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  • 特許-鋳物金型用ベンチレーター 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-11
(45)【発行日】2022-11-21
(54)【発明の名称】鋳物金型用ベンチレーター
(51)【国際特許分類】
   B22C 9/06 20060101AFI20221114BHJP
【FI】
B22C9/06 P
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2021082708
(22)【出願日】2021-05-14
(65)【公開番号】P2022067042
(43)【公開日】2022-05-02
【審査請求日】2022-06-03
(31)【優先権主張番号】10-2020-0134985
(32)【優先日】2020-10-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521209719
【氏名又は名称】パク、デグン
【氏名又は名称原語表記】PARK,dae geun
【住所又は居所原語表記】107-2001ho, 50 , Dalcheon-ro , Buk-gu , Ulsankwangyeok-si , Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】パク、デグン
【審査官】祢屋 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】韓国登録特許第10-2095729(KR,B1)
【文献】韓国登録特許第10-2095727(KR,B1)
【文献】韓国登録特許第10-2180690(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B22C 9/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
金型(10)の排気管(11)に組み付けられて成形空間(12)に溶融物を注入するときに生じるガスを外部に排出する鋳物金型用ベンチレーターにおいて、
SUS材質から形成されるが、前記排気管(11)に嵌合するように外周面にナーリング部(110)が形成され、内部にガスが移動する主流路(120)が形成される円筒状胴体部(100)と、
前記円筒状胴体部(100)の主流路(120)の上部の領域に一体に形成されて、ガスの排出のための複数の上排気孔(220)が配備される固定型排気ブロック(200)と、
を備え、
前記上排気孔(220)は、円筒状胴体部(100)の長さを基準として30~50%の長さに形成され、かつ、隣り合う排気孔(220)と千鳥方向にずれるように配置され、
前記円筒状胴体部(100)の主流路(120)の下部の領域に嵌設されて、ガスの排出のための複数の下排気孔(320)が形成される分離型排気ブロック(300)が配備されることを特徴とする鋳物金型用ベンチレーター。
【請求項2】
前記固定型排気ブロック(200)と分離型排気ブロック(300)とが離間して緩衝空間部(400)を形成し、前記緩衝空間部(400)は、下排気孔(320)を介して流れ込む溶融物を収めるように配備されることを特徴とする請求項1に記載の鋳物金型用ベンチレーター。
【請求項3】
前記分離型排気ブロック(300)は、粉末を圧着して形成する多孔性ブロックとして形成され、前記多孔性ブロックには、上部に向かって進むにつれて次第に縮径する第1の傾斜面(304)を形成し、前記分離型排気ブロック(300)が収められる主流路(120)の下部の領域の内周は、上部に向かって進むにつれて次第に縮径する第2の傾斜面(124)として形成され、前記主流路(120)の下部の領域の下端部の直径は、分離型排気ブロック(300)の下端部の直径に比べて拡径したサイズに形成され、前記主流路(120)の下部の領域の下端部にストップリング(126)が分離型排気ブロック(300)を拘束するように配備されることを特徴とする請求項2に記載の鋳物金型用ベンチレーター。
【請求項4】
前記分離型排気ブロック(300)は、主流路(120)の下部の領域との直径差により主流路(120)の下部の領域内にすきまばめ公差で遊動可能に配備され、前記成形空間(12)に溶融物を注入するとき、ガス及び溶融物の圧力により分離型排気ブロック(300)が主流路(120)の下部の領域に乗って上方に移動しながら、第1及び第2の傾斜面(304)(124)が係合して位置が固定された状態で下排気孔(320)及び多孔性ブロックである前記分離型排気ブロック(300)の空隙を介してガスの排出が行われるように配備されることを特徴とする請求項3に記載の鋳物金型用ベンチレーター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