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  • 特許-フレア状隆起部を有するネジ山成形具 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-09
(45)【発行日】2022-11-17
(54)【発明の名称】フレア状隆起部を有するネジ山成形具
(51)【国際特許分類】
   B23G 7/02 20060101AFI20221110BHJP
   B23G 5/06 20060101ALI20221110BHJP
   B21H 3/04 20060101ALI20221110BHJP
【FI】
B23G7/02
B23G5/06 B
B21H3/04 Z
【請求項の数】 9
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2019195222
(22)【出願日】2019-10-28
(65)【公開番号】P2020097100
(43)【公開日】2020-06-25
【審査請求日】2020-05-19
(31)【優先権主張番号】10 2018 126 927.7
(32)【優先日】2018-10-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】505455004
【氏名又は名称】エミューゲ ヴェルク リチャード グリンペル ゲーエムベーハー ウント カンパニー ケージー ファブリック ファープレーツィシオンスヴェルクツォイゲ
(74)【代理人】
【識別番号】100105924
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 賢樹
(72)【発明者】
【氏名】グリンペル、ヘルムート
(72)【発明者】
【氏名】フェンゼル、ユルゲン
【審査官】中川 康文
(56)【参考文献】
【文献】米国特許第01826323(US,A)
【文献】実開平05-088836(JP,U)
【文献】特開平09-155640(JP,A)
【文献】特開平09-216126(JP,A)
【文献】特表2019-524466(JP,A)
【文献】国際公開第2018/193515(WO,A1)
【文献】特開平09-272016(JP,A)
【文献】特開2001-289221(JP,A)
【文献】特開2004-174607(JP,A)
【文献】登録実用新案第3146222(JP,U)
【文献】独国実用新案第20006439(DE,U1)
【文献】国際公開第2011/086675(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B23G 1/00-11/00
B21H 1/00-9/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワークピース内に又はワークピース上にネジ山を冷間製造又は再加工するためのツール、具体的には冷間成形タップ又はネジ山成形具であって、
ネジ山、より具体的には雌ネジ山の冷間製造又は再加工のために、ツール軸の周りに回転可能又は回転する少なくとも1つの成形領域を備え、
前記成形領域は、ツール軸から突出し、又は径方向外側に突出する複数の押圧ローブであって、押圧ローブをワークピースの表面に押し付けることでネジ山を製造し又は再加工する押圧ローブを有し、
前記複数の押圧ローブの各々は、それぞれ実質的に螺旋状に前記ツール軸を一周する成形カーブに沿って配置され、前記成形カーブのピッチは、製造又は再加工されるネジ山のピッチに実質的に対応し、前記押圧ローブは、少なくとも1つの押圧隆起部をなし、
前記少なくとも1つの押圧隆起部に隣接して、前記押圧隆起部の高さよりも低く、少なくとも部分的に成形爪を押す高さのフレア状隆起部を備え、
前記フレア状隆起部は、前記ツール軸の方向に沿って延び、及び/又は前記フレア状隆起部は、2つ又はそれ以上の部分フレア状隆起部から形成され、各部分フレア状隆起部は、前記成形カーブ上に配置され、かつ前記ツール軸の方向に沿った長さは前記成形カーブ上の前記押圧隆起部よりも長い、ツール。
【請求項2】
前記押圧ローブは、少なくとも2つの押圧隆起部として配置され、前記ツールは、2つの押圧隆起部の間に配置された少なくとも2つのフレア状隆起部を備える、請求項1に記載のツール。
【請求項3】
前記フレア状隆起部は、コア直径の半分と、押圧隆起部の高さの間の高さを有する、請求項1又は2に記載のツール。
【請求項4】
前記少なくとも1つの押圧隆起部、及び前記少なくとも1つのフレア状隆起部は、前記ツール軸と平行に延びる請求項1乃至3のいずれか1項に記載のツール。
