(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-17
(45)【発行日】2022-11-28
(54)【発明の名称】口腔洗浄器
(51)【国際特許分類】
A61C 17/02 20060101AFI20221118BHJP
A61C 17/022 20060101ALI20221118BHJP
【FI】
A61C17/02 J
A61C17/02 B
A61C17/022
(21)【出願番号】P 2020029143
(22)【出願日】2020-02-25
【審査請求日】2020-02-25
(31)【優先権主張番号】201911247882.0
(32)【優先日】2019-12-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519382972
【氏名又は名称】深▲せん▼市云頂信息技術有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】エンピン グアン
(72)【発明者】
【氏名】レインチェン チェン
【審査官】胡谷 佳津志
(56)【参考文献】
【文献】特表2012-508637(JP,A)
【文献】特開2017-055906(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61C 17/02
A61C 17/022
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
高圧ガス発生器と、バルブと、給水装置と、水タンクと、ノズルアセンブリとを備え、
前記給水装置が、ケースアセンブリと、スペーサと、弾性体と、を有し、
前記ケースアセンブリが収容キャビティを有し、
前記スペーサが前記収容キャビティを第1の収容キャビティと第2の収容キャビティに分けるように、前記収容キャビティに移動可能に設けられ、
前記弾性体の両端が、第2の収容キャビティの体積が大きくなる向きに付勢するように、前記スペーサと前記ケースアセンブリに接続され、
前記高圧ガス発生器が
前記第1の収容キャビティを介して前記ノズルアセンブリに連通され、
前記バルブが
前記第1の収容キャビティと前記ノズルアセンブリの間に設けられ、
前記第2の収容キャビティが前記水タンクと前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通され、前記第2の収容キャビティ内に前記水タンクの水が流し込まれ、
前記バルブが閉ざされると、前記高圧ガス発生器から送られた高圧ガスのガス圧により、前記第1の収容キャビティ内の圧力が大きくなり、前記スペーサが前記第1の収容キャビティの体積が大きくなる向きに移動し、前記第1の収容キャビティの体積が大きくなるとともに前記第2の収容キャビティの体積が小さくなり、前記第2の収容キャビティ内の水が前記ノズルアセンブリに送られ、前記ノズルアセンブリ
に前記
第2の収容キャビティから送られ
た水が貯蔵
され、
前記バルブが開かれ
ると、前
記高圧ガスのガス圧により、前記
ノズルアセンブリに貯蔵されている水と前記高圧ガスとを混合して
、前記ノズルアセンブリよ
り高圧水気を噴出
し、前記第1の収容キャビティ内の前記高圧ガスが排出されることにより、前記第1の収容キャビティ内の圧力が小さくなり、前記弾性体により前記スペーサが移動して前記第2の収容キャビティの体積が大きくなり、前記第2の収容キャビティが負圧にされ、前記水タンクの水が再度流し込まれる、
ことを特徴とする口腔洗浄器。
【請求項2】
前記給水装置
は、第1の逆止弁と、第2の逆止弁を
さらに備え、
前記第1の逆止弁が前記ノズルアセンブリと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第1の逆止弁の遮断方向が前記ノズルアセンブリから前記第2の収容キャビティへ流れる方向であり、
前記第2の逆止弁が前記水タンクと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第2の逆止弁の遮断方向が前記第2の収容キャビティから前記水タンクへ流れる方向で
あることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器。
【請求項3】
前記給水装置
は、第1の逆止弁と、第2の逆止弁を
さらに備え、
前記ケースアセンブリが第1のケースと第2のケースを含み、
前記スペーサが第1のスペーサと第2のスペーサを含み、
前記第1のスペーサが前記第1のケースに移動可能に設けられ、前記第1のケースと組み合わせて
前記第1の収容キャビティを形成し、
前記第2のスペーサが前記第2のケースに移動可能に設けられ、前記第2のケースと組み合わせて
前記第2の収容キャビティを形成し、
前記第1のスペーサが前記第2のスペーサに接続され、
前記第1の逆止弁が前記ノズルアセンブリと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第1の逆止弁の遮断方向が前記ノズルアセンブリから前記第2の収容キャビティへ流れる方向であり、
