(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-07
(45)【発行日】2022-11-15
(54)【発明の名称】電気掃除機システム
(51)【国際特許分類】
A47L 9/00 20060101AFI20221108BHJP
A47L 9/26 20060101ALI20221108BHJP
【FI】
A47L9/00 Z
A47L9/26 Z
(21)【出願番号】P 2018029776
(22)【出願日】2018-02-22
【審査請求日】2019-12-18
【審判番号】
【審判請求日】2021-08-27
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000176866
【氏名又は名称】三菱電機ホーム機器株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003199
【氏名又は名称】弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 諒太
(72)【発明者】
【氏名】岡▲崎▼ 光宏
(72)【発明者】
【氏名】相馬 公義
【合議体】
【審判長】柿崎 拓
【審判官】佐々木 芳枝
【審判官】田合 弘幸
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-167731(JP,A)
【文献】特開2017-23568(JP,A)
【文献】特開2014-181596(JP,A)
【文献】特開2015-204245(JP,A)
【文献】特開2016-123746(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47L 5/00 - 9/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動送風機を有する電気掃除機と、
自立可能に形成され、前記電気掃除機が着脱可能である支持装置と、
を備え、
前記支持装置は、
床面に設置される土台部と、
前記土台部に接続される電源コードと、
を備え、
前記土台部は、当該土台部の水平方向寸法が最大となる部分の水平方向端部から当該土台部の底面に向けて滑らかに連なる側面を有し、
前記電源コードは、前記水平方向端部を通る仮想鉛直面と、前記側面と、前記床面と、によって囲われた空間に収納可能であり、
前記電気掃除機は、水平方向に沿った第一方向に動かすことで、前記支持装置に着脱され、
前記土台部の前記側面には、前記電源コードが接続される電源コード接続部が設けられ、
前記土台部は、平面視において円形状であり、
前記電源コード接続部は、平面視における前記土台部の接線のうち前記第一方向に平行な接線を含む仮想鉛直面である第1仮想壁面と、平面視における前記土台部の接線のうち前記第一方向に垂直な接線を含む仮想鉛直面であ
り前記土台部の背面側に位置する第2仮想壁面と、前記土台部の前記側面と、に囲われた範囲で、かつ、前記第1仮想壁面と前記第2仮想壁面とが交差する隅に向けて配置されている電気掃除機システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電気掃除機システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、電気掃除機を支持する支持装置として、収納台が記載されている。この収納台は、当該収納台に取り付けられた電気掃除機を充電する機能を有している。収納台の土台部分には、電力を供給するための電源コードが接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された収納台が壁際に置かれた場合、電源コードが収納台の土台部分と壁とによって挟まれてしまうことがある。電源コードは、収納台と壁とに挟まれることによって傷んでしまう。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、電源コードが傷んでしまうことを防止できる支持装置を備えた電気掃除機システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る電気掃除機システムは、電動送風機を有する電気掃除機と、自立可能に形成され、電気掃除機が着脱可能である支持装置と、を備える。支持装置は、床面に設置される土台部と、土台部に接続される電源コードと、を備える。土台部は、当該土台部の水平方向寸法が最大となる部分の水平方向端部から当該土台部の底面に向けて滑らかに連なる側面を有する。電源コードは、上記の水平方向端部を通る仮想鉛直面と、土台部の側面と、床面と、によって囲われた空間に収納可能である。また、電気掃除機は、水平方向に沿った第一方向に動かすことで、支持装置に着脱される。土台部の側面には、電源コードが接続される電源コード接続部が設けられる。土台部は、平面視において円形状である。電源コード接続部は、平面視における土台部の接線のうち第一方向に平行な接線を含む仮想鉛直面である第1仮想壁面と、平面視における土台部の接線のうち第一方向に垂直な接線を含む仮想鉛直面であり土台部の背面側に位置する第2仮想壁面と、土台部の側面と、に囲われた範囲で、かつ、第1仮想壁面と第2仮想壁面とが交差する隅に向けて配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電源コードが傷んでしまうことを防止できる支持装置を備えた電気掃除機システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】実施の形態1の電気掃除機システムの斜視図である。