【請求項5】
前記少なくとも2つのフレア状隆起部は、前記ツール軸に関して対称に配置される、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のツール。
【請求項6】
複数の押圧隆起部が、2つのフレア状隆起部の間に配置される、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のツール。
【請求項7】
押圧隆起部及び/又はフレア状隆起部の間のピッチ角度と、周方向に追従する押圧隆起部及び/又はフレア状隆起部のピッチ角度は実質的に同じである、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のツール。
【請求項8】
1つ又はそれ以上の押圧隆起部の1つ又はそれ以上の押圧ローブは、減らされ又は取り除かれる、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のツール。
【請求項9】
雌ネジ山を製造するための方法であって、
回転ツール、より具体的には請求項1乃至8のいずれかに記載のツールにより、1つ又はそれ以上の押圧ローブによってネジ山を押し、
次いで、フレア状隆起部により前記ネジ山の巻きの間の領域を作り、
これらのステップを反復して繰り返す、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークピース上のネジ山の非切削製造又は再加工に関し、特に冷間成形タップ又はネジ山成形具に関する。さらに、本発明はネジ山を製造する方法に関する。
【0002】
これらのツールでは、ネジ山は切削することなく製造され、ワークピースを、成形ウェッジ又は歯として知られる、いわゆる押圧ローブでワークピースを成形し、圧力によりワークピースを変形させて製造される。このような押圧ローブは、フランクを有する。これらのツールの利点は、表面の変形及び関連するひずみ硬化がネジ山プロフィールの領域で材料の硬度を増加させ、切削ネジ山製造の場合と比較して高い摩耗性を有するネジ山をもたらす。
【0003】
特に雌ネジ山製造のための既知のネジ山成形具は、シャンク及び作業領域を含む。一般に、シャンクは円柱形であり、端面が、ネジ山成形装置のチャックに受け入れられ保持されたワークピースとは反対を向いている。作業領域、より具体的には成形領域は、シャンクから冷間成形タップとは反対側に配置される。
【0004】
成形領域には、周を螺旋状に囲む成形カーブが設けられ、成形カーブには所定高さの押圧ローブが形成される。
【0005】
既知の冷間成形タップでは、成形カーブに沿って互いに追従する2つの押圧ローブの間のピッチ角度は、全ての押圧ローブで同じである。成形カーブに沿った押圧ローブの先端の間の仮想接続線は、半径方向の偏差を除きツール軸と直交する面に投影すると正n角形をなし、成形カーブの各周についてn個の押圧ローブがツール軸周りに配置される。各n個目の押圧ローブは、ツール軸と平行な直線に沿って配置され、これらの押圧ローブは、押圧隆起部と呼ばれる直線形態に配置される。異なるピッチ角度の冷間成形タップが知られている。このような冷間成形タップ又はネジ山成形具は、ドイツ特許公開公報10 2012 100 734A1から知られている。
【0006】
既知のネジ山成形具の問題は、特に雌ネジ山を製造するときに、ネジ山の巻きの間にいわゆる成形爪が形成されることである。
【0007】
ドイツ特許公開第10 2016 009 738号公報は、第1ステップにおいてネジ山であって、間にいわゆる成形爪を有するネジ山をまず製造し、次いで第2のステップでネジ山の間の成形爪を切除する、ネジ山成形方法を開示する。公知の方法の決定は、切除領域においてバリ及び/又はネジ山の変形が生じることである。微細構造は、ねじ切り中に中断され又は切断され、ネジ山プロフィール、即ち雌ネジプロフィール全体にわたって微細構造硬化が起きない。その上、切除によりタップされた孔にチップが発生する。さらに、切除は、規定のネジ山形態について承認されていない機械加工プロセスのときもある。
【0008】
本発明は、成形爪の非切除を可能にするネジ山の非切削製造のための新規なツール、具体的な新規な冷間成形タップ又はネジ山成形具を説明することを目的とする。その上、ネジ山を製造する方法を説明することを目的とする。
【0009】
目的は、ツールに関しては請求項1により、方法に関しては請求項9により達成される。有利な構成及び改良は、従属項に示される。
【0010】