前記第2の逆止弁が前記水タンクと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第2の逆止弁の遮断方向が前記第2の収容キャビティから前記水タンクへ流れる方向で
あることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器。
【請求項4】
前記給水装置は水ポンプを
さらに備え、
前記水ポンプが前記水タンクと前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器。
【請求項5】
回路板と電源を備え、
前記回路板に制御回路が設けられ、
前記回路板が前記電源に電気的に接続され、
前記高圧ガス発生器が前記回路板に電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器。
【請求項6】
前記バルブが前記回路板に電気的に接続されることを特徴とする請求項5に記載の口腔洗浄器。
【請求項7】
気圧センサをさらに備え、
前記気圧センサが前記高圧ガス発生器に連通されるとともに、前記回路板に電気的に接続されることを特徴とする請求項5に記載の口腔洗浄器。
【請求項8】
前記バルブは調節弁、ボール弁、バタフライ弁、又はゲート弁であることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器。
【請求項9】
前記バルブと前記ノズルアセンブリの間に第3の逆止弁が設けられ、
前記第3の逆止弁の遮断方向が前記ノズルアセンブリから前記バルブへ流れる方向であることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器。
【請求項10】
前記ノズルアセンブリは貯水槽とノズルを備え、
前記ノズルが前記貯水槽に連通され、
前記貯水槽が前記高圧ガス発生器と前記給水装置にそれぞれ連通されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器。
【請求項11】
前記貯水槽と前記ノズルの間に第4の逆止弁が設けられ、
前記第4の逆止弁の遮断方向が前記ノズルから前記貯水槽へ流れる方向であることを特徴とする請求項10に記載の口腔洗浄器。
【請求項12】
ハウジングをさらに備え、
前記ハウジングが対向に設置される第1の端部と第2の端部を有し、
前記高圧ガス発生器、前記給水装置及び前記バルブがいずれも前記ハウジングの内部に位置し、
前記ノズルアセンブリが前記第1の端部に近接して設置され、
前記水タンクが前記第2の端部に接続されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、口腔ケア用具の技術分野に関し、特にウォーターピック(登録商標)に関する。
【背景技術】
【0002】
ウォーターピックは歯ブラシの補助用具として、歯間及び歯肉溝などの歯ブラシが清掃しにくい場所に対する清掃を実現できる。従来のほとんどのウォーターピックの作動原理はいずれも加圧ポンプにより水に対して加圧し、加圧された水をノズルに沿って口腔における洗浄する必要がある箇所に吐出し、これによって歯を洗う目的を達成する。
【0003】
上記のウォーターピックは単純に水流を利用するだけであるが、水流の清掃効果には限界があり、同一の箇所に対して、きれいになるまで複数回洗い流す必要があり、一般的なウォーターピックは体積が小さく、水を貯蔵するための水タンクの体積が小さく、貯蔵された水を使い切った後に清掃箇所がまだきれいにならない状況が発生しやすいため、ユーザ体験が良くない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、清掃効果を向上するとともに節水することができるウォーターピックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本発明は下記の技術手段を採用する。
【0006】
高圧ガス発生器と、バルブと、給水装置と、水タンクと、ノズルアセンブリとを備え、前記高圧ガス発生器が前記ノズルアセンブリに連通され、前記バルブが前記高圧ガス発生器と前記ノズルアセンブリの間に設けられ、前記給水装置が前記水タンクにおける水を前記ノズルアセンブリに送るように、前記水タンクと前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通されるウォーターピックである。
【0007】