鋳物金型用ベンチレーターに係り、さらに詳しくは、排気孔の配置構造を改善するとともに、排気孔の長さを円筒状胴体部の長さに比べて短く形成して、ガスの排出効率を向上させるとともに、排気孔の変形を防ぎ、特に、円筒状胴体部の内部に緩衝空間部を形成して、排気孔を介して押し寄せる溶融物を拡散させて収めることから、溶融物の外部への流出による金型の損傷を効果的に防ぐことのできる鋳物金型用ベンチレーターに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、ベンチレーターは、流体の流れを平行な微細孔を介して一方向にのみ移動できるようにする構成要素であって、重力鋳造、低圧鋳造、プラスチック射出などの作業に当たって、注湯不良、湯境界の形成などの鋳造欠陥のない健全な鋳造のために金型内の空気またはその他の発生ガスを排出する用途に用いられる。
【0003】
一方、このようなベンチレーターを製造するとき、粉末を圧縮して製品を形成するため、ベンチレーターの内部に微細な空隙が形成されざるを得ず、耐久性が著しく低下せざるを得ないという不都合があるため、鋳造に際して用いられる金型に嵌め込むとき、抜脱されないようにするために前記金型の溝よりもわずかに大きく形成して用いていたが、前記金型に嵌め込むとき、ガスが移動する孔の形状の変形及び長時間にわたっての使用により全体的な変形が起きて、ベンチレーターの抜脱及び孔のつぶれなどに起因してガスの排出が行われないという不都合があり、その結果、前記ベンチレーターの役割を行うことが困難であった。
【0004】
そこで、本出願人は、大韓民国特許登録第10-2095729号公報において、金型の成形空間にアルミニウム溶湯を注入して、鋳物を成形するときに生じるガスを外部に安定的に排出して、成形される成形品の品質を向上させるベンチレーターを二体形に構成する技術を開示しており、別の大韓民国特許登録第10-2095727号公報において、ベンチレーターを全体的な耐久性を確保しながらも、部分的な取り替えを通じて経済的な効率性を高める技術を開示している。
【0005】
しかしながら、従来の技術は、ガスの排出のための孔の区間が長く、孔作業用ピンが細いため孔の貫通時における撓み現象により加工を完了した後に孔の重なり合い(孔の並びが揃っていない)、孔の偏り(周縁に密集する)などの現象が生じてガス抜け効率が低下し、これにより、ガスが完全に排出され切れるまで長時間がかかって製品の成形時間が長引いてしまうのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】KR 10-2095729 B1(2020.03.26.)
【文献】KR 10-2095727 B1(2020.03.26.)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
これにより、本発明は、上記の不都合を解決するために案出されたものであり、排気孔の配置構造を改善するとともに、排気孔の長さを円筒状胴体部の長さに比べて短く形成して、ガスの排出効率を向上させるとともに、排気孔の変形を防ぎ、特に、円筒状胴体部の内部に緩衝空間部を形成して、排気孔を介して押し寄せる溶融物を拡散させて収めることから、溶融物の外部への流出による金型の損傷を効果的に防ぐことのできる鋳物金型用ベンチレーターを提供するところにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的を達成するために、本発明の鋳物金型用ベンチレーターは、金型10の排気管11に組み付けられて成形空間12に溶融物を注入するときに生じるガスを外部に排出する鋳物金型用ベンチレーターにおいて、SUS材質から形成されるが、前記排気管11に嵌合するように外周面にナーリング部110が形成され、内部にガスが移動する主流路120が形成される円筒状胴体部100と、前記円筒状胴体部100の主流路120の上部の領域に一体に形成されて、ガスの排出のための複数の上排気孔220が配備される固定型排気ブロック200と、を備え、前記上排気孔220は、円筒状胴体部100の長さを基準として30~50%の長さに形成され、かつ、隣り合う排気孔220と千鳥方向にずれるように配置されることを特徴とする。
【0009】
このとき、前記円筒状胴体部100の主流路120の下部の領域に嵌設されて、ガスの排出のための複数の下排気孔320が形成される分離型排気ブロック300が配備されることを特徴とする。
【0010】
また、前記固定型排気ブロック200と分離型排気ブロック300とが離間して緩衝空間部400を形成し、前記緩衝空間部400は、下排気孔320を介して流れ込む溶融物を収めるように配備されることを特徴とする。
【0011】
