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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-16
(45)【発行日】2022-11-25
(54)【発明の名称】舵システム
(51)【国際特許分類】
   B63H 25/38 20060101AFI20221117BHJP
   B63H 1/20 20060101ALI20221117BHJP
【FI】
B63H25/38 102
B63H25/38 D
B63H1/20 A
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2018129580
(22)【出願日】2018-07-09
(65)【公開番号】P2020006797
(43)【公開日】2020-01-16
【審査請求日】2021-05-14
(73)【特許権者】
【識別番号】502055377
【氏名又は名称】商船三井テクノトレード株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000144049
【氏名又は名称】株式会社三井造船昭島研究所
(73)【特許権者】
【識別番号】000107365
【氏名又は名称】ジャパン・ハムワージ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001298
【氏名又は名称】弁理士法人森本国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】田中 良和
(72)【発明者】
【氏名】木村 校優
(72)【発明者】
【氏名】有井 俊彦
【審査官】中島 昭浩
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第105644749(CN,A)
【文献】特開2004-299420(JP,A)
【文献】特開平11-139395(JP,A)
【文献】実開平03-002896(JP,U)
【文献】特開2018-039411(JP,A)
【文献】実開平05-026798(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B63H 25/38
B63H 1/20
B63H 1/26 - 1/28
B63H 5/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
船尾側から船首側を見る視点において時計方向に回転する一基の推進プロペラと、推進プロペラの軸心線上に配置した舵を備え、
推進プロペラは、プロペラボスキャップを有し、プロペラボスキャップは、推進プロペラ後流の旋回流と同方向に旋回する後流を発生させるボスキャップフィンを有し、
舵は、推進プロペラの軸心線上にラダーバルブを有し、ラダーバルブは舵板の左右両舷側にそれぞれの舷側方向に張り出す左舷フィンと右舷フィンを有し、
左舷フィンと右舷フィンは、推進プロペラの軸心線に対して対称の位置に、かつラダーバルブから推進プロペラの軸心線に沿って存在し、
舷側方向における左舷フィンの幅が右舷フィンより短く、左舷フィンは舷側方向にプロペラ直径の20%の長さを有し、右舷フィンは舷側方向にプロペラ直径の30%の長さを有し、それぞれの長さは-5%から+5%の許容範囲を有することを特徴とする舵システム。
【請求項2】
プロペラボスキャップは、キャップ後端面が軸心線と直交する円形の平坦面をなし、
ラダーバルブは、キャップ後端面に対向するバルブ前端面が半球状面をなし、
キャップ後端面とバルブ前端面との間に、死水域を形成する空間を有することを特徴とする請求項1に記載の舵システム。
【請求項3】
プロペラボスキャップは、キャップ後端面が半球状面をなし、
ラダーバルブは、キャップ後端面に対向するバルブ前端面が半球状面をなし、
キャップ後端面とバルブ前端面との間に、死水域を形成する空間を有することを特徴とする請求項1に記載の舵システム。
【請求項4】
プロペラボスキャップは、キャップ後端面が軸心線と直交する円形の平坦面をなし、
ラダーバルブは、キャップ後端面に対向するバルブ前端面が軸心線と直交する円形の平坦面をなし、
キャップ後端面とバルブ前端面との間に、死水域を形成する空間を有することを特徴とする請求項1に記載の舵システム。
【請求項5】
ラダーバルブは、舵板から前方に突出する部位の最大外径がボスキャップフィンの前縁直径の40~70%であることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の舵システム。
【請求項6】
ラダーバルブは、舵板上にある部位の最大幅をボスキャップフィンの前縁直径の100%まで拡張可能であることを特徴とする請求項5に記載の舵システム。
【請求項7】
