(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-06
(45)【発行日】2022-12-14
(54)【発明の名称】マッサージ機
(51)【国際特許分類】
A61H 15/00 20060101AFI20221207BHJP
A61H 7/00 20060101ALI20221207BHJP
【FI】
A61H15/00 350D
A61H7/00 323J
A61H15/00 340A
A61H15/00 350G
(21)【出願番号】P 2019004471
(22)【出願日】2019-01-15
【審査請求日】2021-11-19
(73)【特許権者】
【識別番号】000136491
【氏名又は名称】株式会社フジ医療器
(74)【代理人】
【識別番号】110001933
【氏名又は名称】弁理士法人 佐野特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】吉田 敏久
(72)【発明者】
【氏名】大出 健太郎
【審査官】今関 雅子
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-026175(JP,A)
【文献】特開2013-102865(JP,A)
【文献】登録実用新案第3150363(JP,U)
【文献】特開2001-252316(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2005/0090768(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61H 7/00-23/02
A61H 39/04
A61N 1/26
A61N 2/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1被施療部を収容して前記第1被施療部をマッサージする本体部と、
前記本体部に取り付けられた状態でマッサージ機の外装の一部を構成する付属部と、を備え、
前記付属部は、前記第1被施療部と異なる第2被施療部を施療する施療部を備え、
前記付属部は、前記本体部から取り外して前記外装の残部に連結していない状態にでき
、
前記付属部は、操作者による操作を受け付ける操作部と、前記操作に基づく遠隔制御信号を送信するリモートコントロール送信部と、を備え、
前記本体部は、前記遠隔制御信号を受信するリモートコントロール受信部を備え、前記遠隔制御信号に基づいて前記第1被施療部をマッサージする、マッサージ機。
【請求項2】
前記付属部は、前記施療部に電力を供給するバッテリを備える、請求項1に記載のマッサージ機。
【請求項3】
前記本体部は、前記付属部が前記本体部に取り付けられた状態で前記バッテリを充電する充電部を備える、請求項2に記載のマッサージ機。
【請求項4】
前記操作部は、前記付属部が前記本体部に取り付けられた状態において前記外装に含まれない、請求項
1~3のいずれか一項に記載のマッサージ機。
【請求項5】
第1被施療部を収容して前記第1被施療部をマッサージする本体部と、
前記本体部に取り付けられた状態でマッサージ機の外装の一部を構成する付属部と、を備え、
前記付属部は、前記第1被施療部と異なる第2被施療部を施療する施療部を備え、
前記付属部は、前記本体部から取り外して前記外装の残部に連結していない状態にでき、
前記本体部は、前記第1被施療部を収容する凹部を備え、
前記付属部は、前記本体部に取り付けられた状態で前記凹部の開口を塞ぐ蓋であ
り、
前記施療部は、前記蓋の裏面から突出する施療子を含み、
前記付属部が前記本体部に取り付けられた状態において前記凹部は前記施療子を収容する
、マッサージ機。
【請求項6】
前記付属部は、取っ手部を備え、
前記取っ手部は、前記付属部が前記本体部に取り付けられた状態で前記外装に含まれる、請求項1~
4のいずれか一項に記載のマッサージ機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被施療部をマッサージするマッサージ機に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、被施療者の下腿及び足をマッサージするマッサージ装置が開示されている。
