IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社ニコンの特許一覧

<>
  • 特許-電子機器 図1
  • 特許-電子機器 図2
  • 特許-電子機器 図3
  • 特許-電子機器 図4
  • 特許-電子機器 図5
  • 特許-電子機器 図6
  • 特許-電子機器 図7
  • 特許-電子機器 図8
  • 特許-電子機器 図9
  • 特許-電子機器 図10
  • 特許-電子機器 図11
  • 特許-電子機器 図12
  • 特許-電子機器 図13
  • 特許-電子機器 図14
  • 特許-電子機器 図15
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-10-31
(45)【発行日】2022-11-09
(54)【発明の名称】電子機器
(51)【国際特許分類】
   G06F 21/36 20130101AFI20221101BHJP
【FI】
G06F21/36
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020186894
(22)【出願日】2020-11-10
(62)【分割の表示】P 2019114224の分割
【原出願日】2014-08-28
(65)【公開番号】P2021043995
(43)【公開日】2021-03-18
【審査請求日】2020-11-11
(73)【特許権者】
【識別番号】000004112
【氏名又は名称】株式会社ニコン
(74)【代理人】
【識別番号】100112427
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 芳洋
(72)【発明者】
【氏名】高橋 伸明
(72)【発明者】
【氏名】神山 知也
【審査官】岸野 徹
(56)【参考文献】
【文献】特開2000-306095(JP,A)
【文献】特開2009-064140(JP,A)
【文献】特開2007-122164(JP,A)
【文献】特開2000-261751(JP,A)
【文献】特開2008-009617(JP,A)
【文献】特開2011-192093(JP,A)
【文献】特開2007-249587(JP,A)
【文献】特開2007-206898(JP,A)
【文献】特開2005-153491(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0071041(US,A1)
【文献】特開2013-134565(JP,A)
【文献】特開2009-104599(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 21/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
画角を変えながら被写体を撮像し、異なる画角で撮影された複数の画像を生成する撮像部と、
前記撮像部が生成した複数の画像のそれぞれから対象物の特定の点を認識する認識部と、
前記認識部が認識したそれぞれの画像の前記特定の点に基づいて所定のパターンを生成する生成部と、
前記生成部が生成した前記所定のパターンを個人認証のためのデータとして記憶する記憶部と、
を備える電子機器。
【請求項2】
請求項1に記載の電子機器において、
前記生成部は、入力された複数の画像のそれぞれから認識された前記特定の点の軌跡に基づいて前記所定のパターンを生成する電子機器。
【請求項3】
請求項1または2に記載の電子機器において、
前記認識部は、複数の画像のそれぞれから対象物の輪郭画像の特定の点を認識する電子機器。
【請求項4】
請求項3に記載の電子機器において、
前記認識部は、前記輪郭画像の重心点を前記所定のパターンと認識する電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、個人認証を行う場合に認証画面を表示部に表示する電子機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2010-152758
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この電子機器においては、撮影動作中に個人認証が行われた場合、撮影画面に代えて認証画面が表示部に表示されるため、操作者が撮影画面を見ながら行うフレーミングなどの撮影動作が阻害されるという問題が生じる。
【0005】
本発明の目的は、撮影動作を阻害することなく個人認証ができる電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電子機器は、画角を変えながら被写体を撮像し、異なる画角で撮影された複数の画像を生成する撮像部と、前記撮像部が生成した複数の画像のそれぞれから対象物の特定の点を認識する認識部と、前記認識部が認識したそれぞれの画像の前記特定の点に基づいて所定のパターンを生成する生成部と、前記生成部が生成した前記所定のパターンを個人認証のためのデータとして記憶する記憶部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の電子機器によれば、撮影動作を阻害することなく個人認証ができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】第1の実施の形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