ある実施形態では、前記給水装置はケースアセンブリと、スペーサと、反発素子と、第1の逆止弁と、第2の逆止弁を備え、前記ケースアセンブリが収容キャビティを有し、前記スペーサが前記収容キャビティを第1の収容キャビティと第2の収容キャビティに分けるように、前記収容キャビティに移動可能に設けられ、前記第1の収容キャビティが前記高圧ガス発生器と前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通され、前記バルブが前記第1の収容キャビティと前記ノズルアセンブリの間に設けられ、前記第2の収容キャビティが前記水タンクと前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通され、前記第1の逆止弁が前記ノズルアセンブリと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第1の逆止弁の遮断方向が前記ノズルアセンブリから前記第2の収容キャビティへ流れる方向であり、前記第2の逆止弁が前記水タンクと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第2の逆止弁の遮断方向が前記第2の収容キャビティから前記水タンクへ流れる方向であり、前記反発素子の両端が前記スペーサと前記ケースアセンブリに接続される。
【0008】
ある実施形態では、前記給水装置はケースアセンブリと、スペーサと、反発素子と、第1の逆止弁と、第2の逆止弁を備え、前記ケースアセンブリが第1のケースと第2のケースを含み、前記スペーサが第1のスペーサと第2のスペーサを含み、前記第1のスペーサが前記第1のケースに移動可能に設けられ、前記第1のケースと組み合わせて第1の収容キャビティを形成し、前記第2のスペーサが前記第2のケースに移動可能に設けられ、前記第2のケースと組み合わせて第2の収容キャビティを形成し、前記第1のスペーサが前記第2のスペーサに接続され、前記第1の収容キャビティが前記高圧ガス発生器と前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通され、前記バルブが前記第1の収容キャビティと前記ノズルアセンブリの間に設けられ、前記第2の収容キャビティが前記水タンクと前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通され、前記第1の逆止弁が前記ノズルアセンブリと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第1の逆止弁の遮断方向が前記ノズルアセンブリから前記第2の収容キャビティへ流れる方向であり、前記第2の逆止弁が前記水タンクと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第2の逆止弁の遮断方向が前記第2の収容キャビティから前記水タンクへ流れる方向であり、前記反発素子の両端が前記スペーサと前記ケースアセンブリに接続される。
【0009】
ある実施形態では、前記給水装置は水ポンプを備え、前記水ポンプが前記水タンクと前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通される。
【0010】
ある実施形態では、前記ウォーターピックは回路板と電源を備え、前記回路板に制御回路が設けられ、前記回路板が前記電源に電気的に接続され、前記高圧ガス発生器が前記回路板に電気的に接続される。
【0011】
ある実施形態では、前記バルブが前記回路板に電気的に接続される。
【0012】
ある実施形態では、前記ウォーターピックは気圧センサをさらに備え、前記気圧センサが前記高圧ガス発生器に連通されるとともに、前記回路板に電気的に接続される。
【0013】
ある実施形態では、前記バルブは調節弁、ボール弁、バタフライ弁やゲート弁である。
【0014】
ある実施形態では、前記バルブと前記ノズルアセンブリの間に第3の逆止弁が設けられ、前記第3の逆止弁の遮断方向が前記ノズルアセンブリから前記バルブへ流れる方向である。
【0015】
ある実施形態では、前記ノズルアセンブリは貯水槽とノズルを備え、前記ノズルが前記貯水槽に連通され、前記貯水槽が前記高圧ガス発生器と前記給水装置にそれぞれ連通される。
【0016】
ある実施形態では、前記貯水槽と前記ノズルの間に第4の逆止弁が設けられ、前記第4の逆止弁の遮断方向が前記ノズルから前記貯水槽へ流れる方向である。
【0017】
ある実施形態では、前記ウォーターピックはハウジングをさらに備え、前記ハウジングが対向に設置される第1の端部と第2の端部を有し、前記高圧ガス発生器、前記給水装置及び前記バルブがいずれも前記ハウジングの内部に位置し、前記ノズルアセンブリが前記第1の端部に近接して設置され、前記水タンクが前記第2の端部に接続される。
【発明の効果】
【0018】
本発明の実施例を実施することにより、下記の有益な効果を得られる。
【0019】
前記ウォーターピックを使用する時に、高圧ガス発生器は発生する高圧ガスをバルブに送り、給水装置は水タンクにおける水をノズルアセンブリに送り、ノズルアセンブリに貯蔵された水が一定量に達した後に、バルブがオンし、バルブにおける高圧ガスが瞬時にノズルアセンブリに入り、ノズルアセンブリにおける水と混合し圧縮水気を形成した後にノズルアセンブリから吐出され、1回の清掃動作が完成した。
【0020】
本発明のウォーターピックは水とガスを混合させて高圧水気を形成することができ、高圧水気による清掃方式が単純の高圧水流による清掃方式に比べ、より良い清掃効果を有するとともに節水することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