左舷フィンと右舷フィンは、舷側方向にプロペラ直径の20~30%の同じ長さを有することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の舵システム。
【請求項8】
請求項1から7の何れか1項に記載の舵システムを有することを特徴とする船舶。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は舵システムに関し、舵の推進効率の向上に資する技術に係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載するように、二枚舵システムにおいては、一基の推進プロペラの後方に一対の平行な舵を配設し、推進プロペラのプロペラボスキャップに、推進プロペラ翼が発生させる推進プロペラ後流と同じ方向に後流を発生させるフィンを設けるものがある。
【0003】
これは、推進プロペラ後流の流束の中心部におけるハブ渦の発生を減らすものである。すなわち、推進プロペラの後方中心に舵が存在する場合には、舵がハブ渦の発生をある程度抑制する効果を持つ。しかし、特許文献1においては推進プロペラの後方中心には舵が存在しない。このため、プロペラボスキャップにプロペラボスキャップフィンを設けることで、推進プロペラ後流流束の中心部におけるハブ渦の発生を低減し、推進プロペラ翼を通過した水流を推進効率の向上に寄与させている。
【0004】
特許文献2のものは、船舶の縦方向に延びる舵が両面から横方向に延出するラダーフィンを有し、舵の前縁でラダーフィンの取付位置にラダーバルブを有している。このラダーバルブは、プロペラボスキャップに近接するように突出し、プロペラボスキャップに向けて前方に略半球面状に突出している。また、突部はラダーフィンの前縁と後縁の間の範囲に収まるように設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特許第3751260号
【文献】特許第2837948号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ハブ渦は、プロペラ翼の翼上面を通過する水流の速力と、翼下面を通過する水流の速力との速力差により生じ、プロペラ翼を通過した水流は強く回転方向に曲げられてハブ渦を作る。プロペラ後流の旋回流は、舵板の左舷側、右舷側において異なった流れとなる。船尾側から船首側を見る視点において、旋回流が時計回りに回転する場合に、旋回流は右舷側において上方から下方に向けて流れ、左舷側において下方から上方に向けて流れる。ハブ渦は舵板の左舷側に流れ込むので、プロペラ後流の旋回流は舵板の左舷側において複雑な流れとなる。
【0007】
このため、プロペラ翼を通過した水流をボスキャップフィンで受け止めることにより、ハブ渦の発生を抑制するとともに、推進効率の向上に寄与させることができる。
【0008】
また、ラダーバルブによりハブ渦の発生を抑制しつつ、ラダーバルブに設けたラダーフィンによりプロペラ後流を受け止めて推進効率の向上に寄与させることができる。
【0009】
しかし、ラダーバルブは大きすぎると推進抵抗となり、小さすぎるとハブ渦の発生を抑制する効果が少なくなる。また、旋回流の水流が乱れると、ラダーフィンに発生する揚力が減少し、推進抵抗となりえる。
【0010】
本発明は上記した課題を解決するものであり、推進効率の向上を図った舵システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記した課題を解決するために、本発明の舵システムは、船尾側から船首側を見る視点において時計方向に回転する一基の推進プロペラと、推進プロペラの軸心線上に配置した舵を備え、推進プロペラは、プロペラボスキャップを有し、プロペラボスキャップは、推進プロペラ後流の旋回流と同方向に旋回する後流を発生させるボスキャップフィンを有し、舵は、推進プロペラの軸心線上にラダーバルブを有し、ラダーバルブは舵板の左右両舷側にそれぞれの舷側方向に張り出す左舷フィンと右舷フィンを有し、左舷フィンと右舷フィンは、推進プロペラの軸心線に対して対称の位置に、かつラダーバルブから推進プロペラの軸心線に沿って存在し、舷側方向における左舷フィンの幅が右舷フィンより短く、左舷フィンは舷側方向にプロペラ直径の20%の長さを有し、右舷フィンは舷側方向にプロペラ直径の30%の長さを有し、それぞれの長さは-5%から+5%の許容範囲を有することを特徴とする。
【0012】
また、本発明の舵システムにおいて、プロペラボスキャップは、キャップ後端面が軸心線と直交する円形の平坦面をなし、ラダーバルブは、キャップ後端面に対向するバルブ前端面が半球状面をなし、キャップ後端面とバルブ前端面との間に、死水域を形成する空間を有する構成とすることも可能である。
【0013】
あるいは、本発明の舵システムにおいて、プロペラボスキャップは、キャップ後端面が半球状面をなし、ラダーバルブは、キャップ後端面に対向するバルブ前端面が半球状面をなし、キャップ後端面とバルブ前端面との間に、死水域を形成する空間を有する構成とすることも可能である。
