技術分野
培養液を供給し、且つ循環させて植物を栽培する水耕栽培装置、及び当該装置を用いた水耕栽培方法に関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、培養液成分には、植物の生長に有益な成分のうち植物に吸収されにくい成分と吸収されやすい成分が存在することから、培養液を長期間使用すると、植物に吸収されにくい成分が循環系内に蓄積され、植物に吸収されやすい成分が消費されることにより、培養液中のイオン成分バランスは次第に崩れる傾向にある。また、従来の培養液の再利用技術では、植物の生長に有益でない成分であるアレロパシー物質(主に有機酸)等はろ過膜を通過して培養液中に蓄積し、培養液の管理が困難になるという問題があった。これらの対策として、例えばイオンクロマトグラフィーを用いて逐一分析して、その分析結果に基づいて培養液成分を制御することは可能であるが、当該イオンクロマトグラフィーは高価であり、また、培養液成分の管理制御が煩雑となることから実用的なものではなかった。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、課題を解決するために鋭意検討する中で、培養液を供給し、且つ循環させて植物を栽培する水耕栽培装置において、培養液の水分を除く成分の合計に対して、一定の割合を超える成分を培養液循環経路外に排出させる分離手段により、培養液中のイオン成分バランスの変動を抑えると共に、培養液を容易に管理することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の水耕栽培装置、及び水耕栽培方法によれば、培養液中のイオン成分バランスの変動を抑えると共に、培養液を容易に管理することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置の概略構成図の一例である。
【図2】
本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置の概略構成図の他の一例である。
【図3】
従来の培養液中のイオン成分バランスの経緯を示した模式図である。
【図4】
本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置を用いた場合の培養液中のイオン成分バランスの経緯を示した模式図である。
1 水耕栽培装置
2 培養液
3 植物
4 栽培部
5 培養液循環経路
6 分離手段
7a 第1循環槽
7b 第2循環槽
8 培養液供給手段
9 培養液貯蔵槽
10 ポンプ
11 マイクロバブル発生装置
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