以下に、本発明の実施例や従来技術における技術手段をさらに明確に説明するために、実施例や従来技術の記述において使用する必要がある図面を簡単に説明し、勿論、以下の記述における図面は本発明のいくつかの実施例のみであり、当該分野の当業者にとって、創造的労働をしない前提で、これらの図面に基づいて更に他の図面を得ることができる。
【0022】
【
図1】実施例1のウォーターピックの原理構造の模式図である。
【
図2】実施例2のウォーターピックの原理構造の模式図である。
【
図3】ウォーターピックの全体構造の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下に、本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例における技術手段を明確かつ完全に記述し、勿論、記述される実施例は本発明の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づいて、当該分野の当業者が創造的な労働をしない前提で得られる全ての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【0024】
なお、本発明の実施例における全ての方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後……)は、ある特定の姿勢(図面に示すように)での各部材間の相対的な位置関係、運動状態などを解釈するのみに用いられ、前記特定の姿勢が変わると、前記方向性指示もそれに伴って変わる。
【0025】
また、本発明において、「第1の」、「第2の」などに関する記述は記述の目的のみに用いられ、その相対的な重要性を指示又は示唆し、あるいは指示された技術特徴の数を暗に表明すると理解できない。これによって、「第1の」、「第2の」に限定された特徴は少なくとも一つの前記特徴を明確に又は暗に含むことができる。また、各実施例の技術手段は互いに組み合わせることができるが、当該分野の当業者が実現できることを前提とする必要があり、技術手段の組み合わせに矛盾が出る又は実現できない場合に、このような技術手段の組み合わせが存在しないと考えるべきであり、本発明が要求する保護範囲にも含まれない。
【0026】
図1を参照し、本発明は口腔ケア分野に適用されるウォーターピックを提供する。このウォーターピックは給水装置1と、高圧ガス発生器2と、水タンク3と、ノズルアセンブリと、バルブとを備え、給水装置1が水タンク3における水をノズルアセンブリ4に送るように、水タンク3とノズルアセンブリ4にそれぞれ連通される。高圧ガス発生器2はノズルアセンブリ4に圧縮ガスに送るように、ノズルアセンブリ4に連通される。バルブ5は圧縮ガスがノズルアセンブリ4に入り込むかいないかを制御するように、高圧ガス発生器2とノズルアセンブリ4の間に設けられる。
【0027】
上記のウォーターピックを使用する時に、高圧ガス発生器2は発生する高圧ガスをバルブ5に送り、給水装置1は水タンク3における水をノズルアセンブリ4に送り、ノズルアセンブリ4に貯蔵された水が一定量に達した後に、バルブ5がオンし、バルブ5における圧縮ガスが瞬時にノズルアセンブリ4に入り、ノズルアセンブリ4における水と混合し高圧水気を形成した後にノズルアセンブリ4から吐出され、ユーザの口腔を清掃する。
【0028】
図1に示すように、実施例1には、給水装置1はケースアセンブリ11と、スペーサ13と、反発素子14と、第1の逆止弁151と、第2の逆止弁161を備え、ケースアセンブリ11が収容キャビティ12を有し、スペーサ13が収容キャビティ12を第1の収容キャビティ121と第2の収容キャビティ122に分けるように、収容キャビティ12に移動可能に設けられる。第1の収容キャビティ121は高圧ガス発生器2とノズルアセンブリ4にそれぞれ連通され、バルブ5は第1の収容キャビティ121とノズルアセンブリ4の間に設けられる。第2の収容キャビティ122は水タンク3とノズルアセンブリ4にそれぞれ連通され、第1の逆止弁151は第2の収容キャビティ122とノズルアセンブリ4の間に設けられ、第1の逆止弁151の遮断方向がノズルアセンブリ4から第2の収容キャビティ122へ流れる方向である。第2の逆止弁161は水タンク3と第2の収容キャビティ122の間に設けられ、第2の逆止弁161の遮断方向が第2の収容キャビティ122から水タンク3へ流れる方向である。反発素子14はスペーサ13に容易に復元力を与えるように、その両端がスペーサ13とケースアセンブリ11に接続される。
【0029】
