特許7178050IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

プレキャストコンクリート部材を用いた高架橋、ドルフィンや桟橋等の杭支持構造物及びその構築方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、上述の如き従来の技術では、上部工を支える杭の数が多い場合、上部工を構成するプレキャスト部材が大型化し、一般道を走行する車両の重量に制限があることから、運搬が困難なためにプレキャスト部材を施工現場より離れた工場で製作することが困難になる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

上述の如き従来の問題を解決するための請求項1に記載の発明の特徴は、杭柱状体の頭部に接合される接合部材と、隣り合う該接合部材間に架設される既製梁部材とを備えている杭支持構造物において、前記既製梁部材は、平板状の天板部と、該天板部の長手方向両側縁より垂下された側壁部と、該側壁部に埋設された梁部材シースとを備え、前記接合部材は、前記頭部が挿入される杭接合部と、外側面より突出し、前記天板部の端部が載・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る杭支持構造物は、請求項1の構成を具備することによって、梁部を構成するプレキャスト部材の軽量化を実現し、施工現場から離れた工場等からの輸送を容易にし、且つ、中・大型の起重機や起重機船等を用いずに効率よく構築することができる。また、既製梁部材の軽量化によって上部工全体が軽量化され、その分、杭支持構造物に作用する慣性力も小さなものとなるので、上部工を支持する杭柱状体の本数を低減することができる。さらに、既製梁部材を仮設置した段階で波浪等によって杭柱状体が揺動した場合であっても、既製梁部材の脱落を防止することができる。

また、本発明において、請求項2の構成を具備することによって、高い曲げ耐力及びせん断抵抗を得ることができる。

さらに、本発明において、請求項3の構成を具備することによって、底板部を有する既製梁部材の天板部端部を円滑に支承部材の受棚部に載置することができる。

さらにまた、本発明において、請求項4の構成を具備することによって、梁部の構造を強固なものとすることができる。

さらにまた、本発明において、請求項5の構成を具備することによって、杭柱状体の頭部に接合部材を好適に拘束できる。

また、本発明において、請求項6乃至7の構成を具備することによって、梁部材シースと接合部材シースとの連結を効率よく行うことができる。

さらに、本発明において、請求項8の構成を具備することによって、接合部材と既製梁部材との隙間に好適にグラウト等の充填材を充填することができる。

さらにまた、本発明において請求項9の構成を具備することによって、接合部材を杭柱状体の頭部に好適に載荷させることができるとともに、支承部材の取り付け位置によって杭柱状体の打設高さのズレを吸収することができる。

また、本発明に係る杭支持構造物の構築方法は、請求項10に記載の構成を具備することによって、梁部を構成するプレキャスト部材の軽量化を実現し、施工現場から離れた工場等からの輸送を容易にし、且つ、中・大型の起重機や起重機船等を用いずに効率よく構築することができる。また、既製梁部材を仮設置した段階で波浪等によって杭柱状体が揺動した場合であっても、既製梁部材の脱落を防止することができる。

また、本発明に係る杭支持構造物の構築方法は、請求項11に記載の構成を具備することによって、効率よく上部工を形成することができる。

さらに、本発明は、請求項12に記載の構成を具備することによって、梁部材シースと接合部材シースとの連結を効率よく行うことができる。

また、本発明は、請求項13に記載の構成を具備することによって、接合部材と既製梁部材との隙間に好適にグラウト等の充填材を充填することができる。

さらにまた、請求項14に記載の構成を具備することによって、接合部材を水平方向における適正な位置に設置することができる。

さらにまた、請求項15乃至16に記載の構成を具備することによって、接合部材を適正な高さに設置することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明に係る杭支持構造物の一例を示す正面図である。
【図2】 同上の杭柱状体との接合部を示す拡大平面図である。
【図3】 同上の縦断面図である。
【図4】 同上のA-A線矢視断面図である。
【図5】 (a)は図1中の既製梁部材の一例を示す正面図、(b)は同端部の平面図、(c)は同端部の側面図である。
【図6】 (a)は図1中の既製梁部材の他の一例を示す正面図、(b)は同端部の側面図である。
【図7】 (a)は図1中の既製梁部材のさらに他の一例を示す正面図、(b)は同端部の側面図である。
【図8】 (a)は図1中の既製梁部材の他の一例を示す正面図、(b)は同端部の縦断面図である。
【図9】 (a)は図1中の接合部材の一例を示す平面図、(b)は同正面図、(c)は同縦断面図である。
【図10】 本発明に係る杭支持構造物の構築方法における作業手順を示す正面図であって、(a)は杭柱状体を打設した状態、(b)は同杭柱状体に接合部材を設置した状態、(c)は既製梁部材の設置作業の状態を示す図である。
【図11】 は同上の既製梁部材の設置作業の状態を示す拡大斜視図である。
【図12】 同上のシース間の接合作業の状態を説明する図であって、既製梁部材の設置作業の状態を示す拡大断面図である。
【図13】 同上のジョイントシースを接続した状態を示す拡大断面図である。
【図14】 同上のPC部材を挿通した状態を示す拡大断面図である。
【図15】 本発明に係る杭支持構造物の構築方法における作業手順を示す正面図であって、(a)はプレストレス導入時の状態を示す図、(b)は完成時の状態を示す図である。
【図16】 (a)は同上のグラウト充填時の状態を示す側面図、(b)は同B-B線矢視断面図である。
【図17】 シース間の接合態様の他の態様を示す拡大断面図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 杭支持構造物 2 水底地盤 3 水面 4 杭柱状体 5 梁部 6 床版部 7 上部工 8 接合部材 9 既製梁部材 10 シアキー 11 底型枠 12 天板部 13 側壁部 14 梁部材シース 15 接合部材シース 16 ジョイントシース 17 シース接続用凹部 18 シース接続用凹部 19 シース接続用凹部 20 充填用枠部材 21 充填材 22 底面部 22a 回避部 23 壁体 24 本体部 25 杭接合部 26 受棚部 27 鞘管 28 場所打ちコンクリート 29 支承部材 30 シアキー 31 PC部材 32 充填材 33 閉鎖板 34 セパレータ 35 グラウト注入口 36 空気抜き孔 37 接合用シール材

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