(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-04
(45)【発行日】2022-11-14
(54)【発明の名称】鑑賞用置物
(51)【国際特許分類】
G09F 7/22 20060101AFI20221107BHJP
H01F 7/02 20060101ALI20221107BHJP
G09F 7/18 20060101ALI20221107BHJP
B43K 23/04 20060101ALN20221107BHJP
B43K 23/00 20060101ALN20221107BHJP
【FI】
G09F7/22 D
H01F7/02 U
G09F7/18 J
B43K23/04
B43K23/00 200D
(21)【出願番号】P 2021189089
(22)【出願日】2021-11-22
【審査請求日】2022-08-05
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521510844
【氏名又は名称】岩淵 和仁
(74)【代理人】
【識別番号】100151208
【氏名又は名称】植田 吉伸
(72)【発明者】
【氏名】岩淵 和仁
【審査官】富士 春奈
(56)【参考文献】
【文献】実開昭57-045998(JP,U)
【文献】登録実用新案第3004448(JP,U)
【文献】特表平03-502299(JP,A)
【文献】実開平6-2618(JP,U)
【文献】実開平3-116999(JP,U)
【文献】意匠登録第1358058(JP,S)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G1/00-1/24、
B44B1/00-11/04、
B44C1/00-7/08、
B44D2/00-7/00、
B44F1/00-99/00、
B43K23/00-23/04、
G09F7/00-7/22
H01F7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
磁石に吸着される磁性部材を有するオブジェ部と、
天井部、底面部、及び、前記底面部に立設され前記天井部を支持する支持部と、
を備え、
前記オブジェ部は、前記天井部及び前記底面部の少なくとも一方に設けられる磁石部と点接触で接触して飾られて
おり、
前記磁石部は、前記天井部及び前記底面部に夫々設けられており、
前記オブジェ部は、前記底面部の前記磁石部に点接触で接触しており、前記天井部の前記磁石部に吸着されていることを特徴とする鑑賞用置物。
【請求項2】
磁石に吸着される磁性部材を有するオブジェ部と、
天井部、底面部、及び、前記底面部に立設され前記天井部を支持する支持部と、
を備え、
前記オブジェ部は、前記天井部及び前記底面部の少なくとも一方に設けられる磁石部と点接触で接触して飾られており、
前記磁石部は、前記天井部及び前記底面部に夫々設けられており、
前記オブジェ部は、前記天井部の前記磁石部に点接触で接触しており、前記底面部の前記磁石部に吸着されていることを特徴とする鑑賞用置物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鑑賞用置物に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、様々なオブジェが鑑賞用の置物として飾られている。本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、互いに技術を競い合い入賞者に入賞を記念して与えられる、入賞事項を表示する場所を設けた賞杯、楯、像等の入賞記念用置物において、前記入賞事項を表示する場所に、入賞事項を表示した板部材を磁石により着脱可能に取り付けたことを特徴とする入賞記念用置物が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、紙、木板、合成樹脂、金属板、布地、ガラス、石からなる薄板状素材を円板状に多数枚形成し、該円板状に形成したそれぞれの薄板状素材を互いにスペーサーを介して疎密に重ね合わせ、また、部分的に円板状に形成したそれぞれの薄板状素材はスペーサーを介さずに重ね合わせ、該それぞれの薄板状素材を連繋するためのテングスやピアノ線から成る紐部材を前記それぞれの薄板状素材のセンター芯を貫通させて両端部から張着した構造となしてモチーフを有する造形物を製作したことを特徴とする玩具、オブジェ並びにレリーフの構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】実用新案登録第3020737号公報
【文献】実用新案登録第3139147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的なオブジェは、机などの所定の場所に設置されており、動きがないものが多いため、面白味に欠けるという課題がある。
【0006】
