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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-10
(45)【発行日】2022-11-18
(54)【発明の名称】照明器具
(51)【国際特許分類】
   F21S 8/04 20060101AFI20221111BHJP
   F21V 3/00 20150101ALI20221111BHJP
   F21V 3/02 20060101ALI20221111BHJP
   F21Y 115/30 20160101ALN20221111BHJP
   F21Y 115/20 20160101ALN20221111BHJP
   F21Y 115/15 20160101ALN20221111BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20221111BHJP
   F21Y 103/10 20160101ALN20221111BHJP
【FI】
F21S8/04 130
F21V3/00 320
F21V3/00 350
F21V3/02 500
F21Y115:30
F21Y115:20
F21Y115:15
F21Y115:10
F21Y103:10
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2018178327
(22)【出願日】2018-09-25
(65)【公開番号】P2020053122
(43)【公開日】2020-04-02
【審査請求日】2021-07-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】390014546
【氏名又は名称】三菱電機照明株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001461
【氏名又は名称】弁理士法人きさ特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】前田 哲志
【審査官】山崎 晶
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-075794(JP,A)
【文献】実開平01-018509(JP,U)
【文献】特開2003-297120(JP,A)
【文献】特表2016-530668(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 8/04
F21V 3/00
F21V 3/02
F21Y 103/10
F21Y 115/10
F21Y 115/15
F21Y 115/20
F21Y 115/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
光を発する光源部と、
前記光源部と対向し、前記光源部から発せられた光が入射する入光面と、前記入光面で入射した光を出射する発光面とを有するカバーと、
を備え、
前記発光面は、
光が出射する少なくとも二つの第一発光部と、
二つの前記第一発光部に挟まれた第二発光部と、
を有し、
前記入光面は、
前記第一発光部と対向する第一入光部と、
前記第二発光部と対向する第二入光部と、
を有し、
前記第二入光部の少なくとも一部は、前記第一入光部と比較して前記発光面と前記入光面との間の距離が異なるように形成されており、
前記第二入光部は、直線状に形成された溝である照明器具。
【請求項2】
前記カバーは、長尺状に形成されており、
前記第二入光部は、前記カバーの短手方向に延びるように直線状に形成された溝である請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記第二入光部の少なくとも一部は、
前記入光面と前記発光面との間において、前記第一入光部よりも前記発光面側に位置する請求項1又は2に記載の照明器具。
【請求項4】
前記第二入光部の少なくとも一部は、
前記入光面と前記発光面との間において傾斜面を形成している請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項5】
前記第二入光部は、
前記入光面において凹形状に形成された部分である請求項1~請求項のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項6】
前記第二入光部は、
前記カバーにおける断面がV字形状に形成された溝部である請求項1~請求項のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項7】
前記第二入光部は、
前記入光面よりも前記発光面に近い位置に、平面状に形成された平面部を有する請求項~請求項のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項8】
前記第二入光部は、
前記カバーの長手方向に複数形成されている請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項9】
前記第二入光部は、
前記カバーの短手方向に複数形成されている請求項1~請求項8のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項10】
前記第一入光部は、
