102、前記購読装置は前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視する。
【0048】
上記ステップS101において受信された購読メッセージに基づいて、購読装置は該購読メッセージにおける購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視し、該購読装置が目標リソースを監視することは、該目標リソースの状態、例えば動作状態、使用状態等を監視することであってもよく、本実施例はこれを制限しない。なお、本願の実施例では、各リソースはいずれも1つのリソース識別子に対応し、即ち、購読メッセージに含まれる購読リソース識別子に対応するリソースは目標リソースである。購読装置は更に購読メッセージ送信側、購読する目標リソース及び通知メッセージアドレスの維持関係テーブルを作成することができ、該維持関係テーブルは購読装置が後続に通知メッセージを送信する際に正しく送信することに用いられる。
【0049】
S103、前記購読装置は、目標リソースが変化したことを検知した場合、通知サーバ(NS)装置が対応のRCDに前記通知メッセージを転送するように、前記通知メッセージの送信アドレスに基づいて前記NS装置に通知メッセージを送信する。
【0050】
通知メッセージはRCDの購読するリソースが変化したことを示すことに用いられ、NS装置はRCDがスリープ状態又は他の動作不可能状態にある場合、RCDが通知メッセージを受信することを補助する選択された1つの通知サーバである。RCDはハードウェアリソースが相対的に欠乏するため、そのサービス処理機能と航続機能が比較的低い装置であり、RCDはネットワークにおいて周期的にスリープ状態に入り(電力を節約する)、又は大量のサービス要求をリアルタイムに処理できない恐れがある。
【0051】
本ステップでは、購読装置の監視する目標リソースが変化し、例えば目標リソースの動作状態が変化した場合、購読装置は該目標リソースの動作状態が変化した通知メッセージをNS装置に送信し、送信するアドレスは購読メッセージに含まれる通知メッセージの送信アドレスである。NS装置は該通知メッセージを受信した場合、該通知メッセージを対応のRCDに転送する。例示的に、購読装置から送信された通知メッセージはfrom:3rd device;to:RCD;op:notify;payload:{resouce}を含む。購読装置が通知メッセージをNS装置に送信する方式とNS装置が該通知メッセージをRCDに転送する方式は、いずれも無線通信、例えばWIFi、赤外線通信又は3G、4G、5G等によって伝送するものであってもよく、本実施例はこれを制限しない。
【0052】
本実施例に係る購読メッセージの処理方法であって、購読装置はまず通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを受信し、次に該購読メッセージにおける購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視し、且つ、目標リソースが変化した場合、NS装置に通知メッセージを送信し、それによりNS装置が対応のRCDに該通知メッセージを転送する。そうすると、RCDがスリープ状態に長時間又は周期的にあり、又は大量のサービス要求をリアルタイムに処理できない場合、購読装置は該RCDに必要なメッセージをNS装置に送信することができ、NS装置はRCD動作状態において通知メッセージをRCDに転送することができ、それによりRCDはいかなるメッセージが抜けていることなく、メッセージをタイムリーに受信することができる。これにより、RCDがメッセージを取得する成功率を大幅に向上させる。
【0053】
いくつかのシーンにおいて、購読装置におけるリソースが安全で確実な装置により購読されるように確保するために、各購読メッセージ送信側の権限を認証することができる。従って、本願の実施例は購読メッセージの処理方法を提供し、本実施例に係るのは購読装置が購読メッセージに含まれる購読メッセージの送信側装置識別子に基づいて、購読メッセージの送信側が目標リソースを購読する権限を認証する具体的な過程である。
図3に示すように、該方法は更に以下のS201とS202を含む。
【0054】
S201、前記購読装置は前記購読メッセージに含まれる装置識別子に基づいて、前記購読メッセージの送信側が前記目標リソースを購読する権限を有するかどうかを認証する。
【0055】
本実施例では、購読装置は購読メッセージに含まれる装置識別子に基づいて、該購読メッセージの送信側が該目標リソースを購読する権限を有するかどうかを認証し、購読装置が該購読メッセージの送信側の権限を認証する方式は、該購読メッセージ送信側の装置識別子と目標リソースとのマッピング関係が記憶されるかどうかを認証するものであってもよく、記憶される場合、該送信側が目標リソースを購読する権限を有することを示し、記憶されていない場合、該送信側が目標リソースを購読する権限を有しないことを示す。なお、本願の実施例に係る購読メッセージ処理方法を応用する前に、購読メッセージ送信側の装置識別子と目標リソースとのマッピング関係を購読装置のデータベースに予め記憶する必要があり、該マッピング関係は購読メッセージ送信側が該目標リソースを購読する権限を有することを示すことに用いられる。
【0056】
S202、前記送信側が前記目標リソースを購読する権限を有する場合、前記購読装置は前記購読メッセージを記憶して、前記送信側に購読完了通知メッセージを送信する。
【0057】
上記ステップS201における購読メッセージ送信側の権限の認証によって、購読装置は該送信側が目標リソースを購読する権限を有することを決定した場合、該送信側から送信された購読メッセージを記憶して、該送信側に購読完了通知メッセージを送信し、それにより該リソース購読に成功したことを送信側に通知する。購読装置が送信側に通知メッセージを送信する方式はWIFi、赤外線通信又は3G、4G、5G等の無線方式であってもよく、本実施例はこれを制限しない。
【0058】
選択肢として、該送信側はRCD又は前記RCDに対応するNS装置であってもよい。具体的に、RCDは購読装置からリソースを購読する必要がある場合、直接に購読装置に購読メッセージを送信してもよく、RCDがNS装置に購読メッセージを送信してからNS装置が該購読メッセージを購読装置に送信してもよい。
【0059】
