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特許7178537再生アップデート方法、装置及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-17
(45)【発行日】2022-11-28
(54)【発明の名称】再生アップデート方法、装置及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/048 20220101AFI20221118BHJP
   H04N 21/442 20110101ALI20221118BHJP
   H04N 21/482 20110101ALI20221118BHJP
【FI】
G06F3/048
H04N21/442
H04N21/482
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2019203683
(22)【出願日】2019-11-11
(65)【公開番号】P2021009664
(43)【公開日】2021-01-28
【審査請求日】2019-11-11
【審判番号】
【審判請求日】2022-03-10
(31)【優先権主張番号】201910580286.8
(32)【優先日】2019-06-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】512015127
【氏名又は名称】バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー(ペキン) カンパニー リミテッド
(73)【特許権者】
【識別番号】521235408
【氏名又は名称】シャンハイ シャオドゥ テクノロジー カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳
(72)【発明者】
【氏名】チャオヤン チョン
(72)【発明者】
【氏名】モンモン チャン
(72)【発明者】
【氏名】ウェンミン ワン
【合議体】
【審判長】稲葉 和生
【審判官】富澤 哲生
【審判官】野崎 大進
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2006/087891(WO,A1)
【文献】国際公開第2018/212885(WO,A1)
【文献】特開2012-123859(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01, 3/048-3/0489, 16/00-16/958
H04N 21/00-21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
再生アップデート装置のデータ取得ユニットが、ユーザーの履歴行動データに基づいて、ユーザーが第1コンテンツを出力した後の複数の段階の異なる期間における少なくとも1種の履歴行動を取得し、
前記再生アップデート装置の処理ユニットが、
ユーザーが第1コンテンツを出力した後の複数の段階の異なる期間における少なくとも1種の履歴行動に基づいて、集計により第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの複数の行動習慣を確定し、
前記ユーザーの複数の行動習慣に基づいて、前記ユーザーに対する、時間帯に関連付けられた数の複数の出力アップデート情報を確定する
ことを特徴とする再生アップデート方法。
【請求項2】
前記ユーザーが第1コンテンツを出力した後の複数の段階の異なる期間における少なくとも1種の履歴行動に基づいて、集計により第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの複数の行動習慣を確定することは
前記処理ユニットが、少なくとも1種の履歴行動に所定条件を満たす第1履歴行動が存在する場合、前記第1履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの複数の行動習慣を確定することを含み、
前記所定条件は、ユーザーの再生頻度が所定閾値に達する履歴行動を示す、
ことを特徴とする請求項1に記載の再生アップデート方法。
【請求項3】
前記ユーザーに対する複数の出力アップデート情報を確定した後、前記再生アップデート方法は、さらに、
前記処理ユニットが、前記複数の出力アップデート情報に基づいて、第1問合せ情報を生成することを含み、
前記第1問合せ情報は、前記複数の出力アップデート情報を第1コンテンツの後の固定再生コンテンツとすることをユーザーが受け入れるか否かを示す、
ことを特徴とする請求項1に記載の再生アップデート方法。
【請求項4】
前記処理ユニットが、ユーザーが第1コンテンツを出力したと検出した場合、第1問合せ情報を再生するように制御し、
前記再生アップデート装置の入出力ユニットが、第1問合せ情報に対するフィードバック情報を受信し、
前記処理ユニットが、前記フィードバック情報が受け入れることを示す場合、前記複数の出力アップデート情報をユーザーの第1コンテンツを出力した後の固定再生コンテンツとするように制御する
ことを特徴とする請求項3に記載の再生アップデート方法。
【請求項5】
ユーザーの履歴行動データに基づいて、ユーザーが第1コンテンツを出力した後の複数の段階の異なる期間における少なくとも1種の履歴行動を取得するデータ取得ユニットと、