図2】第1の実施の形態に係るデジタルカメラの処理を示すフローチャートである。
図3】第2の実施の形態に係るデジタルカメラの処理を示すフローチャートである。
図4】第1の実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面を示す図である。
図5】第1の実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面を示す図である。
図6】第3の実施の形態に係るデジタルカメラを背面から視た斜視図である。
図7】第3の実施の形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
図8】第3の実施の形態に係るデジタルカメラの登録処理を示すフローチャートである。
図9】第3の実施の形態に係るデジタルカメラを用いて個人認証データを登録する状況を示す図である。
図10】第3の実施の形態に係るデジタルカメラの登録モードで連続撮影された画像を示す図である。
図11】第3の実施の形態に係るデジタルカメラの登録モードで取得された輪郭画像を示す図である。
図12】第3の実施の形態に係るデジタルカメラの個人認証処理を示すフローチャートである。
図13】第3の実施の形態に係るデジタルカメラを用いて個人認証モードで連続撮影された画像を示す図である。
図14】第3の実施の形態に係るデジタルカメラによって個人認証モードで取得された輪郭画像を示す図である。
図15】第3の実施の形態において、特定の撮影条件を設定した場合の輪郭画像を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して第1の実施の形態に係るデジタルカメラについて説明する。図1は、実施の形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。デジタルカメラ2は、デジタルカメラ2の各部を統括的に制御するCPU4を備えている。CPU4には、操作部6、GPS衛星から受信した信号に基づいて現在位置を測位するGPS5、アップロードする画像の画像データをインターネットを介してwebサーバに送信する通信部8、スルー画像等を表示するLCD表示部10の表示制御を行う表示制御部12、LCD表示部10において指等の接触の位置を検出するタッチパネル14、被写体光を撮像して撮像信号を生成する撮像素子16、撮像素子16により撮像された画像の画像データを一時的に記憶する画像記憶部18、点または線によって描かれた図形パターンを個人認証データとして記憶する個人情報記憶部20、及び画像データを記憶するメモリカード21を装着するメモリカードスロット23が接続されている。
【0010】
ここで、操作部6には、電源スイッチ(図示せず)、シャッタボタン(図示せず)等が含まれている。また、図形パターンには、後述する投稿モードの設定の可否を判定する際に用いられる第1図形パターン、及び投稿モードの終了の可否判定する際に用いられる第2図形パターンが存在する。なお、図形パターンは、予め操作者がLCD表示部10に所定の図形を指で描くことにより、個人情報記憶部20に登録したものである。
【0011】
次に、図2に示すフローチャートを参照し、第1の実施の形態に係るデジタルカメラ2の処理について説明する。まず、操作者の操作により電源がオンにされると、CPU4は、撮像素子16によりスルー画像の撮影を開始し、撮影したスルー画像をLCD表示部10に表示する(ステップS1)。
【0012】
次に、CPU4は、タッチパネル入力がなされたかを判定する(ステップS2)。即ち、タッチパネル14により、操作者の指がLCD表示部10に接触したか否かを判定する。タッチパネル入力がなされない場合(ステップS2:No)、CPU4は、電源がオンにされてから所定の時間経過していれば(ステップS3:Yes)、一連の処理を終了する。一方、電源がオンにされてから所定の時間が経過していなければ(ステップS3:No)、ステップS2の処理を繰り返す。
【0013】
タッチパネル入力がなされた場合(ステップS2:Yes)、CPU4は、タッチパネル入力が長時間押しか否かを判定する(ステップS4)。なお、長時間押しか否かの判定は公知の技術を用いて行われる。タッチパネル入力が長時間押しでない場合(ステップS4:No)、即ち、タッチパネル入力が短時間押しであった場合、CPU4は、操作者の指が接触したタッチパネル14上の位置を検出し、検出した位置に焦点を合わせるタッチAFを行った後(ステップS5)、撮像素子16による画像の撮影を行う(ステップS6)。
【0014】
