(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-08
(45)【発行日】2022-12-16
(54)【発明の名称】情報処理装置及び情報処理システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/20 20120101AFI20221209BHJP
【FI】
G06Q50/20
(21)【出願番号】P 2022091384
(22)【出願日】2022-06-06
【審査請求日】2022-06-06
【審判番号】
【審判請求日】2022-09-21
【早期審理対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515275694
【氏名又は名称】株式会社 心力舎
(74)【代理人】
【識別番号】100160990
【氏名又は名称】亀崎 伸宏
(74)【代理人】
【識別番号】100200713
【氏名又は名称】前田 健一
(72)【発明者】
【氏名】三浦 尚城
【合議体】
【審判長】渡邊 聡
【審判官】中野 浩昌
【審判官】後藤 亮治
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-279727(JP,A)
【文献】特開2019-175012(JP,A)
【文献】特開2001-344433(JP,A)
【文献】特開2002-328994(JP,A)
【文献】特開2019-091312(JP,A)
【文献】特開2015-079029(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
教育施設の職員が複数のプロフェッショナルに対して講師としての登壇を一括で依頼することについて支援する情報処理装置であって、
プロフェッショナルを特定する複数のプロフェッショナル情報を記憶しているプロフェッショナル情報記憶部から、複数の前記プロフェッショナル情報を取得するプロフェッショナル情報取得部と、
前記プロフェッショナル情報取得部が取得した複数の前記プロフェッショナル情報を、教育施設の職員が使用する教育施設端末に選択可能に表示させるために、前記教育施設端末に送信するプロフェッショナル情報送信部と、
前記プロフェッショナル情報送信部が複数の前記プロフェッショナル情報を送信した前記教育施設端末から、前記教育施設端末において選択された複数の前記プロフェッショナル情報、登壇の依頼元である教育施設を特定する教育施設情報、登壇の日時に関する登壇日時情報、及び代替のプロフェッショナルを選定する基準となる代替選定基準情報を、希望情報として取得する希望情報取得部と、
前記希望情報取得部が取得した前記希望情報に基づいて、前記教育施設情報及び前記登壇日時情報を依頼情報として、前記プロフェッショナル情報で特定される複数のプロフェッショナルが使用する各々のプロフェッショナル端末に送信する依頼情報送信部と、
前記依頼情報送信部が前記依頼情報を送信した複数の前記プロフェッショナル端末の各々から、前記依頼情報に紐づく情報として、承認及び却下のいずれかの応答情報を取得する応答情報取得部と、
前記応答情報取得部が取得した承認との前記応答情報の数が、前記希望情報取得部が取得した前記プロフェッショナル情報の数に達した場合に、登壇する全ての講師が確定したことを通知する講師確定情報を、前記応答情報に紐づく前記教育施設情報から特定される教育施設の職員が使用する前記教育施設端末に送信する確定情報送信部と、を備え、
前記依頼情報送信部は、前記応答情報取得部が却下との前記応答情報を取得した場合に、前記希望情報取得部が取得した前記代替選定基準情報に基づき選定されたプロフェッショナルが使用するプロフェッショナル端末に、前記依頼情報を送信する
情報処理装置。
【請求項2】
前記応答情報取得部が却下との前記応答情報を取得した場合に、前記希望情報取得部が取得した前記代替選定基準情報に基づいて、前記プロフェッショナル情報取得部が取得した複数の前記プロフェッショナル情報を絞り込むことで、プロフェッショナルを選定するプロフェッショナル選定部を備え、
前記依頼情報送信部は、前記応答情報取得部が却下との前記応答情報を取得した場合に、前記プロフェッショナル選定部が選定したプロフェッショナルが使用するプロフェッショナル端末に、前記依頼情報を送信する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
生徒にプロフェッショナルを提案する情報処理装置であって、
調査の項目として興味に関する項目を含む調査情報を
プロフェッショナル端末に送信する調査情報送信部と、
前記調査情報送信部が前記調査情報を送信した前記プロフェッショナル端末から、前記調査情報に対する回答である調査回答情報、及び
プロフェッショナル情報を登録情報として取得する登録情報取得部と、
前記登録情報取得部が取得した前記登録情報を前記プロフェッショナル情報記憶部に送信することで、前記プロフェッショナル情報記憶部に、前記プロフェッショナル情報を前記調査回答情報と紐づけて記憶させる登録情報送信部と、
質問の項目として興味に関する項目を含む質問情報を、生徒が使用する生徒端末に送信する質問情報送信部と、
前記質問情報送信部が前記質問情報を送信した前記生徒端末から、前記質問情報に対する回答である質問回答情報を取得する回答情報取得部と、
