(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-05
(45)【発行日】2022-12-13
(54)【発明の名称】無線通信装置、無線通信システム、制御装置、無線通信方法および制御方法
(51)【国際特許分類】
H04W 4/021 20180101AFI20221206BHJP
H04W 84/10 20090101ALI20221206BHJP
H04W 88/08 20090101ALI20221206BHJP
【FI】
H04W4/021
H04W84/10
H04W88/08
(21)【出願番号】P 2017231932
(22)【出願日】2017-12-01
【審査請求日】2020-11-16
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109313
【氏名又は名称】机 昌彦
(74)【代理人】
【識別番号】100149618
【氏名又は名称】北嶋 啓至
(72)【発明者】
【氏名】田中 勇紀
【審査官】伊藤 嘉彦
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-283648(JP,A)
【文献】特開2014-138222(JP,A)
【文献】特開2001-203810(JP,A)
【文献】特開2002-267485(JP,A)
【文献】特開2014-143563(JP,A)
【文献】国際公開第2010/150785(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 - 7/26
H04W 4/00 - 99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線端末と接続する無線接続部と、
前記無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、前記接続している前記無線端末の前記属性を判断した判断結果
に基づいて情報を出力する端末属性判断部と
を備え、
前記属性分類情報は、前記無線端末と自装置との間の距離と、前記無線端末の前記属性との関係であり、
前記端末属性判断部は、前記距離を前記無線端末からの受信電波の受信電界強度に基づいて判断
し、
前記無線端末の前記属性は、前記無線端末の識別情報の登録有無であり、
前記判断結果が、前記無線端末の識別情報が登録無しという判断結果だった場合、前記情報は、前記無線端末の識別情報および前記無線端末の接続開始時刻である
ことを特徴とする無線通信装置。
【請求項2】
前記無線接続部は、前記無線端末のアクセスコントロールを行わない
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
前記属性の前記判断結果は、前記属性のいずれか一つ以上についての、当該属性に属する前記無線端末の台数を含む
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
【請求項4】
前記属性の前記判断結果は、前記属性のいずれか一つ以上についての、当該属性に属する前記無線端末の識別情報を含む
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線通信装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれかに記載の無線通信装置と、
前記無線端末と、
制御装置と
を備え、
前記無線通信装置は、前記判断結果を前記制御装置へ出力する
ことを特徴とする無線通信システム。
【請求項6】
無線通信装置に接続している無線端末の属性を前記無線通信装置が判断した判断結果
に基づく情報を受信する判断結果受信部と、
前記
情報に応じた制御を行う制御部と
を備え、
前記制御部は、前記
情報に応じて、前記無線通信装置を介して前記無線端末へ通知を行
い、
前記無線端末の前記属性は、前記無線端末の識別情報の登録有無であり、
前記判断結果が、前記無線端末の識別情報が登録無しという判断結果だった場合、前記情報は、前記無線端末の識別情報および前記無線端末の接続開始時刻である
ことを特徴とする制御装置。
【請求項7】
無線端末と接続し、
前記無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、前記接続している前記無線端末の前記属性を判断した判断結果
に基づいて情報を出力し、
前記属性分類情報は、前記無線端末と自装置との間の距離と、前記無線端末の前記属性との関係であり、
前記距離を前記無線端末からの受信電波の受信電界強度に基づいて判断
し、
前記無線端末の前記属性は、前記無線端末の識別情報の登録有無であり、
前記判断結果が、前記無線端末の識別情報が登録無しという判断結果だった場合、前記情報は、前記無線端末の識別情報および前記無線端末の接続開始時刻である
ことを特徴とする無線通信方法。
【請求項8】
無線通信装置に接続している無線端末の属性を前記無線通信装置が判断した判断結果
に基づく情報を受信し、
前記
情報に応じて、前記無線通信装置を介して前記無線端末へ通知を行
い、
前記無線端末の前記属性は、前記無線端末の識別情報の登録有無であり、
前記判断結果が、前記無線端末の識別情報が登録無しという判断結果だった場合、前記情報は、前記無線端末の識別情報および前記無線端末の接続開始時刻である
