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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-14
(45)【発行日】2022-11-22
(54)【発明の名称】内燃機関システム
(51)【国際特許分類】
   F02D 45/00 20060101AFI20221115BHJP
   F02D 43/00 20060101ALI20221115BHJP
   F02D 41/06 20060101ALI20221115BHJP
   F02D 9/02 20060101ALI20221115BHJP
   F02M 26/00 20160101ALI20221115BHJP
【FI】
F02D45/00
F02D43/00 301N
F02D43/00 301K
F02D43/00 301A
F02D43/00 301D
F02D41/06
F02D9/02 305B
F02D9/02 305M
F02M26/00 301
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2018159993
(22)【出願日】2018-08-29
(65)【公開番号】P2020033918
(43)【公開日】2020-03-05
【審査請求日】2021-03-18
(73)【特許権者】
【識別番号】000004260
【氏名又は名称】株式会社デンソー
(74)【代理人】
【識別番号】110000028
【氏名又は名称】弁理士法人明成国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 一司
【審査官】櫻田 正紀
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-105164(JP,A)
【文献】特開2017-145762(JP,A)
【文献】特開昭61-001841(JP,A)
【文献】特開2003-322058(JP,A)
【文献】特開2013-155615(JP,A)
【文献】特開2018-044497(JP,A)
【文献】特開2010-180711(JP,A)
【文献】特開2010-180712(JP,A)
【文献】特開2017-002812(JP,A)
【文献】特開2010-127185(JP,A)
【文献】実開昭53-088626(JP,U)
【文献】特開2017-078350(JP,A)
【文献】米国特許第06499455(US,B1)
【文献】特開2008-303825(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0332050(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2013/0191008(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F02D 45/00
F02D 43/00
F02D 41/06
F02D 9/02
F02M 26/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関システム(10)であって、
燃料を燃焼させる燃焼室(110)と、
往復運動することにより前記燃焼室の容量を変更可能なピストン(119)と、
前記燃焼室へ空気を供給する吸気管(120)と、
前記吸気管に設けられ、前記燃焼室への前記空気の供給量を制御するスロットル(122)と、
前記燃焼室から排出された排気ガスの一部を前記吸気管まで循環させる排気再循環管(140)と、
前記排気再循環管に設けられ、前記燃焼室への前記排気ガスの供給量を制御する開閉弁(144)と、
前記ピストンと、前記スロットルと、前記開閉弁とを制御する制御部(200)と、を備え、
前記制御部は、イグニッションスイッチがオンとなった場合、前記イグニッションスイッチがオンとなる前よりも、前記スロットルと前記開閉弁とのうち、少なくとも前記開閉弁の開度を大きくした状態において、前記燃焼室への燃料の供給を行なわない状態で、前記ピストンを往復運動させることによって、前記燃焼室内の気体を排出するオン制御を行う、内燃機関システム。
【請求項2】
内燃機関システム(10A)であって、
燃料を燃焼させる燃焼室と、
往復運動することにより前記燃焼室の容量を変更可能なピストンと、
前記燃焼室に設けられ、前記燃料を噴射する燃料噴射弁と、
前記燃焼室へ空気を供給する吸気管と、
前記吸気管に設けられ、酸素濃度を測定する酸素センサ(127)と、
前記燃焼室から排出された排気ガスの一部を前記吸気管まで循環させる排気再循環管と、
前記排気再循環管に設けられ、前記燃焼室への前記排気ガスの供給量を制御する開閉弁と、
