(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-31
(45)【発行日】2022-11-09
(54)【発明の名称】ガイドシステム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20221101BHJP
【FI】
G06Q50/10
(21)【出願番号】P 2018202970
(22)【出願日】2018-10-29
【審査請求日】2021-08-02
(73)【特許権者】
【識別番号】000002897
【氏名又は名称】大日本印刷株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100086911
【氏名又は名称】重野 剛
(74)【代理人】
【識別番号】100144967
【氏名又は名称】重野 隆之
(72)【発明者】
【氏名】岸本 健秀
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 隆裕
(72)【発明者】
【氏名】村田 健二朗
【審査官】山内 裕史
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-297995(JP,A)
【文献】登録実用新案第3096344(JP,U)
【文献】特開2005-339338(JP,A)
【文献】特開2005-102131(JP,A)
【文献】特開2017-138661(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれ複数の展示物に対応して設置された複数
の案内装置と、
ユーザを撮影する撮影部を有する画像提供装置と、
複数の前記案内装置及び前記画像提供装置と通信可能に接続されたサーバ装置と、
を備え、
前記
複数の案内装置は
、それぞれ
複数のキャラクターの各々が展示物を解説する解説データを格納する記憶部と、
ユーザから、複数のキャラクターの中から展示物の説明を行うキャラクターの選択を受け付けるキャラクター選択部と、
選択されたキャラクターに対応する前記解説データを出力する解説データ出力部と、
前記ユーザを撮影する撮影装置と、
前記選択したキャラクターに対応するキャラクター画像と、前記撮影装置が前記ユーザを撮影した撮影画像とを合成し、合成画像を生成する合成画像生成部と、
を有し、前記合成画像を前記サーバ装置へ送信し、
前記画像提供装置は、前記撮影部が前記ユーザを撮影した画像を前記サーバ装置へ送信し、
前記サーバ装置は、前記案内装置から受信した合成画像を保存し、前記画像提供装置から受信した画像と、保存している合成画像とを比較し、同じユーザが写っている合成画像を選択することを特徴とするガイドシステム。
【請求項2】
前記サーバ装置が選択した合成画像を用紙にプリントして出力するプリンタをさらに備えることを特徴とする請求項
1に記載のガイドシステム。
【請求項3】
前記サーバ装置は、選択した合成画像に対応する識別コードを前記画像提供装置へ送信し、
前記画像提供装置は、画像ダウンロード用のウェブサイトの情報及び前記識別コードをユーザに提示することを特徴とする請求項
1又は
2に記載のガイドシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、美術館や展示会の会場等で展示物の案内を行う案内装置及びガイドシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、美術館や博物館では、展示物に関する音声解説を来場客に提供する音声ガイドが導入されていた。来場客は、入口でイヤホン機器を借り受け、携帯する。展示物の近くには展示番号が示されており、来場客がイヤホン機器に展示番号を入力すると、音声ガイドが再生される。
【0003】
特許文献1には、展示物にID発信機を設置し、利用者が携帯する携帯受信機がID発信機の発信域に入るとIDを受信し、受信IDをトリガーとして、展示物の音声ガイドが始まる自動再生音声ガイドシステムが開示されている。
【0004】
従来の音声ガイドは、来場客に対し全く同じガイダンスを行う画一的なサービスであり、ホスピタリティ(おもてなし)に欠け、来場客の満足度は高くなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、顧客満足度を向上させることができる案内装置及びガイドシステムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による案内装置は、複数のキャラクターの各々が展示物を解説する解説データを格納する記憶部と、ユーザから、複数のキャラクターの中から展示物の説明を行うキャラクターの選択を受け付けるキャラクター選択部と、選択されたキャラクターに対応する前記解説データを出力する解説データ出力部と、を備えるものである。
【0008】