一方、タッチパネル入力が長時間押しであった場合(ステップS4:Yes)、CPU4は、LCD表示部10に接触した指の軌跡が個人情報記憶部20に記憶されている第1図形パターンと一致するか否かを判定することによる個人認証を行う(ステップS7)。ここで、一致とは、完全一致のみならず略一致を含む。指の軌跡が第1図形パターンと一致しない場合(ステップS7:No)、「パターンが一致しません。もう一度図形を描いてください。」等のエラーメッセージがLCD表示部10に表示され(ステップS8)、ステップS2の処理に戻る。
【0015】
指の軌跡が第1図形パターンと一致した場合(ステップS7:Yes)、CPU4は、撮影された画像をwebサーバが提供する所定の画像投稿サイト(図示せず)にアップロードさせる投稿モードを設定する(ステップS9)。ここで、シャッタボタンが操作され、被写体の画像が撮影されると(ステップS10)、CPU4は、撮影された画像の画像データを画像記憶部18に一旦記憶する。次に、CPU4は、画像記憶部18から読み出した画像データを通信部8により、インターネットを介してwebサーバに送信し、画像データに基づく画像を画像投稿サイトにアップロードする(ステップS11)。
【0016】
次に、CPU4は、再びタッチパネル入力がなされたかを判定する(ステップS12)。タッチパネル入力がなされない場合(ステップS12:No)、ステップS10~12の処理が繰り返される。
【0017】
一方、タッチパネル入力がなされた場合(ステップS12:Yes)、CPU4は、タッチパネル入力が長時間押しか否かを判定する(ステップS14)。タッチパネル入力が長時間押しでなく短時間押しであった場合(ステップS14:No)、「パターンが一致しません。もう一度図形を描いてください。」等のエラーメッセージがLCD表示部10に表示され(ステップS16)、ステップS12の処理に戻る。
【0018】
一方、タッチパネル入力が長時間押しであった場合(ステップS14:Yes)、CPU4は、LCD表示部10に接触した指の軌跡が個人情報記憶部20に記憶されている第2図形パターンと一致するか否かを判定する(ステップS15)。指の軌跡が第2図形パターンと一致しない場合(ステップS15:No)、ステップS16の処理に進み、「パターンが一致しません。もう一度図形を描いてください。」等のエラーメッセージがLCD表示部10に表示される。
【0019】
一方、指の軌跡が第2図形パターンと一致した場合(ステップS15:Yes)、CPU4は、投稿モードを終了し(ステップS17)、撮影を終了する操作がなされたか否かを判定する(ステップS18)。撮影を終了する操作がなされない場合(ステップS18:No)、ステップS2の処理に戻る。一方、撮影を終了する操作がなされた場合(ステップS18:Yes)、一連の処理を終了する。
【0020】
この第1の実施の形態に係るデジタルカメラ2によれば、タッチパネル14によって認識された指の軌跡に基づいて個人認証を行うため、撮影動作中に個人認証がなされてもパスワード入力などの認証画面をLCD表示部10に表示させる必要がなく、操作者の撮影動作を阻害せずに個人認証を行うことができる。即ち、操作者は、スルー画像を見ながら個人認証操作を行い、撮影した画像を画像投稿サイトにアップロードすることができる。
【0021】
また、操作者がスルー画像撮影中に咄嗟に撮影を撮影しアップロードしたくなった場合でも、指で表示画面をなぞるだけで迅速に個人認証操作を完了させ、投稿モードに移行させることができる。
【0022】
また、LCD表示部10に接触した操作者の指の軌跡が予め操作者によって描かれた図形パターンと一致するか否かを判定することにより、セキュリティレベルの高い個人認証を行うことができる。
【0023】
また、投稿モードの終了の可否を判定する場合には、投稿モードの設定の可否を判定する場合とは異なる図形パターンを用いて個人認証を行うことにより、次のような効果が得られる。例えば、デジタルカメラ2が第1図形パターンを知る盗難者により盗難されたとする。そして、盗難者が第1図形パターンの軌跡をタッチ入力して投稿モードを設定し、撮影した画像を画像投稿サイトにアップロードしたとする。ここで、投稿される画像の画像データには、GPS5によって取得された位置情報と日時情報が付加されているものとする。このような場合、盗難者が第2図形パターンの軌跡をタッチ入力して投稿モードを終了させることができなければ、撮影が行われる度に画像が画像投稿サイトにアップロードされ続けるため、アップロードされた画像の画像データに付加された位置情報から、盗難者の現在位置を追跡することが可能となる。
【0024】
次に、第2の実施の形態に係るデジタルカメラの処理について説明する。この第2の実施の形態に係るデジタルカメラは、第1の実施の形態において、動画撮影中に個人認証が行われた場合に撮影中の動画像を所定の画像投稿サイトにアップロードするようにしたものである。また、個人認証データとして、後述する動画投稿モードの設定の可否を判定する際に用いられる第3図形パターン、及び動画投稿モードの終了の可否を判定する際に用いられる第4図形パターンを個人情報記憶部20に記憶するようにしたものである。従って、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分について詳細に説明し、重複する部分については適宜説明を省略する。