ユーザーが第1コンテンツを出力した後の複数の段階の異なる期間における少なくとも1種の履歴行動に基づいて、集計により第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの複数の行動習慣を確定し、前記ユーザーの複数の行動習慣に基づいて、前記ユーザーに対する、時間帯に関連付けられた数の複数の出力アップデート情報を確定するように構成される処理ユニットとを含む
ことを特徴とする再生アップデート装置。
【請求項6】
前記処理ユニットは、少なくとも1種の履歴行動に所定条件を満たす第1履歴行動が存在する場合、前記第1履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの複数の行動習慣を確定し、
前記所定条件は、ユーザーの再生頻度が所定閾値に達する履歴行動を示す、
ことを特徴とする請求項5に記載の再生アップデート装置。
【請求項7】
前記処理ユニットは、前記複数の出力アップデート情報に基づいて、第1問合せ情報を生成し、
前記第1問合せ情報は、前記複数の出力アップデート情報を第1コンテンツの後の固定再生コンテンツとすることをユーザーが受け入れるか否かを示す、
ことを特徴とする請求項6に記載の再生アップデート装置。
【請求項8】
前記再生アップデート装置は、さらに、
第1問合せ情報を再生するように制御し、第1問合せ情報に対するフィードバック情報を受信する入力出力ユニットと、
ユーザーが第1コンテンツを出力したと検出した場合、第1問合せ情報を再生するように制御し、前記フィードバック情報が受け入れることを示す場合、前記複数の出力アップデート情報をユーザーの第1コンテンツを出力した後の固定再生コンテンツとする前記処理ユニットとを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の再生アップデート装置。
【請求項9】
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプログラムを記憶する記憶装置とを含み、
前記1つまたは複数のプロセッサは、前記1つまたは複数のプログラムを実行する場合、請求項1~4のいずれか1項に記載の再生アップデート方法を実現する
ことを特徴とする再生アップデート装置。
【請求項10】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、
当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1~4のいずれか1項に記載の再生アップデート方法を実行させることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項11】
請求項1~4のいずれか1項に記載の再生アップデート方法を、プロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理技術分野に関し、特に、再生アップデート方法、装置及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
ユーザーが端末デバイスでコンテンツ再生を行う場合、全ての聴取コンテンツを自分のニーズに合わせて設定することができ、さらに、端末デバイスよりカスタマイズされた又は設定された聴取コンテンツをユーザーに再生することができる。このように、ユーザーに要求されたコンテンツを提供することはできるが、ユーザーにカスタマイズされておらず、或いは習慣として設定されていないコンテンツが複数存在する場合には、ユーザーは再生を毎回リクエストする必要があり、また、異なるユーザーが、その習慣が異なる場合があるため、このような異なる習慣のユーザーに対しての再生をアップデートすることは解決すべき課題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、従来技術における1つ又は複数の課題を解決するための再生アップデート方法、装置及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1態様は、再生アップデート方法を提供し、
ユーザーの履歴行動データに基づいて、ユーザーが第1コンテンツを出力した後の少なくとも1種の履歴行動を取得することと、
ユーザーが第1コンテンツを出力した後の少なくとも1種の履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの行動習慣を確定することと、
前記ユーザーの行動習慣に基づいて、前記ユーザーに対する出力アップデート情報を確定することと、を含む。
【0005】
1つの実施形態において、
前記ユーザーが第1コンテンツを出力した後の少なくとも1種の履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの行動習慣を確定することは、
少なくとも1種の履歴行動に所定条件を満たす第1履歴行動が存在する場合、前記第1履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの行動習慣を確定することを含み、
ここで、前記所定条件とは、ユーザーの再生頻度が閾値に達する履歴行動を示す。
【0006】
1つの実施形態において、
前記ユーザーに対する出力アップデート情報を確定した後、前記方法は、さらに、
前記出力アップデート情報に基づいて、第1問合せ情報を生成することを含み、
