(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-11-29
(45)【発行日】2022-12-07
(54)【発明の名称】フリーモーションスポーツブラ
(51)【国際特許分類】
A41D 13/00 20060101AFI20221130BHJP
A41C 3/00 20060101ALI20221130BHJP
A41D 13/05 20060101ALI20221130BHJP
【FI】
A41D13/00 117
A41C3/00 Z
A41C3/00 B
A41D13/05 118
(21)【出願番号】P 2020520273
(86)(22)【出願日】2018-10-15
(86)【国際出願番号】 US2018055873
(87)【国際公開番号】W WO2019079177
(87)【国際公開日】2019-04-25
【審査請求日】2020-06-04
(32)【優先日】2017-10-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】503204222
【氏名又は名称】ザ ノース フェイス アパレル コーポレイション
【氏名又は名称原語表記】The North Face Apparel Corp.
【住所又は居所原語表記】3411 Silverside Road,Wilmington,Delaware 19810 U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】110001656
【氏名又は名称】弁理士法人谷川国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ケリー,ジェニファー
(72)【発明者】
【氏名】マーティニ-ボウルウェア,エリン フランチェスカ
(72)【発明者】
【氏名】ハーク,アシュレイ
【審査官】金丸 治之
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2005/0255789(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2014/0087626(US,A1)
【文献】米国特許第03071140(US,A)
【文献】特表2016-531217(JP,A)
【文献】特開2017-133127(JP,A)
【文献】中国実用新案第202364846(CN,U)
【文献】米国特許出願公開第2002/0022433(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41D 13/00
A41C 3/00
A41D 13/05
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
バストパネルと、第1ショルダーストラップと、第2ショルダーストラップとを含む前側パネルで、前記第1ショルダーストラップおよび前記第2ショルダーストラップは、互いに離間して前記バストパネルから延びて、着用者の首を受け入れるように構成された首穴の少なくとも一部を画定し、および前記バストパネルは、弾性周方向バンドを含まない、前側パネルと、
クロスバックパターンに構成される第1バックストラップと第2バックストラップとを含む後側パネルと、を備えたスポーツブラであって、
前記第1バックストラップは、第1ショルダーシームで前記第1ショルダーストラップに結合され、前記第2バックストラップは、第2ショルダーシームで前記第2ショルダーストラップに結合され、
前記第1バックストラップは、第1サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第1バックストラップは、前記第1サイドシームと前記第1ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線形状を有し、前記第1サイドシームは、前記第1ショルダーシームの長さより長い長さを有し、
前記第2バックストラップは、第2サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第2バックストラップは、前記第2サイドシームと前記第2ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線形状を有し、前記第2サイドシームは、前記第2ショルダーシームの長さより長い長さを有し、および
前記第1バックストラップおよび前記第2バックストラップの
両方は、アウターレイヤと、前記アウターレイヤに隣接して設けられ、着用者に当接するよう構成されたメッシュライナーとを含
み、前記第1サイドシームおよび前記第2サイドシームの一方または両方は、前記第1バックストラップおよび前記第2バックストラップの対応する1つに結合されたメッシュ材料によって覆われている、スポーツブラ。
【請求項2】
バストパネルと、第1ショルダーストラップと、第2ショルダーストラップとを含む前側パネルで、前記第1ショルダーストラップおよび前記第2ショルダーストラップは、互いに離間して前記バストパネルから延びて、着用者の首を受け入れるように構成された首穴の少なくとも一部を画定する、前側パネルと、
第1バックストラップまたは第2バックストラップの一方が、第1バックストラップまたは第2バックストラップの他方の一部を覆うように構成される第1バックストラップと第2バックストラップとを含む後側パネルと、を備えた物品であって、
前記第1バックストラップは、第1ショルダーシームで前記第1ショルダーストラップに結合され、前記第2バックストラップは、第2ショルダーシームで前記第2ショルダーストラップに結合され、