本発明によるツールは、ネジ山、より具体的には雌ネジ山の冷間製造又は再加工のために、ツール軸の周りに回転可能又は回転する少なくとも1つの成形領域を備える。成形領域は、ツール軸から突出し、又は径方向外側に突出する複数の押圧ローブであって、押圧ローブをワークピースの表面に押し付けることでネジ山を製造し又は再加工する押圧ローブを有する。押圧ローブは、実質的に螺旋状(又は渦巻き状)にツール軸を一周する成形カーブに沿って連続する。成形カーブのピッチは、製造又は再加工されるネジ山のピッチに実質的に対応する。
【0011】
本発明によれば、押圧ローブは、少なくとも1つの押圧隆起部をなす。本発明によれば、押圧隆起部は、複数の押圧ローブにより形成される。これは、ツール軸と平行な直線に沿って配置された、n個目の全ての押圧ローブが配置された直線押圧ローブであってもよい。変形として、n個目の全ての押圧ローブが360+Δα度で配置された螺旋押圧隆起部であってもよく、Δαは変位角である。
【0012】
本発明によれば、少なくとも1つの押圧隆起部に隣接して、押圧隆起部の高さHDよりも低い高さHBのフレア状隆起部を備える。押圧隆起部の高さHDは、押圧ローブの先端の半径とツール軸の間の径方向距離として定められる。フレア状隆起部の高さHBは、ツール軸の径方向距離を通して定められる。具体的には、ネジ山製造プロセスの後製造される、所望の雌ネジのコア直径の半分である。押圧隆起部の高さHDと、フレア状隆起部の高さHBは、ツールのコア直径の半分HKよりも大きい。これは、便宜上、隣接する2つの押圧隆起部の間の径方向距離に対応する。フレア状隆起部及び押圧隆起部が互いに平行であることが好ましい。したがって、押圧隆起部が螺旋状である場合、平行なフレア状隆起部も同一の旋回ピッチで螺旋状である。フレア状隆起部は、実質的に、特に延伸方向において平らなプロフィールを有する。このプロフィールは、例えば正弦状又は放射状である。便宜上、フレア状隆起部は、ツール軸に沿って押圧隆起部と同じ長さを有する。
【0013】
代替構成として、フレア状隆起部は、2つ又はそれ以上の部分フレア状隆起部で形成される。フレア状隆起部が部分フレア状隆起部で形成される場合、各部分フレア状隆起部は、部分フレア状隆起部が先行する押圧ローブによって製造された成形爪を少なくとも部分的に変形させるように、成形カーブに沿って1つの押圧ローブの後ろ、又は2つの押圧ローブの間に配置される。この目的のために、各部分フレア状隆起部は、成形カーブにおいて先行する押圧ローブよりもツール軸に沿ってより長い長さを有する。
【0014】
本発明のツールの利点は、フレア状隆起部が、各旋回のネジ山の巻きの上を通り抜け、これによりネジ山の巻きの間の雌ネジ山コア直径の領域に形成された成形爪を押す。
【0015】
ある構成では、押圧ローブは、少なくとも2つの押圧隆起部として配置され、ツールは、2つの押圧隆起部の間に配置された少なくとも2つのフレア状隆起部を備える。
【0016】
ある構成では、フレア状隆起部は、コア直径の半分HKと、押圧隆起部の高さHDの間の高さHBを有する。具体的には、フレア状隆起部は、フレア状隆起部が少なくとも部分的に成形爪を押す高さHBを有する。このような高さHBは、成形爪を効果的に回避するのに特に有益である。
【0017】
成形爪の減少、又は完全な減少は、例えばパイロットホール径のようなネジ山の製造前直径の変更の影響を受ける。ネジ山の製造前直径を小さくすると、ツールのネジ山フランクの間に成形すべき多くの材料が存在し、したがってツール軸の方向がずれる。今や、フレア状隆起部により、より多くの材料を変形させられ、成形爪を完全に畳める。
【0018】
変形例として、少なくとも1つの押圧隆起部、及び少なくとも1つのフレア状隆起部は、ツール軸と平行に延びる。したがって押圧隆起部及びフレア状隆起部は、直線状に延びる。
【0019】
更なる変形例によれば、少なくとも2つのフレア状隆起部は、ツール軸Aに関して対称に配置される。したがって、2つのフレア状隆起部を有するツールでは、フレア状隆起部は180度の角度で配置され、3つのフレア状隆起部を有する場合、フレア状隆起部は120度の角度で配置される。
【0020】
ある構成では、複数の押圧隆起部が、2つのフレア状隆起部の間に配置される。したがって、例えば2つ、3つ、4つ又はそれ以上の押圧隆起部をフレア状隆起部の間に配置してもよい。
【0021】
更なる変形例では、押圧隆起部及び/又はフレア状隆起部の間のピッチ角度と、周方向に追従する押圧隆起部及び/又はフレア状隆起部のピッチ角度は実質的に同じである。即ち、隆起部が押圧隆起部又はフレア状隆起部であるかに関わらず、周方向に連続する2つの隆起部の間のピッチ角は同じである。
【0022】
さらなる変形例では、押圧隆起部及び/又はフレア状隆起部、並びに周方向において追従する押圧隆起部及び/フレア状隆起部のピッチ角度は実質的に異なる。
