(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-01
(45)【発行日】2022-12-09
(54)【発明の名称】駐車装置
(51)【国際特許分類】
E04H 6/42 20060101AFI20221202BHJP
E04H 6/06 20060101ALI20221202BHJP
E04H 6/18 20060101ALI20221202BHJP
【FI】
E04H6/42 Z
E04H6/06 V
E04H6/18 601G
E04H6/18 603
(21)【出願番号】P 2018176010
(22)【出願日】2018-09-20
【審査請求日】2021-04-07
(31)【優先権主張番号】P 2017181372
(32)【優先日】2017-09-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000004640
【氏名又は名称】日本発條株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】500521267
【氏名又は名称】株式会社ニッパツパーキングシステムズ
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】栗山 茂幸
(72)【発明者】
【氏名】加藤 文平
【審査官】兼丸 弘道
(56)【参考文献】
【文献】特開平08-218669(JP,A)
【文献】登録実用新案第3037142(JP,U)
【文献】特開2016-094707(JP,A)
【文献】特開2003-221938(JP,A)
【文献】特開平07-180385(JP,A)
【文献】特開2002-235451(JP,A)
【文献】特開2012-077565(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04H 6/00-6/42
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の入出庫口に設けられるゲートと、
前記ゲートを開閉するゲート駆動装置と、
前記ゲートの閉扉方向の所定領域に存在する物体を検知するセンサと、
前記ゲートの開閉を報知する報知部と、
前記ゲート駆動装置に対し前記ゲートの開閉を指示し、前記報知部に前記報知を指示する制御装置と、
駐車装置の外側に設置され、前記ゲートの開閉を指示するための操作を受け付ける操作盤と、
を備え、
前記制御装置は、
前記ゲートの閉扉駆動中に前記報知部に対し第1の報知をさせ、
前記ゲートの閉扉駆動中に前記センサが前記ゲートの閉扉方向の所定領域に物体を検知すると前記報知部に対し第1の報知と異なる第2の報知をさせて前記ゲートを開扉駆動させる、駐車装置。
【請求項2】
前記第1の報知は第1の音で報知することを含み、
前記第2の報知は第1の音と異なる第2の音で報知することを含む、請求項1に記載の駐車装置。
【請求項3】
前記第2の報知は、前記ゲートを開扉駆動させる以前に開始する、請求項1又は2に記載の駐車装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記センサが物体を検知している時間が予め定められた時間を超えたときに前記報知部に対し第2の報知と異なる第3の報知をさせる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の駐車装置。
【請求項5】
前記制御装置は、前記ゲートの閉扉の程度が第1の程度であるときに前記報知部に対し前記第2の報知をさせ、前記ゲートの閉扉の程度が前記第1の程度と異なる第2の程度であるときに前記報知部に対し第2の報知と異なる第3の報知をさせることを含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の駐車装置。
【請求項6】
前記第2の報知は、前記ゲートの開扉駆動を知らせる表示を行うことを含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の駐車装置。
【請求項7】
前記ゲートの開扉駆動を知らせる表示は
、前記操作盤を用いて行う、請求項6に記載の駐車装置。
【請求項8】
前記第2の報知は発光体を用いて行う、請求項6に記載の駐車装置。
【請求項9】
前記ゲートの開扉駆動のスピードは前記ゲートの閉扉駆動のスピードよりも遅い、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の駐車装置。
【請求項10】
前記開扉駆動は予め定められた高さまで行う、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の駐車装置。
【請求項11】
前記開扉駆動は予め定められた時間まで行う、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の駐車装置。
【請求項12】
前記制御装置は、前記センサが物体を検知している時間が予め定められた時間よりも長いときに前記開扉駆動を行う、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の駐車装置。