【
図2】実施の形態1の電気掃除機システムの側面図である。
【
図8】実施の形態1の支持装置の土台部を拡大した背面図である。
【
図9】実施の形態1の支持装置の土台部を拡大した正面図である。
【
図10】実施の形態1の土台部の拡大背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面を参照して、発明を実施するための形態について説明する。各図における同一の符号は、同一の部分または相当する部分を示す。本開示では、重複する説明については、適宜に簡略化または省略する。なお、本発明は、以下の実施の形態によって開示される構成のあらゆる組み合わせを含み得るものであり、趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の電気掃除機システム1の斜視図である。
図2は、実施の形態1の電気掃除機システム1の側面図である。
図1および
図2に示すように、本実施の形態の電気掃除機システム1は、掃除機10と支持装置100とによって構成される。
【0011】
掃除機10は、電気掃除機の一例であり、コードレスタイプの縦型電気掃除機である。支持装置100は、自立可能に形成される。支持装置100は掃除機10を支持する機器である。支持装置100は、例えば、居室の床面に置かれる。支持装置100は、例えば、居室の壁際に置かれる。
【0012】
掃除機10は、支持装置100に対して着脱自在である。
図1は、支持装置100に着脱される掃除機10の状態を示している。また、
図2は、支持装置100に掃除機10が取り付けられた状態を示している。
図2に示すように、掃除機10は、支持装置100に取り付けられることで自立する。
【0013】
本実施の形態の支持装置100は、コードレスタイプの掃除機10を充電する機能を有している。掃除機10は、使用時に支持装置100から取り外される。掃除機10は、不使用時に支持装置100に取り付けられる。コードレスタイプの掃除機10は、支持装置100に取り付けられることで、充電される。
【0014】
掃除機10の全体構成について説明する。
図1および
図2に示すように、掃除機10は、主な構成要素として、掃除機本体11、管体12および掃除具13を備えている。管体12は、例えば、直線状に伸びる円筒形状の部材である。管体12の一方の端部は、掃除具13に接続される。掃除具13は、管体12に対し、着脱可能である。管体12の他方の端部は、掃除機本体11に接続される。管体12は、掃除機本体11に対し、着脱可能である。
【0015】
管体12および掃除具13の内部には、外部から掃除機本体11に塵埃を含む空気を流入させるための風路が形成される。なお、本開示では、ごみ、塵、埃、毛髪、繊維等のように、掃除機10の清掃対象となるものを総称して、「塵埃」と称する。また、本開示では、塵埃を含む空気を、「含塵空気」と称する。そして、塵埃が取り除かれた空気を「清浄空気」と呼ぶ場合がある。
【0016】
掃除機本体11は、含塵空気から塵埃を分離する機能を有するものである。また、掃除機本体11は、分離した塵埃を捕集する機能を有するものである。掃除機本体11は、把持部15、本体部16および集塵部17を備える。把持部15は、掃除機10の使用中に使用者が手で握る部材である。把持部15は、本体部16に対して機械的に接続されている。
【0017】
本体部16には、図示しない電動送風機および二次電池等が内蔵されている。電動送風機は、掃除機10が塵埃を吸引するための気流を発生させるものである。二次電池は、電動送風機が駆動するための電力源である。本体部16に内蔵された二次電池は、掃除機10が支持装置100に取り付けられることで、充電される。
【0018】
集塵部17は、含塵空気から塵埃を分離して、当該塵埃を捕集する集塵装置の一例である。本実施の形態の集塵部17は、本体部16に内蔵された電動送風機が発生させた気流によって掃除機本体11に吸引された含塵空気を旋回させ、遠心力によって塵埃を分離する。集塵部17は、サイクロン分離機能を有する。集塵部17は、本体部16に着脱可能である。
【0019】
次に、支持装置100の全体構成について説明する。本実施の形態の支持装置100は、
図1および
図2に示すように、土台部101、支柱部102および本体支持部103を備える。土台部101は、支持装置100の中で最も下方に配置される部分である。土台部101は、支持装置100の土台を形成する。土台部101は、床面に設置される。土台部の底面は、床面に対向する。
【0020】
支柱部102は、柱状の部材である。支柱部102の下端部は、土台部101に固定される。支柱部102は、土台部101の上面から鉛直上向きに直立するように形成されている。本体支持部103は、支柱部102の中間部に設けられている。掃除機10が支持装置100に取り付けられている状態において、本体支持部103は、掃除機本体11を下方から支持する。また、掃除機10が支持装置100に取り付けられる際、掃除具13は、土台部101に支えられる。