【0003】
特許文献1のマッサージ装置は、ケーシングの上面を開閉可能なカバーを含んでいる。被施療者がマッサージ装置による施療を受ける場合、カバーを開けてケーシングの上面を露出させてから被施療者の下腿及び足をケーシング内部に挿入する。一方、被施療者がマッサージ装置による施療を受けない場合、ケーシングの上面をカバーで閉じることで、マッサージ装置を椅子又はフットレストとして利用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のマッサージ装置では、被施療者がマッサージ装置による施療を受けている最中、カバーはケーシングの背後に配置されるだけであって有効利用されていない。
【0006】
本発明は、上記の状況に鑑み、本体部によって被施療部がマッサージされているときに付属部を有効利用できるマッサージ機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書中に開示されているマッサージ機は、第1被施療部を収容して前記第1被施療部をマッサージする本体部と、前記本体部に取り付けられた状態でマッサージ機の外装の一部を構成する付属部と、を備え、前記付属部は、前記第1被施療部と異なる第2被施療部を施療する施療部を備え、前記付属部は、前記本体部から取り外して前記外装の残部に連結していない状態にできる構成(第1の構成)である。
【0008】
上記第1の構成のマッサージ機において、前記付属部は、前記施療部に電力を供給するバッテリを備える構成(第2の構成)にしてもよい。
【0009】
上記第2の構成のマッサージ機において、前記本体部は、前記付属部が前記本体部に取り付けられた状態で前記バッテリを充電する充電部を備える構成(第3の構成)にしてもよい。
【0010】
上記第1~第3いずれかの構成のマッサージ機において、前記付属部は、操作者による操作を受け付ける操作部と、前記操作に基づく遠隔制御信号を送信するリモートコントロール送信部と、を備え、前記本体部は、前記遠隔制御信号を受信するリモートコントロール受信部を備え、前記遠隔制御信号に基づいて前記第1被施療部をマッサージする構成(第4の構成)にしてもよい。
【0011】
上記第4の構成のマッサージ機において、前記操作部は、前記付属部が前記本体部に取り付けられた状態において前記外装に含まれない構成(第5の構成)にしてもよい。
【0012】
上記第1~第5いずれかの構成のマッサージ機において、前記本体部は、前記第1被施療部を収容する凹部を備え、前記付属部は、前記本体部に取り付けられた状態で前記凹部の開口を塞ぐ蓋である構成(第6の構成)にしてもよい。
【0013】
上記第6の構成のマッサージ機において、前記施療部は、前記蓋の裏面から突出する施療子を含み、前記付属部が前記本体部に取り付けられた状態において前記凹部は前記施療子を収容する構成(第7の構成)にしてもよい。
【0014】
上記第1~第5いずれかの構成のマッサージ機において、前記付属部は、取っ手部を備え、前記取っ手部は、前記付属部が前記本体部に取り付けられた状態で前記外装に含まれる構成(第8の構成)にしてもよい。
【発明の効果】
【0015】
本明細書中に開示されているマッサージ機によれば、本体部によって被施療部(第1被施療部)がマッサージされているときに付属部を有効利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図2】一実施例に係るマッサージ機が備える本体部の斜視図
【
図3】一実施例に係るマッサージ機が備える付属部の斜視図
【
図4】一実施例に係るマッサージ機の動作を制御する制御系を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、後述する右側凹部102R及び左側凹部102Lに収容された第1被施療者の足のつま先側を「前側」といい、後述する右側凹部102R及び左側凹部102Lに収容された第1被施療者の足のかかと側を「後側」という。また、後述する右側凹部102R及び左側凹部102Lの開口側を「上側」といい、後述する右側凹部102R及び左側凹部102Lに収容された第1被施療者の足裏側を「下側」という。また、後述する右側凹部102Rに収容された第1被施療者の右足側を「右側」といい、後述する左側凹部102Lに収容された第1被施療者の左足側を「左側」という。