イグニッションスイッチがオンとされた際に、前記ピストンを往復運動させると共に、イグニッションスイッチがオンとなった際における前記酸素濃度を用いて、前記燃料噴射弁から噴射される燃料の噴射量を調整する制御部と、を備える、内燃機関システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、内燃機関システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、内燃機関の排気再循環流路に設けられる弁として、二重偏心弁を用いる技術が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】国際公開第2016/002599号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、排気再循環流路に設けられる弁として二重偏心弁を用いた場合、内燃機関が駆動していない状態では二重偏心弁が完全には閉まっていない状態となる。このため、排気ガスが意図せず二重偏心弁を通過する虞があり、この結果として、排気ガスが排気再循環流路を通って燃焼室に混入してしまう虞があった。そして、このような場合、燃焼室に混入した排気ガスに起因して内燃機関の始動性の低下が生じる虞があった。また、このような課題は、異物の噛み込みや閉動作不良によっても生じるため、二重偏心弁に限らず、開閉弁に共通する課題だった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。本開示の第1の形態は、内燃機関システム(10)としての形態である。この内燃機関システムは、燃料を燃焼させる燃焼室(110)と、往復運動することにより前記燃焼室の容量を変更可能なピストン(119)と、前記燃焼室へ空気を供給する吸気管(120)と、前記吸気管に設けられ、前記燃焼室への前記空気の供給量を制御するスロットル(122)と、前記燃焼室から排出された排気ガスの一部を前記吸気管まで循環させる排気再循環管(140)と、前記排気再循環管に設けられ、前記燃焼室への前記排気ガスの供給量を制御する開閉弁(144)と、前記ピストンと、前記スロットルと、前記開閉弁とを制御する制御部(200)と、を備える。ここで、前記制御部は、イグニッションスイッチがオンとなった場合、前記イグニッションスイッチがオンとなる前よりも、前記スロットルと前記開閉弁とのうち、少なくとも前記開閉弁の開度を大きくした状態において、前記燃焼室への燃料の供給を行なわない状態で、前記ピストンを往復運動させることによって、前記燃焼室内の気体を排出するオン制御を行う。
また、本開示の第2の形態は、内燃機関システム(10A)としての形態である。この内燃機関システムは、燃料を燃焼させる燃焼室と、往復運動することにより前記燃焼室の容量を変更可能なピストンと、前記燃焼室に設けられ、前記燃料を噴射する燃料噴射弁と、前記燃焼室へ空気を供給する吸気管と、前記吸気管に設けられ、酸素濃度を測定する酸素センサ(127)と、前記燃焼室から排出された排気ガスの一部を前記吸気管まで循環させる排気再循環管と、前記排気再循環管に設けられ、前記燃焼室への前記排気ガスの供給量を制御する開閉弁と、イグニッションスイッチがオンとされた際に、前記ピストンを往復運動させると共に、イグニッションスイッチがオンとなった際における前記酸素濃度を用いて、前記燃料噴射弁から噴射される燃料の噴射量を調整する制御部と、を備える。
【0006】
本開示の一形態によれば、内燃機関システム(10)が提供される。この内燃機関システムは、燃料を燃焼させる燃焼室(110)と、往復運動することにより前記燃焼室の容量を変更可能なピストン(119)と、前記燃焼室へ空気を供給する吸気管(120)と、前記吸気管に設けられ、前記燃焼室への前記空気の供給量を制御するスロットル(122)と、前記燃焼室から排出された排気ガスの一部を前記吸気管まで循環させる排気再循環管(140)と、前記排気再循環管に設けられ、前記燃焼室への前記排気ガスの供給量を制御する開閉弁(144)と、前記ピストンと、前記スロットルと、前記開閉弁とを制御する制御部(200)と、を備え、前記制御部は、イグニッションスイッチがオンとなった場合、前記イグニッションスイッチがオンとなる前よりも、前記スロットルと前記開閉弁との少なくとも一方の開度を大きくした状態において、前記ピストンを往復運動させることによって、前記燃焼室内の気体を排出するオン制御を行う。
【0007】
この形態の内燃機関システムによれば、排気制御を行うことにより、排気ガスが意図せず燃焼室内に混入した場合においても、内燃機関の始動性の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】第1実施形態における内燃機関システムを搭載する車両を示す図である。
図2】本実施形態における排気制御のフローチャートを示す図である。
図3】本実施形態における排気制御のフローチャートを示す図である。
図4】第3実施形態における内燃機関システムを搭載する車両を示す図である。
図5】本実施形態における噴射量調整制御のフローチャートを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A.第1実施形態
図1に示すように、本実施形態の内燃機関システム10は、内燃機関100と、制御部200と、イグニッションスイッチ40と、を備える。イグニッションスイッチ40は、利用者が内燃機関100の起動および停止を行うためのスイッチである。本実施形態では、内燃機関システム10は、車両50に搭載されている。
【0010】