平面状に形成されている請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項11】
前記カバーは、
前記第二入光部の長手方向の端部の延長線上に、平面状に形成された補強部を有し、
前記補強部の表面と前記発光面との間の距離は、前記第二入光部の最深部と前記発光面との間の距離よりも大きい請求項~請求項9のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項12】
前記補強部は、
前記入光面と面一状に形成されている請求項11に記載の照明器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、透光性のあるカバーを有する照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、LED等の光源部を覆うように、透光性のあるカバーを備えた照明器具が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の照明器具は、光源部を覆うカバーに文字あるいは図柄等のデザインを表示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2012-64474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の照明器具は、発光面にデザインを表示させるために透過性の板材に不透過材が取り付けられているものである。その為、特許文献1の照明器具は、発光面にデザインを表示させるために、多くの材料が必要となり、カバーの構成が複雑になる。
【0005】
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、簡単な構成でデザインの表示ができるカバーを有する照明器具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る照明器具は、光を発する光源部と、光源部と対向し、光源部から発せられた光が入射する入光面と、入光面で入射した光を出射する発光面とを有するカバーと、を備え、発光面は、光が出射する少なくとも二つの第一発光部と、二つの第一発光部に挟まれた第二発光部と、を有し、入光面は、第一発光部と対向する第一入光部と、第二発光部と対向する第二入光部と、を有し、第二入光部の少なくとも一部は、第一入光部と比較して発光面と入光面との間の距離が異なるように形成されており、第二入光部は、直線状に形成された溝である
【発明の効果】
【0007】
本発明の照明器具は、第二入光部の少なくとも一部が、第一入光部と比較して発光面と入光面との間の距離が異なるものである。その結果、照明器具は、第二入光部に対向する第二発光部と、第一入光部に対向する第一発光部との間で、発光面から照射される光の明るさを異ならせることができる。すなわち、本発明の照明器具は、第二入光部の少なくとも一部が、第一入光部と比較して発光面と入光面との間の距離が異なるという簡単な構成によって、発光面から照射される光の明るさを異ならせることができ、異なる光の明るさによってカバーにデザインを表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施の形態に係る照明器具の斜視図である。
図2図1の照明器具の分解斜視図である。
図3図2の器具本体の概略側面図である。
図4図3の器具本体のA-A線断面図である。
図5図2のカバーの斜視図である。
図6図2のカバーの平面図である。
図7図5のカバーのB部の拡大図である。
図8図6のカバーのC-C線断面と、カバーと光源部との関係を示す概略断面図である。
図9図8のカバーのE部の拡大図である。
図10図6のカバーのD-D線断面を示す概略断面図である。
図11図5のカバーにおける第二入光部の変形例を示す参考図である。
図12】変形例1のカバーを示す図である。
図13】変形例2のカバーを示す図である。
図14】変形例3のカバーを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態に係る照明器具1について、図面を参照して説明する。各図において同じまたは対応する構成要素には、同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。ここで、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、上、下、左、右、前、後、表、裏といった向きあるいは位置が示されている場合がある。これらの表記は、説明の便宜上の記載であり、装置、器具、あるいは部品等の配置、方向及び向きを限定するものではない。
【0010】
実施の形態.
<照明器具1の構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る照明器具1の斜視図である。図2は、図1の照明器具1の分解斜視図である。図3は、図2の器具本体100の概略側面図である。図4は、図3の器具本体100のA-A線断面図である。図1から図4を参照して、実施の形態に係る照明器具1の構成を説明する。
【0011】
以下の説明において、照明器具1の長手方向に沿った方向を長手方向Xとする。また、長手方向Xに直交し、長手方向Xに対する短手方向を短手方向Yとする。そして、長手方向X及び短手方向Yのいずれとも直交する方向を上下方向Zとする。さらに、上下方向Zにおいて、照明器具1が取り付けられる天井あるいは壁等の被取付部側への向きを上向きZ1とする。そして、上向きZ1と反対側の向きであり照明器具1から光が照射される照射空間側への向きを下向きZ2とする。