ことを特徴とする制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信可能エリアが比較的狭い、無線通信装置、システム、方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
家庭や企業等の特定のエリア内に人が存在するかどうかを検知する方法の一つに、専用のセンサーを設置する方法がある。
【0003】
たとえば、特許文献1に記載の方法では、人の存在を検知する人体センサーを家庭内に設置する。そして、人の存在が検知されない状態の継続時間が監視時間に達した場合に、家庭へのガスの供給を遮断する。
【0004】
しかし、この方法は、専用のセンサーの設置を必要とする。
【0005】
一方、特許文献2に記載の方法では、フェムトセルアクセスポイントが、監視対象の無線端末のフェムトセルへの在圏状態を判断し、在圏状態が変化した場合に通知先へ通知を行う。そして、通知先の装置が、フェムトセルの圏内に入った無線端末、あるいは、圏外に出た無線端末に対して、制御の変更(カメラのオフ/オンなど)を行う。
【0006】
このように、特許文献2に記載の方法では、監視対象の無線端末の特定のエリアへの出入りを検知することができる。しかし、この方法では、特定のエリア内に人(無線端末)が存在するかどうかの検知は行っていない。
【0007】
これに対し、特許文献3に記載の方法では、フェムトセルに接続している無線端末のすべてがフェムトセルの圏外となるか/いずれかが圏内になるかを判断した結果に基づいて被制御機器を制御(セキュリティシステムのロックなど)する。
【0008】
この方法では、人の存在有無の代わりに無線端末の存在有無を検知するため、専用のセンサーを使用せずに、特定のエリア内に人が存在するかどうかを検知することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【文献】特開平10-172405号公報
【文献】国際公開第2012/026086号
【文献】特開2014-138222号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
フェムトセルへのアクセスコントロールを行う方法として、3GPP(Third Generation Partnership Project)においてCSG(Closed Subscriber Group)方式が標準化されている。
【0011】
特許文献3に記載の方法では、CSGによって無線端末のアクセスコントロールを行い、フェムトセルへのアクセスが許可された無線端末を、特定のエリアに存在する無線端末と判断する。
【0012】
しかし、標準化前の古い無線端末がCSGに対応していない等の理由により、CSGはあまり普及していない。そのため、フェムトセルアクセスポイントは、誰でもフェムトセルアクセスポイントへ接続することができるオープンモードでの運用が主流である。
【0013】
オープンモードで運用されているフェムトセルアクセスポイントが特許文献3に記載の方法で無線端末の存在有無を判断すると、フェムトセルに接続するすべての無線端末を、特定のエリアに存在する無線端末と判断することになる。たとえば、たまたま家の近くを通りかかった人物の無線端末がフェムトセルアクセスポイントに接続した場合に、家に人が存在するという誤った判断をしてしまう。
【0014】
このように、特許文献3に記載の方法では、フェムトセルアクセスポイントは、その家のメンバーの無線端末かどうかといった無線端末の属性に関係なく、特定のエリアに無線端末が存在するかどうかを判断する。そのため、無線端末の存在有無が誤って判断されることによって、制御装置が被制御装置に対して誤った制御を行う可能性がある。
【0015】
本発明の目的は、特定エリアに存在する無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することを可能にする、無線通信装置、システム、方法およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上述の問題を解決するために、本発明の無線通信装置は、無線端末と接続する無線接続部と、前記無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、前記接続している前記無線端末の前記属性を判断した判断結果を出力する端末属性判断部とを備えることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の制御装置は、無線通信装置に接続している無線端末の属性を前記無線通信装置が判断した判断結果を受信する判断結果受信部と、前記判断結果に応じた制御を行う制御部とを備えることを特徴とする。
【0018】
また、本発明の無線通信方法は、無線端末と接続し、前記無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、前記接続している前記無線端末の前記属性を判断した判断結果を出力することを特徴とする。
【0019】
また、本発明の制御方法は、無線通信装置に接続している無線端末の属性を前記無線通信装置が判断した判断結果を受信し、前記判断結果に応じた制御を行うことを特徴とする。
【0020】
また、本発明の無線通信プログラムは、コンピュータに、無線端末と接続する無線接続機能と、前記無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、前記接続している前記無線端末の前記属性を判断した判断結果を出力する端末属性判断機能とを実現させることを特徴とする。
