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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-22
(45)【発行日】2022-12-01
(54)【発明の名称】無線システムにおける信号伝達構成
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20221124BHJP
   H04W 16/14 20090101ALI20221124BHJP
   H04W 56/00 20090101ALI20221124BHJP
【FI】
H04W72/04 136
H04W16/14
H04W56/00 130
【請求項の数】 7
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2020085269
(22)【出願日】2020-05-14
(62)【分割の表示】P 2018231721の分割
【原出願日】2015-07-20
(65)【公開番号】P2020145715
(43)【公開日】2020-09-10
【審査請求日】2020-05-26
【審判番号】
【審判請求日】2022-02-24
(31)【優先権主張番号】14/451,613
(32)【優先日】2014-08-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】515076873
【氏名又は名称】ノキア テクノロジーズ オサケユイチア
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100117019
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 陽一
(74)【代理人】
【識別番号】100173107
【弁理士】
【氏名又は名称】胡田 尚則
(74)【代理人】
【識別番号】100141162
【弁理士】
【氏名又は名称】森 啓
(72)【発明者】
【氏名】ティモ ルンッティラ
(72)【発明者】
【氏名】クラウス ヒューグル
(72)【発明者】
【氏名】エサ ティーロラ
(72)【発明者】
【氏名】カリ ホーリ
【合議体】
【審判長】中木 努
【審判官】廣川 浩
【審判官】横田 有光
(56)【参考文献】
【文献】特表2013-534395(JP,A)
【文献】国際公開第2011/136266(WO,A1)
【文献】国際公開第2016/006449(WO,A1)
【文献】Broadband Radio Access Networks(BRAN); 5GHz high performance RLAN; Harmonized EN covering the essent,ETSI EN 301 893,V1.7.1,ETSI,2012年6月
【文献】3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Small cell e,3GPP TR 36.872,V12.1.0,3GPP,2013年12月
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B7/24- 7/26
H04W4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ装置によって、ネットワーク・ノードからショート制御信号伝送メッセージを受信するステップであって、前記ショート制御信号伝送メッセージは、基準信号部分および制御信号部分を備える、ステップと、
前記ユーザ装置によって、セル検索、同期、精密時間/周波数トラッキング、ラジオ資源管理測定、ラジオ・リンク・モニタリング、前記基準信号部分に基づくチャネル状態情報報告のうちの少なくとも1つを実行するステップであって
前記基準信号部分は、一次同期信号、二次同期信号、セル固有基準信号、チャネル状態情報基準信号のうちの少なくとも1つを含むディスカバリ信号に存在する信号を備え、
前記制御信号部分は、
セルがオンまたはオフであるか、
現在の各々のサブフレーム、または、次に来るサブフレームのセットが、オンまたはオフであるか、
現在の、または、次に来るラジオ・フレームの時間分割デュプレックスアップリンク・ダウンリンク構成、前記セルがどのオペレーターのネットワークに属しているかを識別するためのPLMNID(Publicland mobile network identifier)、物理報知チャネル(PBCH)による情報、システム情報のうちの少なくとも1つを示す、ステップと、
前記ユーザ装置によって、次に来るサブフレームのうちの1つ以上が、データ通信のために使用されないか否かを含むセル特定情報を決定するステップと、
を含む無線通信の方法。
【請求項2】
前記ショート制御信号伝送メッセージは、50msの観測期間内に5%の最大デューティ・サイクルを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記受信するステップは、5、10、15、20、40、80または160ミリ秒の周期性で、前記ショート制御信号伝送メッセージを受信するステップを含む、請求項1または請求項2に記載の方法。
【請求項4】
少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリと、を備える無線通信のための装置であって、
該少なくとも1つのメモリと、該コンピュータ・プログラム・コードとは、該少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
ショート制御信号伝送メッセージをネットワーク・ノードから受信させ、
前記ショート制御信号伝送メッセージは、基準信号部分および制御信号部分を備えるものであり、
セル検索、同期、精密時間/周波数トラッキング、ラジオ資源管理測定、ラジオ・リンク・モニタリング、前記基準信号部分に基づくチャネル状態情報報告のうちの少なくとも1つを実行させるように構成され、
前記基準信号部分は、一次同期信号、二次同期信号、セル固有基準信号、チャネル状態情報基準信号のうちの少なくとも1つを含むディスカバリ信号に存在する信号を備え、
前記制御信号部分は、
セルが オンまたはオフであるか、
現在の各々のサブフレーム、または、次に来るサブフレームのセットが、オンまたはオフであるか、
現在の、または、次に来るラジオ・フレームの時間分割デュプレックスアップリンク・ダウンリンク構成、
前記セルがどのオペレーターのネットワークに属しているかを識別するためのPLMNID(Publicland mobile network identifier)、
物理報知チャネル(PBCH)による情報、
システム情報
のうちの少なくとも1つを示
次に来るサブフレームのうちの1つ以上が、データ通信のために使用されないか否かを含むセル特定情報を決定する
装置。
【請求項5】
前記ショート制御信号伝送メッセージは、50msの観測期間内に5%の最大デューティ・サイクルを有する、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記少なくとも1つのメモリと、前記コンピュータ・プログラム・コードと、は、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、5、10、15、20、40、80または160ミリ秒の周期性で、前記ショート制御信号伝送メッセージを受信させるように構成される、請求項4または請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記基準信号部分は、ディスカバリ信号に存在する信号を備え、該ディスカバリ信号はチャネル状態情報基準信号を含む、請求項4または請求項5に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明の実施形態は、これらに限られるものではないが、一般に、UTRAN(Universal Mobile Telecommunications System (UMTS) Terrestrial Radio Access Network)、E-UTRAN(Long Term Evolution (LTE) Evolved UTRAN)、LTE-A(LTE-Advanced)や、将来の5G無線アクセス技術など、無線通信ネットワークに関連する。