【0025】
まず、操作者の操作により動画像を撮影する動画撮影モードが設定され、シャッタボタンが操作されると、CPU4は、撮像素子16により動画像の撮影を開始し(ステップS31)、撮影された被写体の画像データを順次画像記憶部18に記憶する。そして、画像記憶部18から順次画像データを読み出し、画像データに基づく画像をLCD表示部10に表示する。LCD表示部10に表示された画像の画像データは、メモリカード21に記憶される。
【0026】
ここで、タッチパネル入力がなされると(ステップS32:Yes)、CPU4は、タッチパネル入力が長時間押しか否かを判定する(ステップS34)。タッチパネル入力が長時間押しでなく短時間押しであった場合(ステップS34:No)、CPU4は、操作者の指が接触したタッチパネル14上の位置を検出し、検出した位置に焦点を合わせる(ステップS36)。このような動画撮影中の短時間押しは、被写体の焦点位置を変更したい場合に行われる。
【0027】
一方、タッチパネル入力が長時間押しであった場合(ステップS34:Yes)、CPU4は、LCD表示部10に接触した指の軌跡が個人情報記憶部20に記憶されている第3図形パターンと一致するか否かを判定することによる個人認証を行う(ステップS37)。指の軌跡が第3図形パターンと一致しない場合(ステップS37:No)、「パターンが一致しません。もう一度図形を描いてください。」等のエラーメッセージがLCD表示部10に表示され(ステップS38)、ステップS32の処理に戻る。
【0028】
指の軌跡が第3図形パターンと一致した場合(ステップS37:Yes)、CPU4は、撮影中の動画像を途中から所定の画像投稿サイトにアップロードさせる動画投稿モードを設定する(ステップS39)。次に、CPU4は、画像記憶部18から順次読み出される画像データを通信部8からインターネットを介してwebサーバに送信する(ステップS41)。これにより、動画撮影中において、個人認証後に撮影された動画像が画像投稿サイトにアップロードされる。
【0029】
次に、CPU4は、再びタッチパネル入力がなされたかを判定する(ステップS42)。タッチパネル入力がなされない場合(ステップS42:No)、ステップS42の処理に戻り、撮影中の動画像のアップロードを継続する。
【0030】
一方、タッチパネル入力がなされた場合(ステップS42:Yes)、タッチパネル入力が長時間押しであれば(ステップS44:Yes)、CPU4は、LCD表示部10に接触した指の軌跡が個人情報記憶部20に記憶されている第4図形パターンと一致するか否かを判定する(ステップS45)。指の軌跡が第4図形パターンと一致しない場合(ステップS45:No)、CPU4は、「パターンが一致しません。もう一度図形を描いてください。」等のエラーメッセージがLCD表示部10に表示され(ステップS46)、ステップS42の処理に戻る。
【0031】
指の軌跡が第4図形パターンと一致すると(ステップS45:Yes)、CPU4は、動画投稿モードを終了し(ステップS47)、動画撮影を終了する操作がなされたか否かを判定する(ステップS48)。動画撮影を終了する操作がなされなければ(ステップS48:No)、ステップS32の処理に戻り、動画撮影を終了する操作がなされた場合は(ステップS48:Yes)、一連の処理を終了する。
【0032】
この第2の実施の形態に係るデジタルカメラによれば、操作者は、LCD表示部10に表示された動画像を見ながら個人認証操作を行い、撮影中の動画像を途中から画像投稿サイトにアップロードすることができる。また、撮影中に再度個人認証操作を行うことにより、動画像のアップロードを途中で終了させることができる。
【0033】
なお、上述の第1の実施の形態の投稿モードにおいて撮影される画像は、静止画像だけでなく動画像でもよい。この場合、投稿モードにおいて動画像が撮影されると、CPU4は、順次画像記憶部18に記憶された動画像の画像データを読み出し、インターネットを介してwebサーバに送信する。そして、動画撮影が終了しwebサーバに画像データが送信できなくなると、画像投稿サイトへの一つの動画像のアップロードが完了する。
【0034】
また、上述の第1の実施の形態において、タッチパネル入力が短時間押しであった場合、必ずしもタッチAFを行う必要はない。例えば、図4に示すように、メニュー画面を表示させる「MENU」ボタンがスルー画像撮影中のLCD表示部10に表示されていたとする。ここで、「MENU」ボタンがタッチされた場合には、LCD表示部10に表示されているスルー画像の画面をメニュー画面に切替えてもよい。
【0035】
また、上述の第1の実施の形態において、タッチAF時の撮影処理は、指が接触したタッチパネル14上の位置に焦点を合わせた直後に行われてもよく、タッチされた位置に焦点を合わせた後、シャッタボタンが操作された場合に行われるようにしてもよい。
【0036】
