(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-25
(45)【発行日】2022-12-05
(54)【発明の名称】インパクト時に自家発電して発光するスイング練習機
(51)【国際特許分類】
A63B 69/36 20060101AFI20221128BHJP
【FI】
A63B69/36 541E
(21)【出願番号】P 2021505370
(86)(22)【出願日】2019-06-21
(86)【国際出願番号】 KR2019007493
(87)【国際公開番号】W WO2020027435
(87)【国際公開日】2020-02-06
【審査請求日】2021-01-29
(31)【優先権主張番号】10-2018-0088271
(32)【優先日】2018-07-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】511201026
【氏名又は名称】キム ヨンドク
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【氏名又は名称】井関 勝守
(74)【代理人】
【識別番号】100165803
【氏名又は名称】金子 修平
(72)【発明者】
【氏名】キム ヨンドク
【審査官】早川 貴之
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-112395(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2008/0305895(US,A1)
【文献】国際公開第2014/178604(WO,A1)
【文献】韓国公開特許第10-2013-0070709(KR,A)
【文献】韓国登録特許第10-1762793(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 49/00-60/64
A63B 67/00-71/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シャフト(1)に備えられてスイング時に該シャフト(1)の長さ方向に摺動する発電磁石(10)と、
前記発電磁石(10)の移動区間の周囲に備えられる発電コイル(20)と、
前記発電コイル(20)と接続されて前記発電磁石(10)の動きによって点灯される発光ランプ(30)と、
設定されたスイングスピード以下で、前記発電磁石(10)の動きを防止する磁石制御手段(40)とを含み、
前記磁石制御手段(40)は、
前記シャフト(1)の末端に備えられる磁石固定台(41)と、
前記磁石固定台(41)の先端に備えられる固定磁石(42)と、
前記磁石固定台(41)に螺合され、内部に前記固定磁石(42)と連通される空間が形成されたヘッド本体(43)と、
前記ヘッド本体(43)内に内蔵されてスイング時の遠心力によって長さ方向に摺動する金属の移動錘(44)と、
遠心力が解除されると前記移動錘(44)を元の状態に復元させる第1コイルスプリング(46)と、
前記ヘッド本体(43)の内周縁に一体に突出形成されて前記移動錘(44)の一端を
支え且つ前記ヘッド本体(43)の回転方向に
応じて前記移動錘(44)と前記固定磁石(42)との間の間隔を調節する段差(45)とを含み、
前記発電磁石(10)は、前記移動錘(44)に設置され、前記発電コイル(20)は、前記ヘッド本体(43)に固定され、前記移動錘(44)の先端に前記発電磁石(10)を離間設置し、前記ヘッド本体(43)は、隔壁(43
e)を形成して前記発電磁石(10)が動く空間と前記移動錘(44)が動く空間を区画して、前記移動錘(44)と前記発電磁石(10)を接続する連接棒(47)が前記隔壁(43
e)を貫通して設置されることを特徴とする、インパクト時に自家発電して発光するスイング練習機。
【請求項2】
シャフト(1)に備えられてスイング時に該シャフト(1)の長さ方向に摺動する発電磁石(10)と、
前記発電磁石(10)の移動区間の周囲に備えられる発電コイル(20)と、
前記発電コイル(20)と接続されて前記発電磁石(10)の動きによって点灯する発光ランプ(30)と、
設定されたスイングスピード以下で、前記発電磁石(10)の動きを防止する磁石制御手段(40)とを含み、
前記磁石制御手段(40)は、
前記シャフト(1)の末端に備えられる磁石固定台(41)と、
前記磁石固定台(41)の先端に備えられる固定磁石(42)と、
前記磁石固定台(41)に螺合され、内部に前記固定磁石(42)と連通される空間が形成されたヘッド本体(43)と、
前記ヘッド本体(43)内に内蔵されてスイング時の遠心力によって長さ方向に摺動する金属の移動錘(44)と、
遠心力が解除されると前記移動錘(44)を元の状態に復元させる第1コイルスプリング(46)と、
前記ヘッド本体(43)の内周縁に一体に突出形成されて前記移動錘(44)の一端を
支え且つ前記ヘッド本体(43)の回転方向に