【0014】
あるいは、本発明の舵システムにおいて、プロペラボスキャップは、キャップ後端面が軸心線と直交する円形の平坦面をなし、ラダーバルブは、キャップ後端面に対向するバルブ前端面が軸心線と直交する円形の平坦面をなし、キャップ後端面とバルブ前端面との間に、死水域を形成する空間を有する構成とすることも可能である。
【0015】
また、本発明の舵システムにおいて、ラダーバルブは、舵板から前方に突出する部位の最大外径がボスキャップフィンの前縁直径の40~70%である。
【0016】
また、本発明の舵システムにおいて、ラダーバルブは、舵板上にある部位の最大幅をボスキャップフィンの前縁直径の100%まで拡張可能である。
【0017】
また、本発明の舵システムにおいて、左舷フィンと右舷フィンは、舷側方向にプロペラ直径の20~30%の同じ長さを有する構成とすることも可能である。
【0019】
本発明の船舶は、上記した構成の何れかの舵システムを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
上記した構成により、プロペラ翼の翼上面を通過する水流の速力と、翼下面を通過する水流の速力との速力差に起因してプロペラ翼を通過した水流に生じる変向が緩和される。すなわち、プロペラ翼まわりの水流がボスキャップフィンのフィン上面から地面効果を受けることで、推進プロペラによる推力が増加する。
【0021】
また、ラダーバルブの存在によってハブ渦が発生する領域がなくなり、ハブ渦の発生が抑制される。このため、舵板の左舷側に流れ込むハブ渦が減少し、プロペラ後流の旋回流が舵板の左舷側で乱れる要因が減少し、左舷フィンで生じる揚力が増加し、推進効率が向上する。
【0022】
さらに、ボスキャップフィンによるハブ渦の抑制により、プロペラボスキャップの後方においてラダーバルブが占める領域を抑制することができ、ラダーバルブが推進抵抗となることを軽減できる。
【0023】
また、キャップ後端面とバルブ前端面との間の死水域において圧力が高くなり、この圧力がプロペラボスキャップを押す力として貢献し、推進効率の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の実施の形態における舵システムを示す平面図
図2】同舵システムを示す底面図
図3】同舵システムを示す右側面図
図4】同舵システムを示す左側面図
図5】同舵システムの舵を示す正面図
図6】同舵システムの舵を示す背面図
図7】同舵システムの舵を示す左前上方斜視図
図8】同舵システムの舵を示す左前下方斜視図
図9】同舵システムの舵を示す左後上方斜視図
図10】同舵システムの舵を示す左後下方斜視図
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明の舵システムに係る実施の形態を図面に基づいて説明する。図1図10において、船舶用舵10は高揚力舵を示しているが、本発明は普通舵にも適用可能である。船舶用舵10は、推進プロペラ20の後方に同軸心上に配設しており、推進プロペラ20は船尾側から船首側を見る視点において時計方向に回転する。船舶用舵10は、舵板30の頂端部と底端部にそれぞれ左右両舷側に張り出した頂端板40と底端板50を有している。
【0026】
舵板30は、水平断面の輪郭において前縁部31と中間部32と後縁部33からなり、前縁部31は前方へ半円形状に突出した形状をなす。前縁部31に続く中間部32は、最大幅部32aに向けて流線型状に幅が増大した後に最小幅部32bに向けて徐々に幅が減少した形状をなす。最大幅部32aは舵板30の最大舵厚さに一致する。中間部32の最小幅部32bに連続する後縁部33は、所定幅の後縁最大幅部33aに向けて徐々に幅が増大した後に、後端33bが後方へ半円形状に突出した形状をなす。頂端板40および底端板50は前端縁41、51と後端縁42、52が円弧状に突出する形状をなす。
【0027】
推進プロペラ20は、プロペラボスキャップ21を有し、プロペラボスキャップ21にボスキャップフィン22を有しており、ボスキャップフィン22は推進プロペラ後流の旋回流と同方向に旋回する後流を発生させる翼形態をなす。
【0028】
舵板30の前縁部31には推進プロペラ20の軸心上にラダーバルブ60を設けている。ラダーバルブ60は、推進プロペラ20のプロペラボスキャップ21と対向し、舵板30の前縁からプロペラボスキャップ21へ向けて前方へ突出している。
【0029】
本実施の形態において、ラダーバルブ60は、舵板30から前方に突出する部位の最大外径がボスキャップフィン22の前縁直径の40~70%であり、舵板30の上にある部位の最大幅はボスキャップフィン22の前縁直径の100%まで拡張可能である。
【0030】
本実施の形態では、プロペラボスキャップ21は、キャップ後端面23が軸心線と直交する円形の平坦面をなし、ラダーバルブ60は、キャップ後端面に対向するバルブ前端面61が半球状面をなし、キャップ後端面23とバルブ前端面61との間に、死水域を形成する空間を有している。
