(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-18
(45)【発行日】2022-11-29
(54)【発明の名称】決定装置、決定方法及び決定プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/00 20120101AFI20221121BHJP
G06Q 30/06 20120101ALI20221121BHJP
G06F 16/907 20190101ALI20221121BHJP
【FI】
G06Q50/00 300
G06Q30/06 300
G06F16/907
(21)【出願番号】P 2019012608
(22)【出願日】2019-01-28
【審査請求日】2020-09-17
(73)【特許権者】
【識別番号】319013263
【氏名又は名称】ヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】田島 玲
(72)【発明者】
【氏名】脇山 宗也
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 貴亮
(72)【発明者】
【氏名】立石 健二
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 和大
【審査官】加舎 理紅子
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-067374(JP,A)
【文献】特開2017-117264(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
G06F 16/00 - 16/958
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
選択された取引対象と関連する投稿情報を収集する収集部と、
前記収集部により収集された投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された関連性情報に基づいて、前記取引対象のタグ情報に含まれていない関連性情報があるか否かを判定し、当該関連性情報があると判定された場合には、当該関連性情報と、前記取引対象のタグ情報に含まれている他の関連性情報と
が同時に抽出された度合を示す共起度が、所定の閾値以上を満たすか否かを更に判定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たすと判定された場合には、当該関連性情報が含まれるように前記取引対象のタグ情報を更新すると決定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たさないと判定された場合には、前記取引対象のタグ情報を更新しないと決定する決定部と、
を備えたことを特徴とする決定装置。
【請求項2】
前記収集部は、
前記取引対象に関する情報と関連するオブジェクトを示す投稿情報を収集する
ことを特徴とする請求項1に記載の決定装置。
【請求項3】
投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された関連性情報に基づいて、前記関連性を有する複数のオブジェクトのうち一のオブジェクトである電子商店街における取引対象のタグ情報に含まれていない関連性情報があるか否かを判定し、当該関連性情報があると判定された場合には、当該関連性情報と、当該取引対象のタグ情報に含まれている他の関連性情報と
が同時に抽出された度合を示す共起度が、所定の閾値以上を満たすか否かを更に判定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たすと判定された場合には、当該関連性情報が含まれるように当該取引対象のタグ情報を更新すると決定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たさないと判定された場合には、当該取引対象のタグ情報を更新しないと決定する決定部と、
を備えたことを特徴とする決定装置。
【請求項4】
前記取得部は、
選択された取引対象と関連する投稿情報に基づいて前記関連性情報を取得し、
前記決定部は、
前記選択された取引対象の前記タグ情報を決定する
ことを特徴とする請求項3に記載の決定装置。
【請求項5】
前記投稿情報として投稿された画像の解析結果から、前記オブジェクト間の関連性を示す関連性情報を生成する生成部と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の決定装置。
【請求項6】
前記生成部は、
同一の画像に撮影された複数のオブジェクトが所定の関連性を有する旨を示す関連性情報を生成する
ことを特徴とする請求項5に記載の決定装置。
【請求項7】
前記生成部は、
所定の第1オブジェクトと所定の第2オブジェクトとが撮影された画像の数が所定の条件を満たす場合は、当該第1オブジェクトと当該第2オブジェクトとが関連性を有する旨の関連性情報を生成する
ことを特徴とする請求項5に記載の決定装置。
【請求項8】
前記生成部は、
画像に撮影されているオブジェクトと、当該画像とともに投稿された文字情報が示すオブジェクトとが所定の関連性を有する旨を示す関連性情報を生成する
ことを特徴とする請求項5に記載の決定装置。
【請求項9】
前記生成部は、
所定の第1オブジェクトが撮影された画像と所定の第2オブジェクトを示す文字情報とを含む投稿情報、もしくは、前記第1オブジェクトを示す文字情報と前記第2オブジェクトが撮影された画像とを含む投稿情報の数が所定の条件を満たす場合は、当該第1オブジェクトと当該第2オブジェクトとが関連性を有する旨の関連性情報を生成する
ことを特徴とする請求項5に記載の決定装置。
【請求項10】
前記決定部は、
前記関連性情報から、取引対象と対応する第1オブジェクトと所定の関連性を有する第2オブジェクトを示すタグ情報を当該取引対象に付与するタグ情報とする
ことを特徴とする請求項1~9のいずれか一つに記載の決定装置。
【請求項11】
前記取得部は、
複数の投稿情報に基づいて生成された複数の前記関連性情報を取得し、
前記決定部は、
前記取得部により取得された複数の関連性情報のうち、所定のオブジェクト間の関連性を示す前記関連性情報の数が所定の条件を満たす複数の関連性情報に基づいて前記タグ情報を決定する
ことを特徴とする請求項1~10のいずれか一つに記載の決定装置。
【請求項12】
前記取得部は、
前記投稿情報として、SNS(Social Networking System)上に投稿された投稿情報に基づいて生成された前記関連性情報を取得する
ことを特徴とする請求項1~11のいずれか一つに記載の決定装置。
【請求項13】
前記取得部は、
前記投稿情報として、ブログ上に投稿された投稿情報に基づいて生成された前記関連性情報を取得する
ことを特徴とする請求項1~11のいずれか一つに記載の決定装置。
【請求項14】
コンピュータにより実行される決定方法であって、
選択された取引対象と関連する投稿情報を収集する収集工程と、
前記収集工程により収集された投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得する取得工程と、
前記取得工程により取得された関連性情報に基づいて、前記取引対象のタグ情報に含まれていない関連性情報があるか否かを判定し、当該関連性情報があると判定された場合には、当該関連性情報と、前記取引対象のタグ情報に含まれている他の関連性情報と