前記回答情報取得部が前記質問回答情報を取得した場合に、前記プロフェッショナル情報記憶部にアクセスして、前記回答情報取得部が取得した前記質問回答情報、及び前記プロフェッショナル情報記憶部に記憶されている前記調査回答情報の相関の度合に基づき、プロフェッショナル情報を選定することで、生徒に提案するプロフェッショナルを決定するプロフェッショナル決定部と、
前記プロフェッショナル決定部が選定した前記プロフェッショナル情報を、生徒に提案する提案情報として、前記回答情報取得部が前記質問回答情報を取得した前記生徒端末に送信する提案情報送信部と、を備えている
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
教育施設端末と、
複数の
生徒端末と、
請求項3に記載の情報処理装置と、を備え、
前記教育施設端末は、
前記提案情報送信部が複数の前記生徒端末の各々に送信した前記提案情報を、複数の前記生徒端末の各々から取得する提案情報取得部と、
前記提案情報取得部が複数の前記生徒端末の各々から取得した前記提案情報を集計する提案情報集計部と、
前記提案情報集計部が集計した結果を表示する集計結果表示部と、を備えている
情報処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
小中学校等の教育施設では、指定の日時に、各分野で活躍する複数名のプロフェッショナルを外部講師として招いて、いくつかの教室に分かれてキャリア教育を行うことがある。教育施設の教員等の職員は、このようなキャリア教育を行うために、キャリア教育を行う日時を設定すると共に、生徒の意見を集約して、複数名のプロフェッショナルを選定し、複数名のプロフェッショナルの各々に外部講師としての登壇を打診する必要がある。本発明者が会長に就く一般社団法人では、このような作業に対する支援を行っている(例えば、非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【文献】一般社団法人育児総合研究協会、[online]、[令和4年5月30日検索]、インターネット(URL:https://ikujisoken.com/)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
教育施設の教員等の職員は、長時間労働で知られている。このため、少しでも教育施設の職員の手間を軽減することが求められる。
【0005】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、教育施設の職員の手間を軽減する情報処理装置及び情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明は、教育施設の職員が複数のプロフェッショナルに対して講師としての登壇を一括で依頼することについて支援する情報処理装置であって、プロフェッショナルを特定する複数のプロフェッショナル情報を記憶しているプロフェッショナル情報記憶部から、複数の前記プロフェッショナル情報を取得するプロフェッショナル情報取得部と、前記プロフェッショナル情報取得部が取得した複数の前記プロフェッショナル情報を、教育施設の職員が使用する教育施設端末に選択可能に表示させるために、前記教育施設端末に送信するプロフェッショナル情報送信部と、前記プロフェッショナル情報送信部が複数の前記プロフェッショナル情報を送信した前記教育施設端末から、前記教育施設端末において選択された複数の前記プロフェッショナル情報、登壇の依頼元である教育施設を特定する教育施設情報、登壇の日時に関する登壇日時情報、及び代替のプロフェッショナルを選定する基準となる代替選定基準情報を、希望情報として取得する希望情報取得部と、前記希望情報取得部が取得した前記希望情報に基づいて、前記教育施設情報及び前記登壇日時情報を依頼情報として、前記プロフェッショナル情報で特定される複数のプロフェッショナルが使用する各々のプロフェッショナル端末に送信する依頼情報送信部と、前記依頼情報送信部が前記依頼情報を送信した複数の前記プロフェッショナル端末の各々から、前記依頼情報に紐づく情報として、承認及び却下のいずれかの応答情報を取得する応答情報取得部と、前記応答情報取得部が取得した承認との前記応答情報の数が、前記希望情報取得部が取得した前記プロフェッショナル情報の数に達した場合に、登壇する全ての講師が確定したことを通知する講師確定情報を、前記応答情報に紐づく前記教育施設情報から特定される教育施設の職員が使用する前記教育施設端末に送信する確定情報送信部と、を備え、前記依頼情報送信部は、前記応答情報取得部が却下との前記応答情報を取得した場合に、前記希望情報取得部が取得した前記代替選定基準情報に基づき選定されたプロフェッショナルが使用するプロフェッショナル端末に、前記依頼情報を送信する情報処理装置である。
【0007】
本発明に係る情報処理装置によれば、教育施設の職員は、教育施設端末に表示された複数のプロフェッショナル情報の中から、講師としての登壇を希望するプロフェッショナルを特定するプロフェッショナル情報を選択したり、登壇の日時を入力したりするだけで、複数のプロフェッショナルに対して講師としての登壇を一括で依頼することができる。