応じて前記移動錘(44)と前記固定磁石(42)との間の間隔を調節する段差(45)とを含み、
前記発電磁石(10)は、前記移動錘(44)に設置され、前記発電コイル(20)は、前記ヘッド本体(43)に固定され、前記移動錘(44)は、一端が開放されて内部に空間を有する筒状のボディ(44
a)と、前記ボディ(44
a)の開放された端部に結合されるカバー(44
b)とで構成されて前記発電磁石(10)が前記移動錘(44)のボディ(44
a)の内部空間に内蔵されることを特徴とする、インパクト時に自家発電して発光するスイング練習機。
【請求項3】
シャフト(1)に備えられてスイング時に該シャフト(1)の長さ方向に摺動する発電磁石(10)と、
前記発電磁石(10)の移動区間の周囲に備えられる発電コイル(20)と、
前記発電コイル(20)と接続されて前記発電磁石(10)の動きによって点灯される発光ランプ(30)と、
設定されたスイングスピード以下で、前記発電磁石(10)の動きを防止する磁石制御手段(40)とを含み、
前記磁石制御手段(40)は、
前記シャフト(1)の末端に備えられる磁石固定台(41)と、
前記磁石固定台(41)の先端に備えられる固定磁石(42)と、
前記磁石固定台(41)に螺合され、内部に前記固定磁石(42)と連通される空間が形成されたヘッド本体(43)と、
前記ヘッド本体(43)内に内蔵されてスイング時の遠心力によって長さ方向に摺動する金属の移動錘(44)と、
遠心力が解除されると前記移動錘(44)を元の状態に復元させる第1コイルスプリング(46)と、
前記ヘッド本体(43)の内周縁に一体に突出形成されて該ヘッド本体(43)の回転方向に
応じて前記移動錘(44)と固定磁石(42)との間の間隔を調節する段差(45)とを含み、
前記発電磁石(10)は、前記移動錘(44)の先端に設置されて該移動錘(44)の打撃によって摺動するようにし、先端に備えられた第2のコイルスプリング(48)によって元の状態に復元されるようにして、前記発電コイル(20)は、ヘッド本体(43)に固定されることを特徴とする、インパクト時に自家発電して発光するスイング練習機。
【請求項4】
前記ヘッド本体(43)は、
前記磁石固定台(41)に螺合されて回転
に応じて長さ方向に移動して先端に備えられた前記段差(45)に前記移動錘(44)が密着して該移動錘(44)と前記固定磁石(42)との間の間隔を調節する間隔調節管(43a)と、
前記間隔調節管(43a)の先端に結合され、一端が開口した円筒で構成され、内部に前記移動錘(44)が往復移送する空間を形成したシリンダー(43b)と、
前記シリンダー(43b)の先端に結合されて円筒で構成され、内部に前記発電磁石(10)が往復移送する空間を形成しながら外周縁に発電コイル(20)が巻かれるコイル固定管(43c)と、
前記間隔調整管(43a)、前記シリンダー(43b)、及び前記コイル固定管(43c)を包むケース(43d)とを含むことを特徴とする、請求項
1又は3に記載のインパクト時に自家発電して発光するスイング練習機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイング練習機に関するもので、より詳細には、ゴルフクラブや野球のバットなどを利用して、スイング時のインパクトの時点で自家発電して発光が行われることにより、電池を必要とせず、インパクトの瞬間を肉眼で確認することができる、インパクト時に自家発電して発光するスイング練習機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に、スイング練習機は、ゴルフクラブに多く適用されている。ゴルフの場合、適切な姿勢と正しいインパクトのタイミングによって、ゴルフボールを好きな場所に適切な距離で送信することができる。
【0003】
従来のゴルフ練習機は、ヘッド内で発生する打撃音を介してインパクトの瞬間を確認することと、ヘッドから発散される光を使用して確認することの2種類がある。
【0004】
打撃音で確認するゴルフクラブは、本出願人によって出願され、韓国登録特許第10-1048211号公報に登録されている。その構造を見てみると、シャフトの端部に結合される第1ボディと、両端が貫通された管体で構成され、第1ボディ後端部にネジ結合する第2のボディと、第2ボディの内部に移動可能に設置される移動錘と、磁力で第2ボディの先端部に移動錘を固定する磁石と、磁石と移動錘の間隔を調整して、磁力の強さを調節する調節手段と、第2ボディの後端部にネジ結合されるキャップと、キャップと移動錘の間に設置されて遠心力により移動した移動錘を復帰させる復帰手段とで構成されている。
【0005】
このような構造からなるゴルフ練習機は、調節手段を用いて磁力の強さを調節し、スイング時の目標飛距離に必要なスイングスピードがなされた場合にのみ、インパクトの位置から打撃音が発生するため、練習者が自ら各飛距離に応じたインパクト感を練習することができている。しかし、打撃音を介して認知するので、その瞬間を正確に認知することは容易ではない。