【背景技術】
【0002】
UTRAN(Universal Mobile Telecommunications System (UMTS) Terrestrial Radio Access Network)は、基地局またはノードB、および、例えば、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(RNC)を含む通信ネットワークを指す。UTRANは、ユーザ装置(UE)とコア・ネットワークとの間の接続を可能にする。RNCは、1つ以上のノードBに対するコントロール機能を提供する。RNCおよびその対応するノードBは、ラジオ・ネットワーク・サブシステム(RNS)と呼ばれる。EUTRAN(拡張UTRAN)の場合には、RNCが存在せず、RNC機能の大部分は、拡張ノードB(eNodeBまたはeNB)に含まれる。
【0003】
LTE(Long Term Evolution)、または、EUTRANは、改善された効率とサービス、低いコスト、および、新規のスペクトルの使用の機会を通したUMTSの改善を指す。特に、LTEは、少なくとも50メガビット/秒(Mbps)のアップリンク・ピーク・レート、および、少なくとも100Mbpsのダウンリンク・ピーク・レートを提供する3GPP標準である。LTEは、20MHzから、下に1.4MHzまでのスケーラブル・キャリア帯域幅をサポートし、FDD(Frequency Division Duplexing)および、TDD(Time Division Duplexing)の両方をサポートする。
【0004】
上述のように、LTEは、また、これは、このキャリアが、所与の帯域幅の上で、より多くのデータ音声サービスを提供することを可能にし、ネットワークにおけるスペクトル効率を改善する。したがって、LTEは、大容量音声サポートに加えて、高速速度データおよびメディア搬送のニーズを満たすために設計される。LTEの長所は、例えば、高スループット、低待ち時間、同一プラットホームにおけるFDD およびTDDサポート、改善されたエンド・ユーザー体験、低オペレーティング・コストの結果となる単純なアーキテクチャなどを含む。
【0005】
3GPP LTEの特定のリリース(例えば、LTEリリース10、LTEリリース11、LTEリリース12、LTEリリース13)は、国際モバイル・テレコミュニケーション(IMT-A)システムに向かって目標が定められている。ここでは、便宜のため単にLTE-Advanced(LTE-A)として参照する。
【0006】
LTE-Aは、3GPP・LTE無線アクセス技術を拡張し、最適化することに向かっている。LTE-Aのゴールは、コストを削減した、より高データ・レートおよび低待ち時間の手段により、大幅に拡張したサービスを提供することである。LTE-Aは、下位互換性を保ちながら、IMT-AdvancedのためのITU-R(the international telecommunication union-radio)要求を満たす、より最適化された無線システムである。LTE-Aのキーとなる特長は、キャリア・アグリゲーションである。それは、2つ以上のLTEキャリアの集積を通して、データ信号速度を上げることを可能にする。
【発明の概要】
【0007】
1つの実施形態は、SCS(short control signaling)メッセージを少なくとも1つのユーザ装置(UE)に送信することを含む方法に向けられたものである。前記SCS(short control signaling)メッセージは、少なくとも、基準信号部分とオプションの制御信号部分を含む。その基準信号部分と制御信号部分とは、独立に構成し、および/または、独立に送信されることができる。基準信号部分は、ユーザ装置(UE)うちの少なくとも1つが、セル検索、同期、精密時間/周波数トラッキング、ラジオ資源管理(RRM)測定、ラジオ・リンク・モニタリング、または、チャネル状態情報(CSI)報告のうちの少なくとも1つを実行することを可能にする基準信号を備えることができる。
【0008】
別の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサと、およびコンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリとを含む装置に向けられたものである。少なくとも1つのメモリとコンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、この装置に、少なくとも、SCS(short control signaling)メッセージを少なくとも1つのユーザ装置(UE)に送信させるように構成される。SCS(short control signaling)メッセージは、少なくとも、基準信号部分およびオプションの制御信号部分を含む。基準信号部分および制御信号部分は、独立に構成し、および/または、独立に送信されることができる。基準信号部分は、ユーザ装置(UE)うちの少なくとも1つが、セル検索、同期、精密時間/周波数トラッキング、ラジオ資源管理(RRM)測定、ラジオ・リンク・モニタリング、または、チャネル状態情報(CSI)報告のうちの少なくとも1つを実行することを可能にする基準信号を備えることができる。
【0009】
別の実施形態は、ユーザ装置(UE)によって、ネットワーク・ノードからSCS(short control signaling)メッセージを受信するステップを含む方法に向けられたものである。SCS(short control signaling)メッセージは、少なくとも、基準信号部分とオプションの制御信号部分を備えることができる。その基準信号部分と制御信号部分とは、独立に構成され、および/または、独立に受信されることができる。基準信号部分は、そのユーザ装置(UE)が、セル検索、同期、精密時間/周波数トラッキング、ラジオ資源管理(RRM)測定、ラジオ・リンク・モニタリング、または、チャネル状態情報(CSI)報告のうちの少なくとも1つを実行することを可能にする基準信号を備えることができる。
【0010】
別の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリとを含む装置に向けられたものである。その少なくとも1つのメモリとコンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、この装置に、少なくとも、ネットワーク・ノードからSCS(short control signaling)メッセージを受信させるように構成される。SCS(short control signaling)メッセージは、少なくとも、基準信号部分およびオプションの制御信号部分を備えることができる。基準信号部分および制御信号部分は、独立に構成され、および/または、独立に受信されることができる。基準信号部分は、前記装置が、セル検索、同期、精密時間/周波数トラッキング、ラジオ資源管理(RRM)測定、ラジオ・リンク・モニタリング、または、チャネル状態情報(CSI)報告のうちの少なくとも1つを実行することを可能にする基準信号を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本願発明の適切な理解のために、添付の図面を参照しなければならない。ここで、
図1図1は、免許不要帯域使用(unlicensed spectrum usage)のためにとっておかれた5GHzの帯域の関連した部分の例を図示する。