【0021】
また、本発明の制御プログラムは、コンピュータに、無線通信装置に接続している無線端末の属性を前記無線通信装置が判断した判断結果を受信する判断結果受信機能と、前記判断結果に応じた制御を行う制御機能とを実現させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
本発明の無線通信装置、システム、方法およびプログラムにより、特定エリアに存在する無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図1】本発明の第一の実施形態の無線通信装置の構成例を示す図である。
【
図2】本発明の第一の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。
【
図3】本発明の第二の実施形態の無線通信システムの構成例を示す図である。
【
図4】本発明の第二の実施形態の制御装置の構成例を示す図である。
【
図5】本発明の第二の実施形態の無線通信装置の構成例を示す図である。
【
図6】本発明の第二の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。
【
図7】本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
【0025】
図1に本実施形態の無線通信装置10の構成例を示す。本実施形態の無線通信装置10は、無線接続部11および端末属性判断部12により構成される。
【0026】
無線接続部11は、無線端末と接続する部分である。端末属性判断部12は、前記無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、接続している無線端末の属性を判断した判断結果を出力する部分である。
【0027】
このように無線通信装置10を構成することによって、無線通信装置10は、無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、接続している無線端末の属性を判断した判断結果を出力する。これにより、判断結果を受け取った制御装置が、無線通信装置10に接続している無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。そのため、特定エリアに存在する無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。
【0028】
次に、
図2に本実施形態の無線通信装置10の動作の例を示す。
【0029】
無線接続部11は、無線端末と接続する(ステップS101)。端末属性判断部12は、無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、接続している無線端末の属性を判断した判断結果を出力する(ステップS102、S103)。
【0030】
このように動作することによって、無線通信装置10は、無線端末の識別情報と無線端末の属性との関係を示す属性分類情報に基づいて、接続している無線端末の属性を判断した判断結果を出力する。そのため、特定エリアに存在する無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。
【0031】
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、無線通信装置10は、無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、接続している無線端末の属性を判断した判断結果を出力する。これにより、判断結果を受け取った制御装置が、無線通信装置10に接続している無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。そのため、特定エリアに存在する無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。
【0032】
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。本実施形態では、家族全員が家から出たことを検知して被制御装置を制御する場合の例について説明する。
【0033】
まず、
図3に本実施形態の無線通信システムの構成例を示す。本実施形態の無線通信システムは、無線通信装置20、無線端末40、制御装置50および被制御装置60により構成される。
【0034】
無線通信装置20は、フェムトセルアクセスポイントや、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントなど、通信可能エリアが比較的狭い、無線通信の親機である。無線通信の方式は、特定の無線方式に限定されない。無線通信装置20は一台以上の無線端末40と接続することが可能であり、無線通信装置20に一台の無線端末40も接続していない状態もあり得る。
【0035】
制御装置50は、被制御装置60を制御するための情報を無線通信装置20から受け取り、その情報に応じて被制御装置60を制御する装置である。制御装置50は、一台以上の無線通信装置20から制御情報を受け取ることが可能であり、また、一台以上の被制御装置60を制御することが可能である。なお、被制御装置60は、無線端末40であっても良い。また、無線通信装置20が制御装置50の機能を備えることも可能である。