内燃機関100は、ガソリンや軽油などの燃料を燃焼させることによって動力を発生させる。内燃機関100は、複数の燃焼室110および複数の燃料噴射弁112を備え、各燃焼室110には吸気管120を介して空気が供給される。図1では、技術の理解を容易にするため、燃焼室110、燃料噴射弁112は一つずつ記載されている。吸気管120には、上流側から順に、エアクリーナ121と、スロットル122と、吸気管圧力センサ123と、バッファタンク124とが設けられている。
【0011】
各燃焼室110に燃料噴射弁112から燃料が噴射されると、燃焼室110内で燃焼が発生する。燃焼によって生じた排気ガスは、排気管130を通過して大気中に排出される。排気管130には、上流側から順に、空燃比センサ133と、触媒コンバータ132とが設けられている。排気管130と吸気管120は、排気再循環管140で互いに接続されており、排気再循環管140には排気再循環クーラー142と排気再循環弁としての開閉弁144が設けられている。本実施形態では、開閉弁144として、二重偏心弁を用いる。
【0012】
内燃機関100には、点火プラグ111と、燃料噴射弁112と、吸気弁125と、排気弁131と、ノックセンサ115と、クランク角センサ116とが設けられている。ノックセンサ115は、内燃機関100の振動を検出する振動センサとして機能する。クランク角センサ116は、内燃機関100の回転数を検出する回転数センサとして機能する。クランク角センサ116の下方側には、ブローバイガス流路117が形成されている。ブローバイガス流路117は、上述のブローバイガスを吸気管120に還流させる。ブローバイガス流路117は、排気再循環管140と吸気管120との接続部分よりも下流側で吸気管120に接続している。
【0013】
また、燃焼室110を構成する面の一部は、ピストン119で形成されている。ピストン119は、往復運動することにより燃焼室の容量を変更可能な部材であり、コネクティングロッド118を介してクランクシャフト114に連結されている。コネクティングロッド118は、ピストン119の往復運動をクランクシャフト114の回転運動に変換する。クランクシャフト114は、スタータ113により始動時に回転駆動(クランキング)される。
【0014】
内燃機関100は、ピストン119が2往復する間に、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行うと共に、圧縮行程および膨張行程の間に火花点火が行われる。つまり、本実施形態の内燃機関100は、いわゆる4サイクルエンジンである。なお、図1に示す各種の部品は一例であり、これ以外の種々の部品を内燃機関100に設けてもよい。
【0015】
内燃機関100の出力は、車両50の備える変速機によって変速され、所望の回転数・トルクとして、ディファレンシャルギアを介して駆動輪に伝達される。また、内燃機関100の動力は、駆動機構によって図示しないモータジェネレータに伝達される。
【0016】
制御部200は、車両50の動力源である内燃機関100を制御することにより、車両50の制御を行う。本実施形態では、制御部200は、車速、アクセル開度及びブレーキ開度等に基づき、インジェクタによる内燃機関100への燃料噴射量や、スロットル122の開度等を調整することにより、内燃機関100の出力を制御する。また、制御部200は、排気制御を行う。本実施形態では、排気制御として後述するオン制御を行う。以下、図2を用いてオン制御を説明する。
【0017】
まず、制御部200は、イグニッションスイッチ40がオンとなったか否かを判定する(工程S110)。イグニッションスイッチ40がオンとなっていないと判定した場合(工程S110:NO)、制御部200はオン制御を行わず、フローは終了する。
【0018】
一方、イグニッションスイッチ40がオンとなったと判定した場合(工程S110:YES)、制御部200は、オン制御を行い(工程S120)、フローは終了する。具体的には、制御部200は、イグニッションスイッチ40がオンとなる前よりも、スロットル122と開閉弁144との少なくとも一方の開度を大きくした状態において、スタータ113を駆動してピストン119を往復運動させることにより、燃焼室110内の気体を排出する制御を行う。本実施形態では、制御部200は、スロットル122と開閉弁144との両方の開度を、イグニッションスイッチ40がオンとなる前よりも大きくする。その後、制御部200は、点火プラグ111、燃料噴射弁112を駆動することにより、内燃機関100内での燃焼を開始する。
【0019】
一般に、内燃機関100が駆動していない時、吸気管120側から開閉弁144へ圧力がかからないため、二重偏心弁である開閉弁144が完全には閉まっていない状態となる。このような状態は、二重偏心弁以外の開閉弁であっても、異物の噛み込みや閉動作不良によっても生じる。そして、このような状態において、排気管130の外部から排気管130の内部へ空気が侵入することがあり、侵入した空気により、排気再循環管140内の排気ガスが開閉弁144を通過して吸気管120に到達することがある。このような時に内燃機関100が駆動された場合、吸気管120に到達した排気ガスが燃焼室110に取り込まれることにより、内燃機関100の始動性の低下の原因となることがある。
【0020】
