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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-28
(45)【発行日】2022-12-06
(54)【発明の名称】防音パネル
(51)【国際特許分類】
   E01F 8/00 20060101AFI20221129BHJP
【FI】
E01F8/00
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019042007
(22)【出願日】2019-03-07
(65)【公開番号】P2020143532
(43)【公開日】2020-09-10
【審査請求日】2021-12-22
(73)【特許権者】
【識別番号】000002174
【氏名又は名称】積水化学工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100161207
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 和純
(74)【代理人】
【識別番号】100152272
【弁理士】
【氏名又は名称】川越 雄一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100147267
【弁理士】
【氏名又は名称】大槻 真紀子
(74)【代理人】
【識別番号】100188592
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 洋
(72)【発明者】
【氏名】市原 幸治
(72)【発明者】
【氏名】森本 裕介
【審査官】大塚 裕一
(56)【参考文献】
【文献】特開平09-177042(JP,A)
【文献】特開2016-108930(JP,A)
【文献】特開2007-255098(JP,A)
【文献】特開2012-180688(JP,A)
【文献】特開2012-237990(JP,A)
【文献】特開2002-069939(JP,A)
【文献】特開2009-057857(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01F 3/00-8/02
E04B 1/82
E01B 19/00
E21D 11/38
G10K 11/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
各面が板状の部材からなる略立方体の部材であり、正面が広い一面の板状の部材を取り除いた開放面とされ、背面が平板状の平板パネルで閉塞された収容筐体と、
前記収容筐体内で、前記平板パネルと所定の角度を形成し、鉛直方向下方に延びる複数の反射板と、を備え、
鉛直方向上下に隣接する前記反射板の間において、鉛直方向上に位置する前記反射板の下端から鉛直方向下に位置する前記反射板の上端までの距離が、正面視で50mm以下である、防音パネル。
【請求項2】
前記所定の角度は、15度から45度の範囲内である、請求項1に記載の防音パネル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防音パネルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、道路、鉄道、工場等により発生する騒音の防音対策としては、防音壁を設置することが広く採用されている。かかる防音壁は、多くが、複数の防音パネルが組み込まれて成り立っている。
【0003】
防音パネルの一種類として、金属の箱の中に吸音材が配置され、正面板としてパンチングやスリット、ガラリ等の孔あきアルミ板を用いているものがある。
【0004】
しかし、アルミ板は紫外線や夏場の高温、雨水等に晒されることで、正面板が劣化、腐食するという課題がある。これを解決するために特許文献1に開示されているように、正面板を取り除いた構造が提案されている(特に図2参照、以下、“統一型”と称する)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2016-108930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、正面板を取り除くためには吸音材を保護材でくるむ必要があり、その加工が手間であるという課題があった。また、バラストの飛散等で保護材が破れた場合、吸音材が含水、目詰まりして性能が低下してしまうという課題があった。
【0007】
本発明は、上述のような事情から為されたものであり、吸音材を用いなくても、いわゆる統一型と同等の性能が発現する防音パネルを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は以下の態様を有する。
[1] 前面が開口し、平板パネルで背面が閉塞された筒状の収容筐体と、
