技術分野
電池容器用表面処理鋼板の製造方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、特許文献1に開示されている電池容器では、表面処理鋼板における電池容器外面となる面(プレス加工時にプレス金型と接触する面)が無光沢又は半光沢である場合には、当該面の滑り性が悪いことから、表面処理鋼板をプレス加工する際の摩擦により過度に発熱する。これにより、局部的に加熱された成形中の表面処理鋼板がプレス金型に焼き付いて成形後の電池容器がプレス金型から外れにくくなるという問題、この表面処理鋼板の焼き付きに起因して金型が消耗し、金型の寿命が低下してしまうという問題、電池容器外面側に疵付きが発生するという問題、およびプレス金型の熱膨張により電池容器の側壁厚み寸法精度が低下するという問題がある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、鋼板における少なくとも電池容器の外面側となる面に、半光沢のニッケルめっき層を形成してなる電池容器用表面処理鋼板について、該ニッケルめっき層を特定の条件で形成することにより、目的を達成することができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、ニッケルめっき層を形成するためのめっき処理の条件を、特定の条件とすることにより、形成されるニッケルめっき層の硬度が高くなって、ニッケルめっき層表面の動摩擦係数が低下する。その結果、プレス金型との接触時に発生する摩擦熱が抑制され、プレス加工性に優れた電池容器用表面処理鋼板を提供することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明に係る電池容器用表面処理鋼板を適用した電池の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】
図1のII-II線に沿う断面図である。
【図3】
本発明に係る電池容器用表面処理鋼板の一実施の形態であって図2のIII部の拡大断面図である。
【図4】
本発明に係る電池容器用表面処理鋼板の他の実施の形態である。
【図5】
実施例および比較例で得られた電池容器用表面処理鋼板の表面を、原子間力顕微鏡(AFM)で測定して得られた画像である。
【図6】
実施例および比較例で得られた電池容器用表面処理鋼板の表面を、走査型電子顕微鏡(SEM)で測定して得られた画像である。
1a、1b…表面処理鋼板
11…鋼板
12…ニッケルめっき層
13…ニッケル-コバルト合金めっき層
14…鉄-ニッケル拡散層
2…アルカリ電池
21…正極缶
211…正極端子
22…負極端子
23…正極合剤
24…負極合剤
25…セパレータ
26…集電体
27…ガスケット
28…絶縁リング
29…外装
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