また、上述の第1の実施の形態において、投稿モードを終了させる場合には、必ずしもタッチパネル入力によらなくてもよい。例えば、投稿モードが継続している場合は、図4に示すように、「ログイン中」のようなアイコンを表示させる。そして、アイコンがタッチされた場合に投稿モードを終了させるようにしてもよい。
【0037】
また、上述の各実施の形態において、投稿モード、動画投稿モードの設定時と終了時とで異なる図形パターンをタッチ入力しなくてもよい。即ち、第1図形パターン、第3図形パターンがタッチ入力された場合に、投稿モード、動画投稿モードを終了させるようにしてもよい。
【0038】
また、上述の各実施の形態において、タッチ入力は必ずしも指で行われる必要はなく、指示棒等の操作部材によって行われるようにしてもよい。
【0039】
また、上述の各実施の形態において、デジタルカメラ2は、コンパクトカメラ、一眼レフカメラの何れでもよい。
【0040】
次に、図面を参照して第3の実施の形態に係るデジタルカメラについて説明する。
【0041】
従来、掌の形状を認識することにより個人認証を行う掌形認証用基準点検出装置が知られている(例えば、特開2004-348522参照)。
【0042】
ところで、この掌形認証用基準点検出装置においては、指の形状を直線に置換した単純なモデルを個人認証用データとして用いるため、例えば、掌の形状が類似する人物がこの掌形認証用基準点検出装置を用いた場合、誤って個人認証がなされる可能性がある。
【0043】
また、デジタルカメラで上述の方法による個人認証を行う場合には、この掌形認証用基準点検出装置をデジタルカメラに搭載する必要があり、製造コストが割高になるという問題が生じる。
【0044】
第3の実施の形態に係る発明の目的は、高精度の個人認証ができる安価な撮像装置を提供することである。
【0045】
図6は、第3の実施の形態に係るデジタルカメラ22を背面から視た斜視図である。デジタルカメラ22は、金属やプラスチックからなる筐体24を備え、筐体24の背面には、LCD表示部26、マルチセレクタ28、及びズームボタン29が設けられている。
【0046】
また、筐体24の上面には、電源ボタン32、及びシャッタボタン34が設けられ、筐体24の前面には、撮影レンズ(図7参照)を収納するレンズ鏡筒36が設けられている。
【0047】
図7は、第3の実施の形態に係るデジタルカメラ22の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ22は、デジタルカメラ22の各部を統括的に制御するCPU44を備えている。CPU44には、操作部46、LCD表示部26の表示制御を行う表示制御部48、LCD表示部26に表示されるアイコン等を指で触れることにより入力の操作を行うタッチパネル50、被写体を撮影するための撮影部54、撮影部54により撮影された画像の画像データを一時的に記憶する画像記憶部56、画像データについて画素の二値化処理を行う画像処理部58、個人認証を行う際に用いる個人認証データを記憶する情報記憶部59、及び画像データを記憶するメモリカード60を装着するメモリカードスロット62が接続されている。
【0048】
ここで、操作部46には、マルチセレクタ28、ズームボタン29、電源ボタン32、及びシャッタボタン34等が含まれている。また、撮影部54は、撮影レンズ64の駆動制御を行うレンズ駆動部66、CCD等により構成される撮像素子68、レンズ駆動部62、及び撮像素子68の駆動制御を行う撮影制御部70を備えている。
【0049】
次に、図8に示すフローチャートを参照して、第3の実施の形態に係るデジタルカメラ22に予め個人認証データを登録する登録処理について説明する。なお、以下では、操作者Aが腕時計のブレスレット部分を登録対象物とする場合を具体例として説明する。
【0050】
まず、電源がオンにされると、CPU44は、撮影部54によりスルー画像の撮影を開始し、撮影したスルー画像をLCD表示部26に表示する。
【0051】
次に、操作者Aが例えばタッチパネル50を操作して、個人認証データの登録を行う登録モードを設定すると(ステップS101)、CPU44は、撮像制御部70によりレンズ駆動部66を駆動し、撮影部54の撮影画角が画角(W1)になるように撮影レンズ64を移動させる(ステップS102)。ここで、画角(W1)は、撮影部54において最もワイド側の撮影画角である。
【0052】
次に、CPU44は、「登録対象物が画面に写るようにし、シャッタボタンを押してください。」等のメッセージをLCD表示部26に表示する。ここで、図9に示すように、操作者Aが腕を伸ばし、手首に装着されている腕時計80のブレスレット82の部分をレンズ鏡筒36の前に近づけると、腕時計80のブレスレット82の部分のスルー画像がLCD表示部26に表示される。
【0053】
次に、操作者Aは、例えば、ブレスレット82がLCD表示部26の表示画面の中心付近に表示されるようにデジタルカメラ22の位置を調節し、シャッタボタン34を操作する。
【0054】