ここで、前記第1問合せ情報とは、前記出力アップデート情報を第1コンテンツ後の固定再生コンテンツとすることをユーザーが受け入れるか否かを示す。
【0007】
1つの実施形態において、
前記方法は、さらに、
ユーザーが第1コンテンツを出力したと検出した場合、第1問合せ情報を再生するように制御することと、
第1問合せ情報に対するフィードバック情報を受信することと、
前記フィードバック情報が受け入れることを示す場合、前記出力アップデート情報をユーザーの第1コンテンツを出力した後の固定再生コンテンツとするように制御することと、を含む。
【0008】
本発明の第2態様は、再生アップデート装置を提供し、
ユーザーの履歴行動データに基づいて、ユーザーが第1コンテンツを出力した後の少なくとも1種の履歴行動を取得するように構成されるデータ取得ユニットと、
ユーザーが第1コンテンツを出力した後の少なくとも1種の履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの行動習慣を確定し、前記ユーザーの行動習慣に基づいて、前記ユーザーに対する出力アップデート情報を確定するように構成される処理ユニットと、を含む。
【0009】
1つの実施形態において、前記処理ユニットは、少なくとも1種の履歴行動に所定条件を満たす第1履歴行動が存在する場合、前記第1履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの行動習慣を確定するように構成され、
ここで、前記所定条件とは、ユーザーの再生頻度が所定閾値に達する履歴行動を示す。
【0010】
1つの実施形態において、前記処理ユニットは、前記出力アップデート情報に基づいて、第1問合せ情報を生成するように構成され、
ここで、前記第1問合せ情報は、前記出力アップデート情報を第1コンテンツ後の固定再生コンテンツとすることをユーザーが受け入れるか否かを示す。
【0011】
1つの実施形態において、前記装置は、さらに、
第1問合せ情報を再生するように制御し、第1問合せ情報に対するフィードバック情報を受信するように構成される入力出力ユニットと、
ユーザーが第1コンテンツを出力したと検出した場合、第1問合せ情報を再生するように制御し、前記フィードバック情報が受け入れることを示す場合、前記出力アップデート情報をユーザーが第1コンテンツを出力した後の固定再生コンテンツとするように構成される前記処理ユニットと、を含む。
【0012】
本発明の第3態様は、再生アップデート装置を提供し、その機能は、ハードウェアにより実現されてもよく、対応するソフトウェアをハードウェアで実行することにより実現されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上述の機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。
【0013】
実現可能な実施形態において、前記再生アップデート装置は、前記再生アップデート方法の実行をサポートするプログラムを記憶するメモリ及び上記メモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサを有してもよい。再生アップデート装置は、他の装置又は通信ネットワークと通信するための通信インターフェースを更に含んでもよい。
【0014】
本発明の第4態様は、記憶再生アップデート装置で上記再生アップデート方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0015】
上記の技術案のうちの少なくとも1つは、以下の特徴または利点を有する。
ユーザーの履歴行動データを解析してユーザーの行動習慣を取得し、ユーザーの行動習慣に応じてユーザーへの出力アップデート情報を確定する。このように、ユーザーごとに異なる行動習慣を取得し、ユーザーごとにカスタマイズ化された出力アップデート情報を作成することにより、聴取コンテンツをユーザーのニーズに合わせ、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。
【0016】
上記の略述は、単に説明のために過ぎず、いかなる限定をも目的としない。上記に記載されている例示的な様態、実施形態、及び特徴以外に、図面及び下記の詳細説明を参照することによって、本発明のさらなる態様、実施形態、及び特徴の理解を促す。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施形態における再生アップデート方法のフローチャートである。
図2】本発明の実施形態における再生アップデート装置の第1構成ブロック図である。
図3】本発明の実施形態における再生アップデート装置の第2構成ブロック図である。
図4】本発明の実施形態における再生アップデート装置の第3構成ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図面において特に規定されない限り、複数の図面において同様の図面符号は、同様又は類似的な部材又はエレメントを示す。これらの図面は必ずしも実際の比例に従って製図されたものではない。これらの図面は本発明に基づいて開示された幾つかの実施形態を描いたものに過ぎず、本発明の範囲に対する制限としてはならないことを理解すべきである。
【0019】
