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  • 特許-配管支持装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-05
(45)【発行日】2022-12-13
(54)【発明の名称】配管支持装置
(51)【国際特許分類】
   F16L 3/16 20060101AFI20221206BHJP
【FI】
F16L3/16 Z
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2019166251
(22)【出願日】2019-09-12
(65)【公開番号】P2021042826
(43)【公開日】2021-03-18
【審査請求日】2021-10-22
(73)【特許権者】
【識別番号】000006208
【氏名又は名称】三菱重工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000350
【氏名又は名称】ポレール弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】大森 徹
【審査官】伊藤 紀史
(56)【参考文献】
【文献】中国実用新案第207005447(CN,U)
【文献】特開平10-110864(JP,A)
【文献】実開昭59-153778(JP,U)
【文献】実開昭61-034330(JP,U)
【文献】実開昭60-056816(JP,U)
【文献】中国実用新案第208457342(CN,U)
【文献】韓国公開実用新案第20-2015-0004619(KR,U)
【文献】中国実用新案第207906608(CN,U)
【文献】中国実用新案第207569341(CN,U)
【文献】中国実用新案第209743775(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 3/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
配管を支持するサドルと、前記サドルに固定される第1プレートと、台座に固定される第2プレートと、前記第1プレートと前記第2プレートとの間に設置され、それぞれが前記第2プレートの上を回転移動する複数個の球と、を有する配管支持装置であって、
前記第1プレートに固定され、前記球と共に移動し、前記球を回転可能に保持する球保持部材を有し、
前記球保持部材が、前記球と前記球が設置される部位との間に、前記球よりも直径が小さい複数の小球を有する転がり軸受であることを特徴とする配管支持装置。
【請求項2】
請求項1に記載する配管支持装置であって、
前記サドルはその水平方向の断面形状が円形であり、前記第1プレートは正方形であり、前記転がり軸受は正方形であることを特徴とする配管支持装置。
【請求項3】
請求項1に記載する配管支持装置であって、
前記球は、縦方向と横方向とが同数に設置されることを特徴とする配管支持装置。
【請求項4】
請求項1に記載する配管支持装置であって、
前記第1プレート及び前記転がり軸受の浮き上がりを防止する浮き上がり防止鋼材と、前記第1プレートと前記浮き上がり防止鋼材との間に設置され、前記浮き上がり防止鋼材の下を回転移動する球と、前記第1プレートに固定され、前記球と共に移動し、前記球を回転可能に保持する第2転がり軸受と、を有することを特徴とする配管支持装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱流体を流通させる配管を支持する配管支持装置に関する。
【背景技術】
【0002】
配管を支持する場合には、配管を固定することが好ましい。しかし、熱流体を流通させる配管を支持する場合には、全ての配管を固定すると、配管の熱伸びを拘束することになる。配管の熱伸びを拘束すると、配管に応力が発生し、この応力が、配管の許容値(配管が許容する応力)を、超えてしまう場合がある。そこで、一般的には、一部の配管を移動可能な配管支持装置で支持し、配管の熱伸びにより発生する応力を緩和する。
【0003】
このような本技術分野の背景技術として、特開平10-110864号公報(特許文献1)がある。特許文献1には、配管を支持するように形成され、下面が水平面に形成された上平板と、地盤又は支持構造物に支持され、上面が水平面に形成された下平板と、下平板と上平板との間に転動自由に介在する複数個の鋼球と、複数個の鋼球と共に移動し、これらの鋼球の相互間隔を保持する球保持枠と、を具備した管支持装置が記載される(要約参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開平10-110864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、配管の水平方向の変位を許容し、配管を支持する配管支持装置が記載される。
【0006】
つまり、特許文献1には、配管の水平方向の変位を許容する、つまり、配管の熱伸びにより発生する応力を緩和する配管支持装置が記載され、特許文献1に記載される配管支持装置は、複数個の鋼球や球保持枠を有する。