【0018】
図1は、一実施例に係るマッサージ機1(以下、「マッサージ機1」という)の斜視図である。マッサージ機1は、本体部100と、付属部200と、を備える。
【0019】
図1は、本体部100に付属部200が取り付けられた状態を示している。本体部100に付属部200が取り付けられた状態において、付属部200は、マッサージ機1の外装の一部を構成する。具体的には、本体部100に付属部200が取り付けられた状態において、付属部200は、マッサージ機1の外装上面の一部及び外装前面の一部を構成する。
【0020】
本体部100に付属部200が取り付けられた状態において、マッサージ機1は、例えば、フットレスト、椅子等として利用することができる。また、本体部100に付属部200が取り付けられた状態にしておくことで、後述する右側凹部102R及び左側凹部102Lの各開口が付属部200によって塞がれるため、後述する右側凹部102R及び左側凹部102Lに埃等が入ることを防止することができる。
【0021】
本体部100は、右側取っ手部101Rを備える。右側取っ手部101Rは、左側に向かって窪む凹部であって、本体部100の右側面の上部に設けられる。なお、本体部100は、右側取っ手部101R以外に左側取っ手部も備える。左側取っ手部は、右側に向かって窪む凹部であって、本体部100の左側面の上部に設けられる。
【0022】
図2は、マッサージ機1が備える本体部100の斜視図である。
図2に示す通り、本体部100は、右側凹部102Rと、左側凹部102Lと、操作部103と、正極接点104と、負極接点105と、を備える。
【0023】
右側凹部102Rは、下側に向かって窪む凹部であって、第1被施療者の右下腿部及び右足を収容する。左側凹部102Lは、下側に向かって窪む凹部であって、第1被施療者の左下腿部及び左足を収容する。右側凹部102Rの上端は右側凹部102Rの開口であり、左側凹部102Lの上端は左側凹部102Lの開口である。したがって、付属部200は、
図1に示す状態すなわち本体部100に取り付けられた状態で右側凹部102R及び左側凹部102Lの各開口を塞ぐ蓋である。そして、
図1に示す状態での付属部200の上面は蓋の表面(オモテメン)であり、
図1に示す状態での付属部200の下面は蓋の裏面である。
【0024】
右側凹部102Rの内部空間に接するカバー部材及び左側凹部102Lの内部空間に接するカバー部材はそれぞれ、ファスナー等の係合手段によって本体部100に対して装脱着可能であることが好ましい。このような構成により、上記カバー部材を洗濯することが可能となり、右側凹部102R及び左側凹部102Lの清潔度が向上する。
【0025】
本体部100は、右側凹部102Rに収容された第1被施療者の右下腿部及び右足の少なくとも一部並びに左側凹部102Lに収容された第1被施療者の左下腿部及び左足の少なくとも一部をマッサージするマッサージ部(
図2において不図示)を備える。当該マッサージ部は、例えば、ローラー、エアバッグ、振動子等を単独又は複数の組み合わせで含む構成であって、第1被施療者の被マッサージ部位に圧力を与える。なお、本体部100は、右側凹部102Rに収容された第1被施療者の右下腿部及び右足の少なくとも一部並びに左側凹部102Lに収容された第1被施療者の左下腿部及び左足の少なくとも一部に熱を与えるヒーター(不図示)を備えてもよい。
【0026】
操作部103、正極接点104、及び負極接点105は、右側凹部102Rの開口と左側凹部102Lの開口との間に設けられる。操作部103は本体部100の後部に設けられ、正極接点104及び負極接点105は本体部100の前部に設けられる。
【0027】
操作部103は、操作者による操作を受け付ける。操作部103は、例えば、マッサージの開始/停止切り替えキー、マッサージの強さを調節する調節キー等を含む。マッサージ部(
図2において不図示)は、操作部103が受け付けた操作に基づいて、マッサージの開始、実行、及び停止を行う。なお、操作部103の操作者は通常第1被施療者である。第1被施療者が操作部103を操作するためには、腰を屈める必要がある。
【0028】
正極接点104及び負極接点105は、付属部200側にDC電圧を供給する給電端子である。
【0029】