実際の応用では、送信側がRCDである場合、購読装置は購読メッセージに含まれるRCDの識別子に基づいて、まずRCDが目標リソースを購読する権限を有するかどうかを認証し、該RCDが権限を有することを決定した場合、該RCDから送信された購読メッセージを記憶して、RCDに購読完了通知メッセージを送信する。同様に、送信側がNS装置である場合、購読装置は購読メッセージに含まれるNS装置の識別子に基づいて、まずNS装置が目標リソースを購読する権限を有するかどうかを認証し、該NS装置が権限を有することを決定した場合、該NS装置から送信された購読メッセージを記憶して、NS装置に購読完了通知メッセージを送信する。ここで理解されるように、NS装置はRCDのプロキシであり、購読に成功した後、後続にNS装置は、NS装置が受信した、購読装置から送信された通知メッセージを対応のRCDに転送する。
【0060】
本実施例に係る購読メッセージの処理方法であって、購読装置は購読メッセージに含まれる装置の識別子に基づいて、まず購読メッセージ送信側が目標リソースを購読する権限を有するかどうかを認証し、該送信側が権限を有することを決定した場合、該送信側から送信された購読メッセージを記憶して、該送信側に購読完了通知メッセージを送信する。そうすると、送信側が該目標リソースを購読する権限を有する場合のみに後続のステップを実行し、アクセス権限を有しない送信側が目標リソースを購読することを回避し、リソース情報の安全信頼性を向上させ、購読装置のリソース及び時間の浪費を回避する。
【0061】
購読装置は購読メッセージにおける通知メッセージ送信アドレスに基づいてNS装置に通知メッセージを送信した後、該NS装置による受信に成功したかどうかを把握する必要があることを考慮して、一実施例では、前記方法は更に、前記購読装置が前記NS装置から送信された通知応答メッセージを受信することを含む。具体的に、購読装置は通知メッセージを通知メッセージ送信アドレスに基づいてNS装置に送信した後、NS装置から送信された通知応答メッセージを受信する。そうすると、購読装置がNS装置から送信された通知応答メッセージを受信した場合には、購読装置から送信された通知メッセージの送信に成功したことを示す。これにより、購読装置がメッセージを送信する成功率を大幅に向上させる。
【0062】
以下、実行主体がNS装置である各実施例について説明する。なお、下記各実施例に係る一部の内容は上記実行主体が購読装置である各実施例において既に説明されたため、重複な内容は詳しく説明しない。
【0063】
一実施例では、
図4は購読メッセージの処理方法を提供し、本実施例に係るのはNS装置が購読装置から送信された通知メッセージを受信して、該通知メッセージをRCDに転送する具体的な過程である。
図4に示すように、該方法は以下のS301とS302を含む。
【0064】
S301、NS装置は購読装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージはRCDの購読する目標リソースが変化したことを示すことに用いられる。
【0065】
具体的に、NS装置は購読装置から送信された通知メッセージを受信し、通知メッセージはRCDの購読する目標リソースが変化したことを示すことに用いられ、例えば、購読装置はRCDの購読する目標リソースの動作状態が変化したことを検知した場合、通知メッセージをNS装置に送信する。通知メッセージの具体的なフォーマット及び送信方式は
図2における説明を参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。
【0066】
S302、前記NS装置は前記通知メッセージを対応のRCDに送信する。
【0067】
上記ステップS301に基づいて、NS装置は購読装置から送信された通知メッセージを受信し、NS装置は該通知メッセージを対応のRCDに送信し、NS装置が該通知メッセージを対応のRCDに送信することは、NS装置が該通知メッセージをRCDに能動的に送信することであってもよく、RCDから送信された取得メッセージを受信してから対応の通知メッセージをRCDに送信することであってもよい。
【0068】
本実施例に係る購読メッセージの処理方法であって、NS装置はまず購読装置から送信されたRCDの購読する目標リソースが変化した通知メッセージを受信し、次に該通知メッセージをRCDに転送し、これにより、RCDがスリープ状態に長時間又は周期的にあり、又は大量のサービス要求をリアルタイムに処理できない場合、購読装置は該RCDに必要なメッセージをNS装置によって転送することができ、それによりRCDはいかなるメッセージが抜けていることなく、メッセージをタイムリーに受信することができる。これにより、RCDがメッセージを取得する成功率を大幅に向上させる。
【0069】
選択肢として、NS装置は購読装置から送信された通知メッセージを受信した後、前記方法は更に、前記NS装置が前記購読装置に通知応答メッセージを送信することを含む。本実施例では、NS装置は購読装置に通知応答メッセージを送信し、それにより購読装置は通知メッセージの送信に成功したことを決定し、後続に通知メッセージをNS装置に正常に送信することができる。これにより、RCDがメッセージを取得する成功率を更に確保し、通信品質を向上させる。
【0070】
上記実施例に基づいて、本実施例は購読メッセージの処理方法を提供し、本実施例に係るのはNS装置がRCDから送信されたクエリメッセージに基づいて前記通知メッセージを対応のRCDに送信する具体的な過程である。
図5に示すように、上記ステップS302は以下のS401~S403を含む。
【0071】
S401、前記NS装置は前記RCDから送信されたクエリメッセージを受信し、前記クエリメッセージは前記RCD装置識別子を含む。
【0072】
NS装置はRCDから送信されたクエリメッセージを受信し、クエリメッセージはRCDがNS装置にその必要な通知メッセージがあるかどうかをクエリすることを示し、該クエリメッセージは前記RCD装置識別子を含み、該装置識別子は該RCDの身元識別子を示し、該識別子は数字、アルファベット又は数字とアルファベットの組み合わせであってもよい。本実施例はRCD識別子を制限しない。選択肢として、RCDはNS装置にクエリメッセージを周期的に送信してもよく、RCDはスリープモードから外れた後にNS装置にクエリメッセージを送信してもよく、又は、RCDはNS装置がその必要な通知メッセージがあることを把握した場合、NS装置にクエリメッセージを送信する。
【0073】
S402、前記NS装置はRCD装置識別子とリソース識別子との対応関係に基づいて、前記RCD装置識別子に対応する目標リソース識別子を決定する。