【0023】
さらなる変形例では、ツールが所望の径の雌ネジ山を製造できるようにツールの直径を増やすことができる。
【0024】
さらなる変形例では、材料の詰まりを防止するために、1つ又はそれ以上の押圧隆起部の1つ又はそれ以上の押圧ローブは、減らされ又は取り除かれる。例えば、ツール先端から見たときに、第1押圧隆起部の3つ目の押圧ローブ、及び第2押圧隆起部の2つめの押圧ローブが低い高さを有し、又は欠落している。
【0025】
本発明の方法は、雌ネジ山を製造するための方法であって、
回転ツール、より具体的には請求項1乃至9のいずれかに記載のツールにより、1つ又はそれ以上の押圧ローブによってネジ山を押し、
次いで、フレア状隆起部によりネジ山の間の中間を作り、
これらのステップを反復して繰り返す。
【0026】
便宜上、製造前直径を有するパイロットホールは、ネジ山が押し込まれる前に製造される。
【0027】
本発明のさらなる特徴及び利点に関して、例示の実施形態及び添付図面を参照することにより、以下でより具体的に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0028】
図1】本発明による冷間成形タップの例示の実施形態の斜視図である。
図2図1とは異なる視点の例示の冷間成形タップを示す。
図3】本発明による図1の例示の実施形態のツールのツール軸と直交し、送り方向とは反対方向から見た平面を示す。
【発明を実施するための形態】
【0029】
互いに対応する部品及びパラメータは、図中、同一の参照符号で示す。
【0030】
図1は、本発明による冷間成形タップ1を示し、冷間成形タップ1は、ツールシャンク2及び作業領域、即ち成形領域5を備える。冷間成形タップ1の回転軸を示すツール軸Aは、冷間成形タップ1の中心を通る、冷間成形タップの長手方向軸線と平行に延びる。冷間成形タップ1の送り方向Vは、ツール軸Aと平行に延び、図1の矢印の方向で示される。冷間成型タップ1は、非切削内側ネジ加工のために使用される。
【0031】
ツールシャンク2は、例えば円筒形であり、通常は塊に挿入される側に切削トルクを伝達するための四角3を有する。この場合、ツールシャンク2は、隣接する成形領域5にしっかりと固定され、より具体的にはツールシャンク2及び成形領域5は、一体に合体される。
【0032】
成形領域5内には、成形ネジ山としてツールコアに形成された、成形カーブ6に沿った無数の押圧ローブ7が形成される。成形カーブ6は、ツール軸Aの周りで、例えば所定ピッチで渦状又は螺旋状に延びる。押圧ローブ7の各々は、それぞれの外側自由端に先端部8(ヘッドとも称される)を有する。押圧ローブ7は、成形カーブ6に沿って配置され、したがって成形カーブ6の傾斜のためにツール軸Aに沿って軸方向にオフセットして配置される。
【0033】
図示の例では、押圧ローブ7は、6つの押圧隆起部9に配置される。これは、成形カーブ6に沿った一周に6つの押圧ローブが配置されていることを意味する。押圧隆起部9は、ツール軸Aと平行に配置される。図1は、シャンクの反対側でツール軸Aと平行に配置された2つのフレア状隆起部10を示す。
【0034】
図2は、図1の実施形態の平面を示す。押圧隆起部9a,9b,9cは、互いに隣接する。フレア状隆起部10は、各々の場合、図示の冷間成形タップ1の上縁及び下縁の押圧隆起部9aの隣、及び押圧隆起部9cの隣の突出部として示される。
【0035】
図3は、本発明によるツールの例示の実施形態のツール軸と直交し、ツールの送り方向とは反対向きの平面を示す。この投影では、3つの押圧ローブ7がそれぞれ互いに隣接して配置される。押圧ローブ7は、押圧隆起部9として配置される。フレア状隆起部10が、3つの押圧隆起部7のグループの間に配置される。フレア状隆起部10は、押圧隆起部9の高さHDよりも低いが、ツールのコア直径の半分HKよりも高い高さKBを有する。冷間成形タップ1が回転すると、まず全てのネジ山が押圧ローブで押される。回転方向Uで追従するフレア状隆起部10は、既に形成されたネジ山に届かないがネジ山の巻きの間の領域に届く高さを有する。ネジ山の巻きの間に配置される材料が径方向外側に、必要に応じてネジ山の巻き内に押され、ネジ山の巻きの間にある成形爪の形成が逆になる。回転を続けると、ネジ山の巻きが追従する押圧ローブ7によりさらに形成される。ネジ山の巻きの間の領域は、追従するフレア状隆起部10に再び接触する。ネジ山の巻き及びネジ山の巻きの間の領域の反復プロセスにより、成形爪を取り除くために内側領域の切削又はドリル加工による再作業が必要ないネジ山を形成できる。ある態様では、詰まりを防止するために、個々の押圧ローブを省略し、又はより小さくてもよい。
図1
図2
図3