【0036】
次に、
図4を用いて、本実施形態の制御装置50の構成例について説明する。
【0037】
本実施形態の制御装置50は、判断結果受信部51および制御部52により構成される。判断結果受信部51は、無線通信装置20の属性判断の判断結果を受信する部分である。制御部52は、判断結果に基づいて被制御装置60を制御する部分である。
【0038】
次に、
図5を用いて、本実施形態の無線通信装置20の構成例について説明する。本実施形態の無線通信装置20は、無線接続部11、端末属性判断部12、属性分類情報記憶部23および端末情報記憶部24により構成される。
【0039】
無線接続部11は、無線端末40と接続する部分である。本実施形態では、無線接続部11は、接続している無線端末40の識別情報のリスト(接続端末リスト)を端末情報記憶部24に記憶させる。無線接続部11は、無線接続部11に接続している無線端末40の識別情報を定期的に端末情報記憶部24に記憶させても良い。あるいは、無線端末40が無線接続部11に接続した際に、その無線端末40の識別情報を端末情報記憶部24に記憶させても良い。無線端末40と無線接続部11との接続が解消して所定時間が経過した際に、その無線端末40の識別情報を端末情報記憶部24が記憶している接続端末リストから削除しても良い。
【0040】
識別情報には、IMEI(International Mobile Equipment Identity)、MAC(Media Access Control)アドレス、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)等を使用することができる。
【0041】
本実施形態では、無線接続部11は、無線端末40に対するアクセスコントロールを行わないものとする。そのため、無線通信装置20には、家族の無線端末40の他に、家族以外の無線端末40も接続することができる。
【0042】
端末属性判断部12は、接続している無線端末40の属性を属性分類情報に基づいて判断し、その判断結果を出力する部分である。属性分類情報は、無線端末40の属性の判断条件を示す情報である。
【0043】
属性分類情報記憶部23は、属性分類情報を記憶する部分である。本実施形態では、属性分類情報は、無線端末40の識別情報と無線端末40の属性との関係であるものとする。より具体的には、本実施形態の属性分類情報記憶部23は、家族の無線端末40(オーナー端末)の識別情報の一覧(オーナー端末リスト)を属性分類情報として記憶しているものとする。これにより、端末属性判断部12は、無線通信装置20に接続している無線端末40を、オーナー端末とそれ以外(非オーナー端末)の二つの属性に分類することが可能になる。なお、属性分類情報記憶部23は、属性分類情報として、非オーナー端末の識別情報の一覧(非オーナー端末リスト)を記憶していても良いし、オーナー端末リストと非オーナー端末リストの両方を記憶していても良い。
【0044】
また、本実施形態では、属性分類情報は、あらかじめ利用者によって属性分類情報記憶部23に登録されているものとする。また、属性分類情報は、利用者によって更新可能であっても良い。
【0045】
また、属性の種別の数は、二つに限らず、三つ以上であっても良い。たとえば、家族の無線端末40の中に、ほとんど家から持ち出さない無線端末40がある場合に、オーナー端末をさらに二つの属性(たとえば、在宅判断に用いるオーナー端末と在宅判断に用いないオーナー端末)に分けることも可能である。
【0046】
また、属性分類情報は、無線端末40と無線通信装置20(自装置)との間の距離と、無線端末40の属性との関係であっても良い。たとえば、属性分類情報は、無線通信装置20からの距離が所定距離以内の無線端末40をオーナー端末とし、それ以外を非オーナー端末とする、という条件であっても良い。この条件の場合、端末属性判断部12では、無線端末40からの受信電波の受信電界強度が所定の値(所定距離に対応)以上のとき、当該無線端末40をオーナー端末とする。このようにすると、あらかじめ利用者がオーナー端末の識別情報を属性分類情報記憶部23に登録する手間を省略することが可能になる。
【0047】
端末属性判断部12は、接続端末リストと属性分類情報とに基づいて、無線通信装置20に接続している無線端末40の属性を判断する。そして、端末属性判断部12は、判断結果、たとえば、接続しているオーナー端末の台数を制御装置50へ出力する。判断結果を受信した制御装置50は、オーナー端末の台数が一台以上から0台へ変化した場合に家族全員が家から出たと判断し、被制御装置60を制御(施錠など)する。制御装置50は、オーナー端末の台数が0台へ変化した場合以外に、オーナー端末の台数が変化した場合や、変化のない状態が所定時間以上継続した場合等に、被制御装置60に対する何らかの制御を行っても良い。また、制御装置50は、被制御装置60の制御以外に、所定の通知先に通知する等の動作を行っても良い。
【0048】
端末属性判断部12が出力する判断結果は、いずれか一つ以上の属性に属する無線端末40の識別情報、たとえば、オーナー端末の識別情報を含んでいても良い。また、端末属性判断部12が出力する判断結果は、前回出力した判断結果との差分情報であっても良い。
【0049】
また、端末属性判断部12は、属性判断を定期的に行っても良いし、接続端末リストに変化があったときに行っても良い。また、端末属性判断部12は、判断結果の出力を、属性判断の度に行っても良いし、判断結果に変化があったときに行っても良い。
