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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-21
(45)【発行日】2022-11-30
(54)【発明の名称】掲示板
(51)【国際特許分類】
   G09F 15/00 20060101AFI20221122BHJP
   H01L 51/44 20060101ALI20221122BHJP
   G09F 9/00 20060101ALI20221122BHJP
【FI】
G09F15/00 Z
H01L31/04 120
G09F9/00 347A
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2018178088
(22)【出願日】2018-09-21
(65)【公開番号】P2020052077
(43)【公開日】2020-04-02
【審査請求日】2021-06-21
(73)【特許権者】
【識別番号】000002174
【氏名又は名称】積水化学工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103975
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 拓也
(72)【発明者】
【氏名】森田 健晴
(72)【発明者】
【氏名】宇野 智仁
(72)【発明者】
【氏名】早川 明伸
(72)【発明者】
【氏名】梶間 幹弘
【審査官】小池 俊次
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-004921(JP,A)
【文献】特開2007-248163(JP,A)
【文献】特開平11-143880(JP,A)
【文献】特開2017-152476(JP,A)
【文献】特開平11-296114(JP,A)
【文献】特開2013-117602(JP,A)
【文献】実開昭58-026381(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 15/00
H01L 31/04
G09F 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
掲示板本体と、
上記掲示板本体に配設された電子表示装置と、
上記掲示板本体に配設され且つ上記電子表示装置に供給される電力を発電するための太陽電池と、
無線モジュールと、
上記無線モジュールを介して受信した表示信号が緊急信号を含んでいるか否かを判定し、上記表示信号が上記緊急信号を含んでいる場合、上記表示信号が表示情報を含み且つ上記表示情報が上記電子表示装置に適合している時はこの表示情報を上記電子表示装置に出力する一方、上記表示信号が上記表示情報を含んでいない時又は上記表示信号に含まれる表示情報が上記電子表示装置に適合していない時は、上記掲示板本体に付帯させた補助記憶装置に記憶させた緊急情報を表示情報として上記電子表示装置に出力させる出力手段とを備えており、
上記掲示板本体は、上記太陽電池を配設するための支持部材を有し、上記支持部材の背面には一対の挟持部材が蝶番によって回動自在に配設されていると共に、ボルト、ナットによって、上記一対の挟持部材を上記支持部材に締め付けることによって、上記太陽電池の両端部のそれぞれが挟持されて、上記支持部材上に上記太陽電池が配設、固定されていることを特徴とする掲示板。
【請求項2】
太陽電池がフレキシブル太陽電池であることを特徴とする請求項1に記載の掲示板。
【請求項3】
太陽電池は、フレキシブル基材と、透明電極と、光電変換層とが積層一体化されてなるフレキシブル太陽電池であることを特徴とする請求項1に記載の掲示板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、掲示板に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、地方公共団体や自治会などが、行事及びゴミの回収日などの情報を住民に告知するために、掲示板を道路脇、公園などに設けられた遊歩道の脇に配設している。特許文献1に開示された掲示板のように、従来の掲示板は、必要事項が記載された掲示物を掲示板の表示部に固定することによって、表示物に掲示板に掲載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実用新案登録第3119948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の掲示板は、上述の通り、予め所定事項が記載された掲示物を表示部に画鋲などを用いて固定させるものであるため、掲示物の交換にあたって掲示板が配設されている場所まで出向く必要があり、面倒であるという問題点を有する。
【0005】
更に、災害時などの有事において、避難場所や避難指示などの必要な情報を直ちに人々に告知する必要があるが、有事においては混乱が生じていると共に、地方公共団体などもその他の業務に追われ、掲示板の設置場所に出向いて必要な情報が掲載された掲示物に遅滞なく交換することは事実上、難しいという問題点を有する。