シャッタボタン34が操作されると、CPU44は、撮影部54の撮影画角を順次テレ側に変化させながら連続撮影を行う(ステップS103)。例えば、図10に示すように、CPU44は、まず、撮影部54の撮影画角を画角(W1)に合わせた状態で画像aを撮影する。次に、撮影部54の撮影画角を画角(W1)よりもテレ側の画角(W2)に合わせて画像bを撮影する。そして、画角(W2)よりもテレ側の画角(W3)で画像cを撮影する。
【0055】
以下、同様にして、CPU44は、画角(M1)で画像dを撮影し、画角(M2)で画像eを撮影し、画角(M3)で画像fを撮影する。更に、画角(T1)で画像gを撮影し、画角(T2)で画像hを撮影し、画角(T3)で画像iを撮影する。連続撮影された複数の画像の画像データは、画像記憶部56に記憶される。
【0056】
次に、CPU44は、連続撮影された複数の画像データを画像記憶部56から読み出し、画像処理部58により、各画像データについて画素の二値化処理を行う(ステップS104)。例えば、画像データを構成するそれぞれの画素の微分値を算出し、微分値が閾値以上であれば、その画素の画素値を“High”と判定し、微分値が閾値未満であれば、その画素の画素値を“Low”であると判定する。
【0057】
次に、CPU44は、画像処理部58を制御して、各画像データから“High”と判定された画素を輪郭とする輪郭画像の輪郭画像データを生成する。即ち、図11に示すように、画像aの画像データから輪郭画像aの輪郭画像データを生成する。また、画像bの画像データから輪郭画像bの輪郭画像データを生成する。同様にして、画像cの画像データから輪郭画像cの輪郭画像データを生成し、画像dの画像データから輪郭画像dの輪郭画像データを生成し、画像eの画像データから輪郭画像eの輪郭画像データを生成し、画像fの画像データから輪郭画像fの輪郭画像データを生成し、画像gの画像データから輪郭画像gの輪郭画像データを生成し、画像hの画像データから輪郭画像hの輪郭画像データを生成し、画像iの画像データから輪郭画像iの輪郭画像データを生成する。
【0058】
次に、CPU44は、それぞれの輪郭画像データからブレスレット82を構成する金具部分の重心点を検出する(ステップS105)。例えば、図11に示すように、CPU44は、輪郭画像aの輪郭画像データから重心点1(a)、重心点2(a)、…、重心点n(a)を検出する。次に、輪郭画像bの輪郭画像データから、重心点1(b)、重心点2(b)、…、重心点n(b)をそれぞれ検出する。以下同様にして、輪郭画像iの輪郭画像データから、重心点1(i)、重心点2(i)、…、重心点n(i)を検出するまで、各輪郭画像データについてこの処理を繰り返す。
【0059】
次に、CPU44は、各輪郭画像データにおける重心点の位置の座標を算出し、各重心点の座標の推移を示す軌跡データを生成する(ステップS106)。具体的には、重心点1(a)→重心点1(b)→ … →重心点1(i)の座標の推移、重心点2(a)→重心点2(b)→ … →重心点2(i)の座標の推移、…、及び重心点n(a)→重心点n(b)→ … →重心点n(i)の座標の推移をそれぞれ示す軌跡データを生成する。次に、CPU44は、この軌跡データを個人認証データとして情報記憶部59に記憶する(ステップS107)。
【0060】
次に、図12に示すフローチャートを参照して、第3の実施の形態に係るデジタルカメラ22を用いて個人認証を行う個人認証処理について説明する。なお、以下では、ブレスレット82を登録対象物として個人認証データを登録した操作者Aが個人認証処理を行う場合を例に説明する。なお、個人認証処理には登録処理と重複する部分が多いため、重複する部分については適宜説明を省略する。
【0061】
まず、電源がオンにされると、CPU44は、撮影部54によりスルー画像の撮影を開始し、撮影したスルー画像をLCD表示部26に表示する。
【0062】
次に、操作者Aが例えばタッチパネル50を操作して、個人認証を行う個人認証モードを設定すると(ステップS201)、CPU44は、「認証対象物が画面に写るようにし、所定の操作を行ってください。」等のメッセージをLCD表示部26に表示する。
【0063】
ここで、操作者Aがブレスレット82の部分をレンズ鏡筒36の前に近づけると、腕時計80のブレスレット82の部分のスルー画像がLCD表示部26に表示される。そして、操作者Aがズームボタン29を操作すると、CPU44は、ズームボタン29の操作に従って撮影部54の撮影画角を変化させながら連続撮影を行う(ステップS202)。例えば、操作者Aが画角(W3)から画角(M3)の範囲内で撮影画角を順次テレ側に変化させる操作を行った場合、CPU44は、図13に示すように、画角(W3)で画像c´を撮影し、画角(M1)で画像d´を撮影し、画角(M2)で画像e´を撮影し、画角(M3)で画像f´を撮影する。連続撮影された複数の画像の画像データは、画像記憶部56に記憶される。
【0064】
次に、CPU44は、連続撮影された複数の画像データを画像記憶部56から読み出し、画像処理部58により、各画像データについて画素の二値化処理を行い(ステップS203)、輪郭画像データを生成する。
【0065】