下記において、幾つかの例示的実施形態を簡単に説明する。当業者が把握出来るよう、本発明の主旨又は範囲を逸脱しない限り、様々な方式により説明された実施形態に変更可能である。従って、図面と説明は制限を加えるものでなく、本質的には例示的なものである。
【0020】
1つの実施形態において、図1は本発明の実施形態における再生アップデート方法のフローチャートを示し、前記方法は、下記のステップS11~ステップS13を含む。
ステップS11において、ユーザーの履歴行動データに基づいて、ユーザーが第1コンテンツを出力した後の少なくとも1種の履歴行動を取得する。
ステップS12において、ユーザーが第1コンテンツを出力した後の少なくとも1種の履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの行動習慣を確定する。
ステップS13において、前記ユーザーの行動習慣に基づいて、前記ユーザーに対する出力アップデート情報を確定する。
ここで、本実施形態に提供される技術案は、処理機能を備えたデバイスに適用可能であり、例えば、ネットワーク側のサーバに適用されることができ、もちろん、端末デバイスにも適用可能である。
【0021】
サーバに、この技術案が適用される場合、ステップS14においてユーザーに対する出力アップデート情報を確定した後、端末デバイスを介してユーザーとのインタラクションを行い、インタラクション状況に基づいて、出力アップデート情報をユーザーの固定した行動習慣とするか否かをさらに確定することができる。
また、対象ユーザーに対応する端末デバイスは、ユーザーとの音声対話及び、音声及び/又は映像出力が可能なデバイスであってもよい。
【0022】
なお、上記ステップS11において、前記履歴行動データには、複数のユーザーの再生履歴が含まれていてもよい。本実施形態では、ユーザーごとに処理を行うようにしてもよいため、主に複数のユーザーのうちのいずれか一人に対し処理を行うものと理解してもよい。
【0023】
また、履歴行動データの具体例として、複数のユーザーについての、各ユーザーの履歴再生時間、履歴出力コンテンツの名称、履歴出力コンテンツのタイプ、履歴出力コンテンツの完全性などが挙げられる。具体的には、本実施形態に限定されるものではない。ここで、履歴出力コンテンツの名称及び/又は履歴出力コンテンツのタイプは、履歴行動としてもよい。
【0024】
なお、本実施形態において、第1コンテンツを出力することは、小説、音楽などのような、音声再生を含むタイプのコンテンツを出力することのみに限定されなく、音声を持たない情報、例えば、問合せの情報、提示の情報であってもよく、第1コンテンツの出力の一種であってもよく、アラームの通知などの情報であってもよい。いずれも本実施形態の範囲内であり、列挙するまでもない。
【0025】
ステップS12において、前記ユーザーが第1コンテンツを出力した後の少なくとも1種の履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの行動習慣を確定することは、
少なくとも1種の履歴行動に所定条件を満たす第1履歴行動が存在する場合、前記第1履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの行動習慣を確定することを含み、
ここで、前記所定条件とは、ユーザーの再生頻度が所定閾値に達する履歴行動を示す。
【0026】
具体的に、所定条件は、一定期間または複数の段階の異なる期間に対するものであってもよい。
一定期間は、7日間、または1日間であってもよく、複数の段階の異なる期間は、第1段階が1日間、第2段階が7日間であってもよい。
従って、所定条件が一定期間に対するものである場合、再生頻度に対応する所定閾値として一つの値、例えば7日以内に、ユーザーが5回以上再生した場合の値を所定閾値とすることができる。
【0027】
所定条件が、複数の段階の異なる期間である場合、異なる期間に対して異なる閾値を設定してもよく、例えば、第1段階に対応する期間が3日間と比較的に短い場合、再生頻度として2回を所定閾値としてもよく、第2段階に対応する期間が10日間と比較的に長い場合、再生頻度として7回を所定閾値としてもよい。
なお、所定条件が複数の段階に対応している場合、本実施形態において、列挙しないが、実際の状況に応じて、対応する閾値を設定してもよい。
【0028】
上述した第1履歴行動とは、多種の履歴行動の1種として、複数の履歴行動のうち所定条件に適合する履歴行動であると理解してもよい。
例えば、複数の履歴行動が複数の履歴出力コンテンツの名称である場合、所定条件に適合する履歴出力コンテンツ1及び履歴出力コンテンツ2について、再生頻度が最も高い履歴出力コンテンツを第1履歴行動として選択することができる。
【0029】
また、前記複数の履歴行動が前記複数の履歴出力コンテンツに含まれるタイプである場合、所定条件に適合する履歴出力コンテンツのタイプ1、2について、そのうち再生頻度の最も高い履歴出力コンテンツのタイプを第1履歴行動として選択する。例えば、ユーザーが、第1コンテンツを出力した後に、所定条件に適合する音声小説及び音楽の2種類の履歴行動がある場合、再生頻度の最も高い1種を第1履歴行動として選択することができる。
また、行動習慣の確定について、第1履歴行動を、直接ユーザーの第1コンテンツを出力した後の行動習慣としてもよい。例えば、第1履歴行動が音声小説の再生である場合、第1履歴行動をユーザーの第1コンテンツを出力した後の行動習慣とすることができる。
【0030】