前記第1バックストラップは、第1サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第1サイドシームは、前記第1ショルダーシームの長さより長い長さを有し、
前記第2バックストラップは、第2サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第2サイドシームは、前記第2ショルダーシームの長さより長い長さを有し、および
前記第1バックストラップおよび前記第2バックストラップの
両方は、アウターレイヤと、前記アウターレイヤに隣接して設けられ、着用者に当接するよう構成されたメッシュライナーとを含
み、前記第1サイドシームおよび前記第2サイドシームの一方または両方は、前記第1バックストラップおよび前記第2バックストラップの対応する1つに結合されたメッシュ材料によって覆われている、物品。
【請求項3】
前記第1バックストラップは、バータックで前記第2バックストラップに結合され、前記バータックは、0.95cm(3/8インチ)から1.27cm(1/2インチ)の間の長さを有する、請求項2に記載の物品。
【請求項4】
前記前側パネルおよび前記後側パネルは、1つまたは複数の前記サイドシームが着用者の背中の中心軸に向かって付勢されるように構成される、請求項2に記載の物品。
【請求項5】
前記バストパネルは、弾性周方向バンドを含まない、請求項2に記載の物品。
【請求項6】
前記第1バックストラップの一部、前記第2バックストラップの一部、および前記前側パネルの一部は、着用者の腕を受け入れるように構成されたアーム穴を画定する、請求項2に記載の物品。
【請求項7】
前記第1サイドシームおよび前記第2サイドシームの一方または両方の長さは、11.43cm(4 1/2インチ)から11.74cm(4 5/8インチ)の間である、請求項2に記載の物品。
【請求項8】
前記第1ショルダーシームおよび前記第2ショルダーシームの一方または両方の長さは、2.54cm(1インチ)から3.81cm(1.5インチ)の間である、請求項2に記載の物品。
【請求項9】
前記第1サイドシームの長さと前記第1ショルダーシームの長さとの比は、2.5:1であり、および前記第2サイドシームの長さと前記第2ショルダーシームの長さとの比は、2.5:1である、請求項2に記載の物品。
【請求項10】
前記アウターレイヤは、11%~12%のエラスタンを含む、請求項2に記載の物品。
【請求項11】
前記メッシュライナーは、80%~81%のナイロンから構成される、請求項2に記載の物品。
【請求項12】
前記第1バックストラップおよび前記第2バックストラップの一方または両方は、曲線形状を有する、請求項2に記載の物品。
【請求項13】
バストパネルと、第1ショルダーストラップと、第2ショルダーストラップとを含む前側パネルで、前記第1ショルダーストラップおよび前記第2ショルダーストラップは、互いに離間して前記バストパネルから延びて、着用者の首を受け入れるように構成された首穴の少なくとも一部を画定する、前側パネルと、
クロスバックパターンに構成される第1バックストラップと第2バックストラップとを含む後側パネルと、を備えた物品であって、
前記第1バックストラップは、第1ショルダーシームで前記第1ショルダーストラップに結合され、前記第2バックストラップは、第2ショルダーシームで前記第2ショルダーストラップに結合され、
前記第1バックストラップは、第1サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第1バックストラップは、前記第1サイドシームと前記第1ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線形状を有し、
前記第2バックストラップは、第2サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第2バックストラップは、前記第2サイドシームと前記第2ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線形状を有し、および
前記第1バックストラップおよび前記第2バックストラップの
両方は、アウターレイヤと、前記アウターレイヤに隣接して設けられ、着用者に当接するよう構成されたメッシュライナーとを含
み、前記第1サイドシームおよび前記第2サイドシームの一方または両方は、前記第1バックストラップおよび前記第2バックストラップの対応する1つに結合されたメッシュ材料によって覆われている、物品。
【請求項14】
前記第1バックストラップは、前記第2バックストラップの少なくとも一部を覆うことで、前記クロスバックパターンを画定する、請求項
13に記載の物品。
【請求項15】
前記第1バックストラップは、バータックで前記第2バックストラップに結合され、前記バータックは、0.95cm(3/8インチ)から1.27cm(1/2インチ)の間の長さを有する、請求項
13に記載の物品。
【請求項16】
前記前側パネルおよび前記後側パネルは、1つまたは複数の前記サイドシームが着用者の背中の中心軸に向かって付勢されるように構成される、請求項
13に記載の物品。
【請求項17】
前記バストパネルは、弾性周方向バンドを含まない、請求項
13に記載の物品。
【請求項18】
前記第1バックストラップの一部、前記第2バックストラップの一部、および前記前側パネルの一部は、着用者の腕を受け入れるように構成されたアーム穴を画定する、請求項