【0006】
本発明は、必要な情報を掲示板に迅速に且つ容易に掲載することができる掲示板を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の掲示板は、
掲示板本体と、
上記掲示板本体に配設された電子表示装置と、
上記掲示板本体に配設され且つ上記電子表示装置に供給される電力を発電するための太陽電池と、
無線モジュールとを備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の掲示板は、上述の如き構成を有しているので、太陽電池にて発電された電力を利用して電子表示装置を駆動させることができ、電源設備のない場所にも設置することが可能である。特に、災害などの有事などにおいて、電源設備が機能しない場合にあっても、電子表示装置に必要な情報を表示させることができる。
【0009】
更に、本発明の掲示板は、無線モジュールを備えていることから、遠隔操作によって電子表示装置に表示させる情報を容易に変更することができ、必要な情報を迅速に掲示板に掲載することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の掲示板を示した斜視図である。
図2図1の掲示板の断面図である。
図3】本発明の掲示板のハードウエア構成を示した図である。
図4】本発明の掲示板の動作を示したフローチャートである。
図5】太陽電池の固定手段の一例を示した水平方向の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の掲示板Aの一例を図面を参照しながら説明する。本発明の掲示板Aは、掲示板本体1と、掲示板本体1に配設された電子表示装置2と、掲示板本体1に配設された太陽電池3と、無線モジュール(図1及び図2においては図示せず)とを備えている。
【0012】
掲示板本体1は、構造物の床面や路上などに配設、固定させることができればよい。例えば、図1及び図2に示したように、掲示板本体1は、一対の脚部材11、11と、これら脚部材11、11間に配設された支持部材12とを有している。なお、図1において、後述する挟持部材121は省略した。
【0013】
掲示板本体1の支持部材12の前面には電子表示装置2が一体的に設けられている。図1及び図2においては、1個の電子表示装置2が設けられた場合を示したが、複数個の電子表示装置2が設けられていてもよい。電子表示装置2としては、情報を表示することができればよく、汎用の電子表示装置が用いられる。電子表示装置2としては、例えば、液晶表示装置、有機EL表示装置、電子ペーパー(E ink)(例えば、ツイストボール方式、電気泳動方式など)などが挙げられ、電力の供給を停止しても情報を表示し続けることができると共に、何度でも簡単に且つ瞬時に情報を書き換えることができるので、電子ペーパーが好ましい。
【0014】
なお、電子ペーパーは、紙と同様に扱える薄く軽量のシートに電子的に情報を表示することができる表示装置である。電子ペーパーとしては、例えば、二枚の合成樹脂フィルムの間にマイクロカプセル化した液晶表示材料と光導電材料とを挟んで、表裏の透明電極に電圧を印可しながら光を照射して光導電材料の抵抗を変化させ、液晶への分圧を制御して情報を表示させる構成を有する電子ペーパーなどが挙げられる。
【0015】
掲示板本体1の支持部材12の背面には、1個又は複数個の太陽電池3が一体的に配設され、太陽電池3は電子表示装置2に電気的に接続されており、太陽電池3にて発電された電力は、電子表示装置2に供給され、電子表示装置2が駆動し、必要な情報が電子表示装置2に表示される。
【0016】
一方、太陽電池3には、リチウムイオン二次電池などの二次電池9が接続されていてもよく、太陽電池3にて発電された電力量が、電子表示装置2の駆動に必要な電力量を上回った場合は、太陽電池3が発電できない夜間に電子表示装置2を駆動するための電力として二次電池9に蓄電してもよい。
【0017】
太陽電池3としては、太陽光の入射によって発電することができればよい。太陽電池としては、特に限定されず、例えば、色素増感太陽電池、ペロブスカイト型太陽電池などのフレキシブル太陽電池、多結晶シリコン素子を多数板状に成形したパネルを有するシリコン系太陽電池(アモルファスSi太陽電池)などが挙げられ、発電効率に優れており、太陽光の入射面を垂直に配設しても電子表示装置を駆動可能な程度の電力を発電することができるので、フレキシブル太陽電池が好ましく、ペロブスカイト型太陽電池がより好ましい。
【0018】
