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特許7187514ナノ複合コート層を有する電池コアモジュール
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-02
(45)【発行日】2022-12-12
(54)【発明の名称】ナノ複合コート層を有する電池コアモジュール
(51)【国際特許分類】
   H01M 50/526 20210101AFI20221205BHJP
   H01M 50/162 20210101ALI20221205BHJP
   H01M 50/164 20210101ALI20221205BHJP
   H01M 50/213 20210101ALI20221205BHJP
   H01M 50/229 20210101ALI20221205BHJP
   H01M 50/231 20210101ALI20221205BHJP
   H01M 50/509 20210101ALI20221205BHJP
   H01M 50/522 20210101ALI20221205BHJP
   H01M 50/524 20210101ALI20221205BHJP
   H01M 50/588 20210101ALI20221205BHJP
   H01M 50/591 20210101ALI20221205BHJP
【FI】
H01M50/526
H01M50/162
H01M50/164
H01M50/213
H01M50/229
H01M50/231
H01M50/509
H01M50/522
H01M50/524
H01M50/588
H01M50/591 101
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2020172128
(22)【出願日】2020-10-12
(65)【公開番号】P2022013555
(43)【公開日】2022-01-18
【審査請求日】2020-10-12
(31)【優先権主張番号】63/045,960
(32)【優先日】2020-06-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】517134799
【氏名又は名称】▲くい▼甲奈米科技股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100142804
【弁理士】
【氏名又は名称】大上 寛
(72)【発明者】
【氏名】ジェームス チェン リー
【審査官】立木 林
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2017/175487(WO,A1)
【文献】中国実用新案第207542284(CN,U)
【文献】中国実用新案第207303176(CN,U)
【文献】特表2017-517617(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2020/0251696(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M50/526
H01M50/162
H01M50/164
H01M50/213
H01M50/229
H01M50/231
H01M50/509
H01M50/522
H01M50/524
H01M50/588
H01M50/591
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の電池及び少なくとも二つのバスを有する、少なくとも一つの電池グループと、少なくとも一つの配線基板と、を含み、前記電池の金属ロール体の表面には、第1の高分子コート層からなる第1のナノコート層が塗布されており、少なくとも二つの前記バスがそれぞれ複数の前記電池の両電極に設けられ、前記バスと各前記電池とが複数のリード線でつながることで、複数の前記電池が直列に連結され、複数の前記電池グループを有する場合、各前記バスの間に前記リード線でつながることで、各前記電池グループが並列に連結されており、前記バス及びそれに接続された複数の前記電池における外部に向かって露出した両電極には、いずれも第2の高分子コート層と前記第1の高分子コート層とをこの順番で塗布して形成される第2のナノコート層が塗布されており、前記配線基板には、複数の前記リード線で前記バスが接続され、前記配線基板に、第1の溶液と、第3の高分子コート層と、第2の高分子コート層と、第1の高分子コート層と、第2の溶液とをこの順番で塗布して形成される第3のナノコート層が塗布されており、複数の前記リード線が前記電池、前記バス及び前記配線基板にはんだ接合された箇所に、第3の高分子コート層と第1の高分子コート層とをこの順番で塗布して形成される第4のナノコート層が塗布されている、ナノ複合コート層を有し、第1の高分子コート層は、含有量が18.3wt%~28.3wt%の範囲であるポリウレタン樹脂と、含有量が57.2wt%~67.2wt%の範囲であるアルキド樹脂と、含有量が9.2wt%~19.2wt%の範囲である希釈剤と、含有量が1.3wt%~2.3wt%の範囲である二酸化チタンとを混合して形成され、二酸化チタンの粒子径が5nm~100nmであり、