【0074】
上記ステップS401に基づいて、NS装置はRCDから送信されたクエリメッセージを受信し、NS装置はRCD装置識別子とリソース識別子との対応関係に基づいて、RCD装置識別子に対応する目標リソース識別子を決定する。なお、各RCD装置識別子とその必要な目標リソースは1対1に対応する関係を作成して、NS装置に記憶され、NS装置は記憶されるすべての対応関係から該RCD装置識別子に対応するリソースを検索し、該リソースをRCD装置識別子に必要な目標リソースとして決定する。
【0075】
S403、前記NS装置は前記目標リソース識別子を含む通知メッセージを前記RCDに送信する。
【0076】
本ステップでは、NS装置は上記S402において決定されたRCD装置識別子に必要な目標リソースに基づいて、該目標リソースを含む通知メッセージを決定し、次に該通知メッセージをRCDに送信する。
【0077】
本実施例に係る購読メッセージの処理方法であって、NS装置はRCDから送信されたクエリメッセージを受信し、該クエリメッセージにおけるRCD識別子に基づいて目標リソースの識別子を決定して、該目標リソース識別子を含む通知メッセージを該RCDに送信する。そうすると、RCDから送信されたクエリメッセージを受信した後、RCD装置識別子とリソース識別子との対応関係に基づいて目標リソースを確定し、更に目標リソースに基づいて正確な通知メッセージを確定する。これにより、NS装置がRCDに送信した通知メッセージの精度を大幅に確保する。
【0078】
上記ステップS401における「前記NS装置は前記RCDから送信されたクエリメッセージを受信する」は2つの実現方式を含む。その中の1つの実現方式は、前記NS装置は前記RCDが所定周期で送信した前記クエリメッセージを受信することを含む。RCDはNS装置にクエリメッセージを周期的に送信することができ、該所定周期はユーザーが設定したものであってもよく、本実施例はこれを制限しない。例えば、10分間おきに、RCDはクエリメッセージをNS装置に送信し、又は、特定の状態において、RCDはクエリメッセージをNS装置に送信する。そうすると、RCDは正常に動作できる状態において、クエリメッセージをNS装置に能動的に送信し、いかなるメッセージが抜けていることなく、メッセージをタイムリーに受信できることを決定することができる。これにより、RCDがメッセージを取得する成功率を大幅に向上させる。
【0079】
もう1つの実現方式では、NS装置が前記RCDから送信されたクエリメッセージを受信する前に、前記NS装置は通知メッセージリストをブロードキャストし、前記通知メッセージリストは前記RCDが前記通知メッセージを識別するのに供するための識別パラメータを含む場合、「前記NS装置は前記RCDから送信されたクエリメッセージを受信する」は、前記NS装置は前記RCDが前記通知メッセージリストをクエリしてから送信したクエリメッセージを受信することを含む。選択肢として、前記識別パラメータは目標リソース識別子、RCD装置識別子又は購読関係識別コードを含む。
【0080】
前記RCDが通知メッセージを識別するのに供する識別パラメータは、RCDがNS装置から送信された通知メッセージリストを受信した場合、通知メッセージがその必要なリソースの通知メッセージであるかどうかを識別するパラメータである。該識別パラメータは目標リソース識別子、RCD装置識別子又は購読関係識別コードを含んでもよく、該目標リソース識別子とRCD装置識別子は上記実施例において既に解釈されたため、本実施例はここで詳しく説明しない。該購読関係識別コードはRCD装置とその購読する目標リソースとの対応関係を示す識別子コードであり、該識別子コードは数字、アルファベット又は数字とアルファベットの組み合わせであってもよく、本実施例はこれを制限しない。NS装置が通知メッセージリストをブロードキャストすることは、すべてのRCDがリストにおけるメッセージが見えるように、NS装置がすべての通知メッセージをブロードキャストすることを示す。該RCDはNS装置がブロードキャストする通知メッセージリストにその必要な通知メッセージが含まれることが確認できている場合、該購読リソース識別子及び/又はRCD識別子を含むクエリメッセージをNS装置に送信する。そうすると、NS装置は該クエリメッセージを受信した後、通知メッセージの識別子及び/又はRCD識別子に基づいて正しい通知メッセージを正しいRCDに送信する。これにより、RCDがメッセージを取得する正確性を大幅に確保する。
【0081】
なお、RCDがNS装置から通知メッセージを取得した後、NS装置は該通知メッセージを同時に削除するが、作成された通知メッセージにおけるリソースの通知アドレスを保存する。
【0082】
いくつかのシーンにおいて、NS装置はRCDの要求メッセージを購読装置に転送する必要がある。一実施例では、本願の実施例は購読メッセージの処理方法を提供し、係るのはNS装置が受信されたRCDから送信された購読メッセージを購読装置に送信する具体的な過程である。
図6に示すように、前記方法は更に以下のS501とS502を含む。
【0083】
S501、前記NS装置は前記RCDから送信された購読メッセージを受信し、前記購読メッセージは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む。
【0084】
本実施例では、NS装置はRCDから送信された購読メッセージを受信し、該購読メッセージは、RCDが予め決定された目標リソースの状態変化に関する通知が必要であることを示す。該購読メッセージは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む。購読リソース識別子は上記実施例に説明されるリソース識別子であり、各リソースを区別することに用いられ、該識別子は数字、アルファベット又は数字とアルファベットの組み合わせであってもよい。
【0085】
S502、前記NS装置は前記購読メッセージを購読装置に送信する。
【0086】
上記ステップS501に基づいて、NS装置はRCDから送信された購読メッセージを受信し、NS装置は購読メッセージを購読装置に送信し、それにより購読装置は購読メッセージにおける通知メッセージの送信アドレス及び購読リソース識別子に基づいて、正しい購読リソースが変化した場合の通知メッセージをRCDに対応するNS装置に送信する。
【0087】