【0008】
(2)本発明はまた、前記応答情報取得部が却下との前記応答情報を取得した場合に、前記希望情報取得部が取得した前記代替選定基準情報に基づいて、前記プロフェッショナル情報取得部が取得した複数の前記プロフェッショナル情報を絞り込むことで、プロフェッショナルを選定するプロフェッショナル選定部を備え、前記依頼情報送信部は、前記応答情報取得部が却下との前記応答情報を取得した場合に、前記プロフェッショナル選定部が選定したプロフェッショナルが使用するプロフェッショナル端末に、前記依頼情報を送信する上記(1)に記載の情報処理装置である。
【0009】
本発明に係る情報処理装置によれば、教育施設側が希望するプロフェッショナルに登壇を断られた場合であっても、自動的に、代替のプロフェッショナルに登壇を打診する。このため、本発明に係る情報処理装置によれば、教育施設側が希望するプロフェッショナルに登壇を断られた場合であっても、仲介運営業者の側で、すなわち当該情報処理装置を運用するセンターの側で、代替のプロフェッショナルを手動で選定する必要がない。
【0010】
(3)本発明はまた、生徒にプロフェッショナルを提案する情報処理装置であって、調査の項目として興味に関する項目を含む調査情報をプロフェッショナル端末に送信する調査情報送信部と、前記調査情報送信部が前記調査を送信した前記プロフェッショナル端末から、前記調査情報に対する回答である調査回答情報、及びプロフェッショナル情報を登録情報として取得する登録情報取得部と、前記登録情報取得部が取得した前記登録情報を前記プロフェッショナル情報記憶部に送信することで、前記プロフェッショナル情報記憶部に、前記プロフェッショナル情報を前記調査回答情報と紐づけて記憶させる登録情報送信部と、質問の項目として興味に関する項目を含む質問情報を、生徒が使用する生徒端末に送信する質問情報送信部と、前記質問情報送信部が前記質問回答情報を送信した前記生徒端末から、前記質問情報に対する回答である質問回答情報を取得する回答情報取得部と、前記回答情報取得部が前記質問回答情報を取得した場合に、前記プロフェッショナル情報記憶部にアクセスして、前記回答情報取得部が取得した前記質問回答情報、及び前記プロフェッショナル情報記憶部に記憶されている前記調査回答情報の相関の度合に基づき、プロフェッショナル情報を選定することで、生徒に提案するプロフェッショナルを決定するプロフェッショナル決定部と、前記プロフェッショナル決定部が選定した前記プロフェッショナル情報を、生徒に提案する提案情報として、前記回答情報取得部が前記質問回答情報を取得した前記生徒端末に送信する提案情報送信部と、を備えている上記(1)又は(2)に記載の情報処理装置である。
【0011】
ところで、本発明に係る情報処理装置がない場合、教育施設の職員は、生徒に対し、各分野で活躍するプロフェッショナルの概要を説明して、生徒の意見を集約することで、プロフェッショナルを選定することになる。一方、本発明に係る情報処理装置によれば、生徒の各々にプロフェッショナルが提案されるので、教育施設の職員は、生徒に対し、各分野で活躍するプロフェッショナルの概要を説明する必要がなく、生徒に提案されたプロフェッショナルを集約するだけで、プロフェッショナルを選定することができる。
【0012】
また、本発明に係る情報処理装置によれば、生徒の興味に関する項目を含む質問回答情報、及びプロフェッショナルの興味に関する項目を含む調査回答情報の相関の度合に基づき選定されたプロフェッショナルが生徒に提案されるので、理系科目が好きならば医師、文系科目が好きならば弁護士のようなステレオタイプ(固定観念)による提案とは異なった柔軟な提案が期待できる。
【0013】
(4)本発明はまた、教育施設端末と、複数の生徒端末と、上記(3)に記載の情報処理装置と、を備え、前記教育施設端末は、前記提案情報送信部が複数の前記生徒端末の各々に送信した前記提案情報を、複数の前記生徒端末の各々から取得する提案情報取得部と、前記提案情報取得部が複数の前記生徒端末の各々から取得した前記提案情報を集計する提案情報集計部と、前記提案情報集計部が集計した結果を表示する集計結果表示部と、を備えている情報処理システムである。
【0014】
本発明に係る情報処理システムによれば、生徒に提案されたプロフェッショナルを自動的に集約することができる。
【発明の効果】
【0015】
上記(1)~(3)に記載の情報処理装置、及び上記(4)に記載の情報処理システムによれば、教育施設の職員の手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示す概略図である。
【
図2】情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【
図3】教育施設端末の構成を示すブロック図である。
【
図4】情報処理装置における登録処理の流れを説明するフローチャートである。
【
図5】情報処理装置における提案処理の流れを説明するフローチャートである。
【
図6】教育施設端末における集計処理の流れを説明するフローチャートである。
【
図7】情報処理装置における依頼処理の流れを説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理システム1について詳細に説明する。
【0018】