【請求項13】
車両の入出庫口に設けられるゲートと、
前記ゲートを開閉するゲート駆動装置と、
前記ゲートの閉扉方向の所定領域に存在する物体を検知するセンサと、
前記所定領域よりも前記車両が載置されるパレット側の第2所定領域において物体を検知する第2センサ
と、
前記ゲートの開閉を報知する報知部と、
前記ゲート駆動装置に対し前記ゲートの開閉を指示し、前記報知部に前記報知を指示する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記ゲートの閉扉駆動中に前記報知部に対し第1の報知をさせ、
前記ゲートの閉扉駆動中に前記第2センサが前記第2所定領域において物体を検知すると、前記ゲートの移動を停止させるように駆動し、
前記ゲートの移動を停止させているときに前記センサが前記ゲートの閉扉方向の所定領域に物体を検知すると、前記報知部に対し第1の報知と異なる第2の報知をさせて前記ゲートを開扉駆動させる、駐車装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は駐車装置に関する。
【背景技術】
【0002】
多段式駐車装置において、車両の入出庫がなされる出入口にはゲートが設けられる。駐車装置内部に人等が入り込まないようにするため、ゲートは車両を入出庫するとき以外は閉じられている。
【0003】
ゲートの開閉時の安全性を確保するため、ゲート付近にセンサを設け、ゲート付近にゲートの開閉の妨げになるようなもの(人や物等)がないかどうかを確認する技術が知られている。ゲートを開く際にゲート手前のセンサが反応したときのゲートの制御方法として、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1に記載された技術によると、ゲートの自動運転中にゲート手前のセンサが反応した場合、ゲートの動作を自動停止させるのみであった。一方、さらなる安全性の向上も望まれている。
【0006】
そこで、本発明の目的の一つは、駐車装置の安全性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態によると、車両の入出庫口に設けられるゲートと、ゲートを開閉するゲート駆動装置と、ゲートの閉扉方向の所定領域に存在する物体を検知するセンサと、ゲートの開閉を報知する報知部と、ゲート駆動装置に対しゲートの開閉を指示し、報知部に報知を指示する制御装置と、を備え、制御装置は、ゲートの閉扉駆動中に報知部に対し第1の報知をさせ、ゲートの閉扉駆動中にセンサがゲートの閉扉方向の所定領域に物体を検知すると報知部に対し第1の報知と異なる第2の報知をさせてゲートを開扉駆動させる駐車装置が提供される。
【0008】
また、別の態様において、前記第1の報知は第1の音で報知することを含み、前記第2の報知は第1の音と異なる第2の音で報知することを含んでもよい。
【0009】
また、別の態様において、前記第2の報知は、前記ゲートを開扉駆動させる以前に開始してもよい。
【0010】
また、別の態様において、前記制御装置は、前記センサが物体を検知している時間が予め定められた時間を超えたときに前記報知部に対し第2の報知と異なる第3の報知をさせてもよい。
【0011】
また、別の態様において、前記制御装置は、前記ゲートの閉扉の程度が第1の程度であるときに前記報知部に対し前記第2の報知をさせ、前記ゲートの閉扉の程度が前記第1の程度と異なる第2の程度であるときに前記報知部に対し第2の報知と異なる第3の報知をさせてもよい。
【0012】
また、別の態様において、前記第2の報知は、前記ゲートの開扉駆動を知らせる表示を行うことを含んでもよい。また、前記第3の報知は、前記ゲートの開扉駆動を知らせる表示を行うことを含んでもよい。
【0013】
また、別の態様において、前記ゲートの開扉駆動を知らせる表示は、前記制御装置に対し前記ゲートの開閉を指示する操作が行われる操作盤を用いて行ってもよい。
【0014】
また、別の態様において、前記第2の報知は発光体を用いて行ってもよい。また、前記第3の報知は、発光体を用いて行ってもよい。
【0015】
また、別の態様において、前記ゲートの開扉駆動のスピードは前記ゲートの閉扉駆動のスピードよりも遅くてもよい。
【0016】
また、別の態様において、前記開扉駆動は予め定められた高さまで行ってもよい。
【0017】
また、別の態様において、前記開扉駆動は予め定められた時間まで行ってもよい。
【0018】
また、別の態様において、前記制御装置は、前記センサが物体を検知している時間が予め定められた時間よりも長いときに前記開扉駆動を行ってもよい。
【0019】
また、前記所定領域よりも前記車両が載置されるパレット側の第2所定領域において物体を検知する第2センサをさらに含み、前記制御装置は、前記ゲートの閉扉駆動中に前記第2センサが前記第2所定領域において物体を検知すると、前記ゲートの移動を停止させるように駆動し、前記ゲートの移動を停止させているときに前記センサが前記ゲートの閉扉方向の所定領域に物体を検知すると、前記報知部に対し第1の報知と異なる第2の報知をさせて前記ゲートを開扉駆動させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明の一実施形態に係る駐車装置を示す図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る駐車装置の概略構成を示すブロック図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る駐車装置のゲートを閉扉するときの制御装置の処理を説明するための図である。
