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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-04
(45)【発行日】2022-11-14
(54)【発明の名称】提案装置、提案方法及び提案プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/02 20120101AFI20221107BHJP
   G07F 17/12 20060101ALI20221107BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20221107BHJP
【FI】
G06Q10/02
G07F17/12
G06Q50/10
【請求項の数】 19
(21)【出願番号】P 2018158674
(22)【出願日】2018-08-27
(65)【公開番号】P2020035020
(43)【公開日】2020-03-05
【審査請求日】2020-08-19
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】319013263
【氏名又は名称】ヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】廣橋 孝紀
(72)【発明者】
【氏名】小田島 郷
(72)【発明者】
【氏名】卯西 寛明
【審査官】田上 隆一
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-067310(JP,A)
【文献】特開2015-005209(JP,A)
【文献】特開2017-165556(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
G07F 17/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロッカーに保管する対象となる保管対象の採寸情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された採寸情報と、前記保管対象の属性情報に基づいて特定された所定の条件であってロッカー上での前記保管対象の置かれ方を指定する所定の条件とに基づいて、当該所定の条件を満たし、且つ、前記保管対象を保管可能なロッカーを特定する特定部と、
前記特定部により特定されたロッカーを利用者に提案する提案部と、
を備えたことを特徴とする提案装置。
【請求項2】
前記取得部は、
前記保管対象を撮像した画像に基づいて、前記保管対象の採寸情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の提案装置。
【請求項3】
前記取得部は、
ユーザが利用する端末装置から送信された情報に基づいて前記採寸情報を取得する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の提案装置。
【請求項4】
前記特定部は、
予め定められたユーザビリティに関する所定の条件に基づく順序で前記ロッカーを特定する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の提案装置。
【請求項5】
前記特定部は、
所定の位置から前記ロッカーへの移動に掛かる移動コストに基づいて当該ロッカーを特定する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の提案装置。
【請求項6】
前記特定部は、
前記保管対象を採寸する採寸場所からの前記移動コストに基づいて前記ロッカーを特定する
ことを特徴とする請求項5に記載の提案装置。
【請求項7】
前記特定部は、
ユーザにより受け付けられた所定の目的地までの移動経路中にある前記所定の位置からの前記移動コストに基づいて前記ロッカーを特定する
ことを特徴とする請求項5に記載の提案装置。
【請求項8】
前記特定部は、
前記移動コストと前記ロッカーの利用に掛かる利用コストとに基づいて当該ロッカーを特定する
ことを特徴とする請求項5~7のいずれか一つに記載の提案装置。
【請求項9】
前記特定部は、
前記移動コストと前記利用コストとの総和が最小となる位置にある前記ロッカーを特定する
ことを特徴とする請求項8に記載の提案装置。
【請求項10】
前記特定部は、
前記移動コストが所定の範囲に収まる複数のロッカーがある場合には、当該複数のロッカーのうち予め定められた方向に位置する前記ロッカーを優先的に特定する
ことを特徴とする請求項5~9のいずれか一つに記載の提案装置。
【請求項11】
前記特定部は、
前記保管対象が複数ある場合には、複数の保管対象の採寸情報に基づいて前記ロッカーを特定する
ことを特徴とする請求項1~10のいずれか一つに記載の提案装置。
【請求項12】
前記特定部は、
前記複数の保管対象を保管する際の条件を満たす前記ロッカーを特定する
ことを特徴とする請求項11に記載の提案装置。
【請求項13】
前記特定部は、
前記複数の保管対象を保管可能な複数のロッカーを特定する
ことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の提案装置。
【請求項14】
前記特定部は、
所定の距離範囲内にある前記複数のロッカーを特定する
ことを特徴とする請求項13に記載の提案装置。
【請求項15】
前記提案部は、
前記複数のロッカーに前記複数の保管対象を保管するための当該複数の保管対象の組み合わせに関する情報を提案する
ことを特徴とする請求項14に記載の提案装置。
【請求項16】
前記提案部は、
前記所定の距離範囲内において前記複数のロッカーを特定できない場合には前記ロッカーを提案しない
ことを特徴とする請求項14に記載の提案装置。
【請求項17】
前記提案部は、
前記保管対象を保管可能な他の保管場所を提案する
ことを特徴とする請求項16に記載の提案装置。
【請求項18】
コンピュータにより実行される提案方法であって、
ロッカーに保管する対象となる保管対象の採寸情報を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された採寸情報と、前記保管対象の属性情報に基づいて特定された所定の条件であってロッカー上での前記保管対象の置かれ方を指定する所定の条件とに基づいて、当該所定の条件を満たし、且つ、前記保管対象を保管可能なロッカーを特定する特定工程と、
前記特定工程により特定されたロッカーを利用者に提案する提案工程と、
を含んだことを特徴とする提案方法。
【請求項19】
ロッカーに保管する対象となる保管対象の採寸情報を取得する取得手順と、
前記取得手順によって取得された採寸情報と、前記保管対象の属性情報に基づいて特定された所定の条件であってロッカー上での前記保管対象の置かれ方を指定する所定の条件とに基づいて、当該所定の条件を満たし、且つ、前記保管対象を保管可能なロッカーを特定する特定手順と、