第2の高分子コート層は、含有量が73.5wt%~83.5wt%の範囲であるポリウレタン樹脂と、含有量が14.5wt%~25.5wt%の範囲である希釈剤と、含有量が1.0wt%~2.0wt%の範囲である二酸化チタンとを混合して形成され、二酸化チタンの粒子径が5nm~100nmであり、
第3の高分子コート層は、含有量が84.0wt%~94.0wt%の範囲であるポリウレタン樹脂と、含有量が1.0wt%~2.0wt%の範囲であるシリカとを混合して形成され、シリカの粒子径が0.1nm~10nmであり、
第1の溶液は、含有量が0.4wt%~0.8wt%の範囲である金属酸化物のナノ粒子と、純水を含み、金属酸化物のナノ粒子の粒子径が5nm~100nmであり、第2の溶液は、含有量が0.5wt%~1.5wt%の範囲であるシリカと、含有量が98.5wt%~99.5wt%の範囲であるイソプロパノールを含み、シリカの粒子径が0.1nm~10nmである電池コアモジュール。
【請求項2】
前記配線基板における素子にある先端、縁部又はその他のより薄い箇所には、第1の溶液を塗布した後で、かつ第2の高分子コート層を塗布する前に、さらに第3の高分子コート層を塗布する、請求項1に記載のナノ複合コート層を有する電池コアモジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池コアモジュールに関し、特にナノ複合コート層を有する電池コアモジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
周知の電池モジュールの外部には、水が電池モジュールの内部に浸透することを防ぐための外部防水構造が被覆されている。しかし、前記防水構造が破損して機能しないときには水が電池モジュール内部に浸透し、その内部の電池及び配線基板の短絡で電池グループが壊れ、さらに火事或いは爆発を起こすリスクがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、電池モジュールの内部における素子の表面に絶縁性や防水性という機能を付与し、電池モジュールの安全性を向上するとともに、電池グループが酷い環境での使用寿命を延長できる、ナノ複合コート層を有する電池コアモジュールを提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、絶縁性、防水性及び耐腐食性等の特性を持つナノ複合コート層を有する電池コアモジュールを提供することを目的とする。
【0005】
上記の目的を達成するために、本発明は、複数の電池及び少なくとも二つのバスを有する、少なくとも一つの電池グループと、少なくとも一つの配線基板と、を含み、前記電池の金属ロール体の表面には、第1の高分子防水コート層からなる第1のナノコート層が塗布されており、少なくとも二つの前記バスがそれぞれ複数の前記電池の両電極に設けられ、前記バスと各前記電池とが複数のリード線でつながることで、複数の前記電池が直列に連結され、複数の前記電池グループを有する場合、各前記バスの間に前記リード線でつながることで、各前記電池グループが並列に連結されており、前記バス及びそれに接続された複数の前記電池における外部に向かって露出した両電極には、いずれも第2の高分子コート層と前記第1の高分子コート層とをこの順番で塗布して形成される第2のナノコート層が塗布されており、前記配線基板には、複数の前記リード線で前記バスが接続され、前記配線基板に、第1の溶液と、第3の高分子コート層と、第2の高分子コート層と、第1の高分子コート層と、第2の溶液とをこの順番で塗布して形成される第3のナノコート層が塗布されており、複数の前記リード線が前記電池、前記バス及び前記配線基板にはんだ接合された箇所に、第3の高分子コート層と第1の高分子コート層とをこの順番で塗布して形成される第4のナノコート層が塗布されている、ナノ複合コート層を有する電池コアモジュールを開示している。
【発明の効果】
【0006】
上記により、本発明に係るナノ複合コート層を有する電池コアモジュールにおける電池グループ、配線基板及びリード線がはんだ接合された箇所にナノ複合コート層が塗布されることにより、絶縁性、防水性及び耐腐食性をもたらす効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は、本発明に係るナノ複合コート層を有する電池コアモジュールを示す斜視図である。
図2図2は、本発明に係るナノ複合コート層を有する電池コアモジュールにおける電池と、そのコート層とを示す模式図である。
図3図3は、本発明に係るナノ複合コート層を有する電池コアモジュールにおける配線基板と、そのコート層とを示す模式図である。
図4図4は、本発明に係るナノ複合コート層を有する電池コアモジュールにおいてリード線が電池とバスにはんだ接合されたことと、そのコート層とを示す模式図である。
