技術分野
この発明は、スピーカやマイクロホン等に用いられる電気音響変換器用振動板
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
マイカ等の無機微粒子は繊維との親和性が低いため、特許文献1の振動板のように、コーティング層において熱可塑性樹脂等のコーティング材を用いて無機微粒子を振動板から離れ落ちるのを抑制する場合があるが、樹脂や接着剤等のコーティング材を用いると、振動板の質量が増加して、音圧が低下するという問題がある。また、コーティング材の厚みを均一化するには特許文献1のように中間層を形成する等、工程を追加する必要が生じるため、製造工程が煩雑になるおそれがある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために本発明に係る電気音響変換器用振動板は、セルロースを主とした繊維材料で構成された基材の表層に、当該繊維材料とマイカとセルロースナノファイバとが混在した混在層が形成され、前記混在層の表面は前記セルロースナノファイバの一部で覆われており、前記表面を覆う前記セルロースナノファイバと前記繊維材料との水素結合により前記マイカが前記基材の表層に固着されていることを特徴とする。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
以上のように本発明によれば、コストの増加や製造工程の複雑化を抑制しつつ、振動板としての物性及び音響特性を向上させることができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
(a)本発明の電気音響変換器用振動板の斜視図、及び(b)断面図である。
【図2】
振動板断面の模式図である。
【図3】
振動板断面の200倍の光学顕微鏡写真である。
【図4】
(a)基材表面のパルプとマイカと極短繊維のセルロースナノファイバとが混在した混在層を有する振動板の100倍の走査型電子顕微鏡写真、(b)1000倍の走査型電子顕微鏡写真、(c)10000倍の走査型電子顕微鏡写真である。
【図5】
(a)基材表面のパルプとマイカと極長繊維のセルロースナノファイバとが混在した混在層を有する振動板の100倍の走査型電子顕微鏡写真、(b)1000倍の走査型電子顕微鏡写真、(c)5000倍の走査型電子顕微鏡写真である。
1 電気音響変換器用振動板
10 基材
11 混在層
20 パルプ(繊維材料)
21 セルロースナノファイバ
22 マイカ
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