本発明の目的は、オブジェに動きが生じることで面白味を持たせることを可能とする鑑賞用置物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る鑑賞用置物は、磁石に吸着される磁性部材を有するオブジェ部と、天井部、底面部、及び、前記底面部に立設され前記天井部を支持する支持部と、を備え、前記オブジェ部は、前記天井部及び前記底面部の少なくとも一方に設けられる磁石部と点接触で接触して飾られており、前記磁石部は、前記天井部及び前記底面部に夫々設けられており、前記オブジェ部は、前記底面部の前記磁石部に点接触で接触しており、前記天井部の前記磁石部に吸着されていることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る鑑賞用置物は、磁石に吸着される磁性部材を有するオブジェ部と、天井部、底面部、及び、前記底面部に立設され前記天井部を支持する支持部と、を備え、 前記オブジェ部は、前記天井部及び前記底面部の少なくとも一方に設けられる磁石部と点接触で接触して飾られており、前記磁石部は、前記天井部及び前記底面部に夫々設けられており、前記オブジェ部は、前記天井部の前記磁石部に点接触で接触しており、前記底面部の前記磁石部に吸着されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、室内等に流れる風によりオブジェに動きが生じるため面白味を感じることが出来るという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明に係る実施形態の鑑賞用置物を示す図である。
【
図2】本発明に係る実施形態の鑑賞用置物の第1変形例である鑑賞用置物を示す図である。
【
図3】本発明に係る実施形態の鑑賞用置物の第2変形例である鑑賞用置物を示す図である。
【
図4】本発明に係る実施形態の鑑賞用置物の第3変形例である鑑賞用置物を示す図である。
【
図5】本発明に係る実施形態の鑑賞用置物の第4変形例である鑑賞用置物を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
【0014】
図1は、本発明に係る実施形態の鑑賞用置物10を示す図である。鑑賞用置物10は、室内等に設置することができ、室内等に流れる風によってオブジェに動きを感じることが出来る置物である。鑑賞用置物10は、オブジェ部5と、保持具11と備えている。
【0015】
オブジェ部5は、磁石に吸着される磁性部材を有する物である。オブジェ部5は、矩形状の板部材に、文字、図形、模様などが装飾された部材である。オブジェ部5は、縦方向に10cm、横方向に15cm、厚み方向に1mmのサイズであるものとして説明するが、もちろん、適宜変更可能である。
【0016】
オブジェ部5は、磁性を有する部材、例えば、SUS430で構成される。SUS430は、クロム(Cr)-16%以上のステンレス合金鋼である。SUS430は、フェライト系ステンレス鋼に分類される鋼種で強い磁性を持つ。SUS430は、耐食性に優れ、台所のシンクや厨房機器等の水回りで使用されることが多い。
【0017】
保持具11は、天井部12と、2つの支持部14と、底面部16とを備え、略ロの字型の保持部材を形成している。
【0018】
天井部12、2つの支持部14及び底面部16は、夫々板状部材であり、各板状部材のサイズは、厚みが約1.5cm、長手方向の長さが約20cm、短手方向の長さが約10cmであるものとして説明するが、もちろん、適宜変更可能である。これらの板状部材を
図1に示されるように接続することで略正方形の略ロの字形状の部材が形成されている。
【0019】
天井部12、2つの支持部14及び底面部16は、例えば、木材で構成することができ、美的外観を有するように色彩が施されていてもよい。
【0020】
天井部12の下面側の中央部、及び、底面部16の上面側の中央部は、
図1に示されるように、磁石部15,17が施されている。磁石部15と磁石部17とは、対向するように配置されている。磁石部15,17は、略円柱部材である。
【0021】
オブジェ部5は、
図1に示されるように、矩形形状の一つの角部が底面部16の磁石部17の略円柱部材に点接触しており、対角線上にある角部が天井部12の磁石部15との間で若干の隙間(約1mm(数値は、適宜変更可能))が空けられた状態で吸着されている。
【0022】
続いて、上記構成の鑑賞用置物10の作用について説明する。鑑賞用置物10によれば、オブジェ部5の一方側の角部は底面部16の磁石部17と点接触し、オブジェ部5の対角線上にある他方側の角部は天井部12の磁石部15によって吸着されて起立している。
【0023】
したがって、板状のオブジェ部5に風が吹きつけられると、一方側の角部と他方側の角部を結ぶ対角線が回転軸となって回転する。このように風によってオブジェ部5が動くため、オブジェ部5の鑑賞を楽しむだけでなく、風を感じることができるという顕著な効果を奏する。
【0024】
次に、鑑賞用置物10の第1変形例である鑑賞用置物20について説明する。
図2は、鑑賞用置物20を示す図である。
【0025】
鑑賞用置物20は、室内等に設置することができ、室内等に流れる風によってオブジェに動きを感じることが出来る置物である。鑑賞用置物20は、オブジェ部6と、保持具21と備えている。
【0026】
オブジェ部6は、オブジェ部5と同様の部材であり、磁石に吸着される磁性部材を有する物である。オブジェ部6は、矩形状の板部材に、文字、図形、模様などが装飾された部材である。