が同時に抽出された度合を示す共起度が、所定の閾値以上を満たすか否かを更に判定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たすと判定された場合には、当該関連性情報が含まれるように前記取引対象のタグ情報を更新すると決定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たさないと判定された場合には、前記取引対象のタグ情報を更新しないと決定する決定工程と、
を含んだことを特徴とする決定方法。
【請求項15】
選択された取引対象と関連する投稿情報を収集する収集手順と、
前記収集手順により収集された投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得する取得手順と、
前記取得手順により取得された関連性情報に基づいて、前記取引対象のタグ情報に含まれていない関連性情報があるか否かを判定し、当該関連性情報があると判定された場合には、当該関連性情報と、前記取引対象のタグ情報に含まれている他の関連性情報と
が同時に抽出された度合を示す共起度が、所定の閾値以上を満たすか否かを更に判定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たすと判定された場合には、当該関連性情報が含まれるように前記取引対象のタグ情報を更新すると決定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たさないと判定された場合には、前記取引対象のタグ情報を更新しないと決定する決定手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする決定プログラム。
【請求項16】
コンピュータにより実行される決定方法であって、
投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得する取得工程と、
前記取得工程により取得された関連性情報に基づいて、前記関連性を有する複数のオブジェクトのうち一のオブジェクトである電子商店街における取引対象のタグ情報に含まれていない関連性情報があるか否かを判定し、当該関連性情報があると判定された場合には、当該関連性情報と、当該取引対象のタグ情報に含まれている他の関連性情報と
が同時に抽出された度合を示す共起度が、所定の閾値以上を満たすか否かを更に判定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たすと判定された場合には、当該関連性情報が含まれるように当該取引対象のタグ情報を更新すると決定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たさないと判定された場合には、当該取引対象のタグ情報を更新しないと決定する決定工程と、
を含んだことを特徴とする決定方法。
【請求項17】
投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得する取得手順と、
前記取得手順により取得された関連性情報に基づいて、前記関連性を有する複数のオブジェクトのうち一のオブジェクトである電子商店街における取引対象のタグ情報に含まれていない関連性情報があるか否かを判定し、当該関連性情報があると判定された場合には、当該関連性情報と、当該取引対象のタグ情報に含まれている他の関連性情報と
が同時に抽出された度合を示す共起度が、所定の閾値以上を満たすか否かを更に判定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たすと判定された場合には、当該関連性情報が含まれるように当該取引対象のタグ情報を更新すると決定し、当該共起度が当該所定の閾値以上を満たさないと判定された場合には、当該取引対象のタグ情報を更新しないと決定する決定手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする決定プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、決定装置、決定方法及び決定プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、各種商品やサービス等の取引対象を示す画像から抽出されたキーワードタグ又は特徴量(例えば、商品の色、形、模様など)といったメタデータを、取引対象の販売情報に付与して取引対象データベースに保存する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、適切なメタデータを付与することができるとは限らなかった。例えば、上記の従来技術では、画像に撮影された撮影対象を示すテキストをメタデータとして付与しているに過ぎないため、例えば、画像に撮影された撮影対象と関連性を有する他の撮影対象を示すテキストをメタデータとして付与することができない。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、適切なメタデータを付与することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る決定装置は、選択された取引対象と関連する投稿情報を収集する収集部と、前記収集部により収集された投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された関連性情報に基づいて、選択された取引対象のタグ情報を更新する決定部とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、適切なメタデータを付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。
【
図2】
図2は、実施形態に係る決定システムの構成例を示す図である。
【
図3】
図3は、実施形態に係る決定装置の構成例を示す図である。
【
図4】
図4は、実施形態に係る投稿情報記憶部の一例を示す図である。
【
図5】
図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。
【
図6】
図6は、実施形態に係る商品情報記憶部の一例を示す図である。
【
図7】
図7は、実施形態に係る決定情報記憶部の一例を示す図である。
【
図8】
図8は、実施形態に係る投稿管理サーバの構成例を示す図である。
【
図9】
図9は、実施形態に係るショッピングサーバの構成例を示す図である。
【
図10】
図10は、実施形態に係る決定処理の一例を示すフローチャートである。
【
図11】
図11は、決定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る決定装置、決定方法及び決定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る決定装置、決定方法及び決定プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
(実施形態)
〔1.決定処理の一例〕
まず、
図1を用いて、実施形態に係る決定処理の一例について説明する。
図1は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。
図1では、実施形態に係る決定処理が決定装置100により実行される例を示す。なお、実施形態に係る商品とは、電子商店街における取引対象の一例である。
【0011】
〔情報処理システムの構成〕
図1の説明に先立って、
図2を用いて決定システム1の構成について説明する。
図2は、実施形態に係る決定システムの構成例を示す図である。
図2に示すように、決定システム1は、決定装置100と、投稿管理サーバ200と、ショッピングサーバ300とが含まれる。決定装置100と、投稿管理サーバ200と、ショッピングサーバ300とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、