13に記載の物品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば、様々なアクティビティの際に、女性にサポートを提供するよう作られた物品に関する。より具体的には、スポーツブラは、着用者の胸および背中に快適さとサポートを提供するように構成される。
【背景技術】
【0002】
最新技術では、着用者の肋骨にまたはその近くに配置された弾性バンドを含み、スポーツブラの他の部分において固有の弾性を補うことにより、着用者をサポートする様々なスポーツブラが提案されている。このような弾性バンドは、スポーツブラを着用者の胴に固定するためにスポーツブラの本体を形成するパネルの材料よりも弾性力がなくてもよい。
【0003】
一例として、Schreiberおよびその他による米国特許第4,174,717号および第4,311,150号の各々は、胸を身体にぴったりと保持するように設計された運動用ブラジャを開示している。幅広の弾性リブバンドおよび背中で交差する弾性ストリップが、ブラジャをしっかりと固定する。
【0004】
Flanaganおよびその他による米国特許第4,583,544号は、前側パネルおよび後側パネルの底部に取り付けられ、ブラジャの周りに連続的に延びる弾性バンドを有するスポーツブラを記載している。
【0005】
Braatenによる米国特許第4,816,005号は、底部縁に固定された弾性バンドを備えるとともに、前側および後側パネル部分と同一の広がりを持つ連続的な底部縁を有するスポーツブラを記載している。
【0006】
Horiによる米国特許第7,381,113号は、ブラの胸カップの横方向の動きを制限するために、内側布層および外側布層の下縁の周りに配置された弾性バンドを有するスポーツブラを記載している。
【0007】
多くの場合、周方向弾性バンドを含む従来技術のスポーツブラは、弾性バンドがスポーツブラを着用者に固定する領域で、着用者に刺激または不快感が生じる虞がある。したがって、スポーツブラおよびその他の衣料品の改良が必要である。
【発明の概要】
【0008】
本開示は、ブラジャおよび特にスポーツブラなどの衣料品に関する。
【0009】
スポーツブラは、バストパネルと、第1ショルダーストラップと、第2ショルダーストラップとを含む前側パネルで、前記第1ショルダーストラップおよび前記第2ショルダーストラップは、互いに離間して前記バストパネルから延びて、着用者の首を受け入れるように構成された首穴の少なくとも一部を画定し、および前記バストパネルは、補助的な弾性周方向バンドを含まない、前側パネルと、クロスバックパターンに構成される第1バックストラップと第2バックストラップとを含む後側パネルとを備えてもよい。前記第1バックストラップは、第1ショルダーシームで前記第1ショルダーストラップに結合され、前記第2バックストラップは、第2ショルダーシームで前記第2ショルダーストラップに結合される。前記第1バックストラップは、第1サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第1バックストラップは、前記第1サイドシームと前記第1ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有し、前記第1サイドシームは、前記第1ショルダーシームの長さより長い長さを有する。前記第2バックストラップは、第2サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第2バックストラップは、前記第2サイドシームと前記第2ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有し、前記第2サイドシームは、前記第2ショルダーシームの長さより長い長さを有する。
【0010】
物品は、バストパネルと、第1ショルダーストラップと、第2ショルダーストラップとを含む前側パネルで、前記第1ショルダーストラップおよび前記第2ショルダーストラップは、互いに離間して前記バストパネルから延びて、着用者の首を受け入れるように構成された首穴の少なくとも一部を画定する、前側パネルと、第1バックストラップまたは第2バックストラップの一方が、第1バックストラップまたは第2バックストラップの他方の一部を覆うように構成される第1バックストラップと第2バックストラップとを含む後側パネルとを備えてもよい。前記第1バックストラップは、第1ショルダーシームで前記第1ショルダーストラップに結合され、前記第2バックストラップは、第2ショルダーシームで前記第2ショルダーストラップに結合される。前記第1バックストラップは、第1サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第1サイドシームは、前記第1ショルダーシームの長さより長い長さを有する。前記第2バックストラップは、第2サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第2サイドシームは、前記第2ショルダーシームの長さより長い長さを有する。
【0011】