【0027】
オブジェ部6は、縦方向に15cm、横方向に20cm、厚み方向に5mmのサイズであるものとして説明するが、もちろん、適宜変更可能である。オブジェ部6は、オブジェ部5と同様に、磁性を有する部材、例えば、SUS430で構成される。
【0028】
保持具21は、天井部22と、支持部24と、底面部26とを備え、略Cの字型(Cの字の左右対称となるような形状)の保持部材を形成している。
【0029】
天井部22は、
図2に示されるように、美的外観を重視して、ダイアモンドのような形状の装飾部材である。この装飾部材の最下部には、略円柱形状を有する磁石部25が設けられている。
【0030】
底面部26は、略円柱形状を有して土台部材である。ここでは、底面部26の直径が5cmで、高さが2cmであるものとして説明するが、もちろん、適宜変更することが出来る。また、底面部26の上面部に円柱形状の磁石部27が設置されているものとして説明するが、底面部26と磁石部27とを一体化してもよい。
【0031】
支持部24は、
図2に示されるように、略円弧状の部材である。この略円弧状の部材の両端部の間の距離、すなわち、磁石部27の上面と磁石部25の下面の間の距離は、オブジェ部6の対角線上の長さよりも若干長く設定することが好ましい。
【0032】
オブジェ部6は、
図2に示されるように、矩形形状の一つの角部が底面部26の磁石部27の略円柱部材に点接触しており、対角線上にある角部が天井部22の磁石部25との間で若干の隙間(約1mm(数値は、適宜変更可能))が空けられた状態で吸着されている。
【0033】
続いて、上記構成の鑑賞用置物20の作用について説明する。鑑賞用置物20によれば、オブジェ部6の一方側の角部は底面部26の磁石部27と点接触し、オブジェ部6の対角線上にある他方側の角部は天井部22の磁石部25によって吸着されて起立している。
【0034】
したがって、板状のオブジェ部6に風が吹きつけられると、一方側の角部と他方側の角部を結ぶ対角線が回転軸となって回転し、風によってオブジェ部6が動くため、オブジェ部6の鑑賞を楽しむだけでなく、風を感じることができるという顕著な効果を奏する。
【0035】
次に、鑑賞用置物10の第2変形例である鑑賞用置物30について説明する。
図3は、鑑賞用置物30を示す図である。
【0036】
鑑賞用置物30は、室内等に設置することができ、室内等に流れる風によってオブジェに動きを感じることが出来る置物である。鑑賞用置物30は、オブジェ部7と、保持具31と備えている。
【0037】
オブジェ部7は、オブジェ部5と同様の部材であり、磁石に吸着される磁性部材を有する物である。オブジェ部7は、矩形状の板部材に、文字、図形、模様などが装飾された部材である。
【0038】
オブジェ部7は、縦方向に15cm、横方向に20cm、厚み方向に1mmのサイズであるものとして説明するが、もちろん、適宜変更可能である。オブジェ部7は、オブジェ部5と同様に、磁性を有する部材、例えば、SUS430で構成される。
【0039】
保持具31は、天井部と、支持部と、底面部とを備え保持部材を形成しているが、
図3では、省略している。
【0040】
オブジェ部7は、磁性を有する部材、例えば、SUS430で構成される板部材7aを
図3(a)に示されるように、四隅に板バネを形成した後、
図3(b)に示されるように、四隅の板バネを曲げられる。このように曲げられた板部材7aは、
図3(C)に示されるように、磁石部35,36に吸着されて立設されるようになる。
【0041】
そして、四隅の板バネを曲げられた板部材7aに写真7cを載せ、写真7cの上に、アクリル板7bを載せると、
図3(d)に示されるように、オブジェ部7が完成する。
【0042】
このように完成されたオブジェ部7は、
図3(d)の右端図に示されるように、矩形形状の一つの角部が底面部の磁石部36の略円柱部材に点接触しており、対角線上にある角部が天井部の磁石部35との間で若干の隙間(約1mm(数値は、適宜変更可能))が空けられた状態で吸着されている。
【0043】
続いて、上記構成の鑑賞用置物30の作用について説明する。鑑賞用置物30によれば、オブジェ部7の一方側の角部は底面部の磁石部36と点接触し、オブジェ部7の対角線上にある他方側の角部は天井部の磁石部35によって吸着されて起立している。
【0044】
したがって、板状のオブジェ76に風が吹きつけられると、一方側の角部と他方側の角部を結ぶ対角線が回転軸となって回転し、風によってオブジェ部7が動くため、オブジェ部7の鑑賞を楽しむだけでなく、風を感じることができるという顕著な効果を奏する。
【0045】
次に、鑑賞用置物10の第3変形例である鑑賞用置物40について説明する。
図4は、鑑賞用置物40を示す図である。
【0046】
鑑賞用置物40は、室内等に設置することができ、室内等に流れる風によってオブジェに動きを感じることが出来る置物である。鑑賞用置物40は、オブジェ部8と、保持具41と備えている。
【0047】
オブジェ部8は、
図4に示されるように、空を飛んでいるような形状を有するフィギュアである。フィギュアは、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリレジン、ソフトビニール、ABS、発砲ポリウレタンなどで構成される。