【
図4】本発明の第二の実施形態に係る駐車装置のゲートを閉扉するときの制御装置の処理を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本出願で開示される発明の各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。但し、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができ、以下に例示する実施形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
【0022】
また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して説明したものと同様の機能を備えた要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略することがある。
【0023】
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る駐車装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0024】
[駐車装置の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る駐車装置の概略側面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る駐車装置100の主たる構成を示す。
【0025】
駐車装置100は、支柱102により主構造体が構成され、主構造体の中に車両Vを載置するパレット104が設置されている。
【0026】
パレット104は、昇降機106により支柱102に沿って昇降可能に設けられている。また、パレット104は、車体横方向(
図1の紙面奥行き方向)に沿って移動させることが可能になっていてもよい。
【0027】
主構造体の中でパレット104は、複数の車両Vを縦方向に積み重ねたとき、車両同士が干渉しない間隔をもって設けられている。これにより、支柱102により形成される主構造体は、縦方向に複数段に積み重なった駐車空間を形成している。
【0028】
駐車装置100は、操作盤214により操作される。操作盤214は、駐車装置100の外側に設けられている。この例では、駐車装置100の入出庫口(図右側下部)の近くの支柱102に操作盤214が取り付けられている。
【0029】
操作盤214は、駐車装置100を制御する制御部200と有線または無線にて通信を行う。制御部200は、複数のパレット104やゲート108の動作を含む、駐車装置100のあらゆる動作を制御する。
図1には、車両Vの後方に制御部200を備える例を示している。
【0030】
駐車装置100の入出庫口に設けられるゲート108は、出庫時には、パレット104が入出庫口まで移動されると開放され、車両を出庫した後に操作盤214でゲート108を閉める操作がなされることによって閉じられる。入庫時には、操作盤214でゲート108を開ける操作がなされることで開放され、車両を入庫した後に操作盤214を操作することによって閉じられる。
【0031】
ゲート108は、車両Vを入出庫するために開けた場合以外は閉じた状態となっている。したがって、パレット104が移動するときもゲート108は閉じた状態になっている。ゲート108が閉じていることにより、通常は駐車装置100の装置内に人が入れないようになっている。
【0032】
センサ220は、ゲート108を閉扉する際の安全性を確保するため、ゲート108の閉扉方向の所定領域における物体(人や物)を検知するように取り付けられる。この例では、センサ220は、駐車装置100の入出庫口(図右側下部)の近くの支柱102に取り付けられている。センサ220は、ゲート108の下面と地面との間において検知範囲が形成されるように、支柱102からゲート108に突出した部分を設けて、当該部分に取り付けられるようにしてもよい。また、センサ220は、ゲート108(例えば、ゲート108の下面)に取り付けられてもよい。センサ220がゲート108に取り付けられる場合には、センサ200が検知可能な所定領域はゲート108の開閉とともに移動することになる。なお、ゲート108の閉扉方向の所定領域とは、ゲート108と地面との間に含まれる領域に限定されるものではなく、概ね閉扉方向の領域であればよい。例えば、この所定領域は、ゲート108と地面との間に含まれる領域の近傍を含んでもよく、言い換えれば、ゲート108の近傍の領域と地面との間に含まれる領域を含んでもよい。すなわち、所定領域とは、その領域に人間が存在するときに、その人間の一部がゲート108と地面との間に含まれてしまうような範囲を含む。
【0033】