図2図2は、欧州連合規則の下でのフレーム・ベース装置オペレーションの例を図示する。
図3図3は、実施形態にしたがうLTEのFDD構造の例を図示する。
図4図4は、実施形態にしたがうTDD構造の例を図示する。
図5a図5aは、実施形態にしたがう制御信号部分を含むSCSの例を図示する。
図5b図5bは、実施形態にしたがう制御信号部分を含むSCSの例を図示する。
図6a図6aは、実施形態にしたがう装置のブロック図を示す。
図6b図6bは、別の実施形態にしたがう装置のブロック図を示す。
図7a図7aは、実施形態にしたがう方法のフローチャートを図示する。
図7b図7bは、別の実施形態にしたがう方法のフローチャートを図示する。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本願発明のコンポーネントは、ここに、一般的に記載され、図において図示されるように、幅広い種々の異なる構成において、構成し、設計することができることはすぐに理解される。このように、以下の詳細な説明は、添付の図において表されるように、LTE、LTE-A、または、LTE-U(LTE免許不要)などの無線システムのための信号伝達構成のためのシステム、方法、装置、および、コンピュータ・プログラム・プロダクトの実施形態は、本願発明の範囲を制限することを意図するものではなく、本願発明の選択された実施形態を、単に、表現するものである。
【0013】
本願明細書を通して、記載される発明の特徴、構造、または、特性は、1つ以上の実施形態における任意の適切な方法において、組み合わせることができる。例えば、「特定の実施形態」、「いくつかの実施形態」のフレーズ、または、他の同様な言葉の使用は、本願明細書を通して、実施形態に関連して記述される特定の特徴、構造、または、特性を、本願発明の1つの少なくとも実施形態において含むことができるという事実を指す。このように、「ある実施形態において」、「いくつかの実施形態において」、「特定の実施形態において」のフレーズ、または、他の同様な言葉、の出現は、本願明細書を通して、全部が、必ずしも実施形態の同じグループを指す必要はない。記載された特徴、構造、または特性は、任意の適切な方法において、1つ以上の実施形態において、組み合わせることができる。
【0014】
加えて、必要に応じて、下記で議論される異なる機能を、互いに、異なる順序で、および/または、並行して実行することができる。更にまた、必要に応じて、記載された機能の1つ以上は、オプションでありえる、または、結合されることができる。このため、以下の記載は単に、本願発明の原理、教示、および、実施形態の例示として考えなれなければならないものであり、それらを制限するものではない。
【0015】
本願発明のある実施形態は、LTE-A( LTE-Advanced)システムに関し、より具体的には、LTE-U(LTE-Unlicensed )のための制御信号伝達構成に向けられたものである。これは、また、LAA(Licensed-Assisted Access)として知られている。いくつかの実施形態が、LBT(listen before talk)要求にしたがいながら、LTE-Uセルへの同期を維持するためにユーザ装置(UE)またはモバイル・デバイスに必要な信号のための伝送フォーマットに向けられたものである。
【0016】
実施形態は、産業、科学、医学(ISM)帯域がサポートされる、5GHzに対して規定された欧州連合規則に基づいたLBT手続きを想定する。図1は、免許不要帯域使用(unlicensed spectrum usage)のためにとっておかれた5GHz帯域の関連した部分の例を図示する。しかしながら、実施形態は、欧州のスペクトル配分、または、欧州連合規則に制限されるものではなく、ある例示的実施形態は、他の司法管轄区域に等しく適用できることに留意する必要がある。
【0017】
いくつかのオペレータは、LTE-U作業の目的および、LTE-Uに関係するメッセージは、
●ライセンス帯域LTEは、免許不要帯域よりも、より良いサービス品質を有し、これは、異なるオペレータ(および技術)によって、共有することができる、
●LTE-Uは、ライセンス帯域の上のLTEに対して相補的であり、LTE-Uは、より以上のライセンス帯域に対する要求にインパクトをあたえない、
●例えば、プライマリ・セル(PCell)がライセンス帯域の上にあるキャリア・アグリゲーションを用いて、ライセンス帯域LTE動作に頼るように、LTE-Uを開発しなければならない、
を含むと考えられる。
【0018】
更にまた、いくつかのオペレータは、LTE-Uは、ダウンリンク・オンリー・オペレーションのみをサポートしなければならない(補助ダウンリンク(SDL))という見解を表明する。時間分割デュプレックス(TDD)オペレーションのためのサポートを、また、考えることができる。
【0019】
LTE-Uは、少なくとも部分的には、次の理由によって、LTEリリース13(Rel-13)に対するトピックの候補と考えられる。
●ライセンス免除帯域の上のLTEは、オペレータの追加的なスペクトル機会を提供する、
●ワイヤレス・データ使用は、指数的に成長しており、オペレータは、ネットワークにおける容量制約に直面している、
●利用可能なライセンス・スペクトルは、限られており、取得するのに非常に高くつくことあり得る、
●WiFiオフローディングが、免許不要スペクトルの利用に対するソリューションとして、しばしば挙げられるが、しかし、LTEは、システムが、ロードがヘビーになったときに、WiFiよりはるかに良く動作することができる。
【0020】
免許不要のキャリアの不必要な伝送は、同一のキャリア周波数の上で動作する他のデバイスまたはアクセス・ポイントと干渉することを避けるために、最小限のレベルに保たれる必要があることは、一般的によく理解されている。一方で、動作することが可能であるために、UEは、いくつかの定義済み信号に基づいて、セルに最初に同期する必要がある。eNodeB(またはLTE-Uアクセス・ポイント)が、LBTなどの規則の要求にしたがうために時々、DL伝送を中止する(すなわち、オン/オフ動作のスイッチングを実行する)必要があることを考えると、UE動作のための2つの代替的な方法を、(1) 非同期オン/オフ動作、および、(2) 同期オン/オフ動作、の同期の視点から識別できる。
【0021】
非同期オン/オフ動作の動作は、セル(すなわち、eNBまたはAP)が、オフになると、UEは、十分に密度が高い基準信号(例えば、セル固有基準信号(CRS:cell-specific reference signal))が不在であるために正確な同期をもはや維持しないことを仮定する。したがって、オフ期間の間に、eNodeBは、(例えば、構成されると発見信号のみが送信されることができるなど)できるだけ少なく送信することができ、それで、干渉を最低限に保ちながら、エネルギー節約を最大にする。このオプションの欠点は、セルが再びオン状態の方に動かされたあとで、セルの同期を再獲得するために要求される時間に関連がある。3GPPにおいて、同期を回復するために、UEに必要とされる時間がどれだけかついてはっきりしたコンセンサスは見えない。しかし、第1の推測見積もりは、キャリア・アグリゲーション(CA)におけるセカンダリ・セル(SCell)アクティブ化に適当な現在の要求から引き出すことができる。これは、最大34msかかる。加えて、オン/オフ標示のための、いくつかの追加的な待ち時間を、同様に考慮する必要がある。これは、非同期オン/オフ動作を、LTE-Uシナリオにおいて、むしろ非実用的にする。ここで、LBTは、チャネルが利用可能であるかをチェックするために、比較的頻繁に実行する必要があり得る。
【0022】