【0006】
また、韓国公開特許第10-2003-0010966号公報は、発光ダイオードを用いたゴルフスイング分析するためのデバイスに関するものであり、その構造を見ると、復元力を有する板バネ状の弾性体である(+)電極板と(-)電極板の一側端部は、絶縁体が挿入されて、一定の遊びを残してカバー部に固定されており、スイング動作時に発生する遠心力によって下方に移動する遠心力錘の圧力で接続導通されている自動スイッチ部と、2~4個の電源用電池と、カバー部の上部周縁の発光部が突出してユーザーの視線を向けて固定されている発光ダイオードを含んでなるカバー部と、ゴルフクラブのヘッド上部に結合させることができる磁石制御手段を含む固定装置部とで構成されている。上記カバー部と固定装置部は結合されてなる。
【0007】
このような構造からなるゴルフスイング解析用装置は、小型で製作され、軽く、安価であり、固定装置部の磁石制御手段により着脱が自由であるので既存の使用中のゴルフクラブに簡単に適用して使用することができ、一定速度以上のスイング時のみ遠心力によって自動的にLEDが点灯することで、使いやすく、消費電力が少ない。しかし、バッテリーを定期的に交換しなければならない煩わしさがあり、飛距離に応じた強さの調節をすることができない欠点がある。
【0008】
また、韓国公開特許第10-2016-0011085号公報は、発光式ゴルフスイング練習機に関するもので、その構造を見てみると、様々なゴルフクラブや姿勢の矯正やスイング練習用練習器具などのシャフトの下部に固定設置されている連結具と、上記連結具の下部にネジ結合される円筒形の内部ケーシングと、前記内部ケーシングの下部にネジ結合されて内側にスイッチが設置された固定ブラケットが内入され下側にスイッチと電気的に配線接続されたバッテリーが収納されるように構成された下部ケーシングと、前記下部ケーシングの下部にネジ結合されて、バッテリーをカバーし、下部ケーシングから分離時、電池を交換することができるように構成されたカバーケーシングと、前記内部ケーシングに下部ケーシングを結合する前に、内部ケーシングが貫通されるように外側に結合した後、内部ケーシングに下部ケーシングを結合した後、下部ケーシングの外側上部に接するように設置された外部ケーシングと、前記外部ケーシングの上部に連結具との間で内部ケーシングの外側に嵌結合され、下部ケーシングのスイッチと外部ケーシングの内側に貫通された接続配線によって電気的に配線接続された数個のLEDランプが内側に固定設置された透明または半透明の発光ケーシングと、上記円筒形の内部ケーシング内側から長さ方向に往復スライド移動するように内入され下端に下部ケーシングの上部中央に内側に貫通形成された加圧孔を介して固定ブラケットのスイッチを加圧する加圧片が突出形成された作動具とを含む構造からなる。このような構造からなる発光式ゴルフスイング練習機は、インパクトされた瞬間に作動具が移動して、スイッチを押すことによりLEDランプからの光が発散されてスイング軌跡を確認することができる。しかし、バッテリーを定期的に交換しなければならない煩わしさがあり、飛距離に応じた強さの調節をすることができない欠点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【文献】韓国登録特許第10-1048211号公報
【文献】韓国公開特許第10-2003-0010966号公報
【文献】韓国公開特許第10-2016-0011085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、従来のような問題点を解決するために創案されたもので、スイング時の遠心力によって移動する移動錘によって自家発電が行われ、ランプが発光されることで、バッテリー不要でインパクト時に自家発電して発光するスイング練習機を提供することにその目的がある。
【0011】
本発明のもう一つの目的は、移動錘を固定する磁力の強さを調節して、飛距離に応じた強さの調節が可能でありながら、インパクト時に自家発電して発光したスイング練習機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するための本発明に係るインパクト時に自家発電して発光するスイング練習機は、シャフト(1)に備えられてスイング時にシャフト(1)の長さ方向に摺動する発電磁石(10)と、発電磁石(10)の移動区間の周囲に備えられる発電コイル(20)と、発電コイル(20)と接続されて発電磁石(10)の動きによって点灯される発光ランプ(30)と、設定されたスイングスピード以下で、発電磁石(10)の動きを防止する磁石制御手段(40)とを含むことを特徴とする。
【0013】