ペロブスカイト型太陽電池としては、特に限定されず、例えば、フレキシブル基材と、透明電極と、光電変換層と、透明電極と、フレキシブル基材とがこの順序で積層一体化されてなる太陽電池などが挙げられる。フレキシブル基材としては、例えば、耐熱性ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂及びポリイミドなどの耐熱高分子材料、薄膜金属基材などが挙げられる。透明なフレキシブル基材を用いる場合、透明電極を構成する材料としては特に限定されず、例えば、CuI、ITO(インジウムスズ酸化物)、SnO2、AZO(アルミニウム亜鉛酸化物)、IZO(インジウム亜鉛酸化物)、GZO(ガリウム亜鉛酸化物)などの導電性透明材料や、導電性透明ポリマーなどが挙げられる。光電変換層は、例えば、一般式R-M-X3(但し、Rは有機分子、Mは金属原子、Xはハロゲン原子又はカルコゲン原子である。)で表される有機無機ペロブスカイト化合物を含むものが挙げられる。光電変換層に有機無機ペロブスカイト化合物を用いることにより、太陽電池の光電変換効率を向上させることができる。Rは、ClNmHn(l、m、nはいずれも正の整数)で示されることが好ましい。Mとしては、例えば、鉛、スズ、亜鉛、チタン、アンチモン、ビスマス、ニッケル、鉄、コバルト、銀、銅、ガリウム、ゲルマニウム、マグネシウム、カルシウム、インジウム、アルミニウム、マンガン、クロム、モリブデン、ユーロピウム等が挙げられる。Xとしては、ハロゲン原子又はカルコゲン原子であり、例えば、塩素、臭素、ヨウ素、硫黄、セレンなどが挙げられる。なお、ペロブスカイト型太陽電池の光電変換層における日光の入射面とは反対側の面に積層されている透明電極及びフレキシブル基材として、アルミニウム箔及びステンレス箔などの金属箔を用いてもよい。この場合、金属箔は、電極及びフレキシブル基材の双方の作用を奏する。金属箔の外面は絶縁処理が施される。
【0019】
支持部材12の背面に太陽電池3を配設、固定させる方法は特に限定されない。例えば、図5に示したように、支持部材12の背面に太陽電池3の左右方向の幅寸法よりも若干広い間隔でもって挟持部材121、121を配設し、挟持部材121、121とこれに対向する支持部材12とによって太陽電池3の両端部を挟持することにより、支持部材12の背面に太陽電池3を配設、固定する構造が好ましい。
【0020】
具体的には、支持部材12の背面には、太陽電池3の左右方向の幅寸法よりも若干広い間隔でもって挟持部材121、121が配設されている。挟持部材121、121は、これに対向する支持部材12の背面とによって太陽電池3の左右方向の端部を一部又は上下方向の全長に亘って挟持する挟持部121a、121aと、この挟持部121a、121aの外端の全長から支持部材12側に向かって直角に突設されたフランジ部121b、121bとを有している。
【0021】
そして、挟持部材121、121のフランジ部121b、121bの外端部と支持部材12とを複数箇所にて蝶番12aによって連結しており、挟持部材121、121は、蝶番12aを中心にして回動自在(開閉自在)に支持部材12上に一体的に配設されている。挟持部材121、121の挟持部121a、121aとこれに対向する支持部材12の背面との間には上下方向に太陽電池3の端部を挿入可能な縦溝12d、12dが形成されている。
【0022】
支持部材12の背面には、支持部材12の背面上に配設される太陽電池3と干渉しない位置にボルト12b、12bが突設されている一方、挟持部材121、121の挟持部121a、121aには、挟持部材121、121を閉じた状態においてボルト12b、12bに対応させた位置に、ボルト12b、12bが挿通可能な貫通孔(図示せず)が形成されている。
【0023】
挟持部材121、121の挟持部121a、121aとこれに対向する支持部材12の背面との間に形成された縦溝内に太陽電池3の両端部のそれぞれを配設し、挟持部材121、121の貫通孔に挿通させたボルト12b、12bにナット12c、12cを螺合させて締め付けることによって、挟持部材121、121の挟持部121a、121aとこれに対向する支持部材12の背面とで太陽電池の両端部を挟持して、太陽電池3を支持部材12の背面に着脱自在に配設することができるように構成されている。
【0024】
上述のように、太陽電池3を支持部材12に全面的に支持させた状態にて支持部材12の背面上に配設、固定させることができるので、太陽電池3がフレキシブル太陽電池であっても安定的に且つ確実に配設することができる。
【0025】
又、何れか一方の挟持部材121の挟持部121aにおける内面には、一対の導電体層(図示せず)が互いに電気的に隔絶された状態に配設されている一方、太陽電池3からはその端部に導電線(図示せず)が引き出されている。そして、太陽電池3の両端部のそれぞれを挟持部材121、121とこれに対向する支持部材12の背面とによって挟持、固定した状態において、太陽電池3から引き出された導電線のそれぞれが、挟持部材121、121の導電体層に電気的に接続した状態となるように構成されている。そして、導電体層のそれぞれにはリード線が電気的に接続されており、これらのリード線は、電子表示装置2に接続され、太陽電池3にて発電された電力が電子表示装置2に供給されるように構成されている。
【0026】