本実施例に係る購読メッセージの処理方法であって、NS装置はRCDから送信された購読メッセージを受信して、購読リソースに含まれる通知メッセージの送信アドレス及び購読リソース識別子に基づいて、購読メッセージを購読装置に送信する。そうすると、購読装置は通知メッセージの送信アドレス及び購読リソース識別子に基づいて、正しい購読リソースが変化した場合、通知メッセージを正しいアドレスに送信することができ、それによりRCDはいかなるメッセージが抜けていることなく、メッセージをタイムリーに受信することができる。これにより、RCDがメッセージを取得する成功率を大幅に向上させる。
【0088】
NS装置が購読メッセージを購読装置に送信した後、RCDは該購読メッセージが購読装置に成功に受信されたかどうかを把握する必要がある。一実施例では、本願の実施例は購読メッセージの処理方法を提供し、本実施例に係るのはNS装置が購読装置から送信された購読完了通知メッセージを受信した後、購読完了通知メッセージをRCDに転送する具体的な過程である。
図7に示すように、前記方法は更に以下のS601とS602を含む。
【0089】
S601、前記NS装置は前記購読装置から送信された購読完了通知メッセージを受信し、前記購読完了通知メッセージは前記NS装置が前記目標リソースを購読する権限を有することを示すことに用いられる。
【0090】
本実施例では、NS装置は購読装置から送信された購読完了通知メッセージを受信し、該購読完了通知メッセージはNS装置が目標リソースを購読する権限を有することを示し、即ち、該NS装置が購読装置から送信された購読完了通知メッセージを受信した場合、該NS装置が目標リソースを購読する権限を有し、購読に成功したことを示す。
【0091】
S602、前記NS装置は前記購読完了通知メッセージを対応のRCDに転送する。
【0092】
上記ステップS601に基づいて、NS装置は購読装置から送信された購読完了通知メッセージを受信し、該購読完了通知メッセージを対応のRCDに転送し、それによりRCDは購読に成功したことを決定することができる。
【0093】
本実施例に係る購読メッセージの処理方法であって、NS装置は購読装置から送信された購読完了通知メッセージを受信して、購読完了通知メッセージを対応のRCDに転送する。そうすると、RCDは購読メッセージが購読装置に成功に受信されたことを決定するように確保することができ、且つ、RCD装置は購読に成功したことを把握し、購読メッセージを繰り返し送信し又は他の装置からリソースを購読することがない。
【0094】
本願の実施例では、RCDがメッセージを正常に受信できない状態にある可能性があるため、1つのNS装置を選択して通知メッセージの受信を補助する必要があり、即ち、RCDに必要なリソースのある装置を探して通知サーバとする必要がある。一実施例では、本願の実施例は購読メッセージの処理方法を提供し、本実施例に係るのはRCDがNS装置にプロキシリソースを作成する具体的な過程である。
図8に示すように、前記方法は更に以下のS701~S703を含む。
【0095】
S701、前記NS装置は前記RCDから送信されたリソース作成要求を受信し、前記リソース作成要求は前記RCDの決定するNS装置においてプロキシリソースを作成するように要求することに用いられる。
【0096】
本実施例では、作成されたプロキシリソースはRCDに必要なリソースのタイプを示す。NS装置はRCDから送信されたリソース作成要求を受信し、該リソース作成要求はRCDの決定するNS装置においてプロキシリソースを作成するように要求することに用いられ、即ち、NS装置がRCDから送信されたリソース作成要求を受信した場合には、RCDが該NS装置を通知サーバとして選択し、該NS装置がプロキシリソースを作成するように要求することを示す。リソース作成要求はRCD装置識別子及び目標リソース識別子を含んでもよく、更に購読関係識別コードを含んでもよく、該購読関係識別コードはRCD装置と購読目標リソースとの対応関係を示すことに用いられる。例えば、RCDから送信されたリソース作成要求は例示的に、from:RCD device ID(メッセージ送信側);to:Notification Server Device ID+notificaitonserver(リソースID)(要求されるリソース識別子);op:Create(操作タイプ)、rt:notification(作成されたリソースタイプ)を含んでもよい。
【0097】
S702、前記NS装置は前記リソース作成要求に応じてプロキシリソースを作成する。
【0098】
上記ステップS701に基づいて、NS装置はRCDから送信されたリソース作成要求を受信し、NS装置は該リソース作成要求に応じてプロキシリソースを作成し、NS装置がプロキシリソースを作成する方式は該RCD装置識別子、NS装置識別子、目標リソース識別子を保存して、プロキシ可能なリソースのタイプを作成することであってもよく、更に、NS装置は更にRCD装置識別子、通知メッセージの送信アドレス及び目標リソース識別子の関係テーブルを作成することができ、該関係テーブルは後続にRCDがリソース識別子に基づいて通知メッセージを正しく受信することに用いられる。
【0099】
S703、前記NS装置は前記プロキシリソースの作成を完了した後、前記RCDに応答メッセージを送信し、前記応答メッセージは通知メッセージの送信アドレスを含む。
【0100】
上記ステップS702に基づいて、NS装置がプロキシリソースの作成を完了した後、NS装置はRCDに応答メッセージを送信し、該応答メッセージはNS装置によるリソースの作成に成功したことを示し、該応答メッセージは通知メッセージの送信アドレスを含み、それによりRCDは該アドレスに基づいて後続の通知メッセージを正しく受信することができる。
【0101】
本実施例に係る購読メッセージの処理方法であって、NS装置はRCDから送信されたリソース作成要求に応じてプロキシリソースを作成して、RCD、通知メッセージ送信アドレス及びリソース識別子の関係テーブルを作成し、次に、応答メッセージをRCDにフィードバックする。そうすると、RCDは該応答メッセージを受信した後、応答メッセージに含まれる通知メッセージアドレス、並びに、RCD、通知メッセージ送信アドレス及びリソース識別子の関係テーブルに基づいて、後続の通知メッセージを正しく受信することができる。これにより、RCDがメッセージを取得する正確度を大幅に確保する。
【0102】
