公報発行日 2022年11月28
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本発明の製造方法により得られる偏光フィルムは、フレキシブル偏光膜、並びに、光学フィルムおよび表面処理層から選ばれるいずれか少なくとも1つの光学層を有する。フレキシブル偏光膜は、ポリビニルアルコール系偏光子を用いるものであり、汎用性を満足することができる。また、ポリビニルアルコール系偏光子は、厚み10μm以下であり、薄型化されている点でも好適である。
また、本発明の偏光フィルムの製造方法に用いるフレキシブル偏光膜は、単体では脆く、裂け易いポリビニルアルコール系偏光子を用いているにも拘わらず、高度な柔軟性を有しており、捻りを加えて形状に変形を行った場合にもフィルム全体に割れが発生したり、折れた痕(折れ跡)が残ったり、前記偏光子に光抜けを生じることがない。前記フレキシブル偏光膜の単体は、伸縮、折り曲げ等の種々の変形に対する柔軟性を有することができる。このように、前記フレキシブル偏光膜の単体は当該偏光膜自身がフレキシブル性を有しており、通常のポリビニルアルコール系偏光子が単体では引張破断応力が顕著に小さくなり実質的に取り扱いが不可能であるのに対して、薄くてハンドリング性が良く、前記偏光フィルムの製造方法において、積層プロセス順序等のプロセス上の許容度を高くすることができる。また、前記フレキシブル偏光膜の単体は、ロール状物としての使用が可能であり、前記偏光フィルムの製造方法において、偏光子(フレキシブル偏光膜)の供給態様の設計等の自由度を高めることができる。
また本発明の製造方法により得られる偏光フィルムは、前記フレキシブル偏光膜に前記光学層が積層されているが、前記フレキシブル偏光膜が柔軟性を有することから、当該偏光フィルムについても柔軟性を有しており、折り曲げたりすることが可能である。また折り曲げ可能な柔軟性を有することから、前記偏光子のクラックを抑制可能であり、各種用途に利用することができる。そのため、偏光フィルムとしての用途拡大やプロセス中における許容度の拡大等により使用用途が大幅に広がる。
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