図5図5は、本発明に係るナノ複合コート層を有する電池コアモジュールの組み立て方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の技術の内容を詳しく説明するために、以下は、実施例を挙げて図式に合わせて本発明に関する構造の特徴と、達成できる目的及び効果とを説明する。
【0009】
図1を参照する。本発明に係るナノ複合コート層を有する電池コアモジュール100は、少なくとも一つの電池グループ1と、少なくとも一つの配線基板2と、複数のリード線3とを含む。
【0010】
図1図2とを参照する。電池グループ1は、複数の電池11と、少なくとも二つのバス12と、を含み、電池11の金属ロール体101の表面には、第1のナノコート層111が塗布されている。第1のナノコート層111は、ポリウレタン(PU)樹脂と、アルキド樹脂と、希釈剤と、二酸化チタン(TiO)とを混合して形成される第1の高分子防水コート層41からなる。前記第1のナノコート層111は、絶縁性、防水性及び耐腐食性等の特性を持つ。その絶縁性という特性により、複数の電池11が互いに並んでいる場合に、それぞれの電池11の金属ロール体101同士が接触し合うことによる電池11の短絡で電池グループ1が壊れることを防止できる。
【0011】
具体的には、第1の高分子防水コート層41におけるポリウレタン樹脂の含有量は、8.3wt%~8.3wt%の範囲である。また、アルキド樹脂の含有量は、7.2wt%~7.2wt%の範囲である。希釈剤の含有量は、.2wt%~9.2wt%の範囲である。二酸化チタンの粒子径は5nm~100nmであってその含有量は.3wt%~.3wt%の範囲である。
【0012】
少なくとも二つのバス12のそれぞれは複数の電池11の両電極102に設けられ、また、各電池11とバス12とが複数のリード線3でつながり、これにより、複数の電池11が直列に連結される。複数の電池グループ1を有する場合、それぞれのバス12の間はリード線3でつながり、これにより、各電池グループ1が並列に連結される。バス12と、それに接続された複数の電池11における外部に露出した両電極102には、いずれも第2の高分子コート層42と第1の高分子コート層41とをこの順番で塗布して形成される第2のナノコート層121が塗布されている。第2の高分子コート層42は、ポリウレタン(PU)樹脂、希釈剤及び二酸化チタンを混合して形成され、絶縁性、防水性及び耐腐食性等の特性を持つ。第2のナノコート層121は、バス12の外表面と、それに接続された複数の電池11における外部に向かって露出した両電極102とに絶縁性、防水性及び耐腐食性をもたらす機能がある。
【0013】
具体的には、第2の高分子コート層42におけるポリウレタン樹脂の含有量は、3.5wt%~3.5wt%の範囲である。希釈剤の含有量は、4.5wt%~5.5wt%の範囲である。二酸化チタンの粒子径は5nm~100nmであってその含有量は.0wt%~.0wt%の範囲である。
【0014】
電池グループ1が水に浸入した場合、複数の電池11の金属ロール体101に塗布されている第1のナノコート層111と、バス12の外表面とそれに接続された複数の電池11における外部に向かって露出した両電極102に塗布されている第2のナノコート層121は、いずれも防水性の機能を持つので、電池グループ1が水の中でも正常に使用できる。第1のナノコート層111と第2のナノコート層121とも、耐腐食性の機能を有し、たとえ電池グループ1における電池11が破損して腐食性のある電池液が外部に漏れて周りの電池11に付いた場合としても、第1のナノコート層111と第2のナノコート層121とが耐腐食性という特性を持つため、周りの電池11が比較的に電池液に腐食されにくく、これにより、その周りにある電池11を腐食から保護でき、さらに他の電池11が壊れることを防止できる。
【0015】
さらに、第1の高分子コート層41と第2の高分子コート層42との特性が同じであるが、第1の高分子コート層41の流動性が第2の高分子コート層42より高いので、第2の高分子コート層42の黏度は、第1の高分子コート層41より大きい。第2のナノコート層121を塗布する時には、まず電池11の金属ロール体101の表面に付着させるように第2の高分子コート層42を塗布する。材料の性質によって、塗布された第2の高分子コート層42の縁部或いは表面には、複数のボイド、スリット及び他の構造が存在することがある。この場合、流動性がより高い第1の高分子コート層41を第2の高分子コート層42に塗布することによって第2の高分子コート層42と互いに浸透でき、且つ第1の高分子コート層41と第2の高分子コート層42とが二つの層に分離しない可能性もある。これにより、第2のナノコート層121で、塗布されたところを完全に被覆できる。
【0016】
図3を参照する。配線基板2には、複数のリード線3を介してバス12が接続されている。配線基板2には、第1の溶液と、第3の高分子コート層43と、第2の高分子コート層42と、第1の高分子コート層41と、第2の溶液とをこの順番で塗布して形成される第3のナノコート層21が塗布されている。第1の溶液は、粒子径が5nm~100nmである金属酸化物のナノ粒子を含み、第2の溶液は、粒子径が0.1nm~10nmであるシリカ(SiO)のナノ粒子を含む。第1の溶液における金属酸化物のナノ粒子は純水に分散し、その含有量は.4wt%~.8wt%の範囲である。第2の溶液におけるシリカナノ粒子は、イソプロパノール(8.5~99.5wt%)に分散し、その含有量は.5wt%~.5wt%の範囲である。