同期オン/オフ動作は、UEが常に同期したままであることを仮定する。この目的のために、同期のために要求される信号(一次同期信号(PSS:primary synchronization signal)/二次同期信号(SSS:secondary synchronization signal))のみならず、時間/周波数トラッキングのために使用される基準信号(例えば、CRS)は、合理的に頻繁に伝送される必要があり得る。新キャリア・タイプ(NCT:new carrier type)の研究による発見は、およそ5-10ミリ秒の周期性が、CRS伝送がこれを達成するために要求されることを示した。これは、eNodeBエネルギー節約/オン/オフ・スイッチングのための可能性をかなり制限し、トランスミッタが、セルにおいてトラフィックがあるか否かを問わず、すべてのサブフレームの10-20%において、同期を容易にするために伝送する必要があるときに、干渉を増加する。一方で、オン/オフ動作の過渡時間は、実際には瞬間的であり、セルは、そのステータスがオン状態に変化させられたあと、直ちにデータを取り扱うことができる。そして、セル・オン/オフ・スイッチングの性能ポテンシャルを、最大にすることができる。LTE-Uシナリオを考慮すると、同期動作は、それが非常に急速な(1msのタイム・スケール)オン/オフ・スイッチングを可能とするので、明確な長所を有する。
【0023】
同期に加えて、また、LTE-Uセルからの測定のラジオ資源管理(RRM)タイプのみならず、定期的に送信された信号は、また、セル・ディスカバリ/検出/識別を可能にする。加えて、UEによる無線リンク・モニタリングのみならず、チャネル状態情報(CSI)計算、および、報告を、サポートすることができる。
【0024】
しかしながら、問題は、セル・ディスカバリ/識別、RRM測定、CSI測定、ラジオ・リンク・モニタリング、および、レギュレータによってセットされるLBT要求に応じている間のUE同期などのうちの少なくとも1つを容易にするために、どのように(基準)信号を、定期的に送信するか、に関連している。
【0025】
異なる地域は、免許不要帯域動作に対して異なる規則の要求を有する。これらは、3GPP寄稿RP-140054(「Review of Regulatory Requirements for Unlicensed Spectrum」)にまとめられる。その規則にもかかわらず、LTEは、免許不要スペクトルにおいて、まだ展開されていない。
【0026】
例えば、EN 301 893は、5GHzの帯域における免許不要帯域に対する欧州連合規則の要求を規定する。それは、動作のモードの2つのタイプを定義する。(1)フレーム・ベース装置、および、(2)ロード・ベース装置、である。フレーム・ベース装置は、送信/受信構造が、直接的にデマンド・ドリブンではないが、固定タイミングを有する、装置である。そして、ロード・ベース装置は、送信/受信構造が、時間的に固定ではないが、デマンド・ドリブンである装置である。いくつかの実施形態において、フレーム・ベース装置は、ロード・ベース装置と比較して、LTE-U動作に対してより適切でありえると仮定されている。しかしながら、本願発明の実施形態は、また、ロード・ベース装置にも適用することができる。
【0027】
図2は、EN 301 893の欧州連合規則の下でのフレーム・ベース装置動作の例を図示する。特に、EN 301 893は、フレーム・ベース装置は、以下の要求に応じなければならないことを示す。
1)動作チャネル上で伝送を開始する前に、装置は、「エネルギー検出」を用いて、クリア・チャネル・アセスメント(CCA)チェックを実行しなければならない。装置は、20μsより少なくないCCA観測時間の期間において、動作チャネルを観測しなければならない。装置によって使用されるCCA観測時間は、製造者によって宣言されなければならない。下記の5)で与えられる電力レベルに対応する、そのチャネルのエネルギー・レベルが閾値を上回るならば、動作チャネルは、占有されていると考えるべきである。装置が動作チャネルがクリアであるとわかるならば、直ちに送信することができる(下記の3))。
2)装置が、動作チャネルが占有されているとわかるならば、それは、次の固定フレーム期間には、そのチャネル上で送信しない。装置は、下記に概説する4.9.2.3節において、それが要求に応ずるとすれば、このチャネル上で、ショート制御信号伝送を続けるのを許される。多重(隣接または非隣接)動作チャネルの上で同時伝送を有する装置に対して、装置は、CCAチェックが、それらのチャネルで全く信号を検出しなかったとすれば、他の動作チャネルの上で伝送を続けるのを許される。
3)所与のチャネルにおいて、そのチャネルの可用性を再評価することのなしで、装置が伝送を有する間の合計時間は、チャネル占有時間として定義される。チャネル占有時間は、1ms-10msの範囲であり、最低アイドル期間は、現在の固定フレーム期間に対して、装置によって使用されるチャネル占有時間の少なくとも5%である。アイドル期間の終わりの方に、装置は、上の1)において記載したように、新規のCCAを実行する。
4)装置は、この装置を意図したパケットの正しい受信と同時に、CCAをスキップすることができ、そして、直ちに、管理と制御フレーム(例えば、ACKとブロックACKフレーム)との伝送を進めることができる。装置によるそのような伝送の連続的なシーケンスは、新規のCCAを実行することなく、上の3)で定められるように、最大チャネル占有時間を上回らない。マルチ・キャストの目的のために、個々のデバイスの(同一のデータ・パケットと関係する)ACK伝送が、一連に起こることが許される。
5)CCAに対するエネルギー検知の閾値は、トランスミッタの最大送信パワー(PH)に比例している。23dBmの実効輻射電力(e.i.r.p.)トランスミッタに対して、CCA閾値レベル(TL)は、レシーバ(0dBi受信アンテナとすると)への入力において-73dBm/MHz以下である。他の送信電力レベルに対して、CCA閾値レベルTLは、次式を用いて計算される。TL=-73dBm/MHz+23-PH(0dBi受信アンテナとdBm e.i.r.p.で特定されるPHとを仮定する)。
【0028】
装置が、ショート制御信号の伝送を続けることを許可する同一の基準は、また、EN 301 893の4.9.2.2におけるロード・ベース装置動作の記載において与えられる。基本的に、ショート制御信号メッセージは、チャネルを感知することなく、あるいは、チャネルが占有されていることが検出された場合であってさえ、送信されることができる。ショート制御信号(SCS)は、EN301 893、第4.9.2.3節において、以下のように、規定される。4.9.2.3 ショート制御信号伝送4.9.2.3.1 定義ショート制御信号伝送は、他の信号の存在のためのチャネルを感知することなく(ACK/NACK信号など)管理または制御フレームを送信するために、前記適応装置によって用いられる伝送である。備考:適応装置は、ショート制御信号伝送を有することができても、できなくてもよい。4.9.2.3.2 制限インプリメントされるならば、適応装置のショート制御信号伝送は、50msの観測期間内に5%の最大デューティ・サイクルを有する。
【0029】
したがって、本願発明の実施形態は、LTE-UにおけるSCS利用のためのフレームワークを提供する。特に、ある実施形態は、(a)LTE-Uセルを発見する、(b)RRM測定を実行する、(c)CSI測定を実行する、または、(d)LTE-Uセルに対して常に、(あるいは、そのように構成さえるときはいつでも)同期を維持するまた、eNodeBは、レギュレータによってセットされるLBT要求に背かないのうちの少なくとも1つをUEが行うことができるように、LTE-Uに対するショート制御信号(SCS)構造を定義する。例示的な実施形態において、SCSは、別々に構成、および/または、送信されることができる2つの部分に分割される。
【0030】