【0012】
本実施の形態における照明器具1は、天井あるいは壁等の被取付部に取り付けられるものであり、例えば、被取付部に設けられた開口に埋め込まれるように取り付けられる。照明器具1は、短手方向Yの中央部分が、被取付部側に突出する凸形状に形成されており、照射空間側から被取付部側を見た平面視において矩形状に形成されている。なお、図1図4に示す照明器具1の形状は一例であり、例えば、照明器具1の形状は、円柱形状、角柱形状、円錐形状、角錐形状等、他の形状であってもよい。また、照明器具1は、被取付部に設けられた開口に埋め込まれるような器具形状だけでなく、長尺形状のものでもよく、ダウンライト形状のものでもよい。照明器具1は、図1及び図2に示すように、器具本体100と、器具本体100に取り付けられる光源部200と、光源部200を覆うように器具本体100に取り付けられるカバー300とを有する。
【0013】
(器具本体100)
器具本体100は、図2及び図4に示すように、一面が開口した箱形状に形成されている。器具本体100は、内部に光源部200を収容すると共に、光源部200を覆うカバー300を保持する。器具本体100は、例えば、金属製の板材を組み合わせて形成される。なお、器具本体100の材料は、金属に限定されるものではなく、例えば、樹脂等の他の材料によって形成されてもよい。また、器具本体100は、板材の組み合わせによって形成されるものに限定されるものではなく、例えば、一体成形によって形成されてもよい。
【0014】
器具本体100は、凹部110が形成され、枠部120を有している。凹部110は、底部111と側壁部114とから構成されており、一面が開口した箱形状に形成されている。底部111は、長尺の矩形状に形成されている。なお、底部111の形状は、長尺の矩形状に限定されるものではなく、例えば、正方形、円形、多角形等、他の形状であってもよい。底部111には、光源部200が取り付けられる。側壁部114は、長手方向Xの両端部の側壁を構成して短手方向Yに延びるように設けられる短手方向側壁部114aと、短手方向Yの両端部の側壁を構成して長手方向Xに延びるように設けられる長手方向側壁部114bとを有する。2つの短手方向側壁部114aは、互いに向かい合うように配置され、2つの長手方向側壁部114bも、互いに向かい合うように配置されている。凹部110の側壁部114は、照明器具1が被取付部に取り付けられた場合の照射空間側(Z2側)の端部によって、開口部110aを形成する。開口部110aを構成する側壁部114の縁部には、カバー300が係合される鍔部112が形成されている。鍔部112は、互いに向かい合う長手方向側壁部114bにそれぞれ設けられており、各鍔部112は、互いに近づくように突出する。鍔部112は、板状の部材であり、長手方向側壁部114bの照明空間側の先端から水平方向に延びると共に、凹部110の長手方向Xに沿って形成されている。鍔部112には、カバー300が戴置されて固定される。
【0015】
(光源部200)
光源部200は、光を発するものである。光源部200は、長尺に形成されており、図2及び図4に示すように、複数の発光素子210と、発光素子210が実装される基板220とを有している。なお、光源部200は、長尺形状に限定されるものではなく、照明器具1の形状に併せて、例えば、正方形状、円形状、多角形状等、他の形状に形成されてもよい。
【0016】
発光素子210は、電力の供給を受けて発光する。本実施の形態では、発光素子210として、発光ダイオード(Light Emitting Diode;以下、LEDと称す)素子を用いている。発光素子210は、基板220の実装面において、長手方向Xに沿って、一列に配置されている。なお、基板220における、発光素子210の配置は、一列に配置される態様に限定されるものではなく、例えば、複数の列状に配置されてもよく、あるいは、千鳥状等に配置されてもよい。また、発光素子210は、LEDの代わりに、例えば、固体レーザ(Solid State Laser)、半導体レーザ(Semiconductor Laser)、有機EL(Electro Luminescence)又は無機EL等が用いられてもよい。基板220は、長尺に形成されており、照明器具1の長手方向Xに延びる板状の部材である。なお、基板220は、長尺形状に限定されるものではなく、照明器具1の形状に併せて、例えば、正方形状、円形状、多角形状等、他の形状に形成されてもよい。基板220は、例えば、ガラス-エポキシ基板(FR-4)、ガラス-コンポジット基板(CEM-3)、紙エポキシ基板(FR-3)、紙フェノール基板(XPC)、金属ベース基板等が用いられる。
【0017】
(カバー300)
カバー300は、光源部200によって発せられた光が入光して、この光を透過させて照射するものであり、少なくとも可視光を透過する透光性の材料で形成されている。カバー300の材料は、例えば、乳白の樹脂材料でもよく、拡散材が混ぜられた樹脂材料でもよい。カバー300は、例えば、ポリカーボネイト、アクリル等の樹脂材料、あるいは、ガラス等を用いて形成することができる。カバー300は、板状の部材である。また、カバー300は、短手断面が矩形状に形成された平板である。なお、図1及び図2に示すように、カバー300は、照射空間側から被取付部側に見た平面視において矩形の長尺状に形成されているが、カバー300の形状は矩形の長尺状に限定されるものではない。カバー300の形状は、照明器具1の形状に併せて、例えば、正方形、円形、多角形等、他の形状であってもよい。また、カバー300は、短手断面が直線状に形成された平板に限定されるものではなく、例えば、短手断面が円弧状に形成された板でもよく、多角形状に形成された板でもよい。また、実施の形態1は、カバー300について、埋め込み型の照明器具1に使用されるものとして説明しているが、カバー300は、例えば、LED直管ランプのカバーであってもよい。カバー300は、器具本体100の鍔部112に戴置されて、器具本体100に配設されている。