この実施例には、ウォーターピックを使用する時に、まず高圧ガス発生器2はガスを第1の収容キャビティ121に送り、第1の収容キャビティ121における気圧が次第に増加し、これによってスペーサ13は収容キャビティ12に移動し、第1の収容キャビティ121の体積が次第に大きくなり、第2の収容キャビティ122の体積が次第に小さくなり、これによって第2の収容キャビティ122における水が第1の逆止弁151を介してノズルアセンブリ4に入り、ノズルアセンブリ4に貯蔵された水が一定量に達した後に、バルブ5がオンし、第1の収容キャビティ121における圧縮ガスが瞬時にノズルアセンブリ4に入り、ノズルアセンブリ4における水と混合し高圧水気を形成した後にノズルアセンブリ4から吐出され、1回の清掃動作が完成した。第1の収容キャビティ121におけるガスが排出された時に、第1の収容キャビティ121における圧力の強さが小さくなり、スペーサ13は反発素子14の作用で次第に元の位置に戻り、第2の収容キャビティ122に負圧が形成され、水タンク3における水が第2の逆止弁161を介して第2の収容キャビティ122に流れ込むことができ、これによって次回の清掃動作に用いられる。これに加え、この実施例には、当該ウォーターピックは一つのエアーポンプを利用するだけで水ポンプの原理を実現し、水ポンプを省き、ウォーターピックの清掃効果を向上すると同時に、ウォーターピックが占める空間を増加しない。
【0030】
この実施例には、ケースアセンブリ11は一体構造である。勿論、ケースアセンブリ11は互いに連通する2つのケースにより構成することもでき、スペーサ13が一方のケースに移動可能に設けられればよい。
【0031】
給水装置1はさらに、第2の収容キャビティ122とノズルアセンブリ4とを連通するための第1の接続管15を備える。第1の逆止弁151は第1の接続管15に設けられることにより、水が第2の収容キャビティ122からノズルアセンブリ4へのみ流れることを確保し、ノズルアセンブリ4における水が第2の収容キャビティ122に逆流することを避け、ウォーターピックにおける水とガスの混合効果を確保する。
【0032】
給水装置1はさらに、第2の収容キャビティ122と水タンク3とを連通するための第2の接続管16を備える。第2の逆止弁161は第2の接続管16に設けられることにより、水が水タンク3から第2の収容キャビティ122へのみ流れることを確保し、第2の収容キャビティ122における水が水タンク3に逆流することを避ける。
【0033】
高圧ガス発生器2から第1の収容キャビティ121にガスを供給する時に、第1の収容キャビティ121における圧力の強さが増加することにより、分隔板13は第2の収容キャビティ122の体積を小さくさせる方向に移動し、これによって第2の収容キャビティ122における圧力の強さが増加し、この時、第2の収容キャビティ122における圧力の強さがノズルアセンブリ4及び水タンク3における圧力の強さより高く、第1の逆止弁151がオンし、第2の逆止弁161がオフし、第2の収容キャビティ122における水がノズルアセンブリ4に入り、バルブ5がオンすることにより第1の収容キャビティ121における圧力の強さが小さくなった時に、分隔板13は反発素子14の作用で第2の収容キャビティ122の体積を大きくさせる方向に移動し、この時、第2の収容キャビティ122に負圧が形成されることにより、第2の逆止弁161がオンし、第1の逆止弁151がオフし、水タンク3における水が第2の収容キャビティ122に入る。つまり、高圧ガス発生器2により水ポンプの原理を実現した。
【0034】
この実施例には、給水装置1はさらに第4の接続管110を備える。第4の接続管110は高圧ガス発生器2の圧縮空気を第1の収容キャビティ121に送るように、高圧ガス発生器2と第1の収容キャビティ121とを連通する。
【0035】
給水装置1はさらに第1の収容キャビティ121とバルブ5とを連通する第3の接続管17を備え、バルブ5がノズルアセンブリ4に連通される。高圧ガス発生器2から第1の収容キャビティ121に圧縮空気を送る途中に、第3の接続管17における圧力の強さと第1の収容キャビティ121における圧力の強さが同じように、圧縮空気は第3の接続管17にも入る。バルブ5がノズルアセンブリ4に連通されるため、バルブ5がオンする時に、第1の収容キャビティ121及び第3の接続管17における圧縮ガスは瞬時にノズルアセンブリ4に入ることができ、ノズルアセンブリ4における水と混合した後にノズルアセンブリから高速で吐出され、これによって良い衝撃効果を達成する。
【0036】
この実施例には、反発素子14はバネであってもよく、反発素子14が第2の収容キャビティ122に設けられ、第1の収容キャビティ121における気圧が増加することによりスペーサ13が移動する時に、スペーサ13は第2の収容キャビティ122の体積を小さくさせる方向に移動し、この時、反発素子14が圧縮され、第1の収容キャビティ121におけるガスが排出された後、スペーサ13が迅速に元の位置に戻るように、反発素子14はスペーサ13に復元力を与える。勿論、反発素子は第1の収容キャビティ121に設けられることもでき、スペーサ13が第2の収容キャビティ122の体積を小さくさせる方向に移動する時に、反発素子14は引っ張られる。
【0037】