実施形態においては、SCSの第1の部分は、基準信号部分である。SCSの基準信号部分は、UEが、例えば、セル検索、同期、精密時間/周波数トラッキング、RRM測定、ラジオ・リンク・モニタリング、および/または、CSI報告などを実行することを可能にする基準信号を備える。ある実施形態において、これらの基準信号は、ディスカバリ信号に存在する信号を含む。すなわち、PSS/SSS/CRS、および、おそらくCSI-RSである。1つの例示的実施形態において、SCSの基準信号の部分は、LTE Rel. 12ディスカバリ信号に基づいたものであることができる。
【0031】
SCSの第2の部分は、制御信号部分である。その制御信号部分は、CCA手続きなしで送信することができる。これゆえに、eNBのCCAの結果にかかわらず、LTE-Uセルにおいて連続DL制御接続を維持することが可能になる。SCSの制御信号部分は、以下のプロパティのうちの1つ以上を示すことができる。
1.LTE-Uセルがオンであるか、または、オフであるか。言い換えると、UEが、後続するサブフレームにおける基準信号および共通物理チャネルが送信されることを仮定することができるか否か。1つの実施形態において、これは、CCAが成功していたか否かを示すことに等しい。
2.サブフレームの各々が存在するか、または、サブフレームの次に来るセット(ラジオ・フレーム、または、ラジオ・フレームの半分など)が、オンであるか、または、オフであるか。言い換えると、どの後続するサブフレームにおいて、UEが、基準信号および共通物理チャネルが送信されることを仮定することができるか否か。
3.現在の、または、次に来るラジオ・フレームに対するTDD UL-DL構成。
4.LTE-Uセルが、どのオペレータのネットワークに属しているかを識別するためのPLMN ID(Public land mobile network identifier)。
5.キャリア・ドメイン関連情報:-これは、例えば、報知チャネル(PBCH:physical broadcast channel)により、または、システム情報ブロック(SIBs:system information blocks)内で、通常LTEで搬送される情報、すなわち、システム情報などを含む。
【0032】
SCSの制御信号部分は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)フォーマットを用いて送信することができる。例示的実施形態において、SCSの制御信号部分は、1つ以上のダウンリンク制御情報(DCI)メッセージを備える。これらのDCIメッセージのサイズは、DCIフォーマット1Cや0/1Aなど既存のDCIメッセージのサイズと整列することができる。例示的実施形態において、その制御信号部分は、また、例えば、PDCCHの第1のOFDMシンボルにおいて、チャネル占有をできるだけ低く保つために、いくつかの基準信号部分によって使用されるように、同一の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルのなかで伝送することができる。1つの実施形態において、特定のPDCCHサーチ領域を、SCS制御信号部分に対して定義することができる。実施形態にしたがって、制御信号部分の巡回冗長検査(CRC)は、特定のラジオ・ネットワーク一時的識別子(RNTI:radio network temporary identifier)とスクランブルされる。
【0033】
SCSの制御信号部分の存在は、eNBのスケジューリング決定に依存することができ、したがって、その存在は、オプションであり得る。例えば、UEがSCSの制御信号部分を検出しない場合、以下のサブフレームが、データ通信のために利用されず、SCS以外の信号を含まないことを仮定することができる。いくつかの実施形態において、例えば、PLMN IDを含む、あるキャリア・ドメイン関連情報は、必ずしも、基準信号部分と同じ周期で伝送する必要はない。しかし、基準信号部分の任意の他の周期的伝送の場合において、存在するだけである。
【0034】
SCS周期的伝送の第3のプロパティは、例示的実施形態において、例えば、好適な、5、10msまたは20msの周期性を含むことができる。1つの実施形態において、SCSを、ラジオ・フレームのサブフレーム#0、および/または、サブフレーム#5において、伝送することができる。別の実施形態において、SCSは、チャネル予約ウィンドウ(CRW:channel reservation window)の開始において、起こることがあり得る。CRWは、それが再びLBTを実行することを必要とするまで、ネットワークが、である確保/利用するリソース(例えば、サブフレーム)を含むと考えることができる。
【0035】
下記で議論される図3図5は、SCSのいくつかの例を図示する。それは、基準信号、そして、おそらく制御部を含むことができる。上で示したように、1つの実施形態において、基準信号部分は、3GPP Rel-12ディスカバリ信号設計に基づいたものであることができる。図3の例は、単一のサブフレーム(例えば、 #0だけ)に、PSS/SSS/CRSを含むLTEのFDD構造のケースを図示する。TDD構造の場合には、図4の例の図示されるように、基準信号部分は、PSSからわずかに異って見ることができ、SSSは、異なるサブフレームに位置する。
【0036】
図5aと図5bは、制御信号部分が含まれたSCSの例を図示する。図5aおよび図5bの例において表されるように、制御信号部分を第1のOFDMシンボル(すなわち、シンボル#0)にマッピングすることは、LTE-Uセルが送信しているときに、時間インスタンスを最小にすることに関して有益でありえる。
【0037】
例示的実施形態にしたがって、SCSフォーマットは、eNBのCCA/LBT結果にかかわらず、不変のままでありえる。この実施の形態において、これは、SCSによって占められるリソース要素が、他の信号(または目的)によって使用されないことを意味する。
【0038】
実施形態においては、SCSおよび適用されるフレーム・フォーマットの間に接続がある。すべてのUEは、セルにおけるSCS構成を知るようにすることができる。SCSは、(所与のセルにおける)SCS時間インスタンスにおいて、eNBは、Txフェーズであり、すべてのUEは、Rxフェーズであるように設計することができる。例示的実施形態において、LTE-Uセルにおいて動作するとき、いかなるUEも、SCS時間インスタンスの間に、LTE-Uキャリアで送信することは可能ではない。
【0039】
SCS構造を定義するとき、SCSを搬送しているOFDMAシンボルの数を、最小にすることができる。SCSを含んでいるシンボルの部分は、所定の期間(例えば、50ms)にわたって測定したとき、所定の部分(例えば、5%)より小さいか、あるいは、等しい。これゆえに、SCSの制御部は、基準信号部分も搬送するシンボルの上で、好適には送信される(図5上部参照)。
【0040】
実施形態は、セルの(セミ・スタティックな)オン/オフ状態についての情報を伝達することを含むことができる。オフ状態において、LTE-Uセルは、いかなるユーザにも、サービスすることを試行しない。このように、SCSだけが、LTE-Uセルから送信され、eNBは、いかなるCCAをも実行しようと試行することはない。オフ状態において、UEは、SCS部分に含まれたものの他LTE-Uセルからの他の信号の存在を仮定しない。したがって、UEは、いかなる(E)PDCCHをも(ブラインドする)復号化することも、あるいは、いかなるPDSCHを期待することも、どちらも試行することはない。また、周期的SCSを含んでいるもの以外のLTE-Uキャリアのベースバンド・サンプルをつくる必要さえない。
【0041】