【0018】
図5は、図2のカバー300の斜視図である。図6は、図2のカバー300の平面図である。図7は、図5のカバー300のB部の拡大図である。図8は、図6のカバー300のC-C線断面と、カバー300と光源部200との関係を示す概略断面図である。図9は、図8のカバー300のE部の拡大図である。図10は、図6のカバー300のD-D線断面を示す概略断面図である。カバー300は、器具本体100に取り付けられた状態で光源部200と対向する。カバー300は、図8に示すように、光源部200から発せられた光が入射する入光面320と、入光面320で入射した光を出射する発光面310とを有する。カバー300は、カバー300が器具本体100に取り付けられた場合に、光源部200と対向する面であり、発光面310の反対側の面を入光面320と称する。カバー300は、カバー300が器具本体100に取り付けられた場合に、入光面320の反対側の面であり、器具本体100の外側を向く面、すなわち、照射空間側の面を発光面310と称する。
【0019】
入光面320に関して、図5図10を用いて、更に詳細に説明する。入光面320は、図5及び図8に示すように、光源部200から発せられた光を受ける第一入光部321と、第二入光部322とを有している。入光面320は、カバー300の長手方向Xにおいて、第一入光部321と第二入光部322とが隣接して交互に形成されている。また、入光面320は、カバー300の長手方向Xにおいて、第一入光部321が、第二入光部322よりも長く形成されている。
【0020】
第一入光部321は、図5及び図8に示すように、入光面320において、略面状の範囲として設けられている部分であり、平面状に形成された部分である。第一入光部321は、図8に示すように、カバー300の厚さ方向において、第一入光部321と発光面310との間の距離T1がカバー300の厚さTと同じ厚さ又は略同じ厚さに形成されている。第一入光部321は、カバー300内において後述する第一発光部311と対向する。
【0021】
第二入光部322は、入光面320において凹形状に形成された部分である。より詳細には、第二入光部322は、第一入光部321の隣に形成されており、図5及び図8に示すように、入光面320において、入光面320側から発光面310側に凹んだ溝が線状に形成された部分である。すなわち、第二入光部322は、入光面320と発光面310との間において、第一入光部321よりも発光面310側に位置している。第二入光部322は、図5及び図10に示すように、カバー300の短手方向Yに延びるように直線状に形成されている。第二入光部322は、図5に示すように、カバー300の長手方向Xに複数形成されている。複数の第二入光部322は、長手方向Xに並列するように形成されている。
【0022】
第二入光部322は、図8に示すように、第二入光部322の溝の最深部となる端部322gと発光面310との間の距離T2が、第一入光部321と発光面310との間の距離T1よりも短く形成されている。換言すれば、第二入光部322の少なくとも一部は、第一入光部321と比較して発光面310と入光面320との間の距離が異なる。第二入光部322は、図8及び図9に示すように、傾斜面322aを有している。傾斜面322aは、入光面320と平行な面に対して傾斜している。第二入光部322は、2つの傾斜面322aによって、溝の断面がV字状に形成されている。すなわち、第二入光部322は、カバー300における断面がV字形状に形成された溝部である。なお、第二入光部322は、カバー300の短手方向Yに直線状に形成された形状として例示している。しかし、カバー300は、入光面320に凹み形状を形成し、入光面320と発光面310との間の距離が異なる部分を形成することによって、第一発光部311と第二発光部312との間に明るさの差をつけられればよい。そこで、第二入光部322は、カバー300の短手方向Yに直線状に形成された形状に限定されるものではなく、例えば、カバー300の長手方向Xに直線状に形成されたものでもよい。また、第二入光部322は、カバー300の長手方向Xに対して傾斜したものでもよい。また、第二入光部322は、被取付部側から照射空間側に見た平面視において、複数の直線を組み合わせたものでもよく、複数の曲線を組み合わせたものでもよい。また、第二入光部322は、被取付部側から照射空間側に見た平面視において、直線と曲線とを組み合わせたものでもよい。さらに、第二入光部322は、被取付部側から照射空間側に見た平面視において、円形状、円弧形状、多角形状等他の形状に形成されたものでもよい。また、第二入光部322は、それらが組み合わさった形状でもよい。第二入光部322は、カバー300内において後述する第二発光部312と対向する。
【0023】