前記特定手順により特定されたロッカーを利用者に提案する提案手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする提案プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、提案装置、提案方法及び提案プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、宅配業者による商品の受け渡しのために、注文された商品の量及びサイズの判断結果や商品毎の保存条件に基づいて商品の受け渡しのための保管ロッカーを選択する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。また、ロッカーの利用可能な利用時間を複数の利用時間帯に分割することにより、ロッカーの予約時に使用中のロッカーを予約する技術が開示されている(例えば、特許文献2)。また、注文を受け付けた商品群を収容するために複数の空いているロッカーを予約する技術が開示されている(例えば、特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2010-176605号公報
【文献】特開2017-215822号公報
【文献】特開2017-165556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術は、商品の量及びサイズの判断結果や商品毎の保存条件に基づいて注文された商品の受け渡しのための保管ロッカーを選択する又は予約する技術に過ぎず、利用者個人の荷物を保管するためにロッカーを利用するユーザにとって更なるユーザビリティの向上を実現することができるとは限らなかった。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者個人の荷物を保管するためにロッカーを利用するユーザにとって更なるユーザビリティの向上を実現することができる提案装置、提案方法及び提案プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る提案装置は、ロッカーに保管する対象となる保管対象の採寸情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された採寸情報に基づいて、前記保管対象を保管可能なロッカーを特定する特定部と、前記特定部により特定されたロッカーを利用者に提案する提案部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、ロッカーを利用するユーザにとって更なるユーザビリティの向上を実現することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、実施形態に係る提案処理の一例を示す図である。
図2図2は、実施形態に係る提案システムの構成例を示す図である。
図3図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。
図4図4は、実施形態に係るロッカー管理装置の構成例を示す図である。
図5図5は、実施形態に係るロッカー提案サーバの構成例を示す図である。
図6図6は、実施形態に係るロッカー情報記憶部の一例を示す図である。
図7図7は、実施形態に係る提案処理の一例を示すフローチャートである。
図8図8は、ロッカー提案サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る提案装置、提案方法及び提案プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る提案装置、提案方法及び提案プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
(実施形態)
〔1.提案処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る提案処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る提案処理の一例を示す図である。図1では、実施形態に係る提案処理がロッカー提案サーバ100により実行される例を示す。なお、下記実施形態では、スーツケースやバッグなどの荷物を保管対象の一例として示しているが、ロッカーに保管できる対象であればどのようなものであってもよい。なお、下記実施形態により示される「ロッカー」とは、コインロッカーを含むものとする。また、下記実施形態では、ロッカー提案サーバ100による提案とは、ロッカー提案サーバ100が、取得情報に基づいて候補となるロッカーを選択して、最適なロッカーの場所を決定する処理を示す。また、ロッカー提案サーバ100による提案とは、ロッカー提案サーバ100が、予約情報をスクリーンに表示させたり、特定されたロッカーをレコメンド又は提示する処理であってもよい。
【0011】
図1では、ロッカー提案サーバ100が、荷物を撮像した画像に基づいて荷物の採寸情報を取得する例を示す。これにより、ロッカー提案サーバ100は、ユーザによって事前に計測された荷物のサイズや量が入力されることなく、機械的に採寸情報を取得することができる。そして、図1では、取得した採寸情報を用いて、ロッカー提案サーバ100が荷物のサイズ等に対して保管可能なロッカーをユーザに提案する例を示す。これにより、ロッカー提案サーバ100は、荷物のサイズ等に対して保管可能なロッカーを探す手間をユーザにかけさせることなくロッカーを利用させることができる。このように、ロッカー提案サーバ100は、利用者個人の荷物を保管するためにロッカーを利用したいユーザにとってユーザビリティを向上させることができる。また、例えば、ロッカー提案サーバ100は、ユーザが利用する端末装置10から送信された荷物に関する情報に基づいてロッカーを提案する。
【0012】
〔提案システムの構成〕
図1の説明に先立って、図2を用いて提案システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る提案システムの構成例を示す図である。図2に示すように、提案システム1では、端末装置10と、ロッカー提案サーバ100と、ロッカー管理装置200とが含まれる。端末装置10と、ロッカー提案サーバ100と、ロッカー管理装置200とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示した提案システム1には、複数台の端末装置10や、複数台のロッカー提案サーバ100や、複数台のロッカー管理装置200が含まれてもよい。
【0013】
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。端末装置10は、ロッカーに保管する保管対象に関する情報をロッカー提案サーバ100に送信する。また、端末装置10は、ユーザに関する情報をロッカー提案サーバ100へ送信する。
【0014】
ロッカー提案サーバ100は、保管対象の採寸情報に基づいて、保管可能なロッカーを提案する情報処理装置である。具体的な例を挙げると、ロッカー提案サーバ100は、自立式に設置されるサイネージである。例えば、ロッカー提案サーバ100は、タッチパネル式のスクリーンが備えられており、ロッカーに関する情報を表示したり、ユーザからの操作を受け付ける。また、ロッカー提案サーバ100は、スクリーンの側部や内部にセンサーが備えられており、前方に置かれた対象を撮像する。例えば、ロッカー提案サーバ100は、スクリーンの側部や内部に備えられたカメラを用いて、対象を撮像する。また、例えば、ロッカー提案サーバ100は、スクリーンの側部や内部に複数のセンサーが備えられており、対象を立体的に撮像する。
【0015】
ロッカー管理装置200は、ロッカー提案サーバ100から送信された予約情報に基づいてロッカーを開錠する情報処理装置である。具体的には、ロッカー管理装置200は、ロッカーの内部に内蔵されているコンピュータである。また、ロッカー管理装置200は、一つのロッカーであっても管理する装置であってもよいし、隣接する複数のロッカーからなるロッカー群を管理する装置であってもよい。