オン状態において、LTE-Uセルは、ユーザにサービスすることを試行することができる。このように、CCA期間の間のLBT結果に依存して、eNBは、伝送することができる、または、チャネルが占有されていると考えられるならば、伝送を停止することができる。オン状態において、UE挙動は、チャネル可用性の追加的信号伝達/LTE-Uセル伝送が、SCS制御部分に追加的に含まれるか否かに依存することができる。別の信号伝達が存在するならば、UEは、LTE-Uセルが、次に来るサブフレームの間に送信できる、または、できないかを知っている(CCA結果に依存する)。別の信号伝達/標示が存在しないならば、UEが、LTE-UセルeNBにおいてチャネルが、伝送のために利用可能であるとみなされるかどうかを知ることはない。したがって、UEは、関連したポスト-FFTベースバンド・サンプルをつくり、復調のために関連する基準信号が存在することを仮定して、LTE-Uキャリアの上で盲目的に(E)PDCCHを復号化しようと試みる。さらに、UEは、LTE-Uセル(E)PDCCH上の制御情報に基づく、または、いくつかのレガシー、ライセンス帯域キャリアのクロス・キャリア・スケジューリングを通して、PDSCHアロケーションが存在する場合には、PDSCH復号化のためにBBサンプルを格納することを要求される。
【0042】
実施形態は、サブフレームの現在の、または、次に来るセットにおいて/を使用して送信しているeNBについて情報を伝達することを含むことができる。実施形態において、SCSのコントロールの部分を、サブフレームの現在の、または、次に来るセットにおいて送信する(ことができる)か否か、したがって、UEは、可能なデータに対してセルをモニターし、このサブフレームのセットにおける信号送信を制御することが必要か否かについての情報を伝達するために使用することができる。これは、セルにおいて、eNBのCCA結果をブロードキャストする方法として考えることができる。このタイプのチャネル可用性/利用化の動的信号伝達は、(構成される)チャネル予約ウィンドウ長が、最短サポート/許容SCS周期より長いか、等しい場合において有効であるのみである。
【0043】
実施形態において、「オン」サブフレームが、あらゆるサブフレームの中に存在するCRSを有するものとして特徴づけられる。(代替的に、CRSが、それらのサブフレームの間に存在すると規定することが可能である。)これらは、UE 側においてCSIを測定するために使用することができる(有効なPDCCHは、CSI測定を支援することができる)。1つの実施形態にしたがって、UEは、それらの「オン」サブフレームの間に、(E)PDCCHを復号化することが予期される。
【0044】
実施形態においては、「オフ」サブフレームが、他の信号、または、存在する可能なSCS以外のチャネルを有さないものとして特徴づけられる。この実施の形態において、CSIは、それらの「オフ」サブフレームの間に、測定されない。UEは、それらの「オフ」サブフレームの間に、(E)PDCCHを復号化することを予期されない。「オフ」サブフレームは、eNBのCCAの結果が否定的である場合に、構成することができる。
【0045】
ある実施形態において、2つのタイミング・オプションが、SCSの制御部に対して、識別される。1つのオプションにおいて、SCS制御部がCCA結果を示すならば、SCS制御部を、同じチャネル予約ウィンドウの第1サブフレームにおいて、伝送することができる。
【0046】
第2のオプションにおいて、関連したSCSの周期性は、設定可能にすることができる。それは、周期性を減少することを可能にし、(関連したSCSを、eIMTAの現在のUL-DL再構成インディケータと極めて同様にする)UEのために合理的なSCS処理時間を提供する。この場合において、SCS制御部は、PLMN ID、キャリア・ドメイン情報、または、他の静的システム情報、または、セルの半静的オン/オフ状態についての情報のような静的または半静的情報を伝達することができる。このオプションは、CRW長が、最短サポート/許容SCS周期より長いか、等しい、または、CRWが、SCS制御部伝送と時間整列することができない場合において、特に関連する。
【0047】
図6Aは、実施形態にしたがう、装置10の例を図示する。実施形態において、装置10は、LTEにおける、それアクセス・ポイント、基地局、またはeNBなど通信ネットワークにおける、または、そのようなネットワークにサービスするノード、ホスト、または、サーバであることができる。当業者は、装置10は、図6Aにおいて示されないコンポーネントや特徴を含むことができることを理解することに留意する。
【0048】
図6Aにおいて図示されるように、装置10は、情報処理、命令実行または動作のためのプロセッサ22を含む。プロセッサ22は、いかなるタイプの汎用または特定目的プロセッサでもあり得る。シングル・プロセッサ22が、図6Aにおいて示されるが、マルチ・プロセッサを、他の実施形態にしたがい、利用することができる。実際に、プロセッサ22は、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサー、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGAs)、特定用途向け集積回路(ASIC)および、マルチコア・プロセッサ・アーキテクチャに基づいたプロセッサのうちの1つ以上を含むことができる。
【0049】
装置10は、(内部または外部)メモリ14を更に含む、あるいは、結合することができる。これは、情報や、プロセッサ22により実行することができる命令を格納するために、プロセッサ22に結合することができる。メモリ14は、1つ以上のメモリであることができ、ローカル・アプリケーション環境に適切ないかなるタイプであることができる。そして、例えば、半導体ベースのメモリ・デバイス、磁気メモリ・デバイスおよびシステム、光メモリ・デバイスおよびシステム、固定メモリ、および、脱着可能メモリのような任意の適切な揮発性または不揮発性のデータ格納技術を用いてインプリメントすることができる。例えば、メモリ14は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリー・メモリ(ROM)、磁気または光学ディスクなどの静的記憶装置、あるいは、いかなる他のタイプの固定マシンまたはコンピュータ読取り可能なメディアのいかなる組合せを備えることもできる。メモリ14に格納される命令は、プロセッサ22によって実行されたときに、ここに記載されるように、装置10にタスクを実行することを可能にするプログラム命令またはコンピュータ・プログラム・コードを含むことができる。
【0050】
装置10は、また、装置10と、信号やデータを送信および受信するために1つ以上のアンテナ25を含む、または、結合されることができる。装置10は、更に、情報を送信および受信するように構成されるトランシーバ28を含む、または、結合されることができる。例えば、トランシーバ28は、アンテナ25による伝送のためにキャリア波形に情報を変調し、他の装置10の要素による更なる処理のために、アンテナ25を介して受信された情報を復調するように構成することができる。他の実施形態において、トランシーバ28は、直接、信号またはデータを送信および受信することができる。
【0051】
プロセッサ22は、例えば、アンテナ利得/位相パラメータのプレ符号化、通信メッセージを形成する個々のビットの符号化と復号化、情報のフォーマッティング、および、通信資源の管理に関するプロセス含む、装置10の全体的な制御などを含むことができる装置10の動作と結びついた機能を実行することができる。
【0052】
実施形態において、メモリ14は、プロセッサ22により実行されるとき、機能性を提供するソフトウェア・モジュールを格納することができる。このモジュールは、例えば、装置10のためのオペレーティング・システム機能を提供するペレーティング・システムなどを含むことができる。メモリは、また、装置10に対して追加的な機能を提供するために、アプリケーションまたはプログラムなどの1つ以上の機能モジュールを格納することができる。装置10のコンポーネントは、ハードウェア、または、ハードウェアとソフトウェアとのいかなる適切な組合せとしてでもインプリメントすることができる。
【0053】