掲示板Aは、図3に示したように、CPU(Central Processing Unit)4と、ROM(Read Only Memory)5と、RAM(Random Access Memory)6と、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)などの補助記憶装置7と、無線モジュール8とを更に備えている。そして、CPU4に、ROM5、RAM6、補助記憶装置7、無線モジュール8及び電子表示装置2が通信可能に接続されている。
【0027】
無線モジュール8とは、他の通信端末と無線データ通信を行なうモジュールであって、ワイファイ(Wi-Fi)(登録商標)やブルートゥース(登録商標)[Bluetooth(登録商標)]、W-CDMA規格、LTE規格、LPWA(Low Power Wide Area)規格などの通常の無線通信方式を実現するためのモジュールである。
【0028】
掲示板Aは、CPU4やROM5上に所定のプログラムを読み込ませることにより、CPU4の制御のもとで電子表示装置2及び無線モジュール8を作動させると共に、RAM6や補助記憶装置7におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
【0029】
掲示板Aの出力手段は、CPU4を備えたものであってROM5などに記憶されているプログラムを実行することで所定の機能を発揮する。
【0030】
掲示板Aは、無線モジュール8によって必要に応じてインターネットなどのネットワークを介して別の通信端末(管理端末)と通信することができる。管理端末としては、掲示板Aを管理する管理者が操作するパソコンや、スマートフォンなどの携帯通信端末などが挙げられる。
【0031】
図4を参照しながら掲示板Aの動作を説明する。掲示板Aの管理者は、管理端末を操作して掲示板Aと通信し、掲示板Aの電子表示装置に表示させるための表示信号を送信する。表示信号は、掲示板Aの電子表示装置2に対応した表示情報を含む。更に、掲示板Aの管理者が、掲示板Aの電子表示装置2に所望の表示情報を至急、表示させたい場合には、表示信号は、緊急事態を示す緊急信号を含む。緊急信号としては、表示信号が緊急信号を保持しているか否かを判別することができればよい。例えば、フラグを設定し、フラグが1である場合を、表示信号が緊急信号を保持しているとし、フラグが0である場合を、表示信号が緊急信号を保持していないとすることなどが挙げられる。
【0032】
掲示板Aにおいて、CPU4が管理端末から送信された表示信号を受信すると、CPU4は、表示信号に緊急信号を含んでいるか否かを判定する(ステップ1)し、緊急信号を含んでいないと判定した場合は、表示信号に表示情報が含まれているか否かを判断する(ステップ2)。表示信号に表示情報が含まれていない場合は、掲示板AのCPU4は、表示情報が含まれていない旨のエラーメッセージを管理端末に送信する(ステップ3)。なお、図4において、「ステップ」は「S」と表記する。
【0033】
一方、表示信号に表示情報が含まれている場合、表示情報が電子表示装置2に適合しているか否かを判断し(ステップ4)、適合していると判断した場合は、表示信号に含まれている表示情報を電子表示装置2に出力し、電子表示装置2に表示情報を表示させる(ステップ5)。一方、表示情報が電子表示装置2に適合していないと判断した場合は、掲示板AのCPU4は、管理端末に、表示情報が電位表示装置2に適合していない旨のエラーメッセージを送信する(ステップ6)。
【0034】
これに対して、CPU4が、表示信号に緊急信号が含まれていると判定した場合、CPU4は、表示信号に表示情報が含まれているか否かを判定する(ステップ7)。表示信号に表示情報が含まれていない場合は、掲示板AのCPU4は、補助記憶装置7に予め記憶させている緊急情報を表示情報として電子表示装置2に出力し、電子表示装置2に表示情報を表示させる(ステップ8)。
【0035】
一方、表示信号に表示情報が含まれている場合、表示情報が電子表示装置2に適合しているか否かを判断し(ステップ9)、適合していると判断した場合は、表示信号に含まれている表示情報を電子表示装置2に出力し、電子表示装置2に表示情報を表示させる(ステップ10)。一方、表示情報が電子表示装置2に適合していないと判断した場合は、補助記憶装置7に予め記憶させている表示情報を電子表示装置2に出力し、電子表示装置2に表示情報を表示させる(ステップ11)。
【0036】
このように、掲示板Aの管理者は、手元の管理端末を操作することによって、掲示板Aへの電子表示装置2の表示情報を所望の表示情報に簡単に且つ瞬時に変更することができ、必要な情報を掲示板Aに掲示することができる。
【0037】
そして、有事などの緊急事態には、掲示板Aの管理者は、緊急事態に必要な情報を含む表示情報を作成して表示信号と共に送信することで、掲示板Aに必要な情報を瞬時に掲示することができる一方、緊急事態のため表示情報を作成することができない場合は、補助記憶装置7に予め記憶させている表示情報を電子表示装置2に表示させることで、掲示板Aに必要な情報を瞬時に掲示することができる。
【符号の説明】
【0038】
1 掲示板本体
2 電子表示装置
3 太陽電池
4 無線モジュール
7 補助記憶装置
8 無線モジュール
11 脚部材
12 支持部材
A 掲示板
図1
図2
図3
図4
図5