また、上記磁石制御手段(40)は、シャフト(1)の末端に備えられる磁石固定台(41)と、磁石固定台(41)の先端に備えられる固定磁石(42)と、磁石固定台(41)に螺合され、内部に固定磁石(42)と連通される空間が形成されたヘッド本体(43)と、ヘッド本体(43)内に内蔵されてスイング時の遠心力によって長さ方向に摺動する金属の移動錘(44)と、遠心力が解除されると移動錘(44)を元の状態に復元させる第1コイルスプリング(46)と、ヘッド本体(43)の内周縁に一体に突出形成されて移動錘(44)の一端を支点として、ヘッド本体(43)の回転方向に沿って移動錘(44)と固定磁石(42)との間の間隔を調節する段差(45)とを含み、上記発電磁石(10)は、移動錘(44)に設置され、発電コイル(20)は、ヘッド本体(43)に固定されることを特徴とする。
【0014】
また、前記ヘッド本体(43)は、磁石固定台に螺合されて回転方向に沿って長さ方向に移動して先端に備えられた段差(45)に移動錘が密着して移動錘と固定磁石(42)との間の間隔を調節する間隔調節管(43a)と、間隔調節管の先端に結合され、円筒で構成されて発電磁石が設置された移動錘が往復移送する空間を形成し、外周縁に発電コイルが巻かれるシリンダと、間隔調整管(43a)及びシリンダー(43b)を包むケース(43d)とを含むことを特徴とする。
【0015】
また、上記移動錘は一端が開放され、内部に空間を有する筒状のボディと、ボディの開放された端部に結合されるカバーとで構成され、前記発電磁石が移動錘のボディ内部空間に内蔵されることを特徴とする。
【0016】
また、前記移動錘の先端に発電磁石を離隔設置し、上記ヘッド本体は隔壁を形成して発電磁石が動く空間と移動錘が動く空間を区画して、移動錘と発電磁石を接続する連接棒が隔壁を貫通して設置されることを特徴とする。
【0017】
また、前記磁石制御手段は、シャフト(1)の末端に備えられる磁石固定台(41)と、磁石固定台(41)の先端に備えられる固定磁石(42)と、磁石固定台(41)に螺合され、内部に固定磁石(42)と連通される空間が形成されたヘッド本体(43)と、ヘッド本体(43)内に内蔵されてスイング時の遠心力によって長さ方向に摺動する金属の移動錘(44)と、遠心力が解除されると移動錘(44)を元の状態に復元させる第1コイルスプリング(46)と、ヘッド本体(43)の内周縁に一体に突出形成されてヘッド本体(43)の回転方向に沿って移動錘(44)と固定磁石(42)との間の間隔を調節する段差(45)とを含み、上記発電磁石は移動錘の先端に設置されて移動錘の打撃によって摺動するようにし、先端に備えられた第2のコイルスプリングによって元の状態に復元されるようにして、発電コイルは、ヘッド本体に固定されることを特徴とする。
【0018】
前記ヘッド本体(43)は、磁石固定台(41)に螺合されて回転方向に沿って長さ方向に移動して先端に備えられた段差(45)に移動錘(44)が密着して移動錘(44)と固定磁石(42)との間の間隔を調節する間隔調節管(43a)と、間隔調節管(43a)の先端に結合され、一端が開口した円筒で構成され、内部に移動錘(44)が往復移送する空間を形成したシリンダー(43b)と、シリンダー(43b)の先端に結合され、円筒で構成され、内部に発電磁石(10)が往復移送する空間を形成しながら外周縁に発電コイル(20)が巻かれるコイル固定管(43c)と、間隔調整管(43a)、シリンダー(43b)、及びコイル固定管(43c)を包むケース(43d)とを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明に係るインパクト時に自家発電して発光するスイング練習機は、スイング時の遠心力によって動く発電磁石が発電コイルを通過しながら自家発電が行われ、発光ランプが点灯されることでインパクト位置を肉眼で正確に確認できる効果がある。
【0020】
また、磁力の強さを調節する磁石制御手段によりスイングスピードに応じたインパクトの瞬間を練習することができ、磁石制御手段の構造が非常に簡単で、製造コストが安く、組み立てが簡単に行われる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】
図1は本発明の第1の実施形態に係るスイング練習機の構造を示した概略図である。
【
図2】
図2は本発明の第1の実施形態に係るスイング練習機の構造を示した分解斜視図である。
【
図3】
図3は本発明の第1の実施形態に係るスイング練習機の構造を示す断面図である。
【
図4】
図4は本発明の第1の実施形態に係る磁石制御手段によって固定磁石の磁力強度が調節された状態を示す断面図である。
【
図5】
図5は本発明の第1の実施形態に係るスイング練習機の動作状態を示す使用状態図である。
【
図6】
図6は本発明の第2の実施形態に係るスイング練習機の構造を示した分解斜視図である。
【
図7】
図7は本発明の第2の実施形態に係るスイング練習機の構造を示す断面図である。
【
図8】
図8は本発明の第2の実施形態に係る磁石制御手段によって固定磁石の磁力強度が調節された状態を示す断面図である。
【
図9】
図9は本発明の第2の実施形態に係るスイング練習機の動作状態を示す使用状態図である。
【