前記収容筐体内で、前記平板パネルと所定の角度を形成し、鉛直方向下方に延びる複数の反射板と、を備え、
鉛直方向上下に隣接する前記反射板の間の、前記平板パネルに対して平行方向の距離が50mm以下である、防音パネル。
[2] 前記所定の角度は、15度から45度の範囲内である、[1]に記載の防音パネル。
【発明の効果】
【0009】
本発明の防音パネルによれば、吸音材を用いなくても、いわゆる統一型と同等の性能が発現する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の防音パネルにおける一実施形態の正面図である。
図2図1中のII-II線における断面図である。
図3図1及び図2に示した防音パネルの斜視図である。
図4図3における部分拡大図である。
図5】本発明の反射板の間の距離を説明するための部分拡大図である。
図6】実際の騒音を測定するための測定環境を説明するための図である。
図7】測定結果を示す図である。
図8】測定結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を適用した防音パネルの実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
【0012】
図1は、本発明の防音パネルにおける一実施形態の正面図である。図2は、図1中のII-II線における断面図である。図3は、図1及び図2に示した防音パネルの斜視図である。図4は、図3における部分拡大図である。
【0013】
なお、多くの場合、防音パネル1は、図1の上下関係と同様、その下側が地面側として設置されるものであるが、図1及び図2に示すように、説明の便宜上、地面に対する鉛直方向をZ軸方向、地面に平行で、防音パネル1が延びる方向をY軸方向、収容筐体2の開放面(後述)に対して垂直な方向をX軸方向とする。さらに、X軸方向の一方の方向をX1方向、他方の方向をX2方向とし、防音パネルを境として、両側を、それぞれX1側及びX2側とする。
【0014】
図1図3に示すように、本実施形態に係る防音パネル1は、収容筐体2と、複数の羽根3とを有する。
【0015】
収容筐体2は、各面が板状の部材からなる略立方体からなる部材であり、広い一面の板状の部材を取り除いた開放面を有する。図においては、X1側の側面が開放面となっている。すなわち、収容筐体2をX1側からみた場合、前面が開放面となる。
【0016】
収容筐体2は、開放面と反対側に平板状の背面板(平板パネル)2Aを有する。すなわち、収容筐体2は、X1側からみた場合、開口した前面と、背面板2Aによって閉塞された背面と、前面と背面との間にわたって設けられる上下左右の側壁とを有する片側開口の筒状容器である。
【0017】
背面板2Aは、Z軸方向の概ね中央部分に、Y軸方向に延びる屈曲部21を有する。屈曲部21は、主に強度担保のためのものである。
【0018】
収容筐体2の背面板2Aの内側面には、複数の羽根3a、3b、3c、及び3dが取り付けられている。すなわち、収容筐体2の内部(内側)、言い換えれば、凹部に、複数の羽根3が位置している。
【0019】
図3及び図4に示すように、複数の羽根3a、3b、3c、及び3dは、Z軸方向に均等の間隔Dv(以下、「羽根ピッチDv」と称する)で並んでいる。ここでは、例として、4つの羽根3で構成される例を示しているが、その数は限定されない。収容筐体2のZ軸方向の長さに依存するし、羽根ピッチDvにも依存して、その数は可変である。なお、羽根ピッチDvは後述のように、削減したい騒音に含まれる周波数成分に応じて適宜決定される。
【0020】
以下、図4及び図5を参照して、羽根3の詳細と、複数の羽根3による吸音の概略理論について説明する。
【0021】
羽根3は、反射板31と取付け用フランジ32とを有する。
取付け用フランジ32は、反射板31を収容筐体2に取り付けるための構造物であり、背面板2AからX1方向に突出する凸条である。取付け用フランジ32は、反射板31を取り付けるのに好適な構造をしていれば特に限定されない。
【0022】
図2及び図4においては、取付け用フランジ32(32a、32b、32c)は、X-Y面に平行な部材として模式的に描かれているが、反射板31との寸法割合についても、図に限定されるものではない。
上述した羽根ピッチDvは、取付け用フランジ32(32a、32b、32c)のZ軸方向の間隔である。
取付け用フランジ32の(X-Y面に平行な)X方向の長さL32としては、例えば、防音パネル1の厚みの1/4~3/4とすることが好ましく、上限は防音パネル1の厚みの2/3とすることがより好ましい。また、屈曲部21の深さ~屈曲部21の深さの2倍とすることが好ましく、上限は屈曲部21の深さの1.5倍とすることがより好ましい。長さL32を上記好ましい範囲とすることで、羽3を背面板2Aに取り付けることができ、かつ羽3の長さを十分確保することができる。よって、X1方向からの音波Sを効率よく減衰することができる。
