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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-21
(45)【発行日】2022-11-30
(54)【発明の名称】気密性検査装置
(51)【国際特許分類】
   G01M 3/00 20060101AFI20221122BHJP
【FI】
G01M3/00 Z
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019004158
(22)【出願日】2019-01-15
(65)【公開番号】P2020112465
(43)【公開日】2020-07-27
【審査請求日】2021-12-14
(73)【特許権者】
【識別番号】000241267
【氏名又は名称】株式会社ジェイテクトフルードパワーシステム
(72)【発明者】
【氏名】清水 昭宏
(72)【発明者】
【氏名】小芦 直樹
【審査官】亀澤 智博
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-080965(JP,A)
【文献】特開2010-127688(JP,A)
【文献】特開2017-032434(JP,A)
【文献】特開2005-291924(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01M 3/00 - 3/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
検査対象物を収容する密封構造の容器と、容器内の気体を排気する真空ポンプと、真空ポンプで容器内から排気する気体に含まれている検出対象物を検知するセンサとを備え、真空ポンプで容器内から排気する気体を導入する中継容器を有し、中継容器には導入する気体を分ける二股状のノズルを設け、ノズルは大流量の気体を排気する大流量排気部と大流量より少量の小流量の気体を排気する小流量排気部とを有し、前記センサはノズルの大流量排気部とは対向せずに、ノズルの小流量排気部と対向して中継容器の内部に配置したことを特徴とする気密性検査装置。
【請求項2】
前記容器は直交する二つの面を有する形状に形成し、直交する二つの面に大気を導入する配管をそれぞれ開口したことを特徴とする請求項1に記載の気密性検査装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、密封構造の容器内に検査対象物を収容し、検査対象物の気密性を検査する機密性検査装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の気密性検査装置は、検査対象物を密封構造の容器としての真空チャンバに収容し、真空チャンバと真空ポンプとの間を検査排気配管で接続し、検査排気配管に気体状の検出対象物を検出するセンサを配設し、真空チャンバには検査対象物が内部に滞留するのを防止するファンを有している。そして、真空ポンプを作動して真空チャンバ内の気体を排気し、この気体に含まれている検出対象物の濃度をセンサで検知し、検査対象物の気密性に問題があるか否かを判定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第5942065号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、かかる従来の気密性検査装置では、真空チャンバと真空ポンプとの間を接続する検査排気配管に配設したセンサに、検査排気配管を流れる気体の全量を流通するため、センサは大流量の気体が流通し続けることで、寿命が短くなってしまうという問題点があった。
【0005】
本発明の課題は、検出対象物を検出するセンサの寿命を向上し得る気密性検査装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を達成すべく、本発明は次の手段をとった。即ち、
検査対象物を収容する密封構造の容器と、容器内の気体を排気する真空ポンプと、真空ポンプで容器内から排気する気体に含まれている検出対象物を検知するセンサとを備え、真空ポンプで容器内から排気する気体を導入する中継容器を有し、中継容器には導入する気体を分ける二股状のノズルを設け、ノズルは大流量の気体を排気する大流量排気部と大流量より少量の小流量の気体を排気する小流量排気部とを有し、前記センサはノズルの大流量排気部とは対向せずに、ノズルの小流量排気部と対向して中継容器の内部に配置したことを特徴とする気密性検査装置がそれである。
【0007】
この場合、前記容器は直交する二つの面を有する形状に形成し、直交する二つの面に大気を導入する配管をそれぞれ開口してもよい。
【発明の効果】