例えば、図14に示すように、画像c´の画像データから輪郭画像c´の輪郭画像データを生成し、画像d´の画像データから輪郭画像d´の輪郭画像データを生成し、画像e´の画像データから輪郭画像e´の輪郭画像データを生成し、画像f´の画像データから輪郭画像f´の輪郭画像データを生成する。
【0066】
次に、CPU44は、それぞれの輪郭画像データからブレスレット82の金具部分の重心点を検出する(ステップS204)。例えば、図14に示すように、輪郭画像c´の輪郭画像データから重心点1(c´)、重心点2(c´)、…、重心点n(c´)を検出する。次に、輪郭画像dの輪郭画像データから、重心点1(d´)、重心点2(d´)、…、重心点n(d´)をそれぞれ検出する。同様に、輪郭画像eの輪郭画像データから、重心点1(e´)、重心点2(e´)、…、重心点n(e´)を検出し、輪郭画像fの輪郭画像データから、重心点1(f´)、重心点2(f´)、…、重心点n(f´)を検出する。
【0067】
次に、CPU44は、各輪郭画像データにおける重心点の位置の座標を算出し、各重心点の座標の推移を示す軌跡データを生成する(ステップS205)。具体的には、重心点1(c´)→重心点1(d´)→重心点1(e´)→重心点1(f´)の座標の推移、重心点2(c´)→重心点2(d´)→重心点2(e´)→重心点2(f´)の座標の推移、…、及び重心点n(c´)→重心点n(d´)→重心点n(e´)→重心点n(f´)の座標の推移をそれぞれ示す軌跡情報を生成する。
【0068】
次に、CPU44は、情報記憶部59から個人認証データを読み出し、軌跡情報に基づく重心点の座標の軌跡(以下、軌跡情報に基づく軌跡という。)が個人認証データに基づく重心点の座標の軌跡(以下、個人認証データに基づく軌跡という。)の一部または全部と略一致するか否かを判定する(ステップS206)。
【0069】
軌跡情報に基づく軌跡が個人認証データに基づく軌跡の一部または全部と略一致する場合(ステップS206:Yes)、CPU44は、個人認証に成功したと判定し、デジタルカメラ22からの画像データの出力を許可する。なお、本実施の形態において、軌跡情報に含まれる重心点1(c´)→重心点1(d´)→重心点1(e´)→重心点1(f´)の軌跡、重心点2(c´)→重心点2(d´)→重心点2(e´)→重心点2(f´)の軌跡、…、及び重心点n(c´)→重心点n(d´)→重心点n(e´)→重心点n(f´)の軌跡は、それぞれ、個人認証データに含まれる重心点1(c´)→重心点1(d´)→重心点1(e´)→重心点1(f´)の軌跡、重心点2(c´)→重心点2(d´)→重心点2(e´)→重心点2(f´)の軌跡、及び重心点n(c´)→重心点n(d´)→重心点n(e´)→重心点n(f´)の軌跡に対応するものである。即ち、軌跡情報に基づく軌跡は、個人認証データに基づく軌跡の一部と略一致している。従って、CPU44は、個人認証に成功したと判定し、デジタルカメラ22からの画像データの出力を許可する。
【0070】
画像データの出力が許可された場合、例えば、撮影された画像を図示しないプリンターで印刷することや、図示しないサーバにアップロードすることが可能となる。
【0071】
一方、軌跡情報に基づく軌跡が個人認証データに基づく軌跡の一部または全部と略一致しない場合(ステップS206:No)、CPU44は、個人認証ができなかったと判定
する。そして、デジタルカメラ22からの画像データの出力を禁止し、「個人認証に失敗しました。」等のメッセージをLCD表示部26に表示する。画像データの出力が禁止された場合、例えば、撮影された画像を図示しないプリンターで印刷することや、サーバにアップロードすることが禁止される。
【0072】
なお、画像データの出力を許可または禁止する場合、メモリカード60をデジタルカメラ22の外部の機器として扱ってもよい。この場合、例えば、画像データの出力が許可されて初めて画像データがメモリカード60に記憶され、実質的に撮影が可能になるようにする。また、画像データの出力が禁止された場合、シャッタボタン34が操作された際に、画像データが内部メモリに記憶されてもメモリカード60には記憶されないようにし、実質的に撮影を行うことができないようにする。
【0073】
この第3の実施の形態に係る発明によれば、カメラが一般的に有するズーム機能、及び画像処理機能を利用して複雑な個人認証データを生成することが可能なため、高精度の個人認証ができる安価なデジタルカメラ22を提供することができる。また、操作者は、予め個人認証データを登録しておけば、ズームボタン29を操作するだけで容易に個人認証を行うことができる。
【0074】
また、個人認証データは、登録モードにおいて撮影部54の撮影画角を一方向に変化させながらブレスレット82を連続撮影して生成されるため、個人認証モードにおいて反対方向に撮影部54の撮影画角を変化させてブレスレット82を撮影したとしても、個人認証データに基づく軌跡の一部または全部と略一致する軌跡の軌跡情報を取得することができない。このため、例えば、デジタルカメラ22と腕時計80を不正に入手した第三者が反対方向に撮影部54の撮影画角を変化させてブレスレット82を撮影したとしても個人認証がなされることはない。