図2に示した決定システム1には、複数台の決定装置100や、複数台の投稿管理サーバ200や、複数台のショッピングサーバ300が含まれてもよい。
【0012】
決定装置100は、例えば、PC(Personal Computer)、WS(Work Station)等の情報処理装置であり、投稿管理サーバ200からネットワークNを介して送信されてきた情報に基づいて処理を行う。
【0013】
投稿管理サーバ200は、例えば、PC、WS等の情報処理装置であり、投稿情報の投稿や更新を受け付ける。また、投稿管理サーバ200は、受け付けられた投稿情報を管理する。
【0014】
ショッピングサーバ300は、例えば、PC、WS等の情報処理装置であり、ネットワークNを介して商品情報を配信する。
【0015】
なお、
図2では、決定装置100と投稿管理サーバ200とショッピングサーバ300とは、別装置である場合を示したが、決定装置100と投稿管理サーバ200とショッピングサーバ300とが一体であってもよい。また、決定装置100と投稿管理サーバ200、決定装置100とショッピングサーバ300、又は投稿管理サーバ200とショッピングサーバ300とが一体であってもよい。また、決定装置100と投稿管理サーバ200とショッピングサーバ300とは、それぞれ同一とみなされる管理者によって管理されていてもよい。
【0016】
図1の説明に戻る前に、実施形態に係る決定処理と従来技術との対比について説明する。従来、各種商品やサービス等の取引対象を示す画像から抽出されたキーワードタグ又は特徴量といったメタデータを、取引対象の販売情報に付与して取引対象データベースに保存する技術が知られていた。しかしながら、上記の従来技術では、画像に撮影された撮影対象を示すテキストをメタデータとして付与しているに過ぎないため、適切なメタデータを付与することができるとは限らなかった。
【0017】
実施形態に係る決定装置100は、投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得する取得部と、取得部により取得された関連性情報に基づいて、電子商店街における取引対象のタグ情報を決定する決定部とを備えたことを特徴とする。このように、決定装置100は、複数のオブジェクト間の関連性情報に基づいてタグ情報を決定するため、適切なメタデータを付与することができる。なお、実施形態に係るタグ情報とは、インターネット上で対象を検索する際に一般的に用いられるタグ(例えば、キーワードタグなど)である。また、実施形態に係る投稿情報とは、インターネット上(又は、所定のウェブサイト上)に投稿された投稿情報である。例えば、実施形態に係る投稿情報とは、ソーシャルネットワーキングサービスやブログにおいて投稿された投稿情報である。
【0018】
以下、
図1を用いて、決定処理の一例を説明する。投稿管理サーバ200は、投稿情報を決定装置100に送信する(ステップS101)。
図1では、投稿管理サーバ200は、投稿情報の一例である投稿ページC200を送信する例を示す。なお、投稿ページC200は、投稿者U1により投稿された投稿情報であるものとする。例えば、投稿ページC200は、投稿者U1が管理するTwitter(登録商標)のアカウント上に投稿された投稿情報である。
【0019】
決定装置100は、取得した投稿情報から複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を生成する(ステップS102)。ここで、関連性情報とは、例えばオブジェクトに関するキーワードタグや特徴量により示される情報である。また、複数のオブジェクト間の関連性とは、例えば投稿情報に含まれる複数の情報の関連性である。なお、オブジェクトとは、画像情報により示される対象であってもよいし、文字情報により示される対象であってもよい。
図1に示す例では、決定装置100は、投稿ページC200に含まれる画像情報から、「浴衣、花火、草履」といった関連性情報を抽出する。なお、決定装置100は、投稿ページC200に含まれる文字情報から、Twitter(登録商標)やFacebook(登録商標)等において利用されるハッシュタグに基づいて、関連性情報を生成してもよい。
図1に示す例では、決定装置100は、「夏祭り、花火、カメラ女子」といった関連性情報を生成してもよい。
【0020】
なお、画像や投稿されたテキスト等といった投稿情報から関連性を推定するオブジェクトとして特定されるオブジェクトは、任意の種別のオブジェクトでよい。すなわち、決定装置100は、画像に撮影されたオブジェクトやテキストが示すオブジェクト等、投稿情報と何らかの共起性を有する物体や事象等をオブジェクトとしてもよい。例えば、決定装置100は、食品や服飾等といった取引対象、ダンスやポーズ等の動作、床屋やパン屋等といった店舗、音楽配信サービス等の各種サービス、天候、風景、場所等をオブジェクトとしてもよい。また、決定装置100は、人物をオブジェクトとして特定してもよい。例えば、決定装置100は、著名な俳優が所定のワンピースを着用している写真から、著名な俳優の名前とワンピースを示す情報とを対応付けた関連性情報を生成してもよい。すなわち、決定装置100は、投稿情報が示す物体や事象を特定することができるのであれば、任意の物体や事象をオブジェクトとして特定して良い。
【0021】
決定装置100は、生成された関連性情報を取得する(ステップS103)。なお、決定装置100は、ステップS102の処理が投稿管理サーバ200で実行されることにより、投稿管理サーバ200で生成された関連性情報を取得してもよい。
図1に示す例では、決定装置100は、関連性情報RIN1を取得する。なお、関連性情報RIN1には、「浴衣」を示す情報RIN11と、「花火」を示す情報RIN12と、「草履」を示す情報RIN13とが含まれる。
【0022】
決定装置100は、取得された関連性情報に基づいて商品のタグを示すタグ情報を決定する(ステップS104)。決定装置100は、商品情報に含まれるタグ情報と、関連性情報とに基づいて、タグ情報を更新する。なお、決定装置100は、ステップS104の処理のために、商品情報に含まれるタグ情報をショッピングサーバ300から取得してもよい。
図1に示す例では、決定装置100は、商品情報の一例である商品ページC300に含まれるタグ情報TG31と、関連性情報RIN1とに基づいて、タグ情報TG31に更新されるタグ情報を決定する。
【0023】
図1の例を用いると、決定装置100は、例えば、浴衣と、花火と、草履とをオブジェクトとして含む画像が所定の回数以上まとめて撮影されている場合、オブジェクト間に関連性があると推定する。そして、決定装置100は、対応する所定の商品情報(例えば、商品ページC300)に「浴衣、花火」のタグ情報が付与されている場合には、所定の商品情報に対して、新たに「草履」のタグ情報を付与すると決定する。このように、決定装置100は、取引対象(
図1では、ちょうちんセット)と対応するオブジェクト(例えば、浴衣や花火)と所定の関連性を有するオブジェクト(例えば、草履)を示すタグ情報を取引対象に付与するタグ情報として決定してもよい。
【0024】
決定装置100は、決定した情報である決定情報をショッピングサーバ300に送信する(ステップS105)。そして、ショッピングサーバ300は、取得した決定情報に基づいて商品情報を更新する。
図1に示す例では、決定装置100は、関連性情報RIN1に含まれる情報RIN13をタグ情報TG31に追加する旨の決定情報を送信する。
【0025】
以下、
図1の例を用いて、投稿情報の一例である投稿ページC200について説明する。