【0008】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明は、真空ポンプで容器内から排気する気体を導入する中継容器を有し、中継容器には導入する気体を分ける二股状のノズルを設け、ノズルは大流量の気体を排気する大流量排気部と大流量より少量の小流量の気体を排気する小流量排気部とを有し、センサはノズルの大流量排気部とは対向せずに、ノズルの小流量排気部と対向して中継容器の内部に配置した。このため、センサには、ノズルの小流量排気部から排気する小流量の気体が当たり、大流量の気体を直接当てることなくできるから、センサの寿命を向上することができる。また、真空ポンプで容器内から排気する気体を導入する中継容器を有し、センサは中継容器の内部に配置した。このため、中継容器に導入した気体に含まれている検出対象物を検出するから、検出精度の安定化を図ることができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、検査対象物を収容する密封構造の容器は、直交する二つの面を有する形状に形成し、直交する二つの面に大気を導入する配管をそれぞれ開口した。このため、大気を容器の内部に直交方向から導入できるから、この直交方向から導入する大気で容器の内部を良好に撹拌でき、従来装置の如くファンを設けることなく、検査対象物から漏出した検出対象物を容器内の気体へ均一的に混ぜることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態を示した機密性検査装置の気体回路図である。
図2】一実施形態の正面図である。
図3図2の矢視Aから見た平面図である。
図4】他の実施形態を示した要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
図1ないし図3において、1は気密性検査装置で、容器2A、2B、真空ポンプ3、センサ4、中継容器5等から構成している。容器2A、2Bは2個あり、直交する二つの面を有する略直方体形状で密封構造とし、内部に検査対象物としてのリチウムイオンキャパシタ(図示せず)を収容している。容器2A、2Bは前面に開閉操作自在に扉2C、2Dを有し、扉2C、2Dを開いてリチウムイオンキャパシタを出し入れ自在にしている。真空ポンプ3は、後述詳記する粗検知に用いる2個の大型の真空ポンプ6A、6Bと、精密検知に用いる8個の小型の真空ポンプ7A、7B、7C、7D、7E、7F、7G、7Hとから構成している。センサ4は、粗検知に用いる1個のセンサ8と、精密検知に用いる8個のセンサ9A、9B、9C、9D、9E、9F、9G、9Hとから構成している。
【0012】
気密性検査装置1は4本の支柱1A、1B、1C、1Dを四隅に立設し、支柱1A、1B間を垂直方向に間隙を有して下方から上方に順次4本の横架部材1E、1F、1G、1Hで水平方向に結合し、同様に、支柱1B、1C間を4本の横架部材1J・・・で、支柱1C、1D間を4本の横架部材1K・・・で、支柱1D、1A間を4本の横架部材1L・・・でそれぞれ水平方向に結合し、四方体形状に形成している。そして、気密性検査装置1は、最も下方に位置する4本の横架部材1E・・・で下段部1Mを構成し、下段部1Aの上方に位置する4本の横架部材1F・・・で中段部1Nを構成し、中段部1Nの上方に位置する4本の横架部材1G、1J、1K、1Lで上段部1Pを構成している。
【0013】
下段部1Mには中継容器5と2個の大型の真空ポンプ6A、6Bとを配置している。上段部1Pには1個の容器2Aと4個の小型の真空ポンプ7A、7B、7C、7Dと4個の精密検知に用いるセンサ9A、9B、9C、9Dとを配置している。中段部1Nには上段部1Bと同様に、1個の容器2Bと4個の小型の真空ポンプ7E、7F、7G、7Hと4個の精密検知に用いるセンサ9E、9F、9G、9Hとを配置している。
【0014】
粗検知に用いるセンサ8は中継容器5の内部に配置し、気体に含まれている検出対象物としての電解液の濃度を検知する。詳述するに、中継容器5の内壁面に取付部材9を内部中央に向けて突設し、取付部材9の先端にセンサ8を頭部を上方にして取付けている。10は二股状のノズルで中継容器5の内部に設け、大流量の気体を排気する大口径の大流量排気部10Aと大流量より少量の小流量の気体を排気する小口径の小流量排気部10Bとを有している。小流量排気部10Bはノズル10の先端に備え、センサ8と対向してセンサ8の上方に位置している。大流量排気部10Aはノズル10の根元に備え、センサ8と対向せずにセンサ8の上方に位置している。
【0015】