【0031】
ラダーバルブ60は、ラダーバルブ60の側面から舵板30の舵面にかけて推進プロペラの軸心線に沿って存在し、かつ左右両舷側に張り出した左舷フィン62、右舷フィン63、いわゆるフィンバルブを有している。左舷フィン62、右舷フィン63は、舵板30の上下方向において推進プロペラ20の軸心と同レベルに位置し、かつ推進プロペラの軸心線に対して対称の位置にある。左舷フィン62と右舷フィン63は、舷側方向にプロペラ直径の20~30%の同じ長さを有している。
【0032】
上記した構成において、推進プロペラ20のプロペラ翼の翼上面を通過する水流の速力と、翼下面を通過する水流の速力との速力差に起因してプロペラ翼を通過した水流が回転方向に強く変向することで、ハブ渦が発生する原因となる。
【0033】
しかし、本実施の形態では、プロペラボスキャップ21がボスキャップフィン22を有することで、水流の変向が緩和される。すなわち、プロペラ翼まわりの水流がボスキャップフィン22のフィン上面から地面効果を受けることで、推力が増加する。また、ラダーバルブ60の存在によってハブ渦が発生する領域がなくなり、ハブ渦の発生が抑制される。
【0034】
このため、ボスキャップフィン22、ラダーバルブ60が存在しない場合に、舵板30の左舷側に流れ込んでいたハブ渦が減少する。その結果、プロペラ後流の旋回流が舵板30の左舷側で乱れる要因が減少し、左舷フィン62で生じる揚力が増加し、推進効率が向上する。
【0035】
さらに、ボスキャップフィン22によるハブ渦の抑制により、プロペラボスキャップ21の後方においてラダーバルブ60が占める領域を抑制することができ、ラダーバルブ60が推進抵抗となることを軽減できる。
【0036】
また、キャップ後端面23が軸心線と直交する円形の平坦面をなし、バルブ前端面61が半球状面をなすことで、キャップ後端面23とバルブ前端面61との間の死水域において発生する圧力がキャップ後端面23の平坦面を押圧し、推力に貢献する。一方、バルブ前端面61は半球状面をなすので、死水域から受ける圧力を逃がすことができ、推進抵抗を軽減できる。
【0037】
本発明の他の実施の形態として、プロペラボスキャップ21のキャップ後端面23を半球状面に形成し、キャップ後端面23に対向するラダーバルブ60のバルブ前端面61を半球状面に形成することも可能である。
【0038】
この場合、上述した本発明の基本的な効果は変わらずに実現することができる。キャップ後端面23に作用する死水域の圧力の貢献度は減少するが、バルブ前端面61が半球状面をなすことで、死水域から受ける圧力を逃がすことはでき、推進抵抗を軽減できる。
【0039】
さらに、本発明の他の実施の形態として、プロペラボスキャップ21のキャップ後端面23を軸心線と直交する円形の平坦面に形成し、キャップ後端面23に対向するラダーバルブ60のバルブ前端面61を軸心線と直交する円形の平坦面に形成することも可能である。
【0040】
この場合、上述した本発明の基本的な効果は変わらずに実現することができる。バルブ前端面に作用する死水域の圧力の影響は増加するが、キャップ後端面23が平坦面をなすことで、死水域から受ける圧力が推力に貢献する。
【0041】
また、本発明の他の実施の形態として、舷側方向における左舷フィン62の幅が右舷フィン63より短く、左舷フィン62は舷側方向にプロペラ直径の20%の長さを有し、右舷フィン63は舷側方向にプロペラ直径の30%の長さを有し、それぞれの長さは-5%から+5%の許容範囲を有する構成とすることも可能である。推進プロペラ20が反時方向に回転する場合には、左舷フィン62、右舷フィン63の長さが逆転する。
【0042】
プロペラ後流の旋回流は、ハブ渦等に起因して舵板30の左舷側において複雑な流れとなるが、舷側方向における左舷フィン62の幅が右舷フィン63より短くなっており、左舷フィン64は舷側方向にプロペラ直径の20%の長さを有し、右舷フィン63は舷側方向にプロペラ直径の30%の長さを有するので、左舷側の乱れた旋回流の中にある左舷フィン64の抵抗が減少し、推進効率が向上する。
【0043】
さらに、プロペラ後流の旋回流が乱れることなく流れる右舷側においては、舷側方向の右舷フィン63の幅を左舷フィン64よりも長くすることで、右舷フィン63に生じる揚力が増加して推進効率が向上する。
【符号の説明】
【0044】
10 船舶用舵
20 推進プロペラ
21 プロペラボスキャップ
22 ボスキャップフィン
23 キャップ後端面
30 舵板
31 前縁部
32 中間部
33 後縁部
32b 最小幅部
40 頂端板
41、51 前端縁
42、52 後端縁
50 底端板
60 ラダーバルブ
61 バルブ前端面
62 左舷フィン
63 右舷フィン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10