図1の例では、投稿ページC200は、投稿者U1により投稿された投稿情報である。例えば、投稿ページC200は、投稿者U1が利用する情報処理装置(例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等)を用いて投稿された投稿情報である。
図1に示す例においては、投稿者U1が利用する情報処理装置がノート型PCである場合を示す。
【0026】
図1では、投稿ページC200には、画像情報IM21とテキスト情報TX21とが含まれる。なお、
図1の投稿ページC200に含まれる情報は一例である。例えば、投稿ページC200には、画像情報IM21とテキスト情報TX21のどちらか一方が含まれていてもよい。
【0027】
画像情報IM21は、浴衣を着た人が手持ち花火をしている画像を示す。
図1では、決定装置100は、画像解析に基づいて画像情報IM21からオブジェクトを特定する例を示す。例えば、決定装置100は、画像情報から所定の閾値以上の特徴量を有する領域の範囲を特定する。
図1のオブジェクトOB21乃至オブジェクトOB23は、画像情報IM21のうち、例えば所定の閾値以上の特徴量を有する領域の範囲を示す。決定装置100は、各々の領域の範囲に示される画像情報に基づいて各々のオブジェクトを特定する。
図1に示す例では、決定装置100は、オブジェクトOB21に含まれる画像情報に基づいて画像情報IM21に「浴衣」が含まれることを特定する。また、決定装置100は、オブジェクトOB22に含まれる画像情報に基づいて画像情報IM21に「花火」が含まれることを特定する。また、決定装置100は、オブジェクトOB23に含まれる画像情報に基づいて画像情報IM21に「草履」が含まれることを特定する。そして、決定装置100は、特定された各々のオブジェクトに基づいて関連性情報を生成する。
【0028】
なお、決定装置100は、特定された領域の範囲に含まれる画像情報のうち所定のオブジェクトが有する画像情報を除外することにより、オブジェクトを特定してもよい。この場合、決定装置100は、所定のオブジェクトが有する画像情報を除外する除外条件の設定を予め受け付けてもよい。例えば、オブジェクトOB23には、浴衣を着た人が履いている草履の画像情報と共に、浴衣を着た人の足部の画像情報が含まれる。決定装置100は、予め定められた除外条件に基づいて、浴衣を着た人の足部の画像情報を除外することにより、草履の画像情報のみを特定してもよい。
【0029】
続いて、
図1を用いて、商品情報の一例である商品ページC300について説明する。商品ページC300は、商品名が「ちょうちんセット」である商品を提供する商品情報である。
図1では、商品ページC300には、画像情報IM31と商品説明IF31とタグ情報TG31とが含まれる。なお、
図1の商品ページC300に含まれる情報は一例である。例えば、商品ページC300には、画像情報IM31とタグ情報TG31のみが含まれていてもよい。例えば、商品ページC300には、「お気に入りに入れる」や「カートに入れる」などの選択を受け付ける情報が含まれていてもよい。
【0030】
画像情報IM31は、商品ページC300で取引可能な商品の画像を示す。商品説明IF31は、商品ページC300で取引可能な商品の説明を示す。言い替えると、商品説明IF31は、画像情報IM31により示される商品の説明を示す。タグ情報TG31は、商品ページC300で取引可能な商品のタグを示す。ここで、タグ情報TG31により示されるタグとは、電子商店街に含まれる商品の中から所定の商品を検索する際に用いられるキーワードタグであってもよい。なお、
図1に示す例では、電子商店街に含まれる商品とは、ショッピングサーバ300に記憶された商品である。
図1では、タグ情報TG31に「花火」や「浴衣」といったタグ情報が含まれる例を示す。この場合には、「花火」や「浴衣」といったタグ情報に基づいて、商品ページC300で取引可能な商品が検索される。
【0031】
続いて、
図1を用いて、実施形態に係る決定処理について説明する。決定装置100は、取得された関連性情報と、商品情報に含まれるタグ情報とに基づいて、商品情報に含まれるタグ情報を更新する。
図1では、決定装置100は、投稿ページC200に基づいて生成された関連性情報RIN1と商品ページC300に含まれるタグ情報TG31とに基づいて処理を実行する。ここで、関連性情報RIN1と、タグ情報TG31とには、「浴衣」と「花火」を示す情報が含まれる。具体的には、関連性情報RIN1には「浴衣」を示す情報RIN11と「花火」を示す情報RIN12とが含まれるのに対して、タグ情報TG31には「花火」や「浴衣」といったタグ情報が含まれる。このため、
図1では、決定装置100は、関連性情報RIN1に含まれる情報RIN13をタグ情報TG31に追加するか否かを判定する。
【0032】
例えば、決定装置100は、関連性情報RIN1が所定の条件を満たすか否かに基づいて判定する。例えば、決定装置100は、複数の投稿情報から、関連性情報RIN1に含まれる関連性に対応する情報が、所定の回数以上抽出されたか否かに基づいて判定してもよい。例えば、決定装置100は、複数の投稿情報から、関連性情報RIN1に含まれる関連性に対応する情報が、所定の頻度以上抽出されたか否かに基づいて判定してもよい。具体的な例を挙げると、決定装置100は、「浴衣」、「花火」、「草履」といった関連性を含む関連性情報が所定の回数以上抽出された場合には、商品ページC300に含まれるタグ情報TG31を更新すると決定してもよい。
【0033】
なお、
図1では、決定装置100は、投稿情報を取得して、取得した投稿情報から商品に付与するタグ情報を決定する例を示した。例えば、決定装置100は、選択された商品と関連する投稿情報を取得して、選択された商品に付与するタグ情報を決定してもよい。ここで、選択された商品とは、例えば、所定の者によって指定された商品であってもよいし、例えば、コンピュータによってランダムに選択された商品であってもよい。具体的な例を挙げると、例えば
図1に示す商品「ちょうちんセット」が選択された場合、決定装置100は、商品「ちょうちんセット」と関連する投稿情報として、例えば浴衣を着た人が手持ち花火をしている画像を含む投稿情報を取得する。このように、決定装置100は、
取引対象起点(商品を選択して、選択された商品に関する投稿情報を取得して、処理を行う)によって、タグ情報を決定してもよい。このように、決定装置100は、
図1の例のように、投稿情報起点(ランダムに投稿情報を取得して、処理を行う)によって、タグ情報を決定してもよいし、取引対象起点によって、タグ情報を決定してもよい。
【0034】
具体的な処理の一例を以下に説明する。例えば、ショッピングサーバ300は、所定の者による商品の選択を受け付けると、受け付けられた情報を決定装置100に送信する。例えば、ショッピングサーバ300は、商品「ちょうちんセット」が選択された場合、商品「ちょうちんセット」が受け付けられた旨の情報を決定装置100に送信する。この場合、ショッピングサーバ300は、受け付けられた商品「ちょうちんセット」に関する情報を決定装置100に送信する。また、例えば、ショッピングサーバ300は、タグ情報の数(例えば、タグ情報TG31に含まれるタグ情報の数)が所定の閾値以下となる商品が例えばコンピュータにより特定された場合、特定された商品に関する情報を決定装置100に送信してもよい。
【0035】