報知部222は、利用者に対し、ゲート108の閉扉や開扉を報知する。この例では、報知部222は、駐車装置100の入出庫口(図右側下部)の近くの支柱102の上部に取り付けられている。
【0034】
縦方向に複数段に積み重なった駐車空間を形成し立体的に車両Vを収納して駐車させる駐車装置100では、パレット104が昇降することで、目的とするパレット104を入出庫口へ移動させて車両の出し入れを行う。
【0035】
目的とするパレット104を入出庫口まで移動させる動作にはいくつかの方式があり、例えば上段のパレット104に駐車された車両を出庫するために下段のパレット104を地下ピットに沈み込ませる方式、下段又は上段のパレット104を車体横方向(
図1の紙面奥行き方向)にスライドさせて上段のパレット104を下段のパレット104が存在しない空間に降下させる方式、あるいはこれらを組み合わせた方式などが採用されている。
【0036】
図1で示す例では、1階から上階に向かって駐車空間PS1、PS2、PS3、PS4が設けられている態様を示している。また、駐車空間PS1の横方向(
図1の紙面奥方向)には駐車空間PS5(図示せず)が、さらに、その横方向(
図1の紙面奥方向)には駐車空間PS9(図示せず)が、設けられている。
【0037】
駐車空間PS1~PS9には、パレットの番号P1~P9のパレット104がそれぞれ備えられている。このとき、上段にある駐車空間PS4にあるパレット104を降下させ車両Vを入出庫するには、下段の駐車空間PS1、PS2、PS3のパレット104が障害となる。この場合、駐車空間PS5のパレット104を上昇させ、駐車空間PS1、PS2、PS3のパレット104を横方向にスライドさせると、障害物がなくなるので、駐車空間PS4のパレット104を入出庫口まで降下させることが可能となる。
【0038】
図2は、本発明の一実施形態に係る駐車装置の概略構成を示すブロック図である。本発明の駐車装置は、制御装置200、操作盤214、パレット駆動装置216、ゲート駆動装置218、パレット104、ゲート108、センサ220、及び報知部222を備える。
【0039】
制御装置200は、記憶部204及び制御部206を備える。
【0040】
記憶部204は、論理記憶領域であり、CPU内部の記憶領域、主記憶装置、二次記憶装置などのメモリである。記憶部204は、各種機能を制御装置200において実現させるプログラム等を記憶する。
【0041】
制御部206は、パレット駆動装置216及びゲート駆動装置218に対し、操作盤214から受信した情報に基づいてパレット104及びゲート108の駆動に関する指示を含む信号を送信する。また、制御部206は、報知部222に対し、センサ220から受信した情報に基づいて報知部222の駆動に関する指示を含む信号を送信する。
【0042】
制御部206は、CPU(Central Processing Unit)である。制御部206は、記憶部204に記憶されたプログラムをCPUにより実行して、各種機能を制御装置200において実現させる。
【0043】
制御部206において実行されるプログラムは、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。また、各プログラムは、ネットワークNW経由でダウンロードされてもよい。
【0044】
操作盤214は、利用者が制御装置200に対して自動操作の指示(パレット104の番号指定やゲート108の開閉指示)を入力するユーザインターフェイスである。操作盤214は、利用者からの自動操作の指示の入力を受けると、制御装置200に対して自動操作を行うパレット104に関する情報や操作内容に関する情報を送信する。
【0045】
パレット駆動装置216は、制御部206から受信したパレット104の駆動に関する指示を含む信号に基づいてパレット104を駆動する。
【0046】
ゲート駆動装置218は、制御部206から受信したゲート108の駆動に関する指示を含む信号に基づいてゲート108を駆動する。
【0047】
センサ220は、ゲート108の閉扉方向の所定領域に存在する物体を検知する。センサ220は、例えば、光センサ、超音波センサ、赤外線センサ、画像認識(カメラにより撮影した画像を解析)によるセンサ等、非接触センサである。なお、センサ220は、非接触センサに代えて、または非接触センサとともに、接触センサを含んでいてもよい。接触センサとしては、例えば、ゲート108の下面への接触を検知するセンサであってもよいし、ゲート108の直下の地面への接触を検知するセンサであってもよい。ゲート108の下面への接触を検知するセンサであれば、例えば、圧力により電力を生じる圧電センサであってもよいし、可動接点を用いたスイッチであってもよい。また、ゲート108を駆動するモータの電流および電圧を監視し、過負荷がかかった状態を検知することで、ゲート108への接触を検知するようにしてもよい。
【0048】
報知部222は、利用者に対し、ゲート108の閉扉や開扉を報知する。報知部222は、例えば、スピーカー、ディスプレイ、発光体等である。
【0049】
[駐車装置の入出庫の際の動作]
操作盤214で特定のパレットが指定され入出庫の操作がなされると、制御装置200がパレットを指定する情報を受信する。制御部206は、指定されたパレット番号のパレット104を入出庫口に移動させる指示を含む信号をパレット駆動装置216に出力する。制御部206は、パレット104が入出庫口に到着すると、ゲート108を開扉する指示を含む信号をゲート駆動装置218に出力する。