以下、実行主体がRCDである各実施例について説明する。同様に、下記各実施例に係る一部の内容は、上記実行主体が購読装置である各実施例及び上記実行主体がNS装置である各実施例において説明されたため、重複な内容は詳しく説明しない。
【0103】
一実施例では、
図9は購読メッセージの処理方法を提供し、本実施例に係るのはRCDが購読メッセージを送信して、該購読メッセージに含まれる通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信する具体的な過程である。
図9に示すように、該方法は以下のS801とS802を含む。
【0104】
S801、RCDは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを送信する。
【0105】
本実施例では、RCDが購読メッセージを送信することは、NS装置に送信することであってもよく、購読装置に送信することであってもよく、該購読メッセージは目標リソースが変化した場合の通知メッセージを受信するのを予め決定することに用いられ、送信された購読メッセージは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む。
【0106】
S802、前記RCDは前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージは前記購読リソース識別子に対応する目標リソースが変化したことを示すことに用いられる。
【0107】
上記ステップS801におけるRCDから送信された購読メッセージに基づいて、RCDはNS装置から送信された通知メッセージを受信し、該通知メッセージはRCDの購読するリソースが変化した後、購読装置が送信した通知メッセージを示す。なお、RCDが購読メッセージをNS装置に送信するか、それとも購読装置に送信するかにかかわらず、購読装置は通知メッセージを送信するとき、いずれもまずNS装置に送信し、次にNS装置がRCDに送信する。
【0108】
本実施例に係る購読メッセージの処理方法であって、RCDはまず購読メッセージをNS装置(NS装置が購読装置に転送する)又は購読装置に送信した後、購読装置はRCDの購読するリソースが変化した後、通知メッセージをNS装置に送信し、次に、RCDはNS装置から送信された通知メッセージを受信する。そうすると、NS装置により転送されることで、RCDはいかなるメッセージが抜けていることなく、メッセージをタイムリーに受信できるように確保することができる。これにより、RCDがメッセージを取得する成功率を大幅に向上させる。
【0109】
上記実施例に基づいて、前記RCDが購読メッセージを送信することは、前記NS装置が前記購読メッセージを購読装置に転送するように、前記RCDが前記NS装置に前記購読メッセージを送信し、又は、前記RCDが前記購読装置に前記購読メッセージを送信することを含む。RCDが購読メッセージを送信することは、RCDがNS装置に購読メッセージを送信し、NS装置が該購読メッセージを購読装置に転送してもよく、又は、RCDが購読メッセージを購読装置に送信してもよく、そうすると、購読装置は該購読メッセージを受信した後、後続の通知メッセージをNS装置に送信し、それによりNS装置はRCDに転送し、RCDはいかなるメッセージが抜けていることなく、メッセージをタイムリーに受信できるように確保する。これにより、RCDがメッセージを取得する成功率を大幅に向上させる。
【0110】
一実施例では、RCDは通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信する前に、前記RCDは前記NS装置にクエリメッセージを送信し、前記クエリメッセージはRCD識別子を含む場合、前記RCDが前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信することは、前記RCDは前記NS装置が前記クエリメッセージに基づいて送信した前記通知メッセージを受信することを含む。RCDがNS装置にクエリメッセージを送信することは、該RCDがNS装置に必要な通知メッセージがあるかどうかをクエリする必要があり、該クエリメッセージはRCD識別子を含み、次に、NS装置がRCDから送信されたクエリメッセージを受信した後、通知メッセージを該RCDに送信することを示す。そうすると、RCDが通知メッセージを取得するタイミングの柔軟性を向上させ、RCDがメッセージを取得する成功率を大幅に確保する。
【0111】
上記実施例における前記RCDが前記NS装置にクエリメッセージを送信することは、前記RCDが所定周期で前記NS装置に前記クエリメッセージを送信し、又は、前記RCDが前記NS装置のブロードキャストする通知メッセージリストをクエリし、前記通知メッセージリストの中で前記RCDに必要な通知メッセージを示している場合、前記NS装置に前記クエリメッセージを送信し、前記通知メッセージリストは前記RCDが前記通知メッセージを識別するのに供するための識別パラメータを含むことを含む。選択肢として、前記識別パラメータは目標リソース識別子、RCD装置識別子又は購読関係識別コードを含む。RCDから送信されたクエリメッセージはRCDが所定周期で送信したものであってもよく、該所定周期はユーザーが設定したものであってもよく、本実施例はこれを制限しない。例えば、10分間おきに、RCDはクエリメッセージをNS装置に送信し、又は、特定の状態において、RCDはクエリメッセージをNS装置に送信する。そうすると、RCDは正常に動作できる状態において、クエリメッセージをNS装置に能動的に送信し、いかなるメッセージが抜けていることなく、メッセージをタイムリーに受信できることを決定することができる。これにより、RCDがメッセージを取得する成功率を大幅に向上させる。また、RCDから送信されたクエリメッセージは、RCDのクエリする、前記NS装置のブロードキャストする通知メッセージリストであってもよく、前記通知メッセージリストの中で前記RCDに必要な通知メッセージを示している場合、前記NS装置に前記クエリメッセージを送信し、前記通知メッセージリストは前記RCDが前記通知メッセージを識別するのに供するための識別パラメータを含み、該識別パラメータは目標リソース識別子、RCD装置識別子又は購読関係識別コード等を含んでもよい。NS装置が通知メッセージリストをブロードキャストすることは、すべてのRCDがリストにおけるメッセージが見えるように、NS装置がすべての通知メッセージをブロードキャストすることを示す。該RCDはNS装置がブロードキャストする通知メッセージリストにその必要な通知メッセージが含まれることが確認できている場合、該通知メッセージの識別子及びRCD識別子を含むクエリメッセージをNS装置に送信する。そうすると、NS装置は該クエリメッセージを受信した後、通知メッセージに含まれるリソース識別子及びRCD識別子に基づいて正しい通知メッセージを正しいRCDに送信する。これにより、RCDがメッセージを取得する正確性を大幅に確保する。