実施形態にしたがって、装置10は、例えば、アクセス・ポイント、基地局またはeNBであり得る。この実施の形態において、装置10は、LTE-Uなどの無線システムに対するSCS構造を規定するために、メモリ14および、プロセッサ22によって制御することができる。ここで、その構造は、基準信号部分を備え、任意選択的に、制御信号部分を含む。1つの実施形態において、装置10は、SCSメッセージを1つ以上の無線システム(例えば、LTE-U)のUEsに送信するためにメモリ14およびプロセッサ22によって制御することができる。ここで、SCSメッセージは基準信号部分を備え、そして、任意選択的に、制御信号部分を含むことができる。ある実施形態において、基準信号部分および制御信号部分は、独立に構成し、および/または、独立に送信されることができる。実施形態にしたがって、該基準信号部分は、UEが、セル検索、同期、精密時間/周波数トラッキング、ラジオ資源管理(RRM)測定、ラジオ・リンク・モニタリング、および/または、CSI(channel state information)報告のうちの1つ以上を実行することを可能にする基準信号を備える。
【0054】
実施形態において、基準信号部分は、例えば、PSS/SSS/CRSやCSI-RSなどを含むディスカバリ信号に存在する信号を含むことができる。基準信号部分は、LTE Rel-12ディスカバリ信号に基づいたものであることができる。いくつかの実施例にしたがって、制御信号部分は、クリア・チャネル・アセスメント(CCA)手続きなしで送信することができる。これに加えて、実施形態において、制御信号部分は、LTE-Uセルがオンであるか、または、オフであるか、現在の各々のサブフレーム、または、次に来るサブフレームのセットが、オンであるか、または、オフであるか、現在の、または、次に来るラジオ・フレームの時間分割デュプレックス(TDD)アップリンク・ダウンリンク構成が、LTE-Uセルが、どのオペレータのネットワークに属しているかを識別するためのPLMN ID(public land mobile network identifier)、および/または、キャリア・ドメイン関連情報のうちの1つ以上を示す。
【0055】
ある実施形態において、その制御信号部分は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)フォーマットを使用して送信することができる。また、いくつかの実施形態において、その制御信号部分は、1つ以上のダウンリンク制御情報(DCI)メッセージを含む。実施形態にしたがって、その制御信号部分は、前記基準信号部分の一部によっても使用されるように、同一の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルで伝送することができる。
【0056】
実施形態にしたがって、装置10は、制御信号部分のための特定の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)サーチ領域を定義するために、メモリ14および、プロセッサ22によって制御することができる。1つの実施形態において、装置10は、RNTI(radio network temporary identifier)で、前記制御信号部分の巡回冗長検査(CRC:cyclic redundancy check)をスクランブルするために、メモリ14および、プロセッサ22によって制御することができる。
【0057】
いくつかの実施形態において、SCSメッセージは、例えば、5、10、15、20、40、80または160ミリ秒の周期性で、伝送することができる。例えば、実施形態において、SCSメッセージは、ラジオ・フレームのサブフレーム#0またはサブフレーム#5の少なくとも1つにおいて、伝送することができる。別の実施形態にしたがって、SCSメッセージは、チャネル予約ウィンドウ(CRW:beginning of a channel reservation window)の始めに伝送することができる。実施形態にしたがって、SCS・メッセージまたはCRWのタイミングは、クリア・チャネル・アセスメント(CCA)または、LBT(listen before talk)手続きを適用しない、別のセルのタイミングに依存することができ、および/または、ライセンス・スペクトルで送信されることができる。実施形態にしたがって、UEは、SCSメッセージの間でまたはCRWと、クリア・チャネル・アセスメント(CCA)または、LBT(listen before talk)手続きを適用しない別のセルのタイミングとの間の伝送タイミング関係に関して情報を受信することができ、および/またはライセンス・スペクトルで送信されることができる。タイミング関係情報は、例えば、フレームまたはサブフレーム・オフセットを含むことができ、および/または、セル・タイミングは、ラジオ・フレームのタイミングとして決定することができる。
【0058】
1つの実施形態において、SCS・メッセージ構成の少なくとも部分は、クリア・チャネル・アセスメント(CCA)または、LBT(listen before talk)手続きを適用しない別のセルを介して、少なくとも1つのUEに信号伝達されることができ、および/または、ライセンス・スペクトルで送信されることができる。SCSメッセージ構成は、少なくとも1つのSCS周期性に対する少なくとも1つの値、制御信号部分のCRCをスクランブルするために用いられるRNTI、制御信号部分の存在、特定の情報フィールドの存在、または、制御信号部分における標示を備えることができる。別の実施形態において、UEは、少なくとも、第1のセルと第2のセルとを含むキャリア・アグリゲーションにおいて構成される。ここで、クリア・チャネル・アセスメント(CCA)またはLBT(listening-before-talk)は、第1のセルの上には適用されず、SUEは、第1のセルを介して、SCSメッセージ構成のシグナリングを受信し、そして、第2のセルの上のSCSメッセージを受信するためにSCSメッセージ構成を使用する。
【0059】
図6bは、別の実施形態にしたがう装置20の例を図示する。実施形態において、装置20は、LTEにおけるUEのような、通信ネットワークと結びついたモバイル局またはデバイスであることができる。当業者は、装置20は、図6bにおいて示されないコンポーネントや特徴を含むことができることを理解することに留意する。本願発明の図示に必要なそれらのコンポーネントまたは特徴だけが、図6bに表される。
【0060】
図6bに図示されるように、装置20は、情報処理、命令実行または動作のためのプロセッサ32を含む。プロセッサ32は、いかなるタイプの汎用または特定目的プロセッサでもあり得る。図6bには、シングル・プロセッサ32が示されるが、他の実施形態にしたがう、マルチ・プロセッサを利用することができる。実際、プロセッサ32は、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサー、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGAs)、特定用途向け集積回路(ASIC)および、マルチコア・プロセッサ・アーキテクチャに基づいたプロセッサのうちの1つ以上を含むことができる。
【0061】
装置20は、メモリ34を更に含み、これは、情報をおよびプロセッサ32により実行することができる命令を格納するためにプロセッサ32に結合することができる。メモリ34は、1つ以上のメモリであることができ、そして、ローカル・アプリケーション環境に適切ないかなるタイプのものでもあることができる。また、例えば、半導体ベースのメモリ・デバイス、磁気メモリ・デバイスおよびシステム、光メモリ・デバイスおよびシステム、固定メモリ、および、脱着可能メモリのような任意の適切な揮発性または不揮発性のデータ格納技術を用いてインプリメントすることができる。例えば、メモリ34は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリー・メモリ(ROM)、磁気または光学ディスクなどの静的記憶装置、または、いかなる他のタイプの固定マシンまたはコンピュータ読取り可能なメディアのいかなる組合せを備えることもできる。メモリ34に格納される命令は、プロセッサ32によって実行されたときに、装置20が、ここに記述されるタスクを実行することを可能にするプログラム命令またはコンピュータ・プログラム・コードを含むことができる。