【0050】
車両が入出庫された後に操作盤214でゲート108を閉める操作がなされると、制御部206は、ゲート108を閉扉する指示を含む信号をゲート駆動装置218に出力する。
【0051】
[ゲート閉扉時の動作]
制御部206は、ゲート108の閉扉動作が継続している間にセンサ220から人、車両その他の物等がゲート108の閉扉方向に存在するという情報を受信すると、ゲート108の動作を反転させて開扉動作を開始する指示を含む信号をゲート駆動装置218に出力する。
【0052】
図3は、本発明の一実施形態に係る駐車装置のゲートを閉扉するときの制御装置の処理を説明するための図である。
【0053】
ゲートの閉扉処理が開始されると、報知部222は、ゲート108が閉扉中であることを報知する(s600)。この例では、駐車装置100の任意の場所に備えられたスピーカーを用いてゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音を鳴らし、また、操作盤214にゲート108が閉扉中であることを知らせる表示する。そして、ゲート駆動装置218は、ゲート108を閉扉する(s610)。ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音は、閉扉中に継続して鳴らしておいてもよい。また、ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音は、短い音で繰り返し発するものであってもよい。
【0054】
ゲート108の閉扉が開始されると、制御装置200は、センサ220がゲート108の閉扉方向の所定領域に物体を検知しているかどうかを確認する(s620)。この確認は、人、車両その他の物がゲート108と地面との間に挟まれないようにするために行うものであり、ゲート108の閉扉方向に存在する物を検知可能な場所に設置されたセンサ等を用いて行う。
【0055】
センサ220がゲート108の閉扉方向に物体を検知しない場合(s620;No)、制御装置200は、ゲート108が完全に閉扉されるまでゲート108の閉扉を継続する(s640;No、s610)。
【0056】
センサ220がゲート108の閉扉方向に物体を検知した場合(s620;Yes)、ゲート108の閉扉は中断され(s650)、報知部222が、ゲート108が開扉中であることを報知する(s652)。この例では、駐車装置100の任意の場所に備えられたスピーカーを用いてゲート108の反転を知らせる警告音を鳴らし、操作盤214にゲート108の反転を知らせる表示をする。そして、ゲート108の反転動作、すなわち開扉動作が開始される(s654)。
【0057】
ゲート108の反転を知らせる警告音は、ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音と異なる音とすることが好ましい。
【0058】
例えば、ゲート108の反転を知らせる警告音は、ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音よりも音量を大きくしたり、高い音又は低い音としたり、音が継続する時間を長くしたりするとよい。ゲート108の反転を知らせる警告音は、ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音と異なるメロディとしてもよい。ゲート108の反転を知らせる警告音は、駐車装置100の利用者が、閉扉中のゲート108が反転し開扉することをより効果的に認識できるような音とすることが好ましい。
【0059】
また、ゲート108の反転を知らせる警告音は、ゲート108の閉扉方向に物体が検知されている時間が予め定められた時間より長くなったときに、音の種類を変化させて鳴らすようにしてもよい。同様に、操作盤214に表示するゲート108の反転を知らせる表示は、ゲート108の閉扉方向に物体が検知されている時間が予め定められた時間より長くなったときに、表示内容を変化させてもよい。これにより、長い時間ゲート108の閉扉方向に物体が検知されているときに、物体をゲート108の閉扉方向から他の場所に速やかに移動させるよう促すことができる。
【0060】
また、ゲート108の反転を知らせる警告音は、ゲート108の閉扉の程度に応じて音の種類を変化させて鳴らすようにしてもよい。また、ゲート108の反転を知らせる警告音は、検知された対象とゲート108の下端との距離に応じて音の種類を変化させて鳴らすようにしてもよい。同様に、操作盤214に表示するゲート108の反転を知らせる表示は、ゲート108の閉扉の程度に応じて表示内容を変化させてもよい。また、操作盤214に表示するゲート108の反転を知らせる表示は、検知された対象とゲート108の下端との距離に応じて表示内容を変化させてもよい。この距離の認識するため、例えば、センサ220の検知範囲は、高さの異なる複数の所定領域を含んでいればよい。
【0061】