また、第1履歴行動に対応するタイプを、ユーザーの第1コンテンツを出力した後の行動習慣とすることができる。例えば、第1履歴行動がジャズの曲であれば、ジャズのような曲の再生をユーザーの行動習慣とすることができる。
【0031】
ステップS13において、前記ユーザーの行動習慣に基づいて、前記ユーザーに対する出力アップデート情報を確定する。これについて、先に確定されたユーザーの行動習慣に応じて、あるタイプのコンテンツやある名称を有するコンテンツを出力アップデート情報として確定するものであると理解することができる。
すなわち、第1履歴行動における再生コンテンツの名称または再生コンテンツのタイプに基づいて、出力アップデート情報のタイプが確定される。
例えば、第1履歴行動が音声小説の再生である場合、音声小説が出力アップデート情報として使用され得る。
第1履歴行動が、ピアノの曲の再生である場合、出力アップデート情報は、クラシックの曲であってもよいし、ピアノの曲であってもよい。
【0032】
さらに、前記ユーザーに対する出力アップデート情報を確定した後、前記方法は、さらに、
前記出力アップデート情報に基づいて、第1問合せ情報を生成することを含み、
ここで、前記第1問合せ情報とは、前記出力アップデート情報を第1コンテンツ後の固定再生コンテンツとすることをユーザーが受け入れるか否かを示す。
ユーザーが第1コンテンツを出力したと検出した場合、第1問合せ情報を再生するように制御し、
第1問合せ情報に対するフィードバック情報を受信し、
前記フィードバック情報が受け入れることを示す場合、前記出力アップデート情報を、ユーザーの第1コンテンツを出力した後の固定再生コンテンツとするように制御する。
【0033】
つまり、第1問合せ情報が生成された後、ユーザーの元の行動習慣に関連付けて再生される。前記確定された固定再生コンテンツが、前記第1コンテンツ後にユーザーのリクエストするコンテンツである場合、前記ユーザーが前記第1コンテンツを再度出力する際に、第1問合せ情報を再生するように制御する。
さらに、第1問合せ情報に対するフィードバック情報を受信したとき、ユーザーの同意があれば、次回に問い合わせすることなく、第1コンテンツを出力した後に直ちに前記出力アップデート情報を再生する。すなわち、それを別の固定習慣としてユーザーに再生する。
また、ユーザーからのフィードバック情報が拒否である場合には、固定再生コンテンツの再生を停止し、ユーザーに対して第1コンテンツのみを出力するようにしてもよい。
【0034】
また、フィードバック情報が拒否である場合には、当該出力アップデート情報に対応する問合せ情報を削除することができる。つまり、一定の期間内は、ユーザーが第1コンテンツを出力した後に出力アップデート情報に対応する固定再生コンテンツを複数回要求していると検知していても、これを再び行動習慣として再生アップデートの処理を行うことはない。
ここで、一定の期間とは、実際の状況に応じて設定されてよく、例えば、10日間以内、又は30日間以内に行動習慣としてその後の処理を行わないようにすることができる。
【0035】
また、上述のように、複数の段階に分けて処理を行うことができる。すなわち、異なる各行動習慣が異なる出力アップデート情報に対応するため、ユーザーの複数の行動習慣は、異なる段階で集計することにより得ることができる。例えば、第1段階で得られた出力アップデート情報がコンテンツAであり、第2段階で得られた出力アップデート情報がコンテンツBである場合、第2段階を経た後、ユーザーの再生可能なものは、第1コンテンツ+コンテンツA+コンテンツBである。
なお、出力アップデート情報の数は、時間帯に関連付けられてもよいし、関連付けられなくてもよい。
【0036】
例えば、時間帯に関連付けられてることは、夜間のユーザーへの邪魔を避けるためであり、例えば10PM-8AMの間は、ユーザーに推奨する出力アップデート情報の数が限定される。例えば、第1コンテンツが睡眠アラームである場合、対応する出力アップデート情報の数は、2つ以下に限定されてもよい。
このように、上記の技術案を採用することで、ユーザーの履歴行動データを組み合わせてユーザーの行動習慣を解析し、さらに、ユーザーの行動習慣に応じてユーザーへの出力アップデート情報を確定することができる。このように、ユーザーごとに異なる行動習慣を取得し、ユーザーごとにカスタマイズ化された出力アップデート情報を構築することにより、聴取コンテンツをユーザーのニーズに合わせ、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。
【0037】
1つの実施形態において、図2は本発明の実施形態における再生アップデート装置の模式図であり、下記のデータ取得ユニット31及び処理ユニット32を含む。
データ取得ユニット31は、ユーザーの履歴行動データに基づいて、ユーザーが第1コンテンツを出力した後の少なくとも1種の履歴行動を取得するように構成される。
処理ユニット32は、ユーザーが第1コンテンツを出力した後の少なくとも1種の履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの行動習慣を確定し、前記ユーザーの行動習慣に基づいて、前記ユーザーに対する出力アップデート情報を確定するように構成される。
【0038】
ここで、本実施形態に提供される技術案は、処理機能を備えたデバイスに適用可能であり、例えば、ネットワーク側のサーバに適用されることができ、もちろん、端末デバイスにも適用可能である。