物品は、バストパネルと、第1ショルダーストラップと、第2ショルダーストラップとを含む前側パネルで、前記第1ショルダーストラップおよび前記第2ショルダーストラップは、互いに離間して前記バストパネルから延びて、着用者の首を受け入れるように構成された首穴の少なくとも一部を画定する、前側パネルと、クロスバックパターンに構成される第1バックストラップと第2バックストラップとを含む後側パネルとを備えてもよい。前記第1バックストラップは、第1ショルダーシームで前記第1ショルダーストラップに結合され、前記第2バックストラップは、第2ショルダーシームで前記第2ショルダーストラップに結合される。前記第1バックストラップは、第1サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第1バックストラップは、前記第1サイドシームと前記第1ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有する。前記第2バックストラップは、第2サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第2バックストラップは、前記第2サイドシームと前記第2ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有する。
【0012】
したがって、本明細書におけるその詳細な説明の理解を深められるように、および当技術分野への現在の貢献の理解を深められるように、本開示の特定の実施形態を概説した。もちろん、以下に説明され、添付の特許請求の範囲の主題を形成する本発明の追加の実施形態がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本発明のより完全な理解を容易にするために、同様の要素が同様の数字で参照される添付の図面を参照する。これらの図面は、本発明を限定するものとして解釈されるべきではなく、例示することのみを目的としている。
【0014】
【
図1】
図1は、本開示の態様に係るスポーツブラの正面斜視図である。
【0015】
【
図2】
図2は、
図1に示されるスポーツブラの後面斜視図である。
【0016】
【
図3】
図3は、
図1に示されるスポーツブラの内側正面斜視図であり、スポーツブラの内面を示す。
【0017】
【
図4】
図4は、
図1に示されるスポーツブラの内側後面斜視図であり、スポーツブラの内面を示す。
【0018】
【
図5】
図5Aは、本開示の態様に係る、着用者のモデル上に配置されたスポーツブラの正面図である。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【
図6】
図6は、本開示の態様に係るバックストラップの内面の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
ブラ(例えば、スポーツブラ、日常ブラ)などの衣料品について説明されている。
【0025】
図1~6は、ブラなどの物品100を示す。図示するように、物品100は、バストパネルと、第1ショルダーストラップと、第2ショルダーストラップとを有する前側パネルを含み得る。第1ショルダーストラップおよび第2ショルダーストラップは、互いに離間していてもよく、バストパネルから延びて、着用者の首を受けるように構成された首穴の少なくとも一部を画定してもよい。特定の態様では、バストパネルは、従来のブラに使用されているものなど、補足的な弾性周方向バンドを含まない。後側パネルは、クロスバックパターンに構成される第1バックストラップと第2バックストラップを有しており、第1バックストラップは、第1ショルダーシームで第1ショルダーストラップに結合され、第2バックストラップは、第2ショルダーシームで第2ショルダーストラップに結合されている。第1バックストラップは、第1サイドシームでバストパネルに結合されてもよい。第1バックストラップは、第1サイドシームと第1ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有していてもよく、第1サイドシームは、第1ショルダーシームの長さよりも長い長さを有する。第2バックストラップは、第2サイドシームでバストパネルに結合されてもよい。第2バックストラップは、第2サイドシームと第2ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有していてもよく、第2サイドシームは、第2ショルダーシームの長さよりも長い長さを有する。
【0026】
図1は、本開示の態様に係る物品100の正面斜視図である。物品は、スポーツブラなどのブラを含み得る。物品100は、前側パネル102を有し得る。前側パネル102は、バストパネル107を含むことができる。バストパネル107は、当技術分野で周知の従来の周方向バンドなど、補足的な弾性周方向バンドを含んでいなくてもよい(例えば、除外してもよい)。前側パネル102は、第1ショルダーストラップ106aおよび第2ショルダーストラップ106bを含み得る。ショルダーストラップ106の各々は、ストラップの集まりから構成されてもよく、または単一の一体型ストラップであってもよい。第1ショルダーストラップ106aおよび第2ショルダーストラップ106bは、互いに離間していてもよい。第1ショルダーストラップ106aおよび第2ショルダーストラップ106bは、バストパネル107から延びて、着用者の首を受けるように構成された首穴114の少なくとも一部を画定してもよい。物品100は、首穴114の反対側に配置された周縁など、底縁116を含むことができる
【0027】
図2は、
図1に示される物品100の後面斜視図である。物品100は、後側パネル104を有し得る。後側パネル104は、第1バックストラップ110aおよび第2バックストラップ110bを含み得る。バックストラップ110は、ストラップの集まりによって画定されてもよく、または単一の一体型ストラップであってもよい。第1バックストラップ110aおよび第2バックストラップ110bは、第1バックストラップ110aまたは第2バックストラップ110の一方が第1バックストラップ110aおよび第2バックストラップ110bの他方の一部を覆うように構成され得る。第1バックストラップ110aおよび第2バックストラップ110bは、