カバー300は、図5図7及び図10に示すように、線状に形成された第二入光部322の長手方向の端部322tの延長線上に、平面状に形成された補強部323を有してもよい。この補強部323は、入光面320において、略面状の範囲として設けられている部分であり、平面状に形成された部分である。補強部323は、図10に示す補強部323の表面と発光面310との間の距離T3が、図8に示す第二入光部322の溝の最深部となる端部322gと発光面310との間の距離T2よりも大きく形成されている。補強部323の距離T3は、第二入光部322の溝の最深部となる端部322gと発光面310との間の距離T2よりも大きければよく、第一入光部321と発光面310との間の距離T1と同じ距離でもよい。すなわち、補強部323は、第一入光部321と面一状に形成されてもよい。
【0024】
発光面310は、表面が平面状に形成されている。発光面310は、図8に示すように、光が出射する少なくとも二つの第一発光部311と、二つの第一発光部311に挟まれ、第一発光部311とは出射する光の特性が異なる第二発光部312とを有する。上下方向Zにおけるカバー300の厚さ方向において、第一入光部321と対向する発光面310の部分を第一発光部311と称し、第二入光部322と対向する発光面310の部分を第二発光部312と称する。なお、光の特性とは、例えば、明るさ又は輝度等である。また、光の特性は、明るさだけではなく、色であってもよい。
【0025】
次に、カバー300の光学特性に関して、図8及び図9の断面図を用いて説明する。なお、図9に示す矢印は、発光素子210から発せられた光の進路を表わすものである。第一発光部311は、主に第一入光部321から入射した光が出射される部分であり、居室等の照射空間が所定の明るさになるように光を照射する照射面である。照明器具1は、主に第一発光部311からの光の照射によって、所定の照明性能を有している。
【0026】
第二発光部312は、主に第二入光部322から入射した光が出射される部分であり、線状に形成された第二入光部322の形状に沿って、発光面310において線状に発光する部分である。第二発光部312では、図9に示すように傾斜面322aに入光する光が屈折し、第二発光部312から外方向へ進むように光の進路が制御される。すなわち、発光素子210から発せられ、カバー300の厚さ方向(Z軸方向)に進む光が、第二入光部322の傾斜面322aで屈折し、第二発光部312から外側に向かう長手方向Xの成分を持つことになる。そのため、第二入光部322に対して、カバー300の厚さ方向(Z軸方向)に位置する第二発光部312には屈折した光が届きにくくなり、第二発光部312の発光面310は、周囲の第一発光部311の発光面310よりも暗くなる。
【0027】
また、上述したように、第一入光部321と第二入光部322とは、カバー300の長手方向Xにおいて互いに隣接して複数設けられている。よって、光源部200が発光する前は、発光面310は無地の平面にみえるが、光源部200を発光させると、発光面310が第二発光部312によって複数に区切られる。そのため、カバー300は、複数の第一発光部311を有するような意匠にすることができる。つまり、カバー300は、第一発光部311に比べ線状に暗くなる第二発光部312によって、発光面310を容易に複数のブロックに分けることができる。
【0028】
なお、上述したように、第一発光部311は、主に第一入光部321から入射した光が出射される部分であるとし、第二発光部312は、主に第二入光部322から入射した光が出射される部分であるとした。第一発光部311と第二発光部312との説明において、「主に」の記載を使用したのは次のような理由からである。すなわち、発光素子210から発せられる光の照射角度、あるいは、カバー300内の光の拡散によって、第一発光部311と第二発光部312のそれぞれに第一入光部321及び第二入光部322から入射した光の一部が届き発光する場合もあるためである。
【0029】
また、上述したように、上下方向Zにおけるカバー300の厚さ方向において、第一入光部321と対向する発光面310の部分を第一発光部311と称し、第二入光部322と対向する発光面310の部分を第二発光部312と称するとした。しかし、カバー300の厚さ方向において、第一入光部321と対向する発光面310の部分と、第一発光部311とが全く同一の領域になるとは限らない場合もある。すなわち、カバー300の厚さ方向において、第一入光部321と対向する発光面310の部分と、第一発光部311とが一致しない場合もある。同様に、カバー300の厚さ方向において、第二入光部322と対向する発光面310の部分と、第二発光部312とが完全に同一の領域になるとは限らない場合もある。すなわち、カバー300の厚さ方向において、第二入光部322と対向する発光面310の部分と、第二発光部312とが一致しない場合もある。これは、発光素子210から発せられる光の照射角度、あるいは、カバー300内の光の拡散によって、第一発光部311と第二発光部312のそれぞれに第一入光部321及び第二入光部322から入射した光の一部が届き発光する場合もあるためである。よって、例えば、第二入光部322に沿って線状に明るく発光する発光面310の部分を第二発光部312とし、それ以外の発光面310の発光する部分を第一発光部311としてもよい。
【0030】
図11は、図5のカバー300における第二入光部322の変形例を示す参考図である。カバー300は、図11に示すように、短手方向Yに複数の第二入光部322を形成してもよい。カバー300は、第二入光部322のそれぞれの対向する端部322tの間に補強部323を設け、例えば、第二入光部322を点線状に形成してもよい。