そして、決定装置100は、商品「ちょうちんセット」の商品情報に含まれるタグ情報TG31から商品「ちょうちんセット」に付与済みの「浴衣」や「花火」を取得する。そして、決定装置100は、例えば「浴衣」又は「花火」若しくはその両者の情報を有する投稿情報の要求を投稿管理サーバ200に送信する。例えば、決定装置100は、「浴衣」又は「花火」若しくはその両者の画像情報を含む投稿情報の要求を投稿管理サーバ200に送信してもよい。例えば、決定装置100は、「浴衣」又は「花火」若しくはその両者の文字情報(例えば、ツイートタグ)を有する投稿情報の要求を投稿管理サーバ200に送信する。そして、決定装置100は、「浴衣」又は「花火」若しくはその両者の情報を有する投稿情報を収集する。例えば、決定装置100は、商品情報に含まれるタグ情報TG31が示すオブジェクト(
図1では、「浴衣」と「花火」)と同じオブジェクトを有する投稿情報を収集してもよい。例えば、決定装置100は、タグ情報TG31が示すオブジェクトの属性と同じ属性を有するオブジェクト(例えば、タグ情報TG31が示すオブジェクトが「花火」であれば「手持ち花火」)を有する投稿情報を収集してもよい。また、決定装置100は、商品の名称等といった各種商品情報と対応するオブジェクトを示す投稿情報を収集してもよい。
【0036】
そして、決定装置100は、画像解析や言語解析等の所定の処理に基づいて投稿情報に含まれるオブジェクトを特定して、「浴衣」又は「花火」若しくはその両者に関連する関連性情報を特定する。例えば、決定装置100は、複数の投稿情報から特定された関連性情報の共通性から、「浴衣」又は「花火」若しくはその両者との関連性が最も高い関連性情報を特定する。例えば、決定装置100は、収集した投稿情報から、草履に関する情報が最も多く特定された場合(例えば、画像情報からオブジェクトとして草履が最も多く特定された場合)、関連性情報として「草履」(
図1では、情報RIN13)を特定する。すなわち、決定装置100は、商品「ちょうちんセット」のタグ情報TG31に「草履」を追加することを決定する。そして、決定装置100は、決定した関連性情報をショッピングサーバ300に送信してタグ情報TG31を更新する。
【0037】
なお、上記実施形態では、決定装置100は、取引対象の一例として、電子商店街(又は、電子市場)で取引される商品のタグ情報を決定する例を示した。ここで、本願に係る取引対象は、電子商店街で取引される商品でなくても、インターネット上で取引可能な対象であればなんでもよい。例えば、本願に係る取引対象は、レストランやホテル等の予約や、トラベルなどであってもよい。すなわち、実施形態に係る取引とは、購買だけでなく、コンバージョンに結び付くとみなされる取引(例えば、所定の対象に関するコンテンツが閲覧されて、実際に対象の購入や予約に結び付く取引)であればなんでもよい。例えば、決定装置100は、レストランやホテルの予約に関するタグ情報を決定してもよい。
【0038】
〔2.決定装置の構成〕
次に、
図3を用いて、実施形態に係る決定装置100の構成について説明する。
図3は、実施形態に係る決定装置100の構成例を示す図である。
図3に示すように、決定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、決定装置100は、決定装置100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
【0039】
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、投稿管理サーバ200と、ショッピングサーバ300との間で情報の送受信を行う。
【0040】
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
図3に示すように、記憶部120は、投稿情報記憶部121と、ユーザ情報記憶部122と、商品情報記憶部123と、決定情報記憶部124とを有する。
【0041】
投稿情報記憶部121は、投稿管理サーバ200から送信された投稿情報を記憶する。ここで、
図4に、実施形態に係る投稿情報記憶部121の一例を示す。
図4に示すように、投稿情報記憶部121は、「投稿ID」、「ユーザID」、「画像情報」、「テキスト情報」、「投稿日時」といった項目を有する。なお、
図1に示すステップS102の処理が投稿管理サーバ200で実行された場合には、投稿情報記憶部121は、関連性情報を記憶してもよい。
【0042】
「投稿ID」は、取得した投稿情報を識別するための識別情報を示す。「ユーザID」は、投稿情報を投稿したユーザを識別するための識別情報を示す。「画像情報」は、投稿情報として投稿された画像情報を示す。
図4に示す例では、「画像情報」に「画像#1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、画像のコンテンツデータ(静止画像や動画像等)が格納される。もしくは、
図4で示される「画像情報」には、画像のコンテンツが所在するURL(Uniform Resource Locator)、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納されてもよい。「画像情報」には、
図1の例では、画像情報IM21が格納される。「テキスト情報」は、投稿情報として投稿された文字情報を示す。
図4に示す例では、「テキスト情報」に「文字#1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、文字情報が格納される。
図1の例では、「テキスト情報」にはテキスト情報TX21が格納される。「投稿日時」は、投稿情報が投稿された日時を示す。
【0043】
ユーザ情報記憶部122は、投稿情報を投稿したユーザのユーザ情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部122は、投稿情報とともに投稿管理サーバ200から送信されたユーザ情報を記憶する。ここで、
図5に、実施形態に係るユーザ情報記憶部122の一例を示す。
図5に示すように、ユーザ情報記憶部122は、「ユーザID」、「ユーザ情報1」、「ユーザ情報2」、「ユーザ情報3」といった項目を有する。
【0044】
「ユーザID」は、投稿情報を投稿したユーザを識別するための識別情報を示す。「ユーザ情報1」乃至「ユーザ情報3」は、投稿情報を投稿したユーザのユーザ情報を示す。例えば、「ユーザ情報1」乃至「ユーザ情報3」には、ユーザの登録名や、ユーザが著名人であるか否かといった情報が記憶される。
図5に示す例では、「ユーザ情報1」に「UU11」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、コンテンツデータが格納される。
【0045】
商品情報記憶部123は、電子商店街で取引される商品に関する商品情報を記憶する。ここで、
図6に、実施形態に係る商品情報記憶部123の一例を示す。
図6に示すように、商品情報記憶部123は、「商品ID」、「商品名」、「カテゴリ」、「商品画像」、「商品説明」、「商品タグ」といった項目を有する。
【0046】
「商品ID」は、電子商店街で取引される商品を識別するための識別情報を示す。「商品名」は、商品の商品名を示す。「カテゴリ」は、商品が属するカテゴリを示す。「商品画像」は、商品の画像情報を示す。
図6に示す例では、「商品画像」に「イメージ#1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、画像のコンテンツデータ(静止画像や動画像等)が格納される。もしくは、
図6で示される「商品画像」には、画像のコンテンツが所在するURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納されてもよい。「商品説明」は、商品の説明情報を示す。
図6では、「商品説明」に「説明#1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、文字情報が格納される。「商品タグ」は、商品のタグ情報を示す。「商品タグ」に「タグ#1」といった概念的な情報が格納される例を示すが、実際には、タグ情報を示すコンテンツデータが格納される。