図2に示されるようなクロスバックパターンまたはその他のクロスバックパターンに構成されてもよい。第1バックストラップ110aは、第2バックストラップ110bを覆うことができ、それによってクロスバックパターンを画定する。
【0028】
第1バックストラップ110aは、第1ショルダーシーム108aで第1ショルダーストラップ106aに結合されてもよい。第2バックストラップ110bは、第2ショルダーシーム108bで第2ショルダーストラップ106bに結合されてもよい。
【0029】
物品100は、第1アーム穴118aおよび第2アーム穴118bなど、1つまたは複数のアーム穴を含むことができる。第1バックストラップ110aの一部、第2バックストラップ110bの一部、および前側パネル102の一部は、着用者の腕を受け入れるように構成されたアーム穴118を画定することができる。例えば、第1アーム穴118aは、第1バックストラップ110aの上部および第2バックストラップ110bの下部によって画定され得る。第2アーム穴118bは、第2バックストラップ110bの上部および第1バックストラップ110aの下部によって画定され得る。
【0030】
第1バックストラップ110aは、第1サイドシーム112aでバストパネル107に結合されてもよい。第1バックストラップ110aは、曲線線形形状を有してもよい。第1バックストラップ110aは、第1サイドシーム112aと第1ショルダーシーム108aとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有していてもよい。第1サイドシーム112aは、第1ショルダーシーム108aの長さよりも長い長さを有してもよい。第2バックストラップ110bは、第2サイドシーム112bでバストパネル107に結合されてもよい。第2バックストラップ110bは、曲線線形形状を有してもよい。第2バックストラップ110bは、第2サイドシーム112bと第2ショルダーシーム108bとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有していてもよい。第2サイドシーム112bは、第2ショルダーシーム108bの長さよりも長い長さを有してもよい。
【0031】
図3は、
図1に示される物品100の内側正面斜視図であり、前側パネル102の内面を示す。物品100は、前側ヨーク200を含み得る。前側ヨーク200は、バストパネル107(
図1)の少なくとも内側部分(例えば、身体に面する)および1つまたは複数のショルダーストラップ106(
図1)の内側部分によって画定されてもよい。前側ヨーク200は、メッシュライナーなどのメッシュ材料から形成されてもよく、および/またはバストパネル107および/またはショルダーストラップ106を形成する材料を有する多層構造を形成してもよい。前側ヨーク200を形成する材料は、固有の弾性を有してもよく、および/または弾性バンドなどの1つまたは複数の弾性要素が補充されてもよい。一例として、弾性バンドは、前側ヨーク200の周縁に、またはその近くに配置されてもよい。
【0032】
物品100は、前側ヨーク200に結合された第1カップ202および第2カップ204を含み得る。1つまたは複数のカップ202、204は、成形された発泡材料から形成されてもよく、バストパネル107(
図1)の少なくとも一部に隣接する内層を画定してもよい。カップ202、204を形成する材料は、固有の弾性を有してもよく、および/または弾性バンドなどの1つまたは複数の弾性要素が補充されてもよい。一例として、弾性バンドは、底縁116またはアーム穴118(
図1)に沿うなど、カップ202、204の周縁に、またはその近くに配置されてもよい。
【0033】
物品100は、前側ヨーク200およびカップ202、204に結合され、第1カップ202と第2カップ204との間に配置されるゴア206を含み得る。ゴア206は、浸潤性、通気性のあるジャージ素材から形成されてもよい。一例として、カップ202、204は、互いに離間していてよく、ゴア206は、カップ202、204の間に配置された材料を画定してよい。例えば、浸潤性、水分管理、冷却、および吸収性のために様々な材料を選択することができる。
【0034】
物品100は、第1オーバーレイ210および第2オーバーレイ208を含み得る。第1オーバーレイ210および第2オーバーレイ208は、メッシュ材料を含む様々な材料から形成されてもよい。オーバーレイは、本明細書で論じられるように、バックストラップ110の内面と同じ材料から形成されてもよい。例えば、オーバーレイ208、210は、内側から見たときに(例えば、
図6を参照)、1つまたは複数のサイドシーム112の少なくとも一部を覆うように構成されてもよい。
【0035】
図4は、
図1に示される物品100の内側後面斜視図であり、物品100(例えば、スポーツブラ)の内面を示す。第1バックストラップ110aは、第2バックストラップ110bに結合されてもよい。図示するように、第1バックストラップ110aは、第2バックストラップ110bに留められてもよい。第1バックストラップ110aは、タック124で第2バックストラップ110bに結合されてもよい。タック124は、バータックを含んでいてもよく、約3/8インチの長さを有し得る。しかしながら、他の結合および長さを使用してもよい。
【0036】