【0112】
RCDがNS装置から送信された通知メッセージを受信する前に、RCDはまず購読完了通知メッセージを受信し、それにより該RCDが目標リソースを購読する権限を有するように確保する。一実施例では、前記方法は更に、前記RCDが購読完了通知メッセージを受信し、前記購読完了通知メッセージはRCD又は前記RCDに対応するNS装置が前記目標リソースを購読する権限を有することを示すことに用いられることを含む。RCDは購読完了通知メッセージを受信し、RCDが購読メッセージをNS装置に送信する場合、RCDが受信したものはNS装置から送信された購読完了通知メッセージであり、RCDが購読メッセージを購読装置に送信する場合、RCDが受信したものは購読装置から送信された購読完了通知メッセージである。そうすると、RCDは受信された購読完了通知メッセージに基づいて、該RCD又はその対応のNS装置が目標リソースを購読する権限を有することを決定し、更にRCDがメッセージを取得する成功率を確保する。
【0113】
RCDがメッセージを正常に受信できない状態にある可能性があるため、1つのNS装置を選択して通知メッセージの受信を補助する必要があり、即ち、RCDに必要なリソースのある装置を探して通知サーバとする必要がある。一実施例では、本願の実施例は購読メッセージの処理方法を提供し、本実施例に係るのはRCDがNS装置にリソース作成要求を送信して、NS装置から送信された第1応答メッセージを受信する具体的な過程である。
図10に示すように、前記方法は更に以下のS901とS902を含む。
【0114】
S901、前記RCDはNS装置にリソース作成要求を送信し、前記リソース作成要求はRCDの決定するNS装置においてプロキシリソースを作成するように要求することに用いられる。
【0115】
作成されたプロキシリソースはRCDに必要なリソースのタイプを示す。RCDから送信されたリソース作成要求はRCDの決定するNS装置においてプロキシリソースを作成するように要求することに用いられ、即ち、RCDから送信されたNS装置はRCDの選択する通知サーバであり、該通知サーバ(NS装置)がプロキシリソースを作成するように要求する。
【0116】
S902、前記RCDは前記NS装置から送信された第1応答メッセージを受信し、前記第1応答メッセージは通知メッセージの送信アドレスを含む。
【0117】
上記ステップS901に基づいて、RCDはNS装置にリソース作成要求を送信し、NS装置は該要求に応じてリソースタイプを作成した後、第1応答メッセージをRCDに送信する。該第1応答メッセージはNS装置がリソースを成功に作成したことを示す。該第1応答メッセージは通知メッセージの送信アドレスを含み、それによりRCDは該アドレスに基づいて後続の通知メッセージを正しく受信することができる。
【0118】
本実施例に係る購読メッセージの処理方法であって、RCDはNS装置にリソース作成要求を送信して、NS装置がリソース作成要求を成功に受信した後の第1応答メッセージを受信する。そうすると、RCDは該第1応答メッセージを受信した後、第1応答メッセージに含まれる通知メッセージアドレスに基づいて後続の通知メッセージを正しく受信する。これにより、RCDがメッセージを取得する正確度を大幅に確保する。
【0119】
RCDが通知サーバを選択する過程に対して、本願の実施例は購読メッセージの処理方法を提供し、係るのはRCDが目標NS装置を決定する具体的な過程である。
図11に示すように、前記方法は更に以下のS1001~S1003を含む。
【0120】
S1001、前記RCDはプロキシリソースタイプ識別子を含むブロードキャストメッセージを送信する。
【0121】
本実施例では、プロキシリソースタイプ識別子はRCDに必要なリソースのタイプの身元識別子を示し、数字、アルファベット又は数字とアルファベットの組み合わせであってもよい。
図11.1に示すように、RCDはブロードキャストメッセージを送信し、該ブロードキャストメッセージは、RCDがRCDに必要なリソースのあるNS装置を探す必要があることを示し、該ブロードキャストメッセージはプロキシリソースタイプ識別子を含む。該ブロードキャストメッセージは複数のNS装置により受信されることができる。
【0122】
S1002、前記RCDは複数のNS装置が前記ブロードキャストメッセージに基づいて送信した第2応答メッセージを受信する。
【0123】
本ステップでは、上記
図11.1に示すように、RCDから送信されたブロードキャストメッセージを受信した複数のNS装置は第2応答メッセージをRCDに送信し、即ち、RCDは複数のNS装置がブロードキャストメッセージに基づいて送信した第2応答メッセージを受信する。第2応答メッセージは、該複数のNS装置がいずれも該RCDの通知サーバとなる条件を満足することを示す。各NS装置が第2応答メッセージをRCDに送信する際に、ユニキャスト方式を用いる。
【0124】
S1003、前記RCDは前記第2応答メッセージに基づいて、前記複数のNS装置から目標NS装置を決定する。
【0125】
上記ステップS1002に基づいて、RCDの受信した複数のNS装置から送信された第2応答メッセージは
図11.1を参照し、RCDは複数のNS装置から目標NS装置を決定する。選択肢として、RCDが複数のNS装置から目標NS装置を決定する実現方式は、前記RCDが各前記第2応答メッセージに含まれるNS装置の優先度に基づいて、優先度の最も高いNS装置を前記目標NS装置として決定することを含む。NS装置の優先度は各NS装置の目標NS装置としての好適度を示し、優先度の高いNS装置は目標NS装置とされるのに適する。各NS装置から送信された第2応答メッセージはそれぞれの優先度を含み、そうすると、RCDは各第2応答メッセージに含まれるNS装置の優先度に基づいて、優先度の最も高いNS装置を前記目標NS装置として決定する。
【0126】
例示的に、