【0007】
しかし、特許文献1には、複数個の鋼球や球保持枠を有する配管支持装置の設置面積を小さくすることについては記載されていない。
【0008】
そこで、本発明は、設置面積を可能な限り小さくする配管支持装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の配管支持装置は、配管を支持するサドルと、サドルに固定される第1プレートと、台座に固定される第2プレートと、第1プレートと第2プレートとの間に設置され、それぞれが第2プレートの上を回転移動する複数個の球と、を有する配管支持装置であって、第1プレートに固定され、球と共に移動し、球を回転可能に保持する球保持部材を有し、球保持部材が、球と球が設置される部位との間に、球よりも直径が小さい複数の小球を有する転がり軸受であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、設置面積を可能な限り小さくする配管支持装置を提供することができる。
【0011】
なお、上記した以外の課題、構成及び効果については、下記する実施例の説明により、明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】実施例1に記載する転がり軸受4を有する配管支持装置を説明する説明図である。
図2】実施例1に記載する配管支持装置の転がり軸受4を斜視的に説明する説明図である。
図3】実施例1に記載する配管支持装置の転がり軸受4を拡大して説明する説明図である。
図4】実施例1に記載する配管支持装置の設置位置を説明する説明図である。
図5】実施例2に記載する配管支持装置を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施例を、図面を使用して説明する。なお、実質的に同一又は類似の構成には、同一の符号を付し、説明が重複する際には、その説明を省略する場合がある。
【実施例1】
【0014】
まず、実施例1に記載する転がり軸受4を有する配管支持装置を説明する。
【0015】
図1は、実施例1に記載する転がり軸受4を有する配管支持装置を説明する説明図である。
【0016】
実施例1に記載する配管支持装置は、熱流体が流通する配管1を支持(固定)するサドル2と、サドル2に固定され、水平方向に形成される第1プレート3と、床や支持鋼材などの台座6に固定され、水平方向に形成される第2プレート5と、第1プレート3と第2プレート5との間に設置され、それぞれが第2プレート5の上を回転移動する複数個の球(鋼球)7と、第1プレート3に固定され、球7と共に移動し、球7を回転可能に保持する球保持部材(以下、転がり軸受4)と、を有する。
【0017】
つまり、実施例1に記載する配管支持装置は、サドル2と、第1プレート3と、第2プレート5と、第1プレート3と第2プレート5との間に設置される複数個の球7と、第1プレート3に固定され、球7を回転可能に保持する転がり軸受4と、を有する。
【0018】
このように、実施例1に記載する配管支持装置は、サドル2が配管1を固定し、サドル2が第1プレート3を固定し、第1プレート3が転がり軸受4を固定し、プレート5が台座6に固定される。つまり、配管1、サドル2、第1プレート3、転がり軸受4が固定される。
【0019】
そして、配管1、サドル2、プレート3、転がり軸受4の重量を、球7を介して、プレート5、台座6が支持する。配管1は、サドル2を介して、第1プレート3と転がり軸受4と共に、第2プレート5の上を移動する。これにより、配管1の水平方向の変位を許容し、配管1の熱伸びにより発生する応力を緩和する。
【0020】
このように、実施例1に記載する配管支持装置は、球7を回転可能に保持する転がり軸受4が第1プレート3に固定されるため、配管支持装置の設置面積を小さくすることができる。球7を回転可能に保持する転がり軸受4が第1プレート3に固定されるため、特に、第2プレート5の設置面積を、必要以上に、大きくする必要がない。
【0021】
つまり、第2プレート5の設置面積を、配管1の水平方向の変位を許容する大きさに設定することができ、第2プレート5の設置面積を、転がり軸受4が移動する大きさ(配管1の熱伸びにより発生する応力を緩和する大きさ)に設定することができる。
【0022】
そして、転がり軸受4の設置面積、第1プレート3の設置面積を、第2プレート5の設置面積に対応して、小さくすることができ、配管支持装置の設置面積を小さくすることができる。
【0023】
配管支持装置の移動量が増加すると、配管支持装置の移動量に比例して、第2プレート5、転がり軸受4の設置面積も増加する。しかし、実施例1に記載する配管支持装置は、球7を回転可能に保持する転がり軸受4が第1プレート3に固定されるため、配管支持装置の移動量が増加しても、第2プレート5、転がり軸受4の設置面積は増加しない。つまり、第1プレート3の設置面積に応じた最小限の転がり軸受4の設置面積で、配管支持装置を構成することができる。