【0075】
また、個人認証モードにおいては、軌跡情報に基づく軌跡が個人認証データに基づく軌跡の一部と略一致すれば個人認証を行うことができるため、操作者Aは、登録処理の時に撮影した全ズーム範囲をズーム撮影する必要がなく、容易に認証操作を行うことができる。
【0076】
また、登録モード、及び個人認証モードにおいては、複雑な画像処理ではなく簡単な二値化処理を行うため、迅速な処理速度で登録処理、個人認証処理を行うことができる。
【0077】
なお、上述の第3の実施の形態において、タッチパネル50等の操作により、レンズ歪曲補正のオン/オフを設定できるようにしてもよい。この場合、撮影部54により被写体を撮影すると、撮影レンズ64の特性を反映した歪んだ被写体像の画像データが取得される。従って、操作者Aは、レンズ歪曲補正をオフにした状態で登録処理を行うことにより、歪曲収差を活用したより複雑な軌跡を有する個人認証データを生成することができる。
【0078】
また、上述の第3の実施の形態において個人認証に成功した場合に、画像データの出力の許可以外のことを行ってもよい。例えば、個人認証に成功すると、CPU44は、デジタルカメラ22の撮影モードを、予め操作者によって登録された操作者A専用の撮影条件に設定する。一方、個人認証に失敗した場合、操作者A専用の撮影条件に設定することが禁止される。
【0079】
また、上述の第3の実施の形態において、登録処理においても個人認証処理の場合と同様に、操作者Aがズームボタン29を操作して撮影画角を変化させながらブレスレット82を連続撮影してもよい。この場合、操作者Aは、さらに複雑な軌跡を有する個人認証データを生成することができる。
【0080】
例えば操作者Aは、画角(W3)→画角(M1)→画角(M2)→画角(M3)→画角(T1)→画角(M3)のように、撮影画角の変化に折り返し点(画角(T1))を設けてブレスレット82を連続撮影する。これにより、デジタルカメラ22と腕時計80を不正に入手した第三者は、個人認証を行おうとしても、ズームボタン29をどの方向に操作すればよいのかを容易に推測することが困難になる。従って、第三者によってデジタルカメラ22が不正に利用されることを的確に防止することができる。
【0081】
なお、この場合、個人認証処理において、軌跡情報に基づく軌跡が個人認証データに基づく軌跡の折り返し点を含む部分と略一致していれば個人認証に成功したと判定するようにしてもよい。例えば、軌跡情報に基づいて、画角(M3)→画角(T1)→画角(M3)に対応する軌跡が確認できればデジタルカメラ22からの画像データの出力を許可する。
【0082】
また、上述の第3の実施の形態において、特定の撮影条件が設定された状態で登録処理が行われるようにしてもよい。例えば、操作者Aは、登録モードを設定する際にISO感度を高感度に設定する。そして、ISO感度を高感度に設定された状態で撮影部54の撮影画角を変化させながらブレスレット82を連続撮影する。ここで、連続撮影された画像データについて二値化処理が行われると、CPU44は、高感度で撮影された画像データから全ての金具部分の輪郭を認識することができず、図15に示すように、複数の金具部分の輪郭が一個の輪郭として認識された輪郭画像データが生成される。
【0083】
ここで、重心点の数は、ISO感度を高感度に設定しない通常の場合よりも少なくなり、重心点の位置もまた、通常の場合とは異なる位置で認識される。このため、通常の場合とは、異なる軌跡データが生成される。
【0084】
この場合、デジタルカメラ22で撮影等を行いたい操作者は、個人認証モードにおいてISO感度を高感度に設定していなければ、どのようにズームボタン29を操作してブレスレット82を連続撮影しても個人認証データに基づく軌跡の一部または全部と略一致する軌跡を取得することができず、個人認証されることがない。従って、第三者によってデジタルカメラ22が盗難されたなどにおいて、デジタルカメラ22が不正に利用されることを的確に防止することができる。
【0085】
なお、この場合、ISO感度の他、露出補正値やホワイトバランスを特定の撮影条件として所定の値に設定してもよい。
【0086】
また、上述の第3の実施の形態において、撮像装置は必ずしもデジタルカメラ22である必要はなく、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等であってもよい。
【符号の説明】
【0087】
2…デジタルカメラ、4…CPU、5…GPS、6…操作部、8…通信部、10…LCD表示部、14…タッチパネル、16…撮像素子、18…画像記憶部、20…個人情報記憶部、21…メモリカード、22…デジタルカメラ、44…CPU、46…操作部、26…LCD表示部、50…タッチパネル、54…撮影部、56…画像記憶部、58…画像処理部、59…情報処理部、60…メモリカード、64…撮影レンズ、66…レンズ駆動部、68…撮像素子、70…撮影制御部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15