【0023】
反射板31は、X1側からの騒音の音波Sを反射し、別方向に向かわせる板状の部材である。
詳細には、反射板31の長手の一辺が、取付け用フランジ32と接合している。反射板31は、取付け用フランジ32を介して収容筐体2に取り付けた際、当該一辺から他方の辺に向かうにつれて、言い換えれば、X1側に向かうにつれて、鉛直方向下方に延びるように、羽根3が傾斜している。なお、反射板31の材質としては、耐候性に優れたメッキ鋼板であることが好適である。
【0024】
各反射板31の、取付け用フランジ32との接合する一端から、鉛直方向下方に延びた先の他端までの長さL31は、特に限定されるものではなく、取付け用フランジ32の長さL32、羽根ピッチDv、及び後述する反射板31を取り付ける際の角度θに応じて適宜選択される。長さL31は、例えば、羽根ピッチDv~羽根ピッチDvの2倍とすることが好ましく、上限は羽根ピッチDvの1.5倍とすることがより好ましい。
【0025】
また、羽根3は、取付け用フランジ32を介して収容筐体2に取り付けた際、その反射板31と収容筐体2の背面板2Aとが形成する角度が所定の角度θとなるように、その構造を形成しておく。角度θの決め方については、後述する。
【0026】
かかる構造において、図4に示すように、防音パネル1のX1側から飛来する騒音に係る音波Sは、任意の反射板31に到達する。任意の反射板31に到達した音波Sはそこで反射し、一部は、当該反射板31の1つ上の羽根3の反射板31に到達し、その裏面で反射する。その後、それら隣接する2つの反射板31の間を反射しながら、隣接する2つの反射板31で形成された凹部を奥に進んでいく。凹部の終端としての収容筐体2の背面板2Aや側壁等に到達した音波Sは、そこで反射すると、今度は、凹部の出口方向に向かうこととなる。凹部の出口方向へ向かう音波Sは、凹部に入射してきた音波Sと衝突(干渉)しながら進むこととなる。従って、凹部の出口方向へ向かう音波Sは、凹部に入射してきた音波Sとの位相差に応じて、減衰する。特に、凹部の出口方向へ向かう音波Sは、位相が反転の関係にある凹部に入射してきた音波Sと衝突した場合には、その音圧レベルの減衰度が最大となる。
【0027】
ここで、鉛直方向(Z軸方向)上下に隣接する反射板31について、そのZ軸方向の隙間部分又は重なり部分の距離Dhを、上記減衰度が最大となるよう設定する。つまり、想定される騒音に係る音波Sの波長に応じて、凹部の出口方向へ向かう音波Sと凹部に入射してきた音波Sとの位相が反転関係となる距離Dhを決定できる。さらに、その距離Dhは、羽根ピッチDv及び角度θの関数であるので、羽根ピッチDv及び角度θを決めることにより、距離Dhを設定できる。
【0028】
具体的には、図5に示すように、以下の関係となる。
・Dh=Dv-D
・D=L31cosθ
→ Dh=Dv-L31cosθ
【0029】
Dhがプラスの値であると、X1方向から防音パネル1を平面視した際、鉛直方向上下に隣接する反射板31の間に、隙間部分が観測される。
一方、Dhがマイナスの値であると、X1方向から防音パネル1を平面視した際、鉛直方向上下に隣接する反射板31同士に重なり部分が生じ、隙間は観測されない。
【0030】
このように、物理的な形状を特定して特定の波長(周波数)を有する音波Sを減衰させるという原理である。しかしながら、実際には、騒音に含まれる音波Sの周波数は、各種騒音ごとの帯域を有し、また周波数ごとに音圧レベルが異なるのであるから、それに応じて、最適な距離Dhを設定する。
【0031】
なお、角度θは、一般的な騒音に対して、15度~45度の範囲であることが好適である。また、距離Dhは、-30mm以上50mm以下が好適である。
【0032】
以上のように距離Dhが設定された複数の羽根3によれば、特定の周波数(周波数帯域)を有した騒音が、X1側から入射すると、反射板31間の凹部に入射し戻ってはくるものの、前述のように最大限に減衰して出てくる。従って、それらを含め、騒音が防音パネル1を超えてX2側に流れたとしても、X2側では騒音は十分に軽減されている。
【0033】
本実施形態の防音パネル1によれば、複数の平板状の反射板31の、防音パネル1が設置される設置面に垂直方向の互いの距離Dhと、所定の角度θとを、想定される騒音に含まれる周波数成分に応じて、最適に設定することにより、防音効果を最大にできる。
【0034】
<他の実施形態>
上述の各実施形態においては、羽根ピッチDvとして、特定の一値を採用したが、想定される騒音が有する周波数帯域に応じて、音圧レベルが最大限に軽減されるように、異なる複数の羽根ピッチDvを選定して、それに基づいて各羽根を設置してもよい。
【0035】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
【実施例