【0021】
掃除機10の使用者は、把持部15を把持して、掃除具13を前後方向に動かす。この前後方向は、水平方向に沿った第一方向の一例である。掃除を終えた使用者は、把持部15を把持して、掃除具13を、支持装置100の土台部101に向けて前方へ動かす。これにより、
図1に示す状態、すなわち土台部101に掃除具13が接続された状態になる。掃除機10は、
図1に示す状態から掃除機本体11がさらに支持装置100側へ押されることで、
図2に示す状態、すなわち支持装置100に取り付けられた状態になる。
【0022】
また、掃除機10は、
図2に示す状態から後方へ動かされることで、
図1に示す状態になる。掃除機10は、
図1に示す状態からさらに後方へ動かされることで、支持装置100から取り外される。このように、本実施の形態において掃除機10は、水平方向に沿った第一方向に動かされることで、支持装置100に着脱される。
【0023】
上記したように、本実施の形態の電気掃除機システム1において、掃除機10は、支持装置100の水平方向一側部分に取り付けられる。ここで、掃除機10が支持装置100に取り付けられた状態において、当該支持装置100に対して当該掃除機10が配置されている方向を、本実施の形態では支持装置100の正面方向と定義する。すなわち、掃除機10は、支持装置100の正面側に取り付けられる。
【0024】
また、上記の正面方向の反対方向を、本実施の形態では支持装置100の背面方向と定義する。支持装置100の正面方向は、使用者によって掃除具13が動かされる方向である後方向に該当する。支持装置100の背面方向は、使用者によって掃除具13が動かされる方向である前方向に該当する。正面方向および背面方向は、水平方向に沿った第一方向の一例である。
【0025】
次に、本実施の形態の支持装置100の構成について、図面を更に参照し、より詳細に説明する。
図3は、実施の形態1の支持装置100の斜視図である。
図4は、実施の形態1の支持装置100の右側面図である。
図5は、実施の形態1の支持装置100の左側面図である。
【0026】
また、
図6は、実施の形態1の支持装置100の上面図である。
図7は、実施の形態1の支持装置100の底面図である。
図6および
図7は、平面視における支持装置100を示している。
図6および
図7に示すように、本実施の形態において、土台部101は、平面視において円形状を呈している。なお、平面視における土台部101の形状は、必ずしも円形状を呈していなくてもよい。例えば、平面視における土台部101の形状は、多角形状または楕円形状等であってもよい。
【0027】
土台部101は、スロープ部101aを備えていてもよい。スロープ部101aは、掃除具13を所定の位置に取り付け易くするために備えられる。スロープ部101aの上面は、傾斜面である。土台部101にスロープ部101aが備えられることにより、使用者は、掃除機10を、持ち上げることなく、容易に支持装置100へ取り付けられる。
【0028】
また、本実施の形態の支持装置100は、電源コード104を備える。電源コード104は、外部の商用電源等から支持装置100へ電力を供給するためのものである。一例として、電源コード104によって供給された電力は、支持装置100に取り付けられた掃除機10の二次電池を充電するために用いられる。なお、支持装置100は、電源コード104によって供給された電力によって、掃除機10の二次電池の充電以外の動作を行うように構成されていてもよい。支持装置100は、必ずしも掃除機10の二次電池を充電する機能を有していなくてもよい。
【0029】
土台部101の側面101bには、電源コード104が接続される電源コード接続部101cが設けられる。本実施の形態において、電源コード104の一側端部は、この電源コード接続部101cに着脱自在に接続される。なお、電源コード104は、例えば、電源コード接続部101cを介して土台部101に固定されていてもよい。換言すると、電源コード104は、土台部101に対して着脱自在でなくてもよい。
【0030】
図8は、実施の形態1の支持装置100の土台部101を拡大した背面図である。
図9は、実施の形態1の支持装置100の土台部101を拡大した正面図である。
図10は、実施の形態1の土台部101の拡大背面図である。
図10は、
図8の一部をさらに拡大した図に相当する。なお、
図10においては、電源コード104の図示を省略し、仮想的な電源コード104を斜線で塗られた領域ECで示している。すなわち、
図10におけるECの上下寸法hは、電源コード104の上下寸法を意味する。また
図10におけるECの幅wは、電源コード104の幅を意味する。
【0031】
本開示において、側面101bは、土台部101の水平方向寸法が最大となる部分の水平方向端部101dから土台部101の底面に向けて滑らかに連なる面を意味する。土台部101の側面101bは、滑らかな面であり、当該側面101bには段差等が形成されていない。なお、側面101bは、曲面であってもよいし、平坦面であってもよい。換言すると、例えば、特定の側面視における側面101bの稜線は、曲線であってもよいし直線であってもよい。
【0032】
図8から
図10に示すように、本実施の形態の土台部101は水平方向端部101dを通る仮想鉛直面Aと、側面101bと、床面Bと、によって囲われた空間に電源コード104が収納可能に構成される。
