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  • 特許-コネクタ配列 図1
  • 特許-コネクタ配列 図2
  • 特許-コネクタ配列 図3
  • 特許-コネクタ配列 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-07
(45)【発行日】2022-12-15
(54)【発明の名称】コネクタ配列
(51)【国際特許分類】
   F16L 33/30 20060101AFI20221208BHJP
   F16L 33/24 20060101ALI20221208BHJP
   F16L 25/00 20060101ALI20221208BHJP
【FI】
F16L33/30
F16L33/24
F16L25/00 C
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2021527806
(86)(22)【出願日】2018-11-23
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-20
(86)【国際出願番号】 EP2018082368
(87)【国際公開番号】W WO2020104040
(87)【国際公開日】2020-05-28
【審査請求日】2021-05-21
(73)【特許権者】
【識別番号】514052379
【氏名又は名称】オエティカ シュヴァイツ アーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】100104570
【弁理士】
【氏名又は名称】大関 光弘
(72)【発明者】
【氏名】ライマン・モーガン
【審査官】杉山 健一
(56)【参考文献】
【文献】特表2007-530876(JP,A)
【文献】特開2006-200738(JP,A)
【文献】特開2003-247684(JP,A)
【文献】特開2004-293739(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 33/30
F16L 33/24
F16L 25/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コネクタ配列であって、
複数のコネクタと、複数のプラグ(15)と、を有し、
前記コネクタのそれぞれは、ホースが係合するための外側の表面、前記ホースに接続されるパイプニップルを受けるための内側の貫通穴(13)、および、前記パイプニップルに対して前記ホースをシールするためのシーリング手段(12)を有し、
前記プラグ(15)のぞれぞれは、前記貫通穴(13)に挿入されたシャフト(16)と、未取付け状態の前記コネクタにおいて前記貫通穴(13)の一端を塞ぐためのエンドディスク(17)と、を有し、
隣接するエンドディスク(17)の各ペアは、前記エンドディスク(17)に一体的に形成された切断可能なウェブ(20)により相互接続されている
ことを特徴とするコネクタ配列
【請求項2】
請求項1記載のコネクタ配列であって、
前記シャフト(16)は、前記シーリング手段(12)に接触するように寸法が定められていることを特徴とするコネクタ配列
【請求項3】
請求項2記載のコネクタ配列であって、
前記シャフト(16)は、前記シーリング手段(12)が前記シャフト(16)を押圧して前記シーリング手段(12)と前記シャフト(16)との間が密閉されるように寸法が定められていることを特徴とするコネクタ配列
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれ1項に記載のコネクタ配列であって、
前記シャフト(16)および前記ディスク(17)は、1つの一体構造部品であることを特徴とするコネクタ配列
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
ホースおよびパイプに対するシール用のOリングを含むいくつかの構造部品から形成されるホース―パイプコネクタが知られている。組立では、ホースの端部にコネクタが挿入され、最後にコネクタの貫通穴にパイプが押し込まれる。
【発明の概要】
【0002】
本発明の概略の目的は、従来技術のコネクタで発生するような欠陥を克服することにある。より具体的な目的として、本発明は、組立中に取り扱いがより容易で、好ましくは、自動組立ラインによる取り扱いに適したコネクタを提供せんとするものである。この目的は、ホースが係合するための外側の表面、ホースに接続されるパイプニップルを受けるための内側の貫通穴、パイプニップルにホースをシールするためのシーリング手段、および、貫通穴に挿入されるように構成されたシャフトと未取付け状態のコネクタにおいて貫通穴の一端を塞ぐためのエンドディスクとを有するプラグを備えるコネクタによって達成される。
【0003】
本発明は、「マルチパートコネクタアセンブリ」とのタイトルで、本願と同時に同じ出願人のために出願された同時係属中の国際特許出願において説明されているタイプのコネクタに特に適しており、そこにおいて、プラグには、コネクタが最終的にホースおよびパイプで組み立てられるまでコネクタの3つの部品を一緒に保持するという目的もある。
【0004】
本発明は、また、上記のようなコネクタを複数含むコネクタ配列に関し、このコネクタ配列は、隣接するエンドディスクの各ペアが、エンドディスクと一体的に形成された切断可能なウェブによって相互に接続されている。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本発明の実施形態が、以下の図面を参照しながら説明される。
図1図1は、コネクタの斜視図である。
図2図2は、図1のコネクタの側面図である。
図3図3は、図1および図2のコネクタの断面図である。
図4図4は、図1図3に示すコネクタを複数含む配列の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
図1から図3に示すコネクタは、ホース(不図示)をパイプニップル(不図示)に接続することを目的とするものであり、前方管状部材10、後方管状部材11、およびシーリングOリング12を備える。前方および後方管状部材10、11は、同じ内径を有し、パイプニップルを受けるための共通の貫通穴13を形成している。前方および後方部材10、11の外側の表面は、ホースをグリップするための環状突部で形成されている。Oリング12は、全体的に円形の断面を有しており、その内外径の寸法は、Oリングが貫通穴13内へと内向きに突き出すとともに管状部材10および11の隣接部から外向きに突き出すように定められている。したがって、ホースおよびパイプニップル接続の最終組立状態では、Oリング12がパイプニップルの外側とホースの内側とを押圧することになる。
【0007】
図示した状態では、プラグ15が貫通穴13内に配置されている。プラグ15は、コネクタ2用のパイプニップルの外径に対応する外径を有する全体的に円筒形のシャフト16を有する。完全挿入された場合、シャフト16の内側端部が、後方管状部材11の後端に形成された内側フランジ18に当接し、プラグ15の端部に形成されたディスク17が、前方管状部材10の前端に設けられた外側フランジ19に当接する。
【0008】
プラグ15は、コネクタが最終的にホースおよびパイプニップルで組み立てられるまでコネクタの3つの部品10、11および12を一緒に保持するとともにコネクタの内部を防塵する働きをする。加えて、プラグは最終組立前の圧力試験を容易にする。
【0009】
図4は、ベルト型のコネクタ配列を図示しており、複数のコネクタは、それぞれが図1図3に示すようなものであり、ディスク17と一体的に形成されてそれぞれが一対の隣接プラグ15を相互連結するウェブ20によって結合している。この配置は、梱包および発送、特に、相互接続ウェブ(20)が切断される、自動組立工場における処理を容易にする点において有利である。
【符号の説明】
【0010】
10 前方管状部材
11 後方管状部材
12 Oリング
13 貫通穴
15 プラグ
16 シャフト
17 ディスク
18 内側フランジ
19 外側フランジ
20 ウェブ

図1
図2
図3
図4