(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-09
(45)【発行日】2022-11-17
(54)【発明の名称】屋根材の継手、その継手を用いた屋根材の接続方法およびその継手を用いてつなぎ合わせた屋根材の取り外し方法
(51)【国際特許分類】
E04D 3/366 20060101AFI20221110BHJP
E04D 1/18 20060101ALI20221110BHJP
E04D 3/362 20060101ALI20221110BHJP
【FI】
E04D3/366 101E
E04D1/18 F
E04D3/362 F
(21)【出願番号】P 2019077266
(22)【出願日】2019-04-15
【審査請求日】2021-10-15
(73)【特許権者】
【識別番号】000200323
【氏名又は名称】JFE鋼板株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】503367376
【氏名又は名称】ケイミュー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001542
【氏名又は名称】弁理士法人銀座マロニエ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】押田 博之
(72)【発明者】
【氏名】和泉 正章
【審査官】荒井 隆一
(56)【参考文献】
【文献】特開平10-102692(JP,A)
【文献】特開平02-311648(JP,A)
【文献】実開平02-051626(JP,U)
【文献】実開昭55-055527(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04D 1/00- 3/40
E04D 13/00-15/07
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
屋根材の長手方向の端部を向かい合わせにして屋根材同士をその端部において相互につなぎ合わせる継手であって、
屋根材の長手方向の端部を向かい合わせに載置する支持片を有するベースと、
該ベースに装着される連係部と、
向かい合わせに載置された屋根材の長手方向の端部を覆い隠すカバーとを備え、
該連係部は、該ベースの内部空間に配置される連係部本体と、該連係部本体につながり、ベースに形成された開放部および向かい合わせに載置された屋根材の長手方向の端部の相互間を通して起立姿勢に保持されるが、基部を起点とする折り返しにより横倒し可能な一対の板状片とからなり、
該カバーは、その外縁に片持ち支持され、横倒し状態にされた一対の板状片と該屋根材の長手方向の端部の外表面との相互間に差し込まれて屋根材の長手方向の端部を、支持片と協働して挟持する挟持片を有することを特徴とする屋根材の継手。
【請求項2】
前記ベースは、前記支持片の外縁部に段下がりをなしてつながり、ベースを屋根の下地材に接地させる脚板を有することを特徴とする請求項1に記載した屋根材の継手。
【請求項3】
請求項1または2に記載された屋根材の継手を用いて屋根材同士をその端部において相互につなぎ合わせる屋根材の接続方法において、
連係部をベースに装着したのち、該ベースの先端部に曲げ加工を施し、次いで、屋根材の長手方向の端部を向かい合わせにしてベースの支持片に載置するとともに、連係部の一対の板状片を折り返して横倒し状態に保持する一方、向かい合わせに載置された屋根材の長手方向の端部をカバーにて覆い隠すとともに横倒し状態に保持された一対の板状片と該屋根材の長手方向の端部の外表面との相互間に挟持片を差し込んで該カバーを屋根材に装着することを特徴とする屋根材の接続方法。
【請求項4】
請求項1または2に記載された屋根材の継手によりつなぎ合わされた屋根材を取り外す方法であって、
前記カバーを屋根材から取り外したのち、横倒し状態に保持された連係部の一対の
板状片を引き起こして起立姿勢に保持し、次いで、屋根材の水下側、水上側に位置する他の屋根材との連係を解除することを特徴とする屋根材の取り外し方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般住宅や事務所、マンション、福祉施設、リゾート施設等の屋根において幅広く使用される屋根材、とくに、長手方向の端部に継手を介在させて屋根材同士を軒方向につなぎ合わせる、横葺きタイプの屋根材に用いて好適な継手およびその継手を用いた屋根材の接続方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
横葺タイプの屋根材は、長さ方向の寸法(桁行方向の寸法)が幅方向の寸法(梁間方向の寸法)よりも長い板状本体を備え、桁行方向において屋根板材同士をつなぎ合わせる作業を先行して行い、その作業が完了したならば梁間方向において屋根板材同士をつなぎ合わせる作業を行うことにより建築構造物の屋根を葺きあげるものである。