まず、
図1を用いて情報処理システムの構成について説明する。
図1は、情報処理システム1の構成を示す概略図である。
【0019】
図1に示す情報処理システム1は、インターネット2を利用したシステムであり、小中学校等の教育施設において、指定の日時に、各分野で活躍する複数名のプロフェッショナル(例えば、ファッションモデルのA先生、動物公園園長のB先生、ダンボールアーティストのC先生、福祉業のD先生など)を外部講師として招いて、いくつかの教室に分かれてキャリア教育を行う際の手配を支援する。この情報処理システム1は、生徒の各々にプロフェッショナルを提案すると共に、生徒の各々に提案されたプロフェッショナルを集約することで、教育施設の教員等の職員によるプロフェッショナルの選定作業を支援する。また、情報処理システム1は、教育施設の職員が複数のプロフェッショナルに対して講師としての登壇を一括で依頼することについて支援する。
【0020】
具体的に、情報処理システム1は、インターネット2と、情報処理装置3と、複数の教育施設端末4と、複数の生徒端末5と、複数のプロフェッショナル端末6と、を備えている。
【0021】
情報処理装置3は、仲介運営業者又はその委託者によって管理されるサーバであり、生徒の各々にプロフェッショナルを提案すると共に、教育施設の職員が複数のプロフェッショナルに対して講師としての登壇を一括で依頼することについて支援する。この情報処理装置3は、情報の入出力が可能であると共に、インターネット2に接続されていることで、複数の教育施設端末4、複数の生徒端末5及び複数のプロフェッショナル端末6との情報の送受信が可能である。
【0022】
複数の教育施設端末4は、それぞれ、インターネット2に接続されている一般的な通信端末であり、例えば、タブレット端末やノートパソコン等が想定される。これら複数の教育施設端末4は、それぞれ、複数の教育施設の各々に設置され、教員等の職員に使用される。また、複数の教育施設端末4は、それぞれ、情報の入出力が可能であると共に、情報処理装置3及び複数の生徒端末5の各々との情報の送受信が可能である。
【0023】
複数の生徒端末5は、それぞれ、インターネット2に接続されている一般的な通信端末であり、例えば、タブレット端末やノートパソコン等が想定される。これら複数の生徒端末5は、それぞれ、複数の生徒の各々に使用される。また、複数の生徒端末5は、それぞれ、情報の入出力が可能であると共に、情報処理装置3及び教育施設端末4の各々との情報の送受信が可能である。
【0024】
複数のプロフェッショナル端末6は、それぞれ、インターネット2に接続されている一般的な通信端末であり、例えば、タブレット端末やノートパソコン等が想定される。これら複数のプロフェッショナル端末6は、それぞれ、複数のプロフェッショナルの各々に使用される。また、複数のプロフェッショナル端末6は、それぞれ、情報の入出力が可能であると共に、情報処理装置3との情報の送受信が可能である。
【0025】
次に、
図2を用いて、情報処理装置3の構成について説明する。
図2は、情報処理装置3の構成を示すブロック図である。
【0026】
図2に示すように、情報処理装置3は、CPU10と、RAM11と、ROM12と、記憶部13と、入力部14と、出力部15と、通信部16と、等を備えている。
【0027】
CPU(Central Processing Unit)10は、各種プログラムを実行することによって、調査情報送信部20、登録情報取得部21、登録情報送信部22、質問情報送信部23、回答情報取得部24、プロフェッショナル決定部25、提案情報送信部26、プロフェッショナル情報取得部30、プロフェッショナル情報送信部31、希望情報取得部32、依頼情報送信部33、応答情報取得部34、プロフェッショナル選定部35、及び確定情報送信部36等の各種機能を実現して、情報処理装置3を統括的に制御する。
【0028】
RAM(Random Access Memory)11は、CPU10の作業領域として使用される。ROM(Read Only Memory)12は、CPU10で実行される基本OSや各種プログラムを記憶している。
【0029】
記憶部13は、プロフェッショナルに対する調査情報(調査の項目として興味に関する項目(例えば、小中学校の頃に好きだった教科(国語が好きだったか、算数・数学が好きだったか)、小中学校の頃に好きだった遊び(外遊びが好きだったか、内遊びが好きだったか)等)を含む。)、及び生徒に対する質問情報(質問の項目として興味に関する項目(例えば、好きな教科(国語が好きか、算数・数学が好きか)、好きな遊び(外遊びが好きか、内遊びが好きか)等)を含む。)等の各種情報を記憶する。この記憶部13には、プロフェッショナル情報記憶部40、及び教育施設情報記憶部41等の各種領域が割り当てられている。
【0030】
入力部14は、キーボード、マウス、タッチパネルディスプレイ、マイク等で構成され、各種情報の入力を行う。出力部15は、タッチパネルディスプレイ、スピーカー、プリンタ等で構成され、各種情報の出力を行う。通信部16は、複数の教育施設端末4(
図1参照)の各々、複数の生徒端末5(
図1参照)の各々、及び複数のプロフェッショナル端末6(
図1参照)の各々等との情報の送受信を行う。
【0031】