本体部100からはACコード(不図示)が延びており、ACコード(不図示)の端部にはACプラグ(不図示)が設けられる。本体部100は、ACプラグ(不図示)及びACコード(不図示)を経由して供給されるAC電圧を電源電圧として用いる。
【0030】
図3は、マッサージ機1が備える付属部200の斜視図である。
図3は、
図1に示す状態から付属部200を真上に持ち上げ、それから付属部200の前後を入れ替えずに付属部200の左右を入れ替えながら付属部200の上下を入れ替えた状態を示している。
図3に示す状態において、付属部200は、マッサージ機1の外装のうち本体部100で構成されている部分に連結していない。
【0031】
図3に示す通り、付属部200は、取っ手部201と、施療部202と、操作部203及び204と、正極接点205と、負極接点206と、スピーカー207及び208と、を備える。取っ手部201、施療部202、操作部203及び204、正極接点205、負極接点206、並びにスピーカー207及び208は、
図3に示す状態での付属部200の上面すなわち蓋の裏面F1に設けられる。
【0032】
取っ手部201は、蓋の表面(オモテメン)に向かって窪む凹部である。
【0033】
施療部202は、第2被施療者の被施療部を施療する。第2被施療者の被施療部と第1被施療者の下腿部及び足とは異なる。ただし、第2被施療者と第1被施療者とは同一人物であってもよく異なる人物であってもよい。第2被施療者の被施療部としては、例えば、第1被施療者とは同一人物の腰部、第1被施療者とは同一人物の臀部、第1被施療者とは異なる人物の腰部、第1被施療者とは異なる人物の臀部、第1被施療者とは異なる人物の足裏等を挙げることができる。
【0034】
施療部202は、蓋の裏面F1から突出する左右一対の施療子と、その左右一対の施療子を覆う施療子カバーと、を含む。
図1に示す状態すなわち付属部200が本体部100に取り付けられた状態において、右側凹部102Rは施療部202の一方の施療子を収容し、左側凹部102Lは施療部202の他方の施療子を収容する。これにより、上記の施療子が蓋の裏面F1から突出しているにもかかわらず、付属部200を本体部100にがたつき無く取り付けることが容易になる。
【0035】
なお、本実施例では、施療部202は施療子を備える構成であるが、施療部202は施療子を備えない構成であってもよい。また、施療部202が第2被施療者の被施療部に対して行う施療は、マッサージに限定されず、物理的手段を用いて行われる施療であればよい。したがって、施療部202が第2被施療者の被施療部に対して行う施療は、例えば、被施療部に熱を与える施療、被施療部に電気刺激を与える施療等であってもよい。施療部202は、例えば、施療子、エアバッグ、振動子、ヒーター、電極パッド等を単独又は複数の組み合わせで含む構成であってもよい。なお、施療部202がエアバッグを含む場合、本体部100と付属部200とがエアチューブで繋がれていてもよい。
【0036】
操作部203は、操作者による操作を受け付ける。操作部203は、例えば、施療の開始/停止切り替えキー、施療による刺激の強さを調節する調節キー、音楽再生の開始/停止切り替えキー、音量を調節する音量調節キー、再生する曲を選択するための選曲キー等を含む。施療部202は、操作部203が受け付けた操作に基づいて、施療の開始、実行、及び停止を行う。なお、操作部203の操作者は通常第2被施療者である。操作部203は、
図1に示す状態すなわち付属部200が本体部100に取り付けられた状態においてマッサージ機1の外装に含まれないため、
図1に示す状態におけるマッサージ機1のデザインに操作部203が影響を与えることを防止することができる。
【0037】
操作部204は、操作者による操作を受け付ける。操作部204は、例えば、マッサージの開始/停止切り替えキー、マッサージの強さを調節する調節キー等を含む。本体部100のマッサージ部(
図2において不図示)は、操作部204が受け付けた操作すなわち遠隔操作に基づいて、マッサージの開始、実行、及び停止を行う。なお、操作部204の操作者は通常第1被施療者であるが、第1被施療者と第2被施療者とが異なる人物である場合には第2被施療者が代行して操作部204を操作することもあり得る。操作部204は、