【0031】
以上のように、第二入光部322の少なくとも一部は、第一入光部321と比較して発光面310と入光面320との間の距離が異なるものである。そのため、照明器具1は、第二入光部322から入射する光と第一入光部321から入射する光との間で、カバー300における光の入射角が異なり、あるいは、光がカバー300を透過する距離が異なる。そして、照明器具1は、第二入光部322から入射する光の拡散による光の進行方向と、第一入光部321から入射する光の拡散による光の進行方向とが異なる。また、照明器具1は、第二入光部322から入射する光のカバー300内の透過による損失量と、第一入光部321から入射する光のカバー300内の透過による損失量とが異なる。その結果、照明器具1は、第二入光部322に対向する第二発光部312と、第一入光部321に対向する第一発光部311との間で、発光面310から照射される光の明るさを異ならせることができる。すなわち、照明器具1は、第二入光部322の少なくとも一部が、第一入光部321と比較して発光面310と入光面320との間の距離が異なるという簡単な構成によって、発光面310から照射される光の明るさを異ならせることができる。そして、照明器具1は、異なる光の明るさによってカバー300にデザインを表示することができる。
【0032】
また、照明器具1は、カバー300の入光面320と発光面310との間において、入光面320の第二入光部322の少なくとも一部が第一入光部321よりも発光面310側に位置するものである。そのため、照明器具1は、第二入光部322から入射する光と第一入光部321から入射する光との間で、カバー300における光の入射角が異なり、あるいは、光がカバー300を透過する距離が異なる。そして、照明器具1は、第二入光部322から入射する光の拡散による光の進行方向と、第一入光部321から入射する光の拡散による光の進行方向とが異なる。また、照明器具1は、第二入光部322から入射する光のカバー300内の透過による損失量と、第一入光部321から入射する光のカバー300内の透過による損失量とが異なる。その結果、照明器具1は、第二入光部322に対向する第二発光部312と、第一入光部321に対向する第一発光部311との間で、発光面310から照射される光の明るさを異ならせることができる。すなわち、照明器具1は、第二入光部322の少なくとも一部が、第一入光部321と比較して発光面310と入光面320との間の距離が異なるという簡単な構成によって、発光面310から照射される光の明るさを異ならせることができる。そして、照明器具1は、異なる光の明るさによってカバー300にデザインを表示することができる。
【0033】
また、すなわち、照明器具1は、第二入光部322の少なくとも一部が、入光面320と発光面310との間において傾斜面322aを形成するものである。そのため、照明器具1は、第二入光部322において、光源部200から照射される光が拡散される。その結果、第二入光部322に対向する第二発光部312と、第一入光部321に対向する第一発光部311との間で、発光面310から照射される光の明るさを異ならせることができる。照明器具1は、第二入光部322の少なくとも一部が、傾斜面322aを形成するという簡単な構成によって、発光面310から発せられる光の明るさを異ならせることができる。そして、照明器具1は、第一発光部311と第二発光部312との異なる光の明るさによってデザインを表示することができる。
【0034】
また、第二入光部322は、入光面320において凹形状に形成された部分である。そのため、照明器具1は、第二入光部322において、光源部200から照射される光が拡散される。その結果、第二入光部322に対向する第二発光部312と、第一入光部321に対向する第一発光部311との間で、発光面310から照射される光の明るさを異ならせることができる。すなわち、照明器具1は、入光面320において凹形状に形成された部分である第二入光部322を有するという簡単な構成によって、発光面310から発せられる光の明るさを異ならせることができる。そして、照明器具1は、第一発光部311と第二発光部312との異なる光の明るさによってカバー300にデザインを表示することができる。また、カバー300は、凹形状に形成された第二入光部322により、第二発光部312を構成しており、新たな部材を設けずに第一発光部311に対して光の特性が異なる第二発光部312を容易に形成することができる。
【0035】
また、第二入光部322は、カバー300における断面がV字形状に形成された溝部である。そのため、照明器具1は、第二入光部322において、光源部200から照射される光が拡散される。その結果、第二入光部322に対向する第二発光部312と、第一入光部321に対向する第一発光部311との間で、発光面310から照射される光の明るさを異ならせることができる。すなわち、照明器具1は、カバー300における断面がV字形状に形成された溝部である第二入光部322を有するという簡単な構成によって、発光面310から発せられる光の明るさを異ならせることができる。そして、照明器具1は、第一発光部311と第二発光部312との異なる光の明るさによってカバー300にデザインを表示することができる。また、カバー300は、カバー300における断面がV字形状に形成された溝部である第二入光部322により、第二発光部312を構成しており、新たな部材を設けずに第一発光部311に対して光の特性が異なる第二発光部312を容易に形成することができる。