【0016】
なお、図2では、ロッカー提案サーバ100とロッカー管理装置200とは、別装置である場合を示したが、ロッカー提案サーバ100とロッカー管理装置200とが一体であってもよい。また、ロッカー提案サーバ100とロッカー管理装置200は、それぞれ同一とみなされる管理者によって管理されていてもよい。
【0017】
図1の説明に戻る。図1の例では、ロッカー提案サーバ100は、ユーザU1がスーツケースやバッグなどの荷物を保管するためのロッカーを提案する場合を示す。以下、図1を用いて、提案処理の一例を説明する。ロッカー提案サーバ100は、領域FR1に、ロッカーに保管する荷物を置くよう要求する旨を表示する。なお、図1に示す領域FR1は、センサーの撮像範囲に入った領域であって荷物を置く領域である。図1に示す例では、ロッカー提案サーバ100は、「荷物を枠の中に置いてください。」というテキストデータを表示する。そして、ロッカー提案サーバ100は、領域FR1に置かれた荷物を撮像する(ステップS101)。また、ロッカー提案サーバ100は、撮像した画像に基づいて荷物の採寸情報を取得する(ステップS102)。例えば、ロッカー提案サーバ100は、領域FR1に基づいて立体的な荷物の大きさ(例えば、縦、横、高さ)を取得する。例えば、ロッカー提案サーバ100は、ロッカー提案サーバ100に備えられた複数のセンサーで撮像された複数の画像を解析することにより立体的な荷物の採寸情報を取得する。また、例えば、ロッカー提案サーバ100は、ロッカー提案サーバ100に備えられたセンサーと端末装置10とにより撮像された複数の画像を解析することにより採寸情報を取得する。このように、採寸情報の取得は、画像解析や、レーダー測定や、その他の空間採寸ソリューションに基づいて行われるものとする。
【0018】
図1に示す例のように、ロッカー提案サーバ100は、ユーザU1が保管する荷物が複数ある場合には、複数の荷物に対して採寸を行ってもよい。ここで、ロッカー提案サーバ100は、領域FR1に置かれた複数の荷物を一度に採寸してもよいし、領域FR1に複数の荷物を置ききれない等の場合には、複数の荷物を複数回に分けて採寸してもよい。図1に示す例のように、ロッカー提案サーバ100は、ロッカー提案サーバ100により採寸された採寸情報を取得する。なお、ロッカー提案サーバ100は、端末装置10により採寸された採寸情報を取得してもよい。例えば、ロッカー提案サーバ100は、端末装置10により撮像された画像に基づいて採寸情報を取得する。そして、ロッカー提案サーバ100は、採寸情報に基づいて特定されたロッカーを提案する(ステップS103)。
【0019】
ロッカー提案サーバ100は、ロッカーを提案する場合には、提案するロッカーの位置に関する情報を含む地図情報MP1を表示してもよい。図1に示す地図情報MP1は、サイネージのスクリーンに表示される地図情報であってロッカーの位置を示す情報である。また、ロッカー提案サーバ100は、特定されたロッカーを提案する旨を表示してもよい。図1に示す例では、ロッカー提案サーバ100は、「このコインロッカーがおすすめです。」というテキストデータを表示する。そして、ロッカー提案サーバ100は、ユーザからの操作に基づいてロッカーの予約を受け付ける(ステップS104)。例えば、ロッカー提案サーバ100は、サイネージのスクリーンに表示された情報に対する操作に基づいてロッカーの予約を受け付けてもよい。そして、ロッカー提案サーバ100は、ロッカーの予約を受け付けた場合には、予約されたロッカーを管理するロッカー管理装置200に予約情報を送信する(ステップS105)。また、ロッカー提案サーバ100は、ロッカーが予約された旨の情報や、ロッカーを開錠するための情報や、ロッカーの予約の制限時間に関する情報を表示してもよい。図1に示す例では、ロッカー提案サーバ100は、QR(Quick Response)情報QR1や、「コインロッカーを予約しました。」や、「ロッカー番号XXX」や、「30分以内に荷物をコインロッカーに預けてください。」といったテキストデータを表示する。
【0020】
〔2.端末装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
【0021】
(通信部11)
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、ロッカー提案サーバ100との間で情報の送受信を行う。
【0022】
(入力部12)
入力部12は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
【0023】
(出力部13)
出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。また、出力部13は、保管対象を撮像した画像を出力する。また、出力部13は、撮像した画像に基づく採寸情報を出力する。
【0024】
(制御部14)
制御部14は、例えば、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、端末装置10にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、撮像した画像に基づいて保管対象の採寸情報を取得するアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0025】
図3に示すように、制御部14は、撮像部141と、取得部142と、送信部143と、受信部144と、表示部145と、第2送信部146と、第2受信部147とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
【0026】
(撮像部141)
撮像部141は、ユーザの操作に基づいて保管対象の画像を撮像する。
【0027】
(取得部142)
取得部142は、撮像部141により撮像された画像を取得する。また、取得部142は、撮像部141により撮像された画像に基づいて保管対象の採寸情報を取得する。また、取得部142は、記憶部に記憶された保管対象の採寸情報を取得してもよい。
【0028】
(送信部143)
送信部143は、取得部142により取得された画像をロッカー提案サーバ100に送信する。また、送信部143は、取得部142により取得された採寸情報をロッカー提案サーバ100に送信してもよい。また、送信部143は、ユーザにより示される位置情報をロッカー提案サーバ100に送信する。例えば、送信部143は、ユーザの現在位置に関する位置情報や、ユーザの移動の目的地に関する位置情報をロッカー提案サーバ100に送信してもよい。
【0029】
(受信部144)
受信部144は、ロッカー提案サーバ100により特定されたロッカーに関する情報を受信する。例えば、受信部144は、ロッカー提案サーバ100により特定されたロッカーの位置に関する情報を受信する。例えば、受信部144は、特定されたロッカーの位置を示す地図情報を受信する。
【0030】
(表示部145)
表示部145は、受信部144で受信されたロッカーに関する情報を表示する。例えば、表示部145は、ロッカー提案サーバ100により特定されたロッカーの位置を示す情報を含む地図情報を表示する。また、表示部145は、特定されたロッカーを利用するための予約を受け付けている旨の情報を表示してもよい。
【0031】
(第2送信部146)