ノズル10は真空ポンプ6Aの排気側と配管11Aにより、真空ポンプ6Bの排気側と配管11Bによりそれぞれ接続している。真空ポンプ6Aは吸気側を容器2Aと配管12Aにより、容器2Bと配管12Bによりそれぞれ接続している。真空ポンプ6Bは吸気側を容器2Aと配管13Aにより、容器2Bと配管13Bによりそれぞれ接続している。各配管12A、12B、13A、13Bには電磁操作の開閉弁14A、14B、15A、15Bをそれぞれ配設し、各開閉弁14A~15Bは通電により各配管12A~13Bを開き、非通電により各配管12A~13Bを閉じる。
【0016】
精密検知に用いる4個のセンサ9A~9Dは4個の真空ポンプ7A~7Dの排気側と配管16A、16B、16C、16Dにより、精密検知に用いる4個のセンサ9E~9Hは4個の真空ポンプ7E~7Hの排気側と配管16E、16F、16G、16Hによりそれぞれ接続し、気体に含まれている気化した電解液の濃度を検知する。各真空ポンプ7A~7Dは吸気側を容器2Aと配管17A、17B、17C、17Dにより、各真空ポンプ7E~7Hは吸気側を容器2Bと配管17E、17F、17G、17Hによりそれぞれ接続している。
【0017】
各配管17A~17Dには電磁操作の開閉弁18A、18B、18C、18Dをそれぞれ配設し、各開閉弁18A~18Dは通電により各配管17A~17Dを開き、非通電により各配管12A~13Bを閉じる。同様に、各配管17E~17Hには電磁操作の開閉弁18E、18F、18G、18Hをそれぞれ配設し、各開閉弁18E~18Hは通電により各配管17E~17Hを開き、非通電により各配管17E~17Hを閉じる。
【0018】
19Aは大気を容器2Aに導入する大口径の配管で、容器2Aの扉2Cと対向する背面に開口している。19Bは大気を容器2Aに導入する配管19Aより小径の小口径の配管で、容器2Aの背面と直交する上面に開口している。配管19A、19Bは分岐継手20Aにより接続し、分岐継手20Aにはラインフィルタ21Aを接続し、ラインフィルタ21Aを介して大気を導入する。配管19A、19Bには電磁操作の開閉弁22A、22Bをそれぞれ配設し、各開閉弁22A、22Bは通電により各配管19A、19Bを開き、非通電により各配管19A、19Bを閉じる。
【0019】
19Cは大気を容器2Bに導入する大口径の配管で、容器2Bの扉2Dと対向する背面に開口している。19Dは大気を容器2Bに導入する配管19Cより小径の小口径の配管で、容器2Bの背面と直交する上面に開口している。配管19C、19Dは分岐継手20Bにより接続し、分岐継手20Bにはラインフィルタ21Bを接続し、ラインフィルタ21Bを介して大気を導入する。配管19C、19Dには電磁操作の開閉弁22C、22Dをそれぞれ配設し、各開閉弁22C、22Dは通電により各配管19C、19Dを開き、非通電により各配管19C、19Dを閉じる。23A、23Bは各容器2A、2Bの圧力を検知する圧力センサで、各容器2A、2Bの側面に配設している。
【0020】
次に、かかる構成の作動を説明する。
図1ないし図3の状態で、各容器2A、2Bの扉2C、2Dを開いてリチウムイオンキャパシタを各容器2A、2Bの内部に収容し、扉2C、2Dを閉じる。
【0021】
この状態で、開閉弁14A、15Aを通電して配管12A、13Aを開き、大型の真空ポンプ6A、6Bを作動して一方の容器2Aの内部を真空の第1設定値に減圧する。このとき、真空ポンプ6A、6Bから排気する気体に含まれている気化した電解液の濃度を粗検知のセンサ8で検知する。そして、検知した濃度が規定値以内であれば、次の段階に進む。また、検知した濃度が規定値を超えていれば、容器2Aに収容したリチウムイオンキャパシタは不合格品となり、検査を終了する。そして、開閉弁14A、15Aを非通電にして配管12A、13Aを閉じ、真空ポンプ6A、6Bを停止する。
【0022】
次に、開閉弁14B、15Bを通電して配管12B、13Bを開き、真空ポンプ6A、6Bを作動して他方の容器2Bの内部を真空の第1設定値に減圧する。このとき、真空ポンプ6A、6Bから排気する気体に含まれている気化した電解液の濃度を粗検知のセンサ8で検知し、濃度が規定値以内であれば、次の段階に進み、濃度が規定値を超えていれば、容器2Bに収容したリチウムイオンキャパシタは不合格品となり、検査を終了する。そして、開閉弁14B、15Bを非通電にして配管12B、13Bを閉じ、真空ポンプ6A、6Bを停止する。
【0023】
次に、開閉弁22Bを通電して配管19Bを開き、真空の第1設定値に減圧した一方の容器の内部を真空の第2設定値に増圧し、増圧が完了したら開閉弁22Bを閉じる。この後、開閉弁18A~18Dを通電して配管17A~17Dを開き、真空ポンプ7A~7Dを作動して一方の容器2Aの内部を第2設定値から第1設定値に減圧する。このとき、真空ポンプ7A~7Dから排気する気体に含まれている気化した電解液の濃度を精密検知のセンサ9A~9Dで検知し、濃度が規定値以内であればリチウムイオンキャパシタは合格品となり、濃度が規定値を超えていればリチウムイオンキャパシタは不合格品となる。検知が完了したら、開閉弁18A~18Dを閉じ、真空ポンプ7A~7Dを停止する。そして、開閉弁22Aを通電して配管19Aを開き、容器2Aの内部を大気圧まで増圧し、開閉弁22Aを非通電にして配管19Aを閉じる。