【0050】
このように無線通信装置20を構成することによって、無線通信装置20は、無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、接続している無線端末の属性を判断した判断結果を出力する。これにより、判断結果を受け取った制御装置が、無線通信装置20に接続している無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。そのため、特定エリアに存在する無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。
【0051】
また、本実施形態では、無線通信装置20は、属性分類情報としてオーナー端末リストを記憶する。そのため、無線通信装置20にオーナー端末だけでなく非オーナー端末が接続する場合でも、制御装置50がオーナー端末の台数による制御を行うことが可能になる。
【0052】
次に、
図6を用いて本実施形態の無線通信装置20の動作例について説明する。
【0053】
なお、属性分類情報記憶部23は、あらかじめ、オーナー端末リストを記憶しているものとする。
【0054】
まず、無線端末40は、無線通信装置20の通信可能エリアに入ると、無線通信装置20へ接続を要求する。接続要求を受信した無線通信装置20は(ステップS201)、要求元の無線端末40と接続する(ステップS202)。このとき、無線通信装置20はアクセスコントロールを行わない。
【0055】
無線通信装置20は、無線通信装置20に接続している無線端末40の識別情報の一覧(接続端末リスト)を所定時間おきに更新して端末情報記憶部24に記憶させる(ステップS203)。なお、無線通信装置20は、無線端末40と接続したとき(ステップS202)や接続を解除したときに接続端末リストを更新しても良い。
【0056】
次に、無線通信装置20は、接続端末リストと属性分類情報とに基づいて、無線通信装置20に接続している無線端末40の属性(本実施形態の場合、オーナー端末か非オーナー端末か)を判断する(ステップS204)。そして、無線通信装置20は、判断結果を制御装置50へ出力する(ステップS205)。
【0057】
判断結果を受信した制御装置50は、無線通信装置20に接続するオーナー端末の台数が変化した場合等に、被制御装置60の制御を行う。たとえば、オーナー端末の台数が一台以上から0台へ変化して所定時間が経過したときに、玄関の施錠を行う。
【0058】
このように動作することによって、無線通信装置20は、無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、接続している無線端末の属性を判断した判断結果を出力する。これにより、判断結果を受け取った制御装置が、無線通信装置20に接続している無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。そのため、特定エリアに存在する無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。
【0059】
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、無線通信装置20は、無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、接続している無線端末の属性を判断した判断結果を出力する。これにより、判断結果を受け取った制御装置が、無線通信装置20に接続している無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。そのため、特定エリアに存在する無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。
【0060】
また、本実施形態では、無線通信装置20は、属性分類情報としてオーナー端末リストを記憶する。そのため、無線通信装置20にオーナー端末だけでなく非オーナー端末が接続する場合でも、制御装置50がオーナー端末の台数による制御を行うことが可能になる。
【0061】
[第三の実施形態]
次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。本実施形態では、非オーナー端末が無線通信装置20に接続した場合に、制御装置50が非オーナー端末を制御する形態について説明する。
【0062】
本実施形態の無線通信装置20の構成例は第二の実施形態と同様である。
【0063】
本実施形態では、端末属性判断部12は、判断結果として、非オーナー端末の識別情報および非オーナー端末の接続開始時刻を制御装置50へ出力する。各々の無線端末40の接続開始時刻は、無線端末40の接続時に無線接続部11が端末情報記憶部24に記憶させているものとする。
【0064】
その他の部分については第二の実施形態と同様のため、説明を省略する。
【0065】
このように無線通信装置20を構成することによって、無線通信装置20は、無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、接続している無線端末の属性を判断した判断結果を出力する。これにより、判断結果を受け取った制御装置が、無線通信装置20に接続している無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。そのため、特定エリアに存在する無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。
