特許7172586IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

3次元積層造形物の製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

空隙率の高い複雑な形状を有する3次元積層造形物の製造方法の開発が望まれている。空隙率の高い製造方法は、たとえば光造形法(特許文献1)や熱溶解積層法(特許文献2)などが挙げられる。光造形法については、光硬化させる樹脂であり汎用性が少なく、比較的高価な光硬化樹脂を多量に必要とするなど環境負荷や経済的な面、また未硬化の樹脂が成形物の表面に残留するなど健康衛生面が課題となっている。熱溶解積層法では、二種類の樹脂を使用する方法が一般的であり、有機溶媒や水等で除去可能な可溶性樹脂とそれらで除去不可能な樹脂との二種類で構造物を成形させ、空隙構造を得たい部分を可溶性樹脂で形成させ、残存させたい部分を除去不可能な樹脂で形成させ、形成後に有機溶媒や水等で可溶性樹脂を除去する方法が一般的である。これらの方法では、空隙率の高い構造を形成させるのに時間が掛かることや、可溶性樹脂の除去という煩雑で環境負荷の高い工程を要すること、可溶性樹脂の除去が困難であり除去後も残存するなどが課題となっていた。すなわち、従来の造形方法では、空隙率の高い構造をより広範囲な樹脂で比較的簡便に成形することは困難であった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、以下に示す3次元積層造形物の製造方法を提供する。 [1] 造形物の製造方法であって、熱可塑性樹脂を準備する第1工程、前記熱可塑性樹脂を軟化させることにより、糸状の造形材料を得る第2工程、前記糸状の造形材料により3次元造形物を製造する第3工程、を含み、前記第3工程は、前記糸状の造形材料により面方向に空隙を有する層である繊維層を形成すること、前記繊維層上に開口部を有するコレクタを・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、空隙率の高い複雑な形状を有する3次元積層造形物の製造方法が提供される。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、3次元積層造形物の製造過程を図解する第1概略図である。
【図2】 図2は、3次元積層造形物の製造過程を図解する第2概略図である。
【図3】 図3は、3次元積層造形物の製造過程を図解する第3概略図である。
【図4】 図4は、3次元積層造形物の製造過程を図解する第4概略図である。
【図5】 図5は、実施例1で用いたコレクタの概略図である。
【図6】 図6は、図5に示すコレクタをA方向から見た際の概略図である。
【図7】 図7は、実施例1における第2コレクタと第3コレクタとの位置関係を図解する概略図である。
【図8】 図8は、実施例1により製造された3次元積層造形物の概略図である。
【図9】 図9は、実施例2により製造された3次元積層造形物の概略図である。
【図10】 図10は、実施例3で用いたコレクタの概略図である。
【図11】 図11は、図10に示すコレクタをA方向から見た際の概略図である。
【図12】 図12は、実施例3により製造された3次元積層造形物の概略図である。
【図13】 図13は、実施例4により製造された3次元積層造形物の概略図である。

代表図 図1本件の代表的な図

100 積層造形装置、101 支持台、102 糸状の造形材料、103 ノズル、104 コレクタ、1000 3次元造形物、d1 開口部、104a,104b,104c,104d,104e アルミ板、p1 第1繊維層、p2 第2繊維層、p3 第3繊維層、p4 第4繊維層、p5 第5繊維層、p6 第6繊維層。

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