図1に示す状態すなわち付属部200が本体部100に取り付けられた状態においてマッサージ機1の外装に含まれないため、
図1に示す状態におけるマッサージ機1のデザインに操作部204が影響を与えることを防止することができる。
【0038】
操作部204を利用することで、第1被施療者が腰を屈めて操作部103を操作しなくて済む。したがって、本実施例とは異なり、本体部100に操作部103を設けない構成にしてもよい。
【0039】
また、本実施例では、操作部203と操作部204とを別々に設けたが、操作部203と操作部204とを共通化してもよい。この場合、例えば、被操作物を本体部100にするか付属部200にするかを選択する選択キーを設けることで、上述した開始/停止切り替えキー、調節キー等を重複して設けなくて済むため、操作部203と操作部204とを別々に設ける場合に比べてキーの総数を少なくすることができる。
【0040】
正極接点205及び負極接点206は、本体部100側から供給されるDC電圧を受け取る受電端子である。
図1に示す状態すなわち付属部200が本体部100に取り付けられた状態で、正極接点205は本体部100の正極接点104に接触し、負極接点206は本体部100の負極接点105に接触する。
【0041】
上記の通り本実施例では、接点同士の接触により本体部100側から付属部200側への給電を実現しているが、本実施例とは異なり、ワイヤレス給電により本体部100側から付属部200側への給電を実現してもよい。
【0042】
スピーカー207及び208は、例えば、音楽再生、音声ガイダンス等の音を出力する。本実施例のように複数のスピーカーを設けることでステレオ音の出力が可能となるが、本実施例とは異なり、スピーカーを1つのみ設けてモノラル音を出力する構成にしてもよい。本体部100のマッサージ部がマッサージを行っているときに、音楽を再生することで第1被施療者に対するリラクゼーション効果の向上が期待できる。また、付属部200の施療部202が施療を行っているときに、音楽を再生することで第2被施療者に対するリラクゼーション効果の向上が期待できる。
【0043】
図4は、マッサージ機1の動作を制御する制御系を示すブロック図である。
図4は、本体部100のマッサージ部がローラー及びエアバッグを備え、付属部200の施療部202が施療子を備える場合の制御系を示している。なお、
図4において、
図1~
図3と同一の部分には同一の符号を付す。
【0044】
本体部100は、上述した右側取っ手部101R、左側取っ手部、右側凹部102R、左側凹部102L、操作部103、正極接点104、及び負極接点105に加えて、記憶部106、制御部107、駆動回路108、110、及び112、ローラーアクチュエータ109、エアポンプ111、電磁弁群113、充電回路114、並びにリモートコントロール受信部115を備える。
【0045】
付属部200は、上述した取っ手部201、施療部202、操作部203及び204、正極接点205、負極接点206、並びにスピーカー207及び208に加えて、バッテリ209、インターフェース部210、記憶部211、駆動回路213及び215、施療子アクチュエータ214、並びにリモートコントロール送信部216を備える。
【0046】
記憶部106は、制御部107が本体部100の動作を制御するために必要なプログラム及びデータを記憶している。制御部107は、操作部103から出力される操作信号及びリモートコントロール受信部115から出力される操作信号に基づいて本体部100の動作を制御する。
【0047】
制御部107は、駆動回路108を介してローラーアクチュエータ109を制御する。ローラーアクチュエータ109は、マッサージ部のローラーを動かす。制御部107は、駆動回路110を介してエアポンプ111を制御する。制御部107は、駆動回路112を介して電磁弁群113を制御する。電磁弁群113は複数の電磁弁を含む。
【0048】
各電磁弁は、エアポンプ111と少なくとも一つのエアバッグとの間に設けられる。例えば、電磁弁が第1の状態となり、エアポンプ111とエアバッグとが連通すると、エアポンプ111から電磁弁を介してエアバッグにエアが供給される。これにより、エアバッグが膨張する。一方、電磁弁が第2の状態となり、外部とエアバッグとが連通すると、エアバッグ内のエアが電磁弁を介して外部に排気される。これにより、エアバッグのエアが開放され、エアバッグが収縮する。また、電磁弁が第3の状態となり、エアバッグがエアポンプ111とも外部とも連通しなくなると、エアバッグ内のエア量が保持される。
