特許7178606IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

染色された生物組織標本等を脱色する方法に関する。より具体的には、ヘマトキシリン染色された生物組織標本等を脱色する方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

事情に鑑み、本発明は、ヘマトキシリン染色の脱色法であって、他の染色法による再染色への影響を可能な限り低減させる脱色法の提供を解決課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

発明者らは、ヘマトキシリン・エオジン染色された標本を、カバーグラスを剥離させた後に、カルボン酸緩衝液の1つであるクエン酸緩衝液に当該標本を浸漬させたところ、ヘマテイン-アルミニウムイオンで染色された部分が脱色されることを見出した。さらに、発明者らは、マッソントリクローム染色においてヘマテイン-鉄イオンで染色された核について、EDTAなどのキレート剤を含むクエン酸緩衝液に標本を浸漬させたところ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の脱色方法によれば、従来法(アルコールや塩酸-アルコールなどを使用する方法)よりも、効果的なヘマトキシリン染色の脱色が可能である。

また、本発明の脱色方法によれば、ヘマトキシリン染色された古い貴重な組織標本や1つしかない標本であっても、他の染色法による再染色が可能になる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 HE染色された生物組織標本を本発明の脱色方法で脱色した結果を示す。Aは脱色前の標本、Bは脱色後の標本の顕微鏡像である。標本は、マウス由来の精巣である。
【図2】 マッソントリクローム染色された生物組織標本を本発明の脱色方法で脱色した結果を示す。Aは脱色前の標本、Bは脱色後の標本の顕微鏡像である。標本は、イヌ由来の肺である。
【図3】 マッソントリクローム染色された生物組織標本を本発明の脱色方法(クエン酸緩衝液とEDTAを同時に処理する方法)で脱色した結果を示す。Aは脱色前の標本、Bは脱色後の標本の顕微鏡像である。標本は、イヌ由来の肺である。
【図4】 マッソントリクローム染色された生物組織標本を本発明の方法で脱色した後、HE染色した結果を示す。Aは脱色前の標本、Bは脱色後の標本およびCは脱色後の標本をHE染色した標本の顕微鏡像である。標本は、イヌ由来の肺である。
【図5】 マッソントリクローム染色された生物組織標本を本発明の方法で脱色した後、PAS/HEで二重染色した結果を示す。Aは脱色前の標本、Bは脱色後の標本およびCは脱色後の標本をPAS/HE染色した標本の顕微鏡像である。標本は、イヌ由来の肺である。
【図6】 HE染色された生物組織標本を本発明の方法で脱色した後、抗αSMA抗体を用いた蛍光免疫組織化学染色およびDAPI(4’,6-diamidino-2-phenylindole)で二重染色した結果を示す。Aは脱色前の標本、Bは脱色後の標本およびCは脱色後の標本を抗αSMA抗体による蛍光免疫組織学染色/DAPI染色した標本の顕微鏡像である。標本は、マウスの卵巣である。

代表図 図1本件の代表的な図

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