【0024】
一方の容器2Aの内部を第2設定値から第1設定値に減圧しているとき、他方の容器2Bは、開閉弁22Dを通電して配管19Dを開き、真空の第2設定値に増圧する。増圧が完了したら開閉弁22Dを閉じる。この後、開閉弁18E~18Hを通電して配管17E~17Hを開き、真空ポンプ7E~7Hを作動して他方の容器2Bの内部を第2設定値から第1設定値に減圧する。このとき、真空ポンプ7E~7Hから排気する気体に含まれている気化した電解液の濃度を精密検知のセンサ9E~9Hで検知し、濃度が規定値以内であればリチウムイオンキャパシタは合格品となり、濃度が規定値を超えていればリチウムイオンキャパシタは不合格品となる。検知が完了したら、開閉弁18E~18Hを閉じ、真空ポンプ7E~7Hを停止する。そして、開閉弁22Cを通電して配管19Cを開き、容器2Bの内部を大気圧まで増圧し、開閉弁22Cを非通電にして配管19Cを閉じる。
【0025】
かかる作動で、真空ポンプ6A、6Bで容器2A、2B内から排気する気体を導入する中継容器5を有し、中継容器5には導入する気体を分ける二股状のノズル10を設け、ノズル10は大流量の気体を排気する大流量排気部10Aと大流量より少量の小流量の気体を排気する小流量排気部10Bとを有し、粗検知のセンサ8はノズル10の大流量排気部10Aとは対向せずに、ノズル10の小流量排気部10Bと対向して中継容器5の内部に配置した。このため、センサ8には、ノズル10の小流量排気部10Bから排気する小流量の気体が当たり、大流量の気体を直接当てることなくできるから、センサ8の寿命を向上することができる。また、真空ポンプ6A、6Bで容器2A、2B内から排気する気体を導入する中継容器5を有し、センサ8は中継容器5の内部に配置した。このため、中継容器5に導入した気体に含まれている気化した電解液をセンサ8で検出するから、検出精度の安定化を図ることができる。
【0026】
また、リチウムイオンキャパシタを収容する密封構造の容器2A、2Bは直交する二つの面を有する略直方体形状に形成し、直交する二つの面としての背面と上面に、大気を導入する配管19A、19Cと19B、19Dをそれぞれ開口した。このため、大気を容器2A、2Bの内部に直交方向から導入できるから、この直交方向から導入する大気で容器2A、2Bの内部を良好に撹拌でき、従来装置の如くファンを設けることなく、リチウムイオンキャパシタから漏出して気化した電解液を容器2A、2B内の気体へ均一的に混ぜることができる。
【0027】
図4は、本発明の他の実施形態を示し、一実施形態と同一個所には同符号を付して説明を省略し、異なる個所についてのみ説明する。
8Aはセンサ8に取付けたカバー部材で、センサ8の検知部8Bを覆っている。10Cはノズル10の小流量排気部で、配管としてカバー部材8Aに接続し、検知部8Bと対向している。10Dはノズル10に配設した可変絞り弁で、小流量排気部10Cを流れる気体の流量を調整自在にしている。8Cはカバー部材8Aに形成した排気孔で、カバー部材8A内部と中継室5内部との間を連通する。
【0028】
作動は、一実施形態と略同様で、この作動において、センサ8の検知部8Bには、ノズル10の小流量排気部10Cからカバー部材8Aの内部に排気する小流量の気体が当たり、大流量の気体を直接当てることなくできるから、センサ8の寿命を向上することができる。そして、カバー部材8A内部の気体は、排気孔8Cから中継室5内部に排気される。また、小流量排気部10Cを流れる気体は可変絞り弁10Dで流量を調整できるため、センサ8の検知部8Bに当てる気体の流量を容易に最適値に設定することができる。
【0029】
なお、前述の各実施形態では、真空ポンプ6A、6B、7A~7D、7E~7Hの排気側にセンサ8、9A~9D、9E~9Hを接続したが、真空ポンプ6A、6B、7A~7D、7E~7Hの吸気側にセンサ8、9A~9D、9E~9Hを接続してもよい。また、内部に検査対象物を収容する密封構造の容器2A、2Bは2個設けたが、1個であったり、3個以上設けてもよい。また、容器2A、2Bは直交する二つの面を有する形状として略直方体形状に形成したが、円柱形状や多角形状であってもよいことは勿論である。
【符号の説明】
【0030】
2A、2B:容器
3、6A、6B、7A、7B、7C、7D、7E、7F、7G、7H:真空ポンプ
4、8、9A、9B、9C、9D、9E、9F、9G、9H:センサ
5:中継容器
10:ノズル
10A:大流量排気部
10B、10C:小流量排気部
図1
図2
図3
図4