【0024】
また、実施例1に記載する配管支持装置は、球7が転がり軸受4に回転可能に保持されるため、摩擦抵抗を低減することができる。そして、球7が、長期間、繰り返し使用しても、経年劣化による摩擦抵抗の増加を抑制することができる。
【0025】
次に、実施例1に記載する配管支持装置の転がり軸受4を斜視的に説明する。
【0026】
図2は、実施例1に記載する配管支持装置の転がり軸受4を斜視的に説明する説明図である。
【0027】
実施例1に記載する配管支持装置の転がり軸受4は、第1プレート3に固定され、球7と共に移動し、球7を回転可能に保持する。
【0028】
また、配管1を固定するサドル2は、円柱であり、その水平方向の断面形状は円形である。そして、サドル2の重量を均等に支持するため、第1プレート3は正方形であることが好ましい。更に、転がり軸受4も、第1プレート3及びサドル2の重量を均等に支持するため、正方形であることが好ましい。
【0029】
なお、第2プレート5の形状は、転がり軸受4の移動方向やその移動方向に対する移動量を考慮して設計される。つまり、配管1の熱伸びによる移動が発生する場合であっても、転がり軸受4が脱落しない大きさ及び形状とする必要があり、第2プレート5の形状は、長方形であっても、正方形であってもよい。
【0030】
また、転がり軸受4に回転可能に保持される球7は、縦方向と横方向とが同数に、設置する。実施例1では、縦方向3個及び横方向3個の合計9個が設置される。なお、転がり軸受4の設置面積(底面積)と球7の設置個数とは、第1プレート3の底面積に応じて設定される。
【0031】
なお、実施例1では、第1プレート3の底面積よりも、転がり軸受4の底面積が小さいことが好ましい。これにより、配管支持装置の設置面積を小さくすることができる。
【0032】
これにより、配管1の水平方向の変位を許容し、配管1の熱伸びにより発生する応力を緩和する。そして、転がり軸受4、第1プレート3、サドル2、配管1の重量を均等に支持することができ、長期間、繰り返し使用しても、経年劣化による摩擦抵抗の増加を抑制することができる。
【0033】
次に、実施例1に記載する配管支持装置の転がり軸受4を拡大して説明する。
【0034】
図3は、実施例1に記載する配管支持装置の転がり軸受4を拡大して説明する説明図である。
【0035】
実施例1に記載する配管支持装置の転がり軸受4は、第1プレート3に固定され、球7と共に移動し、球7を回転可能に保持する。
【0036】
転がり軸受4は、球7と転がり軸受4の球7が設置される部位との間に、球7よりも直径が小さい複数の小球8を有する。つまり、球7は、球7よりも直径が小さい複数の小球8によって、転がり軸受4の球7が設置される部位に回転可能に保持される。つまり、球7は、複数の小球8と点接触し、回転可能に保持される。なお、小球8も、転がり軸受4の球7が設置される部位に、回転可能に保持される。
【0037】
これにより、転がり軸受4、第1プレート3、サドル2、配管1の重量を、球7及び複数の小球8により、分散して支持することができ、長期間、繰り返し使用しても、経年劣化による摩擦抵抗の増加を抑制することができる。
【0038】
また、これにより、配管1、サドル2、第1プレート3が、水平方向のどの方向に移動しても、転がり軸受4の機能(配管1の水平方向の変位を許容し、配管1の熱伸びにより発生する応力を緩和する機能)を有する。
【0039】
このように、転がり軸受4を第1プレート3に固定し、球7を複数の小球8によって回転可能に保持する転がり軸受4を使用することにより、配管支持装置の設置面積を小さくすることができる。
【0040】
なお、球7への荷重は、必ずしも垂直方向のみではなく、水平方向や水平方向と垂直方向とが複合した斜め方向にも、発生する可能性がある。そこで、球7を複数の小球8によって回転可能に保持する転がり軸受4を使用することにより、こうした多方向に発生する球7への荷重も支持し、長期間、繰り返し使用しても、経年劣化による摩擦抵抗の増加を抑制することができる。
【0041】
なお、実施例1では、球7を複数の小球8によって回転可能に保持する転がり軸受4を使用するが、小球8を使用せずに、球7を回転可能に保持する球保持部材を使用してもよい。
【0042】
次に、実施例1に記載する配管支持装置の設置位置を説明する。
【0043】
図4は、実施例1に記載する配管支持装置の設置位置を説明する説明図である。
【0044】
配管支持装置は、熱流体を流通させる配管1に設置される。配管1は、熱流体を流出入する機器10の取合点11に接続される。そして、配管支持装置は、取合点11に接続される配管1の途中に位置する第一支持点12に設置される。
【0045】
特に、配管1は、配管1の設置方向に、主に熱伸びするため、配管支持装置は、配管1の設置方向に移動し、配管1の水平方向であって、配管1の設置方向の変位を許容し、配管1の設置方向の熱伸びにより発生する応力を緩和する必要がある。
【0046】