図10】
図10は本発明の第3の実施形態に係るスイング練習機の構造を示す断面図である。
【
図11】
図11は本発明の第3の実施形態に係るスイング練習機の動作状態を示す使用状態図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の第1の実施形態に係るインパクト時に自家発電して発光するスイング練習機の好ましい実施例を添付された図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は本発明の第1の実施形態に係るスイング練習機の構造を示した概略図であり、
図2はスイング練習機の構造を示す分解斜視図、
図3はスイング練習機の構造を示す断面図、
図4は本発明の磁石制御手段によって固定磁石の磁力強度が調節された状態を示す断面図、
図5はスイング練習機の動作状態を示す使用状態図である。
【0024】
これらの図に示すように、本発明に係るインパクト時に自家発電して発光するスイング練習機(100)は、シャフト(1)に備えられてスイング時にシャフト(1)の長さ方向に摺動する発電磁石(10)と、発電磁石(10)の移動区間の周囲に備えられる発電コイル(20)と、発電コイル(20)と接続されて発電磁石(10)の動きによって点灯される発光ランプ(30)と、設定されたスイングスピード以下で、発電磁石(10)の動きを防止する磁石制御手段(40)とを含み、上記磁石制御手段(40)は、シャフト(1)の末端に備えられる磁石固定台(41)と、磁石固定台(41)の先端に備えられる固定磁石(42)と、磁石固定台(41)に螺合され、内部に固定磁石(42)と連通される空間が形成されたヘッド本体(43)と、ヘッド本体(43)内に内蔵されてスイング時の遠心力によって長さ方向に摺動する金属の移動錘(44)と、遠心力が解除されると移動錘(44)を元の状態に復元させる第1コイルスプリング(46)と、ヘッド本体(43)の内周縁に一体に突出形成されて移動錘(44)の一端を支点として、ヘッド本体(43)の回転方向に沿って移動錘(44)と固定磁石(42)との間の間隔を調節する段差(45)とを含み、上記発電磁石(10)は、移動錘(44)に設置され、発電コイル(20)は、ヘッド本体(43)に固定される。
【0025】
上記磁石固定台(41)はシャフト(1)の末端に固定されているもので、一端に挿入孔(41a)が形成されてシャフト(1)が挿入され、シャフト(1)と磁石固定台(41)は、横方向にピンホール(41b)が形成されて、固定ピン(P)が挿入されることにより、シャフト(1)と磁石固定台(41)は一体化される。ここで、固定ピン(P)の代わりにネジやボルトが使用されることができる。これらの磁石固定台(41)は、外周縁におネジ(41c)が形成されてヘッド本体(43)と螺合される。
【0026】
前記固定磁石(42)は、磁石(41)の先端に付着されているもので、中央に貫通孔(42’)が形成され、磁石固定台(41)の先端には、ネジ孔(41d)が形成されてネジ(SC)によって互いに締結される。ここで、上記固定磁石(42)は、一面にプレート形のざぐりを形成して平頭のネジが固定磁石(42)の外部に露出しないように締結することにより、移動錘(44)と固定磁石(42)とが近接時ネジ(SC)による干渉が発生しないようにする。上記ヘッド本体(43)は、磁石固定台(41)に設置されるもので間隔調整管(43a)、シリンダー(43b)、及びケース(43d)で構成されている。
【0027】
上記間隔調節管(43a)は、長さ方向に貫通形成された円筒で行われ、内周縁一端にめネジ(43a’)が形成されて磁石固定台(41)のおネジ(41c)と螺旋締結される。これらの間隔調整管(43a)の先端には、移動錘(44)の背面を支える円筒状の段差(45)が形成され、段差(45)の内部に固定磁石(42)が挿脱されるようにする。
【0028】
このような構造により、間隔調節管(43a)の回転方向に沿って磁石固定台(41)から移送して先端の段差(45)が移動錘(44)を押して移動錘(44)と固定磁石(42)との間の間隔を調節する。ここで、固定磁石(42)と移動錘(44)との間の間隔が狭ければ移動錘(44)を引く引力が大きく作用して、間隔が広ければ移動錘(44)を引く引力が小さく作用する。
【0029】
上記シリンダー(43b)は、間隔調節管(43a)の先端に設置されるもので、両端が開口した円筒で構成され、内部に移動錘(44)が往復移送する空間が形成される。シリンダー(43b)は、ステンレス鋼などの非鉄金属または樹脂で、その厚さを薄く形成して磁力の影響を受けないようにする。これらのシリンダー(43b)の外周縁には、発電コイル(20)が巻かれることで発電磁石(10)を内蔵した移動錘(44)が発電コイル(20)の内部を移送するたびに発電が行われる。
【0030】