調査情報送信部20は、調査の項目として興味に関する項目を含む調査情報を、プロフェッショナルが使用するプロフェッショナル端末6(
図1参照)に送信する。
【0032】
登録情報取得部21は、調査情報送信部20が調査情報を送信したプロフェッショナル端末6(
図1参照)から、調査情報に対する回答である調査回答情報、及びプロフェッショナルを特定するプロフェッショナル情報を登録情報として取得する。
【0033】
登録情報送信部22は、登録情報取得部21が取得した登録情報(すなわち、調査回答情報、プロフェッショナル情報、その他の登録情報)をプロフェッショナル情報記憶部40に送信することで、プロフェッショナル情報記憶部40に、プロフェッショナル情報を調査回答情報と紐づけて記憶させる。
【0034】
質問情報送信部23は、質問の項目として興味に関する項目を含む質問情報を、生徒が使用する生徒端末5(
図1参照)に送信する。
【0035】
回答情報取得部24は、質問情報送信部23が質問情報を送信した生徒端末5(
図1参照)から、質問情報に対する回答である質問回答情報を取得する。
【0036】
プロフェッショナル決定部25は、回答情報取得部24が質問回答情報を取得した場合に、プロフェッショナル情報記憶部40にアクセスして、回答情報取得部24が取得した質問回答情報、及びプロフェッショナル情報記憶部40に記憶されている調査回答情報の相関の度合に基づき、プロフェッショナル情報を選定することで、生徒に提案するプロフェッショナルを決定する。例えば、プロフェッショナル決定部25は、質問回答情報及び調査回答情報の一致の度合が大きいプロフェッショナル情報を選定し、あるいは、質問回答情報及び調査回答情報の一致の度合が小さいプロフェッショナル情報を選定する。
【0037】
提案情報送信部26は、プロフェッショナル決定部25が選定したプロフェッショナル情報を、生徒に提案する提案情報として、回答情報取得部24が質問回答情報を取得した生徒端末5(
図1参照)に送信する。
【0038】
プロフェッショナル情報取得部30は、プロフェッショナル情報記憶部40から複数のプロフェッショナル情報を取得する。
【0039】
プロフェッショナル情報送信部31は、プロフェッショナル情報取得部30が取得した複数のプロフェッショナル情報を、教育施設端末4(
図1参照)に選択可能に表示させるために、教育施設端末4(
図1参照)に送信する。
【0040】
希望情報取得部32は、プロフェッショナル情報送信部31が複数のプロフェッショナル情報を送信した教育施設端末4(
図1参照)から、教育施設端末4(
図1参照)において選択された複数のプロフェッショナル情報、登壇の依頼元である教育施設を特定する教育施設情報、登壇の日時に関する登壇日時情報、及び代替のプロフェッショナルを選定する基準となる代替選定基準情報(集計データ順、人気ランキング順、誰でも良い、同じ職業、同じ分類など)を、希望情報として取得する。
【0041】
依頼情報送信部33は、希望情報取得部32が取得した希望情報(すなわち、教育施設端末4(
図1参照)において選択された複数のプロフェッショナル情報、教育施設情報、登壇日時情報代替選定基準情報、その他の希望情報)に基づいて、教育施設情報及び登壇日時情報を依頼情報として、プロフェッショナル情報で特定される複数のプロフェッショナルが使用する各々のプロフェッショナル端末6(
図1参照)に送信する。
【0042】
また、依頼情報送信部33は、応答情報取得部34が却下との応答情報を取得した場合に、希望情報取得部32が取得した代替選定基準情報に基づき選定されたプロフェッショナルが使用するプロフェッショナル端末6(
図1参照)に、依頼情報を送信する。すなわち、依頼情報送信部33は、応答情報取得部34が却下との応答情報を取得した場合に、プロフェッショナル選定部35が選定したプロフェッショナルが使用するプロフェッショナル端末6(
図1参照)に、依頼情報を送信する。
【0043】
応答情報取得部34は、依頼情報送信部33が依頼情報(すなわち、教育施設情報、登壇日時情報、その他の依頼情報)を送信した複数のプロフェッショナル端末6(
図1参照)の各々から、依頼情報に紐づく情報として、承認及び却下のいずれかの応答情報を取得する。
【0044】
プロフェッショナル選定部35は、応答情報取得部34が却下との応答情報を取得した場合に、希望情報取得部32が取得した代替選定基準情報に基づいて、プロフェッショナル情報取得部30が取得した複数のプロフェッショナル情報を絞り込むことで、代替のプロフェッショナルを選定する。
【0045】
確定情報送信部36は、応答情報取得部34が取得した承認との応答情報の数が、希望情報取得部32が取得したプロフェッショナル情報の数に達した場合に、登壇する全ての講師が確定したことを通知する講師確定情報を、応答情報に紐づく教育施設情報から特定される教育施設の職員が使用する教育施設端末4(
図1参照)に送信する。
【0046】
プロフェッショナル情報記憶部40は、プロフェッショナルを特定する複数のプロフェッショナル情報(プロフェッショナルID番号、氏名、職業、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス等)等)を記憶している。
【0047】