【0017】
配線基板2における素子にある先端、縁部又はその他のより薄い箇所201では、接触面積が小さいので、第1の高分子コート層41と第2の高分子コート層42とが付着しにくく、この場合、予め点塗りによってポリウレタン樹脂と、シリカナノ粒子とを混合して形成される第3の高分子コート層43を塗布する。第3の高分子コート層43を第1の高分子コート層41と第2の高分子コート層42と比較すると、同様に絶縁性、防水性及び耐腐食性という特性を持つが、第3の高分子コート層43の黏度は、第2の高分子コート層42より高い。第1の溶液を配線基板2に塗布した後、配線基板2における素子にある先端、縁部又はその他のより薄い箇所201に、まず黏度が高い第3の高分子コート層43を塗布してから、第2の高分子コート層42と、第1の高分子コート層41と、第2の溶液とをこの順番で塗布する。
【0018】
具体的には、第3の高分子コート層43におけるポリウレタン樹脂の含有量は、4.0wt%~4.0wt%の範囲である。シリカの粒子径が0.1nm~10nmであってその含有量は.0wt%~.0wt%の範囲である。
【0019】
図4を参照する。複数のリード線3が電池11、バス12及び配線基板2にはんだ接合されたことにより、電池グループ1と配線基板2がつながる。リード線3が電池11、バス12及び配線基板2にはんだ接合された箇所には、第3の高分子コート層43と、第1の高分子コート層41とをこの順番で塗布して形成される第4のナノコート層31が塗布されている。第4のナノコート層31は、絶縁性、防水性及び耐腐食性などの特性を持つ。
【0020】
図5を参照する。本発明に係るナノ複合コート層を有する電池コアモジュール100は、以下のステップに従ってコート層の塗布及び設置を行う。
ステップS501:各電池11の金属ロール体101に第1の高分子コート層41を塗布する。
ステップS502:複数の電池11を並んで少なくとも一つの電池グループ1を形成する。
ステップS503:バス12を各電池グループ1において複数の電池11の両電極102に設置し、この段階で、バス12と電池11の両電極102とは接触していない。
ステップS504:複数のリード線3を複数の電池11とバス12とにはんだ接合する。ここで、超音波はんだ接合装置で複数のリード線3を複数の電池11及びバス12にはんだ接合することによって電池グループ1におけるすべての電池11を直列に連結する。そして、複数の電池グループ1を有する場合、バス12の間がリード線3でつながることによって複数のバスを並列に連結する。
ステップS505:電池グループ1の上側と下側とに第2のナノコート層121を塗布する。このステップで、バス12とそれに接続された複数の電池11における外部に向かって露出した両電極102には、いずれも第2のナノコート層121を塗布する。
【0021】
ステップS501を行うとともに、配線基板2をテストするためのステップS601を行う。このステップで、配線基板2における各素子の作動状況を確認する。正常に作動する場合、次のステップに進む。
ステップS602:配線基板2に第3のナノコート層21を塗布する。
【0022】
ステップS504とステップS602とを行った後、配線基板2と電池グループ1のバス12とをリード線3でつなぐステップS701を行う。これにより、リード線3で電池グループ1と配線基板2とを連通して電池グループ1から電力を配線基板2に伝送し、その電力を配線基板2の使用に供する。
ステップS702:充電テストと放電テストとをする。このステップで、電池グループ1の充電及び放電の機能をテストする。
ステップS703:はんだ接合された箇所に第4のナノコート層31を塗布する。このステップで、リード線3がバス12及び配線基板2にはんだ接合された箇所に第4のナノコート層31を塗布する。ここまで、本発明に係るナノ複合コート層を有する電池コアモジュール100が完成した。
【0023】
上記により、本発明に係るナノ複合コート層を有する電池コアモジュール100における電池グループ1、配線基板2及びリード線3がはんだ接合された箇所にナノ複合コート層を塗布することによって、絶縁性、防水性及び耐腐食性などの効果をもたらす。
【符号の説明】
【0024】
100:ナノ複合コート層を有する電池コアモジュール
1:電池グループ
11:電池
101:金属ロール体
102:両電極
111:第1のナノコート層
12:バス
121:第2のナノコート層
2:配線基板
201:素子にある先端、縁部又はその他のより薄い箇所
21:第3のナノコート層
3:リード線
31:第4のナノコート層
41:第1の高分子コート層
42:第2の高分子コート層
43:第3の高分子コート層
S501~S505:ステップ
S601~S602:ステップ
S701~S703:ステップ

図1
図2
図3
図4
図5