上記移動錘(44)は、一端が開放され、内部に空間を有する筒状のボディー(44a)とボディー(44a)の開放された端部に結合されるカバー(44b)で構成され、前記発電磁石(10)が移動錘(44)のボディー(44a)の内部空間に内蔵される。ここで移動錘(44)は、薄く形成されるが、金属で形成して当たりによる衝撃時に内部に内蔵された発電磁石(10)が衝撃によって破壊されることを防止する。上記移動錘(44)は、固定磁石(42)の引力によって近接状態を維持してシャフト(1)スイング時の遠心力によって先端に移動して、シリンダー(43b)末端の内壁に衝突しながら衝撃音が発生する。このとき、固定磁石(42)の引力よりも大きなスイング時のみ移動錘(44)が移動するので、必要なスイングポイント、すなわち打撃するポイントでインパクトの練習をすることができる。
【0031】
上記移動錘(44)とシリンダー(43b)の末端の間には、第1コイルスプリング(46)が設置されて遠心力が除去されると、移動した移動錘(44)を元の状態、すなわち、固定磁石(42)がある位置に復帰させる。
【0032】
上記ケース(43d)は、間隔調節管(43a)及びシリンダー(43b)を包む円筒形状で形成され、間隔調節管(43a)に固定設置されてケース(43d)を把持して回転させると、この一体化された間隔調節管(43a)が一緒に回転する。そしてケース(43d)の内部には、発光ランプ(30)が設置されて発電コイル(20)と接続される。ケース(43d)は、発光ランプ(30)点灯時の光が露出するように透明または半透明で製造され、移動錘(44)が遠心力によって移動するとき発電磁石(10)は、一緒に移動して発電コイル(20)を通過することにより発光ランプ(30)が点灯される。ここでケース(43d)は、図面に示されるように、その末端に発光キャップを別途設置し、発光キャップ内部に発光ランプ(30)を内蔵して発光キャップで発光が行われるようにすることができる。
【0033】
最後に、上記ヘッド本体(43)とシャフト(1)の境界部位には飛距離に応じた数値と目盛りが表示される。
【0034】
このような構造からなる本発明に係るインパクト時に自家発電して発光するスイング練習機(100)の作用効果を詳細に説明する。
【0035】
まず、移動錘(44)は、第1コイルスプリング(46)によって固定磁石(10)側に位置し、固定磁石(10)の引力によってヘッド本体(43)の間隔調節管(43a)の段差(45)に密着した状態を維持する。
【0036】
このような状態では、ユーザーは必要な飛距離に合わせてヘッド本体(43)を回転させて固定磁石(42)と移動錘(44)の間隔を調節する。つまり、ヘッド本体(43)の回転方向に沿って段差(45)が移動錘(44)を押して固定磁石(42)と移動錘(44)の間隔を調節するものである。
【0037】
固定磁石(42)と移動錘(44)の間隔を調節して、飛距離の設定が完了すると、ユーザーは姿勢をとってスイングをする。
【0038】
このとき、インパクトの瞬間つまり、固定磁石(42)と移動錘(44)の引力よりも大きな遠心力が発生した瞬間、移動錘(44)は、遠心力によって摺動して、シリンダー(43b)の末端に衝突しながら衝撃音が発生し、同時に移動錘(44)内に内蔵された発電磁石(10)も一緒に移動して、発電コイル(20)の内部を通過する。このとき、電磁誘導現象により発電コイル(20)に誘導電流が流れて発電コイル(20)と接続された発光ランプ(30)が瞬間的に点灯して消灯する。
【0039】
結果的に、インパクトの瞬間聴覚を介して移動錘(44)の衝撃音を認知して、視覚を通じて発光ランプ(30)の点灯を認知して、インパクト時の位置を確認することにより、正確なインパクト時点を補正することができる。また、移動錘(44)の当たり時の衝撃が手に伝わることで、まるで実際にボールを打撃する感じを持つようになる。
【0040】
図6は本発明の第2の実施形態に係るスイング練習機の構造を示した分解斜視図であり、
図7はスイング練習機の構造を示す断面図、
図8は磁石制御手段によって固定磁石の磁力強度が調節された状態を示す断面図、
図9はスイング練習機の動作状態を示す使用状態図である。
【0041】
これらの図に示すように、本発明の第2の実施形態に係るインパクト時に自家発電して発光するスイング練習機(100)は、シャフト(1)に備えられてスイング時にシャフト(1)の長さ方向に摺動する発電磁石(10)と、発電磁石(10)の移動区間の周囲に備えられる発電コイル(20)と、発電コイル(20)と接続されて発電磁石(10)の動きによって点灯される発光ランプ(30)と、設定されたスイングスピード以下で、発電磁石(10)の動きを防止する磁石制御手段(40)とを含み、上記磁石制御手段(40)は、シャフト(1)の末端に備えられる磁石固定台(41)と、磁石固定台(41)の先端に備えられる固定磁石(42)と、磁石固定台(41)に螺合され、内部に固定磁石(42)と連通される空間が形成されたヘッド本体(43)と、ヘッド本体(43)内に内蔵されてスイング時の遠心力によって長さ方向に摺動する金属の移動錘(44)と、ヘッド本体(43)の内周縁に一体に突出形成されてヘッド本体(43)の回転方向に沿って移動錘(44)と固定磁石(42)との間の間隔を調節する段差(45)とを含む。