図1の例では、「商品タグ」には「花火、浴衣」といったタグ情報が格納される。
【0047】
決定情報記憶部124は、決定装置100により決定された決定情報を記憶する。例えば、決定情報記憶部124は、所定の商品情報に対して付与すると決定されたタグ情報を記憶する。ここで、
図7に、実施形態に係る決定情報記憶部124の一例を示す。
図7に示すように、決定情報記憶部124は、「決定ID」、「商品ID」、「商品名」、「決定情報」といった項目を有する。
【0048】
「決定ID」は、決定情報を識別するための識別情報を示す。「商品ID」は、対応する商品又は商品情報を識別するための識別情報を示す。「商品名」は、対応する商品の商品名又は商品情報に記載された商品名を示す。「決定情報」は、所定の商品情報に対して付与すると決定された決定情報を示す。
図7に示す例では、「決定情報」に「決定#1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、コンテンツデータが格納される。
図1の例では、「決定情報」には「草履」といったタグ情報が格納される。
【0049】
(制御部130)
制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、決定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0050】
図3に示すように、制御部130は、収集部131-0と、取得部131と、特定部132と、生成部133と、決定部134と、送信部135とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、
図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
【0051】
(収集部131-0)
収集部131-0は、選択された商品と関連する投稿情報を収集する。例えば、収集部131-0は、商品に関する情報と関連するオブジェクトを示す投稿情報を収集する。例えば、収集部131-0は、所定の者によって指定された商品と関連する投稿情報を収集する。例えば、収集部131-0は、コンピュータによってランダムに選択された商品と関連する投稿情報を収集してもよい。また、収集部131-0は、例えばSNS(Social Networking System)やブログにアップロードされた投稿情報を検索対象として、予め選択された商品と関連する投稿情報を収集する。例えば、収集部131-0は、投稿情報に含まれる画像情報を画像解析することによって、画像情報に含まれるオブジェクトを特定し、特定されたオブジェクトに選択された商品が含まれる投稿情報を収集する。なお、収集部131-0の処理は、取得部131によって実行されてもよいものとする。
【0052】
(取得部131)
取得部131は、投稿管理サーバ200から送信された投稿情報を取得する。また、取得部131は、投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得する。また、取得部131は、複数の投稿情報に基づいて生成された複数の関連性情報を取得する。また、取得部131は、選択された商品と関連する投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得してもよい。また、取得部131は、選択された商品と関連する複数の投稿情報に基づいて生成された複数の関連性情報を取得してもよい。なお、取得部131は、収集部131-0により収集された投稿情報を取得してもよい。また、取得部131は、収集部131-0により収集された投稿情報に基づいて生成された関連性情報を取得してもよい。
【0053】
例えば、取得部131は、投稿情報として、SNS上に投稿された投稿情報に基づいて生成された関連性情報を取得する。例えば、取得部131は、投稿情報として、ブログ上に投稿された投稿情報に基づいて生成された関連性情報を取得する。
【0054】
(特定部132)
特定部132は、取得部131により取得された投稿情報からオブジェクトを特定する。例えば、特定部132は、画像解析に基づいて投稿情報に含まれる画像情報から所定の閾値以上の特徴量を有する領域の範囲を特定する。また、特定部132は、特定された領域の範囲により示される画像情報に基づいてオブジェクトを特定する。なお、特定部132は、予め定められた除外条件に基づいてオブジェクトを特定してもよい。具体的には、特定部132は、特定された領域の範囲により示される画像情報のうち所定のオブジェクトが有する画像情報を除外することにより、オブジェクトを特定してもよい。
【0055】
(生成部133)
生成部133は、取得部131により取得された投稿情報に基づいて、オブジェクト間の関連性を示す関連性情報を生成する。例えば、生成部133は、投稿情報として投稿された画像情報の画像解析に基づいて、オブジェクト間の関連性を示す関連性情報を生成する。また、生成部133は、特定部132によりオブジェクトを特定して、関連性情報を生成してもよい。
【0056】
例えば、生成部133は、同一の画像情報に撮影された複数のオブジェクトが所定の関連性を有する旨を示す関連性情報を生成してもよい。例えば、生成部133は、同一の画像情報に撮影された複数のオブジェクトを特定して、特定した複数のオブジェクトから関連性情報を生成してもよい。
【0057】
例えば、生成部133は、所定の第1オブジェクトと所定の第2オブジェクトとが撮影された画像情報の数が所定の条件を満たす場合に、所定の第1オブジェクトと所定の第2オブジェクトとが関連性を有する旨の関連性情報を生成してもよい。
【0058】
例えば、生成部133は、画像情報に撮影されているオブジェクトと、画像情報とともに投稿された文字情報が示すオブジェクトとが所定の関連性を有する旨を示す関連性情報を生成してもよい。
【0059】
例えば、生成部133は、所定の第1オブジェクトが撮影された画像情報と所定の第2オブジェクトを示す文字情報とを含む投稿情報、もしくは、所定の第1オブジェクトを示す文字情報と第2オブジェクトが撮影された画像情報とを含む投稿情報の数が所定の条件を満たす場合に、所定の第1オブジェクトと所定の第2オブジェクトとが関連性を有する旨の関連性情報を生成してもよい。
【0060】
(決定部134)
決定部134は、電子商店街において取引される商品のタグ情報を決定する。例えば、決定部134は、取得部131により取得された(又は、生成部133により生成された)関連性情報に基づいて、商品のタグ情報を決定する。なお、決定部134は、取得部131において、選択された商品と関連する投稿情報に基づいて関連性情報が取得された場合、選択された商品のタグ情報を決定してもよい。また、例えば、決定部134は、関連性情報から、商品と対応する第1オブジェクトと所定の関連性を有する第2オブジェクトを示すタグ情報を商品に付与するタグ情報と決定してもよい。なお、決定部134は、電子商店街において取引される商品のタグ情報を更新してもよい。例えば、決定部134は、取得部131において、収集部131-0により収集された投稿情報に基づいて生成された関連性情報を取得した場合、予め選択された取引対象のタグ情報を更新してもよい。
【0061】
また、決定部134は、取得部131により複数の関連性情報が取得された場合(又は、生成部133により複数の関連性情報が生成された場合)には、複数の関連性情報のうち、所定のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報の数が所定の条件を満たす複数の関連性情報に基づいてタグ情報を決定してもよい。例えば、決定部134は、複数の投稿情報から、生成部133により生成された関連性情報に対応する情報が、所定の条件を満たすか否かを判定して決定してもよい。