第2送信部146は、表示部145により表示された情報に対する操作に関する情報をロッカー提案サーバ100に送信する。例えば、第2送信部146は、特定されたロッカーの利用を予約する旨の情報をロッカー提案サーバ100に送信する。
【0032】
(第2受信部147)
第2受信部147は、ロッカー提案サーバ100からロッカーを開錠するための情報を受信する。第2受信部147は、第2送信部146により送信されたロッカーの利用を予約する旨の情報に基づいて、ロッカーを開錠するための情報を受信する。
【0033】
〔3.ロッカー管理装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係るロッカー管理装置200の構成について説明する。図4は、実施形態に係るロッカー管理装置200の構成例を示す図である。図4に示すように、ロッカー管理装置200は、通信部210と、予約情報記憶部220と、制御部230とを有する。なお、ロッカー管理装置200は、ロッカー管理装置200の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
【0034】
(通信部210)
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、ロッカー提案サーバ100との間で情報の送受信を行う。
【0035】
(予約情報記憶部220)
予約情報記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。予約情報記憶部220は、ロッカー提案サーバ100により送信された予約情報を記憶する。例えば、予約情報記憶部220は、予約されたロッカーに関する情報を記憶する。具体的な例を挙げると、予約情報記憶部220は、予約されたロッカーを識別するロッカーIDや、ロッカーが予約された日時や時刻に関する情報を記憶する。また、予約情報記憶部220は、予約したユーザを特定するための情報を記憶する。例えば、予約情報記憶部220は、QR情報を記憶する。例えば、予約情報記憶部220は、ユーザのIC(Integrated Circuit)カードに関する情報を記憶する。
【0036】
(制御部230)
制御部230は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、ロッカー管理装置200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
【0037】
図4に示すように、制御部230は、受信部231と、受付部232と、判定部233と、開錠部234と、リセット部235と、送信部236とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
【0038】
(受信部231)
受信部231は、ロッカー提案サーバ100から送信された予約情報を受信する。例えば、受信部231は、予約されたロッカーに関する情報や、予約したユーザを特定するための情報を受信する。例えば、受信部231は、ロッカーIDに関する情報や、ロッカーが予約された日時や時刻に関する情報や、QR情報を受信する。
【0039】
(受付部232)
受付部232は、ロッカーを開錠するための情報を受け付ける。例えば、受付部232は、ユーザにより提示されたQR情報や、ユーザにより入力された入力情報や、端末装置10から送信された情報を受け付ける。
【0040】
(判定部233)
判定部233は、受信部231により受信された予約情報と、受付部232により受け付けられた情報とに基づいてロッカーを開錠するか否かを判定する。例えば、判定部233は、予約情報と、ロッカーを開錠するための情報とが一致するか否かに基づいてロッカーを開錠するか否かを判定する。また、判定部233は、ロッカーを開錠するための所定の条件に基づいて判定する。例えば、判定部233は、所定の制限時間に基づいて判定する。例えば、判定部233は、ロッカーを開錠するための情報が所定の制限時間内に受け付けられたか否かを判定する。
【0041】
(開錠部234)
開錠部234は、判定部233により判定された判定結果に基づいてロッカーを開錠する。例えば、開錠部234は、受信部231により受信された予約情報と、受付部232により受け付けられた情報とが一致する場合に開錠する。例えば、開錠部234は、ユーザのICカードに基づいて開錠する。例えば、開錠部234は、ロッカーを開錠するための情報が所定の制限時間内に受け付けられた場合に開錠する。
【0042】
(リセット部235)
リセット部235は、受信部231により受信された予約情報をリセットする。例えば、リセット部235は、ロッカーを開錠するための情報が所定の制限時間内に受け付けられなかった場合に予約情報をリセットする。例えば、リセット部235は、ユーザによるロッカーの利用が終わった場合に予約情報をリセットする。
【0043】
(送信部236)
送信部236は、リセット部235によりリセットされた予約情報をロッカー提案サーバ100へ送信する。例えば、送信部236は、ロッカーを開錠するための情報が所定の制限時間内に受け付けられなかった旨を送信する。例えば、送信部236は、ユーザによるロッカーの利用が終わった旨を送信する。
【0044】
〔4.ロッカー提案サーバの構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係るロッカー提案サーバ100の構成について説明する。図5は、実施形態に係るロッカー提案サーバ100の構成例を示す図である。図5に示すように、ロッカー提案サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、ロッカー提案サーバ100は、ロッカー提案サーバ100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
【0045】
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、ロッカー管理装置200と、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
【0046】
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図5に示すように、記憶部120は、ユーザ情報記憶部121と、ロッカー情報記憶部122とを有する。
【0047】
ユーザ情報記憶部121は、ロッカーを利用するユーザに関する情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザの属性に関する情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザのICカードに関する情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、取得された保管対象の採寸情報とユーザ情報とを対応付けて記憶する。具体的には、ユーザ情報記憶部121は、ユーザが過去にロッカーを利用した際に取得された保管対象の採寸情報とユーザ情報とを対応付けて記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザがロッカーを利用する利用頻度に関する情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、保管対象を保管する際の条件であってユーザが設定した条件を記憶してもよい。このように、ユーザ情報記憶部121は、「ユーザID」、「ユーザIC」、「対象」、「頻度」、「条件」といった項目を有してもよい。ここで、「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「ユーザIC」は、ユーザのICカードの内部に記憶されたコード情報を示す。「対象」は、ユーザの保管対象に関する情報を示す。「頻度」は、ユーザの利用頻度を示す。「条件」は、保管対象の各々に対してユーザが設定した条件を示す。