第1バックストラップ110aは、第1内側縁部214aに隣接して配置された第1内側弾性バンド212aを含んでもよい。第2バックストラップ110bは、第2内側縁部214bに隣接して配置された第2内側弾性バンド212bを含んでもよい。第1バックストラップ110aは、第1外側縁部218aに隣接して配置された第1外側弾性バンド216aを含んでもよい。第1バックストラップ110aは、第1外側縁部218bに隣接して配置された第2外側弾性バンド216bを含んでもよい。第1バックストラップ110aは、第1内側面222aを含み得る。第2バックストラップ112bは、第2内側面222bを含み得る。第1内側面222aおよび第2内側面222b。1つまたは複数の弾性バンドは、それぞれのシームまたは縁に構造を提供するように、且つ、それぞれのシームまたは縁をある位置またはその近くに保持するように形成することができる。
【0037】
図5A~5Eは、物品100の様々な斜視図を示す。
図5Aは、本開示の態様に係る、着用者のモデル上に配置されたスポーツブラの正面図である。
図5Bは、
図5Aに示される物品100(例えば、スポーツブラ)の正面斜視図である。
図5Cは、
図5Aに示される物品100(例えば、スポーツブラ)の側面図である。
図5Dは、
図5Aに示される物品100(例えば、スポーツブラ)の後面斜視図である。
図5Eは、
図5Aに示される物品100(例えば、スポーツブラ)の後面図である。
【0038】
図5Dに示すように、前側パネル102および後側パネル104は、1つまたは複数のサイドシーム(例えば、第1サイドシーム112a、第2サイドシーム112b)が着用者の背中の中心軸(例えば、軸A)に向かって付勢されるように構成されてもよい。例えば、第1サイドシーム112aおよび/または第2サイドシーム112bは、着用者の前側の中心よりも、ウェアの後側の中心軸により近くてもよい。さらなる例として、1つまたは複数のサイドシーム112は、着用者の中心側から約2インチだけ、着用者の軸Aに向かって付勢されてもよい。しかしながら、他の付勢を使用してもよい。
【0039】
第1バックストラップ110aは、第1アウターレイヤ122aを含み得る。第2バックストラップ110bは、第2アウターレイヤ122bを含み得る。第1アウターレイヤ122aおよび第2アウターレイヤ122bの一方または両方は、スパンデックス(例えば、スパンデックスアウターレイヤ)を含んでもよい。アウターレイヤ122のスパンデックスまたは他の材料は、エラスタン、例えば、約11%~約12%のエラスタン(または11%~12%のエラスタン)を含み得る。物品100は、前側表面120を含み得る。前側表面120は、スパンデックスを含んでもよい。
【0040】
第1バックストラップ110aおよび第2バックストラップ110bの一方または両方は、メッシュライナーを含み得る。メッシュライナーは、スパンデックスアウターレイヤ(例えば、第1アウターレイヤ122a、第2アウターレイヤ122b)に隣接して設けられてもよい。メッシュライナーは、着用者に当接するように構成され得る。メッシュライナーは、約80%~約81%のナイロンから構成され得る。例えば、第1内面222aおよび/または第2内面222bは、メッシュライナーを含んでもよい。ヨーク200、第1オーバーレイ210、第2オーバーレイ208、またはそれらの組み合わせも、メッシュライナーを含んでもよい。メッシュライナーは、着用者に当接するように構成され得る。メッシュライナーは、約80%~約81%のナイロンから構成され得る。
【0041】
物品100は、様々なサイズで製造することができる。図示するように、第1サイドシーム112aおよび第2サイドシーム112bの一方または両方(例えば、別々に)の長さは、約4 1/2インチから約4 5/8インチの間であってよい。第1ショルダーシーム108aおよび第2ショルダーシーム108bの一方または両方(例えば、別々に)の長さは、約1インチから約1.5インチの間であってよい。第1サイドシーム112aの長さと第1ショルダーシーム108aの長さとの比は、約2.5:1であってもよい。第2サイドシーム112bの長さと第2ショルダーシーム108bの長さとの比は、約2.5:1であってもよい。タック124(例えば、バータック)は、約3/8インチから約1/2インチの間の長さを有し得る。
【0042】
図6は、本開示の態様に係るバックストラップの内面の斜視図である。
図6は、第1オーバーレイ210など、例示的なオーバーレイのより近接した図を示す。第1オーバーレイ201は、第2カップ204に隣接していてもよい(例えば、またはそれに結合されてもよい)。第1サイドシーム112aおよび第2サイドシーム112bの一方または両方は、第1バックストラップ110aおよび第2バックストラップ110bの対応する1つに結合されたメッシュ材料によって覆われていてもよい。メッシュライナーは、約80%~約81%のナイロンから構成され得る。
【0043】
この点で、本発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明は、その用途において、構造の詳細および以下の説明に記載または図示された構成要素の配置に限定されないことを理解されたい。本発明は、記載されたものに加えて1つまたは複数の実施形態が可能であり、様々な方法で実施および実行することができる。また、本明細書ならびに要約で使用される表現および用語は、説明を目的としており、限定と見なされるべきではないことを理解されたい。
【0044】
本願における「一実施形態」、「実施形態」、「1つまたは複数の実施形態」、「態様」などの引用は、実施形態に関連して説明された特定の特徴、構造、または特性が本開示の少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。例えば、明細書中の様々な場所での「実施形態」という語句の出現は、必ずしもすべてが同じ実施形態を指しているわけではなく、他の実施形態と相互に排他的な別個のまたは代替の実施形態でもない。さらに、いくつかの実施形態によって示され、他の実施形態によって示されない可能性がある様々な特徴が説明される。同様に、いくつかの実施形態の要件であり得るが他の実施形態の要件ではない可能性がある様々な要件が説明されている。