前記履歴行動データには、複数のユーザーの再生履歴記録が含まれていてもよい。本実施形態では、それぞれのユーザーごとに処理を行うことができるので、主に複数のユーザーのいずれかに対し処理を行うことと理解してもよい。
【0039】
また、履歴行動データの具体例として、複数のユーザーについての各ユーザーの履歴再生時間、履歴出力コンテンツの名称、履歴出力コンテンツのタイプ、履歴出力コンテンツの完全性などが挙げられる。具体的には、本実施形態に限定されるものではない。ここで、履歴出力コンテンツの名称及び/又は履歴出力コンテンツのタイプは、履歴行動としてもよい。
処理ユニット32は、少なくとも1種の履歴行動に所定条件を満たす第1履歴行動が存在する場合、前記第1履歴行動に基づいて、第1コンテンツを出力した後の前記ユーザーの行動習慣を確定するように構成される。
【0040】
ここで、前記所定条件とは、ユーザーの再生頻度が所定閾値に達する履歴行動を示す。
具体的には、所定条件は、一定期間または複数の段階の異なる期間に対するものであってもよい。
一定期間は、7日間、または1日間であってもよく、複数の段階の異なる期間は、第1段階が1日間、第2段階が7日間であってもよい。
従って、所定条件が一定期間に対するものである場合、再生頻度に対応する所定閾値として一つの値、例えば7日以内に、ユーザーが5回以上再生した場合の値を所定閾値とすることができる。
所定条件が、複数の段階の異なる期間である場合、異なる期間に対して異なる閾値を設定してもよく、例えば、第1段階に対応する期間が3日間と比較的に短い場合、再生頻度として2回を所定閾値としてもよく、第2段階に対応する期間が10日間と比較的に長い場合、再生頻度として7回を所定閾値としてもよい。
【0041】
なお、所定条件が複数の段階に対応している場合、本実施形態において、列挙しないが、実際の状況に応じて、対応する閾値を設定してもよい。
【0042】
上述した第1履歴行動とは、多種の履歴行動の1種として、複数の履歴行動のうち所定条件に適合する履歴行動であると理解してもよい。
例えば、複数の履歴行動が複数の履歴出力コンテンツの名称である場合、所定条件に適合する履歴出力コンテンツ1及び履歴出力コンテンツ2について、再生頻度が最も高い履歴出力コンテンツを第1履歴行動として選択することができる。
【0043】
また、前記複数の履歴行動が前記複数の履歴出力コンテンツに含まれるタイプである場合、所定条件に適合する履歴出力コンテンツのタイプ1、2について、そのうち再生頻度の最も高い履歴出力コンテンツのタイプを第1履歴行動として選択する。例えば、ユーザーが、第1コンテンツを出力した後に、所定条件に適合する音声小説及び音楽の2種類の履歴行動がある場合、再生頻度の最も高い1種を第1履歴行動として選択することができる。
また、行動習慣の確定について、第1履歴行動を、直接ユーザーの第1コンテンツを出力した後の行動習慣としてもよい。例えば、第1履歴行動が音声小説の再生である場合、第1履歴行動をユーザーの第1コンテンツを出力した後の行動習慣とすることができる。また、第1履歴行動に対応するタイプを、ユーザーの第1コンテンツを出力した後の行動習慣とすることができる。例えば、第1履歴行動がジャズの曲であれば、ジャズのような曲の再生をユーザーの行動習慣とすることができる。
【0044】
処理ユニット32は、ユーザーの行動習慣に基づいて、あるタイプのコンテンツやある名称を有するコンテンツを出力アップデート情報として確定するように構成される。
すなわち、第1履歴行動における再生コンテンツの名称または再生コンテンツのタイプに基づいて、出力アップデート情報のタイプが確定される。
例えば、第1履歴行動が音声小説の再生である場合、音声小説が出力アップデート情報として使用され得る。
第1履歴行動が、ピアノの曲の再生である場合、出力アップデート情報は、クラシックの曲であってもよいし、ピアノの曲であってもよい。
さらに、前記ユーザーに対する出力アップデート情報を確定した後、前記処理ユニット32は、前記出力アップデート情報に基づいて、第1問合せ情報を生成するように構成され、
ここで、前記第1問合せ情報は、前記出力アップデート情報を第1コンテンツ後の固定再生コンテンツとすることをユーザーが受け入れるか否かを示す。
【0045】
図3の基礎に基づいて、図4に示すように、前記装置は、入力出力ユニット33を含む。
入力出力ユニット33は、第1問合せ情報の再生を制御し、第1問合せ情報に対するフィードバック情報を受信するように構成される。
前記処理ユニット32は、ユーザーが第1コンテンツを出力したと検出した場合、第1問合せ情報を再生するように制御し、前記フィードバック情報が受け入れることを示す場合、前記出力アップデート情報を、ユーザーの第1コンテンツを出力した後の固定再生コンテンツとする。
つまり、第1問合せ情報が生成された後、ユーザーの元の行動習慣に関連付けて再生される。前記確定された固定再生コンテンツが、前記第1コンテンツ後にユーザーのリクエストするコンテンツである場合、前記ユーザーが前記第1コンテンツを再度出力する際に、第1問合せ情報を再生するように制御する。
【0046】
さらに、第1問合せ情報に対するフィードバック情報を受信したとき、ユーザーの同意があれば、次回に問い合わせすることなく、第1コンテンツを出力した後に直ちに前記出力アップデート情報を再生する。すなわち、それを別の固定習慣としてユーザーに再生する。