【0048】
ロッカー情報記憶部122は、ロッカーに関する包括的な情報を記憶する。例えば、ロッカー情報記憶部122は、ロッカーを特定するための情報や、ロッカーの保管可能なサイズに関する情報や、ロッカーの利用に掛かる料金に関する情報や、ロッカーの使用状態に関する情報を記憶する。ここで、図6に、実施形態に係るロッカー情報記憶部122の一例を示す。図6に示すように、ロッカー情報記憶部122は、「ロッカーID」、「位置」、「番号」、「サイズ」、「料金」、「状態」といった項目を有する。
【0049】
「ロッカーID」は、ロッカーを識別するための識別情報を示す。「位置」は、ロッカーの位置に関する情報を示す。図6の例では、ロッカーID「A11」により示されるロッカーは、「S1駅地点AA1」により示される場所に位置するロッカーであることを示す。図6の例では、「位置」に「S1駅地点AA1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、現実に存在する場所のデータが記憶される。「番号」は、ロッカーの番号に関する情報を示す。具体的には、「番号」は、「位置」により示される場所に位置する複数のロッカーから、所定のロッカーを特定するための番号に関する情報を示す。図6の例では、「番号」に「BB1」や「BB2」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、番号のデータが記憶される。
【0050】
「サイズ」は、ロッカーの保管可能なサイズに関する情報を示す。図6の例では、ロッカーID「A11」により示されるロッカーは、「小」により定められたサイズの保管対象を保管可能であることを示す。「料金」は、ロッカーの利用に掛かる料金に関する情報を示す。「状態」は、ロッカーの使用状態に関する情報を示す。
【0051】
(制御部130)
図5の説明に戻って、制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、ロッカー提案サーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
【0052】
図5に示すように、制御部130は、撮像部131と、取得部132と、特定部133と、提案部134と、表示部135と、受付部136と、送信部137と、受信部138とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
【0053】
(撮像部131)
撮像部131は、ユーザの操作に基づいて保管対象の画像を撮像する。図1に示す例では、撮像部131は、領域FR1に置かれた保管対象の画像を撮像する。また、撮像部131は、保管対象が複数ある場合には、複数の保管対象の画像を撮像する。また、撮像部131は、撮像の際に、保管対象を撮像のための所定の領域に置くよう要求する旨を表示させてもよい。また、撮像部131は、複数のセンサーによって保管対象を立体的に撮像してもよい。
【0054】
(取得部132)
取得部132は、保管対象の採寸情報を取得する。例えば、取得部132は、撮像部131により撮像された画像に基づいて採寸情報を取得する。例えば、取得部132は、撮像部131により撮像された画像であって複数のセンサーによって撮像された複数の画像に基づいて保管対象の縦、横、高さを含めた採寸情報を取得する。この場合には、取得部132は、領域FR1に予め定められた座標と画像情報とに基づいて縦、横、高さの比率や大きさを取得してもよい。また、例えば、取得部132は、撮像部131により撮像された画像と、端末装置10により撮像された画像とに基づいて保管対象の立体的な採寸情報を取得する。また、例えば、取得部132は、撮像された画像の解析処理と、レーダー測定との組み合わせに基づいて保管対象の立体的な採寸情報を取得してもよい。また、例えば、取得部132は、ユーザ情報記憶部121により記憶された採寸情報を取得してもよい。また、例えば、取得部132は、ユーザにより入力された採寸情報を取得してもよい。また、例えば、取得部132は、端末装置10により送信された採寸情報を取得してもよい。また、例えば、取得部132は、端末装置10により送信された画像に基づいて採寸情報を取得してもよい。
【0055】
(特定部133)
特定部133は、取得部132により取得された採寸情報に基づいて保管対象を保管可能なロッカーを特定する。例えば、特定部133は、保管対象がほぼ隙間なく入るロッカーを特定する。例えば、特定部133は、ロッカーを構築する縦、横、高さのそれぞれが保管対象の縦、横、高さの長さ以上であって、かつ、ロッカーの最大容量が保管対象の容量に最も近くなるようなロッカーを優先的に特定する。もしくは、特定部133は、保管対象を入れた際に所定のスペース以上の隙間ができるロッカーを特定してもよい。例えば、特定部133は、ユーザが利用しやすいと感じるようなユーザビリティを高めるロッカーを優先的に特定してもよい。例えば、特定部133は、保管対象の採寸情報が所定の閾値以上である場合には、1段目のロッカーを優先的に特定してもよい。
【0056】
特定部133は、予め定められたユーザビリティに関する所定の条件に基づいて、ユーザが利用しやすいと感じるようなユーザビリティを高めるロッカーを優先的に特定してもよい。例えば、特定部133は、ユーザビリティに応じて、「近い場所にあるロッカーだけど利用に掛かる料金が高い」ロッカーを「遠い場所にあるロッカーだけど利用に掛かる料金が安い」ロッカーよりも優先的に特定してもよい。
【0057】
特定部133は、所定の位置からロッカーへの移動に掛かる移動コストに基づいてロッカーを特定する。なお、移動コストとは、二次元の移動距離やフロア間の移動に基づく移動コストであってもよい。この場合において、特定部133は、複数のロッカーの候補を特定してもよい。具体的な例を挙げると、特定部133は、採寸場所からの移動コストに基づいてロッカーを特定する。例えば、特定部133は、ユーザにより受け付けられた所定の目的地までの移動経路中にある所定の位置からの移動コストに基づいてロッカーを特定してもよい。例えば、特定部133は、移動経路中にある所定の駅入口や改札からの移動コストに基づいてロッカーを特定してもよい。また、特定部133は、所定の位置からロッカーへの移動に掛かる移動コストと、ロッカーの利用に掛かる利用コストとに基づいてロッカーを特定してもよい。なお、利用コストとは、例えば、ロッカーを利用する際にユーザが支払う利用料金であってもよい。例えば、特定部133は、移動コストと利用コストとの総和が最小となる場所に位置するロッカーを特定してもよい。
【0058】