【0042】
上記磁石固定台(41)はシャフト(1)の末端に固定されているもので、一端に挿入孔(41a)が形成されてシャフト(1)が挿入され、シャフト(1)と磁石固定台(41)は、横方向にピンホール(41b)が形成されて、固定ピン(P)が挿入されることにより、シャフト(1)と磁石固定台(41)は一体化される。ここで、固定ピン(P)の代わりにネジやボルトを使用することができる。これらの磁石固定台(41)は、外周縁におネジ(41c)が形成されてヘッド本体(43)と螺合される。
【0043】
前記固定磁石(42)は、磁石(41)の先端に付着されているもので、中央に貫通孔(42’)が形成され、磁石固定台(41)の先端には、ネジ孔(41d)が形成されてネジ(SC)によって互いに締結される。ここで、上記固定磁石(42)は、一面にプレート形のざぐりを形成して平頭のネジが固定磁石(42)の外部に露出しないように締結することにより、移動錘(44)とネジ(SC)との間の干渉が発生しないようにする。
【0044】
上記ヘッド本体(43)は、磁石固定台(41)に設置されるもので、間隔調節管(43a)、シリンダー(43b)、コイル固定管(43c)、及びケース(43d)で構成されている。
【0045】
上記間隔調節管(43a)は、長さ方向に貫通形成された円筒で形成され、内周縁一端にめネジ(43a’)が形成されて磁石固定台(41)のおネジ(41c)と螺旋締結される。これらの間隔の調整管(43a)の先端には、移動錘(44)の背面を支える円筒状の段差(45)が形成されて、段差(45)の内部に固定磁石(42)が挿脱されるようにする。
【0046】
このような構造により、間隔調節管(43a)の回転方向に沿って磁石固定台(41)から移送して先端の段差(45)が移動錘(44)を押して移動錘(44)と固定磁石(42)との間の間隔を調節する。ここで、固定磁石(42)と移動錘(44)との間の間隔が狭ければ移動錘(44)を引く引力が大きく作用して、間隔が広ければ移動錘(44)を引く引力が小さく作用する。
【0047】
上記シリンダー(43b)は、間隔調節管(43a)の先端に設置されるもので、一端が開口した円筒で構成され、内部に移動錘(44)が往復移送する空間が形成される。
【0048】
上記移動錘(44)は、円柱状で形成され、シリンダー(43b)内に設置されてシリンダー(43b)の長さ方向に摺動して往復移送する。移動錘(44)は、金属で構成され、固定磁石(42)の引力によって近接してシャフト(1)スイング時の遠心力によって先端に移動して、シリンダー(43b)末端の内壁に衝突しながら衝撃音が発生する。このとき、固定磁石(42)の引力よりも大きなスイング時のみ移動錘(44)が移動するので、必要なスイングポイント、すなわち打撃するポイントでインパクトの練習をすることができる。
【0049】
上記移動錘(44)とシリンダー(43b)の末端との間には、第1コイルスプリング(46)が設置され、遠心力が除去されると、移動した移動錘(44)を元の状態、すなわち、固定磁石(42)がある位置に復帰させる。
【0050】
上記コイル固定管(43c)は、シリンダー(43b)の先端に固定設置されることにより、円筒で構成され、内部に空間が形成される。この空間に発電磁石(42)が内蔵されて往復移送する。これらのコイル固定管(43c)は、その周囲に発電コイル(20)が巻かれることで発電磁石(10)が発電コイル(20)の内部を移送するたびに発電が行われる。
【0051】
上記ケース(43d)は、間隔調節管(43a)、シリンダー(43b)、及びコイル固定管(43c)を包む円筒形状で形成されており、間隔調節管(43a)に固定設置されてケース(43d)を把持して回転させると、この一体化された間隔調節管(43a)が一緒に回転する。そしてケース(43d)の内部には、発光ランプ(30)が設置されて発電コイル(20)と接続される。ケース(43d)は、発光ランプ(30)点灯時の光が露出するように、透明または半透明で製造される。
【0052】
一方、移動錘(44)と発電磁石(10)は、長い棒状の連接棒(47)によって相互に接続されて一体化される。連接棒(47)は、シリンダー(43b)を通過して発電磁石(10)と移動錘(44)を接続する。
【0053】
したがって移動錘(44)が遠心力によって移動するとき、発電磁石(10)が一緒に移動して発電コイル(20)を通過することにより、発光ランプ(30)が点灯される。
【0054】
上記ヘッド本体(43)のシリンダー(43b)とコイル固定管(43c)を一体に形成し、中間に隔壁(43e)を形成して発電磁石(10)が動く空間と移動錘(44)が動く空間を区画することができる。このような場合、移動錘(44)と発電磁石(10)を接続する連接棒(47)が隔壁(43e)を貫通して設置されるようにする。
【0055】