本発明の一態様では、前記ユーザを撮影する撮影装置と、前記選択したキャラクターに対応するキャラクター画像と、前記撮影装置が前記ユーザを撮影した撮影画像とを合成し、合成画像を生成する合成画像生成部と、をさらに備える。
【0009】
本発明によるガイドシステムは、それぞれ複数の展示物に対応して設置された複数の上記案内装置と、ユーザを撮影する撮影部を有する画像提供装置と、複数の前記案内装置及び前記画像提供装置と通信可能に接続されたサーバ装置と、を備え、前記案内装置は前記合成画像を前記サーバ装置へ送信し、前記画像提供装置は、前記撮影部が前記ユーザを撮影した画像を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記案内装置から受信した合成画像を保存し、前記画像提供装置から受信した画像と、保存している合成画像とを比較し、同じユーザが写っている合成画像を選択するものである。
【0010】
本発明の一態様では、前記サーバ装置が選択した合成画像を用紙にプリントして出力するプリンタをさらに備える。
【0011】
本発明の一態様では、前記サーバ装置は、選択した合成画像に対応する識別コードを前記画像提供装置へ送信し、前記画像提供装置は、画像ダウンロード用のウェブサイトの情報及び前記識別コードをユーザに提示する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、顧客の好みのキャラクターによる展示物の解説データが再生されるため、顧客満足度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の実施形態に係るガイドシステムの概略図である。
【
図2】同実施形態に係る案内装置の表示画面の例を示す図である。
【
図3】(a)~(c)は同実施形態に係る案内装置の表示画面の例を示す図である。
【
図6】(a)(b)は同実施形態に係る案内装置の表示画面の例を示す図である。
【
図7】(a)は同実施形態に係る画像提供装置の表示画面の例を示す図であり、(b)はプリント物の例を示す図である。
【
図8】案内装置の構成及び機能ブロックを示す図である。
【
図9】画像提供装置の構成及び機能ブロックを示す図である。
【
図10】サーバ装置の構成及び機能ブロックを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1に示すように、本発明の実施形態に係るガイドシステムは、展示会の会場、美術館、博物館等に導入されるものであり、各展示物3の近傍に設置され、展示物の解説データを再生すると共に記念撮影を行う案内装置2と、サーバ装置4と、出口近辺に設置され、会場内での記念撮影による撮影画像の提供方法を選択する画像提供装置5と、記念写真をプリント出力するプリンタ6と、を備える。
【0016】
複数の案内装置2、画像提供装置5及びプリンタ6と、サーバ装置4とは、無線又は有線ネットワークを介して通信可能に接続されている。
【0017】
本実施形態では、様々なキャラクターが展示物の解説を行うようになっており、ユーザ(来場者)は、解説を行うキャラクターを選択できる。例えば、ユーザが案内装置2に近付くと、
図2に示すような、キャラクター選択画面が表示される。
【0018】
選択可能なキャラクターは、例えばアニメ関連の展示場である場合、アニメに登場するキャラクターである。ユーザは、選択画面で、好みのキャラクターを選択する。
【0019】
案内装置2は、設置されている展示物について説明する解説データをキャラクター毎に保存している。すなわち、キャラクター別の解説データが案内装置2に保存されている。ユーザがキャラクターを選択すると、
図3(a)に示すように、案内装置2は、選択されたキャラクターの解説データを出力する。解説データの出力形式は特に限定されず、例えば、キャラクターがアニメーションのように動く動画と共に音声が再生される形式でもよいし、静止画を表示しながら音声を再生する形式でもよい。静止画は1枚でもよいし、複数の静止画が切り替わるものでもよい。
【0020】
図3(b)、
図3(c)に示すように、解説は、クイズ画面や選択画面を含んだ、ユーザ参加型となっていることが好ましい。ユーザの回答/選択により、再生される内容が異なるようにしてもよい。
【0021】
また、解説データは、簡易解説(1次解説)と、詳細解説(2次解説)とを含むものであってもよい。
図4に示すように、1次解説の視聴後、案内装置2は2次解説を視聴するか否か選択する選択画面を表示する。ユーザが、2次解説を視聴することを選択すると、案内装置2は2次解説を再生する。
【0022】
ユーザの選択によってシナリオが分岐し、
図5に示すように、必ず2次解説が再生されるようになっていてもよい。
【0023】
解説の視聴後、ユーザは、選択したキャラクターと記念撮影を行うことができる。案内装置2は、