【0036】
実際に騒音測定の実証実験を行った。
(測定対象)
測定対象は、実施例として、羽根ピッチDv135mmで羽根下向きのもの、羽根ピッチDv270mmで羽根下向きのもの、比較例として、羽根ピッチDv135mmで羽根上向きのもの、前述の統一型のものとした。高さは、いずれも1.5mである。
【0037】
(測定環境)
図6は、実際の騒音を測定するための測定環境を説明するための図である。
同図に示した測定装置101は、スピーカ102と、マイクロホン103と、を備えている。
【0038】
スピーカ102は、収容筐体2のX1側の端部から、X1側に向かって2.5m、設置面Fから上方に0.6mの位置に配置されている。スピーカ102は、設置される各実施例のパネル及び比較例のパネルに向かって、123dBの音波を発する。
【0039】
マイクロホン103は、収容筐体2のX1側の端部から、X2側に向かって3.5m、設置面Fから上方に1.8mの位置である測定点に配置されている。
【0040】
このように構成された測定装置101において、スピーカ102から音波Sを発する。音波Sは、防音壁1の上端部で回析し、マイクロホン103で騒音レベルが測定される。
【0041】
(測定結果)
図7及び図8は、測定結果を示す図である。なお、騒音レベルは、A特性で重み付けした音圧から測定したレベル(A特性音圧レベル)である。
【0042】
まず、図7は、羽根ピッチDv135mmで羽根下向きの実施例、並びに各比較例の測定結果の対比を示している。
【0043】
同図から分かることは、実施例は、概して、比較例と遜色のない防音効果を示している、ということである。周波数1.8KHz以上は、多少の隔たりはあるものの、当該周波数以下では、実施例と各比較例の音圧レベルは近接している。特に、630Hz~1.0KHzにかけては、羽根ピッチDv135mmで羽根下向きの実施例が、比較例よりも防音効果が上回っていることが分かる。
【0044】
また、羽根下向き(実施例)と羽根上向き(比較例)との間の比較では、両者の音圧レベルはほぼ近接しているが、全周波数に渡って、ほぼ羽根下向きの方が、音圧レベルが低くなっている。
【0045】
次に、図8は、羽根ピッチDv135mmで羽根下向き、及び羽根ピッチDv270mmで羽根下向きの各実施例、並びに比較例の測定結果の対比を示している。
【0046】
同図から分かることは、羽根ピッチDv135mm及び羽根ピッチDv270mmのいずれも、概して、比較例と遜色のない防音効果を示している、ということである。周波数2.0KHz近傍では、多少の隔たりはあるものの、他の周波数領域では、各実施例と比較例の音圧レベルは概ね近接している。特に、500Hz~1.0KHzにかけては、羽根ピッチDv135mmで羽根下向きの方が、比較例よりも防音効果が上回っていることが分かる。
【0047】
また、羽根ピッチDv135mmと羽根ピッチDv270mmとの間の比較では、約1.4KHz以下の周波数では、羽根ピッチDv270mmよりも、羽根ピッチDv135mmの方が、防音効果が概して上回っている。約1.4KHz~2.5KHzの周波数では、羽根ピッチDv135mmよりも、羽根ピッチDv270mmの方が、防音効果が概して上回っていることが分かる。約2.5KHz以上の羽根ピッチDv270mmよりも、羽根ピッチDv135mmの方が、防音効果が概して上回っている。
【0048】
これは、羽根ピッチDv、ひいては反射板距離Dhが、軽減できる騒音の周波数に関わっていることを示す顕著な測定結果である。この場合、羽根ピッチDv135mmと羽根ピッチDv270mmの二者択一であるならば、軽減したい騒音が約1.4KHz以下の周波数、または約2.5KHz以上の周波数を主に含んでいるのであれば、羽根ピッチDv135mmを採用し、軽減したい騒音が約1.4KHz~2.5KHzの周波数を主に含んでいるのであれば、羽根ピッチDv270mmを採用すればよい、ということになる。
【0049】
以上のように、上述の実施形態によれば、想定される騒音に係る音波Sの周波数成分に応じて、羽根ピッチDv及び角度θを決定し、それにより距離Dhを適切に設定することにより、吸音材を用いなくても、いわゆる統一型と同等の性能が発揮できる。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明の防音パネルは、例えば鉄道分野や建築分野で採用される、各種騒音を低減するための防音壁に使用される防音パネルとして利用可能性を有する。
【符号の説明】
【0051】
1…防音パネル
2…収容筐体
2A…背面板(平板パネル)
21…屈曲部
3…羽根
31…反射板
32…取付け用フランジ
101…測定装置
102…スピーカ
103…マイクロホン
Dv…羽根ピッチ
Dh…反射板間の距離
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8