【0003】
かかる屋根材は、桁行方向に屋根材同士をつなぎ合わせる際には、特許文献1に開示されているような継手が用いられている。
【0004】
ところで、従来のこの種の継手は、屋根材の長手方向の端部に対して同一平面上でスライドさせながら引っ掛けて取り付けるのが一般的であり、屋根の効率的な葺きあげが行えるとはいえないものであり、しかも、屋根の葺きあげが完了したのちにおいて屋根材の一部分に疵や凹みなどの外観不良が発見され、その部位の屋根材の交換を行う場合には、交換対象となる屋根板材よりも後に取り付けられた屋根板材を全て取り外したのちでなければ屋根板材の交換は困難であり、屋根材の効率的な部分交換を実施することができないのが現状であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、屋根材同士を簡便かつ確実につなぎ合わせて屋根の効率的な葺きあげを可能とするとともに、屋根の葺きあげが完了したのちであっても、任意の位置の屋根材を簡単な作業でもって取り外すことができる継手、その継手を用いた屋根材の接続方法およびその継手を用いてつなぎ合わせた屋根材の取り外し方法を提案するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、屋根材の長手方向の端部を向かい合わせて屋根材同士をその端部において相互につなぎ合わせる継手であって、屋根材の長手方向の端部を向かい合わせに載置する支持片を有するベースと、該ベースに装着される連係部と、向かい合わせに載置された屋根材の長手方向の端部を覆い隠すカバーとを備え、該連係部は、該ベースの内部空間に配置される連係部本体と、該連係部本体につながり、ベースに形成された開放部および向かい合わせに載置された屋根材の長手方向の端部の相互間を通して起立姿勢に保持されるが、基部を起点とする折り返しにより横倒し可能な一対の板状片とからなり、該カバーは、その外縁に片持ち支持され、横倒し状態にされた一対の板状片と該屋根材の長手方向の端部の外表面との相互間に差し込まれて屋根材の長手方向の端部を、支持片と協働して挟持する挟持片を有することを特徴とする屋根材の継手である。
【0008】
上記の構成からなる継手において、前記ベースは、前記支持片の外縁部に段下がりをなしてつながり、ベースを屋根の下地材に接地させる脚板を有するのが好ましい。
【0009】
また、本発明は、上記の構成からなる継手を用いて屋根材同士をその端部において相互につなぎ合わせる屋根材の接続方法において、連係部をベースに装着したのち、該ベースの先端部に曲げ加工を施し、次いで、屋根材の長手方向の端部を向かい合わせにしてベースの支持片に載置するとともに、連係部の一対の板状片を折り返して横倒し状態に保持する一方、向かい合わせに載置された屋根材の長手方向の端部をカバーにて覆い隠すとともに横倒し状態に保持された一対の板状片と該屋根材の長手方向の端部の外表面との相互間に挟持片を差し込んで該カバーを屋根材に装着することを特徴とする屋根材の接続方法である。さらに、本発明は、上記の構成からなる継手によりつなぎ合わせた屋根材を取り外す方法であって、カバーを屋根材から取り外したのち、横倒し状態に保持された連係部の一対の板状片を引き起こして起立姿勢に保持し、次いで、屋根材の水下側、水上側に位置する他の屋根材との連係を解除することを特徴とする屋根材の取り外し方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、屋根材同士を簡便かつ確実につなぎ合わせることが可能であるだけでなく、連係部を構成する一対の板状連係片を引き起こして起立姿勢に保持することにより、屋根材の長手方向の端部をフリーな状態にすることが可能であり、屋根材の上ハゼ、下ハゼの、水上側、水下側に位置する屋根材との嵌合状態を解除するだけで屋根材を取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明にしたがう継手を用いて屋根材同士をその長手方向の端部において相互につなぎ合わせた状態を示した外観斜視図である。
【
図2】継手のカバーを取り外した状態を示した外観斜視図である。
【
図3】屋根材同士をつなぎ合わせる直前の状態を示した外観斜視図である。
【
図4】本発明にしたがう継手を分解状態で示した外観斜視図である。
【
図5】
図4に示した継手のベースの正面を示した図である。
【
図6】
図4に示した継手の連係部の正面を示した図である。
【
図7】
図4に示したカバーのB-B断面を示した図である。
【
図8】ベースを、屋根材の上ハゼ、下ハゼに取り付けた状況を模式的に示した図である。
【
図10】カバーを屋根材の上ハゼ、下ハゼに取り付けた状況を模式的に示した図である。