この実施例には、スペーサ13はダイアフラムであり、その材質がゴム、シリコンゲル又は熱可塑性エラストマーであってもよく、これによって第1の収容キャビティ121と第2の収容キャビティ122の間のバリア性を確保し、第1の収容キャビティ121における圧縮空気が第2の収容キャビティ122に入ることができなく、第2の収容キャビティ122における水が第1の収容キャビティ121に入ることもできない。勿論、スペーサ13を中心部が厚くて周辺部が薄く、周辺部の縁がケースアセンブリ11の内壁に固定される構造としてもよく、第1の収容キャビティ121における気圧が増加する時に、スペーサ13の中心部の厚い部分は第2の収容キャビティ122の体積が次第に小さくなるように、第2の収容キャビティ122へ拡張し、第1の収容キャビティ121における圧力の強さが小さくなった時に、スペーサ13の中心部の厚い部分は反発素子14の作用で次第に元の位置に戻る。
【0038】
図2に示すように、実施例2には、ケースアセンブリ11は第1のケース111と第2のケース112を備え、スペーサ13は第1のスペーサ131と第2のスペーサ132を備える。第1のスペーサ131は第1のケース111に移動可能に設けられ、第1のケース111と組み合わせて第1の収容キャビティ121を形成する。第2のスペーサ132は第2のケース112に移動可能に設けられ、第2のケース112と組み合わせて第2の収容キャビティ122を形成する。第1のスペーサ131は第2のスペーサ132に接続される。この実施例には、スペーサ13はピストンを採用できる。
【0039】
この実施例におけるウォーターピックを使用する時に、まず高圧ガス発生器2はガスを第4の接続管110を介して第1の収容キャビティ121に送り、第1の収容キャビティ121における気圧が次第に増加し、これによって第1のスペーサ131は第1の収容キャビティ121に運動し、第1の収容キャビティ121の体積が次第に大きくなり、これと同時に、第2のスペーサ132は第1のスペーサ131の運動によって同一の方向へ運動し、即ち第2の収容キャビティ122の体積が小さくなる方向へ運動し、つまり、スペーサ13の全体は第2の収容キャビティ122の体積が小さくなる方向へ運動し、これによって第2の収容キャビティ122における圧力の強さが増加し、これにより第2の収容キャビティ122における水を第1の逆止弁151を介してノズルアセンブリ4に進入させ、ノズルアセンブリ4に貯蔵された水が一定量に達した後に、バルブ5がオンし、第1の収容キャビティ121における圧縮ガスが瞬時にノズルアセンブリ4に入り、ノズルアセンブリ4における水と混合し高圧水気を形成した後にノズルアセンブリ4から高速で吐出される。第1の収容キャビティ121におけるガスが排出された時に、第1の収容キャビティ121における圧力の強さが小さくなり、スペーサ13は反発素子14の作用で次第に元の位置に戻り、第2の収容キャビティ122に負圧が形成され、水タンク3における水が第2の逆止弁161を介して第2の収容キャビティに流れ込むことができる。この実施例にも、1つの高圧ガス発生器2だけを利用して水ポンプの原理を実現した。
【0040】
特に、この実施例には、第1のケース111に第1の通風口が設けられ、第1の通風口が第1のケース111の第1の収容キャビティ121に対向する側壁に設置され、第2のケース112に第2通風口が設けられ、第2通風口が第2のケース112の第2の収容キャビティ122に対向する側壁に設置され、これによって第1の収容キャビティ121と第2の収容キャビティ122の密閉性を影響しないとともに、高圧ガス発生器2から第1の収容キャビティ121に圧縮空気を送る時に、第1のスペーサ131が第1のケース111において良好に移動できること、及び反発素子14によりスペーサ13が元の位置に戻る時に、第2のスペーサ132が第2のケース112において良好に移動できることを確保することもできる。
【0041】
実施例3には、給水装置1は水ポンプを備え、水ポンプが水タンク3とノズルアセンブリ4にそれぞれ連通される。この実施例には、第1の接続管15は水タンク3と水ポンプとを連通するために用いられ、第2の接続管16は水ポンプとノズルアセンブリ4とを連通するために用いられる。第3の接続管17は高圧ガス発生器とバルブ5とを連通するために用いられる。
【0042】
この実施例におけるウォーターピックを使用する時に、まず高圧ガス発生器2は圧縮ガスをバルブ5に送り、これと同時に、水ポンプは水タンク3における水をノズルアセンブリ4に送り、ノズルアセンブリ4における水が一定量に達した後に、バルブ5がオンし、バルブ5における圧縮ガスが瞬時にノズルアセンブリ4に入り、ノズルアセンブリ4における水と混合し高圧水気を形成した後にノズルアセンブリ4から高速で吐出される。この実施例には、水ポンプと高圧ガス発生器を利用して了水とガスの混合効果を実現し、構造が簡易である。
【0043】
このウォーターピックはさらに電源6と回路板7を備え、回路板7に制御回路が設けられ、高圧ガス発生器2とバルブ5はいずれも回路板7に電気的に接続される。
【0044】
バルブ5は圧縮ガスの通過と遮断を制御するために用いられ、調節弁、ボール弁、バタフライ弁やゲート弁を採用でき、特に、常閉型電磁弁やエアモータ弁とすることができる。
【0045】