また、ユーザーからのフィードバック情報が拒否である場合には、固定再生コンテンツの再生を停止し、ユーザーに対して第1コンテンツのみを出力するようにしてもよい。
また、フィードバック情報が拒否である場合には、当該出力アップデート情報に対応する問合せ情報を削除することができる。つまり、一定の期間内は、ユーザーが第1コンテンツを出力した後に出力アップデート情報に対応する固定再生コンテンツを複数回要求していると検知していても、これを再び行動習慣として再生アップデートの処理を行うことはない。
【0047】
ここで、一定の期間とは、実際の状況に応じて設定されてよく、例えば、10日間以内、又は30日間以内に行動習慣としてその後の処理を行わないようにすることができる。
また、上述のように、複数の段階に分けて処理を行うことができる。すなわち、異なる各行動習慣が異なる出力アップデート情報に対応するため、ユーザーの複数の行動習慣は、異なる段階で集計することにより得ることができる。例えば、第1段階で得られた出力アップデート情報がコンテンツAであり、第2段階で得られた出力アップデート情報がコンテンツBである場合、第2段階を経た後、ユーザーの再生可能なものは、第1コンテンツ+コンテンツA+コンテンツBである。
【0048】
なお、出力アップデート情報の数は、時間帯に関連付けられてもよいし、関連付けられなくてもよい。例えば、時間帯に関連付けられてることは、夜間のユーザーへの邪魔を避けるためであり、例えば10PM-8AMの間は、ユーザーに推奨する出力アップデート情報の数が限定される。例えば、第1コンテンツが睡眠アラームである場合、対応する出力アップデート情報の数は、2つ以下に限定されてもよい。
また、装置がサーバである場合、入力出力ユニットは、上記端末デバイスとの接続を確立可能なユニットであり、第1問合せ情報を、上記端末デバイスのスピーカを介してユーザーに出力し、相応的に、端末デバイスとの接続を通じて上記第1質問情報に対するフィードバック情報を取得する。また、装置が端末デバイスである場合、入力出力ユニットは、端末デバイスのスピーカやマイクロフォン等の収音手段であってもよい。ここではその説明を省略する。
このように、上記の技術案を採用することで、ユーザーの履歴行動データを組み合わせてユーザーの行動習慣を解析し、さらに、ユーザーの行動習慣に応じてユーザーへの出力アップデート情報を確定することができる。このように、ユーザーごとに異なる行動習慣を取得し、ユーザーごとにカスタマイズ化された出力アップデート情報を構築することにより、聴取コンテンツをユーザーのニーズに合わせ、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。
【0049】
図4は、本発明の実施形態に係る装置構成を示すブロック図である。図4に示すよう、当該装置はメモリ910及びプロセッサ920を備え、メモリ910は、プロセッサ920上で実行可能なコンピュータプログラムを格納している。プロセッサ920がコンピュータプログラムを実行することにより、上述した実施形態に係る方法が実現される。メモリ910及びプロセッサ920の数は、1つまたは複数であってもよい。
装置は、さらに、通信インターフェース930を含む。
通信インターフェース930は、外部機器と通信を行い、データのやりとりを行うためのインターフェースである。
【0050】
メモリ910は、高速度RAMメモリを含んでもよく、少なくとも1つの磁気メモリのような不揮発性メモリ(non-volatile memory)を含んでもよい。
メモリ910、プロセッサ920及び通信インターフェース930が独立的に具現される場合、メモリ910、プロセッサ920及び通信インターフェース930は、バスによって相互接続して相互通信を行うことができる。前記バスは、インダストリスタンダードアーキテクチャ(ISA、Industry Standard Architecture)バス、外部デバイス相互接続(PCI、Peripheral ComponentInterconnect)バス、又は拡張インダストリスタンダードアーキテクチャ(EISA、Extended Industry Standard Component)バス等であってもよい。前記バスは、アドレスバス、データバス、制御バス等として分けられることが可能である。表示の便宜上、図4に1本の太線のみで表示するが、バスが1つ又は1種類のみであることを意味しない。
任意選択で、実装形態において、メモリ910、プロセッサ920及び通信インターフェース930が1つのチップ上に統合される場合、メモリ910、プロセッサ920及び通信インターフェース930は、内部インターフェースによって相互通信を行うことができる。
本発明の実施形態は、プロセッサによって実行される場合、上記の実施形態のいずれかに記載の方法を実現するコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0051】
本明細書において、「1つの実施形態」、「幾つかの実施形態」、「例」、「具体例」或いは「一部の例」などの用語とは、当該実施形態或いは例で説明された具体的特徴、構成、材料或いは特点を結合して、本発明の少なくとも1つの実施形態或いは実施形態に含まれることを意味する。また、説明された具体的特徴、構成、材料或いは特点は、いずれか1つ或いは複数の実施形態または例において適切に結合することが可能である。また、矛盾しない限り、当業者は、本明細書の異なる実施形態または例、および、異なる実施形態または例における特徴を結合したり、組み合わせたりすることができる。