【0062】
(送信部135)
送信部135は、決定部134による決定情報をショッピングサーバ300に送信する。例えば、送信部135は、所定の商品に付与するタグ情報を送信する。
【0063】
〔3.投稿管理サーバの構成〕
次に、
図8を用いて、実施形態に係る投稿管理サーバ200の構成について説明する。
図8は、実施形態に係る投稿管理サーバ200の構成例を示す図である。
図8に示すように、投稿管理サーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。なお、投稿管理サーバ200は、投稿管理サーバ200の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
【0064】
(通信部210)
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、決定装置100と、ショッピングサーバ300との間で情報の送受信を行う。
【0065】
(記憶部220)
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
図8に示すように、記憶部220は、投稿情報記憶部221と、ユーザ情報記憶部222とを有する。
【0066】
投稿情報記憶部221は、所定のウェブサイト上に投稿された投稿情報を記憶する。投稿情報記憶部221には、
図4に示す投稿情報記憶部121と同様の情報が格納される。
【0067】
ユーザ情報記憶部222は、投稿情報を投稿したユーザのユーザ情報を記憶する。ユーザ情報記憶部222には、
図5に示すユーザ情報記憶部122と同様の情報が格納される。
【0068】
(制御部230)
制御部230は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、投稿管理サーバ200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
【0069】
図8に示すように、制御部230は、受信部231と、送信部232とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、
図8に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
【0070】
(受信部231)
受信部231は、投稿された投稿情報を受信する。例えば、受信部231は、投稿者が利用する情報処理装置を介して送信された投稿情報を受信する。また、受信部231は、受信した投稿情報を投稿情報記憶部221に格納する。
【0071】
(送信部232)
送信部232は、受信部231により受信された投稿情報を決定装置100に送信する。また、送信部232は、投稿情報に基づいて生成された関連性情報を決定装置100に送信してもよい。この場合、制御部230は、生成部233を有する。
【0072】
(生成部233)
生成部233は、
図3に示す生成部133と同様の情報処理の作用を実現または実行する。生成部233は、受信部231により受信された投稿情報に基づいて関連性情報を生成する。
【0073】
〔4.ショッピングサーバの構成〕
次に、
図9を用いて、実施形態に係るショッピングサーバ300の構成について説明する。
図9は、実施形態に係るショッピングサーバ300の構成例を示す図である。
図9に示すように、ショッピングサーバ300は、通信部310と、商品情報記憶部320と、制御部330とを有する。なお、ショッピングサーバ300は、ショッピングサーバ300の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
【0074】
(通信部310)
通信部310は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部310は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、決定装置100と、投稿管理サーバ200との間で情報の送受信を行う。
【0075】
(商品情報記憶部320)
商品情報記憶部320は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。商品情報記憶部320は、電子商店街で取引される商品に関する商品情報を記憶する。商品情報記憶部320には、
図6に示す商品情報記憶部123と同様の情報が格納される。
【0076】
(制御部330)
制御部330は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、ショッピングサーバ300内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部330は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
【0077】
図9に示すように、制御部330は、受信部331と、配信部332とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部330の内部構成は、
図9に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
【0078】
(受信部331)
受信部331は、決定装置100から送信された決定情報を受信する。具体的には、受信部331は、決定装置100により決定された決定結果に関する情報を受信する。例えば、受信部331は、決定装置100により決定されたタグ情報を受信する。また、受信部331は、受信した決定情報を商品情報記憶部320に格納する。
【0079】
(配信部332)
配信部332は、電子商店街を利用する利用者からの配信要求に応じて、対応する商品情報を配信する。また、配信部332は、受信部331により受信された決定情報を含む商品情報を配信する。
【0080】
〔5.決定処理のフロー〕
次に、
図10を用いて、実施形態に係る決定システム1による決定処理の手順について説明する。
図10は、実施形態に係る決定システム1による決定処理の手順を示すフローチャートである。
【0081】
図10に示すように、決定装置100は、所定のウェブサービスに投稿された投稿情報を取得する(ステップS201)。決定装置100は、取得した投稿情報から複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を生成する(ステップS202)。決定装置100は、生成した関連性情報に基づいて、電子商店街における商品のタグ情報を決定する(ステップS203)。
【0082】
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る決定装置100は、収集部131-0と、取得部131と、決定部134を有する。収集部131-0は、選択された取引対象と関連する投稿情報を収集する。取得部131は、収集部131-0により収集された投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得する。決定部134は、取得部131により取得された関連性情報に基づいて、選択された取引対象のタグ情報を更新する。
【0083】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、適切なメタデータを付与することができる。
【0084】
また、収集部131-0は、取引対象に関する情報と関連するオブジェクトを示す投稿情報を収集する。