しかし、本実施形態の内燃機関システム10によれば、イグニッションスイッチ40がオンとなった場合に、イグニッションスイッチ40がオンとなる前よりも、スロットル122と開閉弁144との少なくとも一方の開度を大きくした状態とする。そして、この状態において、ピストン119を往復運動させることにより、燃焼室110内の気体を排出する。このようにすることにより、吸気管120に到達した排気ガスを燃焼室110を経由して排気管130に送ることができる。この結果として、内燃機関100の始動性の低下を抑制できる。なお、オン制御と燃焼の開始との間や、オン制御前に、各種センサの学習制御などを実施してもよい。
【0021】
B.第2実施形態
第2実施形態では、第1実施形態と比較して、排気制御としてオン制御ではなくオフ制御を行う点で異なるが、それ以外は同じである。なお、排気制御として、オン制御とオフ制御との両方を行ってもよい。以下、図3を用いてオフ制御を説明する。
【0022】
制御部200は、まず、イグニッションスイッチ40がオフとなったか否かを判定する(工程S210)。イグニッションスイッチ40がオフとなっていないと判定した場合(工程S110:NO)、制御部200はオフ制御を行わず、フローは終了する。
【0023】
一方、イグニッションスイッチ40がオフとなったと判定した場合(工程S210:YES)、制御部200は、オフ制御を行い(工程S220)、フローは終了する。具体的には、制御部200は、イグニッションスイッチ40がオフとなる前よりも、スロットル122と開閉弁144との少なくとも一方の開度を大きくした状態において、ピストン119の往復運動により、燃焼室110内の気体を排出する制御を行う。本実施形態では、制御部200は、スロットル122と開閉弁144との両方の開度を、イグニッションスイッチ40がオフとなる前よりも大きくする。また、本実施形態では、ピストン119の惰性運動により燃焼室110内の気体を排出するが、スタータ113によってピストン119を積極的に往復運動させることにより燃焼室110内の気体を排出してもよい。また、オフ制御の後に、各種センサの学習制御などを実施してもよい。
【0024】
本実施形態によれば、オフ制御を行うことにより、吸気管120に到達した排気ガスを燃焼室110を経由して排気管130に送ることができるため、内燃機関100の始動性の低下を抑制できる。
【0025】
C.第3実施形態
図4に示すように、第3実施形態の内燃機関システム10Aは、第1実施形態の内燃機関システム10と比較して、さらに、酸素濃度を測定する酸素センサ127を備える点が異なる。酸素センサ127は、吸気管に設けられている。そして、第3実施形態では、第1実施形態と比較して、排気制御の代わりに噴射量調整制御を行う点で異なるが、それ以外は同じである。以下、図5を用いて、噴射量調整制御を説明する。
【0026】
制御部200は、まず、イグニッションスイッチ40がオンとなったか否かを判定する(工程S310)。イグニッションスイッチ40がオンとなっていないと制御部200が判定した場合(S310:NO)、フローは終了する。
【0027】
一方、イグニッションスイッチ40がオンとなったと判定した場合(工程S310:YES)、制御部200は、酸素センサ127により吸気管120内の酸素濃度を測定する(工程S320)。そして、制御部200は、測定した酸素濃度により燃料噴射弁112から噴射される燃料の噴射量を調整し(工程S330)、フローは終了する。フロー終了後は、調整された噴射量にて燃料を噴射する。燃料の噴射量は、測定した酸素濃度が小さいほど、小さくする。このようにすることにより、イグニッションスイッチがオフの状態において、排気ガスが意図せず吸気管120に到達したとしても、燃料の噴射量が調整されることにより、内燃機関100の始動性の低下を抑制できる。なお、酸素濃度が予め定められた値以下の場合、燃料の噴射を行わず、スタータ113によるクランキングを行うことによって酸素濃度が上昇するのを待ってから燃料の噴射を行ってもよい。
【0028】
D.他の実施形態
上述の実施形態では、排気再循環管140に設けられる開閉弁として二重偏心弁を用いたが、これに限られない。排気再循環管140に設けられる開閉弁として、アイドルスピードコントロールバルブなどの他の開閉弁を用いてもよい。
【0029】
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する本実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
【符号の説明】
【0030】
10、10A 内燃機関システム、40 イグニッションスイッチ、50 車両、100 内燃機関、110 燃焼室、111 点火プラグ、112 燃料噴射弁、113 スタータ、114 クランクシャフト、115 ノックセンサ、116 クランク角センサ、117 ブローバイガス流路、118 コネクティングロッド、119 ピストン、120 吸気管、121 エアクリーナ、122 スロットル、123 吸気管圧力センサ、124 バッファタンク、125 吸気弁、127 酸素センサ、130 排気管、131 排気弁、132 触媒コンバータ、133 空燃比センサ、140 排気再循環管、142 排気再循環クーラー、144 開閉弁、200 制御部、
図1
図2
図3
図4
図5