例えば、ゲート108が完全に開いた状態から3分の1程度閉扉した状態までは音Aを、3分の1程度閉扉した状態から3分の2程度閉扉した状態までは音Bを、3分の2程度閉扉した状態よりも閉扉しているときには音Cを鳴らすようにしてもよい。また、検知された対象とゲート108の下端との距離が、予め定められた距離よりも遠い場合には音Dを、予め定められた距離よりも近づいた場合には音Eを鳴らすようにしてもよい。同様に、ゲート108が完全に開いた状態から3分の1程度閉扉した状態までは表示Aを、3分の1程度閉扉した状態から3分の2程度閉扉した状態までは表示Bを、3分の2程度閉扉した状態よりも閉扉しているときには表示Cを表示するようにしてもよい。また、検知された対象とゲート108の下端との距離が、予め定められた距離よりも遠い場合には表示Dを、予め定められた距離よりも近づいた場合には表示Eを表示するようにしてもよい。これにより、より危険な状態のときに利用者に効果的に注意を促すことができる。
【0062】
また、ゲート108の反転動作等は、物体がセンサで検知された時間が予め定められた時間よりも短い時間であった場合には行わないようにしてもよい。これにより、雨や砂等がゲート108の閉扉方向の所定領域を横切ったことがセンサに検知されたにすぎない場合にまでゲート108の反転動作が開始されることを防ぎ、不要な反転動作が開始されないようにすることができる。
【0063】
また、ゲート108の反転動作、すなわち開扉動作は、閉扉のスピードよりも遅く行うようにしてもよい。ゲート108の開扉をゆっくり行うことで、ゲート付近に人がいた場合、開扉動作によるゲートへの接触等の危険を減らすことができる。
【0064】
制御装置200は、ゲート108の開扉が停止されると(s656;Yes)、ゲート108の開扉を知らせる報知を止め(s658)、閉扉動作再開の操作を待つ(s660;No)。ゲート108の開扉を知らせる報知を止めるタイミングは、利用者が操作盤2
14により閉扉動作再開の操作を行った後であってもよい。
【0065】
利用者が操作盤214により閉扉動作再開の操作を行うと(s660;Yes)、制御装置200は、再びゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音を鳴らし、操作盤214にゲート108が閉扉中であることを知らせる表示をした上で(s600)、ゲート108の閉扉を再開する(s610)。
【0066】
ゲート108が完全に閉扉されると(s640;Yes)、ゲート閉扉処理を終了する。
【0067】
以上で述べた本発明の一実施形態に係る駐車装置によると、ゲートが自動反転動作を開始したときに、利用者に対してゲートが自動反転中であることを視覚又は聴覚により効果的に認識させることができる。したがって、利用者にとって意図しない動作となることから生じる危険を防止し、安全性が向上した駐車装置を提供することができる。また、利用者の混乱による不要な要請出動を防止することができる。さらに、ゲート108の反転動作をゲート108が完全に開いた状態になるまで行うことにより、中途半端な高さでゲートが止まってしまうことを防ぎ、例えば、ゲートが十分に開ききっていないことに気づかず車両を再び入出庫して車両を傷つけてしまうようなことを防止することができる。
【0068】
図4は、本発明の第二の実施形態に係る駐車装置のゲートを閉扉するときの制御装置の処理を説明するための図である。
【0069】
ゲートの閉扉処理が開始されると、報知部222は、ゲート108が閉扉中であることを報知する(s700)。この例では、駐車装置100の任意の場所に備えられたスピーカーを用いてゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音を鳴らし、また、操作盤214にゲート108が閉扉中であることを知らせる表示する、そして、ゲート108を閉扉する(s710)。ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音は、閉扉中に継続して鳴らしておいてもよい。また、ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音は、短い音で繰り返し発するものであってもよい。
【0070】
ゲート108の閉扉が開始されると、制御装置200は、センサ220がゲート108の閉扉方向に物体を検知しているかを確認する(s720)。この確認は、人、車両その他の物がゲート108と地面との間に挟まれないようにするために行うものであり、ゲート108の閉扉方向に存在する物を検知可能な場所に設置されたセンサ等を用いて行う。
【0071】
センサ220がゲート108の閉扉方向に物体を検知しない場合(s720;No)、制御装置200は、完全に閉扉されるまでゲート108の閉扉を継続する(s740;No、s710)。
【0072】
センサ220がゲート108の閉扉方向に物体を検知した場合(s720;Yes)、ゲート108の閉扉は中断され(s750)、報知部222が、ゲート108が開扉中であることを報知する(s752)。この例では、駐車装置100の任意の場所に備えられたスピーカーを用いてゲート108の反転を知らせる警告音を鳴らし、操作盤214にゲート108の反転を知らせる表示をする。そして、ゲート108の反転動作、すなわち開扉動作が開始される(s754)。
【0073】