さらに、前記分離型排気ブロック300は、粉末を圧着して形成する多孔性ブロック302として形成され、前記多孔性ブロックは、上部に向かって進むにつれて次第に縮径する第1の傾斜面304を形成し、前記分離型排気ブロック300が収められる主流路120の下部の領域の内周は、上部に向かって進むにつれて次第に縮径する第2の傾斜面124として形成され、前記主流路120の下部の領域の下端部の直径は、分離型排気ブロック300の下端部の直径に比べて拡径したサイズに形成され、前記主流路120の下部の領域の下端部にストップリング126が分離型排気ブロック300を拘束するように配備されることを特徴とする。
【0012】
さらにまた、前記分離型排気ブロック300は、主流路120の下部の領域との直径差により主流路120の下部の領域内にすきまばめ公差で遊動可能に配備され、前記成形空間12に溶融物を注入するとき、ガス及び溶融物の圧力により分離型排気ブロック300が主流路120の下部の領域に乗って上方に移動しながら、第1及び第2の傾斜面304124が係合して位置が固定された状態で下排気孔320及び多孔性空隙を介してガスの排出が行われるように配備されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
以上の構成及び作用によれば、本発明は、排気孔の配置構造を改善するとともに、排気孔の長さを円筒状胴体部の長さに比べて短く形成して、ガスの排出効率を向上させるとともに、排気孔の変形を防ぎ、特に、円筒状胴体部の内部に緩衝空間部を形成して、排気孔を介して押し寄せる溶融物を拡散させて収めることから、溶融物の外部への流出による金型の損傷を効果的に防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の一実施形態に係る鋳物金型用ベンチレーターを全体的に示す斜視図である。
図2】本発明の一実施形態に係る鋳物金型用ベンチレーターが設けられた状態を示す構成図である。
図3】本発明の一実施形態に係る鋳物金型用ベンチレーターを平面視及び正面視で示す構成図である。
図4】本発明の一実施形態に係る鋳物金型用ベンチレーターの内部構造を示す構成図である。
図5】本発明の一実施形態に係る鋳物金型用ベンチレーターの変形例に係る多孔性ブロックを示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付図面に基づいて、本発明の好適な実施形態について詳しく説明する。なお、本発明について説明するにあたって、関連する公知の技術がこの分野における技術者にとって自明な事項であって、これについての具体的な説明が本発明の要旨を余計に曖昧にする虞があると認められる場合にはその詳細な説明を省略する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係る鋳物金型用ベンチレーターを全体的に示す斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態に係る鋳物金型用ベンチレーターが設けられた状態を示す構成図であり、図3は、本発明の一実施形態に係る鋳物金型用ベンチレーターを平面視及び正面視で示す構成図であり、図4は、本発明の一実施形態に係る鋳物金型用ベンチレーターの内部構造を示す構成図であり、図5は、本発明の一実施形態に係る鋳物金型用ベンチレーターの変形例に係る多孔性ブロックを示す構成図である。
【0017】
本発明は、金型10の排気管11に組み付けられて成形空間12に溶融物を注入するときに生じるガスを外部に排出する鋳物金型用ベンチレーターに関するものであり、これは、排気孔の配置構造を改善するとともに、排気孔の長さを円筒状胴体部の長さに比べて短く形成して、ガスの排出効率を向上させるとともに、排気孔の変形を防ぎ、特に、円筒状胴体部の内部に緩衝空間部を形成して、排気孔を介して押し寄せる溶融物を拡散させて収めることから、溶融物の外部への流出による金型の損傷を効果的に防げるように、円筒状胴体部100と、固定型排気ブロック200と、を主な構成要素として備える。
【0018】
本発明に係る円筒状胴体部100は、SUS材質から形成されるが、前記排気管11に嵌合するように外周面にナーリング部110が形成され、内部にガスが移動する主流路120が形成される。
【0019】
前記円筒状胴体部100は、後述する固定型排気ブロック200と一体形にプレス鍛造方式を並行して製造され、これにより、強度及び耐久性が向上するとともに、品質が均一に保たれるというメリットがある。
【0020】
そして、前記円筒状胴体部100の外周面にナーリング部110が一体に形成されることにより、金型排気管11に嵌入した状態で抜脱現象が生じることが防がれるとともに、円筒状胴体部100を金型排気管11にしまりばめ方式で設けるときに嵌込み圧力がナーリング部110の変形により分散されて、後述する上排気孔220の変形が防がれる。
【0021】