教育施設情報記憶部41は、教育施設を特定する複数の教育施設情報(教育施設ID番号、施設名称、窓口担当者氏名、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス等)等)を記憶している。
【0048】
次に、
図3を用いて、教育施設端末4の構成について説明する。
図4は、教育施設端末4の構成を示すブロック図である。
【0049】
図3に示すように、教育施設端末4は、CPU50と、RAM51と、ROM52と、記憶部53と、入力部54と、出力部55と、通信部56と、等を備えている。この教育施設端末4は、
図2に示す情報処理装置3の構成と同様のハードウェア構成を有するため、その説明を適宜省略する。
【0050】
CPU50は、各種プログラムを実行することによって、提案情報取得部60、及び提案情報集計部61等の各種機能を実現して、教育施設端末4を統括的に制御する。
【0051】
出力部55は、提案情報集計部61が集計した結果を表示する集計結果表示部として機能する。この出力部55は、情報処理装置3(
図2参照)のプロフェッショナル情報送信部31(
図2参照)が教育施設端末4に送信した複数のプロフェッショナル情報を、選択可能に表示する。
【0052】
提案情報取得部60は、情報処理装置3(
図2参照)の提案情報送信部26(
図2参照)が複数の生徒端末5(
図1参照)の各々に送信した提案情報を、生徒端末5(
図1参照)において選択されたプロフェッショナル情報があればそのプロフェッショナル情報と共に、複数の生徒端末5(
図1参照)の各々から取得する。
【0053】
提案情報集計部61は、提案情報取得部60が複数の生徒端末5(
図1参照)の各々から取得した提案情報を、プロフェッショナル情報があればそのプロフェッショナル情報を含めて集計する。
【0054】
図1に戻って説明する。複数の生徒端末5及び複数のプロフェッショナル端末6は、
図2に示す情報処理装置3の構成と同様のハードウェア構成を有するため、その説明及び図示を省略する。
【0055】
次に、
図4を用いて、情報処理装置3(
図2参照)における登録処理の流れについて説明する。
図4は、情報処理装置3(
図2参照)における登録処理の流れを説明するフローチャートである。
【0056】
図4に示すように、情報処理装置3(
図2参照)における登録処理は、調査情報送信ステップS11と、登録情報取得ステップS12と、登録情報送信ステップS13と、を備えている。この情報処理装置3(
図2参照)における登録処理は、講師として登壇する意思を有するプロフェッショナルの登録を行う処理である。
【0057】
調査情報送信ステップS11は、プロフェッショナルが使用するプロフェッショナル端末6(
図1参照)からの問合せに応じて、調査情報送信部20(
図2参照)が、調査情報をプロフェッショナル端末6(
図1参照)に送信するステップである。
【0058】
登録情報取得ステップS12は、プロフェッショナル端末6(
図1参照)における所定の操作に応じて当該プロフェッショナル端末6(
図1参照)から送信された調査回答情報及びプロフェッショナル情報を、登録情報取得部21(
図2参照)が、登録情報として取得するステップである。
【0059】
登録情報送信ステップS13は、登録情報取得部21(
図2参照)が取得した登録情報を、登録情報送信部22(
図2参照)が、プロフェッショナル情報記憶部40(
図2参照)に送信するステップである。この登録情報送信ステップS13によって、プロフェッショナル情報記憶部40(
図2参照)に、プロフェッショナル情報が調査回答情報と紐づいて記憶される。
【0060】
次に、
図5を用いて、情報処理装置3(
図2参照)における提案処理の流れについて説明する。
図5は、情報処理装置3(
図2参照)における提案処理の流れを説明するフローチャートである。
【0061】
図5に示すように、情報処理装置3(
図2参照)における提案処理は、質問情報送信ステップS21と、回答情報取得ステップS22と、プロフェッショナル決定ステップS23と、提案情報送信ステップS24と、を備えている。この情報処理装置3(
図2参照)における提案処理は、生徒にプロフェッショナルの提案を行う処理である。
【0062】
質問情報送信ステップS21は、生徒が使用する生徒端末5(
図1参照)からの問合せに応じて、質問情報送信部23(
図2参照)が、質問情報を生徒端末5(
図1参照)に送信するステップである。
【0063】
回答情報取得ステップS22は、生徒端末5(
図1参照)における所定の操作に応じて当該生徒端末5(
図1参照)から送信された質問回答情報を、回答情報取得部24(
図2参照)が取得するステップである。
【0064】
プロフェッショナル決定ステップS23は、プロフェッショナル決定部25(
図2参照)がプロフェッショナル情報記憶部40(
図2参照)にアクセスして、回答情報取得部24(
図2参照)が取得した質問回答情報、及びプロフェッショナル情報記憶部40(
図2参照)に記憶されている調査回答情報の相関の度合に基づき、プロフェッショナル情報を選定するステップである。このプロフェッショナル決定ステップS23によって、生徒に提案するプロフェッショナルが決定することになる。
【0065】
提案情報送信ステップS24は、プロフェッショナル決定部25(
図2参照)が選定したプロフェッショナル情報を、提案情報送信部26(