ゲート108の反転を知らせる警告音は、ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音と異なる音とすることが好ましい。
【0074】
例えば、ゲート108の反転を知らせる警告音は、ゲート108が閉扉中であることを
知らせる動作音よりも音量を大きくしたり、高い音又は低い音としたり、音が継続する時間を長くしたりするとよい。ゲート108の反転を知らせる警告音は、ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音と異なるメロディとしてもよい。ゲート108の反転を知らせる警告音は、駐車装置100の利用者が、閉扉中のゲート108が反転することをより効果的に認識できるような音とすることが好ましい。
【0075】
また、ゲート108の反転を知らせる警告音は、ゲート108の閉扉方向に人、車両その他の物が検知されている時間が予め定められた時間より長くなったときに、音の種類を変化させて鳴らすようにしてもよい。これにより、長い時間ゲート108の閉扉方向に人、車両その他の物が検知されているときに、人、車両その他の物をゲート108の閉扉方向から他の場所に速やかに移動させるよう促すことができる。
【0076】
また、ゲート108の反転を知らせる警告音は、ゲート108の閉扉の程度に応じて音の種類を変化させて鳴らすようにしてもよい。また、ゲート108の反転を知らせる警告音は、検知された対象とゲート108の下端との距離に応じて音の種類を変化させて鳴らすようにしてもよい。
【0077】
例えば、ゲート108が完全に開いた状態から3分の1程度閉扉した状態までは音Aを、3分の1程度閉扉した状態から3分の2程度閉扉した状態までは音Bを、3分の2程度閉扉した状態よりも閉扉しているときには音Cを鳴らすようにしてもよい。また、検知された対象とゲート108の下端との距離が、予め定められた距離よりも遠い場合には音Dを、予め定められた距離よりも近づいた場合には音Eを鳴らすようにしてもよい。これにより、より危険な状態のときに利用者に効果的に注意を促すことができる。
【0078】
また、ゲート108の反転動作等は、人、車両その他の物がセンサで検知された時間が予め定められた時間よりも短い時間であった場合には行わないようにしてもよい。これにより、雨や砂等がゲート108の閉扉方向の所定領域を横切ったことがセンサに検知されたにすぎない場合にまでゲート108の反転動作が開始されることを防ぎ、不要な反転動作が開始されないようにすることができる。
【0079】
また、ゲート108の反転動作、すなわち開扉動作は、閉扉のスピードよりも遅く行うようにしてもよい。ゲート108の開扉をゆっくり行うことで、ゲート108の閉扉方向に人、車両その他の物が検知されなくなった後に再度行うゲート108の閉扉操作にかかる時間を短縮することができる。また、ゲート108の開扉をゆっくり行うことで、ゲート付近に人がいた場合、開扉動作によるゲートへの接触等の危険を減らすことができる。
【0080】
制御装置200は、センサ220がゲート108の閉扉方向に人、車両その他の物を検知されている間(s756;Yes)ゲート108の反転動作を継続する(s754)。
【0081】
他方、センサ220がゲート108の閉扉方向に人、車両その他の物を検知しなくなると(s756;No)ゲート108の反転動作を中断し(s758)、ゲート108の開扉を知らせる報知を止め(s760)、閉扉動作再開の操作を待つ(s756;No)。ゲート108の反転動作を中断し、ゲート108の開扉を知らせる報知を止めるタイミングは、利用者が操作盤214により閉扉動作再開の操作を行った後であってもよい。また、ゲート108の反転動作を中断したときに音の種類を変更してもよい。さらに、操作盤214に表示していたゲート108の反転を知らせる表示を変更してもよい。
【0082】
利用者が操作盤214により閉扉動作再開の操作を行うと(s756;Yes)、制御装置200は、再びゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音を鳴らし、操作盤214にゲート108が閉扉中であることを知らせる表示をした上で(s700)、ゲート108の閉扉を再開する(s710)。
【0083】
ゲート108が完全に閉扉されると(s740;Yes)、ゲート閉扉処理を終了する。
【0084】
以上で述べた本発明の一実施形態に係る駐車装置によると、ゲートが自動反転動作を開始したときに、利用者に対してゲートが自動反転中であることを視覚又は聴覚により効果的に認識させることができる。したがって、利用者にとって意図しない動作となることから生じる危険を防止し、安全性が向上した駐車装置を提供することができる。また、不要な要請出動を防止することができる。また、必要以上に開扉されないため、再度の閉扉を容易に行うことができる。
【0085】
<変形例>
以上、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明したが、本発明はこれに限定されない。
【0086】