特定部133は、複数のロッカーの候補のうち予め定められた方向に位置するロッカーを優先的に特定してもよい。例えば、特定部133は、所定の位置から、右に100メートルと、左に100メートルの距離にある2つのロッカーを候補とする場合には、一方に位置するロッカーを優先的に特定してもよい。また、例えば、特定部133は、同じ場所に位置する隣接する複数のロッカーを候補とする場合には、最も右上に位置するロッカーを優先的に特定してもよい。また、特定部133は、ユーザ情報記憶部121により記憶されたユーザの属性に基づいて移動コストを補正してもよい。例えば、特定部133は、ユーザが妊婦である場合には、ユーザの属性に応じて補正された移動に掛かる重み付けに基づいて移動コストを算出してもよい。また、例えば、特定部133は、ユーザが外国人である場合には、公共交通機関の観点から分かり易い又は目印になりやすい位置からの移動コストを算出してもよい。また、特定部133は、ユーザ情報記憶部121により記憶された条件に基づいて、候補となるロッカーが条件を満たすか否かを判定してもよい。
【0059】
特定部133は、保管対象が複数ある場合には、複数の保管対象の採寸情報に基づいてロッカーを特定する。例えば、特定部133は、複数の保管対象を保管可能なロッカーを特定する。また、特定部133は、複数の保管対象を保管する際の条件を満たすロッカーを特定する。具体的には、特定部133は、「保管対象Aは食べ物であるので横にして置かない」や、「保管対象Bは割れ物であるので上にして物を置かない」といった条件を満たすロッカーを特定する。例えば、特定部133は、縦長の保管対象Aの採寸情報に基づいて、保管対象Aを保管可能なサイズのロッカーを特定する。このような場合、特定部133は、保管対象Aを縦置き可能なロッカーだけではなく、保管対象Aを横置き可能なロッカーを特定することとなる。ここで、特定部133は、「保管対象Aは食べ物であるので横にして置かない」といった条件が設定されている場合、保管対象Aを横置き可能なロッカーを提案対象から除外し、保管対象Aを縦置き可能なロッカーのみを提案対象とする。また、例えば、特定部133は、保管対象Aと保管対象Bとをまとめて保管可能なロッカーが存在しても、「保管対象Bは割れ物であるので上に物を置かない」といった条件が設定されている場合は、保管対象Aを保管可能なロッカーと保管対象Bを保管可能なロッカーとを個別に特定する。また、例えば、特定部133は、冷蔵又は冷凍用のロッカーを特定してもよい。例えば、ロッカー提案サーバ100は、「保管対象Aは食べ物である」といった条件が設定されている場合は、冷蔵または冷凍用のロッカーを特定する。
【0060】
特定部133は、複数の保管対象を保管可能な複数のロッカーを特定する。例えば、特定部133は、スーツケースを保管可能なロッカーと、バッグを保管可能なロッカーとを別々に特定してもよく、スーツケースとバックとを同時に保管可能なロッカーを特定してもよい。例えば、特定部133は、所定の距離範囲内にある複数のロッカーを特定する。また、特定部133は、複数のロッカーを特定する場合には、複数の保管対象を保管するための複数の保管対象の組み合わせに関する情報を特定してもよい。また、特定部133は、所定の距離範囲内において複数のロッカーを特定できない場合には、複数のロッカーを特定できない旨を表示させてもよい。また、特定部133は、所定の距離範囲内において複数のロッカーを特定できない場合には、保管対象を保管可能な他の保管場所を特定してもよい。例えば、特定部133は、所定の距離範囲内にある他の保管場所を特定してもよい。
【0061】
(提案部134)
提案部134は、特定部133により特定されたロッカーを提案する。例えば、提案部134は、ユーザが利用しやすいと感じるようなユーザビリティを高めるロッカーを提案する。例えば、提案部134は、保管対象の採寸情報に応じて、特定の高さに位置するロッカーを提案してもよい。
【0062】
提案部134は、予め定められたユーザビリティに関する所定の条件に基づく順序でロッカーを提案する。例えば、提案部134は、ユーザがロッカーを利用した場合の利用態様に関する所定の順序でロッカーを提案する。より具体的には、提案部134は、ユーザが利用しやすいと感じるようなユーザビリティを高める順序でロッカーを提案する。例えば、提案部134は、「近い場所にあるロッカーだけど利用に掛かる料金が高い」に基づく順序でロッカーを提案する。
【0063】
提案部134は、所定の位置からロッカーへの移動に掛かる移動コストに基づいて特定されたロッカーを提案する。この場合において、提案部134は、特定部133により特定された複数のロッカーの候補を提案してもよい。例えば、提案部134は、採寸場所からの移動コストに基づいて特定されたロッカーを提案する。例えば、提案部134は、所定の目的地までの移動経路中にある所定の位置からの移動コストに基づいて特定されたロッカーを提案してもよい。提案部134は、所定の位置からロッカーへの移動に掛かる移動コストと、ロッカーの利用に掛かる利用コストとに基づいて特定されたロッカーを提案してもよい。例えば、提案部134は、移動コストと利用コストとの総和に基づいて特定されたロッカーを提案してもよい。提案部134は、特定部133により複数のロッカーの候補が特定された場合には、予め定められた方向に位置するロッカーを優先的に提案してもよい。また、提案部134は、特定部133により同じ場所に位置する隣接する複数のロッカーの候補が特定された場合には、例えば、最も右上に位置するロッカーを優先的に提案してもよい。
【0064】
提案部134は、複数の保管対象の採寸情報に基づいて特定されたロッカーを提案する。例えば、提案部134は、特定部133により特定された複数の保管対象を保管可能なロッカーを提案する。また、例えば、提案部134は、特定部133により特定された複数の保管対象を保管する際の条件を満たすロッカーを提案する。例えば、提案部134は、冷蔵又は冷凍用のロッカーを提案する。また、提案部134は、特定部133により特定された複数のロッカーを提案する。例えば、提案部134は、特定部133により特定された所定の距離範囲内にある複数のロッカーを提案する。また、提案部134は、特定部133により特定された複数のロッカーに複数の保管対象を保管するための複数の保管対象の組み合わせに関する情報を提案する。また、提案部134は、特定部133により所定の距離範囲内において複数のロッカーを特定できない場合にはロッカーを提案しなくてもよい。また、提案部134は、特定部133により所定の距離範囲内にある複数のロッカーを特定できない場合には、保管対象を保管可能な他の保管場所を提案してもよい。例えば、提案部134は、所定の距離範囲内にある他の保管場所を提案してもよい。
【0065】
(表示部135)
表示部135は、提案部134により提案される情報を表示させる。例えば、表示部135は、提案部134により提案されるロッカーに関する情報を表示させる。具体的には、表示部135は、提案部134により提案されるロッカーの位置に関する情報を含む地図情報を表示させる。また、表示部135は、複数のロッカーの候補に関する情報を表示させてもよい。また、表示部135は、ロッカーの予約を受け付けている旨の情報を表示させてもよい。また、表示部135は、複数の保管対象を保管するための複数のロッカーを提案する場合には、複数の保管対象の組み合わせに関する情報を表示させてもよい。また、表示部135は、所定の条件を満たすロッカーを提案できない場合には、ロッカーを提案できない旨の情報を表示させてもよい。この場合には、表示部135は、保管対象を保管可能な他の保管場所に関する情報を表示させてもよい。
【0066】
(受付部136)
受付部136は、表示部135により表示された情報に対する操作を受け付ける。また、受付部136は、提案部134により提案された情報に対する操作を受け付けてもよい。例えば、受付部136は、表示部135により表示されたロッカーの予約を受け付けている旨の情報に対する操作をユーザから受け付ける。例えば、受付部136は、表示部135により表示された複数のロッカーの候補に関する情報に対する選択をユーザから受け付けてもよい。