図6(a)に示すように、記念撮影を行うか否かの選択画面をタッチパネル2Aに表示する。ユーザが記念撮影を行うことを選択すると、撮影装置2Eがユーザの撮影を開始する。撮影装置2Eは例えばデジタルカメラである。案内装置2は、ライブビュー撮影を行い、撮影画像にキャラクター画像を合成した合成画像を生成し、
図6(b)に示すように合成画像をタッチパネル2Aに表示する。ユーザは表示画面を見ながらポーズを決める。ユーザが画面内の撮影ボタンT1を押すと、撮影が行われる。
【0024】
例えば、案内装置2は、連写により4回の撮影を行い、4枚の合成画像を生成し、タッチパネル2Aにプレビュー画面を表示する。ユーザがプレビュー画面で最も気に入った画像を選択すると、案内装置2は、選択された合成画像をサーバ装置4へ送信する。サーバ装置4は、案内装置2から受信した合成画像を保存する。
【0025】
ユーザは、会場をまわりながら、展示物3毎に案内装置2を操作してキャラクターを選択し、解説を視聴して記念撮影を行う。合成画像は、その都度、サーバ装置4にアップロードされる。
【0026】
会場内の展示物3を見終わったユーザは、出口近辺に設置された画像提供装置5で記念撮影した画像を受け取るための手続きを行う。
図7(a)に示すように、画像提供装置5は、撮影装置5Eでユーザを撮影し、撮影画像をサーバ装置4へ送信する。サーバ装置4は、画像提供装置5から受信した画像に写っているユーザの顔認識処理を行い、保存している合成画像と比較し、同じ顔が写っている合成画像を抽出する。サーバ装置4は、画像抽出したことを画像提供装置5に通知する。
【0027】
画像提供装置5は、画像抽出が行われたことをサーバ装置4から通知されると、画像提供方法の選択画面をタッチパネル5Aに表示する。例えば、ユーザは、画像を用紙にプリントしたプリント物の形式で受け取るか、又は画像データをダウンロードするか選択できる。画像提供装置5は、選択された画像提供方法をサーバ装置4に通知する。
【0028】
画像データのダウンロードが選択された場合、サーバ装置4は、データダウンロード用のウェブサイトのURL(URLを示す二次元コード)と、ダウンロード用の識別コードとを含むダウンロード情報を画像提供装置5へ送信する。ユーザは、画像提供装置5のタッチパネル5Aに表示されたダウンロード情報を確認し、所有するスマートフォン等のユーザ端末を用いてウェブサイトにアクセスし、識別コードを入力する。サーバ装置4は、識別コードから対応する画像を特定し、画像データをユーザ端末へ送信する。
【0029】
画像プリントが選択された場合、サーバ装置4は、抽出した合成画像データをプリンタ6へ送信する。
【0030】
プリンタ6は、サーバ装置4から受信した合成画像を用紙にプリントし、
図7(b)に示すようなプリント物8を出力する。例えば、会場出口にいる係員がプリント物8をユーザに渡す。
【0031】
このように、本実施形態によれば、ユーザは、展示物3毎に好きなキャラクターを選択し、選択したキャラクターによる展示物の解説を視聴できる。ユーザ参加型の解説とすることで、ユーザは楽しみながら視聴できる。また、ユーザは、解説の視聴後、キャラクターとの記念撮影を行い、画像データ又はプリント物として受け取ることができる。そのため、ユーザの満足度を向上させることができる。
【0032】
次に、案内装置2の構成について説明する。
図8に示すように、案内装置2は、タッチパネル2A、通信装置2B、演算制御装置2D及び撮影装置2Eを備える。演算制御装置2Dは、キャラクター毎の解説データ、及び解説データが準備されているキャラクターの情報を格納する記憶部20を備えたコンピュータである。記憶部20には、演算制御装置2DのCPUが各種の処理を実行するために必要なプログラムやデータ等が記憶されており、ハードディスクや半導体メモリ等が用いられる。
【0033】
演算制御装置2DのCPUが記憶部20に格納されているガイドプログラムを実行することで、キャラクター選択部21、解説データ出力部22、2次解説再生選択部23、合成画像生成部24及び合成画像送信部25の機能が実現される。
【0034】
キャラクター選択部21は、キャラクター情報を用いて、
図2に示すようなキャラクター選択画面を作成してタッチパネル2Aに表示し、ユーザからキャラクターの選択を受け付ける。
【0035】
解説データ出力部22は、タッチパネル1A等を用いて、選択されたキャラクターに対応する解説データを出力する。
【0036】
2次解説再生選択部23は、1次解説の出力後、
図4に示すような2次解説を再生するか否か選択する選択画面を作成し、タッチパネル2Aに表示し、ユーザから再生要否の選択を受け付ける。
【0037】
合成画像生成部24は、撮影装置2Eが撮影した画像と、記憶部20に格納されている合成用キャラクター画像とを合成し、合成画像を生成する。例えば、撮影装置2Eが複数回撮影を行い、合成画像生成部24は、各撮影画像とキャラクター画像とを合成し、複数の合成画像を生成する。合成画像生成部24は、生成された複数の合成画像をタッチパネル2Aに表示し、ユーザから、画像の選択を受け付ける。