また、用語「第1」、「第2」とは比較的重要性を示している又は暗示しているわけではなく、単に説明のためのものであり、示される技術的特徴の数を暗示するわけでもない。そのため、「第1」、「第2」で限定される特徴は、少なくとも1つの当該特徴を明示又は暗示的に含むことが可能である。本出願の記載の中において、「複数」の意味とは、明確的に限定される以外に、2つ又は2つ以上を意味する。
【0052】
フローチャート又はその他の方式で説明された、いかなるプロセス又は方法に対する説明は、特定な論理的機能又はプロセスのステップを実現するためのコマンドのコードを実行可能な1つ又はそれ以上のモジュール、断片若しくはセグメントとして理解することが可能であり、さらに、本発明の好ましい実施形態の範囲はその他の実現を含み、示された、又は、記載の順番に従うことなく、係る機能に基づいてほぼ同時にまたは逆の順序に従って機能を実行することを含み、これは当業者が理解すべきことである。
フローチャートに示された、又はその他の方式で説明された論理及び/又はステップは、例えば、論理機能を実現させるための実行可能なコマンドのシーケンスリストとして見なされることが可能であり、コマンド実行システム、装置、又はデバイス(プロセッサのシステム、又はコマンド実行システム、装置、デバイスからコマンドを取得して実行することが可能なその他のシステムを含むコンピュータによるシステム)が使用できるように提供し、又はこれらのコマンドを組み合わせて使用するコマンド実行システム、装置、又はデバイスに使用されるために、いかなるコンピュータ読取可能媒体にも具体的に実現されることが可能である。本明細書において、「コンピュータ読取可能媒体」は、コマンド実行システム、装置、デバイス、又はこれらのコマンドを組み合わせて実行するシステム、装置又はデバイスが使用できるように提供するため、プログラムを格納、記憶、通信、伝搬又は伝送する装置であってもよい。コンピュータ読み取り可能媒体のより具体的例(非網羅的なリスト)として、1つ又は複数の布配線を含む電気接続部(電子装置)、ポータブルコンピュータディスク(磁気装置)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリー・メモリ(ROM)、消去書き込み可能リード・オンリー・メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー装置、及びポータブル読み取り専用メモリ(CDROM)を少なくとも含む。また、コンピュータ読み取り可能媒体は、そのうえで前記プログラムを印字できる紙又はその他の適切な媒体であってもよく、例えば紙又はその他の媒体に対して光学的スキャンを行い、そして編集、解釈又は必要に応じてその他の適切の方式で処理して電子的方式で前記プログラムを得、その後コンピュータメモリに記憶することができるためである。
【0053】
なお、本発明の各部分は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせによって実現されることができる。上記実施形態において、複数のステップ又は方法は、メモリに記憶された、適当なコマンド実行システムによって実行されるソフトウェア又はファームウェアによって実施されることができる。例えば、ハードウェアによって実現するとした場合、別の実施形態と同様に、データ信号に対して論理機能を実現する論理ゲート回路を有する離散論理回路、適切な混合論理ゲート回路を有する特定用途向け集積回路、プログラマブルゲートアレイ(GPA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などといった本技術分野において公知である技術のうちのいずれか1つ又はそれらの組み合わせによって実現される。
【0054】
当業者は、上記の実施形態における方法に含まれるステップの全部又は一部を実現するのは、プログラムによって対応するハードウェアを指示することによって可能であることを理解することができる。前記プログラムは、コンピュータ読取可能な媒体に記憶されてもよく、当該プログラムが実行されるとき、方法の実施形態に係るステップのうちの1つ又はそれらの組み合わせを含むことができる。
【0055】
また、本発明の各実施形態における各機能ユニットは、1つの処理モジュールに統合されてよく、別個の物理的な個体であってもよく、2つ又は3つ以上のユニットが1つのモジュールに統合されてもよい。上記の統合モジュールは、ハードウェアで実現されてもよく、ソフトウェア機能モジュールで実現されてもよい。上記の統合モジュールが、ソフトウェア機能モジュールで実現され、しかも独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶されてもよい。前記記憶媒体は読取専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスク等であってもよい。
【0056】
上記の記載は、単なる本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲はそれに限定されることなく、当業者が本発明に開示されている範囲内において、容易に想到し得る変形又は置換は、全て本発明の範囲内に含まれるべきである。そのため、本発明の範囲は、記載されている特許請求の範囲に準じるべきである。
図1
図2
図3
図4