【
図12】連係部をベースに装着する状況を示した図である。
【
図13】連係部をベースに装着する状況を示した図である。
【
図14】連係部をベースに装着する状況を示した図である。
【
図15】ベースの先端部に曲げ加工を施した状態を示した図である。
【
図16】屋根材のつなぎ合わせ要領の説明図である。
【
図17】屋根材のつなぎ合わせ要領の説明図である。
【
図18】屋根材のつなぎ合わせ要領の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明にしたがう継手を用いて屋根材同士をその長手方向の端部において相互につなぎ合わせた状態を示した外観斜視図であり、
図2は、継手のカバーを取り外した状態を示した外観斜視図であり、
図3は、屋根材同士をつなぎ合わせる直前の状態を示した外観斜視図である。また、
図4は、本発明にしたがう継手を分解状態で示した外観斜視図であり、
図5は、
図4に示した継手のベースの正面を示した図であり、
図6は、
図4に示した継手の連係部の正面を示した図であり、
図7は、
図4に示したカバーのB-B断面を示した図である。
【0013】
本発明において使用する横葺タイプの屋根材としては、水下側に上ハゼを有し、水上側に下ハゼを有し、該上ハゼを水下側に隣接配置される他の屋根材の下ハゼに嵌合させるとともに該下ハゼを水上側に隣接配置される他の屋根材の上ハゼに嵌合させて屋根材同士を、軒乃至棟方向へとつなぎ合わせるもの用いることができる。
【0014】
屋根材は、その長さ方向の寸法は任意(フリー)で、幅方向の寸法が180~400mm程度、厚さ0.35~0.8mm程度の、例えば、溶融亜鉛めっき鋼板やカラー鋼板等の防錆処理鋼板、ステンレス鋼板、銅板、アルミニウム合金板、亜鉛板等からなり、ロール成形法やプレス成形法等を適用して所定の断面形状へと成形されたものが好適であり、また、継手としては、屋根材と同等の厚さ、材質からなるものを用いるのが好適である。
【0015】
図1~7における符号1は、継手のベースである。ベース1は、屋根材2の長手方向の端部2aを向かい合わせに載置する支持片1aと、該支持片1aの外縁部に段下がりをなしてつながり、ベース1を屋根の下地材に接地させる脚板1bを有している。ベース1の先端部には、屋根材2の水下側に設けられた上ハゼ2bの背面部に嵌合可能な曲げ加工部1cが設けられ、その後端部には、屋根材2の水上側に設けられた下ハゼ2cの背面部に沿う曲げ加工部1dが設けられている。ベース1は、
図8に示すように、曲げ加工部1c、1dを屋根材2の上ハゼ2bおよび下ハゼ2cの背面部に位置させることによって取り付けられる。ベース1は、単一の板材を曲げ加工することによって成形することができるが、
図9に示すように、複数部材で構成することもできる。なお、曲げ加工部1c、1dは、上ハゼ2b、下ハゼ2cの背面部に沿うように配置してもよいし、上ハゼ2b、下ハゼ2cの少なくとも一部分で嵌合するものとしてもよい。
【0016】
また、符号3は、ベース1に装着される連係部である。連係部3は、ベース1の内部空間1eにその端面を通して挿入、配置される連係部本体3aと、該連係部本体3aにつながり、ベース1に形成された開放部1fおよび向かい合わせに載置された屋根材2の長手方向の端部2aの相互間を通して起立姿勢に保持されるが、基部3bを起点とする折り返しにより横倒し可能な一対の板状片3cから構成されている。連係部3の連係部本体3aの寸法w(
図4参照)は、屋根材の接続強度を確保する観点から、屋根材2の働き幅L(
図1参照)の1/2以上とするのが好ましい。板状片3cについては、台形状のものを例として示したが、その形状は、矩形状やその他の形状に変更可能であり、図示のものに限定されない。連係部3は、単一の板を曲げ加工することによって成形することができるが、複数部材で構成してもよい。
【0017】
また、符号4は、向かい合わせに載置された屋根材2の長手方向の端部2aを覆い隠して屋根材2の上ハゼ2b、下ハゼ2cに着脱自在に嵌合可能なカバーである。カバー4は、屋根材2の長手方向の端部を覆い隠すカバー本体4aと、このカバー本体4aの先端につながり、屋根材2の上ハゼ2bの外面において嵌合可能な先端屈曲片4bと、該カバー本体4aの後端につながり、屋根材2の下ハゼ2cの外面において嵌合可能な後端屈曲片4cから構成されている。カバー本体4aの外縁(両側縁)には、該カバー本体4aに片持ち支持され、横倒し状態にされた一対の板状片3cと該屋根材2の長手方向の端部2aの外表面との相互間に差し込まれて屋根材2の長手方向の端部2aを、支持片1aと協働して挟持する挟持片4dが設けられている。また、カバー本体4aの外表面には、美観の改善を図るため、複数本の溝部4eを設けておくことが可能であり、挟持片4dの先端部分は、カバー4の裏面に向けて近接するように屈曲させておくことができる(