【0038】
合成画像送信部25は、ユーザにより選択された合成画像をサーバ装置4へ送信する。
【0039】
図9に示すように、画像提供装置5は、タッチパネル5A、通信装置5B、演算制御装置5D及び撮影装置5Eを備える。演算制御装置5Dは、画像提供プログラムを格納する記憶部50を備えたコンピュータである。記憶部50には、演算制御装置5DのCPUが各種の処理を実行するために必要なプログラムやデータ等が記憶されており、ハードディスクや半導体メモリ等が用いられる。
【0040】
演算制御装置5DのCPUが記憶部50に格納されている画像提供プログラムを実行することで、画像送信部51、提供方法選択部52、選択結果送信部53及びダウンロード情報提示部54の機能が実現される。
【0041】
画像送信部51は、撮影装置5Eを用いてユーザを撮影し、通信装置5Bを介して撮影画像をサーバ装置4へ送信する。
【0042】
提供方法選択部52は、サーバ装置4からユーザが写った合成画像の特定・抽出が完了したことの通知を受け取ると、
図7(a)に示すような画像提供方法の選択画面をタッチパネル5Aに表示する。提供方法選択部52は、ユーザから、画像提供方法の選択を受け付ける。
【0043】
選択結果送信部53は、画像提供方法の選択結果をサーバ装置4へ送信する。ユーザが画像プリントを選択した場合、タッチパネル5Aには、プリンタ6が設置された出口付近へ行き、係員からプリント物を受け取るように案内する画面が表示される。
【0044】
ダウンロード情報提示部54は、サーバ装置4から受信したダウンロード情報をタッチパネル5Aに表示する。例えば、ダウンロード情報は、データダウンロード用のウェブサイトのURL(URLを示す二次元コード)と、ダウンロード用の識別コードとを含む。URLは記憶部50に予め登録されていてもよい。
【0045】
図10に示すように、サーバ装置4は、案内装置2から受信した合成画像の画像データを格納する記憶部40を備えたコンピュータである。
【0046】
記憶部40には、CPUが各種の処理を実行するために必要なプログラムやデータ等が記憶されており、ハードディスクや半導体メモリ等が用いられる。
【0047】
サーバ装置4のCPUが記憶部40に記憶されているプログラムを実行することで、画像受信部41、画像選択部42、選択結果受信部43、画像送信部44、及びダウンロード情報送信部45の機能が実現される。
【0048】
画像受信部41は、案内装置2から合成画像を受信し、記憶部40に格納する。また、画像受信部41は、画像提供装置5から撮影画像を受信する。
【0049】
画像選択部42は、記憶部40を検索し、画像提供装置5から受信した撮影画像に写っているユーザと同じ顔のユーザが写っている合成画像を選択する。画像選択部42は、画像の選択(抽出)を行ったことを画像提供装置5に通知する。
【0050】
選択結果受信部43は、画像提供装置5から、画像提供方法のユーザ選択結果を受信する。
【0051】
画像送信部44は、ユーザが選択した提供方法が画像プリントである場合、画像選択部42が選択した合成画像をプリンタ6へ送信する。
【0052】
ダウンロード情報送信部45は、ユーザが選択した提供方法がデータダウンロードである場合、画像選択部42が選択した合成画像を識別する識別コードを生成し、この識別コードと、データダウンロード用のウェブサイトのURL(URLを示す二次元コード)とを含むダウンロード情報を画像提供装置5へ送信する。
【0053】
サーバ装置4は、ダウンロード情報をもとにアクセスしてきたユーザ端末に対し、入力された識別コードに対応する画像データを送信する。
【0054】
このように、本実施形態によれば、ユーザは、展示物3毎に好みのキャラクターを選択し、このキャラクターによる展示物3の解説を視聴できる。また、解説の視聴後、記念撮影を行い、キャラクターが合成された画像をデータ又はプリント物の形式で取得できる。そのため、来場したユーザの満足度を向上させることができる。
【0055】
解説データの出力の際、音声は、スピーカから出力してもよいし、ユーザが所有している又は会場でユーザに貸与したイヤホン等を用いて聞くようにしてもよい。
【0056】
案内装置2は全ての展示物3に設置されている必要はなく、少なくとも1つの展示物3に設置されていればよい。
【0057】
解説データの出力後に記念撮影を行わない案内装置2があってもよい。
【0058】
上記実施形態では、案内装置2がタッチパネル2Aに画像を表示し、ユーザからの操作を受け付けたり、解説データを出力したりする例について説明したが、タッチパネルに限定されず、例えばプロジェクタを用いてスクリーンに画像を表示し、マウス等の入力手段でユーザからの操作を受け付けてもよい。
【0059】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0060】
2 案内装置
3 展示物
4 サーバ装置
5 画像提供装置
6 プリンタ
8 プリント物