【0049】
制御部107は、充電回路114を介して、正極接点104と負極接点105との間のインピーダンス及び電圧を検出しており、検出したインピーダンス及び電圧に基づいて充電回路114を制御する。制御部107の制御に従って、充電回路114は、
図1に示す状態すなわち付属部200が本体部100に取り付けられた状態で、付属部200のバッテリ209を充電する。なお、バッテリ209が満充電になれば、充電回路114は充電を終了する。
【0050】
リモートコントロール受信部115は、リモートコントロール送信部216から送信される遠隔制御信号を受信し、受信した遠隔制御信号を復調した操作信号を制御部107に出力する。なお、本実施例では、リモートコントロール受信部115とリモートコントロール送信部216とは無線通信を行うが、本実施例とは異なり、リモートコントロール受信部115とリモートコントロール送信部216とが有線通信を行ってもよい。リモートコントロール受信部115とリモートコントロール送信部216とが有線通信を行う場合、本体部100と付属部200とが通信線によって繋がれる構成になる。
【0051】
バッテリ209は、例えばリチウムイオン電池である。付属部200は、バッテリ209の出力電圧を電源電圧として用いる。本実施例とは異なり、付属部200は、DC入力端子及び充電回路を備えてもよい。当該DC入力端子は、AC電圧をDC電圧に変換するACアダプターから出力されるDC電圧を入力する。当該充電回路は、当該DC入力端子によって入力されたDC電圧を用いてバッテリ209を充電する。
【0052】
インターフェース部210は、例えば、USBインターフェース部、Bluetooth(登録商標)インターフェース部等であって、外部機器から出力される音楽データ等を入力データとして取得することができる。制御部212は、音楽データをデコードするデコーダを含む。
【0053】
記憶部211は、制御部212が付属部200の動作を制御するために必要なプログラム及びデータを記憶している。記憶部211は、インターフェース部210の入力データを記憶してもよい。制御部212は、操作部203から出力される操作信号に基づいて付属部200の動作を制御する。
【0054】
制御部212は、駆動回路213を介して施療子アクチュエータ214を制御する。施療子アクチュエータ214は、施療部202の施療子を動かす。制御部212は、駆動回路215を介してスピーカー207及び208を制御する。
【0055】
制御部212は、操作部204から出力される操作信号をリモートコントロール送信部216に出力する。リモートコントロール送信部216は、受け取った操作信号を変調して遠隔制御信号を生成し、生成した遠隔制御信号をリモートコントロール受信部115に送信する。
【0056】
上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
【0057】
例えば、
図5に示す変形例のように、付属部200が右側取っ手部101Rを備えるようにしてもよい。
図5に示す変形例では、付属部200を本体部100に取り付けているときにはマッサージ機を持ち上げるための取っ手として右側取っ手部101Rを利用でき、付属部200を本体部100から取り外しているときには第2被施療者が付属部200機を把持するための取っ手として右側取っ手部101Rを利用できる。
【0058】
例えば、マッサージ機が椅子型マッサージ機であって、本体部が被施療者の腕及び手の少なくとも一部を収容して被施療者の腕及び手の少なくとも一部をマッサージする構成であってもよい。
【0059】
例えば、マッサージ機が複数の付属部を備えてもよい。また、例えば、一つの付属部が複数のサブ付属部に分離可能な構成にしてもよい。
【符号の説明】
【0060】
1 一実施例に係るマッサージ機
100 本体部
101R 右側取っ手部
102L 左側凹部
102R 右側凹部
114 充電部
115 リモートコントロール受信部
200 付属部
202 施療部
204 操作部
209 バッテリ
216 リモートコントロール送信部
F1 蓋の裏面