【0048】
オブジェ部8は、フィギュアの頭の天井部に磁石部45に吸着された磁性部材8a(例えば、SUS)などが設けられている。また、オブジェ部8は、フィギュアのつま先に、底面部46に起立する円筒状の磁石部48に吸着される磁性部材8b(例えば、SUS)が設けられている。そして、磁性部材8aが磁石部45と点接触し、磁性部材8bが磁石部48に吸着されることで、
図4に示されるように、オブジェ部8が宙に浮いたような状態となる。
【0049】
保持具41は、天井部42と、支持部44と、底面部46とを備える保持部材を形成している。
【0050】
天井部42は、
図4に示されるように、四角柱形状を有する棒部材である。天井部42は、透明なアクリルで構成されることが好ましい。棒部材の四角の断面積のうち、縦方向の長さは3cmであり、横方向の長さは2cmであるものとして説明するが、もちろん、適宜変更可能である。棒部材の高さ(
図4では横方向)は、15cmである。
【0051】
また、天井部42には、チェーン部47が装着されており、チェーン部47の最下端部には、円柱形状の磁石部45が設けられている。
【0052】
底面部46は、略円柱形状を有して土台部材である。ここでは、底面部46の直径が10cmで、厚みが1cmであるものとして説明するが、もちろん、適宜変更することが出来る。
【0053】
支持部44は、
図4に示されるように、底面部46の端部に立設され、天井部42を支え、四角柱形状を有する棒部材である。棒部材の四角の断面積のうち、縦方向(長手方向)の長さは3cmであり、横方向(短手方向)の長さは2cmであるものとして説明するが、もちろん、適宜変更できる。棒部材の高さは、25cmである。
【0054】
オブジェ部8は、フィギュアの頭部に設けられる磁性部材8aが磁石部45の底面と点接触し、磁性部材8bが磁石部48に吸着されてオブジェ部8が宙に浮いたような状態となる。このため、オブジェ部8に風が吹きつけられると揺動可能な状態となっている。
【0055】
続いて、上記構成の鑑賞用置物40の作用について説明する。鑑賞用置物40によれば、オブジェ部8のフィギュアの頭部に設けられる磁性部材8aが磁石部45の底面と点接触しており、
図4に示されるように、オブジェ部8が吊り下げられている状態となっている。
【0056】
したがって、オブジェ部8に風が吹きつけられると、風によってオブジェ部8が揺れ動いて飛んでいるように見えるため、オブジェ部8の鑑賞を楽しむだけでなく、風を感じることができるという顕著な効果を奏する。
【0057】
次に、鑑賞用置物10の第4変形例である鑑賞用置物43について説明する。
図5は、鑑賞用置物43を示す図である。
【0058】
鑑賞用置物43は、室内等に設置することができ、室内等に流れる風によってオブジェに動きを感じることが出来る置物である。鑑賞用置物43は、オブジェ部9と、保持具41と備えている。
【0059】
ここで、鑑賞用置物43と鑑賞用置物40との相違点は、オブジェ部9のみであり、保持具41は同じであるため、以下では、オブジェ部9を中心に説明する。
【0060】
オブジェ部9は、キャップ付きのシャープペンシルである。オブジェ部9は、キャップが磁石部45に吸着可能な磁性部材(例えば、SUS430)などで構成されている。
【0061】
オブジェ部9は、
図5に示されるように、シャープペンシルのペン先が底面部46に接触し、キャップが磁石部45に吸着されるように起立して揺動可能な状態となっている。
【0062】
続いて、上記構成の鑑賞用置物43の作用について説明する。鑑賞用置物43によれば、上述したように、シャープペンシルのペン先が底面部46に接触し、キャップが磁石部45に吸着されるように起立して揺動可能な状態となっている。
【0063】
したがって、オブジェ部9に風が吹きつけられると、風によってオブジェ部9が揺れ動くため、オブジェ部9の鑑賞を楽しむだけでなく、風を感じることができるという顕著な効果を奏する。また、シャープペンシルが起立した状態であるため、手で取りやすいという利点もある。
【符号の説明】
【0064】
5、6,7,8,9 オブジェ部、7a 板部材、7b アクリル板、7c 写真、8a,8b 磁性部材、10 鑑賞用置物、11 保持具、12 天井部、14 支持部、15 磁石部、16 底面部、17 磁石部、20 鑑賞用置物、21 保持具、22 天井部、24 支持部、25 磁石部、26 底面部、27 磁石部、30 鑑賞用置物、31 保持具、35 磁石部、36 磁石部、40 鑑賞用置物、41 保持具、42 天井部、43 鑑賞用置物、44 支持部、45 磁石部、46 底面部、47 チェーン部、48 磁石部。
【要約】
【課題】オブジェに動きが生じることで面白味を持たせることを可能とする鑑賞用置物を提供することである。
【解決手段】鑑賞用置物10は、磁石部15,17に吸着される磁性部材を有するオブジェ部5と、天井部12、底面部16、及び、底面部16に立設され天井部12を支持する支持部14と、を備え、オブジェ部5は、天井部12及び底面部16の少なくとも一方に設けられる磁石部15,17と点接触で接触して飾られていることを特徴とする。
【選択図】
図1