図2参照)が、生徒に提案する提案情報として、生徒端末5(
図1参照)に送信するステップである。
【0066】
次に、
図6を用いて、教育施設端末4(
図3参照)における集計処理の流れについて説明する。
図6は、教育施設端末4(
図3参照)における集計処理の流れを説明するフローチャートである。
【0067】
図6に示すように、教育施設端末4(
図3参照)における集計処理は、提案情報取得ステップS31と、提案情報集計ステップS32と、集計結果表示ステップS33と、を備えている。この教育施設端末4(
図3参照)における集計処理は、複数の生徒の各々に提案されたプロフェッショナルの集計を行う処理である。
【0068】
提案情報取得ステップS31は、複数の生徒端末5(
図1参照)の各々における所定の操作に応じて当該複数の生徒端末5(
図1参照)の各々から送信された提案情報(すなわち、プロフェッショナル決定部25(
図2参照)が選定したプロフェッショナル情報)を、生徒端末5(
図1参照)において選択されたプロフェッショナル情報があればそのプロフェッショナル情報と共に、提案情報取得部60(
図3参照)が取得するステップである。
【0069】
提案情報集計ステップS32は、提案情報取得部60(
図3参照)が複数の生徒端末5(
図1参照)の各々から取得した提案情報を、プロフェッショナル情報があればそのプロフェッショナル情報を含めて、提案情報集計部61(
図3参照)が集計するステップである。
【0070】
集計結果表示ステップS32は、提案情報集計部61(
図3参照)が集計した結果を、集計結果表示部として機能する出力部55(
図3参照)が表示するステップである。
【0071】
次に、
図7を用いて、情報処理装置3(
図2参照)における依頼処理の流れについて説明する。
図7は、情報処理装置3(
図2参照)における依頼処理の流れを説明するフローチャートである。
【0072】
図7に示すように、情報処理装置3(
図2参照)における依頼処理は、プロフェッショナル情報取得ステップS41と、プロフェッショナル情報送信ステップS42と、希望情報取得ステップS43と、依頼情報送信ステップS44と、応答情報取得ステップS45と、判定ステップS46と、プロフェッショナル選定ステップS47と、確定情報送信ステップS48と、を備えている。この情報処理装置3(
図2参照)における依頼処理は、複数のプロフェッショナルに対する講師としての登壇の一括での依頼を行う処理である。
【0073】
プロフェッショナル情報取得ステップS41は、教育施設の職員が使用する教育施設端末4(
図1参照)からの問合せに応じて、プロフェッショナル情報取得部30(
図2参照)が、プロフェッショナル情報記憶部40(
図2参照)から複数のプロフェッショナル情報を取得するステップである。
【0074】
プロフェッショナル情報送信ステップS42は、プロフェッショナル情報取得部30(
図2参照)が取得した複数のプロフェッショナル情報を、プロフェッショナル情報送信部31(
図2参照)が、教育施設端末4(
図1参照)に選択可能に表示させるために、教育施設端末4(
図1参照)に送信するステップである。
【0075】
希望情報取得ステップS43は、教育施設端末4(
図1参照)における所定の操作に応じて当該教育施設端末4(
図1参照)から送信された複数のプロフェッショナル情報、教育施設情報、登壇日時情報、及び代替選定基準情報を、希望情報取得部32(
図2参照)が、希望情報として取得するステップである。
【0076】
依頼情報送信ステップS44は、希望情報取得部32(
図2参照)が取得した希望情報に基づいて、依頼情報送信部33(
図2参照)が、教育施設情報及び登壇日時情報を依頼情報として、プロフェッショナル情報で特定される複数のプロフェッショナルが使用する各々のプロフェッショナル端末6(
図1参照)に送信するステップである。
【0077】
応答情報取得ステップS45は、複数のプロフェッショナル端末6(
図1参照)の各々における所定の操作に応じて当該複数のプロフェッショナル端末6(
図1参照)の各々から送信された応答情報を、応答情報取得部34(
図2参照)が取得するステップである。
【0078】
プロフェッショナル選定ステップS47は、応答情報取得ステップS45において、応答情報取得部34(
図2参照)が却下との応答情報を取得した場合(判定ステップS46でNOの場合)に進むステップである。このプロフェッショナル選定ステップS47は、希望情報取得部32(
図2参照)が取得した代替選定基準情報に基づいて、プロフェッショナル選定部35(
図2参照)が、プロフェッショナル情報取得部30(
図2参照)によって取得された複数のプロフェッショナル情報を絞り込むステップである。このプロフェッショナル選定ステップS47によって、代替のプロフェッショナルが選定されることになる。プロフェッショナル選定ステップS47を実行した後、依頼情報送信ステップS44に戻る。
【0079】
確定情報送信ステップS48は、応答情報取得部34(
図2参照)が取得した承認との応答情報の数が、希望情報取得部32(
図2参照)が取得したプロフェッショナル情報の数に達した場合(判定ステップS46でYESの場合)に進むステップである。この確定情報送信ステップS48は、登壇する全ての講師が確定したことを通知する講師確定情報を、確定情報送信部36(