図11.2に示すように、本願の実施例に係る購読メッセージの処理方法については、その全体過程は、RCDがリソース作成要求をNS装置に送信し、NS装置が該リソース作成要求を受信した後、第2応答メッセージをRCDに送信し、次に、RCDが購読要求をNS装置(NS装置が該購読要求を購読装置に送信する)又は購読装置に送信し、購読装置が該購読要求を受信した後、RCD又はNS装置がリソースを購読する権限を有するかどうかを認証し、購読装置はRCD又はNS装置が該リソースを購読する権限を有することを確認した後、該リソースの状態を監視し、該リソース状態が変化した場合、通知メッセージをNS装置に送信し、NS装置が該通知メッセージを受信してから該メッセージに記憶し、且つ該通知メッセージをRCDに送信することであってもよい。NS装置が該通知メッセージをRCDに送信する方式は2つある。方式1としては、RCDはNS装置にクエリメッセージを周期的に送信し、NS装置は該RCDから送信されたクエリメッセージを受信し、該メッセージを見つけてRCDに送信する。方式2としては、NS装置はその上に記憶されるすべての通知メッセージリストを周期的にブロードキャストし、RCDは該ブロードキャストメッセージを受信した後に通知メッセージリストにおいて必要な通知メッセージがあるかどうかを確認し、ある場合、RCDは該通知メッセージの取得要求をNS装置に送信し、NS装置は該要求を受信した後、対応の通知メッセージをRCDに送信する。
【0127】
本実施例に係る購読メッセージの処理方法であって、RCDは各NS装置がブロードキャストメッセージに基づいて送信した第2応答メッセージを受信して、第2応答メッセージに含まれる各NS装置の優先度に基づいて、優先度の最も高いNS装置を前記目標NS装置として決定する。そうすると、最後に選択された目標NS装置は優先度が最も高いため、RCD通知サーバの最適な選択であり、RCDがメッセージを取得する成功率及び正確率を大幅に向上させる。
【0128】
理解されるように、
図2~
図11のフローチャートにおける各ステップは矢印の指示に基づいて順に表示されるが、これらのステップは矢印で示される順序で順に実行されなければならないとは限らない。本明細書に明確に説明しない限り、これらのステップの実行は順序により厳しく制限されておらず、これらのステップは他の順序で実行されてもよい。且つ、
図2~
図11における少なくとも一部のステップは複数のサブステップ又は複数の段階を含んでもよく、これらのサブステップ又は段階は同一時刻で遂行されなければならないとは限らず、異なる時刻で実行されてもよく、これらのサブステップ又は段階の実行順序は順次でなければならないとは限らず、他のステップ又は他のステップのサブステップ又は段階の少なくとも一部と順番又は交互に実行されてもよい。
【0129】
一実施例では、
図12に示すように、購読メッセージの処理装置を提供し、前記装置は第1受信モジュール10、監視モジュール11及び第1送信モジュール12を備え、
第1受信モジュール10は
、購読メッセージを受信することに用いられ、前記購読メッセージは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含み、
監視モジュール11は
、前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視することに用いられ、
第1送信モジュール12は、前記購読装置が、目標リソースが変化したことを検知した場合、通知サーバ(NS)装置が対応のRCDに前記通知メッセージを転送するように、前記通知メッセージの送信アドレスに基づいて前記NS装置に通知メッセージを送信することに用いられる。
【0130】
上記実施例に係る購読メッセージの処理装置については、その実現原理及び技術的効果は上記方法実施例と類似し、ここで詳細な説明は省略する。
【0131】
一実施例では、
図13に示すように、購読メッセージの処理装置を提供し、前記装置は第2受信モジュール13及び第2送信モジュール14を備え、
第2受信モジュール13は
、購読装置から送信された通知メッセージを受信することに用いられ、前記通知メッセージはRCDの購読する目標リソースが変化したことを示すことに用いられ、
第2送信モジュール14は
、前記通知メッセージを対応のRCDに送信することに用いられる。
【0132】
上記実施例に係る購読メッセージの処理装置については、その実現原理及び技術的効果は上記方法実施例と類似し、ここで詳細な説明は省略する。
【0133】
一実施例では、
図14に示すように、購読メッセージの処理装置を提供し、前記装置は第3送信モジュール15及び第3受信モジュール16を備える。このうち、
第3送信モジュール15は
、通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを送信することに用いられ、
第3受信モジュール16は
、前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信することに用いられ、前記通知メッセージは前記購読リソース識別子に対応する目標リソースが変化したことを示すことに用いられる。
【0134】
上記実施例に係る購読メッセージの処理装置については、その実現原理及び技術的効果は上記方法実施例と類似し、ここで詳細な説明は省略する。
【0135】
購読メッセージの処理装置の具体的な制限は上記の購読メッセージの処理方法の制限を参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。上記購読メッセージの処理装置の各モジュールはソフトウェア、ハードウェア及びそれらの組み合わせで全体的又は部分的に実現されてもよい。上記各モジュールはハードウェア形式でコンピュータ装置のプロセッサに嵌め込まれるもの又はコンピュータ装置のプロセッサから独立したものであってもよく、ソフトウェア形式でコンピュータ装置のメモリに記憶されてもよく、それによりプロセッサは上記各モジュールに対応する操作を呼び出して実行する。
【0136】
一実施例では、コンピュータ装置を提供し、該コンピュータ装置はサーバであってもよく、その内部構造図は
図15に示される。該コンピュータ装置はシステムバスによって接続されるプロセッサ、メモリ、ネットワークインターフェース及びデータベースを備える。該コンピュータ装置のプロセッサは計算及び制御機能を提供することに用いられる。該コンピュータ装置のメモリは不揮発性記憶媒体、内部メモリを含む。該不揮発性記憶媒体にオペレーティングシステム、コンピュータプログラム及びデータベースが記憶される。該内部メモリは不揮発性記憶媒体におけるオペレーティングシステム及びコンピュータプログラムの実行に環境を提供する。該コンピュータ装置のデータベースは購読メッセージの処理データを記憶することに用いられる。該コンピュータ装置のネットワークインターフェースはネットワーク接続によって外部の端末と通信することに用いられる。該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、購読メッセージの処理方法を実現する。