【0066】
次に、
図6を用いて本実施形態の無線通信装置20の動作例について説明する。
【0067】
ステップS201からステップS204までは、第二の実施形態と同様である。
【0068】
本実施形態では、ステップS205において、端末属性判断部12は、非オーナー端末の識別情報および接続開始時刻を制御装置50へ出力する。
【0069】
そして、制御装置50は、非オーナー端末を、無線通信装置20経由で制御する。
【0070】
たとえば、非オーナー端末が無線通信装置20に長時間接続することを避けるために、制御装置50は、接続開始時刻から所定時間以上が経過した非オーナー端末に対して、無線通信装置20経由で長時間接続している旨の警告を行うことができる。また、制御装置50は、判断結果としてオーナー端末の識別情報も受信している場合には、長時間接続している非オーナー端末がある旨のアラーム通知をオーナー端末へ行うことも可能である。
【0071】
無線通信装置20がインターネット接続サービスを非オーナー端末へ提供しているような場合には、制御装置50は、非オーナー端末に対して、より優先的に接続させたい無線通信装置20をお勧めすることも可能である。より優先的に接続させたい無線通信装置20とは、たとえば、通信性能がより高い無線通信装置20や、接続可能台数が多い無線通信装置20などである。
【0072】
また、制御装置50が判断結果の履歴、たとえば、非オーナー端末の接続履歴を蓄積して分析し、分析結果を制御装置50の運用者等が利用することも可能である。なお、分析は運用者等が行っても良い。たとえば、挙動が怪しい非オーナー端末がある場合に、制御装置50が運用者に対して通知し、運用者がセキュリティサービス会社などと連携してその非オーナー端末を監視対象とすることも可能である。
【0073】
また、制御装置50が属性ごとの台数、接続時間、接続頻度などを蓄積することによって、経営管理数値(KPI:Key Performance Indicator)を算出するための基礎データを提供することも可能になる。
【0074】
このように動作することによって、無線通信装置20は、無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、接続している無線端末の属性を判断した判断結果を出力する。これにより、判断結果を受け取った制御装置が、無線通信装置20に接続している無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。そのため、特定エリアに存在する無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。
【0075】
以上で説明したように、本発明の第三の実施形態では、無線通信装置20は、無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、接続している無線端末の属性を判断した判断結果を出力する。これにより、判断結果を受け取った制御装置が、無線通信装置20に接続している無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。そのため、特定エリアに存在する無線端末の属性を考慮して被制御装置を制御することが可能になる。
【0076】
また、本実施形態の無線通信装置20は、所定の属性の無線端末40(たとえば非オーナー端末)の識別情報や台数を判断結果として制御装置50へ出力する。そのため、制御装置50は、所定の属性の無線端末40に対する制御や、所定の属性の無線端末40の接続履歴の収集が可能になる。
【0077】
[ハードウェア構成例]
上述した本発明の各実施形態における無線通信装置(10、20)を、一つの情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、無線通信装置は、物理的または機能的に少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現してもよい。また、無線通信装置は、専用の装置として実現してもよい。また、無線通信装置の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現しても良い。
【0078】
図7は、本発明の各実施形態の無線通信装置を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94、不揮発性記憶装置95およびドライブ装置96を備える。
【0079】
通信インタフェース91は、各実施形態の無線通信装置が、有線あるいは/および無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、無線通信装置を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続しても良い。
【0080】
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
【0081】
演算装置93は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置93は、たとえば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