【0067】
(送信部137)
送信部137は、受付部136により受け付けられた操作に基づいてロッカーの予約情報をロッカー管理装置200に送信する。例えば、送信部137は、予約されたロッカーに関する情報や、予約したユーザを特定するための情報を送信する。具体的には、送信部137は、予約されたロッカーのロッカーIDに関する情報や、ロッカーの予約が受け付けられた日時や時刻に関する情報や、ロッカーを開錠するための情報を送信する。
【0068】
(受信部138)
受信部138は、ロッカー管理装置200によりリセットされた予約情報を受信する。例えば、受信部138は、所定の制限時間内にロッカーの開錠が受け付けられなかった旨の情報を受信する。例えば、受信部138は、ユーザによるロッカーの利用が終わった旨の情報を受信する。
【0069】
〔5.提案処理のフロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る提案システム1による提案処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る提案システム1による提案処理の手順を示すフローチャートである。
【0070】
図7に示すように、ロッカー提案サーバ100は、保管対象の採寸情報を取得する(ステップS201)。例えば、ロッカー提案サーバ100は、保管対象を撮像した画像に基づいて保管対象の採寸情報を取得する。ロッカー提案サーバ100は、取得された採寸情報に基づいて、保管対象を保管可能なロッカーを特定する(ステップS202)。ここで、図7には示されていないが、ロッカー提案サーバ100は、特定されたロッカーが、ユーザにより設定された条件を満たすか否かを判定する処置を行ってもよい。ロッカー提案サーバ100は、特定されたロッカーを提案する(ステップS203)。ここで、ロッカー提案サーバ100は、特定されたロッカーが、ユーザにより設定された条件を満たす場合には、特定されたロッカーを提案する処理を行ってもよい。また、ロッカー提案サーバ100は、特定されたロッカーの位置に関する情報を含む地図情報と共に特定されたロッカーを提案する。また、例えば、ロッカー提案サーバ100は、特定されたロッカーに関する情報を表示させることにより提案する。そして、ロッカー提案サーバ100は、提案されたロッカーに対するユーザの予約を受け付けるまで待機する。
【0071】
続いて、ロッカー提案サーバ100は、提案されたロッカーに対するユーザの予約を受け付けた場合(ステップS204;Yes)、ロッカーの予約情報をロッカー管理装置200に送信する。ロッカー提案サーバ100は、提案されたロッカーに対して予約をしない旨を受け付けた場合(ステップS204;No)、ロッカーの予約情報を送信せずに終了する。また、ロッカー提案サーバ100は、所定の時間内に提案に対する操作をユーザから受け付けない場合には、提案されたロッカーに対して予約をしない旨を受け付けたものとみなして、ロッカーの予約情報を送信せずに終了してもよい。
【0072】
〔6.変形例〕
上述した実施形態に係る提案システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、提案システム1の他の実施形態について説明する。
【0073】
上記実施形態では、ロッカー提案サーバ100は、ロッカー提案サーバ100に対して直接的に受け付けられたユーザの操作に基づいて提案されたロッカーを予約する例を示した。ここで、ロッカー提案サーバ100は、端末装置10により受け付けられたユーザの操作に基づいて、ロッカー提案サーバ100により提案されたロッカーを予約してもよい。図7を用いて、上記変形例に係る提案処理の手順について説明する。
【0074】
図7のステップS201において、ロッカー提案サーバ100は、端末装置10により撮像された画像に基づいて保管対象の採寸情報を取得する。図7のステップS202において、ロッカー提案サーバ100は、取得された採寸情報に基づいて保管対象を保管可能なロッカーを特定する。図7のステップS203において、ロッカー提案サーバ100は、特定されたロッカーに関する情報を端末装置10に送信する。図7のステップS204において、ロッカー提案サーバ100は、特定されたロッカーを予約する旨の情報を端末装置10から受信するまで待機する。
【0075】
図7のステップS205において、ロッカー提案サーバ100は、特定されたロッカーを予約する旨の指示を受信した場合、特定されたロッカーを開錠するための情報を端末装置10に送信する。この場合には、ロッカー提案サーバ100は、特定されたロッカーの予約に関する予約情報をロッカー管理装置200に送信する。また、ロッカー提案サーバ100は、特定されたロッカーを予約しない旨の指示を受信した場合、特定されたロッカーを開錠するための情報を送信せずに終了する。また、ロッカー提案サーバ100は、所定の時間内に特定されたロッカーの予約に関する指示を受信しない場合、特定されたロッカーを予約しない旨の指示を受信したものとみなして、特定されたロッカーを開錠するための情報を送信せずに終了してもよい。
【0076】
〔7.効果〕
上述してきたように、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、取得部132と、特定部133と、提案部134を有する。取得部132は、ロッカーに保管する対象となる保管対象の採寸情報を取得する。特定部133は、取得部132によって取得された採寸情報に基づいて、保管対象を保管可能なロッカーを特定する。提案部134は、特定部133により特定されたロッカーを利用者に提案する。
【0077】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、保管対象を保管可能なロッカーを探す手間をユーザにかけさせることなくユーザにロッカーを利用する機会を与えることができる。このように、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、利用者個人の荷物を保管するためにロッカーを利用したいユーザに対して、ユーザビリティの向上を実現させることができる。
【0078】
また、取得部132は、保管対象を撮像した画像に基づいて、保管対象の採寸情報を取得する。
【0079】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、画像に基づいて保管対象の採寸情報を取得するため、更なるユーザビリティの向上を実現させることができる。
【0080】
また、取得部132は、ユーザが利用する端末装置から送信された情報に基づいて採寸情報を取得する。
【0081】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、採寸場所に関わらずユーザにロッカーを利用する機会を与えることができる。
【0082】
また、特定部133は、予め定められたユーザビリティに関する所定の条件に基づく順序でロッカーを特定する。
【0083】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、よりユーザビリティが高いロッカーをユーザに提案することができる。
【0084】
また、特定部133は、所定の位置からロッカーへの移動に掛かる移動コストに基づいてロッカーを特定する。