【0045】
以下の例示的な実施形態は、本開示が要旨を当業者に完全かつ十分に伝えるように提供される。本開示の例示的な実施形態の完全な理解を提供するために、特定の構成要素、デバイス、および概略構成の例など、多数の特定の詳細が示されている。しかしながら、これらの特定の詳細を使用する必要がないこと、例示的な実施形態が多くの異なる形態で実施されてもよく、いずれも本開示の範囲を限定すると解釈されるべきでないことは、当業者には明らかであろう。
【0046】
様々な態様では、本開示は、以下の例の1つまたは複数に関係し得る。
【0047】
実施例1:バストパネルと、第1ショルダーストラップと、第2ショルダーストラップとを含む前側パネルで、前記第1ショルダーストラップおよび前記第2ショルダーストラップは、互いに離間して前記バストパネルから延びて、着用者の首を受け入れるように構成された首穴の少なくとも一部を画定し、および前記バストパネルは、補助的な弾性周方向バンドを含まない、前側パネルと、クロスバックパターンに構成される第1バックストラップと第2バックストラップとを含む後側パネルと、を備えたスポーツブラであって、前記第1バックストラップは、第1ショルダーシームで前記第1ショルダーストラップに結合され、前記第2バックストラップは、第2ショルダーシームで前記第2ショルダーストラップに結合され、前記第1バックストラップは、第1サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第1バックストラップは、前記第1サイドシームと前記第1ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有し、前記第1サイドシームは、前記第1ショルダーシームの長さより長い長さを有し、および前記2バックストラップは、第2サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第2バックストラップは、前記第2サイドシームと前記第2ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有し、前記第2サイドシームは、前記第2ショルダーシームの長さより長い長さを有する、スポーツブラ。
【0048】
実施例2:バストパネルと、第1ショルダーストラップと、第2ショルダーストラップとを含む前側パネルで、前記第1ショルダーストラップおよび前記第2ショルダーストラップは、互いに離間して前記バストパネルから延びて、着用者の首を受け入れるように構成された首穴の少なくとも一部を画定する、前側パネルと、第1バックストラップまたは第2バックストラップの一方が、第1バックストラップまたは第2バックストラップの他方の一部を覆うように構成される第1バックストラップと第2バックストラップとを含む後側パネルと、を備えた物品であって、前記第1バックストラップは、第1ショルダーシームで前記第1ショルダーストラップに結合され、前記第2バックストラップは、第2ショルダーシームで前記第2ショルダーストラップに結合され、前記第1バックストラップは、第1サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第1サイドシームは、前記第1ショルダーシームの長さより長い長さを有し、および前記第2バックストラップは、第2サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第2サイドシームは、前記第2ショルダーシームの長さより長い長さを有する、物品。
【0049】
実施例3:前記第1バックストラップは、前記第2バックストラップに留められている、実施例2に記載の物品。
【0050】
実施例4:前記第1バックストラップは、バータックで前記第2バックストラップに結合され、前記バータックは、3/8インチから1/2インチの間の長さを有する、実施例2に記載の物品。
【0051】
実施例5:前記前側パネルおよび前記後側パネルは、1つまたは複数の前記サイドシームが着用者の背中の中心軸に向かって付勢されるように構成される、実施例2~4のいずれか1つに記載の物品。
【0052】
実施例6:前記バストパネルは、補足的な弾性周方向バンドを含まない、実施例2~5のいずれか1つに記載の物品。
【0053】
実施例7:前記第1バックストラップの一部、前記第2バックストラップの一部、および前記前側パネルの一部は、着用者の腕を受け入れるように構成されたアーム穴を画定する、実施例2~6のいずれか1つに記載の物品。
【0054】
実施例8:前記第1サイドシームおよび前記第2サイドシームの一方または両方の長さは、4 1/2インチから4 5/8インチの間である、実施例2~7のいずれか1つに記載の物品。
【0055】
実施例9:前記第1ショルダーシームおよび前記第2ショルダーシームの一方または両方の長さは、1インチから1.5インチの間である、実施例2~8のいずれか1つに記載の物品。
【0056】
実施例10:前記第1サイドシームの長さと前記第1ショルダーシームの長さとの比は、2.5:1である、実施例2~9のいずれか1つに記載の物品。
【0057】
実施例11:前記第2サイドシームの長さと前記第2ショルダーシームの長さとの比は、2.5:1である、実施例2~10のいずれか1つに記載の物品。