実施例1に記載する配管支持装置は、転がり軸受4を第1プレート3に固定し、球7を複数の小球8によって回転可能に保持する転がり軸受4を使用することにより、配管支持装置が水平方向のどの方向に移動しても、転がり軸受4の機能を有することができる。
【0047】
これにより、配管1の設置方向の熱伸びによる第一支持点12における応力が低減され、取合点11における反力も低減される。
【0048】
このように、実施例1によれば、設置面積を可能な限り小さくすると共に、配管1の水平方向の変位を許容し、配管1の熱伸びにより発生する応力を緩和し、長期間、繰り返し使用しても、経年劣化による摩擦抵抗の増加を抑制する配管支持装置を提供することができる。
【実施例2】
【0049】
次に、実施例2に記載する配管支持装置を説明する。
【0050】
図5は、実施例2に記載する配管支持装置を説明する説明図である。
【0051】
実施例2に記載する配管支持装置は、実施例1に記載する配管支持装置に比較して、更に、浮き上がり防止機能を有する。
【0052】
配管1は、熱流体による熱伸びや地震などによる振動により、移動する。そして、配管1の移動方向(配管1への荷重の方向)は、必ずしも水平方向のみではなく、垂直方向や水平方向と垂直方向とが複合した斜め方向にも、力が発生する可能性がある。
【0053】
そこで、実施例2に記載する配管支持装置は、浮き上がり防止機能を有する。
【0054】
実施例2に記載する配管支持装置、つまり、浮き上がり防止機能を有する配管支持装置は、更に、第1プレート3及び転がり軸受4の浮き上がりを防止する浮き上がり防止鋼材20と、第1プレート3と浮き上がり防止鋼材20との間に設置され、浮き上がり防止鋼材20の下を回転移動する球(鋼球)70と、第1プレート3に固定され、球70と共に移動し、球70を回転可能に保持する第2転がり軸受40(以下、転がり軸受40)と、を有する。
【0055】
なお、転がり軸受け40は、球保持部材であってもよい。
【0056】
浮き上がり防止鋼材20は、断面形状がL字形状であり、一辺の一端が第2プレート5に固定され、他辺の一部が、第1プレート3の一部を覆うように、設置される。そして、浮き上がり防止鋼材20の他辺の一部と、浮き上がり防止鋼材20の他辺の一部で覆われた第1プレート3の一部との間に間隙(空間)が形成され、この間隙に、球70と転がり軸受40とが設置される。これにより、第1プレート3及び転がり軸受4の浮き上がりを防止することができる。
【0057】
浮き上がり防止鋼材20は、配管1の設置方向の両側に設置されることが好ましい。これにより、配管1の設置方向の変位を許容し、配管1の設置方向の熱伸びにより発生する応力を緩和することができる。なお、配管1の設置方向の両側に設置される浮き上がり防止鋼材20の長さは、転がり軸受40の移動量に応じて、設計される。
【0058】
転がり軸受40は、第1プレート3に固定され、球70と共に移動し、球70を回転可能に保持する。また、球70は、第1プレート3及び転がり軸受4が浮き上がった際には、浮き上がり防止鋼材20の下に接触し、回転移動する。なお、転がり軸受40に回転可能に保持される球70は、配管1の設置方向の両側に同数設置される。例えば、配管1の設置方向の両側に一つずつ設置される。
【0059】
また、球70と転がり軸受40の球70が設置される部位との間には、球70よりも直径が小さい複数の小球(図示なし)を有する。つまり、球70は、球70よりも直径が小さい複数の小球(図示なし)によって、転がり軸受40の球70が設置される部位に回転可能に保持される。つまり、球70は、複数の小球(図示なし)と点接触し、回転可能に保持される。なお、この小球(図示なし)も、転がり軸受40の球70が設置される部位に、回転可能に保持される。
【0060】
なお、第2プレート5の形状は、実施例1と同様に、転がり軸受4の移動方向やその移動方向に対する移動量を考慮して設計される。
【0061】
このように、実施例2によれば、設置面積を可能な限り小さくすると共に、配管1の水平方向の変位を許容し、配管1の熱伸びにより発生する応力を緩和し、長期間、繰り返し使用しても、経年劣化による摩擦抵抗の増加を抑制し、第1プレート3及び転がり軸受4が浮き上がりを防止する配管支持装置を提供することができる。
【0062】
なお、本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を有するものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成の一部に置き換えることができ、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることもできる。また、各実施例の構成の一部について、他の実施例の構成の一部を追加し、他の実施例の構成の一部と置換し、実施例の構成の一部を削除することもできる。
【符号の説明】
【0063】
1…配管、2…サドル、3…第1プレート、4…転がり軸受、5…第2プレート、6…台座、7…球、8…小球、10…機器、11…取合点、12…第一支持点、20…浮き上がり防止鋼材、40…転がり軸受、70…球。
図1
図2
図3
図4
図5