【0085】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、適切なメタデータを付与することができる。
【0086】
また、実施形態に係る決定装置100は、取得部131と、決定部134を有する。取得部131は、投稿情報に基づいて生成された複数のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報を取得する。決定部134は、取得部131により取得された関連性情報に基づいて、電子商店街における取引対象のタグ情報を決定する。
【0087】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、適切なメタデータを付与することができる。
【0088】
また、取得部131は、選択された取引対象と関連する投稿情報に基づいて関連性情報を取得する。また、決定部134は、選択された取引対象のタグ情報を決定する。
【0089】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、適切なメタデータを付与することができる。
【0090】
また、実施形態に係る決定装置100は、投稿情報として投稿された画像の解析結果から、オブジェクト間の関連性を示す関連性情報を生成する生成部133を有する。
【0091】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、画像情報に応じた適切なメタデータを付与することができる。
【0092】
また、生成部133は、同一の画像に撮影された複数のオブジェクトが所定の関連性を有する旨を示す関連性情報を生成する。
【0093】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、画像情報に応じた適切なメタデータを付与することができる。
【0094】
また、生成部133は、所定の第1オブジェクトと所定の第2オブジェクトとが撮影された画像の数が所定の条件を満たす場合は、第1オブジェクトと第2オブジェクトとが関連性を有する旨の関連性情報を生成する。
【0095】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、画像情報に応じた適切なメタデータを付与することができる。
【0096】
また、生成部133は、画像に撮影されているオブジェクトと、画像とともに投稿された文字情報が示すオブジェクトとが所定の関連性を有する旨を示す関連性情報を生成する。
【0097】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、適切なメタデータを付与することができる。
【0098】
また、生成部133は、所定の第1オブジェクトが撮影された画像と所定の第2オブジェクトを示す文字情報とを含む投稿情報、もしくは、第1オブジェクトを示す文字情報と第2オブジェクトが撮影された画像とを含む投稿情報の数が所定の条件を満たす場合は、第1オブジェクトと第2オブジェクトとが関連性を有する旨の関連性情報を生成する。
【0099】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、適切なメタデータを付与することができる。
【0100】
また、決定部134は、関連性情報から、取引対象と対応する第1オブジェクトと所定の関連性を有する第2オブジェクトを示すタグ情報を取引対象に付与するタグ情報とする。
【0101】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、適切なメタデータを付与することができる。
【0102】
また、取得部131は、複数の投稿情報に基づいて生成された複数の関連性情報を取得する。また、決定部134は、取得部131により取得された複数の関連性情報のうち、所定のオブジェクト間の関連性を示す関連性情報の数が所定の条件を満たす複数の関連性情報に基づいてタグ情報を決定する。
【0103】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、適切なメタデータを付与することができる。
【0104】
また、取得部131は、投稿情報として、SNS(Social Networking System)上に投稿された投稿情報に基づいて生成された関連性情報を取得する。
【0105】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、適切なメタデータを付与することができる。
【0106】
また、取得部131は、投稿情報として、ブログ上に投稿された投稿情報に基づいて生成された関連性情報を取得する。
【0107】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、適切なメタデータを付与することができる。
【0108】
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る決定装置100、投稿管理サーバ200およびショッピングサーバ300は、例えば、
図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。
図11は、決定装置100、投稿管理サーバ200およびショッピングサーバ300の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
【0109】
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0110】
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
【0111】
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
【0112】
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
【0113】
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る決定装置100、投稿管理サーバ200およびショッピングサーバ300として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130、230および330の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
【0114】
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0115】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0116】
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0117】
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0118】
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
【符号の説明】
【0119】
1 決定システム
100 決定装置
110 通信部
120 記憶部
121 投稿情報記憶部
122 ユーザ情報記憶部
123 商品情報記憶部
124 決定情報記憶部
131 取得部
132 特定部
133 生成部
134 決定部
135 送信部
200 投稿管理サーバ
210 通信部
220 記憶部
221 投稿情報記憶部
222 ユーザ情報記憶部
230 制御部
231 受信部
232 送信部
233 生成部
300 ショッピングサーバ
310 通信部
320 商品情報記憶部
330 制御部
331 受信部
332 配信部