図8から
図10においては、上記の仮想鉛直面Aおよび床面Bを一点鎖線で示している。上記のように構成されることによって、支持装置100が壁際に置かれたとしても、電源コード104は土台部101と壁とによって挟まれてしまうことがない。本実施の形態であれば、電源コード104が傷んでしまうことを防止できる支持装置100を備えた電気掃除機システム1を提供することができる。
【0033】
また、側面101bは、滑らかな面である。このため、電源コード104が、側面101bに引っ掛かることがない。これにより、電源コード104が傷んでしまうことがより効果的に防止される。
【0034】
一例として、正面視において土台部101の水平方向寸法が最大となる部分の幅を、最大幅Waとする。また、正面視における土台部101の底面の水平方向寸法を、底面幅Wbとする。一例として、土台部101の底面は、正面視において、土台部101の水平方向寸法が最小となる部分である。換言すると、底面幅Wbは、正面視において、土台部101の水平方向寸法が詳細となる部分の幅である。正面視は、特定の側面視の一例である。なお、特定の側面視において、土台部101の水平方向寸法が最小となる部分は、本例のように土台部101の底面でなくてもよい。
【0035】
一例として、
図10に示すように、土台部101の水平方向寸法が最大となる部分の水平方向端部101dは、床面Bから高さHだけ上方に位置している。
図10におけるECの上下寸法h、すなわち、電源コード104の上下寸法は、一例として、この高さHよりも小さく設定される。換言すると、高さHは、電源コード104の上下寸法よりも大きく設定される。また、
図10におけるECの幅w、すなわち、電源コード104の幅は、土台部101の底面の水平方向端部101eから上記の水平方向端部101dまでの水平方向寸法Wよりも小さく設定される。この水平方向寸法Wは、正面視において土台部101が左右対称である場合、最大幅Waと底面幅Wbとの差の半分として算出される。土台部101および電源コード104が具体的に上記のように構成されることで、電源コード104は、仮想鉛直面Aと、側面101bと、床面Bと、によって囲われた空間に収納可能である。
【0036】
なお、
図10における領域ECは長方形を呈しているが、電源コード104の断面形状は、必ずしも長方形でなくてもよい。電源コード104の断面形状は、例えば、円形状または楕円形状であってもよい。
【0037】
また、電源コード接続部101cは、
図6および
図7に示すように、第1仮想壁面W1と第2仮想壁面W2と土台部101の側面101bとに囲われた範囲に配置されることが好ましい。
図6および
図7において、第1仮想壁面W1および第2仮想壁面W2は、一点鎖線で示している。
【0038】
本実施の形態における第1仮想壁面W1は、平面視における土台部101の接線のうち前後方向に平行な接線を含む仮想鉛直面である。第1仮想壁面W1は、支持装置100が、当該支持装置100の背面および側面が居室の壁に向くように居室の隅に置かれた際に、当該支持装置100の側面に近接する壁面を意味する。
【0039】
また、本実施の形態における第2仮想壁面W2は、平面視における土台部101の接線のうち左右方向に平行な接線を含む仮想鉛直面である。左右方向は、前後方向に垂直な方向である。第2仮想壁面W2は、支持装置100が、当該支持装置100の背面および側面が居室の壁に向くように居室の隅に置かれた際に、当該支持装置100の背面に近接する壁面を意味する。
【0040】
電源コード接続部101cが第1仮想壁面W1と第2仮想壁面W2と土台部101の側面101bとに囲われた範囲に配置されることで、支持装置100が居室の隅に置かれた場合において、当該電源コード接続部101cは居室の隅に向く。上記したように、電源コード104の一側端部は、電源コード接続部101cに接続される。電源コード104の一側端部は、電源コード接続部101cから、
図6および
図7に示すように、居室の隅に向けて突出する。電源コード104の一側端部は、居室の隅に収納される。本実施の形態であれば、居室の隅に有効に収納される支持装置100が得られる。また、電源コード104の一側端部が壁面に向けて突出せずに居室の隅
に収納されることで、電源コード104が傷むことがさらに防止される。
【0041】
なお、本実施の形態において電源コード接続部101cは、
図6および
図7に示すように、土台部101の背面側に配置されているが、電源コード接続部101cは、土台部101の正面側に配置されていてもよい。また、電源コード接続部101cは、支持装置100の背面が居室の隅に向けられた際に電源コード104の一側端部がこの隅に収納されるように設けられてもよい。電源コード接続部101cは、例えば、支持装置100の中心を基準として、掃除機10の真逆に設けられてもよい。
【符号の説明】
【0042】
1 電気掃除機システム、 10 掃除機、 11 掃除機本体、 12 管体、 13 掃除具、 15 把持部、 16 本体部、 17 集塵部、 100 支持装置、 101 土台部、 101a スロープ部、 101b 側面、 101c 電源コード接続部、 101d 水平方向端部、 102 支柱部、 103 本体支持部、 104 電源コード