【0082】
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であっても良い。
【0083】
不揮発性記憶装置95は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。
【0084】
ドライブ装置96は、たとえば、後述する記録媒体97に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
【0085】
記録媒体97は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
【0086】
本発明の各実施形態は、たとえば、
図7に例示した情報処理装置90により無線通信装置を構成し、この無線通信装置に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
【0087】
この場合、無線通信装置に対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、無線通信装置のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
【0088】
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、無線通信装置の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用して無線通信装置内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
【0089】
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
【0090】
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
【0091】
(付記1)
無線端末と接続する無線接続部と、
前記無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、前記接続している前記無線端末の前記属性を判断した判断結果を出力する端末属性判断部と
を備えることを特徴とする無線通信装置。
【0092】
(付記2)
前記無線接続部は、前記無線端末のアクセスコントロールを行わない
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
【0093】
(付記3)
前記属性分類情報は、前記無線端末の識別情報と前記無線端末の前記属性との関係である
ことを特徴とする付記1あるいは付記2に記載の無線通信装置。
【0094】
(付記4)
前記属性分類情報は、前記無線端末と自装置との間の距離と、前記無線端末の前記属性との関係である
ことを特徴とする付記1あるいは付記2に記載の無線通信装置。
【0095】
(付記5)
前記端末属性判断部は、前記距離を前記無線端末からの受信電波の受信電界強度に基づいて判断する
ことを特徴とする付記4に記載の無線通信装置。
【0096】
(付記6)
前記属性の前記判断結果は、前記属性のいずれか一つ以上についての、当該属性に属する前記無線端末の台数を含む
ことを特徴とする付記1から付記5のいずれかに記載の無線通信装置。
【0097】
(付記7)
前記属性の前記判断結果は、前記属性のいずれか一つ以上についての、当該属性に属する前記無線端末の識別情報を含む
ことを特徴とする付記1から付記6のいずれかに記載の無線通信装置。
【0098】
(付記8)
前記属性の前記判断結果は、前回出力した前記判断結果との差分情報を含む
ことを特徴とする付記1から付記5のいずれかに記載の無線通信装置。
【0099】
(付記9)
前記属性の前記判断結果は、前記無線端末の接続開始時刻を含む
ことを特徴とする付記1から付記8のいずれかに記載の無線通信装置。
【0100】
(付記10)
付記1から付記9のいずれかに記載の無線通信装置と、
前記無線端末と、
制御装置と
を備え、
前記無線通信装置は、前記判断結果を前記制御装置へ出力する
ことを特徴とする無線通信システム。
【0101】
(付記11)
前記制御装置は、前記判断結果に応じて前記無線端末を制御する
ことを特徴とする付記10に記載の無線通信システム。
【0102】
(付記12)
被制御装置をさらに備え、
前記制御装置は、前記判断結果に応じて前記被制御装置を制御する
ことを特徴とする付記10に記載の無線通信システム。
【0103】
(付記13)
前記制御装置は、前記判断結果の履歴を蓄積する
ことを特徴とする付記10から付記12のいずれかに記載の無線通信システム。
【0104】
(付記14)
無線通信装置に接続している無線端末の属性を前記無線通信装置が判断した判断結果を受信する判断結果受信部と、
前記判断結果に応じた制御を行う制御部と
を備えることを特徴とする制御装置。
【0105】
(付記15)
前記制御部は、前記判断結果に応じて前記無線端末を制御する
をことを特徴とする付記14に記載の制御装置。
【0106】
(付記16)
前記制御部は、前記判断結果に応じて被制御装置を制御する
をことを特徴とする付記14に記載の制御装置。
【0107】
(付記17)
前記制御部は、前記判断結果の履歴を蓄積する
をことを特徴とする付記14に記載の制御装置。
【0108】
(付記18)
無線端末と接続し、