【0058】
実施例12:前記前側パネルは、少なくとも部分的に発泡体から形成される、実施例2~11のいずれか1つに記載の物品。
【0059】
実施例13:前記第1バックストラップおよび前記第2バックストラップの一方または両方は、アウターレイヤ(例えば、スパンデックスまたはエラスタン)と、前記アウターレイヤに隣接して設けられ、着用者に当接するよう構成されたメッシュライナーとを含む、実施例2~12のいずれか1つに記載の物品。
【0060】
実施例14:前記アウターレイヤは、11%~12%のエラスタンを含む、実施例13に記載の物品。
【0061】
実施例15:前記メッシュライナーは、80%~81%のナイロンから構成される、実施例13に記載の物品。
【0062】
実施例16:前記第1バックストラップおよび前記第2バックストラップの一方または両方は、曲線線形形状を有する、実施例2~15のいずれか1つに記載の物品。
【0063】
実施例17:前記第1サイドシームおよび前記第2サイドシームの一方または両方は、前記第1バックストラップおよび前記第2バックストラップの対応する1つに結合されたメッシュ材料によって覆われている、実施例2~16のいずれか1つに記載の物品。
【0064】
実施例18:バストパネルと、第1ショルダーストラップと、第2ショルダーストラップとを含む前側パネルで、前記第1ショルダーストラップおよび前記第2ショルダーストラップは、互いに離間して前記バストパネルから延びて、着用者の首を受け入れるように構成された首穴の少なくとも一部を画定する、前側パネルと、クロスバックパターンに構成される第1バックストラップと第2バックストラップとを含む後側パネルと、を備えた物品であって、前記第1バックストラップは、第1ショルダーシームで前記第1ショルダーストラップに結合され、前記第2バックストラップは、第2ショルダーシームで前記第2ショルダーストラップに結合され、前記第1バックストラップは、第1サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第1バックストラップは、前記第1サイドシームと前記第1ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有し、および前記第2バックストラップは、第2サイドシームで前記バストパネルに結合され、前記第2バックストラップは、前記第2サイドシームと前記第2ショルダーシームとの間にテーパ幅を示す曲線線形形状を有する、物品。
【0065】
実施例19:前記第1バックストラップは、前記第2バックストラップの少なくとも一部を覆うことで、前記クロスバックパターンを画定する、実施例18に記載の物品。
【0066】
実施例20:前記第1バックストラップは、前記第2バックストラップに留められている、実施例18~19のいずれか1つに記載の物品。
【0067】
実施例21:前記第1バックストラップは、バータックで前記第2バックストラップに結合され、前記バータックは、3/8インチから1/2インチの間の長さを有する、実施例18~19に記載の物品。
【0068】
実施例22:前記前側パネルおよび前記後側パネルは、1つまたは複数の前記サイドシームが着用者の背中の中心軸に向かって付勢されるように構成される、実施例18~21のいずれか1つに記載の物品。
【0069】
実施例23:前記バストパネルは、補足的な弾性周方向バンドを含まない、実施例18~22のいずれか1つに記載の物品。
【0070】
実施例24:前記第1バックストラップの一部、前記第2バックストラップの一部、および前記前側パネルの一部は、着用者の腕を受け入れるように構成されたアーム穴を画定する、実施例18~23のいずれか1つに記載の物品。
【0071】
実施例25:前記第1サイドシームおよび前記第2サイドシームの一方または両方の長さは、4 1/2インチから4 5/8インチの間である、実施例18~24のいずれか1つに記載の物品。
【0072】
実施例26:前記第1ショルダーシームおよび前記第2ショルダーシームの一方または両方の長さは、1インチから1.5インチの間である、実施例18~25のいずれか1つに記載の物品。
【0073】
実施例27:前記第1サイドシームの長さと前記第1ショルダーシームの長さとの比は、2.5:1である、実施例18~26のいずれか1つに記載の物品。
【0074】
実施例28:前記第2サイドシームの長さと前記第2ショルダーシームの長さとの比は、2.5:1である、実施例18~27のいずれか1つに記載の物品。
【0075】
実施例29:前記前側パネルは、少なくとも部分的に発泡体から形成される、実施例18~28のいずれか1つに記載の物品。
【0076】
実施例30:前記第1バックストラップおよび前記第2バックストラップの一方または両方は、アウターレイヤ(例えば、スパンデックスまたはエラスタン)と、前記アウターレイヤに隣接して設けられ、着用者に当接するよう構成されたメッシュライナーとを含む、実施例18~29のいずれか1つに記載の物品。
【0077】
実施例31:前記アウターレイヤは、11%~12%のエラスタンを含む、実施例30に記載の物品。
【0078】
実施例32:前記メッシュライナーは、80%~81%のナイロンから構成される、実施例30に記載の物品。
【0079】
システムおよび方法は、現在特定の実施形態であると考えられるものに関して説明されてきたが、本開示は、開示された実施形態に限定される必要はない。特許請求の範囲の精神および範囲内に含まれる様々な修正および類似の配置を網羅することを意図しており、特許請求の範囲は、このような修正および類似の構造をすべて包含するように最も広い解釈に従うべきである。