【0036】
また、第二入光部322は、カバー300の短手方向Yに延びるように直線状に形成されている。すなわち、カバー300は、主たる照射面となる第一発光部311と、第一発光部311に対して光の特性が異なり、線状に表れる第二発光部312とを有している。その結果、照明器具1は、カバー300において、容易に発光面310を分割したデザインを表示することができる。また、カバー300は、溝が線状に設けられた第二入光部322により、第二発光部312が構成されており、新たな部材を設けずに第一発光部311に対して光の特性が異なる第二発光部312を容易に形成することができる。
【0037】
また、第二入光部322は、カバー300の長手方向Xに複数形成されている。すなわち、カバー300は、主たる照射面となる第一発光部311と、第一発光部311に対して光の特性が異なり、線状に表れる第二発光部312とを有している。その結果、照明器具1は、カバー300において、容易に発光面310を分割したデザインを表示することができる。また、カバー300は、溝が線状に設けられた第二入光部322により、第二発光部312が構成されており、新たな部材を設けずに第一発光部311に対して光の特性が異なる第二発光部312を容易に形成することができる。
【0038】
また、第二入光部322は、カバー300の短手方向Yに複数形成されている。すなわち、カバー300は、主たる照射面となる第一発光部311と、第一発光部311に対して光の特性が異なり、点線状に表れる第二発光部312とを有している。その結果、照明器具1は、カバー300において、容易に発光面310を分割したデザインを表示することができる。また、カバー300は、溝が線状に設けられた第二入光部322により、第二発光部312が構成されており、新たな部材を設けずに第一発光部311に対して光の特性が異なる第二発光部312を容易に形成することができる。
【0039】
また、第一入光部321は、平面状に形成されている。すなわち、カバー300は、主たる照射面となり面状に発光する第一発光部311と、第一発光部311に対して光の特性が異なり、線状に表れる第二発光部312とを有している。その結果、照明器具1は、カバー300において、容易に発光面310を分割したデザインを表示することができる。また、カバー300は、溝が線状に設けられた第二入光部322により、第二発光部312が構成されており、新たな部材を設けずに第一発光部311に対して光の特性が異なる第二発光部312を容易に形成することができる。
【0040】
また、カバー300は、第二入光部322の長手方向の端部322tの延長線上に、平面状に形成された補強部323を有している。そして、補強部323の表面と発光面310との間の距離T3は記第二入光部の最深部と発光面310との間の距離T2よりも大きい。照明器具1は、カバー300の第二入光部322の長手方向の端部322tの延長線上に補強部323を設けていることで、カバー300の変形を抑制することができる。よって、作業者が、カバー300を器具本体100に取り付けるときに、厚さが薄い第二入光部322の発光面310の側端部に負荷がかかり破損することを抑制することができる。また、この補強部323は、カバー300において梁のように作用し、作業時に長手方向Xにカバー300が片持ちのように撓むことを抑制することができる。
【0041】
また、補強部323は、入光面320と面一状に形成されている。そのため、照明器具1は、補強部323と入光面320との間の光ムラを抑制することができる。
【0042】
図12は、変形例1のカバー300Aを示す図である。図13は、変形例2のカバー300Bを示す図である。図12及び図13を用いて、カバー300の変形例について説明する。実施の形態1において、カバー300について、第一発光部311よりも第二発光部312が暗くなるとの説明を行った。しかし、カバー300は、第二発光部312が第一発光部311と異なる光の特性を有していればよい。そこで、カバー300Aは、図12に示すように、第二入光部322Cに平面状に形成された平面部322bを設けるようにし、第二発光部312が第一発光部311よりも明るくなるように形成されてもよい。平面部322bは、第二入光部322Cにおいて、入光面320よりも発光面310に近い位置に、平面状に形成された部分である。なお、カバー300Aは、第二入光部322Cの断面形状が第二入光部322の断面形状と異なるだけであり、他の構成は、カバー300と同じである。カバー300Aは、第二入光部322Cの溝の最深部となる端部322gが平面部322bとなる。そして、カバー300Aは、第二入光部322Cの溝の最深部となる平面部322bと発光面310との間の距離T2が距離T1よりも小さい。カバー300Aは、平面部322bを有し、平面部322bと発光面310との間の距離T2が距離T1よりも小さいことで、第一入光部321に入射する光よりも第二入光部322Cに入射する光の拡散と透過による損失を少なくすることができる。そのため、カバー300Aは、第二発光部312が第一発光部311よりも明るい。
【0043】
また、カバー300は、図13のようにレンズが集光する形状に形成されたカバー300Bであってもよい。カバー300Bの第二入光部322Dは、曲面によって形成されている。すなわち、第二入光部322Dは、傾斜角度の異なる複数の傾斜面322aが連続することで曲面を構成している。カバー300Bは、第二入光部322Dが集光するレンズ形状に形成されていることで、第二発光部312が第一発光部311よりも明るい。カバー300Bは、第二入光部322Dの断面形状が第二入光部322の断面形状と異なるだけであり、他の構成は、カバー300と同じである。
