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概して、生きている昆虫の幼虫を大量に保管すること、特に、幼虫を変質させることなく期間を延ばすこと
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明による保管タンクを概略的に示す。
昆虫の幼虫は、水と一緒にタンク内に保管されてもよい。近年、変質なしで、かつ生産量を最大化しながら、長期間(4日間まで)にわたり、昆虫の幼虫を大量に保管することについて、多くの考えがめぐらされてきた。しかしながら、昆虫の幼虫を保管する際に直面する問題は多くある。例えば、幼虫が死んだときに、幼虫の腸内の酵素が幼虫自体を破壊しないようにする必要がある。したがって、本システムは、この酵素を不活性化するか、または幼虫を、これらが酵素を制御できるように生きたままにしておく必要がある。
生じ得るさらなる問題は、微生物病原体による幼虫の汚染である。というのも、細菌は、幼虫に有害であり得るからである。また、幼虫の高密度または密集化により、保管期間を延ばすために制御する必要のある大量の熱生成が生じる可能性があり、さらに、自重により幼虫がつぶれることに繋がる可能性があるため、高密度での幼虫の保管は避けるべきである。
さらに、幼虫は、代謝的に活動停止されるべきである。そうでなければ、幼虫は、成長するかまたは食物を必要とし得て、互いに共食いすることに繋がる可能性がある。また、保護を可能にするために、したがって連続的な処理流を得るために、大規模な保管設備を使用するべきである。
本発明によると、これらの問題は、一方では、水と幼虫との混合物中の昆虫の幼虫の均一な分布を維持することにより、他方では、特定の温度を維持することにより解決することができる。本発明によると、水と昆虫の幼虫との混合物を撹拌および冷却すると、密集化が回避され、昆虫の幼虫の温度が下がる。
の目的を達成するために、保管タンクが提供される。図1は、本発明による保管タンクの一実施形態を示す。タンク1には、水の注入口10、昆虫の幼虫の注入口15、水および昆虫の幼虫の排出路20が設けられている。本発明による保管タンクには、その内容物を撹拌するために、モータ51により駆動される撹拌機構50がさらに設けられている。図1に示される実施形態では、水および幼虫のための別々の注入口が設けられている。代替実施形態によると、所望の比を有する水と幼虫との混合物を、タンクの外側で調製し、単一の注入口を介してタンクに導入してもよい。同様に、幼虫および水のための別々の排出口が設けられていてもよい。この場合、水の排出口には、幼虫が排水路の開口部を通ってタンクから出ないことを確実にするための分離手段を備えるべきである。分離手段は、例えば、取り外しも可能な格子または他の種類の濾過手段であり得る。他方で、幼虫は、相応量の水と一緒に抜き取られ得る。抜き取り後に、幼虫を均一化して、幼虫が処理に送られることによるパイプの詰まりを防止する必要がある。
水の注入口10を通って供給される水は、保管タンク1内の昆虫の幼虫の注入口15を通って供給される昆虫の幼虫と混合される。それにより、昆虫の幼虫は、水温に応じた温度に冷却される。図1は、タンクの内容物を冷却するために使用され得る、保管タンクの外部表面に配置された冷却手段40を示す。タンク内の水と幼虫との混合物の温度を維持するために、所望の温度の連続的な冷却水流が、タンクを通って流れることができる。水温を15℃未満に維持すると、昆虫の幼虫は、代謝的に活動性ではないため、食物を必要とせず、先に説明されるような問題を避ける。したがって、温度を15℃未満に維持することにより、昆虫の幼虫の劣化を大幅に防止することができる。温度を7℃未満に維持することにより、微生物病原体の増殖がさらに阻止される。(重量での)昆虫の幼虫に対する水の好ましい比は、30:70~80:20の間にあり、言い換えると、混合物中の水の量は、総重量の30~80%であるべきである。より好ましくは、重量で50%の水および50%の昆虫の幼虫の量が維持される。
さらなる利点としては、昆虫の幼虫を水中に保管することにより、これらが浮くので、それらの有効重量が減少し、したがって、高密度により幼虫がつぶれることを回避することができる。
昆虫の幼虫が密集し始めると、幼虫の集団のコアが暖かいままである可能性があるため、高温部分が生じる可能性があり、これは、保管期間を延ばすという目的に反する。昆虫の幼虫が詰まり、完全に冷却するのがより困難な密集部を発達させるのを防止するために、撹拌機構50は、昆虫の幼虫に損傷を与えることなくまたはこれに害を及ぼすことなく、水と昆虫の幼虫との混合物を撹拌する。昆虫の幼虫が完全に冷却され、代謝的に活動停止されると、これらは、熱の生成を停止し、水と昆虫の幼虫との混合物の撹拌は不要になる。
水と昆虫の幼虫との均一な混合物を生成することのさらなる利点は、昆虫の幼虫を抜き取ることがはるかに容易であることである。具体的には、図1に示される実施形態では、水と幼虫との混合物は、下流の処理に向けて、配管20を通って排出口30へと、タンクから抜き取られる。
保管タンクは、昆虫の幼虫を保護することができるように、かつ連続的な処理流を得るのに十分な量の幼虫を蓄積することができるように、大きいことが好ましい。保管タンクは、必要な床面積を最小限に抑えるために垂直に整列されることが好ましいが、例えばトラックなどでの輸送のために、水平に整列されてもよい。
本発明は、昆虫の幼虫の大規模な高密度保管を可能にする。幼虫の均一化は、幼虫の密集化による高温部分を回避することを可能にする。また、これにより、下流の処理に向かう幼虫の均一な取り出しが確実になる。
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