前記無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、前記接続している前記無線端末の前記属性を判断した判断結果を出力する
ことを特徴とする無線通信方法。
【0109】
(付記19)
前記無線端末のアクセスコントロールを行わない
ことを特徴とする付記18に記載の無線通信方法。
【0110】
(付記20)
前記属性分類情報は、前記無線端末の識別情報と前記無線端末の前記属性との関係である
ことを特徴とする付記18あるいは付記19に記載の無線通信方法。
【0111】
(付記21)
前記属性分類情報は、前記無線端末と自装置との間の距離と、前記無線端末の前記属性との関係である
ことを特徴とする付記18あるいは付記19に記載の無線通信方法。
【0112】
(付記22)
前記距離を前記無線端末からの受信電波の受信電界強度に基づいて判断する
ことを特徴とする付記21に記載の無線通信方法。
【0113】
(付記23)
前記属性の前記判断結果は、前記属性のいずれか一つ以上についての、当該属性に属する前記無線端末の台数を含む
ことを特徴とする付記18から付記22のいずれかに記載の無線通信方法。
【0114】
(付記24)
前記属性の前記判断結果は、前記属性のいずれか一つ以上についての、当該属性に属する前記無線端末の識別情報を含む
ことを特徴とする付記18から付記23のいずれかに記載の無線通信方法。
【0115】
(付記25)
前記属性の前記判断結果は、前回出力した前記判断結果との差分情報を含む
ことを特徴とする付記18から付記22のいずれかに記載の無線通信方法。
【0116】
(付記26)
前記属性の前記判断結果は、前記無線端末の接続開始時刻を含む
ことを特徴とする付記18から付記25のいずれかに記載の無線通信方法。
【0117】
(付記27)
無線通信装置に接続している無線端末の属性を前記無線通信装置が判断した判断結果を受信し、
前記判断結果に応じた制御を行う
ことを特徴とする制御方法。
【0118】
(付記28)
前記判断結果に応じて前記無線端末を制御する
をことを特徴とする付記27に記載の制御方法。
【0119】
(付記29)
前記判断結果に応じて被制御装置を制御する
をことを特徴とする付記27に記載の制御方法。
【0120】
(付記30)
前記判断結果の履歴を蓄積する
をことを特徴とする付記27に記載の制御方法。
【0121】
(付記31)
コンピュータに、
無線端末と接続する無線接続機能と、
前記無線端末の属性の判断条件を示す属性分類情報に基づいて、前記接続している前記無線端末の前記属性を判断した判断結果を出力する端末属性判断機能と
を実現させることを特徴とする無線通信プログラム。
【0122】
(付記32)
前記無線接続機能は、前記無線端末のアクセスコントロールを行わない
ことを特徴とする付記31に記載の無線通信プログラム。
【0123】
(付記33)
前記属性分類情報は、前記無線端末の識別情報と前記無線端末の前記属性との関係である
ことを特徴とする付記31あるいは付記32に記載の無線通信プログラム。
【0124】
(付記34)
前記属性分類情報は、前記無線端末と自装置との間の距離と、前記無線端末の前記属性との関係である
ことを特徴とする付記31あるいは付記32に記載の無線通信プログラム。
【0125】
(付記35)
前記端末属性判断機能は、前記距離を前記無線端末からの受信電波の受信電界強度に基づいて判断する
ことを特徴とする付記34に記載の無線通信プログラム。
【0126】
(付記36)
前記属性の前記判断結果は、前記属性のいずれか一つ以上についての、当該属性に属する前記無線端末の台数を含む
ことを特徴とする付記31から付記35のいずれかに記載の無線通信プログラム。
【0127】
(付記37)
前記属性の前記判断結果は、前記属性のいずれか一つ以上についての、当該属性に属する前記無線端末の識別情報を含む
ことを特徴とする付記31から付記36のいずれかに記載の無線通信プログラム。
【0128】
(付記38)
前記属性の前記判断結果は、前回出力した前記判断結果との差分情報を含む
ことを特徴とする付記31から付記35のいずれかに記載の無線通信プログラム。
【0129】
(付記39)
前記属性の前記判断結果は、前記無線端末の接続開始時刻を含む
ことを特徴とする付記31から付記38のいずれかに記載の無線通信プログラム。
【0130】
(付記40)
コンピュータに、
無線通信装置に接続している無線端末の属性を前記無線通信装置が判断した判断結果を受信する判断結果受信機能と、
前記判断結果に応じた制御を行う制御機能と
を実現させることを特徴とする制御プログラム。
【0131】
(付記41)
前記制御機能は、前記判断結果に応じて前記無線端末を制御する
をことを特徴とする付記40に記載の制御プログラム。
【0132】
(付記42)
前記制御機能は、前記判断結果に応じて被制御装置を制御する
をことを特徴とする付記40に記載の制御プログラム。
【0133】
(付記43)
前記制御機能は、前記判断結果の履歴を蓄積する
をことを特徴とする付記40に記載の制御プログラム。
【符号の説明】
【0134】
10、20 無線通信装置
11 無線接続部
12 端末属性判断部
23 属性分類情報記憶部
24 端末情報記憶部
40 無線端末
50 制御装置
51 判断結果受信部
52 制御部
60 被制御装置
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体