また、本発明に係る固定型排気ブロック200は、前記円筒状胴体部100の主流路120の上部の領域に一体に形成されて、ガスの排出のための複数の上排気孔220が配備される。すなわち、前記固定型排気ブロック200は、SUS材質を用いてプレス鍛造方式により成形されることにより、強度及び耐久性が向上するとともに、上排気孔220の品質が均一に保たれる(例えば、孔の重なり合い(孔の並びが揃っていない)、孔の偏り(周縁に密集する)などの現象が防がれる)というメリットがある。
【0022】
このとき、前記上排気孔220は、円筒状胴体部100の長さを基準として30~50%の長さに形成され、かつ、隣り合う排気孔220と千鳥方向にずれるように配置される。
【0023】
このように、前記上排気孔220の長さが短く短縮されることにより、加工の最中に孔の重なり合い(孔の並びが揃っていない)、孔の偏り(周縁に密集する)などの現象が防がれ、かつ、排気孔220が千鳥方向にずれるように配置されるので、排気孔220の数が同一であるという条件下で排気孔220同士の間隔が広くなって変形が防がれる。
【0024】
一方、前記上排気孔220が円筒状胴体部100の長さを基準として30%未満の長さに形成される場合、ガスとともに溶融物が排出されてしまうという欠点があり、上排気孔220が円筒状胴体部100の長さを基準として50%を超える長さに形成される場合、ガスの排出効率が低下するため、上排気孔220は、円筒状胴体部100の長さを基準として30~50%の長さに形成されることが好ましい。
【0025】
図4において、前記円筒状胴体部100の主流路120の下部の領域に嵌設されて、ガスの排出のための複数の下排気孔320が形成される分離型排気ブロック300が配備される。下排気孔320は、上排気孔220と同一のSUS材質から形成されてもよく、粉末を圧着して形成する多孔性ブロックとして形成する構成もまた採用可能である。
【0026】
そして、前記固定型排気ブロック200と分離型排気ブロック300とが離間して緩衝空間部400を形成する。
【0027】
前記緩衝空間部400は、下排気孔320を介して流れ込む溶融物を収めるように配備されることにより、下排気孔320を介して押し寄せる溶融物を緩衝空間部400において拡散させて収めるので、溶融物の外部への流出による金型の損傷を効果的に防ぐことができるというメリットがあり、特に、下排気孔320を介してガスが排出される最中に微量で押し寄せる溶融物を緩衝空間部400において回収して下排気孔320を常に開き状態に保つことにより、閉塞によるガスの排気不良が防がれる。
【0028】
図5において、前記分離型排気ブロック300は、粉末を圧着して形成する多孔性ブロックとして形成される。
【0029】
前記多孔性ブロック302には、上部に向かって進むにつれて次第に縮径する第1の傾斜面304を形成し、前記分離型排気ブロック300が収められる主流路120の下部の領域の内周は、上部に向かって進むにつれて次第に縮径する第2の傾斜面124として形成される。
【0030】
そして、前記主流路120の下部の領域の下端部の直径は、分離型排気ブロック300の下端部の直径に比べて拡径したサイズに形成される。
【0031】
このとき、前記主流路120の下部の領域の下端部にストップリング126が分離型排気ブロック300を拘束するように配備される。
【0032】
このように、前記分離型排気ブロック300は、主流路120の下部の領域との直径差により主流路120の下部の領域内にすきまばめ公差で遊動可能に配備されることにより、たとえ円筒状胴体部100を排気管11にしまり嵌めするために衝撃を加えるとしても、分離型排気ブロック300が主流路120の下部の領域内において遊動して、衝撃から安全に保護されて損傷が防がれる。
【0033】
そして、前記成形空間12に溶融物を注入するとき、ガス及び溶融物の圧力により分離型排気ブロック300が主流路120の下部の領域に乗って上方に移動しながら、第1及び第2の傾斜面304、124が係合して位置が固定された状態で下排気孔320及び多孔性空隙を介してガスの排出が行われるように配備される。
【0034】
このため、既存に、鋳物金型の分野において、ガスの排出効率には優れているものの、耐久性が弱いという欠点により適用が制限されていた粉末圧着型多孔性ブロック302を、前記SUS材質から形成される円筒状胴体部100及び固定型排気ブロック200と複合型に構成して、多孔性ブロックの弱い耐久性を補いながら、ガスの排出効率を極大化させることができるというメリットがある。
【0035】
以上、本発明の詳細な説明の欄においては、本発明の最も好適な実施形態について説明したが、本発明の技術範囲から逸脱しない範囲内においては様々な変形実施もまた可能であるということはいうまでもない。よって、本発明の保護範囲は、前記実施形態に限定して定められるべきではなく、特許請求の範囲の技術だけではなく、これらの技術と均等な技術手段にまで保護範囲が認められるべきである。
【符号の説明】
【0036】
100:円筒状胴体部
200:固定型排気ブロック
300:分離型排気ブロック
400:緩衝空間部
図1
図2
図3
図4
図5