さらに、このウォーターピックは、回路板7に電気的に接続されるとともに高圧ガス発生器2に連通され、高圧ガス発生器2により発生する圧縮ガスの気圧を検出するための気圧センサ(図示せず)をさらに備える。気圧センサは気圧信号を回路板7に発送し、高圧ガス発生器2により発生する圧縮ガスの気圧が第1のデフォルト値に達した時に、回路板7は高圧ガス発生器2がオフするとともに、制御バルブ5がオンすることにより、圧縮空気をノズルアセンブリ4に進入させるように制御し、高圧ガス発生器2により発生する圧縮ガスの気圧が第2のデフォルト値に達した時に、回路板7はバルブ5がオフするとともに、高圧ガス発生器2がオンすることにより、高圧ガス発生器2からバルブ5に圧縮空気を送るように制御し、これによって次回の清掃動作に用いられる。特に、第1のデフォルト値は第2のデフォルト値より高く、具体的な数値が清掃の程度に基づいて設定される。
【0046】
バルブ5とノズルアセンブリ4の間に第3の逆止弁18が設けられ、第3の逆止弁18の遮断方向はノズルアセンブリ4からバルブ5へ流れる方向であり、ノズルアセンブリ4における水がバルブ5に逆流することによりバルブ5の寿命を影響することを避ける。
【0047】
ノズルアセンブリ4はノズル41と貯水槽42を備え、貯水槽42が水を貯蔵するとともに圧縮空気と水を混合させるために用いられ、貯水槽42が高圧ガス発生器2と給水装置1にそれぞれ連通される。ノズル41は貯水槽42に連通され、圧縮空気と水を混合させた後に形成された高圧水気を吐出するために用いられる。ノズル41と貯水槽42の間に第4の逆止弁19が設けられ、第4の逆止弁19の遮断方向はノズル41から貯水槽42へ流れる方向であり、ウォーターピックが作動しない時に貯水槽42における水がノズル41に沿って流出することを避ける。
【0048】
図3と
図4に示すように、このウォーターピックはハウジング8を備え、ハウジング8が対向に設置される第1の端部81と第2の端部82を有し、給水装置1、高圧ガス発生器2、水タンク3、バルブ5、電源6及び回路板7がいずれもハウジング8の内部に位置し、ノズルアセンブリ4が第1の端部81に近接して設置される。ノズル41が第1の端部81に接続され、貯水槽42が第1の端部81に近接して設置されることにより、ノズル41は貯水槽42に直接に連通することができるとともに、ハウジング8における大きい空間を占めない。水タンク3は第2の端部82に接続され、水タンク3に貯蔵された水がなくなった場合に、水タンク3を直接に取り外して水タンク3へ水を加えればいい。ウォーターピックの各部材がコンパクトに配置し、ウォーターピックの体積が小さくて携帯しやすいことを確保するように、給水装置1、高圧ガス発生器2、電源6及び回路板7はいずれも水タンク3と貯水槽42の間に設けられる。
【0049】
この実施例には、第1の接続管15、第2の接続管16、第3の接続管17及び第4の接続管110はいずれもホースであり、ホースが占める体積が小さく且つ可撓性が良く、ホースにより連通される2つの部材の間の位置は比較的柔軟にハウジング8に配置することができるとともに、ガスと水の流通効果を影響しなく、ウォーターピックの使用効果を確保すると同時に、ウォーターピックの構造をさらにコンパクトにさせることができる。勿論、第1の接続管15、第2の接続管16、第3の接続管17及び第4の接続管110を硬い接続管としても良い。
【0050】
上記のように、本発明により提供されるウォーターピックは水とガスを混合させて高圧水気を形成することができ、高圧水気による清掃方式が単純の高圧水流による清掃方式に比べ、より良い清掃効果を有するとともに節水することができる。
【0051】
以上の記述は本発明の実施例のみであり、本発明の特許請求の範囲を制限するものではなく、本発明の明細書及び図面によって作成したすべての等価構造を、直接又は間接的に他の関連する技術分野に適用することは、いずれも同じ理由で本発明の特許の保護範囲内に含まれる。
【0052】
(付記)
(付記1)
高圧ガス発生器と、バルブと、給水装置と、水タンクと、ノズルアセンブリとを備え、前記高圧ガス発生器が前記ノズルアセンブリに連通され、前記バルブが前記高圧ガス発生器と前記ノズルアセンブリの間に設けられ、前記給水装置が前記水タンクにおける水を前記ノズルアセンブリに送るように、前記水タンクと前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通されることを特徴とするウォーターピック。
【0053】
(付記2)