最後に、上記ヘッド本体(43)とシャフト(1)の境界部位には飛距離に応じた数値と目盛りが表示される。
【0056】
このような構造からなる本発明の第2の実施形態に係るインパクト時に自家発電して発光するスイング練習機(100)の作用効果を詳細に説明する。
【0057】
まず、移動錘(44)は、第1コイルスプリング(46)によって固定磁石(10)側に位置し、固定磁石(10)の引力によってヘッド本体(43)の間隔調節管(43a)の段差(45)に密着した状態を維持する。
【0058】
このような状態では、ユーザーは必要な飛距離に合わせてヘッド本体(43)を回転させて固定磁石(42)と移動錘(44)との間隔を調節する。つまり、ヘッド本体(43)の回転方向に沿って段差(45)が移動錘(44)を押して固定磁石(42)と移動錘(44)との間隔が調節されるものである。
【0059】
固定磁石(42)と移動錘(44)との間隔を調節して、飛距離の設定が完了すると、ユーザーは姿勢をとってスイングをする。
【0060】
このとき、インパクトの瞬間つまり、固定磁石(42)と移動錘(44)の引力よりも大きな遠心力が発生した瞬間、移動錘(44)は、遠心力によって摺動して、シリンダー(43b)の末端に衝突しながら衝撃音が発生し、この同時に、移動錘(44)と接続された連接棒(47)によって発電磁石(10)も一緒に移動して、発電コイル(20)の内部を通過する。このとき、電磁誘導現象により発電コイル(20)に誘導電流が流れて発電コイル(20)と接続された発光ランプ(30)が瞬間的に点灯して消灯する。
【0061】
結果的に、インパクトの瞬間聴覚を介して移動錘(44)の衝撃音を認知して、視覚を通じて発光ランプ(30)の点灯を認知して、インパクト時の位置を確認することにより、正確なインパクト時点を補正することができる。また、移動錘(44)の当たり時の衝撃が手に伝わることで、まるで実際にボールを打撃する感じを持つようになる。
【0062】
図10は本発明の第3の実施形態に係るスイング練習機の構造を示す断面図であり、
図11は本発明の第3の実施形態に係るスイング練習機の動作状態を示す使用状態図である。
【0063】
これらの図に示すように、本発明の第3の実施形態に係るインパクト時に自家発電して発光するスイング練習機(100)は、移動錘(44)がシリンダー(43b)に衝突する直前に発電磁石(10)が動くようにしたものである。
【0064】
つまり、上記磁石制御手段(40)は、シャフト(1)の末端に備えられる磁石固定台(41)と、磁石固定台(41)の先端に備えられる固定磁石(42)と、磁石固定台(41)に螺合され、内部に固定磁石(42)と連通される空間が形成されたヘッド本体(43)と、ヘッド本体(43)内に内蔵されてスイング時の遠心力によって長さ方向に摺動する金属の移動錘(44)と、遠心力が解除されると移動錘(44)を元の状態に復元させる第1コイルスプリング(46)と、ヘッド本体(43)の内周縁に一体に突出形成されて移動錘(44)の一端を支点として、ヘッド本体(43)の回転方向に沿って移動錘(44)と固定磁石(42)との間の間隔を調節する段差(45)とを含み、上記発電磁石(10)は、移動錘(44)が摺動して衝突するシリンダー(43b)末端の反対側に備えてシリンダー(43b)を貫通して突出する打撃棒(11)が一体に形成されて移動錘(44)の摺動時に打撃棒(11)を打撃して発電磁石(10)が移動するようにする。そして発電磁石(10)の先端に第2コイルスプリング(48)を備えて発電磁石(10)が元の状態に復元されるようにして、発電コイル(20)は、ヘッド本体(43)に固定される。
【0065】
このような構造により、ヘッド本体(43)は、連接棒が必要なく、不必要に長く形成されていなくても、組み立てが簡単で移動錘(44)の円滑な摺動が行われる。
【産業上の利用可能性】
【0066】
本発明は、スイング練習機に関するもので、より詳細には、ゴルフクラブや野球のバットなどを利用して、インパクト時に自家発電して発光するスイング練習機は、スイング時の遠心力によって動く発電磁石が発電コイルを通過しながら自家発電が行われて点灯されることで、バッテリーが不要で、インパクト時に発光することをユーザーが直接視覚的に見ることができて、ゴルフクラブや野球のバットに、本発明の技術を適用すると、ユーザーのインパクト精度が向上する効果がある。
【符号の説明】
【0067】
1:シャフト
10:発電磁石
11:打撃棒
20:発電コイル
30:発光ランプ
40:磁石制御手段
41:磁石固定台
41a:挿入孔
41b:ピンホール
41c:おネジ
41d:ネジ孔
42:固定磁石
42’:貫通孔
43:ヘッド本体
43a:間隔調節管
43a’:めネジ
43b:シリンダー
43c:コイル固定管
43d:ケース
43e:隔壁
44:移動錘
44a:ボディー
44b:カバー
45:段差
46:第1コイルスプリング
47:連接棒
48:第2コイルスプリング
P:固定ピン
SC:ネジ
100:スイング練習機