【0062】
装置20は、また、装置20と、信号やデータを送信および受信するために1つ以上のアンテナ35を含むこともできる。装置20は、更に、情報を送受信するように構成されるトランシーバ38を含むことができる。例えば、トランシーバ38は、アンテナ35による伝送のためにキャリア波形に情報を変調し、装置20の他の要素による更なる処理のために、アンテナ35を介/して受信された情報を復調するように構成することができる。他の実施形態においては、トランシーバ38は、直接、信号またはデータを送信および受信することができる。
【0063】
プロセッサ32は、アンテナ利得/位相パラメータのプレ符号化、通信メッセージを形成する個々のビットの符号化と復号化、情報のフォーマッティング、通信資源の管理に関するプロセスを含む、装置20の全体的な制御を含む装置20の動作と結びついた機能を実行することができる。しかし、それらに限定されるものではない。
【0064】
実施形態においては、メモリ34は、プロセッサ32により実行されるとき、機能を提供するソフトウェア・モジュールを格納する。モジュールは、例えば、装置20のためのオペレーティング・システム機能を提供するペレーティング・システムなどを含むことができる。メモリは、また、装置20に対して追加的な機能を提供するために、アプリケーションまたはプログラムなどの1つ以上の機能モジュールを格納することができる。装置20のコンポーネントは、ハードウェアで、または、ハードウェアとソフトウェアとのいかなる適切な組合せとしてでもインプリメントすることができる。
【0065】
上述のように、1つの実施形態にしたがって、装置20は、LTEにおけるUEなどのような、通信ネットワークにおける、または、それに関連したモバイル局またはデバイスであることができる。この実施の形態において、装置20は、例えば、(LTE-Uなど)無線システムにおけるeNBから短い制御信号(SCS)メッセージを受信するようにメモリ・34および、プロセッサ32によって制御することができる。SCSメッセージは、少なくとも、基準信号部分、および、オプションの制御信号部分を備えることができる。実施形態においては、基準信号部分および制御信号部分は、独立に構成され、および/または、独立に受信されることができる。基準信号部分は、装置が、例えば、セル検索、同期、精密時間/周波数トラッキング、ラジオ資源管理(RRM)測定、ラジオ・リンク・モニタリング、および/または、CSI(channel state information)報告を実行することを可能にする基準信号を備えることができる。1つの実施形態において、SCSメッセージが制御信号部分を含まないとき、装置20は、1つ以上の次に来るサブフレームは、データ通信のために使用されないか否かを可能性として含む、セルに特有の情報を決定するために、メモリ34およびプロセッサ32によって制御することができる。
【0066】
図7aは、実施形態にしたがう、方法のフローチャートの例を図示する。1つの実施形態において、本願方法は、例えば、基地局またはeNBにより実行することができる。この方法は、700において、LTE-Uに対するSCS構造を定義することを含む。ここで、SCS構造は、基準信号部分を備え、任意選択的に、制御信号部分を含む。1つの実施形態において、この方法は、710において、SCSメッセージを無線システムにおける1つ以上のUE(例えば、LTE-U)に送信することを更に含むことができる。ここで、SCSメッセージは基準信号部分を備え、そして、任意選択的に、制御信号部分を含むことができる。ある実施形態において、送信することは、基準信号部分および制御信号部分を別々に構成し、送信することを含むことができる。実施形態にしたがって、基準信号部分は、UEが、セル検索、同期、精密時間/周波数トラッキング、ラジオ資源管理(RRM)測定、ラジオ・リンク・モニタリング、および/または、CSI(channel state information)報告のうちの1つ以上を実行することを可能にする基準信号を備える。
【0067】
図7bは、実施形態にしたがう、方法のフローチャートの例を図示する。1つの実施形態において、本願方法は、例えば、UEにより実行することができる。この方法は、750において、例えば、基地局、アクセス・ポイント、または、 LTE-UシステムにおけるeNBから、SCS(short control signaling)メッセージを受信することを含む。SCSメッセージは、少なくとも、基準信号部分、および、オプションの制御信号部分を備えることができる。実施形態においては、受信することは、基準信号部分および制御信号部分を別々に受信することを含むことができる。基準信号部分は、UEが、例えば、セル検索、同期、精密時間/周波数トラッキング、ラジオ資源管理(RRM)測定、ラジオ・リンク・モニタリング、および/または、CSI(channel state information)報告を実行することを可能にする基準信号を備えることができる。1つの実施形態において、760において、SCSメッセージが制御信号部分を備えないとき、本願方法は、1つ以上の次に来るサブフレームは、データ通信のために使用されないか否かを可能性として含む、セルに特有の情報を決定することを含むことができる。
【0068】
いくつかの実施形態において、ここに記述された、上述の図7の中で図示されたものなど、いずれの方法の機能も、メモリに、または他のコンピュータ可読または有形メディアに格納されたソフトウェアやコンピュータ・プログラム・コードによってインプリメントすることができ、そして、プロセッサによって実行されることができる。他の実施形態において、機能を、ハードウェアによって、例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)プログラム可能ゲートアレイ(PGA)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、または、ハードウェアおよびソフトウェアの他のいかなる組合せを用いることにより、実行することができる。
【0069】
本願発明の実施形態は、いくつかの利点を提供する。例えば、いくつかの利点は、現在のLTEソリューション(ディスカバリ信号、eIMTA再構成指標、DCIフレームワーク、等)の最大共通性を提供することを含むこれに加えて、ある実施形態は、ETSIによって規定された規則に沿った同期LTE-U動作を容易にする。いくつかの実施形態は、また、LTE-Uセル・ディスカバリ、RRM測定、および、可能性としてETSIによって規定される規則でのCSI測定機会も容易にする。更にまた、その制御部分は、相当に柔軟であり、LTE-U動作において有益であるとみられる異なる使用事例に対して適用することができる。加えて、実施形態は、少なくとも、SDLおよびTDD動作の両方をカバーする。
【0070】
当業者は、上で示したように本願発明は、異なる順序のステップで、および/または、開示されたものと異なる構成におけるハードウェア要素で実施することができることを容易に理解する。したがって、本願発明が、これらの好適な実施形態に基づいて記述されたけれども、当業者にとっては、ある修正、バリエーション、そして、代替の構造は明らかであり、一方、本願発明の趣旨、範囲に留まることは明白である。したがって、本願発明の境界と限界を決定するために、添付の特許請求の範囲の請求項を参照しなければならない。
図1
図2
図3
図4
図5a
図5b
図6a
図6b
図7a
図7b