前記給水装置はケースアセンブリと、スペーサと、反発素子と、第1の逆止弁と、第2の逆止弁を備え、前記ケースアセンブリが収容キャビティを有し、前記スペーサが前記収容キャビティを第1の収容キャビティと第2の収容キャビティに分けるように、前記収容キャビティに移動可能に設けられ、前記第1の収容キャビティが前記高圧ガス発生器と前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通され、前記バルブが前記第1の収容キャビティと前記ノズルアセンブリの間に設けられ、前記第2の収容キャビティが前記水タンクと前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通され、前記第1の逆止弁が前記ノズルアセンブリと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第1の逆止弁の遮断方向が前記ノズルアセンブリから前記第2の収容キャビティへ流れる方向であり、前記第2の逆止弁が前記水タンクと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第2の逆止弁の遮断方向が前記第2の収容キャビティから前記水タンクへ流れる方向であり、前記反発素子の両端が前記スペーサと前記ケースアセンブリに接続されることを特徴とする付記1に記載のウォーターピック。
【0054】
(付記3)
前記給水装置はケースアセンブリと、スペーサと、反発素子と、第1の逆止弁と、第2の逆止弁を備え、前記ケースアセンブリが第1のケースと第2のケースを含み、前記スペーサが第1のスペーサと第2のスペーサを含み、前記第1のスペーサが前記第1のケースに移動可能に設けられ、前記第1のケースと組み合わせて第1の収容キャビティを形成し、前記第2のスペーサが前記第2のケースに移動可能に設けられ、前記第2のケースと組み合わせて第2の収容キャビティを形成し、前記第1のスペーサが前記第2のスペーサに接続され、前記第1の収容キャビティが前記高圧ガス発生器と前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通され、前記バルブが前記第1の収容キャビティと前記ノズルアセンブリの間に設けられ、前記第2の収容キャビティが前記水タンクと前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通され、前記第1の逆止弁が前記ノズルアセンブリと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第1の逆止弁の遮断方向が前記ノズルアセンブリから前記第2の収容キャビティへ流れる方向であり、前記第2の逆止弁が前記水タンクと前記第2の収容キャビティの間に設けられ、前記第2の逆止弁の遮断方向が前記第2の収容キャビティから前記水タンクへ流れる方向であり、前記反発素子の両端が前記スペーサと前記ケースアセンブリに接続されることを特徴とする付記1に記載のウォーターピック。
【0055】
(付記4)
前記給水装置は水ポンプを備え、前記水ポンプが前記水タンクと前記ノズルアセンブリにそれぞれ連通されることを特徴とする付記1に記載のウォーターピック。
【0056】
(付記5)
回路板と電源を備え、前記回路板に制御回路が設けられ、前記回路板が前記電源に電気的に接続され、前記高圧ガス発生器が前記回路板に電気的に接続されることを特徴とする付記1に記載のウォーターピック。
【0057】
(付記6)
前記バルブが前記回路板に電気的に接続されることを特徴とする付記5に記載のウォーターピック。
【0058】
(付記7)
気圧センサをさらに備え、前記気圧センサが前記高圧ガス発生器に連通されるとともに、前記回路板に電気的に接続されることを特徴とする付記5に記載のウォーターピック。
【0059】
(付記8)
前記バルブは調節弁、ボール弁、バタフライ弁やゲート弁であることを特徴とする付記1に記載のウォーターピック。
【0060】
(付記9)
前記バルブと前記ノズルアセンブリの間に第3の逆止弁が設けられ、前記第3の逆止弁の遮断方向が前記ノズルアセンブリから前記バルブへ流れる方向であることを特徴とする付記1に記載のウォーターピック。
【0061】
(付記10)
前記ノズルアセンブリは貯水槽とノズルを備え、前記ノズルが前記貯水槽に連通され、前記貯水槽が前記高圧ガス発生器と前記給水装置にそれぞれ連通されることを特徴とする付記1に記載のウォーターピック。
【0062】
(付記11)
前記貯水槽と前記ノズルの間に第4の逆止弁が設けられ、前記第4の逆止弁の遮断方向が前記ノズルから前記貯水槽へ流れる方向であることを特徴とする付記10に記載のウォーターピック。
【0063】
(付記12)
ハウジングをさらに備え、前記ハウジングが対向に設置される第1の端部と第2の端部を有し、前記高圧ガス発生器、前記給水装置及び前記バルブがいずれも前記ハウジングの内部に位置し、前記ノズルアセンブリが前記第1の端部に近接して設置され、前記水タンクが前記第2の端部に接続されることを特徴とする付記1に記載のウォーターピック。
【符号の説明】
【0064】
1 給水装置、11 ケースアセンブリ、111 第1のケース、112 第2のケース、12 収容キャビティ、121 第1の収容キャビティ、122 第2の収容キャビティ、13 スペーサ、131 第1のスペーサ、132 第2のスペーサ、14 反発素子、15 第1の接続管、151 第1の逆止弁、16 第2接続管、161 第2の逆止弁、17 第3の接続管、18 第3の逆止弁、19 第4の逆止弁、110 第4の接続管、2 高圧ガス発生器、3水タンク、4 ノズルアセンブリ、41 ノズル、42 貯水槽、5 バルブ、6 電源、7回路板、8 ハウジング、81 第1の端部、82 第2の端部