例えば、本発明の一実施形態に係る駐車装置では、ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音を鳴らしながら操作盤214にゲート108が閉扉中であることを知らせる表示をするが、ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音は鳴らさず、操作盤214にゲート108が閉扉中であることを知らせる表示をするのみでもよい。また、操作盤214にゲート108が閉扉中であることを知らせる表示はせず、ゲート108が閉扉中であることを知らせる動作音は鳴らすのみでもよい。また、これらを両方省略して単に閉扉動作をさせるのみであってもよい。
【0087】
また、本発明の一実施形態に係る駐車装置では、動作音を鳴らし、操作盤214に表示をし、ゲート108の閉扉を開始するが、動作音を鳴らすタイミング、操作盤214に表示をするタイミング、及びゲート108の閉扉を開始するタイミングは同時であってもよい。また、ゲート108の閉扉を開始した後に、動作音を鳴らし、操作盤214に表示をするようにしてもよい。
【0088】
また、本発明の一実施形態に係る駐車装置では、ゲート108が開扉動作をしている間は、警告音を鳴らし、操作盤214に開扉動作中であることを表示し、ゲート108の閉扉動作を開始するが、ゲート108が開扉動作をしている間は、警告音を鳴らすか、操作盤214にする表示するか、その他の利用者に対し閉扉中のゲート108が反転することを認識させる方法の少なくとも1つがとられていればよい。
【0089】
また、警告音を鳴らす、操作盤214に表示をする、その他の利用者に対し閉扉中のゲート108が反転することを認識させる方法を開始するタイミングと、開扉動作を開始するタイミングは、同じタイミングであってもよい。すなわち、開扉動作の開始と同時又は開扉動作の開始より前に、警告音を鳴らす、操作盤214に表示をする、その他の利用者に対し閉扉中のゲート108が反転し開扉することを認識させる方法がとられればよい。また、ゲート108の開扉を開始した後に、警告音を鳴らし、操作盤214に表示をするようにしてもよい。
【0090】
また、本発明の一実施形態に係る駐車装置では、ゲート108の反転を知らせる表示は、操作盤214に表示するが、ゲート108の反転を知らせる表示は、操作盤214ではない他の媒体、端末等に表示してもよいし、操作盤214に表示することに加え、他の媒体、端末等に表示してもよい。
【0091】
例えば、利用者に対し閉扉中のゲート108が反転することを認識させる他の方法として、発光体を用いたり、音声を流すことで、利用者の注意を促すようにしてもよい。ゲート108の閉扉方向に物体が検知されている時間が予め定められた時間より長くなったときに操作盤214に表示することに加え、他の媒体、端末等に表示したり、発光体を用いたり、音声を用いてもよいし、これらを用いた報知の態様を変化させてもよい。同様に、ゲート108の閉扉の程度に応じて、また、検知された対象とゲート108の下端との距離に応じてこれらを用いた報知の態様を変化させてもよい。
【0092】
また、本発明の一実施形態に係る駐車装置では、制御装置200は、一度ゲート108の閉扉方向に人、車両その他の物が検知されると、完全に開扉されるまで開扉するか、センサ220が物体を検知しなくなるまで開扉する。このように制御することで、中途半端な高さでゲートが止まってしまうことを防ぎ、例えば、ゲートが十分に開ききっていないことに気づかず車両を再び入出庫して車両を傷つけてしまうようなことを防止することができる。なお、これとは異なり、予め決められた高さ又は時間まで自動でゲート108の反転動作を継続するようにしてもよい。これらの制御により、再度行うゲート108の閉扉操作にかかる時間を短縮することができる。
【0093】
また、本発明の一実施形態に係る駐車装置では、利用者が操作盤214により閉扉動作再開の操作を行うことでゲート108の閉扉を再開するが、これと異なり、センサ220がゲート108の閉扉方向に物体を検知しなくなったときには利用者による閉扉動作再開の操作無しにゲート108の閉扉を再開するようにしてもよい。
【0094】
また、本発明の一実施形態に係る駐車装置は、センサ220が物体を検知する範囲(所定領域)よりもパレット104側(すなわち、駐車装置内部側)の第2所定領域、例えば、パレット104とセンサ220が物体を検知する範囲との間の領域に存在する物体を検知するセンサを有していてもよい。制御装置200は、ゲート108を閉扉する駆動中に、このセンサにより第2所定領域に物体が検知されると、ゲート108の移動を停止するように駆動してもよい。そして、この状態において、センサ220により所定領域に物体が検知されると、ゲート108の反転動作、すなわち開扉駆動が開始されるようにしてもよい。このように、ゲート閉扉駆動中であれば、ゲート108が下方に向けて移動中であっても、停止中であっても、センサ220により所定領域に物体が検知されると、ゲート108の反転動作、すなわち開扉駆動が開始されるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0095】
100…駐車装置
102…支柱
104…パレット
106…昇降機
108…ゲート
200…制御装置
204…記憶部
206…制御部
214…操作盤
216…パレット駆動装置
218…ゲート駆動装置
220…センサ
222…報知部