【0085】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、移動コストに基づくロッカーをユーザに提案することができる。
【0086】
また、特定部133は、保管対象を採寸する採寸場所からの移動コストに基づいてロッカーを特定する。
【0087】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、採寸場所からの移動コストに基づくロッカーをユーザに提案することができる。
【0088】
また、特定部133は、ユーザにより受け付けられた所定の目的地までの移動経路中にある所定の位置からの移動コストに基づいてロッカーを特定する。
【0089】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、移動経路中にあるロッカーを提案することができる。また、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、移動経路からの移動コストに基づくロッカーをユーザに提案することができる。
【0090】
また、特定部133は、移動コストとロッカーの利用に掛かる利用コストとに基づいてロッカーを特定する。
【0091】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、利用コストに基づくロッカーをユーザに提案することができる。
【0092】
また、特定部133は、移動コストと利用コストとの総和が最小となる位置にあるロッカーを特定する。
【0093】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、より近くて安いロッカーをユーザに提案することができる。
【0094】
また、特定部133は、移動コストが所定の範囲に収まる複数のロッカーがある場合には、複数のロッカーのうち予め定められた方向に位置するロッカーを優先的に特定する。
【0095】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、利用されていないロッカー群と利用されているロッカー群とを明確にすることができる。
【0096】
また、特定部133は、保管対象が複数ある場合には、複数の保管対象の採寸情報に基づいてロッカーを特定する。
【0097】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、複数の保管対象が保管可能なロッカーを特定することができる。
【0098】
また、特定部133は、複数の保管対象を保管する際の条件を満たすロッカーを特定する。
【0099】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、保管する際に特定の管理が必要な保管対象を保管するためのロッカーを特定することができる。
【0100】
また、特定部133は、複数の保管対象を保管可能な複数のロッカーを特定する。
【0101】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、複数のロッカーを特定することができる。
【0102】
また、特定部133は、所定の距離範囲内にある複数のロッカーを特定する。
【0103】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、近くにある複数のロッカーを特定することができる。
【0104】
また、提案部134は、複数のロッカーに複数の保管対象を保管するための複数の保管対象の組み合わせに関する情報を提案する。
【0105】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、ロッカーの利用に関するより具体的な情報をユーザに提案することができる。
【0106】
また、提案部134は、所定の距離範囲内において複数のロッカーを特定できない場合にはロッカーを提案しない。
【0107】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、ユーザにとって利用しやすいロッカーのみを提案することができる。
【0108】
また、提案部134は、保管対象を保管可能な他の保管場所を提案する。
【0109】
これにより、実施形態に係るロッカー提案サーバ100は、ユーザにとって利用しやすいロッカーがない場合には、他の保管場所を提案することができる。
【0110】
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係るロッカー提案サーバ100、ロッカー管理装置200および端末装置10は、例えば、図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、ロッカー提案サーバ100、ロッカー管理装置200および端末装置10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
【0111】
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0112】
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
【0113】
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
【0114】
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
【0115】
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係るロッカー提案サーバ100、ロッカー管理装置200および端末装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130、230および14の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
【0116】
〔9.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0117】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0118】
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0119】
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0120】
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
【符号の説明】
【0121】
1 提案システム
10 端末装置
11 通信部
12 入力部
13 出力部
14 制御部
100 ロッカー提案サーバ
110 通信部
120 記憶部
121 ユーザ情報記憶部
122 ロッカー情報記憶部
130 制御部
131 撮像部
132 取得部
133 特定部
134 提案部
135 表示部
136 受付部
137 送信部
138 受信部
141 撮像部
142 取得部
143 送信部
144 受信部
145 表示部
146 第2送信部
147 第2受信部
200 ロッカー管理装置
210 通信部
220 予約情報記憶部
230 制御部
231 受信部
232 受付部
233 判定部
234 開錠部
235 リセット部
236 送信部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8