【0044】
以上のように、第二入光部322Cは、図12に示すように、入光面320よりも発光面310に近い位置に、平面状に形成された平面部322bを有する。カバー300Aは、平面部322bを有し、平面部322bと発光面310との間の距離T2が距離T1よりも小さいことで、第一入光部321に入射する光よりも第二入光部322Cに入射する光の拡散と透過による損失を少なくすることができる。そのため、カバー300Aは、第二発光部312が第一発光部311よりも明るい。その結果、第二入光部322Cに対向する第二発光部312と、第一入光部321に対向する第一発光部311との間で、発光面310から照射される光の明るさを異ならせることができる。すなわち、照明器具1は、第二入光部322Cが、入光面320よりも発光面310に近い位置に、平面状に形成された平面部322bを有するという簡単な構成によって、発光面310から発せられる光の明るさを異ならせることができる。そして、照明器具1は、第一発光部311と第二発光部312との異なる光の明るさによってカバー300Aにデザインを表示することができる。また、カバー300Aは、入光面320よりも発光面310に近い位置に、平面状に形成された平面部322bを有する第二入光部322Cにより、第二発光部312を構成している。そのため、照明器具1は、新たな部材を設けずに第一発光部311に対して光の特性が異なる第二発光部312を容易に形成することができる。また、図13に示すように、カバー300Bの第二入光部322Dは、集光するレンズ形状に形成されている。カバー300Bは、第二入光部322Dが集光するレンズ形状に形成されていることで、第二発光部312が第一発光部311よりも明るい。その結果、第二入光部322Dに対向する第二発光部312と、第一入光部321に対向する第一発光部311との間で、発光面310から照射される光の明るさを異ならせることができる。すなわち、照明器具1は、第二入光部322Dが、集光するレンズ形状に形成されているという簡単な構成によって、発光面310から発せられる光の明るさを異ならせることができる。そして、照明器具1は、第一発光部311と第二発光部312との異なる光の明るさによってカバー300Bにデザインを表示することができる。また、カバー300Bは、集光するレンズ形状に形成された第二入光部322Dにより、第二発光部312を構成している。そのため、照明器具1は、新たな部材を設けずに第一発光部311に対して光の特性が異なる第二発光部312を容易に形成することができる。
【0045】
図14は、変形例3のカバー300Cを示す図である。図8に示すように、第二入光部322は、入光面320において1つの凹形状によって形成されているが、第二入光部322は、1つの凹形状によって形成されているものに限定されるものではない。第二入光部322の少なくとも一部は、入光面320と発光面310との間において傾斜面322aを形成し、第一入光部321と比較して発光面310からの高さが異なればよい。そのため、図14に示すように、第二入光部322Eは、入光面320において複数の凹形状によって形成されてもよい。カバー300Cは、入光面320において複数の凹形状によって形成された第二入光部322Eを有する。カバー300Cは、第二入光部322Eの断面形状が第二入光部322の断面形状と異なるだけであり、他の構成は、カバー300と同じである。
【0046】
以上、本発明の実施の形態、及び変形例について説明したが、これらの実施の形態と変形例とを組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態と変形例のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態と変形例とを部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態、及び変形例に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【符号の説明】
【0047】
1 照明器具、100 器具本体、110 凹部、110a 開口部、111 底部、112 鍔部、114 側壁部、114a 短手方向側壁部、114b 長手方向側壁部、120 枠部、200 光源部、210 発光素子、220 基板、300 カバー、300A カバー、300B カバー、300C カバー、310 発光面、311 第一発光部、312 第二発光部、320 入光面、321 第一入光部、322 第二入光部、322C 第二入光部、322D 第二入光部、322E 第二入光部、322a 傾斜面、322b 平面部、322g 端部、322t 端部、323 補強部。
図1
図2
図3
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図5
図6
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図8
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図10
図11
図12
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図14