【0137】
当業者であれば理解されるように、
図15に示される構造は本願の解決手段に係る一部の構造のブロック図であって、本願の解決手段が応用されるコンピュータ装置を制限するものではない。具体的なコンピュータ装置は図示より多く又は少ない部材を備え、又はいくつかの部材を組み合わせ、又は異なる部材配置を有してもよい。
【0138】
一実施例では、コンピュータ装置を提供し、メモリ及びプロセッサを備え、メモリにコンピュータプログラムが記憶され、該プロセッサがコンピュータプログラムを実行するとき、
購読装置が通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを受信するステップ、
前記購読装置が前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視するステップ、
前記購読装置は、目標リソースが変化したことを検知した場合、通知サーバ(NS)装置が対応のRCDに前記通知メッセージを転送するように、前記通知メッセージの送信アドレスに基づいて前記NS装置に通知メッセージを送信するステップ、を実現する。
【0139】
又は、
NS装置は購読装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージはRCDの購読する目標リソースが変化したことを示すことに用いられるステップ、
前記NS装置は前記通知メッセージを対応のRCDに送信するステップ、を実現する。
【0140】
又は、
RCDは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを送信するステップ、
前記RCDは前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージは前記購読リソース識別子に対応する目標リソースが変化したことを示すことに用いられるステップ、を実現する。
【0141】
上記実施例に係るコンピュータ装置については、その実現原理及び技術的効果は上記方法実施例と類似し、ここで詳細な説明は省略する。
【0142】
一実施例では、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムが記憶され、コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
購読装置が通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを受信するステップ、
前記購読装置が前記購読リソース識別子に対応する目標リソースを監視するステップ、
前記購読装置は、目標リソースが変化したことを検知した場合、通知サーバ(NS)装置が対応のRCDに前記通知メッセージを転送するように、前記通知メッセージの送信アドレスに基づいて前記NS装置に通知メッセージを送信するステップ、を実現する。
【0143】
又は、
NS装置は購読装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージはRCDの購読する目標リソースが変化したことを示すことに用いられるステップ、
前記NS装置は前記通知メッセージを対応のRCDに送信するステップ、を実現する。
【0144】
又は、
RCDは通知メッセージの送信アドレスと購読リソース識別子とを含む購読メッセージを送信するステップ、
前記RCDは前記通知メッセージの送信アドレスに対応するNS装置から送信された通知メッセージを受信し、前記通知メッセージは前記購読リソース識別子に対応する目標リソースが変化したことを示すことに用いられるステップ、を実現する。
【0145】
上記実施例に係るコンピュータ可読記憶媒体については、その実現原理及び技術的効果は上記方法実施例と類似し、ここで詳細な説明は省略する。
【0146】
当業者であれば理解されるように、上記実施例の方法における全部又は一部のプロセスを実現することは、コンピュータプログラムによって関連ハードウェアを命令して完了させてもよい。前記コンピュータプログラムは不揮発性コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、該コンピュータプログラムは実行される時、上記各方法の実施例のプロセスを含んでもよい。本願に係る各実施例に使用されるメモリ、記憶、データベース又は他の媒体の援用は、いずれも不揮発性メモリ及び/又は揮発性メモリを含んでもよい。不揮発性メモリは読み出し専用メモリ(ROM)、プログラム可能ROM(PROM)、消去可能プログラム可能ROM(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能ROM(EEPROM)又はフラッシュメモリを含んでもよい。揮発性メモリはランダムアクセスメモリ(RAM)又は外部キャッシュメモリを含んでもよい。例示的な説明であって制限的ではないが、RAMは様々な形式、例えばスタティックRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDRSDRAM)、拡張型SDRAM(ESDRAM)、シンクリンク(Synchlink)DRAM(SLDRAM)、ラムバス(Rambus)ダイレクトRAM(RDRAM)、ダイレクトラムバスダイナミックRAM(DRDRAM)、及びラムバスダイナミックRAM(RDRAM)等で得られる。
【0147】
上記実施例の各技術的特徴は任意に組み合わせられてもよく、説明を簡潔にするために、上記実施例の各技術的特徴のすべての可能な組み合わせを説明しないが、矛盾しない限り、これらの技術的特徴の組み合わせはいずれも本明細書に記載された範囲内に含まれると見なされるべきである。以上の前記実施例は本願のいくつかの実施形態を説明したが、その説明はより具体的で詳細であるが、本発明の特許範囲を制限するものと理解されるべきではない。尚、当業者であれば、本願の構想を逸脱しない限り、更に種々の変形や改良を行うことができ、これらはいずれも本願の保護範囲に属する。従って、本願の保護範囲は添付の特許請求の範囲に準じるべきである。