図2参照)が、教育施設端末4(
図1参照)に送信するステップである。
【0080】
このように、情報処理装置3によれば、教育施設の職員は、教育施設端末4に表示された複数のプロフェッショナル情報の中から、講師としての登壇を希望するプロフェッショナルを特定するプロフェッショナル情報を選択したり、登壇の日時を入力したりするだけで、複数のプロフェッショナルに対して講師としての登壇を一括で依頼することができる。
【0081】
また、情報処理装置3によれば、教育施設側が希望するプロフェッショナルに登壇を断られた場合であっても、自動的に、代替のプロフェッショナルに登壇を打診する。このため、情報処理装置3によれば、教育施設側が希望するプロフェッショナルに登壇を断られた場合であっても、仲介運営業者の側で、すなわち当該情報処理装置3を運営するセンターの側で、代替のプロフェッショナルを手動で選定する必要がない。
【0082】
ところで、情報処理装置3がない場合、教育施設の職員は、生徒に対し、各分野で活躍するプロフェッショナルの概要を説明して、生徒の意見を集約することで、プロフェッショナルを選定することになる。一方、情報処理装置3によれば、生徒の各々にプロフェッショナルが提案されるので、教育施設の職員は、生徒に対し、各分野で活躍するプロフェッショナルの概要を説明する必要がなく、生徒に提案されたプロフェッショナルを集約するだけで、プロフェッショナルを選定することができる。
【0083】
また、情報処理装置3によれば、生徒の興味に関する項目を含む質問回答情報、及びプロフェッショナルの興味に関する項目を含む調査回答情報の相関の度合に基づき選定されたプロフェッショナルが生徒に提案されるので、理系科目が好きならば医師、文系科目が好きならば弁護士のようなステレオタイプ(固定観念)による提案とは異なった柔軟な提案が期待できる。
【0084】
また、情報処理システム1によれば、生徒に提案されたプロフェッショナルを自動的に集約することができる。
【0085】
要するに、情報処理システム1及び情報処理装置3によれば、教育施設の職員の手間を軽減することができる。
【0086】
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0087】
例えば、上記実施形態では、代替選定基準情報に基づいて、プロフェッショナル選定部35が代替のプロフェッショナルを選定する場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、代替選定基準情報に基づいて、手動で代替のプロフェッショナルを選定するものであってもよい。
【符号の説明】
【0088】
1 ネットワークシステム
2 インターネット
3 情報処理装置
4 教育施設端末
5 生徒端末
6 プロフェッショナル端末
10 CPU
11 RAM
12 ROM
13 記憶部
14 入力部
15 出力部
16 通信部
20 調査情報送信部
21 登録情報取得部
22 登録情報送信部
23 質問情報送信部
24 回答情報取得部
25 プロフェッショナル決定部
26 提案情報送信部
30 プロフェッショナル情報取得部
31 プロフェッショナル情報送信部
32 希望情報取得部
33 依頼情報送信部
34 応答情報取得部
35 プロフェッショナル選定部
36 確定情報送信部
40 プロフェッショナル情報記憶部
41 教育施設情報記憶部
50 CPU
51 RAM
52 ROM
53 記憶部
54 入力部
55 出力部(集計結果表示部)
56 通信部
60 提案情報取得部
61 提案情報集計部
S11 調査情報送信ステップ
S12 登録情報取得ステップ
S13 登録情報送信ステップ
S21 質問情報送信ステップ
S22 回答情報取得ステップ
S23 プロフェッショナル決定ステップ
S24 提案情報送信ステップ
S31 提案情報取得ステップ
S32 提案情報集計ステップ
S33 集計結果表示ステップ
S41 プロフェッショナル情報取得ステップ
S42 プロフェッショナル情報送信ステップ
S43 希望情報取得ステップ
S44 依頼情報送信ステップ
S45 応答情報取得ステップ
S46 判定ステップ
S47 プロフェッショナル選定ステップ
S48 確定情報送信ステップ
【要約】 (修正有)
【課題】教育施設の職員の手間を軽減する情報処理装置及び情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理装置3は、教育施設端末4から希望情報を取得する希望情報取得部32と、複数のプロフェッショナル端末6の各々に依頼情報を送信する依頼情報送信部33と、複数のプロフェッショナル端末6の各々から、承認及び却下のいずれかの応答情報を取得する応答情報取得部34と、希望情報に基づいてプロフェッショナルを選定するプロフェッショナル選定部35と、承認との応答情報の数が、希望情報取得部32が取得した依頼情報中のプロフェッショナル情報の数に達した場合に、講師確定情報を教育施設端末4に送信する確定情報送信部36と、を備える。依頼情報送信部33は、応答情報取得部34が却下との応答情報を取得した場合に、プロフェッショナル選定部35が選定したプロフェッショナルが使用するプロフェッショナル端末6に、依頼情報を送信する。
【選択図】
図2