図7参照)。
【0018】
図10は、カバー4を屋根材2の上ハゼ2b、下ハゼ2cに取り付けた状況を模式的に示した図であり、
図11は、
図1のA-A断面を示した図である。本発明の継手においては、向かい合わせに載置された屋根材2の長手方向の端部2aをカバー4の挟持片4dとベース1の支持片1aとによって挟持するだけの簡単な作業で屋根材同士を確実につなぎ合わせることが可能であり、建築構造物の屋根を効率的に葺きあげることができる。
【0019】
継手を構成する板状片3cは、平板状のものが適用できるが、横倒し状態で上方へ向けて凹状となる部分を形成する屈曲部3d1、3d2を設けておくのが好ましい。板状片3cに屈曲部3d1、3d2を設けておくことによりそれそのものの強度を高めることができるだけでなく、とくに、屈曲部3d1においては、挟持片4dの差し込みが容易になるとともに該挟持片4dの先端部に連係させて該挟持片4dの、板状片3cに対するずれを防止することができる。また、屈曲部3d2においては、挟持片4dの弾性的な作用により挟持片4dを屋根材2の長手方向の端部2aに向けて強く押圧することが可能となるため、屋根材2の長手方向の端部2aと挟持片4dとの間での毛細管現象による雨水の浸入を回避する効果が期待できる。
【0020】
屋根材同士をその端部2aにおいて相互につなぎ合わせるには、まず、
図12~
図14に示すようにベース1の内部空間1eに連係部3の連係部本体3aを挿入して連係部3をベース1に装着する。そして、
図15に示すように、ベース1の先端部に屋根材2の上ハゼ2bに嵌合させることができる曲げ加工部1cを設けたのち、
図16に示すように、屋根材2の長手方向の端部2aを向かい合わせにしてベース1の支持片1aに載置するとともにベース1の先端部に形成された曲げ加工部1cを屋根材2の上ハゼ2bの背面部に沿って位置させ、後端部の曲げ加工部1dを屋根材2の下ハゼ2cの背面部に沿って位置させ、さらに、
図17に示すように、連係部3の一対の板状片3cをそれぞれ反対向きに折り返して横倒し状態に保持する一方、向かい合わせに載置された屋根材2の長手方向の端部2aをカバー4にて覆い隠すとともに横倒し状態にされた板状片3cと屋根材2の長手方向の端部2aの外表面との相互間に挟持片4dを差し込んでカバー4を屋根材の上ハゼ2b、下ハゼ2cに嵌合させればよい。なお、屋根材2のつなぎ合わせに際しては、
図18に示すように、一方の屋根材2の長手方向の端部2aに継手のベース1の片方を差し込み、継手のベース1のもう片方を次の屋根材2の長手方向の端部2aに差し込むようにしてもよい。
【0021】
屋根材同士のつなぎ合わせが完了したのちにおいて任意の位置の屋根材2を取り外す必要が生じた場合には、カバー4を外すとともに横倒し状態にされた板状片3cを
図16に示すように引き起こして起立姿勢に保持すればよく、これにより屋根材2の長手方向の端部2aはフリーな状態となり、屋根材2の上ハゼ2b、下ハゼ2cの、水下側、水上側に隣接配置される他の屋根材との連係(嵌合状態)を解除するだけで屋根材の取り外しが可能となる。屋根材を取り外してその取外し部位に新規な屋根材を配置したのちは、板状片3cを再び横倒し状態に保持してカバー4を取り付ければよく、連係部3はそのまま再利用することができる。屋根材の取り外しに際しては、屋根材そのものを持ち上げて取り外すのが望ましく、これによれば、従来のように同一水平面上で屋根材をスライドさせて取り外すよりも屋根材の取り外しが容易になる。
【0022】
本発明にしたがう継手のベース1は、屋根材同士のつなぎ合わせに際してその姿勢を安定化させるため、脚板1bを有するものとしたが、この脚板1bを段下がりをなして支持片1aの外縁部につなげることにより、支持片1aから内部空間1eの底部に至るまでの高さを高くすることができ、毛細管現象により挟持片4dと屋根材2の長手方向の端部2aとの相互間から雨水等が浸入するようなことがあったとしても、下地材側へ向けて流れ込むのを回避することが可能であり止水性を高め得る。
【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明によれば、屋根材同士を簡便かつ確実につなぎ合わせることが可能であり、屋根の葺きあげが完了したのちであっても、任意の位置の屋根材を簡単な作業でもって取り外すことを可能とした継手、その継手を用いた屋根材の接続方法およびその継手を用いてつなぎ合わせた屋根材の取り外し方法を提供することができる。
【符号の説明】
【0024】
1 ベース
1a 支持片
1b 脚板
1c 曲げ加工部
1d 曲げ加工部
1e 内部空間
1f 開放部
2 屋根材
2a 長手方向の端部
2b 上ハゼ
2c 下ハゼ
3 連係部
3a 連係部本体
3b 基部
3c 板状片
4 カバー
4a カバー本体
4b 先端屈曲片
4c 後端屈曲片
4d 挟持片
4e 溝部